JPH04272840A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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Publication number
JPH04272840A
JPH04272840A JP5792591A JP5792591A JPH04272840A JP H04272840 A JPH04272840 A JP H04272840A JP 5792591 A JP5792591 A JP 5792591A JP 5792591 A JP5792591 A JP 5792591A JP H04272840 A JPH04272840 A JP H04272840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
decorative sheet
supplied
low foam
decorative
Prior art date
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Pending
Application number
JP5792591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Abe
雅彦 阿部
Hideki Takiguchi
滝口 英喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04272840A publication Critical patent/JPH04272840A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は架橋型塩化ビニル低発泡
体の耐候性と耐汚染性を大幅に改善した化粧材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】市販されている建物外装役物の化粧材は
アルミ押出品、カラー鋼板、瓦、ケイ酸カルシウム板、
樹脂押出品等の1種を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
押出品は耐薬品性、価格の面で問題があり、カラー鋼板
は質感と耐候性に劣り、ケイ酸カルシウム板は色彩に制
限があると共に凍害に弱く、樹脂押出品、特に塩化ビニ
ル押出品は劣化、耐汚染性に欠ける不利があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、架橋型のポリ塩化ビニル低発泡体の一
表面(化粧面)にフッソ樹脂被膜を押出時に一体に形成
し、耐候性、耐汚染性および耐薬品性にすぐれた化粧材
を提案するものである。
【0005】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る化粧材の
一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は化
粧材、例えば幕板に使用した場合を示す斜視図であり、
1は化粧材、2はポリ塩化ビニル低発泡体、3はフッソ
樹脂被膜である。
【0006】さらに説明すると、化粧材1は建築物の内
、外装材のカバー材的役物として使用するものであり、
断面を各種目的に応じた係合断面に、あるいは平板状等
に形成するものである。
【0007】また、ポリ塩化ビニル低発泡体2は架橋型
ポリ塩化ビニル樹脂を約2〜10倍に発泡させた発泡体
であり、芯材および接着剤、嵩上げ材として機能するも
のである。この発泡体2の原料組成物としては、主に市
販のポリ塩化ビニル樹脂と架橋剤と架橋触媒と硬化剤と
からなる。
【0008】本発明において、架橋剤および接着剤とし
て機能する多価エポキシ化合物は分子中に2ケ以上のエ
ポキシ基を持つ化合物が用いられる。例えばエポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油、エピクロルヒドリンとビ
スフェノールAとを縮合させて得られる通称エポキシ樹
脂等であって、塩化ビニル系樹脂もしくはそれらの可塑
剤と或る程度の相溶性を持つ化合物である。なお、多価
エポキシ化合物の量は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対して1から50重量部の範囲である。架橋触媒とし
ては4級アンモニウム塩のみ、あるいはその他の架橋助
剤との併用が好ましい。
【0009】本発明で使用するエポキシ硬化剤としては
通常のエポキシ樹脂硬化剤である。その具体例としては
例えばアミン化合物、ジアミン化合物、ポリアミン化合
物、ポリアミド、アミノ酸類、二個以上のカルボキシル
基を持つ多塩基性酸及びその酸無水物等の1種からなる
ものである。なお、アミン硬化剤とエポキシ化合物との
反応は極めて速いために、一般の塩化ビニル系樹脂の使
用条件に不適な場合が多いが、塗料の場合は有用である
【0010】また、一般反応条件に適当な硬化剤はアミ
ノ酸、例えばε−アミノカプロン酸等、二塩基性酸、例
えばアジピン酸等、酸無水物、例えば無水コハク酸、無
水マレイン酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無
水ピロメリット酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等
、及びこれら多塩基性酸とグライコールとの縮合物等が
有用であり、単独もしくは共用して用いる。なお、エポ
キシ硬化剤の量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して0.2から20重量部の範囲である。
【0011】上記架橋助剤としては2ケ以上のカルボキ
シル基を有する多価カルボン酸金属塩、エポキシ樹脂を
用いる。
【0012】本発明における発泡剤としては100〜2
50℃で分解しガスを発生させる化合物、例えばアゾジ
カルボンアミドが好ましく、その他、水酸化アルミニウ
ム、ホウ酸亜鉛等の1種以上を用いる。
【0013】本発明で使用する整泡剤はシリコンで発泡
組織のセルを均一形状にするのに役立ち、フォーム全体
の強度アップ断熱性能の向上と樹脂量の低減を図りコス
トダウンにも寄与するものである。
【0014】本発明で使用するフッソ樹脂被膜3は約5
0〜400ミクロンあり、フッソ成分とプラスチック成
分が約70〜50:30〜50重量部の比位である。
【0015】本発明に係る化粧材の製造方法について簡
単に説明すると、架橋後に発泡させるため、発泡剤の分
解開始温度以下で配合成分を熱処理し架橋を完了させ、
その後で発泡剤の分解温度以上の高温下で発泡させる方
法(2段発泡法)と架橋反応と発泡とを同時に進行させ
る方法があり、この発泡途中にフッソ樹脂被膜3を化粧
面の所定表面に2重積層のように一体に形成するもので
ある。勿論、フッソ樹脂被膜3はポリ塩化ビニル低発泡
体2を形成する際の接着力で一体に形成するものである
。殊に、接着力は架橋型の反応系のため接着剤なしでも
十分な接着強度を得ることができる。
【0016】次に具体例につき説明する。まず、ポリ塩
化ビニル低発泡体2の組成としては下記のように選択す
る。     ポリ塩化ビニル              
                    100重量
部    ジオクチルアジペート          
                    20重量部
    エポキシ化アマニ油            
                      5重量
部    無水トリメット(架橋助剤)       
                   2重量部  
  アゾジカルボンアミド             
                 10重量部   
 酸化ポリエチレン(滑剤)            
                2重量部    酸
化亜鉛(発泡助剤)                
                1重量部    臭
化テトラプロピルアンモニウム           
           1重量部    三塩基性硫酸
塩(安定剤)                   
       10重量部また、フッソ樹脂被膜3成分
としてはフッソ成分50%とアクリル樹脂分50%の組
成物である。
【0017】そこで、発泡体を形成するため図4に示す
工程を経て製造する。まず、前記ポリ塩化ビニル低発泡
体2組成物を熱処理しながら混合し、その後に粉末化し
て押出機Aのホッパに供給する。これをダイBまで溶融
しながら押圧し、非発泡状態で圧縮され、冷却成形型C
に送給される。この冷却成形型Cでは発泡剤が分解し、
低発泡に発泡し、所定の形状で次工程に送給される。な
お、冷却成形型Cの途中には前記低発泡体2のスキンに
一体に形成されるフッソ樹脂被膜3を形成する液状の原
料が薄層で上記型Cの化粧面側の内壁から供給され、一
体に積層された成形体として出口から冷却槽Dに供給さ
れる。冷却槽Dでは二次発泡を防止して次の引取工程E
に移送し、引き取った成形体は切断機Fで定尺に切断さ
れ化粧材1として生産されるものである。
【0018】以上説明したのは本発明に係る化粧材の一
実施例にすぎず、図2、図3に示すように形成すること
もできる。すなわち、図2はポリ塩化ビニル低発泡体2
の中央部に補強芯材4を介在させて肉厚を1/2厚さに
すると共に、強度を向上した化粧材1であり、補強芯材
4としてはプラスチック繊維、炭素繊維、パルプ繊維、
金属線、布等の線状、ネット状、不織布状等である。勿
論、補強芯材4は製造時の押出時に同時に挿入するもの
である。
【0019】第4図は化粧材のその他の断面形状であり
、幕板、カバー材などとして使用するものである。
【0020】
【発明の効果】上述したように本発明に係る化粧材によ
れば、■耐候性が抜群である。■耐汚染性がすぐれ、チ
リ、ゴミによる化粧面のよごれがない。■退色がない。 ■ポリ塩化ビニル低発泡体とフッソ樹脂被膜の一体化が
架橋型とフッソ樹脂のプラスチック成分の相乗効果で接
着剤を不用とすることができ、生産性がよい。■形状は
任意である。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧材の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る化粧材のその他の実施例を示す説
明図である。
【図3】本発明に係る化粧材のその他の実施例を示す断
面図である。
【図4】本発明に係る化粧材の製造工程を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1  化粧材 2  ポリ塩化ビニル低発泡体 3  フッソ樹脂被膜 4  補強芯材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  架橋型塩化ビニル発泡体の表面にフッ
    ソ成分を含有したフッソ樹脂被膜を一体に形成したこと
    を特徴とする化粧材。
JP5792591A 1991-02-27 1991-02-27 化粧材 Pending JPH04272840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5792591A JPH04272840A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 化粧材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5792591A JPH04272840A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 化粧材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04272840A true JPH04272840A (ja) 1992-09-29

Family

ID=13069583

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5792591A Pending JPH04272840A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 化粧材

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JP (1) JPH04272840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06285942A (ja) * 1991-09-25 1994-10-11 Kurabo Ind Ltd 強化押出成形体
GB2352677A (en) * 1999-07-31 2001-02-07 Kestrel Building Products Ltd PVC profiles

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06285942A (ja) * 1991-09-25 1994-10-11 Kurabo Ind Ltd 強化押出成形体
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