JPH04273082A - 追尾アンテナ装置 - Google Patents

追尾アンテナ装置

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JPH04273082A
JPH04273082A JP3034045A JP3404591A JPH04273082A JP H04273082 A JPH04273082 A JP H04273082A JP 3034045 A JP3034045 A JP 3034045A JP 3404591 A JP3404591 A JP 3404591A JP H04273082 A JPH04273082 A JP H04273082A
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訓利 西川
Shigeki Oshima
繁樹 大島
Toshiaki Watanabe
俊明 渡辺
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    • H01Q3/02Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に搭載
し、衛星方向にビームの方向を制御するのに好適な追尾
アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等の移動体(例えば、自
動車)に送受信機を搭載し、情報の伝達を行う移動体通
信が知られており、電子通信技術の進歩に伴い広く普及
されるようになってきている。このような移動体通信の
中に、衛星から送信される電波を受信する衛星通信があ
り、車両の移動によっても、衛星が見えなくなる場合が
少ないため、移動体通信として好ましいものと考えられ
ている。
【0003】このような移動体における衛星通信におい
ては、車両の移動に伴う衛星方向の変動に対して、常に
アンテナの向きを制御してビームの方向を衛星の方向に
向け、受信感度を保持する必要がある。そして、車両は
地上において走行方向を自由に変更できるため、アンテ
ナのビーム方向(指向方向)を方位角方向については全
方向(すなわち360°)回転することが必要である。
【0004】そこで、このようなビーム方向の制御を可
能とするため、従来より図11に示すような追尾アンテ
ナが利用されている。この追尾アンテナは、回転自在な
ターンテーブル10上に平面形状のアンテナ12を仰角
駆動装置14を介し取り付けている。そして、ターンテ
ーブル10は、方位角駆動装置16により回転移動自在
となっている。そこで、この追尾アンテナを車両の屋根
上等に取り付け、仰角駆動装置14、方位角駆動装置1
6を操作してアンテナ12のビーム方向を衛星に向け、
衛星通信を行うことができる。なお、日本の場合、仰角
駆動装置14による仰角方向についての回転は衛星の方
向に対して±10°〜±20°程度の範囲に設定される
場合が多い。
【0005】そして、このような衛星追尾アンテナにお
いては、車両の動きに応じて衛星を追尾しなければなら
ないため、衛星の方向を検出しなければならない。この
ため従来は、アンテナのビーム方向を常時若干移動しな
がら衛星からの電波の受信強度を常時検出し、受信強度
の強い方向を求め追尾していた。また、この追尾を自動
車の動きにより適用させるため、車両にジャイロや地磁
気センサなどを搭載し、この出力によって自動車の向き
を検出し、衛星の追尾に利用することも行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
衛星追尾アンテナにおいては、十分な受信強度を得るた
めにはアンテナの高さが高くなってしまうという問題点
があった。
【0007】すなわち、アンテナを小型にするためには
、マイクロストリップアンテナやスロットアンテナをア
ンテナ素子として用いたアレイアンテナが考えられる。 一方、具体的な例として、衛星放送の受信を考えると、
アンテナの利得として30dBi程度以上が必要になる
。そして、マイクロストリップアンテナやスロットアン
テナをアンテナ素子として用いた場合には、300〜5
00素子程度のアンテナ素子を並べる必要がある。 このように多くのアンテナ素子を配列すると、アンテナ
12がかなり大きくなってしまい、その高さを低くする
ことが困難であった。  また、追尾のために、アンテ
ナのビーム方向を常時移動させると、不要なビームの移
動によって受信に悪影響が出る場合もある。そこで、衛
星方向検出の方法を改善したいという課題もあった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、衛星追尾動作が容易、確実であり、低姿勢である
ため、車両に搭載することに好適な追尾アンテナ装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の追尾アン
テナ装置は、複数のアンテナ素子が平面配列され、受信
信号を出力する複数のサブアレイと、この複数のサブア
レイの内の1つとして形成されアンテナ素子が左右2つ
のグループに分割されそれぞれのグループから受信信号
を別個に出力する分割サブアレイと、この分割サブアレ
イを含む複数のサブアレイがそのアンテナ素子の配列さ
れた面同士が平行となるように表面上に配置されたター
ンテーブルと、分割サブアレイのそれぞれのグループか
らの受信信号が入力されこれらの位相ずれを検出する位
相比較検出回路と、この位相比較検出回路の検出値が入
力されこの検出値に応じて上記ターンテーブルを回転位
置決めする回転駆動装置と、分割サブアレイのそれぞれ
のグループからの受信信号が入力されこれを加算して出
力する加算回路と、分割サブアレイを含む複数のサブア
レイからの出力が入力され、これらの位相を補正して同
相合成する位相補正合成回路とを有することを特徴とす
る。
【0010】請求項2記載の追尾アンテナ装置は、前記
サブアレイの内の1つとして形成されアンテナ素子が上
下2つのグループに分割され、それぞれのグループから
受信信号を別個に出力する上下分割サブアレイと、前記
ターンテーブル上で上下分割サブアレイを含む複数のサ
ブアレイを仰角方向に回転駆動する仰角駆動装置と、上
下分割サブアレイのそれぞれのグループからの受信信号
が入力され、これらの位相ずれを検出する仰角駆動用位
相比較検出回路と、この仰角駆動用位相比較検出回路の
検出値が入力されこの検出値に応じて上記仰角駆動装置
を駆動して前記複数のサブアレイを回転位置決めする仰
角制御装置とを更に有することを特徴とする。
【0011】
【作用】分割サブアレイから出力された左右2つの受信
信号は、位相比較検出回路に入力され、ここにおいて両
者の位相ずれが検出される。ここで、この分割サブアレ
イの素子配列面が衛星方向に正しく向いていれば、両グ
ループの受信信号に位相ずれはない。そして、両者の位
相ずれの量は、分割サブアレイの素子配列面と衛星方向
の角度による。そこで、位相比較検出回路の出力に応じ
て、回転駆動装置を制御すれば、分割サブアレイを衛星
の方向に向けることができる。
【0012】このように本発明によれば、非常に簡単な
構成によって、衛星方向の検出が行え、これに基づいた
アンテナビーム方向の制御を行うことができる。
【0013】また、回転駆動装置によって回転位置決め
されるターンテーブルは、複数のサブアレイが素子配列
面を平行となるように配列されている。そこで、ターン
テーブル上のサブアレイのビーム方向(方位角方向)は
全て同一となり、アンテナ全体のビーム方向を衛星方向
に向けることができる。そして、このようにサブアレイ
を複数に分割したため、1つ1つのサブアレイの高さを
低く抑えることができ、全体として低姿勢のアンテナを
得ることができる。
【0014】さらに、分割サブアレイを含む複数のサブ
アレイからの出力は、位相補正して同相合成するため、
全てのサブアレイにおけるアンテナ素子からの出力を合
成して十分な利得を得ることができる。また、分割サブ
アレイの2つのグループの受信信号も、加算されて出力
に利用されるため、アンテナの一部を利用して、衛星追
尾のための衛星方向の検出が行え、装置全体を簡略化す
ることができる。
【0015】又、上下分割サブアレイを設け、上下それ
ぞれの領域からの受信信号の位相ずれを検出し、位相ず
れが0となるように仰角駆動装置を制御することにより
、アンテナビームの仰角も常に衛星に向くよう制御する
ことができ、更に高精度の衛星追尾を達成することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
【0017】全体構成 図1は実施例の構成図であり、ここではサブアレイの数
が3の場合を示している。ターンテーブル20上には、
3つのサブアレイ22A 、22B 、22C が設け
られている。また、このターンテーブル20は、方位角
駆動装置30によって回転位置決めされるようになって
いる。 そして、この方位角駆動装置30が車両の屋根上等に取
り付けられることによって、車両の上部においてアンテ
ナが方位角方向に回転され、衛星の追尾動作が行われる
【0018】ここで、サブアレイ22A 〜22C は
、それぞれ多数のアンテナ素子24がマトリックス配置
されたものであり、図2に示すように、横方向にnx 
個、縦方向にny 個の配列となっている。そして、こ
れらアンテナ素子24はそれぞれ等間隔に並べられてい
る。
【0019】30dBi程度の利得を得るためには、全
アンテナ素子数として300〜500素子程度が必要に
なる。従って、サブアレイ22A 、22B 、22C
 のアンテナ素子24の数を同一とした場合には、1つ
のサブアレイ22のアンテナ素子24の配列をnx ×
ny =16×8=128程度とし、合計のアンテナ素
子24の数を384個とすることなどが考えられる。な
お、アンテナを低姿勢とするためには、できる限りnx
を大きくし、ny を小さくすることが望まれ、上述の
例よりnx を大きくし、ny を小さくすることも好
適である。
【0020】そして、この実施例においてはサブアレイ
22A (分割サブアレイ)を左右2つの部分サブアレ
イ22A1,22B2に分割している。そして、例えば
128個のアンテナ素子24を64個ずつに分割し、分
割部分サブアレイ22A1、22A2に含まれる64個
ずつのアンテナ素子24からの出力についてはそれぞれ
同相合成して2つの出力を得る。なお、この例では、n
x を偶数としてnx /2ずつ左右に振り分けたが、
左右のアンテナ素子数が大きく異ならなければ、必ずし
も左右に同数ずつ振り分けなくても良い。
【0021】そして、部分サブアレイ22A1、22A
2からの受信信号は、増幅回路G1,G2によってそれ
ぞれ増幅された後、位相比較検出回路Cに入力される。
【0022】この位相比較検出回路Cは、入力される2
つの部分サブアレイ22A1、22A2から出力された
受信信号RA1,RA2の位相を比較するものであり、
図3に示されるように、部分サブアレイ22A1、22
A2からの2つの信号間の位相差φA に対応する直流
出力VAを出力する。
【0023】図から明らかなように、位相差φA と出
力VA には、サインカーブに類似した関係があり、位
相差φA が−90〜90°の範囲においては、出力V
A によって位相差φA が一義的に決定される。そし
て、サブアレイ22A が正しく衛星方向に向いていれ
ば、両部分サブアレイ22A1、22A2の受信信号に
おける位相は全く同一のはずである。そこで、この位相
差φA はサブアレイ22A の方位角方向のずれに相
当する。このため、出力電圧VA が常に0Vとなるよ
うに、方位角駆動装置30を制御することにより、サブ
アレイ22A を衛星方向に向けることができる。ここ
で、方位角駆動装置30は、出力VA が供給されるサ
ーボモータなどによって構成することができ、電圧に応
じ回転量を決定すれば良い。
【0024】また、ターンテーブル20上に配置された
サブアレイ22A 、22B 、22Cは、全てのその
アンテナ素子配列面が平行となるように設置されている
。従って、サブアレイ22A が衛星方向に向けば、サ
ブアレイ22B 、22C もビーム方向が衛星方向に
向くこととなる。なお、位相差が±90°以上の場合は
受信強度が所定値以下となるので、これを検出し、方向
を補正できる。
【0025】部分サブアレイ22A1からの出力は、増
幅器G、固定の移相量をもつ位相調整回路FPを介し加
算器Sに入力される。一方、部分サブアレイ22A2か
らの出力は、増幅器Gを介し加算器Sに入力される。そ
して、この加算器Sにおいて両者の加算合成された信号
が得られ、これがサブアレイ22A 全体の出力RA 
として出力される。ここで、固定の移相量を持つ位相調
整回路FPは、部分サブアレイ22A1と22A2から
の信号の位相を調整するものであり、これによって加算
器Sに入力される2つの信号は同相となっている。ここ
で、部分サブアレイ22A1、22A2は同一の方位角
を有しており、常に衛星方向に向いているため、両者の
受信信号は同相になっている。そこで、これらの出力は
単に足算するだけで2倍の出力が得られることとなる。
【0026】しかし、加算器Sに至るケーブル長などに
若干の違いが生じるため、このような製作時に生じる一
定量の位相ずれを補正するために位相調整回路FPを配
置し、加算器Sに入力される信号を同相としている。な
お、位相調整回路FPは、増幅器G1から加算器Sに至
るケーブル長を若干長くしたり、短くしたりして調整す
る簡単なものである。
【0027】またサブアレイ22B 、サブアレイ22
C からの受信信号は、それぞれ増幅器G3,G4を介
し位相補正合成回路PSに入力される。そして、サブア
レイ22A からの出力である加算器Sからの受信信号
RA もこの位相補正合成回路PFに入力される。そし
て、この位相補正合成回路は、入力される3つの信号R
A 、RB 、RC を同相として加算し合成受信出力
Rを出力する。従ってこの出力Rは、サブアレイ22A
 、22B 、22C の全てのアンテナ素子24によ
り受信信号を同相加算されたものとなり、合成の出力が
得られる。これによって利得を30dBi程度に維持す
ることができる。
【0028】ここで、位相補正合成回路PSは、サブア
レイ22A 、22B 、22C のそれぞれにおいて
得られる受信信号の位相を補正しなければならない。例
えば、図4に示すように、サブアレイ22A 、22B
 、22C の間隔を等しくLとし、衛星の方向をIN
C1であったとすると、サブアレイ22A 及び22B
 に至る電波の経路差はL1である。そして、車両の移
動に伴い、各サブアレイ22から見た仰角が変化し、衛
星の方向がINC2になったとすると、サブアレイ22
A とサブアレイ22B の経路差はL2 となる。こ
のように、仰角方向の変化に対し、サブアレイ22A 
,22B ,22C の受信信号の位相差は変化する。 このため、単純に3つのサブアレイ22A ,22B 
,22C からの受信信号を合成するだけでは、仰角方
向の変化によって、同相合成ができなくなり、十分な受
信電力を得ることができなくなってしまう。
【0029】そこで、本実施例においては各サブアレイ
22A 〜22Cの受信信号の位相差を検出し、これに
応じて移相器を操作し、位相差を補正して全ての信号を
同相として合成する。
【0030】すなわち、本実施例における位相補正合成
回路PSは次のような構成を有しており、3つの入力R
A 、RB 、RC を同相合成する。
【0031】位相補正合成回路PS構成例1位相補正合
成回路PSの一実施例を図5に基づいて説明する。この
例においては、各サブアレイ22からの受信信号を周波
数変換する際に使用する局部発振回路40の信号の位相
を移相器により調整することで、間接的に受信信号の位
相を調整するものである。すなわち、各サブアレイ22
からの受信信号RA 、RB 、RC は、それぞれ周
波数変換回路F1,F2,F3に入力される。一方、所
定の周波数の信号を出力する局部発振回路40からの信
号は局部発振分岐回路42を介し3つの周波数変換回路
F1,F2,F3に供給される。
【0032】ここで、周波数変換回路F1には、局部発
振分岐回路42からの出力が直接入力されるが、周波数
変換回路F2への入力経路には移相器P1が挿入配置さ
れ、周波数変換回路F3への入力経路には移相器P2が
挿入配置されている。従って、周波数変換回路F1,F
2,F3は移相器P1,P2の移相量に応じ、それぞれ
異なった位相の信号によって周波数変換されることとな
る。
【0033】そして、移相器P1による移相量は、移相
量演算回路PC1の出力信号によって制御され、この移
相量演算回路PC1は、位相比較検出回路C1の出力に
応じてその移相量を演算算出する。一方、移相器P2の
移相量は、移相量演算回路PC2の出力に応じて制御さ
れ、この移相量演算回路PC2は、位相比較検出回路C
2の出力に応じて移相量を演算算出する。
【0034】そして、位相比較検出回路C1は、周波数
変換回路F1の出力と周波数変換回路F2の出力の位相
ずれに応じた信号を出力する。また、位相比較検出回路
C2は、周波数変換回路F1の出力と周波数変換回路F
3の出力の位相ずれを検出し、これに応じた信号を出力
する。従って、PC1,PC2は共に、周波数変換回路
F1からの出力、すなわち入力RA の位相を基準とし
てこれを周波数変換回路F2、F3の出力信号との位相
ずれを検出する。そして、移相量演算回路PC1,PC
2が位相差が0になるように移相器P1,P2を制御す
るため、周波数変換回路F1,F2,F3からの出力信
号は常時同相となるように制御される。なお、位相比較
検出回路C1,C2は、上述の位相比較検出回路Cと同
様の構成を有しており入力される2つの信号の位相差に
応じた電圧を出力するものである。
【0035】このようにして同相の信号として周波数変
換された周波数変換回路F1,F2,F3からの出力信
号は、加算回路50に供給されてここで合成され、3倍
の大きさの出力とされる。
【0036】なお、移相器P1,P2はアナログ的に0
°〜360°の範囲で移相量を変更できるものが好適で
あるが、デジタル的に位相を変更する移相器を使っても
良い。この場合、移相量変更のステップ(幅)は45°
以下とすることが好ましい。また、上述の実施例では、
入力1を基準としたが、他の入力(例えば、入力2、入
力3)を基準としてもよい。
【0037】位相補正合成回路の構成例2次に、位相補
正合成回路PSの他の実施例を図6に基づいて説明する
【0038】この構成例2においては、上述の構成例1
に比較して、移相器P1、P2の挿入箇所が異なってい
る。すなわちこの例においては局部発振分岐回路42か
らの所定の周波数の信号は、周波数変換回路F1,F2
,F3のそれぞれに直接入力される。従って、これら周
波数変換回路F1,F2,F3から出力される信号の周
波数は変換されているが、位相は変換されていないもの
となっている。
【0039】そして、周波数変換回路F2,F3の出力
経路に移相器P1,P2が挿入配置されており、この移
相器P1,P2の移相量によって、加算器Sに入力され
る3つの信号が同相とされる。なお、周波数変換回路F
1からの出力信号を基準として、移相器P1からの出力
信号、移相器P2からの出力信号をフィードバック制御
することについては上述の例と同様である。
【0040】このようにして、本例は各周波数変換回路
F1,F2,F3により低い周波数に変換された受信信
号の位相を調整して、全てを同相の信号として加算回路
50に入力する。
【0041】なお、本実施例においては、周波数変換回
路F1〜F3及び局部発振回路40は必しも必要でなく
、入力信号RA ,RB ,RC をそれぞれに直接移
相器を挿入しても同様に位相補正ができ、同相の信号を
得ることができる。
【0042】他の実施例 次に、他の実施例について図7に基づいて説明する。
【0043】この例は、上述の実施例に、さらにサブア
レイを仰角方向にも変更できるような駆動装置及びその
制御回路を加えたものである。
【0044】この例においては、上述の例において左右
に2分割したサブアレイ22A を除く他の1つ(ここ
ではサブアレイ22B )を上下2つに分割し、部分サ
ブアレイ22B1、22B2としている。また、サブア
レイ22B を最前列に配置すると共に、サブアレイ2
2A 〜22C のそれぞれに仰角駆動装置60a〜6
0cによって仰角方向移動可能としている。そして、部
分サブアレイ22B1,22B2からの出力は上述のサ
ブアレイ22A1,22A2の場合と同様に増幅器G、
位相比較検出回路Cに入力され、この位相比較検出回路
によって両者の位相差が検出される。この位相検出回路
Cの出力は、仰角駆動装置60a〜60cに入力されて
おり、これら仰角駆動装置60a〜60cが位相比較検
出回路Cの出力に応じて動作する。従って、サブアレイ
22A 〜22C は全く同様の動作をすることとなり
、全て同一の仰角となるように制御される。
【0045】そして、部分サブアレイ22B1,22B
2の位相ずれは、衛星方向に対するサブアレイ22B 
のずれ角に応じたものとなっている。従って、位相比較
検出回路Cからの出力に応じて位相ずれが0となるよう
に仰角駆動装置60a〜60cを制御すれば、サブアレ
イ22A 〜22C を常に衛星に向けることができる
【0046】このように、本実施例によれば、上下に2
分割した部分サブアレイ22B1、22B2の出力によ
って、サブアレイ22A 〜22C を衛星方向に向け
ることができる。また、サブアレイ22B1、22B2
によって得られた受信信号は、位相調整回路FP、加算
回路Sによって同相加算され、位相補正合成回路PSに
入力されるため、位相補正合成回路PSの出力としては
、3つのサブアレイ22A 〜22Cの全てのアンテナ
素子24の受信信号を加算したものとなり、十分な出力
を得ることができる。
【0047】なお、サブアレイ22A からの信号処理
、方位角駆動装置の制御については、上述の実施例と全
く同様である。
【0048】本実施例によれば、方位角だけでなく仰角
も衛星方向に向けて制御することができるため、正確な
追尾動作を行うことができ、ビーム方向を正確に衛星方
向とすることができ、高出力を得ることができる。
【0049】その他の構成 なお、上述の実施例においては、サブアレイ22を平行
に並べているが、これらの間隔は必ずしも等間隔とする
必要はない。通常、アンテナ装置全体の大きさを小さく
するため、サブアレイ22の間隔はできる限り狭く設定
される。しかし、各サブアレイ22をあまり近づけると
、その前にあるサブアレイの影になってしまう。従って
、図8に示すように、衛星の方向がINCとした場合に
は、サブアレイの上端の位置に応じて、最小の間隔が図
におけるLSとなる。なお、衛星の仰角は最小のものを
衛星方向INCとする。このため、サブアレイはほぼ最
小間隔LSに設定されることとなる。
【0050】ところが、一般に、サブアレイ22の上端
の金属部分において回析波が発生する。そこで、サブア
レイ22の上端付近を通過する電波は回折波によってあ
る程度広がってしまう。そこで、後におかれたサブアレ
イ22には図8に示されるような一部の領域において、
回折波が入射することとなる。
【0051】このため、上述の他の実施例における上下
に分割されたサブアレイ22B を他のサブアレイ22
の後におくと、下の部分サブアレイ22Bに入射する電
波に回折波が加わることとなり、上下のサブアレイ22
B1,22B2における受信信号の位相比較検出に誤差
を生じる原因となる。
【0052】従って、上述の実施例においては、上下に
分割されたサブアレイ22B を最前列においている。 これによって上述の回折波の影響を受けることがなく、
サブアレイ22B において正常な受信信号を得ること
ができる。これによって、仰角の制御を正確に行うこと
ができる。
【0053】なお、左右に分割されたサブアレイ22A
 は、上述のような問題がないので、2列目以降におい
ても問題はない。
【0054】位相比較検出回路Cの構成例位相比較検出
回路には一般に乗算回路が用いられる。しかし、受信信
号の周波数が高い場合(衛星放送の場合約12GHzと
いう高周波数である)、乗算回路を作ることが容易でな
い、また、受信信号強度が低い場合には、乗算回路の出
力に雑音が多くなってしまう。そこで、本実施例におい
ては、次のような構成によってこのような問題点を解決
した。
【0055】この位相比較検出回路Cの構成について図
9に基づいて説明する。
【0056】受信信号は、周波数変換回路F1,F2に
おいて低周波数の信号に変換される。なお、この周波数
変換回路F1,F2には、局部発振回路40からの信号
が局部発振分岐回路42を介し供給されている。そして
、周波数変換回路F1,F2において低周波数の信号に
変換された信号は、帯域制限フィルタBF1,BF2に
よって、受信信号が本来もっている帯域幅より狭い帯域
幅に制限される。
【0057】すなわち、図10に示すように、通常の受
信信号はある程度の帯域幅をもっている。これを、帯域
制限フィルタBF1,BF2によって、受信信号の電力
が最も集中している中央付近のみを通過させることとす
る。例えば、この帯域制限フィルタBFの帯域幅を、受
信信号の帯域幅の50%に設定する。
【0058】ここで、受信信号を再生、復調するために
は、帯域幅を必要以上に制限することはできない。しか
し、位相比較検出回路Cでは、2つの受信信号間の位相
差のみを知れば良いのであり、全帯域を通過させる必要
がない。従って、上述のようにして帯域幅を制限しても
何ら問題はない。そして、この帯域幅を50%に制限す
ることにより、乗算回路Mの出力における信号対雑音比
(S/N比)が約2倍となるという効果が得られる。
【0059】なお、衛星放送の受信の例では、この帯域
制限フィルタBF1、BF2の帯域は受像に必要な帯域
幅の20%以上あれば良いことが判っている。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る追尾
アンテナ装置によれば、サブアレイを左右2つに分割し
、両者の出力の位相差を検出することにより、衛星方向
をアンテナ自体からの信号によって検出することができ
装置を簡単として、正確な衛星方向の検出制御を行うこ
とができる。また、サブアレイを複数設けたため、アン
テナ全体としての高さを低くすることができる。さらに
、上下分割サブアレイを設け、上下それぞれの領域から
の受信信号の位相ずれを検出し、位相ずれが0となるよ
うに仰角駆動装置を制御することにより、アンテナビー
ムの仰角も常に衛星に向くよう制御することができ、更
に高精度の衛星追尾を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る追尾アンテナ装置の全体構成図。
【図2】サブアレイを構成するアンテナ素子の配列を示
す説明図。
【図3】位相比較検出回路の出力を示す特性図。
【図4】衛星の仰角と経路差の関係を示す説明図。
【図5】位相補正合成回路の構成を示すブロック図。
【図6】位相補正合成回路の構成例2のブロック図。
【図7】追尾アンテナ装置の他の構成例を示す全体構成
図。
【図8】回折波の影響を示す説明図。
【図9】位相比較検出回路の構成例を示すブロック図。
【図10】受信信号の受信電力スペクトルを示す測定図
【図11】従来の追尾アンテナ装置の構成図。
【符号の説明】
20  ターンテーブル 22  サブアレイ 24  アンテナ素子 30  方位角駆動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナ素子が平面配列され、受信
    信号を出力する複数のサブアレイと、この複数のサブア
    レイの内の1つとして形成され、アンテナ素子が左右2
    つのグループに分割され、それぞれのグループから受信
    信号を別個に出力する分割サブアレイと、この分割サブ
    アレイを含む複数のサブアレイがそのアンテナ素子の配
    列された面同士が平行となるように、表面上に配置され
    たターンテーブルと、分割サブアレイのそれぞれのグル
    ープからの受信信号が入力され、これらの位相ずれを検
    出する位相比較検出回路と、この位相比較検出回路の検
    出値が入力され、この検出値に応じて上記ターンテーブ
    ルを回転位置決めする回転駆動装置と、分割サブアレイ
    のそれぞれのグループからの受信信号が入力され、これ
    を加算して出力する加算回路と、分割サブアレイを含む
    複数のサブアレイからの出力が入力され、これらの位相
    を補正して同相合成する位相補正合成回路と、を有する
    ことを特徴とする追尾アンテナ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の追尾アンテナ装置において
    、前記サブアレイの内の1つとして形成され、アンテナ
    素子が上下2つのグループに分割され、それぞれのグル
    ープから受信信号を別個に出力する上下分割サブアレイ
    と、前記ターンテーブル上で、上下分割サブアレイを含
    む複数のサブアレイを仰角方向に回転駆動する仰角駆動
    装置と、上下分割サブアレイのそれぞれのグループから
    の受信信号が入力され、これらの位相ずれを検出する仰
    角駆動用位相比較検出回路と、この仰角駆動用位相比較
    検出回路の検出値が入力され、この検出値に応じて上記
    仰角駆動装置を駆動して前記複数のサブアレイを回転位
    置決めする仰角制御装置と、を有することを特徴とする
    追尾アンテナ装置。
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