JPH04272259A - ジャカードパイル編地の編成方法及び装置 - Google Patents

ジャカードパイル編地の編成方法及び装置

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JPH04272259A
JPH04272259A JP3306885A JP30688591A JPH04272259A JP H04272259 A JPH04272259 A JP H04272259A JP 3306885 A JP3306885 A JP 3306885A JP 30688591 A JP30688591 A JP 30688591A JP H04272259 A JPH04272259 A JP H04272259A
Authority
JP
Japan
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yarn
pile
knitting
loop
dial
Prior art date
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Pending
Application number
JP3306885A
Other languages
English (en)
Inventor
Bruce M Pernick
ブルース・エム・パーニック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Monarch Knitting Machinery Corp
Original Assignee
Monarch Knitting Machinery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Monarch Knitting Machinery Corp filed Critical Monarch Knitting Machinery Corp
Publication of JPH04272259A publication Critical patent/JPH04272259A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/02Pile fabrics or articles having similar surface features
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/12Circular knitting machines with independently-movable needles with provision for incorporating pile threads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジャカードパイル編地の
編成装置及び方法に関する。特に、2以上の異なった色
のパイル糸がジャカードパイル編地の地糸コースの中に
選択的に単一又は複数のウェールパイルループを形成す
るような編地の編成装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のジャカードパイル編地は、編機
のダイアルの各溝の中に2つのダイアルフック部材を設
けることにより形成される。ダイアルフック部材は、連
続するパイル糸供給口において、そこから供給されるパ
イル糸を拾うために選択的に外側に動かされる。その一
方で、編針は、パイル糸供給口において選択的に持ち上
げられ、ダイアルフック部材がダイアルの中に後退した
ときに糸を捕捉する。
【0003】丸編みパイル編地を編成するとき、各給糸
口において、パイル糸と地糸を一緒にプレーティング編
みし、同時にパイル糸はパイルループを形成させるのが
通常である。パイルループは編針の間で前進してくるシ
ンカーによって形成されるので、パイルループはシンカ
ーノーズにより形成され、同時に地糸ループはシンカー
トップ上で形成される。このようにしてパイルループが
形成された後、編地は外されて、一方の編地表面から突
出するパイルを形成する。しかし、このようにして形成
されるパイルループの長さはシンカーノーズの高さによ
り制約される。この編地はどちらかというと重く、かさ
張っている。なぜなら、パイル糸はニードルループの中
で地糸とプレーティング編みされ、かつ、形成されるパ
イルループの高さは簡単に変更できないからである。ま
た、パイル糸と地糸のプレーティングは正確にコントロ
ールできないので、パイル糸が見えたり、編地の中また
は背面上に伸びたりする。
【0004】シンカーを使用して行なうこのようなパイ
ル編地の欠点を認識して、ミシコン(Mishcon)
 は、アメリカ特許第2796751号において次のよ
うな丸編みパイル編地を開示した。即ち、丸編機のダイ
アルの中にフック付きのループジャック(hooked
 loop jack)を使用して、パイル糸を拾った
後で、フック付きループジャックがダイアルの中に後退
する量を変化させることにより、パイルループの高さを
可変とすることである。この特許は、地糸によって形成
される編地の中にパイル糸を挿入することによって地糸
とパイル糸をプレーティングする問題も解決している。
【0005】しかし、この特許では編針の半分の数のフ
ック付きループジャックを使用し、編針1本置きに地糸
ループで平編みし、同時に各給糸口においてすべてのフ
ック付きループジャック上でパイル糸によりパイルルー
プを形成している。この特許により生産されるパイル編
地は、地糸の各コースの平編みループのすべてのウェー
ルの間に内側に伸びるパイルループを有している。
【0006】本出願人の出願に係る特開平3−1939
55号によれば、地糸で編成された連続コースを有し、
この連続コースの各ウェールの中に平編みループを形成
している丸編みパイル編地であって、1つ置きのコース
は、地糸の平編みループの1つ置きのウェールの中に挿
入されたパイル糸を有するとともに、形成されたパイル
ループは、地糸の平編ループの介在ウェールを横断して
内側に伸びており、パイル編地の介在コースは、地糸の
平編ループの介在ウェールの中に挿入されたパイル糸を
有すると共に、形成されたパイルループは、地糸の平編
みループの1つ置きのウェールを横断して内側に伸びて
いることを特徴とする丸編みパイル編地及びその製造方
法が開示されている。
【0007】丸編パイル編地の上記製造方法では、複数
の、円形に配置された、ラッチクリア位置と編目形成位
置との間を垂直に移動可能な編針を有する丸編機を使用
して行なう。ダイアルの各溝には単一のダイアルフック
部材が支持されており、ダイアルフック部材の数は編針
の数と同じである。
【0008】この発明により得られるパイル編地では任
意の長さのパイルループを形成することができ、シンカ
ーノーズのさまざまな高さにより影響されない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
明では、地糸の各コースの中のパイル糸は単一色に限定
されていた。
【0010】本発明の目的は、2以上の異なった色のパ
イル糸がジャカードパイル編地の地糸コースの中に選択
的に単一又は複数のウェールパイルループを形成するよ
うな編地を編成する丸編機及び製造方法を提供すること
である。この丸編機は、シリンダーの中で垂直移動でき
るように支持された編針と、ダイアルの各溝の中で、半
径方向、かつ、選択された編針の間で水平移動する第1
,第2ダイアルフック部材と、間隔を開けて設けた複数
の給糸口群を有する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による編成方法お
よび装置によって編成されるパイルジャカード編地は、
地糸によって編成された編目ループのウェールによる連
続コースを有する。各地糸コースは、選択されたウェー
ルにおいて地糸の中に挿入され、その間にループを形成
する第1パイルループ糸を有する。他のウェールにおい
て、第2パイルループ糸が地糸の中に挿入され、その間
にループを形成する。第1パイルループ糸による浮き糸
(float )が、選択されたウェールにおいてパイ
ルループの上に伸び、第2パイルループ糸による浮き糸
が、他のウェールにおいてパイルループの上に伸びる。 起立するパイルループと浮き糸は、剪断工程において剪
断されてベロア調ジャカード編物となる。パイルジャカ
ード編地の各コースにおいて、パイル糸を増やして地糸
の中に取り込むこともできる。
【0012】本発明によれば、少なくとも2つのダイア
ルフック部材が編針の間に設けられ、これらが糸を引き
伸ばし、選択された編針の近くにパイルループまたは浮
き糸のウェールを形成する。1つのパイル糸給糸口にお
いて、ダイアルフック部材の上に形成されたパイルルー
プおよび浮き糸を、連続する給糸口において、他のダイ
アルフック部材に移す手段を設けてもよい。地糸が編針
に給糸され、編地が形成された後、パイルループと浮き
糸はダイアルフック部材の外側運動によって解放される
【0013】パイルジャカード編地を編成するのに使用
する丸編機は、地糸の編目ループを形成すべく長手方向
に運動可能に支持された編針と、隣接する編針の間に支
持され、この編針の長手方向運動とほぼ直角の長手方向
運動をする第1,第2パイル糸ループ形成手段と、間隔
を開けて設けられた複数の連続するパイル糸給糸口群を
有する。  前記パイル糸ループ形成手段と前記編針の
長手方向運動は交差線または縁線に沿って交差可能であ
る。
【0014】最も広い観点からは、本発明の方法は次の
各連続ステップを有する。第1給糸口において、前記交
差線を越えて前記パイル糸ループ形成手段を動かし、か
つ第1パイル糸を給糸し、前記第1給糸口において、前
記交差線を越えて選択された編針を動かし、前記第1給
糸口において、前記交差線の内側に前記選択されたパイ
ル糸ループ形成手段うち少なくともいずれかを動かして
、前記選択された編針の間でパイル糸のループを伸ばす
。第2給糸口においては、選択されたパイル糸ループ形
成手段に第2パイル糸を給糸し、前記第2給糸口におい
て、前記交差線を越えて選択された編針を動かし、前記
交差線の内側に前記選択されたパイル糸ループ形成手段
を動かして、前記選択された編針の間で第2パイル糸の
ループを伸ばす。選択された編針を前記交差線を越えて
クリア位置まで動かし、かつこれに地糸を給糸し、前記
交差線の内側でニット位置まで前記選択された編針を動
かして、地糸編目ループのコースを形成すると共に、選
択されたウェールにおいてその地糸の中に前記第1,第
2パイル糸ループを取り入れる。
【0015】より具体的に述べれば、本発明の一実施例
では、次の各連続ステップを有する。第1給糸口におい
て、第1ダイアルフック部材を外側に動かし、第1パイ
ル糸をこれに給糸する一方、選択された編針をダイアル
フック部材の高さよりも高く持ち上げる。前記第1給糸
口において、前記第1ダイアルフック部材を後退させて
、内側に第1パイル糸のループを伸ばす。第1ダイアル
フック部材が後退すると、そのフックに形成されていた
ループが第2ダイアルフック部材に移転されるので、伸
びたループは前記第1,第2ダイアルフック部材の双方
のフックと係合する。第2給糸口においては、各第2ダ
イアルフック部材を外側に動かし、第2パイル糸をこれ
に給糸する一方、他の編針をダイアルフック部材の高さ
よりも高く持ち上げ、前記第2ダイアルフック部材を後
退させて、内側に第2パイル糸のループを伸ばす。第3
給糸口においては、すべての編針をクリア位置に持ち上
げ、地糸をこれに給糸する。前記第3給糸口において、
すべての編針をニット位置まで下げることにより、第1
パイル糸の個別パイルループが選択された隣接ウェール
の対の間から上方へ伸び、第2パイル糸の個別パイルル
ープが他の隣接ウェールの対の間から上方へ伸びる。第
1パイル糸の浮き糸が第2パイル糸のパイルループの上
に伸び、第2パイル糸の浮き糸が第1パイル糸のパイル
ループの上に伸びる。
【0016】別の実施例によれば、第1給糸口において
、前記第1,第2ダイアルフック部材の双方を動かして
第1パイル糸を拾う一方、第2給糸口において、第1ダ
イアルフック部材のみを外側に動かして第2パイル糸を
拾う(図10)。別の実施例(図11)では、第1給糸
口において、前記第1,第2ダイアルフック部材の双方
を動かして第1パイル糸を拾う一方、第2給糸口におい
て、第2ダイアルフック部材のみを内側に後退させるが
、第1ダイアルフック部材は第2給糸口を通過するまで
後退させない。さらに別の実施例(図12)では、第1
,第2給糸口において、第1ダイアルフック部材のみを
内外に動かす一方、第2ダイアルフック部材は第1,第
2給糸口を通過するまで内側に留まる。第3,第4パイ
ル糸給糸口を設けることも出来(図15,16)、その
場合、各コースにおいて、2色以上のパイル糸を取り込
んだジャカードパイル編地とすることが出来る。このよ
うに、各パイル糸給糸口において、第1,第2ダイアル
フック部材の内外運動は選択的に変化させることが出来
るのである。
【0017】前記第1,第2ダイアルフック部材は、そ
の下部摺動縁を越えて下側かつ内側に伸びる先端フック
を有する。下側に伸びるこのフックは傾斜した外側カム
を有し、このカムにより、外側に動く第2ダイアルフッ
ク部材が、その下に位置して内側に動く第1ダイアルフ
ック部材によって捕捉されたパイル糸に対して作用を及
ぼす。このとき、内側に動く第1ダイアルフック部材は
、以前の給糸口において第1ダイアルフック部材により
拾われていたパイル糸ループと浮き糸を保持する。
【0018】
【実施例】本発明に使用する丸編機はシリンダー10(
図2−図6)の溝の中で垂直運動するように支持された
ベラ針Nを有する。ダイアルフック部材H,H’(図1
3)として示される第1,第2パイル糸ループ形成手段
がダイアル11(図2−図6)の放射状溝の中に支持さ
れ、隣接する編針Nの間で径方向に水平運動が可能であ
る。ダイアルフック部材H,H’の長手方向運動は、編
針Nの長手方向運動とほぼ直角であり、それらは交差線
(縁線)に沿ってときどき交差するようになっている。
【0019】図1に示すように、間隔を開けた4つの連
続給糸口A−Dがシリンダー10の周囲に複数個位置し
ている。最初の2つの連続給糸口A,Bをパイル糸給糸
口と呼び、3番目のCを地糸給糸・編成口と呼び、4番
目のDをパイルループ・編地引き下げ口と呼ぶ。第1給
糸口Aには第1パイル糸給糸フィンガー12が位置して
いて第1パイル糸P−1をダイアルフック部材と編針に
給糸する。第2給糸口Bには第2パイル糸給糸フィンガ
ー13が位置していて第2パイル糸P−2をダイアルフ
ック部材と編針に給糸する。第3給糸口Cには地糸給糸
フィンガー14が位置していて地糸Gを編針Nに給糸す
る。第4給糸口Dには編地・ループ引き下げ板15が支
持されていて、水平方向で内側に伸びた部分16を有す
る(図6参照)。この部分16はシリンダー10の上端
に重なり、編地を押し下げると共に、パイルループをダ
イアルフック部材H,H’から除去し、後記するやり方
で、シリンダー10の最も内側に維持するのに使用され
る。
【0020】以下、図14に示すような、最も単純な縦
方向にストライプの入ったジャカードパイル編地の編成
方法を説明するが、本発明によれば、より複雑なジャカ
ードパイル編地が編めることはいうまでもない。
【0021】図1によれば、第1ダイアルフック部材H
が、第1パイル給糸口Aを通過するとき、編針Nとの交
差線を越えて外側に動かされる。一方、第2ダイアルフ
ック部材H’は図2および図7に示すように、ダイアル
11の中で後退した位置に留まる。第1ダイアルフック
部材Hは外側、続いて、図1、図7の移動経路20に沿
って編針Nとの交差線の内側で第1パイル給糸フィンガ
ー12の上側に移動する。選択された編針Nが持ち上げ
られて、第1給糸口Aにおいて、第1ダイアルフック部
材Hとの交差線を越え、そのフックの高さより上に移動
され、その後、経路21に沿って通過するとき、下げら
れる。第1ダイアルフック部材Hが後退するとき、第1
パイル糸P−1は下側に伸びるフックにより捕捉され、
持ち上げられた編針の間で単一のパイルループを伸ばす
と共に、図7に示すように、第1給糸口において、持ち
上げられなかった編針Nの上にパイル糸P−1によって
複数ウェールにまたがる浮き糸を形成する。
【0022】図2−図6および図13に示すように、ダ
イアルフック部材H,H’は先端において下側に伸びる
フックを有する。このフックはダイアルフック部材の下
部摺動縁の高さより下に伸びる。これらの下側に伸びる
フックは内側に傾斜した外側カム表面32を有し、この
カムがパイル糸を下に押し下げるので、パイル糸はとき
どき、ある1つのダイアルフック部材のフックから他の
1つのダイアルフック部材のフックへ、または2つのダ
イアルフック部材のフックへ移される。
【0023】図7の右側に図示されているように、第1
パイル糸P−1は第1ダイアルフック部材Hによって、
選択された編針Nの内側に引き込まれると共に、第2ダ
イアルフック部材H’は外側へ運動を開始する。第2ダ
イアルフック部材H’が外側へ動くと、傾斜した外側カ
ム表面32はパイル糸P−1と係合し、下に押し下げる
。そのため、第2ダイアルフック部材H’はパイル糸P
−1の上に乗り上げる。したがって、第2ダイアルフッ
ク部材H’が図7の右側において外側に動くとき、パイ
ル糸P−1も第2ダイアルフック部材H’の内側に位置
する。
【0024】第2給糸口Bにおいては、第2ダイアルフ
ック部材H’が編針Nとの交差線を越えて外側に動かさ
れ、その後、図1,図8において経路22で示すように
、編針Nとの交差線の内側に引き込まれ、第2パイル糸
フィンガー13から供給されるパイル糸P−2を拾う。 この第2給糸口Bにおいて、他の隣接針Nは持ち上げら
れ、第2ダイアルフック部材H’との交差線を越え、そ
のフックの高さより上に移動され、その後、経路23に
沿って下げられる。第2給糸口において、第2ダイアル
フック部材H’が後退したとき、第2給糸口の内側パイ
ルループは持ち上げられた隣接針の間で伸ばされ、第2
給糸口Bにおいて持ち上げられなかった編針の上にパイ
ル糸P−2によって複数ウェールにまたがる浮き糸を形
成される。
【0025】図8の右側に図示するように、第2パイル
糸P−2は第2ダイアルフック部材H’によって、選択
された編針Nの内側に伸ばされる一方、第1ダイアルフ
ック部材Hは内側に留まり、パイル糸P−1のループと
浮き糸を保持する。第2ダイアルフック部材H’は内側
に後退する一方、第1ダイアルフック部材Hは内外に動
くので、第1,第2パイル糸P−1,P−2は第1,第
2ダイアルフック部材H,H’のフックに保持される。 したがって、図8の右側に図示するように、第1,第2
パイル糸P−1,P−2は1,第2ダイアルフック部材
H,H’のフックに保持されるのである。
【0026】第3の地糸給糸・編成口Cでは、すべての
ダイアルフック部材H,H’が後退した位置に維持され
る一方、すべての編針Nは経路24(図1)に沿ってク
リア位置に持ち上げられ、その後、下げられる。そのと
き、地糸Gが編針に給糸され、すべてのウェールにわた
って地糸Gによる平編目を形成する(図14)。図14
に示すように、第1パイル糸P−1はウェールW−6と
W−5の間,W−2とW−1の間に個別のパイルループ
を形成し、ウェールW−3とW−4の間を横切って複数
ウェールにまたがる浮き糸を形成する。第2パイル糸P
−2はウェールW−4とW−3の間に個別のパイルルー
プを形成し、ウェールW−6とW−5の間,W−2とW
−1の間を横切って複数ウェールにまたがる浮き糸を形
成する。
【0027】要望があれば、編地を押し下げ、第3給糸
・編成口Cにおいて、編針Nを編成位置まで下げた後、
ダイアルフック部材H,H’からパイルループと複数ウ
ェールにまたがる浮き糸を取り去ることが出来る。しか
し、パイルループをダイアルフック部材H,H’から積
極的に取り去り、編針Nの内側にパイルループを維持す
ることも出来る(図6)。この目的のために、編針Nは
再び第4給糸口Dにおいて下げられる(図1,図6)一
方で、ダイアルフック部材H,H’は図1の移動経路3
0に沿って外側に動かされる。したがって、第1,第2
パイル糸P−1,P−2のループをダイアルフック部材
H,H’から積極的に取り去り、編針Nが再び持ち上げ
られたとき、板16(図6)により編地は押し下げられ
る。
【0028】図1に示すように、第1ダイアルフック部
材Hは給糸口Aを通過した後、移動経路20により内側
に引き込まれる一方、第2ダイアルフック部材H’は、
移動経路が交差しながら(図1の33)、外側に動く。 これが起こるとき、第1パイル糸P−1は、ダイアルフ
ック部材Hにより内側に引き込まれているので、隣接ダ
イアルフック部材H’のカム表面32と係合し、これに
より押し下げられる。したがって、パイルループはダイ
アルフック部材H,H’のフックの内側を通過する。パ
イル糸給糸口Bに続いて、ダイアルフック部材H’が移
動経路22(図1)のように内側に動き、ダイアルフッ
ク部材Hが移動経路34(図1)のように外側に移動す
ると、前記と同じ行動をする。
【0029】この実施例では、最初の第1,第2給糸口
A,Bにおいて、異なった色のパイル糸P−1,P−2
がダイアルフック部材に供給され、単純なジャカード編
物を形成したのであったが、給糸口を増やせば、より多
くの色のパイル糸をダイアルフック部材に供給すること
が出来るし、編針についても個別のパイルループや複数
ウェールにまたがる浮き糸を増やすべく選択的に持ち上
げることが出来る。より多くのパイル糸給糸口において
、より多くのパイル糸を給糸している状態を図15,図
16(後述)に示した。各コースにおいて地糸とパイル
糸がプレーティング編みされている同種の編地と比べ、
本方法ではパイル糸は地糸のコースの中に挿入されるの
で、ジャカード編地の各コースは軽量である。ただし、
本方法においてもパイル糸と地糸をプレーティング編み
することも可能である。本方法において、編地の各コー
スにパイル糸を地糸に挿入することにより、この種の編
地においてパイル糸と地糸をプレーティング編みする際
に起こりうる問題を解消させることが出来る。
【0030】図9−図12は、連続するパイル糸給糸口
A,Bにおいて、第1,第2ダイアルフック部材H,H
’に付け加えることの出来るさまざまな選択運動を図示
したものである。
【0031】図9では、第1給糸口において第1ダイア
ルフック部材Hのみ内外に動かされる一方、第2給糸口
Bにおいて第2ダイアルフック部材H’のみ外側に動か
される。この実施例は、図1,図7,図8に関して述べ
た選択運動に対応する。
【0032】図10では、第1給糸口Aにおいて第1,
第2ダイアルフック部材H,H’の双方が内外に動かさ
れる一方、第2給糸口Bにおいて第1ダイアルフック部
材Hのみ内外に動かされる。
【0033】図11では、第1給糸口Aにおいて第1,
第2ダイアルフック部材H,H’の双方が外側に動かさ
れる一方、第1給糸口Aにおいて第2ダイアルフック部
材H’のみ後退する。第1ダイアルフック部材Hは第2
給糸口Bを通過するまで外側位置に留まり、そこで内側
に引き込まれる。
【0034】図12では、第1,第2給糸口A,Bにお
いて第1ダイアルフック部材Hが内外に動かされる一方
、第1,第2給糸口A,Bにおいて第2ダイアルフック
部材H’のみ内側位置に留まる。
【0035】図15,図16は、本発明により2色以上
のパイル糸が編地に取り入れられる様子を示している。
【0036】図15には、3色編地の形成方法が示され
ている。第1給糸口では、選択されたダイアルフック部
材が移動経路40に沿って内外に動き、第1給糸フィン
ガー42により給糸される第1パイル糸P−10を拾う
。第2給糸口では、選択されたダイアルフック部材が移
動経路50に沿って内外に動き、第2給糸フィンガー5
2により給糸される第2パイル糸P−20を拾う。第3
給糸口では、選択されたダイアルフック部材が移動経路
60に沿って内外に動き、第3給糸フィンガー62によ
り給糸される第3パイル糸P−30を拾う。これら3つ
のパイル糸は、地糸G’が地糸給糸フィンガー14’に
より編針に給糸されるとき、編地の単一コースの中に取
り込まれる。
【0037】図16には、4色編地の形成方法が示され
ている。図15に関して述べた動作が最初の3つの給糸
口において繰り返されるので、対応する符号に(’)印
を付けて説明を省略する。さらに、第4給糸口では、選
択されたダイアルフック部材が移動経路70に沿って内
外に動き、第4給糸フィンガー72により給糸される第
4パイル糸P−40を拾う。これら4つのパイル糸は、
地糸G’が地糸給糸フィンガー14’により編針に給糸
されるとき、編地の単一コースの中に取り込まれる。
【0038】上記各実施例において、ジャカードパイル
編地は、各コースにおいて平編みループを形成する単一
の地糸によって編成することも出来るし、パイル糸は挿
入してもよく、地糸とプレーティング編みしてもよい。 しかし、2以上の地糸を選択的に編針に給糸して、平編
みループタイプ以外の編目、例えば各コースにおいてニ
ット/ウェルトまたはニット/タック編目を形成しても
よい。
【0039】回動ベラを有する編針Nが図示されている
が、摺動する複合針も使用できる。また、ダイアルフッ
ク部材H,H’の代わりにベラ針又は複合針を使用する
ことが出来るし、図示された編針とダイアルフック部材
の位置を逆転させることも出来る。ダイアルフック部材
H,H’はダイアル11の同じ溝に位置するように描か
れているが、それぞれ僅かに離れて隣接する溝の中に収
容することも出来る。
【0040】添付図面と明細書では、特定の用語を使用
して、本発明の現在考えうる最良の形態を示したが、そ
れらは一般的な記述手段として使用したのであり、本発
明を限定する趣旨ではない。本発明は特許請求の範囲に
よってのみ限定される。
【0041】
【発明の効果】ダイアル溝の中の一対のダイアルフック
部材を設け、連続するパイル糸給糸口において、編針の
選択的に上昇させることにより、異なった色のさまざま
なパイル糸を編地に取り込むことが出来る。単一地糸コ
ースの中に、個別ループを選択的に形成させ、各パイル
糸の複数ウェールにまたがる浮き糸を形成させることに
より、様々に異なったベロア調のジャカード編地を編成
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】編針と、ダイアルフック部材が、連続する3つ
の給糸口においてジャカードパイル編地を形成している
様子を示す概略図である。
【図2】図1の2−2線における縦断面図であり、その
位置における編針とダイアルフック部材の相互の位置を
示している。
【図3】図1の3−3線における縦断面図であり、その
位置における編針とダイアルフック部材の相互の位置を
示している。
【図4】図1の4−4線における縦断面図であり、その
位置における編針とダイアルフック部材の相互の位置を
示している。
【図5】図1の5−5線における縦断面図であり、その
位置における編針とダイアルフック部材の相互の位置を
示している。
【図6】図1の6−6線における縦断面図であり、その
位置における編針とダイアルフック部材の相互の位置を
示している。
【図7】第1ダイアルフック部材が、第1のパイル糸供
給口において、第1のパイル糸を拾うために外側に伸び
ている様子を示す部分的平面図である。
【図8】第2ダイアルフック部材が、第2のパイル糸供
給口において、第2のパイル糸を拾うために外側に伸び
ている様子を示す部分的平面図である。
【図9】ある糸供給口において、ダイアルフック部材の
ある選択的運動を示す概略図である。
【図10】連続する糸供給口において、ダイアルフック
部材の異なった選択的運動を示す概略図である。
【図11】連続する糸供給口において、ダイアルフック
部材の異なった選択的運動を示す概略図である。
【図12】連続する糸供給口において、ダイアルフック
部材の異なった選択的運動を示す概略図である。
【図13】ダイアル溝の中を放射状に摺動するように収
容される第1,第2ダイアルフック部材の斜視図である
【図14】本発明によって得られる1つのパイルジャカ
ード編地の1コースの一部拡大斜視図である。
【図15】3つのパイル糸給糸口を示している図1と似
た概略図である。
【図16】4つのパイル糸給糸口を示している図15と
似た概略図である。
【符号の説明】
A      第1給糸口 B      第2給糸口 C      第3給糸口 D      第4給糸口 H      第1ダイアルフック部材(第1パイル糸
ループ形成手段) H’    第2ダイアルフック部材(第2パイル糸ル
ープ形成手段) N      編針 P−1  第1パイル糸 P−2  第2パイル糸 P−3  第3パイル糸 P−4  第4パイル糸 10    シリンダー 11    ダイアル 12    第1パイル糸給糸フィンガー13    
第2パイル糸給糸フィンガー14    第3パイル糸
給糸フィンガー15    第4パイル糸給糸フィンガ
ー32    カム表面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  丸編機によりパイルジャカード編地を
    編成する方法であって、この丸編機は、地糸の編目ルー
    プを形成すべく長手方向に運動可能に支持された編針と
    、隣接する編針の間に支持され、この編針の長手方向運
    動とほぼ直角の長手方向運動をする第1,第2パイル糸
    ループ形成手段とを有し、前記パイル糸ループ形成手段
    と前記編針の長手方向運動は交差線に沿って交差可能で
    あり、さらに、間隔を開けて設けられた複数の連続する
    パイル糸給糸口群を有し、前記パイルジャカード編地は
    、地糸による連続コースの編目ウェールを有し、各連続
    コースは選択されたウェールにおいて地糸に取り込まれ
    たパイルループ糸を有するものであって、前記方法は、
    前記連続する給糸口において、前記交差線を越えて前記
    第1,第2パイル糸ループ形成手段を動かし、かつパイ
    ル糸を給糸し、前記連続する給糸口において、前記交差
    線を越えて選択された編針を動かし、前記連続する給糸
    口において、前記交差線の内側に前記選択されたパイル
    糸ループ形成手段を動かして、前記選択された編針の間
    でパイル糸のループを伸ばし、かつ、伸ばされたパイル
    糸ループと浮き糸を捕獲・制御する一方、前記第1,第
    2パイル糸ループ形成手段の残りは次の給糸口において
    別のパイル糸を捕獲すべく自由な状態におかれる、各ス
    テップを有することを特徴とするジャカードパイル編地
    の編成方法。
  2. 【請求項2】  丸編機によりパイルジャカード編地を
    編成する方法であって、この丸編機は、地糸の編目ルー
    プを形成すべく長手方向に運動可能に支持された編針と
    、各編針の間に支持され、この編針の長手方向運動とほ
    ぼ直角の長手方向運動をする第1,第2パイル糸ループ
    形成手段とを有し、前記パイル糸ループ形成手段と前記
    編針の長手方向運動は交差線に沿って交差可能であり、
    さらに、間隔を開けて設けられた複数の連続する糸給糸
    口群を有し、前記パイルジャカード編地は、地糸による
    連続コースの編目ウェールを有し、各連続コースは選択
    されたウェールにおいて地糸に取り込まれたパイルルー
    プ糸を有するものであって、前記方法は、前記給糸口の
    1つにおいて、前記交差線を越えて前記第1,第2パイ
    ル糸ループ形成手段を動かし、かつパイル糸を給糸し、
    前記給糸口において、前記交差線を越えて選択された編
    針を動かし、前記給糸口において、前記交差線の内側に
    前記選択されたパイル糸ループ形成手段を動かして、前
    記選択された編針の間でパイル糸のループを伸ばし、か
    つ、伸ばされたパイル糸ループを第1,第2パイル糸ル
    ープ形成手段の双方と係合させる、各ステップを有する
    ことを特徴とするジャカードパイル編地の編成方法。
  3. 【請求項3】  丸編機によりパイルジャカード編地を
    編成する方法であって、この丸編機は、地糸の編目ルー
    プを形成すべく長手方向に運動可能に支持された編針と
    、各編針の間に支持され、この編針の長手方向運動とほ
    ぼ直角の長手方向運動をする第1,第2パイル糸ループ
    形成手段とを有し、前記パイル糸ループ形成手段と前記
    編針の長手方向運動は交差線に沿って交差可能であり、
    さらに、間隔を開けて設けられた複数の連続する糸給糸
    口群を有し、前記パイルジャカード編地は、地糸による
    連続コースの編目ウェールを有し、各連続コースは少な
    くとも選択されたウェールにおいて地糸に取り込まれた
    第1パイルループ糸、および、少なくとも選択されたウ
    ェールにおいて地糸に取り込まれた第2パイルループ糸
    を有するものであって、前記方法は、第1給糸口におい
    て、前記交差線を越えて前記パイル糸ループ形成手段を
    動かし、かつ第1パイル糸を給糸し、前記第1給糸口に
    おいて、前記交差線を越えて選択された編針を動かし、
    前記第1給糸口において、前記交差線の内側に前記選択
    されたパイル糸ループ形成手段うち少なくともいずれか
    を動かして、前記選択された編針の間でパイル糸のルー
    プを伸ばし、第2給糸口において、選択されたパイル糸
    ループ形成手段に第2パイル糸を給糸し、前記第2給糸
    口において、前記交差線を越えて選択された編針を動か
    し、前記第2給糸口において、前記交差線の内側に前記
    選択されたパイル糸ループ形成手段を動かして、前記選
    択された編針の間で第2パイル糸のループを伸ばし、前
    記選択された編針を前記交差線を越えてクリアするレベ
    ルまで動かし、かつこれに地糸を給糸し、前記交差線の
    内側でニット位置まで前記選択された編針を動かして、
    地糸編目ループのコースを形成すると共に、選択された
    ウェールにおいてその地糸の中に前記第1,第2パイル
    糸ループを取り入れる、各ステップを有することを特徴
    とするジャカードパイル編地の編成方法。
  4. 【請求項4】  前記第1給糸口において、前記第1パ
    イル糸ループ形成手段が前記交差線を越え続いて内側に
    動かされ、前記第2給糸口において、前記第2パイル糸
    ループ形成手段が前記交差線を越え続いて内側に動かさ
    れる請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記第1給糸口において、前記第1,
    第2パイル糸ループ形成手段が前記交差線を越えて動か
    され、前記第1給糸口において、前記第1,第2パイル
    糸ループ形成手段が前記交差線の内側に動かされ、前記
    第2給糸口において、前記第2パイル糸ループ形成手段
    が前記交差線を越え続いて内側に動かされる請求項3記
    載の方法。
  6. 【請求項6】  前記第1給糸口において、前記第1,
    第2パイル糸ループ形成手段が前記交差線を越えて動か
    され、前記第1給糸口において、前記第1パイル糸ルー
    プ形成手段が前記交差線の内側に動かされる一方、前記
    第1給糸口において前記第2パイル糸ループ形成手段は
    前記交差線を越えて留まり、前記第2給糸口において、
    前記第2パイル糸ループ形成手段が前記交差線の内側に
    動かされる請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 第3給糸口において、すべての編針がク
    リア位置に動かされ地糸の編目を形成する請求項3記載
    の方法。
  8. 【請求項8】  第4給糸口においてパイルループを外
    すステップを有する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  丸編機によりパイルジャカード編地を
    編成する方法であって、この丸編機は、シリンダーの中
    で垂直移動できるように支持された編針と、ダイアルの
    溝の中にあって隣接する編針の間で放射状に水平移動す
    る第1,第2ダイアルフック部材と、シリンダーの周囲
    に間隔を開けて設けた3つの給糸口群を有し、前記パイ
    ルジャカード編物は地糸による連続コース編目を有し、
    各コースは、選択されたウェールにおいて地糸の中に挿
    入されてその間で個別パイルループを形成する第1パイ
    ルループ糸と、他のウェールにおいて地糸の中に挿入さ
    れてその間で個別パイルループを形成する第2パイルル
    ープ糸と、選択された隣接ウェールの個別パイルループ
    の上方に伸びている、複数ウェールにまたがる第1パイ
    ル糸浮き糸と、他の隣接ウェールの個別パイルループの
    上方に伸びている、複数ウェールにまたがる第2パイル
    糸浮き糸とを有し、起立する個別パイルループと複数ウ
    ェールにまたがる浮き糸は、剪断工程において剪断され
    てベロア調ジャカード編物となるものであって、前記方
    法は、第1給糸口において、第1ダイアルフック部材を
    外側に動かし、第1パイル糸をこれに給糸し、前記第1
    給糸口において、選択された編針をダイアルフック部材
    の高さよりも高く持ち上げ、前記第1給糸口において、
    前記第1ダイアルフック部材を後退させて、内側に第1
    パイル糸のループを伸ばし、第2給糸口において、第2
    ダイアルフック部材を外側に動かし、第2パイル糸をこ
    れに給糸し、前記第2給糸口において、他の編針をダイ
    アルフック部材の高さよりも高く持ち上げ、前記第2給
    糸口において、前記第2ダイアルフック部材を後退させ
    て、内側に第2パイル糸のループを伸ばし、連続する給
    糸口において、すべての編針をクリア位置に持ち上げ、
    地糸をこれに給糸し、前記連続する給糸口において、す
    べての編針をニット位置まで下げることにより、第1パ
    イル糸の個別パイルループが選択された隣接ウェールの
    対の間から上方へ伸び、第2パイル糸の個別パイルルー
    プが他の隣接ウェールの対の間から上方へ伸び、第1パ
    イル糸の浮き糸が第2パイル糸のパイルループの上に伸
    び、第2パイル糸の浮き糸が第1パイル糸のパイルルー
    プの上に伸びるような編目のコースを形成する、各ステ
    ップを有するパイルジャカード編地を編成する方法。
  10. 【請求項10】  前記第1,第2ダイアルフック部材
    は前記ダイアルの同じ溝に収容されている請求項9記載
    の方法。
  11. 【請求項11】  パイルジャカード編地を編成する丸
    編機であって、シリンダーの中で垂直移動できるように
    支持された編針と、シリンダーと共に回転可能に支持さ
    れたダイアルであって、隣接する編針の間に配置され放
    射状に伸びる溝を有するダイアルと、前記ダイアルの溝
    の中にあって隣接する編針の間で放射状に水平移動する
    第1,第2ダイアルフック部材と、シリンダーの周囲に
    間隔を開けて設けた複数の給糸口群を有することを特徴
    とする丸編機。
  12. 【請求項12】  前記第1,第2ダイアルフック部材
    は前記ダイアルの同じ溝に収容されている請求項11記
    載の丸編機。
  13. 【請求項13】  前記第1,第2ダイアルフック部材
    は、それぞれ前記ダイアルの前記放射状に伸びる溝の底
    によって支持された下部摺動縁と、この下部摺動縁を越
    えて下方に伸びるフックと、この下方に伸びるフックの
    外側に位置する傾斜した外側カムとを有する請求項11
    記載の丸編機。
JP3306885A 1990-10-24 1991-10-24 ジャカードパイル編地の編成方法及び装置 Pending JPH04272259A (ja)

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US07/602800 1990-10-24

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