JPH04272492A - 多段メカニカルブースタポンプ - Google Patents

多段メカニカルブースタポンプ

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Publication number
JPH04272492A
JPH04272492A JP5598691A JP5598691A JPH04272492A JP H04272492 A JPH04272492 A JP H04272492A JP 5598691 A JP5598691 A JP 5598691A JP 5598691 A JP5598691 A JP 5598691A JP H04272492 A JPH04272492 A JP H04272492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
booster pump
mechanical booster
intake port
atmospheric pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP5598691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sugiura
哲郎 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP5598691A priority Critical patent/JPH04272492A/ja
Publication of JPH04272492A publication Critical patent/JPH04272492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は各段に吸気口と制御バル
ブを設け、該制御バルブを制御しながら大気圧状態より
連続運転ができる多段メカニカルブースタポンプに関す
る。 【0002】 【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、メ
カニカルブースタポンプは真空状態で運転されるので、
モータの容量、すなわち馬力は小さく、そのため大気圧
からの起動が不可能である。これを詳述すれば次のよう
である。ポンプの圧縮による軸動力は次式で表される。 L=ΣK・Vi・ΔPi ここで、Lは 圧縮による軸動力、Viは各段の理論排
気量及びΔPiは各段の圧力差を示す。Kは比例定数で
ある。 【0003】図4は従来のメカニカルブースタポンプ1
の各段の吸気圧力と軸動力との関係を示す図である。通
常圧縮比を高めるため各段の理論排気量Viは1段目が
最大で、それより2段目、3段目の順に小さくなってい
る。従って、大気圧に近い範囲では軸動力Lは1段目が
最大で2段目、3段目の順に小さくなつている。また、
1段目の理論排気量Viが大きく、大気圧状態での軸馬
力がモータの馬力を越えるため、この従来のメカニカル
ブースタポンプは大気圧からの起動が不可能である。そ
のため、ある圧力以下から起動されるが、その運転切り
替え点を境に圧力を変化させる場合は起動と停止を繰返
し、そのためポンプの機械的寿命を縮める問題があつた
。 【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
、上記問題点を除去し、大気圧からの起動が可能であり
、安定運転により機械的寿命を延ばすことができる多段
メカニカルブースタポンプを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、同一回転軸に複数段のロータを取り付けると
共に、各段を隔壁で仕切った多段メカニカルブースタポ
ンプにおいて、前記各段に吸気口及び該吸気口にそれぞ
れ連結した制御バルブを有することを特徴とする。 【0006】 【作用】本発明の多段メカニカルブースタポンプを運転
するとき、吸気口を切り替えることにより各段の軸動力
の和がモータ馬力を越えないように調整できるので大気
圧からの起動が可能となる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による多段メカニカルブースタポンプ
1を含む真空装置の略図である。図2は前記ポンプの断
面図である。図示するように、この多段メカニカルブー
スタポンプ1は同一回転軸16に、1段目のロータ9、
2段目のロータ10及び3段目のロータ11が取付けら
れており、各ロータはケーシング2と該ケーシング内を
仕切る隔壁17でかこまれた各段のロータ室19、20
、21に配置されている。 【0008】1段目のロータ9の吸い込み側に第1吸気
口6を設け、該第1吸気口6に第1制御バルブ3が連結
されている。2段目のロータ10の吸い込み側に第2吸
気口7を設け、該第2吸気口7に第2制御バルブ4が連
結されている。更に3段目のロータ11の吸込み側に第
3吸気口8を設け、該第3吸気口8に第3制御バルブ5
が連結されている。これら制御バルブ3、4、5はすべ
てチャンバー18に連結されている。また、前記ポンプ
1の排気口12は粗引ポンプ14の吸気口13に連結し
、且つ該粗引ポンプ14は排気口15を備えている。 【0009】本発明の多段メカニカルブースタポンプを
運転するとき、各段の軸動力の和がモータ馬力を超えな
いように各段の吸気口6、7、8を切り替えることによ
り、大気圧からの起動を可能にするものである。 【0010】図3は本発明の多段メカニカルブースタポ
ンプを運転した場合の吸気圧力、すなわち吸込圧力Pと
軸動力Lの関係を示す図である。チャンバー18内の圧
力が大気圧(760Torr.)からP1までの圧力内
にある場合は第3制御バルブ5を開いて第3吸気口8か
ら吸気を行う。したがって、軸動力は3段目の軸動力と
なり、この3段目の大気圧状態での軸動力がモータ馬力
を超えないように3段目のロータ11の排気量V3を決
めれば、メカニカルブースタポンプの大気からの起動が
可能となる。 【0011】P1点において吸気口を2段目の第2吸気
口7に切り替える。2段目から吸気した場合に、軸動力
は2段目と3段目の軸動力の和となるので、これがモー
タ馬力を越えないよう2段目、3段目のロータ10、1
1の排気量V2、V3を決めれば連続運転が可能である
。 【0012】吸込圧力P2点において、吸気口を1段目
の第1吸気口6に切り替える。1段目から吸気した場合
、軸動力は1段目、2段目及び3段目の軸動力の和とな
るが、これがモータ馬力を越えないよう1段目、2段目
及び3段目のロータ9、10、11の排気量V1、V2
及びV3を決めれば連続運転が可能となる。 【0013】このように軸動力がモータ馬力を越えない
ように吸気口をP1点及びP2点で切り替えることによ
り、多段メカニカルブースタポンプの大気圧からの起動
が可能となる。                  
                    【0014】 【発明の効果】本発明の多段メカニカルブースタポンプ
は吸気口にそれぞれ制御バルブを設け、該制御バルブを
切り替えて運転するので大気圧から起動できるようにな
り、従来のようにメカニカルブースタポンプの起動と停
止を頻繁に繰返していたような運転状態でも、安定な運
転を行うことができる。また、大気圧から連続運転でき
るようになったので、排気時間の短縮にもつながる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多段メカニカルブースタポンプを含む
真空装置の略図である。
【図2】本発明の多段メカニカルブースタポンプの概略
軸方向断面図である。
【図3】本発明のメカニカルブースタポンプを運転した
場合の吸気圧力と軸動力との関係を示す図である。
【図4】従来のメカニカルブースタポンプの各段の圧力
と軸動力との関係を示す図である。
【符号の説明】
1            多段メカニカルブースタポ
ンプ2            ケーシング3    
        第1制御バルブ4         
   第2制御バルブ5            第3
制御バルブ6            第1吸気口7 
           第2吸気口8        
    第3吸気口9            1段目
のロータ10            2段目のロータ
11            3段目のロータ12  
          排気口 13            吸気口 14            粗引ポンプ15    
        排気口 16            回転軸 17            隔壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一回転軸に複数段のロータを取り付ける
    と共に、各段を隔壁で仕切つた多段メカニカルブースタ
    ポンプにおいて、前記各段に吸気口及び該吸気口にそれ
    ぞれ連結した制御バルブを設けたことを特徴とする多段
    メカニカルブースタポンプ。
JP5598691A 1991-02-27 1991-02-27 多段メカニカルブースタポンプ Pending JPH04272492A (ja)

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JPH04272492A true JPH04272492A (ja) 1992-09-29

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ID=13014407

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541088B2 (en) 2003-10-17 2017-01-10 Ebara Corporation Evacuation apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541088B2 (en) 2003-10-17 2017-01-10 Ebara Corporation Evacuation apparatus
EP1673539B1 (en) * 2003-10-17 2019-07-31 Ebara Corporation Evacuation apparatus

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