JPH0427179Y2 - - Google Patents

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JPH0427179Y2
JPH0427179Y2 JP1985034885U JP3488585U JPH0427179Y2 JP H0427179 Y2 JPH0427179 Y2 JP H0427179Y2 JP 1985034885 U JP1985034885 U JP 1985034885U JP 3488585 U JP3488585 U JP 3488585U JP H0427179 Y2 JPH0427179 Y2 JP H0427179Y2
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
board
substrate
punched
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は印刷配線板用の基板に関する。
(従来の技術) 従来、複数枚の印刷配線板を抜き取るための基
板として、第9図および第11図に示すものがあ
る。
第9図のものは、基板aに、プツシユバツク加
工により印刷配線板領域b,c,dが形成された
もので、打ち抜かれた各印刷配線板領域b,c,
dは、第10図a,bに示すように、基板aに対
して上方向もしくは下方向に若干突出している。
プツシユバツク加工とは、プレス加工により基
板の印刷配線板領域を一度打ち抜き、しかる後に
打ち抜かれた印刷配線板領域をもとの箇所に嵌込
むことを総称していう。
このようにすれば、各印刷配線板領域b,c,
dに部品を実装した後、各印刷配線板を基板aか
ら容易に外すことができる。
また、第11図のものは、基板j上の各印刷配
線板領域e,f,gの周囲に複数の割り孔hとミ
シン目iとが設けられたもので、各印刷配線板領
域e,f,gに部品を実装した後、ミシン目iに
沿つて割ることにより基板jから各印刷配線板を
抜き取ることができる。
(考案が解決しようとする課題) ところが、前者のものでは、基板aに何回も熱
を加えることによる基板aの変形、又はインサー
ト部品の実装時に印刷配線板領域b,c,dに加
えられる挿入圧力等により、印刷配線板領域b,
c,dが基板aから抜け落ちる。部品をリフロー
にて半田付けする場合、基板aと印刷配線板領域
b,c,dとに段差を生じるため、ペースト半田
および接着剤を印刷方式で転写することができな
い等の問題があつた。
また、後者のものでは、割り孔hの穴を大きく
すると、半田付けしたときに半田が印刷配線板領
域e,f,gの上部にふき上がる。ミシン目iの
部分が多いと割れにくく、印刷配線板領域e,
f,gを基板jから抜き取りにくい。割り孔hが
多いと、前記した半田のふき上がりや基板jの反
りを生じる。基板jから印刷配線板領域e,f,
gを抜き取ると、印刷配線板領域e,f,gの周
囲にミシン目iによる突起部が残り、またこのミ
シン目iによる突起部もミシン目iの切れ方によ
つてはまちまちとなるため、細かな外形寸法を要
する場所では設計ずれを起こす原因となり、機構
設計上および仕上加工上好ましくない等の問題が
あつた。
(課題を解決するための手段) 本考案にかかる印刷配線板用の基板は、複数枚
の印刷配線板が抜き取られる基板であつて、基板
の前記各印刷配線板領域の周囲に、一度打ち抜か
れた後、もとの打ち抜き位置に嵌込まれた複数枚
の打抜片が前記基板の不要部に設けられてなるも
のである。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。
1は三つの印刷配線板領域2,3,4が形成さ
れた基板である。
各印刷配線板領域2,3,4の周囲には、複数
枚の打抜片(斜線で示す部分)5,5……が基板
1の不要部に設けられ、これら、打抜片5,5…
…のそれぞれの間に、ミシン目(パンチ穴)6,
6……が形成されている。
打抜片5は、プレス加工により基板1から一度
打ち抜かれた後、もとの打ち抜き位置に嵌込まれ
たいわゆるプツシユバツク加工により形成されて
おり、本例では、第2図に示すように、基板1に
対して打抜片5が同一面上に嵌込まれるように形
成されている。
このようにすると、打抜片5と基板1との間に
若干の嵌合力があるから、ミシン目6の数を第1
1図に示す従来のものに比べて半分以下に削減で
き、基板1から抜き取られた印刷配線板の仕上が
りが良好になる。
なお、レーザカツトで基板1から各印刷配線板
領域2,3,4を切断する場合は、前記したミシ
ン目6は不要で、レーザカツトでの切断は打抜片
5以外の部分を切断するだけでよいから、生産効
率をより向上することができる。
第3図は印刷配線板8の切欠部9にプツシユバ
ツク加工を用いた例を示している。このように印
刷配線基板8に切欠部9を設けるのは、第7図a
〜cに示すように、印刷配線基板8を組み立てる
場合、メカ部23やレンズ部24等の突起部との
干渉又は別の印刷配線基板に実装された部品25
との干渉等を避けるためであり、その干渉部分に
切欠部を設ける必要があるからである。
また、第4図は印刷配線板10の取付穴11に
プツシユバツク加工を用いた例を示している。こ
のように印刷配線基板10に取付穴11を設ける
のは、第8図に示すように、印刷配線基板10を
2枚重ねて取り付ける場合に、一方の印刷配線基
板10に実装された電界コンデンサ26やトラン
ス27等背の高い部品と他方の印刷配線基板10
との干渉を避けるためであり、取付穴11に各実
装部品26,27を挿通させ、両基板10,10
の配置間隔を狭めている。
第7図および第8図のいずれにおいても切欠部
9および取付穴11が大きなパンチ穴として残ら
ないため、リフロー時又はデイツプ時の基板の反
りや捩じれ、およびデイツプ時の半田のふき上が
り等が防止できる。
第5図は電気部品等12が印刷配線板領域(分
割基板)13,14,15に跨がつて取付けられ
た場合に、この電気部品等12の下部の印刷配線
板領域間にプツシユバツク加工による打抜片16
を設けた例である。このようにすると、基板から
分割基板13,14,15を外す時、部品にスト
レスを加えることが軽減できるとともに、リフロ
ー時の熱ストレス、デイツプ時の半田のふき上が
り等が防止できる。また、電気部品等12に直接
半田が接触せず、熱的にも有効である。
第6図a,bはソケツト19等が差し込まれる
印刷配線板18の角穴部20にプツシユバツク加
工を用いた例である。第6図bにおいて、21は
角穴部20を通してソケツト19が嵌合されるコ
ネクタである。このようにすると、印刷配線板1
8のエツジが補強されるとともに、ねじれや反り
もなく、またデイツプ時の半田のふき上がりが防
止できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にかかる印刷配線
板用の基板によれば、 印刷配線板領域にインサート部品を実装して
も、この部品の挿入圧力によつて印刷配線板が
基板から抜け落ちることがない。
基板と印刷配線板領域が面一であるから、ペ
ースト半田を両面共印刷方式で転写することが
できる。
寸法精度の必要な所にプツシユバツク加工を
用いることにより、ミシン目を切り取つたとき
のような突起が無く、外形のきれいな状態で印
刷配線基板領域が抜き取れるので、機構設計上
および仕上加工上の精度が向上する。
プツシユバツク加工を用いることにより、一
度打ち抜いた部分が穴として残らないため、リ
フロー時又はデイツプ時の基板の反りや捩じれ
が防止できる。
基板に従来の割り孔のような穴が開かないか
ら、半田付けする場合に印刷配線板領域の上部
への半田のふき上がりが防止できる。
等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案の一実施例を示
し、第1図は平面図、第2図は第1図における
−線に沿う断面図、第3図ないし第6図aはプ
ツシユバツク加工の他の適用例の平面図、第6図
bは第6図aの側面図、第7図a〜cは第3図に
示した印刷配線基板の具体的適用例を示す図、第
8図は第4図に示した印刷配線基板の具体的適用
例を示す図、第9図は従来の一実施例を示す平面
図、第10図a,bは第9図における−線に
沿う断面図、第11図は従来の他の実施例を示す
平面図である。 1……基板、2,3,4,13,14,15…
…印刷配線板領域、5,16……打抜片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数枚の印刷配線板が抜き取られる基板であつ
    て、 基板の前記各印刷配線板領域の周囲に、一度打
    ち抜かれた後もとの打ち抜き位置に嵌込まれた複
    数枚の打抜片が前記基板の不要部に設けられてな
    ることを特徴とする印刷配線板用の基板。
JP1985034885U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH0427179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985034885U JPH0427179Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985034885U JPH0427179Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61151368U JPS61151368U (ja) 1986-09-18
JPH0427179Y2 true JPH0427179Y2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=30538671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985034885U Expired JPH0427179Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

Country Status (1)

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JP (1) JPH0427179Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419178A (en) * 1977-07-14 1979-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of making print wiring substrate

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419178A (en) * 1977-07-14 1979-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of making print wiring substrate

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61151368U (ja) 1986-09-18

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