JPH0427384B2 - - Google Patents
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- JPH0427384B2 JPH0427384B2 JP56167306A JP16730681A JPH0427384B2 JP H0427384 B2 JPH0427384 B2 JP H0427384B2 JP 56167306 A JP56167306 A JP 56167306A JP 16730681 A JP16730681 A JP 16730681A JP H0427384 B2 JPH0427384 B2 JP H0427384B2
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- cylinder
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- sleeve
- injection device
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/04—Pumps peculiar thereto
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M57/00—Fuel-injectors combined or associated with other devices
- F02M57/02—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
- F02M57/022—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
- F02M57/027—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive electric
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/21—Fuel-injection apparatus with piezoelectric or magnetostrictive elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気的に制御可能な燃料噴射装置であ
つて、シリンダ内で相対的に摺動可能なポンプピ
ストンと、該ポンプピストンと前記シリンダの端
面側との間に形成されたポンプ作業室とを有し、
該ポンプ作業室が逆止弁を介して燃料供給導管と
接続されており、ポンプピストンを前記シリンダ
の端面に対して相対的に吐出行程の値だけ移動さ
せる駆動装置と、ポンプピストンの吐出行程を制
御する電気的に制御された装置とを備えている形
式のものに関する。
つて、シリンダ内で相対的に摺動可能なポンプピ
ストンと、該ポンプピストンと前記シリンダの端
面側との間に形成されたポンプ作業室とを有し、
該ポンプ作業室が逆止弁を介して燃料供給導管と
接続されており、ポンプピストンを前記シリンダ
の端面に対して相対的に吐出行程の値だけ移動さ
せる駆動装置と、ポンプピストンの吐出行程を制
御する電気的に制御された装置とを備えている形
式のものに関する。
西ドイツ国特許出願公開第1805024号明細書に
開示された電気的に制御可能な燃料噴射装置にお
いては、噴射開始は制御縁により制御され、西ド
イツ国特許出願公開第2012202号明細書に開示さ
れた電気的に制御可能な燃料噴射装置において
は、噴射開始は電磁弁により制御されるようにな
つている。いずれの場合にも噴射開始を制御する
ためには比較的に複雑な構造が必要である。それ
にも拘らず達成可能な切換え精度は、切換え時間
が比較的に長いことに基づき、いまだ十分とは言
えない。西ドイツ国特許出願公開第1526728号及
び米国特許第3194162号明細書によれば、切換え
精度の高い短い切換え時間を圧電式ポンプによつ
て達成しようとする試みがなされているが、この
試みも期待するような結果をもたらさなかつた。
この場合の欠点は、圧電素子の行程が小さいこと
に基づき、実地においては間欠的な噴射しか可能
ではないことである。したがつてマイクロ秒の範
囲にあるそれ自体短い切換え時間の利点は再び消
滅することになる。又、前述の装置の持つ他の欠
点は、該装置によつては、噴射される燃料量を変
化させることができないことである。
開示された電気的に制御可能な燃料噴射装置にお
いては、噴射開始は制御縁により制御され、西ド
イツ国特許出願公開第2012202号明細書に開示さ
れた電気的に制御可能な燃料噴射装置において
は、噴射開始は電磁弁により制御されるようにな
つている。いずれの場合にも噴射開始を制御する
ためには比較的に複雑な構造が必要である。それ
にも拘らず達成可能な切換え精度は、切換え時間
が比較的に長いことに基づき、いまだ十分とは言
えない。西ドイツ国特許出願公開第1526728号及
び米国特許第3194162号明細書によれば、切換え
精度の高い短い切換え時間を圧電式ポンプによつ
て達成しようとする試みがなされているが、この
試みも期待するような結果をもたらさなかつた。
この場合の欠点は、圧電素子の行程が小さいこと
に基づき、実地においては間欠的な噴射しか可能
ではないことである。したがつてマイクロ秒の範
囲にあるそれ自体短い切換え時間の利点は再び消
滅することになる。又、前述の装置の持つ他の欠
点は、該装置によつては、噴射される燃料量を変
化させることができないことである。
これに対して特許請求の範囲第1項に記載した
特徴を有する燃料噴射装置は、構造が簡単であ
り、きわめて短い切換え時間、ひいては良好な切
換え精度が得られるばかりではなく、十分に長い
稼働行程が得られ、しかも噴射燃料量と噴射時点
とを変化させることかできるようになるという利
点を有している。
特徴を有する燃料噴射装置は、構造が簡単であ
り、きわめて短い切換え時間、ひいては良好な切
換え精度が得られるばかりではなく、十分に長い
稼働行程が得られ、しかも噴射燃料量と噴射時点
とを変化させることかできるようになるという利
点を有している。
特許請求の範囲第2項以下には特許請求の範囲
第1項に記載した燃料噴射装置の有利な実施態様
が示されている。構造を簡単にする上で特に有利
であるのは、内燃機関のシリンダヘツド内で摺動
可能なスリーブ内にポンプピストンを受容するこ
とである。
第1項に記載した燃料噴射装置の有利な実施態様
が示されている。構造を簡単にする上で特に有利
であるのは、内燃機関のシリンダヘツド内で摺動
可能なスリーブ内にポンプピストンを受容するこ
とである。
次に図面につき本発明を説明する。
第1図に示された本発明の燃料噴射装置は、シ
リンダ2内で相対的に摺動可能なポンプピストン
35を有し、該ポンプピストン35と前記シリン
ダ2の端面側との間にポンプ作業室が形成されて
いる。このポンプ作業室は逆止弁21を介して燃
料供給導管20と接続されている。
リンダ2内で相対的に摺動可能なポンプピストン
35を有し、該ポンプピストン35と前記シリン
ダ2の端面側との間にポンプ作業室が形成されて
いる。このポンプ作業室は逆止弁21を介して燃
料供給導管20と接続されている。
シリンダ2はシリンダヘツド1内の孔32にそ
の縦軸線方向で摺動可能に案内されたスリーブ3
1の内孔によつて形成されており、ポンプピスト
ン35は孔32と同軸の孔34にプレス嵌めされ
た噴射ノズル33の頭部により構成され、シリン
ダヘツド1に不動に配置されている。ポンプピス
トン32による吐出行程を与えるためにはシリン
ダ2を成するスリーブ31が駆動カムとして構成
された駆動装置29により、孔32の拡張部37
内の押しばね36のばね力に抗して駆動される。
シリンダ2の端面側はシリンダ2内に配置された
ピストン3により形成されている。該ピストン3
は吐出行程を制御するためにシリンダ2に対して
相対的に矢印13で示した方向に摺動可能であ
り、ポンプピストン35に吐出行程を与えるため
に、電気的に制御されたロツク装置によりシリン
ダ2内でロツクできるようになつている。ピスト
ン3は弾性的にためみ変形する周壁を有する中空
体4として構成されている。該中空体4内には、
互いに重ねられた多数の圧電円板6から成つてい
る柱状体5が配置されている。この柱状体5は一
方で中空体4の一方の底に当接し、この底と押圧
板7との間に締込まれている。柱状体5とは反対
側の他方の底に中空体4はアルビン8を支持して
いる。押圧板7とアルビン8との間にはゴムクツ
シヨン9が締込まれている。押圧板7とゴムクツ
シヨン9とアルビン8との接触しているところ
で、中空体4の周壁は弾性的に外部へ変形できる
程に薄く構成されている。柱状体5にはケーブル
10が中空体4の周壁の半径方向の孔11を通し
て接続されている。スリーブ31の切欠き12は
ピストン3が矢印13の方向で動くことを許す。
もちろん、例えばケーブル10によつて実現され
ている、供給電圧源への柱状体5の接続は、公知
の形式ですべり接点又はそれぞれに類似した適当
な伝達手段を介して行なわれてもよい。
の縦軸線方向で摺動可能に案内されたスリーブ3
1の内孔によつて形成されており、ポンプピスト
ン35は孔32と同軸の孔34にプレス嵌めされ
た噴射ノズル33の頭部により構成され、シリン
ダヘツド1に不動に配置されている。ポンプピス
トン32による吐出行程を与えるためにはシリン
ダ2を成するスリーブ31が駆動カムとして構成
された駆動装置29により、孔32の拡張部37
内の押しばね36のばね力に抗して駆動される。
シリンダ2の端面側はシリンダ2内に配置された
ピストン3により形成されている。該ピストン3
は吐出行程を制御するためにシリンダ2に対して
相対的に矢印13で示した方向に摺動可能であ
り、ポンプピストン35に吐出行程を与えるため
に、電気的に制御されたロツク装置によりシリン
ダ2内でロツクできるようになつている。ピスト
ン3は弾性的にためみ変形する周壁を有する中空
体4として構成されている。該中空体4内には、
互いに重ねられた多数の圧電円板6から成つてい
る柱状体5が配置されている。この柱状体5は一
方で中空体4の一方の底に当接し、この底と押圧
板7との間に締込まれている。柱状体5とは反対
側の他方の底に中空体4はアルビン8を支持して
いる。押圧板7とアルビン8との間にはゴムクツ
シヨン9が締込まれている。押圧板7とゴムクツ
シヨン9とアルビン8との接触しているところ
で、中空体4の周壁は弾性的に外部へ変形できる
程に薄く構成されている。柱状体5にはケーブル
10が中空体4の周壁の半径方向の孔11を通し
て接続されている。スリーブ31の切欠き12は
ピストン3が矢印13の方向で動くことを許す。
もちろん、例えばケーブル10によつて実現され
ている、供給電圧源への柱状体5の接続は、公知
の形式ですべり接点又はそれぞれに類似した適当
な伝達手段を介して行なわれてもよい。
稼働電圧が遮断されていると、柱状体5は第1
図に示した寸法を有している。ゴムクツシヨン9
は中空体4の一方の底と押圧板7との間に柱状体
5を締込んでいる。ゴムクツシヨン9の縁は、壁
厚を減少させた範囲で中空体4の壁の内面に接触
している。第1図ではこの状態が示されている。
電気的に直列されている圧電円板6に稼働電圧が
供給されるやいなや、これらの圧電円板6は厚味
を増すと同時に、該圧電円板6の直径が収縮し、
ひいては柱状体5が長くなる。したがつて押圧板
7はゴムクツシヨン9を押圧する。該ゴムクツシ
ヨン9は押圧力を中空体4の薄い壁に伝達し、ひ
いてはピストン3をシリンダ2内でロツクする。
稼働電圧が再び遮断されると、柱状体5が再び短
縮し、中空体4の壁およびゴムクツシヨン9が弾
性的に出発位置へ戻される。これによつてピスト
ン3はシリンダ2に沿つて運動できるように再び
解放される。
図に示した寸法を有している。ゴムクツシヨン9
は中空体4の一方の底と押圧板7との間に柱状体
5を締込んでいる。ゴムクツシヨン9の縁は、壁
厚を減少させた範囲で中空体4の壁の内面に接触
している。第1図ではこの状態が示されている。
電気的に直列されている圧電円板6に稼働電圧が
供給されるやいなや、これらの圧電円板6は厚味
を増すと同時に、該圧電円板6の直径が収縮し、
ひいては柱状体5が長くなる。したがつて押圧板
7はゴムクツシヨン9を押圧する。該ゴムクツシ
ヨン9は押圧力を中空体4の薄い壁に伝達し、ひ
いてはピストン3をシリンダ2内でロツクする。
稼働電圧が再び遮断されると、柱状体5が再び短
縮し、中空体4の壁およびゴムクツシヨン9が弾
性的に出発位置へ戻される。これによつてピスト
ン3はシリンダ2に沿つて運動できるように再び
解放される。
スリーブ壁の半径方向の孔38は燃料供給導管
20及び燃料通路19とシリンダ2内のポンプ作
業室とを接続している。切欠き12に向かい合つ
てスリーブ31に設けられた切欠き40を通して
シリンダブロツク1の1部により形成されたスト
ツパ41がスリーブ31の内孔に突入している。
このストツパ41はピストン3の最上方位置を決
定している。
20及び燃料通路19とシリンダ2内のポンプ作
業室とを接続している。切欠き12に向かい合つ
てスリーブ31に設けられた切欠き40を通して
シリンダブロツク1の1部により形成されたスト
ツパ41がスリーブ31の内孔に突入している。
このストツパ41はピストン3の最上方位置を決
定している。
駆動カムとして構成された駆動装置29および
押しばね36により連続的に昇降運動させられる
スリーブ31は、その半径方向の孔38を介して
燃料通路19からシリンダ2内への燃料流を開閉
制御する。柱状体5に供給されている稼働電圧が
なければ、ピストン3は押しばね39の作用を受
けてストツパ41に接したままでいる。稼働電圧
がかけられると、ピストン3はスリーブ31内に
ロツクされ、スリーブ31により連行される。こ
の場合にはピストン3とスリーブ31との間のロ
ツクが稼働電圧の遮断によつて再び中断されるま
で、ピストン3の下でシリンダ2内にある燃料量
が噴射ノズル33を通して噴射される。このよう
に稼働電圧を供給することにより噴射が開始され
るため、稼働電圧の供給時点を変化させることで
噴射開始時点を制御することができる。ピストン
3とスリーブ31とに共通な運動距離の長さは、
稼働電圧の接続持続時間によつて制御可能であ
る。このようにして噴射量は変えることができ
る。押しばね39の作用を受けてストツパ41に
対する当接位置へ戻るピストン3は新しい燃料を
吸込む。
押しばね36により連続的に昇降運動させられる
スリーブ31は、その半径方向の孔38を介して
燃料通路19からシリンダ2内への燃料流を開閉
制御する。柱状体5に供給されている稼働電圧が
なければ、ピストン3は押しばね39の作用を受
けてストツパ41に接したままでいる。稼働電圧
がかけられると、ピストン3はスリーブ31内に
ロツクされ、スリーブ31により連行される。こ
の場合にはピストン3とスリーブ31との間のロ
ツクが稼働電圧の遮断によつて再び中断されるま
で、ピストン3の下でシリンダ2内にある燃料量
が噴射ノズル33を通して噴射される。このよう
に稼働電圧を供給することにより噴射が開始され
るため、稼働電圧の供給時点を変化させることで
噴射開始時点を制御することができる。ピストン
3とスリーブ31とに共通な運動距離の長さは、
稼働電圧の接続持続時間によつて制御可能であ
る。このようにして噴射量は変えることができ
る。押しばね39の作用を受けてストツパ41に
対する当接位置へ戻るピストン3は新しい燃料を
吸込む。
第2図で示した第2実施例では第1図で示した
装置と似た装置が構成されている。この場合には
切欠き40のないスリーブ42が使用されてい
る。ストツパ41及び押しばね39は省略されて
いる。又、スリーブ駆動装置がピストン駆動装置
に相応して構成されていると、押しばね36も省
略できるが、押しばね36は維持されている。こ
の実施例では押しばね39の役割はピストン3の
電気的な制御装置が引き受ける。この制御装置は
制御された稼働電圧によりスリーブ42の下降運
動中にピストン3とスリーブ42との間のロツク
を生ぜしめ、該スリーブ42の上昇運動中にその
ロツクを解消するように構成されている。ピスト
ン3とスリーブ42との間の相対位置の選択はそ
のつど噴射される燃料量を決定する。比較的に長
い静止状態の後で漏れ損失によつてピストン3が
噴射ノズル33の上に達するまで下降させられて
いてかつスリーブ42の下降運動中にロツクが生
ぜしめられるようになつていると発生する惧れの
ある噴射装置における故障を回避するためには、
安全装置が設けられている。電気的な制御装置は
ピストン終端位置でロツクを解消する切換え手段
を備えている。この解消作用はスリーブ42がピ
ストン3と一致する終端位置が得られてはじめて
再び除かれるようになつている。
装置と似た装置が構成されている。この場合には
切欠き40のないスリーブ42が使用されてい
る。ストツパ41及び押しばね39は省略されて
いる。又、スリーブ駆動装置がピストン駆動装置
に相応して構成されていると、押しばね36も省
略できるが、押しばね36は維持されている。こ
の実施例では押しばね39の役割はピストン3の
電気的な制御装置が引き受ける。この制御装置は
制御された稼働電圧によりスリーブ42の下降運
動中にピストン3とスリーブ42との間のロツク
を生ぜしめ、該スリーブ42の上昇運動中にその
ロツクを解消するように構成されている。ピスト
ン3とスリーブ42との間の相対位置の選択はそ
のつど噴射される燃料量を決定する。比較的に長
い静止状態の後で漏れ損失によつてピストン3が
噴射ノズル33の上に達するまで下降させられて
いてかつスリーブ42の下降運動中にロツクが生
ぜしめられるようになつていると発生する惧れの
ある噴射装置における故障を回避するためには、
安全装置が設けられている。電気的な制御装置は
ピストン終端位置でロツクを解消する切換え手段
を備えている。この解消作用はスリーブ42がピ
ストン3と一致する終端位置が得られてはじめて
再び除かれるようになつている。
したがつてこの実施例においては噴射行程も吸
込行程もスリーブ42に対するロツクによつて生
ぜしめられる。
込行程もスリーブ42に対するロツクによつて生
ぜしめられる。
図面は本発明の燃料噴射装置の複数の実施例を
示すものであつて、第1図はその第1実施例の縦
断面図、第2図は第2実施例の縦断面図である。 1…シリンダヘツド、2…シリンダ、3…ピス
トン、4…中空体、5…柱状体、6…圧電円板、
7…押圧板、8…アンビル、9…ゴムクツシヨ
ン、10…ケーブル、11…半径方向の孔、12
…切欠き、13…矢印、19…燃料通路、20…
燃料供給導管、21…逆止弁、29…駆動装置、
31…スリーブ、32…孔、33…噴射ノズル、
34…孔、35…ポンプピストン、36…押しば
ね、37…拡張部、38…半径方向の孔、39…
押しばね、40…切欠き、41…ストツパ、42
…スリーブ。
示すものであつて、第1図はその第1実施例の縦
断面図、第2図は第2実施例の縦断面図である。 1…シリンダヘツド、2…シリンダ、3…ピス
トン、4…中空体、5…柱状体、6…圧電円板、
7…押圧板、8…アンビル、9…ゴムクツシヨ
ン、10…ケーブル、11…半径方向の孔、12
…切欠き、13…矢印、19…燃料通路、20…
燃料供給導管、21…逆止弁、29…駆動装置、
31…スリーブ、32…孔、33…噴射ノズル、
34…孔、35…ポンプピストン、36…押しば
ね、37…拡張部、38…半径方向の孔、39…
押しばね、40…切欠き、41…ストツパ、42
…スリーブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気的に制御可能な燃料噴射装置であつて、
シリンダ2内で相対的に摺動可能なポンプピスト
ン35と、該ポンプピストン35と前記シリンダ
2の端面側との間に形成されたポンプ作業室とを
有し、該ポンプ作業室が逆止弁21を介して燃料
供給導管20と接続されており、ポンプピストン
35を前記シリンダ2の端面に対して相対的に吐
出行程の値だけ移動させる駆動装置29と、ポン
プピストン35の吐出行程を制御する電気的に制
御された装置とを備えている形式のものにおい
て、ポンプピストン35が位置固定された構成部
分として構成されており、シリンダ2が駆動カム
として構成された駆動装置と該駆動装置に抗して
作用するばね36とにより往復運動させられるス
リーブ31,42の内孔により形成されており、
シリンダ2の前記端面側がシリンダ2内に配置さ
れたピストン3により形成されており、該ピスト
ン3が吐出行程を制御するためにシリンダ2に対
して相対的に軸方向に摺動可能でありかつポンプ
ピストン35の吐出行程を与えるために電気的に
制御されたロツク装置によりシリンダ内でロツク
できるように成つており、このためにピストン3
が弾性的にたわみ変形する周壁を有する中空体4
の形を有しており、該中空体4内に多数の圧電円
板6から成る柱状体5が配置されており、圧電円
板6に作用する稼働電圧を供給した場合に圧電円
板6の形が圧電的に変形することにより、中空体
4の周壁がシリンダ2に向かつて変形可能であ
り、付着摩擦によりピストン3をその時点にピス
トン3が占めている位置に固持することを特徴と
する、電気的に制御可能な燃料噴射装置。 2 前記スリーブ31,42が内燃機関のシリン
ダヘツド1内で摺動可能に案内されている、特許
請求の範囲第1項記載の燃料噴射装置。 3 スリーブ42とピストン3との間のロツクが
スリーブ42の下降運動の間に行われかつスリー
ブ42の上昇運動の間に解消されるように柱状体
5の制御装置が構成されている、特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の燃料噴射装置。 4 ピストン終端位置に前記ロツクを解消する電
気的なスイツチ手段が配属されており、該スイツ
チ手段のロツクを解消する作用が、スリーブ42
とピストン3とが終端位置に達したときに再び除
かれる、特許請求の範囲第3項記載の燃料噴射装
置。 5 スリーブ42が下降運動する間に前記ロツク
を行ないかつスリーブ42が上昇運動する間に前
記ロツクを解消する切換点の位置が、所定の範囲
内で変化可能である、特許請求の範囲第4項記載
の燃料噴射装置。 6 スリーブ31とピストン3との間のロツクが
スリーブ31の下降運動中に行なわれかつ再び解
消されるように柱状体5の制御装置が構成されて
いる、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の燃
料噴射装置。 7 圧電円板6から成る柱状体5の縦軸線が、ス
リーブ31,42により規定されたピストン3の
運動方向に対して横方向に延びるように、ピスト
ン3が柱状体5を受容している、特許請求の範囲
第1項記載の燃料噴射装置。 8 柱状体5の縦軸線がスリーブ31,42によ
り規定された運動方向に延びるように、ピストン
3が柱状体5を受容している、特許請求の範囲第
1項記載の燃料噴射装置。 9 圧電円板6から成る柱状体5が弾性的な手段
を介してピストン3内に締込まれている、特許請
求の範囲第1項、第7項、第8項のいずれか1項
記載の燃料噴射装置。 10 ピストン3の運動方向に延びる縦軸線を有
する柱状体5の縦膨張により負荷される押圧板7
にピストン3内でアンビル8が向き合つて配置さ
れ、押圧板7とアンビル8との間にエラストマ、
例えばゴムクツシヨン9が配置され、中空体4と
して構成されたピストン3の壁の内面にクツシヨ
ン縁が接触させられている、特許請求の範囲第1
項、第8項、第9項のいずれか1項記載の燃料噴
射装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803039972 DE3039972A1 (de) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | Elektrisch steuerbare kraftstoff-einspritz-vorrichtung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57105552A JPS57105552A (en) | 1982-07-01 |
JPH0427384B2 true JPH0427384B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=6115002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16730681A Granted JPS57105552A (en) | 1980-10-23 | 1981-10-21 | Electrically controllable fuel injector |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57105552A (ja) |
DE (1) | DE3039972A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
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---|---|---|---|---|
JPS58223302A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-24 | 住友金属鉱山株式会社 | 抵抗体用ペ−スト |
DE3237258C1 (de) * | 1982-10-08 | 1983-12-22 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Elektrisch vorgesteuerte Ventilanordnung |
JPS5988270U (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-14 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 内燃機関用燃料噴射装置 |
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JPS61264413A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | Nippon Soken Inc | 電歪素子アクチュエータの駆動回路 |
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DE19732000A1 (de) * | 1997-07-25 | 1999-01-28 | Bosch Gmbh Robert | Kabelanschluß an einem elektromechanischen Bauelement |
DE19914411A1 (de) * | 1999-03-30 | 2000-10-12 | Bosch Gmbh Robert | Piezoelektrischer Aktor |
US6595436B2 (en) | 2001-05-08 | 2003-07-22 | Cummins Engine Company, Inc. | Proportional needle control injector |
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DE1526728A1 (de) * | 1965-09-01 | 1970-01-29 | Physies Internat Company | Kraftstoffeinspritz- und Zuendsystem fuer Verbrennungsmotoren |
Family Cites Families (2)
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GB1180630A (en) * | 1966-08-01 | 1970-02-04 | Peugeot | Improvements in or relating to Fuel Injection Devices for Compression Ignited Internal Combustion Engines |
DE2012202A1 (de) * | 1970-03-14 | 1971-10-07 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Pumpe Düse zur Kraftstoffeinspritzung für Brennkraftmaschinen |
-
1980
- 1980-10-23 DE DE19803039972 patent/DE3039972A1/de active Granted
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16730681A patent/JPS57105552A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE3039972C2 (ja) | 1990-05-23 |
JPS57105552A (en) | 1982-07-01 |
DE3039972A1 (de) | 1982-05-27 |
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