JP2000336561A - 高密度編地を編成する丸編機及びその編成方法 - Google Patents
高密度編地を編成する丸編機及びその編成方法Info
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- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高密度の編地を編成する新規な方法と装置
を提供する。 【構成】 本発明の新規装置は、ダブルニット丸編機
において、第１針床（１）又は第２針床（２）の一方に
目移し針（３）を使用し、他方に目移し機能がない通常
の針（４）を倍密度で設定することを特徴とする。本発
明の新規方法は、前記装置を使用するものであって、予
め通常針（４）をタック位置まで上昇させラッチを開く
目移しの準備部（Ａ区域）と、第１針床（１）のループ
を第２針床（２）に移す目移し部（Ｂ区域）と、第１針
床（１）のラッチオープナー（６）を設けた、編地の編
成部（Ｄ１区域）からなる。
を提供する。 【構成】 本発明の新規装置は、ダブルニット丸編機
において、第１針床（１）又は第２針床（２）の一方に
目移し針（３）を使用し、他方に目移し機能がない通常
の針（４）を倍密度で設定することを特徴とする。本発
明の新規方法は、前記装置を使用するものであって、予
め通常針（４）をタック位置まで上昇させラッチを開く
目移しの準備部（Ａ区域）と、第１針床（１）のループ
を第２針床（２）に移す目移し部（Ｂ区域）と、第１針
床（１）のラッチオープナー（６）を設けた、編地の編
成部（Ｄ１区域）からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は高密度の編地を編成
する丸編機及びその編成方法に関する。
する丸編機及びその編成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ファッションニット製品の編成におい
て、２個の針床上で編地を編成し、その際、ダイアルの
選択された複数の針からシリンダーへ複数の編目ループ
を目移しすることによって柄を編成することがよく知ら
れている。
て、２個の針床上で編地を編成し、その際、ダイアルの
選択された複数の針からシリンダーへ複数の編目ループ
を目移しすることによって柄を編成することがよく知ら
れている。
【０００３】従来の目移し機構を有するダブルニット編
機においては、目移し針の構造から編機上で目移し針が
機能出来るゲージの主流は１４ゲージ以下のコースゲー
ジであり、現段階では１８ゲージが限界とされている。
これ以上のファインゲージの針を製作しても目移し針の
構造上の制約から実用上の強度及び耐久性が得られなか
った。
機においては、目移し針の構造から編機上で目移し針が
機能出来るゲージの主流は１４ゲージ以下のコースゲー
ジであり、現段階では１８ゲージが限界とされている。
これ以上のファインゲージの針を製作しても目移し針の
構造上の制約から実用上の強度及び耐久性が得られなか
った。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来のやり方で
は、目移し針をシリンダーとダイヤルの双方に使用した
状況では前記のように高密度な編地を得ることが困難な
ことから、薄手の高密度かつ軽量な編地を生産すること
は困難であった。
は、目移し針をシリンダーとダイヤルの双方に使用した
状況では前記のように高密度な編地を得ることが困難な
ことから、薄手の高密度かつ軽量な編地を生産すること
は困難であった。
【０００５】本発明はこの従来の問題を解決して高密度
の編地を編成する丸編機及びその編成方法を提供するこ
とを目的とする。
の編地を編成する丸編機及びその編成方法を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の高密度編地を編
成する丸編機は、第１針床又は第２針床の一方に目移し
針を使用し、他方に目移し機能がない通常の針を倍密度
で設定することを特徴とする。
成する丸編機は、第１針床又は第２針床の一方に目移し
針を使用し、他方に目移し機能がない通常の針を倍密度
で設定することを特徴とする。
【０００７】本発明の高密度編地の編成方法は、第１の
観点では、第１針床又は第２針床の一方に目移し針を使
用し、他方に目移し機能がない通常の針を倍密度で設定
することを特徴とする、高密度編地を編成する丸編機を
使用する方法であって、予め通常針をタック位置まで上
昇させラッチを開く目移しの準備部（Ａ区域）と、第１
針床のループを第２針床に移す目移し部（Ｂ区域）と、
目移しした後のラッチを開く、第２針床のラッチオープ
ナーを設けた区域（Ｃ区域）と、第１針床のラッチオー
プナーを設けた編成部（Ｄ１区域）からなる。
観点では、第１針床又は第２針床の一方に目移し針を使
用し、他方に目移し機能がない通常の針を倍密度で設定
することを特徴とする、高密度編地を編成する丸編機を
使用する方法であって、予め通常針をタック位置まで上
昇させラッチを開く目移しの準備部（Ａ区域）と、第１
針床のループを第２針床に移す目移し部（Ｂ区域）と、
目移しした後のラッチを開く、第２針床のラッチオープ
ナーを設けた区域（Ｃ区域）と、第１針床のラッチオー
プナーを設けた編成部（Ｄ１区域）からなる。
【０００８】第２の観点では、第１針床又は第２針床の
一方に目移し針を使用し、他方に目移し機能がない通常
の針を倍密度で設定することを特徴とする、高密度編地
を編成する丸編機を使用する方法であって、予め通常針
をタック位置まで上昇させラッチを開く目移しの準備部
（Ａ区域）と、第１針床のループを第２針床に移す目移
し部（Ｂ区域）と、第１針床のラッチオープナーと、目
移しした後のラッチを開く、第２針床のラッチオープナ
ーを併設した編成部（Ｄ３区域）からなる。
一方に目移し針を使用し、他方に目移し機能がない通常
の針を倍密度で設定することを特徴とする、高密度編地
を編成する丸編機を使用する方法であって、予め通常針
をタック位置まで上昇させラッチを開く目移しの準備部
（Ａ区域）と、第１針床のループを第２針床に移す目移
し部（Ｂ区域）と、第１針床のラッチオープナーと、目
移しした後のラッチを開く、第２針床のラッチオープナ
ーを併設した編成部（Ｄ３区域）からなる。
【０００９】ここで、第１針床又は第２針床とはダイヤ
ル又はシリンダーをいう。
ル又はシリンダーをいう。
【００１０】
【発明の実施の態様】前記丸編機には、ニードルループ
を順次目移しする振り機構を設けることが好ましい。ま
た、第１針床の目移し針の先端部は通常の針とほぼ同程
度の厚みとすることが好ましい。
を順次目移しする振り機構を設けることが好ましい。ま
た、第１針床の目移し針の先端部は通常の針とほぼ同程
度の厚みとすることが好ましい。
【００１１】前記編成方法では、編地の編成部（Ｄ２区
域）において、２×１の高密度目移し組織を編成するこ
と、及び、裾組織に続いて高密度のシングル組織を編成
することも好ましい。編地の編成部（Ｄ３区域）は、例
えば、すべてのダイヤル針とすべてのシリンダー針で編
成する工程、シリンダーのみの数給糸口でラン防止のた
め１×１で袋組織を編成する工程、袋組織の後に抜き糸
を１コース編成する工程、シリンダーのみを選針し、全
てのシリンダーループを落す工程、すべてのダイヤル針
と半分のシリンダー針で裾部の１×１リブを必要なコー
ス数だけ編成する工程、すべてのシリンダー針とすべて
のダイヤル針で身ごろの２×１リブを必要なコース数だ
け編成する工程、からなる。最後の見ごろ編成工程にお
いて、２×１リブ編みを天竺編みに置き換えることもで
きる。
域）において、２×１の高密度目移し組織を編成するこ
と、及び、裾組織に続いて高密度のシングル組織を編成
することも好ましい。編地の編成部（Ｄ３区域）は、例
えば、すべてのダイヤル針とすべてのシリンダー針で編
成する工程、シリンダーのみの数給糸口でラン防止のた
め１×１で袋組織を編成する工程、袋組織の後に抜き糸
を１コース編成する工程、シリンダーのみを選針し、全
てのシリンダーループを落す工程、すべてのダイヤル針
と半分のシリンダー針で裾部の１×１リブを必要なコー
ス数だけ編成する工程、すべてのシリンダー針とすべて
のダイヤル針で身ごろの２×１リブを必要なコース数だ
け編成する工程、からなる。最後の見ごろ編成工程にお
いて、２×１リブ編みを天竺編みに置き換えることもで
きる。
【００１２】
【実施例】以下添付の図面に基づき、本発明の実施例を
説明する。 １
説明する。 １
【００１３】図１は、本発明で使用する丸編機のニード
ルダイヤル１とニードルシリンダー２の一部を２点鎖線
で示した斜視図である。同図に示すニードルダイヤル１
の針溝は１４ゲージであり、目移し針３が挿入されてい
る。他方、シリンダー２の針溝は倍密度の２８ゲージの
針溝で構成され、通常の、目移し機構のない針４が挿入
されている。何れも作図の関係でインサートピースは表
示していない。
ルダイヤル１とニードルシリンダー２の一部を２点鎖線
で示した斜視図である。同図に示すニードルダイヤル１
の針溝は１４ゲージであり、目移し針３が挿入されてい
る。他方、シリンダー２の針溝は倍密度の２８ゲージの
針溝で構成され、通常の、目移し機構のない針４が挿入
されている。何れも作図の関係でインサートピースは表
示していない。
【００１４】目移し針の先端部３ａの厚み（ｔ）は通常
の針とほぼ同程度の厚みにするのが好ましい（図６参
照）。図１に示す目移し針３は１４ゲージのピッチに挿
入される目移し針であるが、シリンダーの針溝のピッチ
が２８ゲージであることから、前記の高密度目移しリブ
ジャカードを編成するためには、先端部の厚みを細くす
る必要があるが余り細くすると強度を落とすことにな
る。ここで、「通常の針と同程度の厚み」とはすべての
第１針床の目移し針とすべての第２針床の針が出会った
とき、すなわちリブ出会いで接触しないという目的に適
う範囲の厚みをいう。薄くする側はハネ側が好ましい。
の針とほぼ同程度の厚みにするのが好ましい（図６参
照）。図１に示す目移し針３は１４ゲージのピッチに挿
入される目移し針であるが、シリンダーの針溝のピッチ
が２８ゲージであることから、前記の高密度目移しリブ
ジャカードを編成するためには、先端部の厚みを細くす
る必要があるが余り細くすると強度を落とすことにな
る。ここで、「通常の針と同程度の厚み」とはすべての
第１針床の目移し針とすべての第２針床の針が出会った
とき、すなわちリブ出会いで接触しないという目的に適
う範囲の厚みをいう。薄くする側はハネ側が好ましい。
【００１５】本発明において高密度なガーメント組織を
編成する方法を図２ないし図５に基づいて説明する。図
２は本発明方法の第１実施例、図３は第２実施例、図４
は第３実施例、図５は第４実施例である。
編成する方法を図２ないし図５に基づいて説明する。図
２は本発明方法の第１実施例、図３は第２実施例、図４
は第３実施例、図５は第４実施例である。
【００１６】図２のＡ区域は目移しの準備部であり、予
めシリンダ針をタック位置まで上昇させラッチを開く。
Ｂ区域は目移し部であり、ダイヤルのループをシリンダ
ーに移す。Ｃ区域はダイヤルのラッチオープナー５を設
けた区域であり、目移しした後のラッチを開く。Ｄ区域
は編地の編成部であり、シリンダーのラッチオープナー
６を併設している。
めシリンダ針をタック位置まで上昇させラッチを開く。
Ｂ区域は目移し部であり、ダイヤルのループをシリンダ
ーに移す。Ｃ区域はダイヤルのラッチオープナー５を設
けた区域であり、目移しした後のラッチを開く。Ｄ区域
は編地の編成部であり、シリンダーのラッチオープナー
６を併設している。
【００１７】図３の第２実施例に基づいて本発明をより
詳細に説明する。編成部Ｄ２１では全てのダイヤル針３
と全てのシリンダー針４で編成する。その後、Ｄ２２で
シリンダー針のみで１本おきの数コースでラン防止のた
めに袋組織を編成する。袋組織の後にＤ２３で抜き糸を
１コース編成する。次のＤ２４ではシリンダー針のみを
ニット選針し、抜き糸を抜きやすくするため図示しない
糸切換装置を給糸しない状態に作動させて、全てのシリ
ンダーループを落す。次にＤ２５からは全てのダイヤル
針と１本おきのシリンダー針で裾部９の１×１リブを必
要なコース数だけ編成する。上記の裾部の編出しでは編
成部Ｄ２５に取り付けられているラッチオープナー７で
目落しされたラッチを開きながら編成する。
詳細に説明する。編成部Ｄ２１では全てのダイヤル針３
と全てのシリンダー針４で編成する。その後、Ｄ２２で
シリンダー針のみで１本おきの数コースでラン防止のた
めに袋組織を編成する。袋組織の後にＤ２３で抜き糸を
１コース編成する。次のＤ２４ではシリンダー針のみを
ニット選針し、抜き糸を抜きやすくするため図示しない
糸切換装置を給糸しない状態に作動させて、全てのシリ
ンダーループを落す。次にＤ２５からは全てのダイヤル
針と１本おきのシリンダー針で裾部９の１×１リブを必
要なコース数だけ編成する。上記の裾部の編出しでは編
成部Ｄ２５に取り付けられているラッチオープナー７で
目落しされたラッチを開きながら編成する。
【００１８】次に目落し準備部Ａにおいて、予めシリン
ダーニードル４をタック位置まで上昇させ、ラッチを開
く（図７のＡ区域参照）。次に目移し部Ｂにおいて、ダ
イヤルループをシリンダーの針に目移しさせる（図７の
Ｂ区域参照）。この時編成部Ｂで全てのダイヤルループ
をシリンダー針に目移しさせた場合には、以後の給糸で
は全てのシリンダー針を使用して２８ゲージの高密度な
シングルジャガードの編地が形成される。この時、目移
し編成部Ｂで目移しを実施しない場合には２×１の高密
度のリブジャガードが形成できる。さらに、図示しない
振り機構を用いてダイヤルループを移動させながらシリ
ンダー針に順次目移しして、変化組織の編成をすること
も可能である。
ダーニードル４をタック位置まで上昇させ、ラッチを開
く（図７のＡ区域参照）。次に目移し部Ｂにおいて、ダ
イヤルループをシリンダーの針に目移しさせる（図７の
Ｂ区域参照）。この時編成部Ｂで全てのダイヤルループ
をシリンダー針に目移しさせた場合には、以後の給糸で
は全てのシリンダー針を使用して２８ゲージの高密度な
シングルジャガードの編地が形成される。この時、目移
し編成部Ｂで目移しを実施しない場合には２×１の高密
度のリブジャガードが形成できる。さらに、図示しない
振り機構を用いてダイヤルループを移動させながらシリ
ンダー針に順次目移しして、変化組織の編成をすること
も可能である。
【００１９】ダイヤルのラッチオープナー区域Ｃのラッ
チオープナー５では、目移しした後のラッチを開き、編
成部Ｄの編成に備える。
チオープナー５では、目移しした後のラッチを開き、編
成部Ｄの編成に備える。
【００２０】次に身ごろを編み出しするため、Ｄ２６で
全てのシリンダー針と全てのダイヤル針で２×１のリブ
を１コース編成する。ここでは抜き糸の為に目落しし
た、ループを保持しないシリンダー針は編成部Ｄ２６に
取り付けられているラッチオープナー８でラッチを開き
ながら編成する。
全てのシリンダー針と全てのダイヤル針で２×１のリブ
を１コース編成する。ここでは抜き糸の為に目落しし
た、ループを保持しないシリンダー針は編成部Ｄ２６に
取り付けられているラッチオープナー８でラッチを開き
ながら編成する。
【００２１】このＡ−Ｄを繰り返すことにより高密度編
地が得られる。
地が得られる。
【００２２】図４は本発明方法の第３実施例である。第
２実施例（図３）では、身ごろをＤ２６で２×１リブの
編成をしたが、第３実施例では身ごろを天竺で編成する
（Ｄ２７）。図４に示すように、Ｄ２５までは、第２実
施例（図３）と同様であるが、Ｄ２７の前にＡ，Ｂ，Ｃ
の目移しの部分が入る。ここではＤ２５で１×１リブの
裾ゴムを編成した後でダイヤル針に掛かっているループ
をシリンダー針に目移しさせて、Ｄ２７からのシリンダ
ー針によるシングルジャガード編成のための準備（目移
し）工程とする。従ってＤ２７では、シリンダー針によ
る２８ゲージの高密度なシングルジャガード（含む天
竺）の編地を編成し、ダイヤルの針はウエルト状態とな
る。
２実施例（図３）では、身ごろをＤ２６で２×１リブの
編成をしたが、第３実施例では身ごろを天竺で編成する
（Ｄ２７）。図４に示すように、Ｄ２５までは、第２実
施例（図３）と同様であるが、Ｄ２７の前にＡ，Ｂ，Ｃ
の目移しの部分が入る。ここではＤ２５で１×１リブの
裾ゴムを編成した後でダイヤル針に掛かっているループ
をシリンダー針に目移しさせて、Ｄ２７からのシリンダ
ー針によるシングルジャガード編成のための準備（目移
し）工程とする。従ってＤ２７では、シリンダー針によ
る２８ゲージの高密度なシングルジャガード（含む天
竺）の編地を編成し、ダイヤルの針はウエルト状態とな
る。
【００２３】図５は本発明方法の第４実施例である。第
１実施例と異なる点は、ラッチオープナーを設けた区域
Ｃをなくして、Ｄ区域にシリンダーのラッチオープナー
６ａと共にダイヤルのラッチオープナー５ａを設けたこ
とである。
１実施例と異なる点は、ラッチオープナーを設けた区域
Ｃをなくして、Ｄ区域にシリンダーのラッチオープナー
６ａと共にダイヤルのラッチオープナー５ａを設けたこ
とである。
【００２４】本発明によるガーメント組織編地の例を示
す。
す。
【００２５】図８は、ガーメントの組織図例１である。
裾ゴムは１×１のリブ編みで、見ごろは２８ゲージのシ
ングルジャカード組織を想定したガーメントの組織図で
ある。
裾ゴムは１×１のリブ編みで、見ごろは２８ゲージのシ
ングルジャカード組織を想定したガーメントの組織図で
ある。
【００２６】図９は、ガーメントの組織図例２である。
裾部はシリンダーニードルとダイヤルニードルで袋組織
を編成し、見ごろに２８ゲージのシングルジャカード組
織を想定したガーメントの組織図である。
裾部はシリンダーニードルとダイヤルニードルで袋組織
を編成し、見ごろに２８ゲージのシングルジャカード組
織を想定したガーメントの組織図である。
【００２７】図１０は、ガーメントの組織図例３であ
る。裾部はシリンダーニードルで袋組織を編成し、見ご
ろに２８ゲージのシングルジャカード組織を想定したガ
ーメントの組織図である。
る。裾部はシリンダーニードルで袋組織を編成し、見ご
ろに２８ゲージのシングルジャカード組織を想定したガ
ーメントの組織図である。
【００２８】図１１は、ガーメントの組織図例４であ
る。ガーメント組織の見ごろに応用できるシングルニッ
ト組織の例である。図１２は、ガーメントの組織図例５
である。ガーメント組織の見ごろに応用できるリブ組織
の例である。図１３は、ガーメントの組織図例６であ
る。ガーメント組織の見ごろに応用できる目移し組織の
例である。
る。ガーメント組織の見ごろに応用できるシングルニッ
ト組織の例である。図１２は、ガーメントの組織図例５
である。ガーメント組織の見ごろに応用できるリブ組織
の例である。図１３は、ガーメントの組織図例６であ
る。ガーメント組織の見ごろに応用できる目移し組織の
例である。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、従来のやり方で困難で
あった薄手の高密度かつ軽量な編地を生産することがで
きる。
あった薄手の高密度かつ軽量な編地を生産することがで
きる。
【図１】本発明を実施するニードルダイヤルとニードル
シリンダー（２点鎖線）の一部を示す斜視図である。
シリンダー（２点鎖線）の一部を示す斜視図である。
【図２】本発明第１実施例のニードルラインの軌跡であ
る。
る。
【図３】本発明第２実施例のニードルラインの軌跡であ
る。
る。
【図４】本発明第３実施例のニードルラインの軌跡であ
る。
る。
【図５】本発明第４実施例のニードルラインの軌跡であ
る。
る。
【図６】本発明で使用する目移し針の平面図である。
【図７】本発明のＡ区域、Ｂ区域の斜視図である。
【図８】ガーメントの組織図例１である。
【図９】ガーメントの組織図例２である。
【図１０】ガーメントの組織図例３である。
【図１１】ガーメントの組織図例４である。
【図１２】ガーメントの組織図例５である。
【図１３】ガーメントの組織図例６である。
１ 第１針床（ダイヤル） ２ 第２針床（シリンダー） ３ 目移し針 ３ａ 目移し針の先端部 ４ 目移し機能がない通常の針 ５ 第２針床のラッチオープナー ６ 第１針床のラッチオープナー
Claims (9)
- 【請求項１】 第１針床（１）及び第２針床（２）の一
方（１）に目移し針（３）を使用し、他方（２）に目移
し機能がない通常の針（４）を倍密度で設定することを
特徴とする、高密度編地を編成する丸編機。 - 【請求項２】 ニードルループを順次目移しする振り機
構を設けた請求項１項記載の丸編機。 - 【請求項３】 第１針床（１）の目移し針の先端部（３
ａ）を通常の針とほぼ同程度の厚みとした請求項１又は
２項記載の丸編機。 - 【請求項４】 第１針床（１）及び第２針床（２）の一
方（１）に目移し針（３）を使用し、他方（２）に目移
し機能がない通常の針（４）を倍密度で設定することを
特徴とする、高密度編地を編成する丸編機を使用する方
法であって、 予め通常針（４）をタック位置まで上昇させラッチを開
く目移しの準備部（Ａ区域）と、 第１針床（１）のループを第２針床（２）に移す目移し
編成部（Ｂ区域）と、 目移しした後のラッチを開く、第２針床のラッチオープ
ナー（５）を設けた区域（Ｃ区域）と、 第１針床（１）のラッチオープナー（６）を設けた編成
部（Ｄ１区域）からなる、高密度編地を編成する編成方
法。 - 【請求項５】 第１針床（１）又は第２針床（２）の一
方（１）に目移し針（３）を使用し、他方（２）に目移
し機能がない通常の針（４）を倍密度で設定することを
特徴とする、高密度編地を編成する丸編機を使用する方
法であって、 予め通常針（４）をタック位置まで上昇させラッチを開
く目移しの準備部（Ａ区域）と、 第１針床（１）のループを第２針床（２）に移す目移し
編成部（Ｂ区域）と、 第１針床（１）のラッチオープナー（６）と、目移しし
た後のラッチを開く、第２針床のラッチオープナー
（５）を併設した編成部（Ｄ３区域）からなる、高密度
編地を編成する編成方法。 - 【請求項６】編成部（Ｄ２区域）において、２×１の高
密度目移し組織を編成する請求項４又は５項に記載の方
法。 - 【請求項７】編成部（Ｄ２区域）において、裾組織に続
いて高密度のシングル組織を編成する請求項４ないし６
項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項８】編成部（Ｄ２区域）が、 すべてのダイヤル針（３）とすべてのシリンダー針
（４）で編成する工程（Ｄ２１）、 シリンダーのみの数給糸口でラン防止のため１×１で袋
組織を編成する工程（Ｄ２２）、 袋組織の後に抜き糸を１コース編成する工程（Ｄ２
３）、 シリンダーのみを選針し、全てのシリンダーループを落
す工程（Ｄ２４）、 柄に応じたダイヤル針と半分のシリンダー針で裾部の１
×１リブを必要なコース数だけ編成する工程（Ｄ２
５）、 すべてのシリンダー針とすべてのダイヤル針で身ごろの
２×１リブを必要なコース数だけ編成する工程（Ｄ２
６）、 からなる請求項４ないし７のいずれかに記載の方法。 - 【請求項９】 すべてのシリンダー針とすべてのダイヤ
ル針で身ごろの２×１リブを必要なコース数だけ編成す
る工程（Ｄ２６）がシリンダー針による天竺編みで置き
換えられている請求項８記載の方法。
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