JPH04271889A - 水中の微量有機塩素化合物の分解除去方法 - Google Patents
水中の微量有機塩素化合物の分解除去方法Info
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- JPH04271889A JPH04271889A JP3054191A JP3054191A JPH04271889A JP H04271889 A JPH04271889 A JP H04271889A JP 3054191 A JP3054191 A JP 3054191A JP 3054191 A JP3054191 A JP 3054191A JP H04271889 A JPH04271889 A JP H04271889A
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Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地下水や上水中に微量
に含まれるトリクロロエチレン等の有機塩素化合物の分
解除去方法に関するものである。
に含まれるトリクロロエチレン等の有機塩素化合物の分
解除去方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】地下水を飲料として、あるいは、食品工
場、製薬工場等で製造水として使用する場合に、地下水
中にトリクロロエチレン等の有機塩素化合物が含まれて
いると、それらを効率良く分解し、無害化する必要があ
る。その場合に従来から紫外線を用いた分解法が知られ
ているが、従来は適正な分解条件が不明であるため不確
実なものであるとされていた（特開平２−２２９５９３
号公報等参照）。
場、製薬工場等で製造水として使用する場合に、地下水
中にトリクロロエチレン等の有機塩素化合物が含まれて
いると、それらを効率良く分解し、無害化する必要があ
る。その場合に従来から紫外線を用いた分解法が知られ
ているが、従来は適正な分解条件が不明であるため不確
実なものであるとされていた（特開平２−２２９５９３
号公報等参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の紫外線を用いた分解法では不確実であると
いうものである。
点は、従来の紫外線を用いた分解法では不確実であると
いうものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給される水
（未処理水１）に波長３００ｎｍ以下の低圧紫外線を照
射（紫外線ランプ３）して、水中に微量に含まれる有機
塩素化合物を分解除去するようにした水中の微量有機塩
素化合物の分解除去方法である。
（未処理水１）に波長３００ｎｍ以下の低圧紫外線を照
射（紫外線ランプ３）して、水中に微量に含まれる有機
塩素化合物を分解除去するようにした水中の微量有機塩
素化合物の分解除去方法である。
【０００５】
【作用】これによれば、供給される水に波長３００ｎｍ
以下の低圧紫外線を照射することにより、水中に微量に
含まれる有機塩素化合物を、極めて安定且つ効率良く分
解除去することができる。
以下の低圧紫外線を照射することにより、水中に微量に
含まれる有機塩素化合物を、極めて安定且つ効率良く分
解除去することができる。
【０００６】
【実施例】図１は本願の方法を実現するための装置の一
例を示す。この図において、１はトリクロロエチレン等
の有機塩素化合物が微量に含まれた地下水等の未処理水
を示す。この未処理水１が反応槽２の上部から注入され
る。
例を示す。この図において、１はトリクロロエチレン等
の有機塩素化合物が微量に含まれた地下水等の未処理水
を示す。この未処理水１が反応槽２の上部から注入され
る。
【０００７】この反応槽２はステンレス製シリンダーか
らなり、この内部には複数の紫外線ランプ３と環流板４
が設けられている。そしてこの反応槽２の上部から注入
された未処理水１は、環流板４にて紫外線ランプ３の周
囲を環流されながら反応槽２の下部に向かって流され、
この反応槽２の下部より処理された水５が取り出される
。また反応槽２の下部にはドレイン６が設けられる。
らなり、この内部には複数の紫外線ランプ３と環流板４
が設けられている。そしてこの反応槽２の上部から注入
された未処理水１は、環流板４にて紫外線ランプ３の周
囲を環流されながら反応槽２の下部に向かって流され、
この反応槽２の下部より処理された水５が取り出される
。また反応槽２の下部にはドレイン６が設けられる。
【０００８】さらに紫外線ランプ３の電極７は水封部９
を介して反応槽２の上側に突出され、この電極７に電源
部９から低圧の駆動電圧が供給される。これによって紫
外線ランプ３からは例えば主波長が２５３．７ｎｍの紫
外線が発生される。
を介して反応槽２の上側に突出され、この電極７に電源
部９から低圧の駆動電圧が供給される。これによって紫
外線ランプ３からは例えば主波長が２５３．７ｎｍの紫
外線が発生される。
【０００９】従ってこの方法において、地下水等に数１
０〜数１００ｐｐｂの微量に含まれるトリクロロエチレ
ン等の有機塩素化合物に対して、波長３００ｎｍ以下の
短波長紫外線を照射することにより、その濃度を数ｐｐ
ｂ以下にまで分解除去することができる。なお紫外線の
照射量は、トリクロロエチレン等の初期濃度応じて変化
するが、少なくとも５０ｍＷ・ｍｉｎ／ｃｍ２ 以上の
エネルギーを必要とし、使用するランプは低圧紫外線ラ
ンプが適当である。また波長は２５３．７ｎｍが主体で
あるが、１８４．９ｎｍを併用すると分解効率は上昇す
る。さらに使用される装置は、通常の紫外線殺菌装置の
構造とされているので、処理水を連続で得る場合にも容
易に適用できる。
０〜数１００ｐｐｂの微量に含まれるトリクロロエチレ
ン等の有機塩素化合物に対して、波長３００ｎｍ以下の
短波長紫外線を照射することにより、その濃度を数ｐｐ
ｂ以下にまで分解除去することができる。なお紫外線の
照射量は、トリクロロエチレン等の初期濃度応じて変化
するが、少なくとも５０ｍＷ・ｍｉｎ／ｃｍ２ 以上の
エネルギーを必要とし、使用するランプは低圧紫外線ラ
ンプが適当である。また波長は２５３．７ｎｍが主体で
あるが、１８４．９ｎｍを併用すると分解効率は上昇す
る。さらに使用される装置は、通常の紫外線殺菌装置の
構造とされているので、処理水を連続で得る場合にも容
易に適用できる。
【００１０】こうして上述の方法によれば、供給される
水に波長３００ｎｍ以下の低圧紫外線（紫外線ランプ３
）を照射することにより、水（未処理水１）中に微量に
含まれる有機塩素化合物を、極めて安定且つ効率良く分
解除去することができるものである。
水に波長３００ｎｍ以下の低圧紫外線（紫外線ランプ３
）を照射することにより、水（未処理水１）中に微量に
含まれる有機塩素化合物を、極めて安定且つ効率良く分
解除去することができるものである。
【００１１】なお上述の方法において、分解除去のでき
る有機塩素化合物はトリクロロエチレンの他、テトラク
ロロエチレン、１・１・１・トリクロロエタン、及び、
トリハロメタン（クロロホルム、ブロモジクロロメタン
、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム）等の分解除去
に利用できるものである。
る有機塩素化合物はトリクロロエチレンの他、テトラク
ロロエチレン、１・１・１・トリクロロエタン、及び、
トリハロメタン（クロロホルム、ブロモジクロロメタン
、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム）等の分解除去
に利用できるものである。
【００１２】
【発明の効果】この発明によれば、供給される水に波長
３００ｎｍ以下の低圧紫外線を照射することにより、水
中に微量に含まれる有機塩素化合物を、極めて安定且つ
効率良く分解除去することができるようになった。
３００ｎｍ以下の低圧紫外線を照射することにより、水
中に微量に含まれる有機塩素化合物を、極めて安定且つ
効率良く分解除去することができるようになった。
【図１】本発明の方法を実現するための装置の一例を示
す構成図である。
す構成図である。
１ 未処理水
２ 反応槽
３ 紫外線ランプ
４ 環流板
５ 処理された水
６ ドレイン
７ 電極
８ 水封部
９ 電源部
Claims (1)
- 【請求項１】 供給される水に波長３００ｎｍ以下の
低圧紫外線を照射して、水中に微量に含まれる有機塩素
化合物を分解除去するようにした水中の微量有機塩素化
合物の分解除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054191A JPH04271889A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 水中の微量有機塩素化合物の分解除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054191A JPH04271889A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 水中の微量有機塩素化合物の分解除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04271889A true JPH04271889A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12306659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054191A Pending JPH04271889A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 水中の微量有機塩素化合物の分解除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04271889A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994014711A1 (de) * | 1992-12-19 | 1994-07-07 | Heraeus Noblelight Gmbh | Verfahren zur abwasserreinigung |
| JP2009207949A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Japan Science & Technology Agency | 紫外線と微細気泡を併用した難分解性有機物質の分解方法及び分解装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61146387A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-04 | Sharp Corp | 水道水の浄化方法 |
| JPH01249186A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-04 | Iwasaki Electric Co Ltd | 水処理装置 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3054191A patent/JPH04271889A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61146387A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-04 | Sharp Corp | 水道水の浄化方法 |
| JPH01249186A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-04 | Iwasaki Electric Co Ltd | 水処理装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994014711A1 (de) * | 1992-12-19 | 1994-07-07 | Heraeus Noblelight Gmbh | Verfahren zur abwasserreinigung |
| JP2009207949A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Japan Science & Technology Agency | 紫外線と微細気泡を併用した難分解性有機物質の分解方法及び分解装置 |
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