JPH04271673A - ディジタル電子スチル・カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明はデータ・バック・アッ
プのための内蔵電池を有するメモリ・カードに撮影した
被写体像を表わす画像データを記録するディジタル電子
スチル・カメラに関する。

【０００２】

【従来の技術】ディジタル電子スチル・カメラは，被写
体像をＣＣＤなどの固体電子撮像素子で撮像しその映像
信号をディジタル・データに変換してメモリ・カードに
記録するものである。メモリ・カードには画像データを
記憶するメモリが設けられている。このメモリはＲＡＭ
等の揮発性メモリで構成されることが多いので，その動
作電源の供給が常に必要であり，そのためにメモリ・カ
ードにはメモリ・バック・アップ用の電池が内蔵されて
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】メモリ・カードの内蔵
電池の消耗の具合はメモリ・カードの外観からでは分ら
ないために消耗した電池が内蔵されたメモリ・カードが
カメラに装着されることもあるし，撮影を行なっている
間に電池電圧がメモリのデータを保持できない程度に低
下してしまうこともある。このような場合に撮影が行な
われたり，撮影が続行されると，画像データの記憶がで
きないばかりか記憶されている画像データまでも消失し
てしまう。

【０００４】

【課題を解決するための手段】第１の発明は，データ・
バック・アップのための内蔵電池とこの内蔵電池の電圧
と所定のしきい値電圧とを比較する手段と比較結果を記
憶する揮発性メモリとを備え，ディジタル電子スチル・
カメラに着脱自在に装着可能であり，ディジタル電子ス
チル・カメラに装着されたときに，そのデータ・バック
・アップ用電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・
カメラの主電源電圧出力端子に接続されるメモリ・カー
ドに，撮影した被写体像を表わす画像データを記録する
ディジタル電子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・
カードがディジタル電子スチル・カメラに装着されてい
ることを検知する装着検知手段，主電源から上記主電源
電圧出力端子に主電源電圧を与える経路をオン，オフ制
御するスイッチング手段，上記装着検知手段により上記
メモリ・カードの装着が検知されているときに上記揮発
性メモリに記憶されている比較結果を読取り，この比較
結果がメモリ・カードの内蔵電池電圧が上記しきい値電
圧よりも低いことを表わしているときに上記スイッチン
グ手段をオンして，上記メモリ・カードのデータ・バッ
ク・アップのために主電源電圧をメモリ・カードに与え
るよう制御する手段を備えていることを特徴とする。

【０００５】第２の発明は，データ・バック・アップの
ための内蔵電池とこの内蔵電池の電圧と所定のしきい値
電圧とを比較する手段と比較結果を記憶する揮発性メモ
リとを備え，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在
に装着可能であり，ディジタル電子スチル・カメラに装
着されたときにそのデータ・バック・アップ用第１の電
源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの主電
源電圧出力端子に接続され，データ・バック・アップ用
第２の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメ
ラの補助電源電圧出力端子に接続されるメモリ・カード
に，撮影した被写体像を表わす画像データを記録するデ
ィジタル電子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・カ
ードがディジタル電子スチル・カメラに装着されている
ことを検知するメモリ・カード装着検知手段，ディジタ
ル電子スチル・カメラに取外し可能に備えられる撮影動
作用の主電源から上記主電源電圧出力端子に主電源電圧
を与える経路をオン，オフ制御する第１のスイッチング
手段，補助電源から上記補助電源出力端子に補助電源電
圧を与える経路をオン，オフ制御する第２のスイッチン
グ手段，ディジタル電子スチル・カメラに上記主電源が
装着されていることを検知する主電源装着検知手段，上
記メモリ・カード装着検知手段により上記メモリ・カー
ドの装着が検知されているときに上記揮発性メモリに記
憶されている比較結果を読取り，この比較結果がメモリ
・カードの内蔵電池電圧が上記しきい値電圧よりも低い
ことを表わしているときにおいて，上記主電源装着検知
手段により上記主電源の装着が検知されているときには
上記第１のスイッチング手段をオンして，メモリ・カー
ドのデータ・バック・アップのために主電源電圧をメモ
リ・カードに与え，上記主電源装着検知手段により上記
主電源の装着が検知されていないときには上記第２のス
イッチング手段をオンしてメモリ・カードのデータ・バ
ック・アップのために補助電源電圧をメモリ・カードに
与えるよう制御する手段を備えていることを特徴とする
。

【０００６】第３の発明は，データ・バック・アップの
ための内蔵電池とこの内蔵電池の電圧と所定の第１のし
きい値電圧とを比較する手段と比較結果を記憶する揮発
性メモリとを備え，ディジタル電子スチル・カメラに着
脱自在に装着可能であり，ディジタル電子スチル・カメ
ラに装着されたときにそのデータ・バック・アップ用第
１の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラ
の主電源電圧出力端子に接続され，データ・バック・ア
ップ用第２の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル
・カメラの補助電源電圧出力端子に接続されるメモリ・
カードに，撮影した被写体像を表わす画像データを記録
するディジタル電子スチル・カメラにおいて，上記メモ
リ・カードがディジタル電子スチル・カメラに装着され
ていることを検知するメモリ・カード装着検知手段，主
電源から上記主電源電圧出力端子に主電源電圧を与える
経路をオン，オフ制御する第１のスイッチング手段，補
助電源から上記補助電源出力端子に補助電源電圧を与え
る経路をオン，オフ制御する第２のスイッチング手段，
ディジタル電子スチル・カメラに装着されている上記主
電源の電圧と第１のしきい値電圧以上の第２のしきい値
電圧とを比較する主電源電圧比較手段，上記メモリ・カ
ード装着検知手段により上記メモリ・カードの装着が検
知されているときに上記揮発性メモリに記憶されている
比較結果を読取り，この比較結果がメモリ・カードの内
蔵電池電圧が上記第１のしきい値電圧よりも低いことを
表わしているときにおいて，上記主電源電圧比較手段に
よる比較結果が主電源電圧が上記第２のしきい値電圧よ
りも高いことを表わしているときには上記第１のスイッ
チング手段をオンして，メモリ・カードのデータ・バッ
ク・アップのために主電源電圧をメモリ・カードに与え
，上記主電源電圧比較手段による比較結果が主電源電圧
が上記第２のしきい値電圧よりも低いことを表わしてい
るときには上記第２のスイッチング手段をオンしてメモ
リ・カードのデータ・バック・アップのために補助電源
電圧をメモリ・カードに与えるように制御する手段を備
えていることを特徴とする。

【０００７】第４の発明は，データ・バック・アップの
ための内蔵電池を有し，ディジタル電子スチル・カメラ
に着脱自在に装着可能であり，ディジタル電子スチル・
カメラに装着されたときに，そのデータ・バック・アッ
プ用電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラ
の主電源電圧出力端子に接続されるメモリ・カードに，
撮影した被写体像を表わす画像データを記録するディジ
タル電子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・カード
がディジタル電子スチル・カメラに装着されていること
を検知する装着検知手段，主電源から上記主電源電圧出
力端子に主電源電圧を与える経路をオン，オフ制御する
スイッチング手段，上記装着検知手段により上記メモリ
・カードの装着が検知されているときに上記メモリ・カ
ードの内蔵電池電圧を読取り所定のしきい値電圧と比較
する比較手段，上記比較手段による比較結果がメモリ・
カードの内蔵電池電圧が上記しきい値電圧よりも低いこ
とを表わしているときに上記スイッチング手段をオンし
て，上記メモリ・カードのデータ・バック・アップのた
めに主電源電圧をメモリ・カードに与えるよう制御する
手段を備えていることを特徴とする。

【０００８】第５の発明は，データ・バック・アップの
ための内蔵電池を有し，ディジタル電子スチル・カメラ
に着脱自在に装着可能であり，ディジタル電子スチル・
カメラに装着されたときにそのデータ・バック・アップ
用第１の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カ
メラの主電源電圧出力端子に接続され，データ・バック
・アップ用第２の電源電圧入力端子がディジタル電子ス
チル・カメラの補助電源電圧出力端子に接続されるメモ
リ・カードに，撮影した被写体像を表わす画像データを
記録するディジタル電子スチル・カメラにおいて，上記
メモリ・カードがディジタル電子スチル・カメラに装着
されていることを検知するメモリ・カード装着検知手段
，ディジタル電子スチル・カメラに取外し可能に備えら
れる撮影動作用の主電源から上記主電源電圧出力端子に
主電源電圧を与える経路をオン，オフ制御する第１のス
イッチング手段，補助電源から上記補助電源出力端子に
補助電源電圧を与える経路をオン，オフ制御する第２の
スイッチング手段，ディジタル電子スチル・カメラに上
記主電源が装着されていることを検知する主電源装着検
知手段，上記メモリ・カード装着検知手段により上記メ
モリ・カードの装着が検知されているときに上記メモリ
・カードの内蔵電池電圧を読取り所定のしきい値電圧と
比較する比較手段，上記比較手段による比較結果がメモ
リ・カードの内蔵電池電圧が上記しきい値電圧よりも低
いことを表わしているときにおいて，上記主電源装着検
知手段により上記主電源の装着が検知されているときに
は上記第１のスイッチング手段をオンして，メモリ・カ
ードのデータ・バック・アップのために主電源電圧をメ
モリ・カードに与え，上記主電源装着検知手段により上
記主電源の装着が検知されていないときには上記第２の
スイッチング手段をオンしてメモリ・カードのデータ・
バック・アップのために補助電源電圧をメモリ・カード
に与えるよう制御する手段を備えていることを特徴とす
る。

【０００９】第６の発明は，データ・バック・アップの
ための内蔵電池を有し，ディジタル電子スチル・カメラ
に着脱自在に装着可能であり，ディジタル電子スチル・
カメラに装着されたときにそのデータ・バック・アップ
用第１の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カ
メラの主電源電圧出力端子に接続され，データ・バック
・アップ用第２の電源電圧入力端子がディジタル電子ス
チル・カメラの補助電源電圧出力端子に接続されるメモ
リ・カードに，撮影した被写体像を表わす画像データを
記録するディジタル電子スチル・カメラにおいて，上記
メモリ・カードがディジタル電子スチル・カメラに装着
されていることを検知するメモリ・カード装着検知手段
，主電源から上記主電源電圧出力端子に主電源電圧を与
える経路をオン，オフ制御する第１のスイッチング手段
，補助電源から上記補助電源出力端子に補助電源電圧を
与える経路をオン，オフ制御する第２のスイッチング手
段，ディジタル電子スチル・カメラに装着されている主
電源の電圧と上記所定のしきい値電圧とを比較する主電
源電圧比較手段，上記メモリ・カード装着検知手段によ
り上記メモリ・カードの装着が検知されているときに上
記メモリ・カードの内蔵電池電圧を読取り所定のしきい
値電圧と比較する内蔵電池電圧比較手段，上記メモリ・
カード装着検知手段により上記メモリ・カードの装着が
検知されているときに上記内蔵電池電圧比較手段の比較
結果を読取り，この比較結果がメモリ・カードの内蔵電
池電圧が上記しきい値電圧よりも低いことを表わしてい
るときにおいて，上記主電源電圧比較手段による比較結
果が主電源電圧が上記しきい値電圧よりも高いことを表
わしているときには上記第１のスイッチング手段をオン
して，メモリ・カードのデータ・バック・アップのため
に主電源電圧をメモリ・カードに与え，上記主電源電圧
比較手段による比較結果が主電源電圧が上記しきい値電
圧よりも低いことを表わしているときには上記第２のス
イッチング手段をオンしてメモリ・カードのデータ・バ
ック・アップのために補助電源電圧をメモリ・カードに
与えるよう制御する手段を備えていることを特徴とする
。

【００１０】上記第１の電源電圧入力端子と上記第２の
電源電圧入力端子とが共通であり，上記主電源電圧出力
端子と上記補助電源電圧出力端子とが共通であることが
好ましい。

【００１１】また，上記制御手段は，ディジタル電子ス
チル・カメラに主電源，補助電源もしくはメモリ・カー
ドが装着されたとき，ディジタル電子スチル・カメラの
主電源スイッチがオンとされたときまたは所定時間ごと
に制御を行なうものであることが好ましい。

【００１２】さらに上記ディジタル電子スチル・カメラ
においてメモリ・カードの内蔵電池電圧が低下したとき
には内蔵電池の電圧低下を警告する手段をさらに備えて
いることが好ましい。

【００１３】比較手段を上記メモリ・カードの外部から
読出し可能とし，比較手段による比較結果を記憶する揮
発性メモリを不要としてもよい。

【００１４】第１の発明によると，メモリ・カードにお
いて内蔵電池としきい値電圧とが比較され揮発性メモリ
に記憶される。装着検知手段によりメモリ・カードがデ
ィジタル電子スチル・カメラに装着されていることが検
知されるとメモリ・カードの揮発性メモリに記憶されて
いる比較結果が読取られる。この比較結果が，メモリ・
カードの内蔵電池の電圧がしきい値電圧よりも低いこと
を表わしているときにはスイッチング手段がオンとされ
る。

【００１５】スイッチング手段がオンとされることによ
りメモリ・カードのデータ・バック・アップのためにデ
ィジタル電子スチル・カメラの主電源の電圧がメモリ・
カードに与えられる。

【００１６】一般にディジタル電子スチル・カメラは主
電源（主電池）と補助電源（補助電池）とを備えている
。電源スイッチがオフのときには補助電源からカメラの
制御装置（ＣＰＵを含む）に動作電圧が供給され，制御
装置は計時動作等を行なっている（スタンバイ状態）。 第２および第３の発明はこの補助電源が利用される。

【００１７】第２の発明によると，メモリ・カードにお
いて内蔵電池としきい値電圧とが比較され，揮発性メモ
リに記憶される。メモリ・カード装着検知手段によりメ
モリ・カードがディジタル電子スチル・カメラに装着さ
れていることが検知され，主電源装着検知手段により主
電源がディジタル電子スチル・カメラに装着されている
ことが検知される。

【００１８】メモリ・カードがディジタル電子スチル・
カメラに装着されていることが検知されるとメモリ・カ
ードの揮発性メモリに記憶されている比較結果が読取ら
れる。

【００１９】この比較結果がメモリ・カードの内蔵電池
の電圧がしきい値電圧よりも低いことを表わしていると
きであって，主電源がディジタル電子スチル・カメラに
装着されているときには第１のスイッチング手段がオン
とされ，メモリ・カードのデータ・バック・アップのた
めにディジタル電子スチル・カメラの主電源の電圧がメ
モリ・カードに与えられる。

【００２０】またメモリ・カードの内蔵電池の電圧がし
きい値電圧よりも低いことを表わしているときであって
，主電源がディジタル電子スチル・カメラに装着されて
いないときには，第２のスイッチング手段がオンとされ
，メモリ・カードのデータのバック・アップのためにデ
ィジタル電子スチル・カメラの補助電源の電圧がメモリ
・カードに与えられる。

【００２１】第３の発明によると，メモリ・カードにお
いて内蔵電池と第１のしきい値電圧とが比較され，揮発
性メモリに記憶される。メモリ・カード装着検知手段に
よりメモリ・カードがディジタル電子スチル・カメラに
装着されていることが検知され，主電源電圧比較手段に
より主電源電圧と第１のしきい値電圧以上の第２のしき
い値電圧とが比較される。

【００２２】メモリ・カードがディジタル電子スチル・
カメラに装着されていることが検知されるとメモリ・カ
ードの揮発性メモリに記憶されている比較結果が読取ら
れる。

【００２３】この比較結果がメモリ・カードの内蔵電池
の電圧が第１のしきい値電圧よりも低いことを表わして
いるときであって，主電源電圧が上記第２のしきい値電
圧よりも高いときには第１のスイッチング手段がオンと
され，メモリ・カードのデータ・バック・アップのため
にディジタル電子スチル・カメラの主電源の電圧がメモ
リ・カードに与えられる。

【００２４】またメモリ・カードの内蔵電池の電圧が第
１のしきい値電圧よりも低いことを表わしているときで
あって，主電源電圧が上記第２のしきい値電圧よりも低
いときには第２のスイッチング手段がオンとされ，メモ
リ・カードのデータのバック・アップのためにディジタ
ル電子スチル・カメラの補助電源の電圧がメモリ・カー
ドに与えられる。

【００２５】第４の発明および第５の発明によっても補
助電源が利用されている。

【００２６】第４の発明によると，装着検知手段により
メモリ・カードがディジタル電子スチル・カメラに装着
されていることが検知されるとディジタル電子スチル・
カメラにおいてメモリ・カードの内蔵電池の電圧としき
い値電圧とが比較される。

【００２７】メモリ・カードの内蔵電池の電圧がしきい
値電圧よりも低いときにはスイッチング手段がオンとさ
れ，メモリ・カードのデータ・バック・アップのために
ディジタル電子スチル・カメラの主電源の電圧がメモリ
・カードに与えられる。

【００２８】第５の発明によると，メモリ・カード装着
検知手段によりメモリ・カードがディジタル電子スチル
・カメラに装着されていることが検知され，主電源装着
検知手段により主電源がディジタル電子スチル・カメラ
に装着されていることが検知される。

【００２９】メモリ・カードがディジタル電子スチル・
カメラに装着されていることが検知されるとディジタル
電子スチル・カメラにおいてメモリ・カードの内蔵電池
電圧としきい値電圧とが比較される。

【００３０】この比較結果がメモリ・カードの内蔵電池
の電圧がしきい値電圧よりも低いことを表わしていると
きであって，主電源がディジタル電子スチル・カメラに
装着されているときには第１のスイッチング手段がオン
とされ，メモリ・カードのデータ・バック・アップのた
めにディジタル電子スチル・カメラの主電源の電圧がメ
モリ・カードに与えられる。

【００３１】またメモリ・カードの内蔵電池の電圧がし
きい値電圧よりも低いことを表わしているときであって
，主電源がディジタル電子スチル・カメラに装着されて
いないときには，第２のスイッチング手段がオンとされ
，メモリ・カードのデータのバック・アップのためにデ
ィジタル電子スチル・カメラの補助電源の電圧がメモリ
・カードに与えられる。

【００３２】第６の発明によると，メモリ・カード装着
検知手段によりメモリ・カードがディジタル電子スチル
・カメラに装着されていることが検知され，主電源電圧
比較手段により主電源電圧としきい値電圧とが比較され
る。

【００３３】メモリ・カードがディジタル電子スチル・
カメラに装着されていることが検知されるとメモリ・カ
ードの内蔵電池の電圧としきい値電圧とが比較される。

【００３４】この比較結果がメモリ・カードの内蔵電池
の電圧がしきい値電圧よりも低いことを表わしていると
きであって，主電源電圧が上記しきい値電圧よりも高い
ときには第１のスイッチング手段がオンとされ，メモリ
・カードのデータ・バック・アップのためにディジタル
電子スチル・カメラの主電源の電圧がメモリ・カードに
与えられる。

【００３５】またメモリ・カードの内蔵電池の電圧がし
きい値電圧よりも低いことを表わしているときであって
，主電源電圧が上記しきい値電圧よりも低いときには第
２のスイッチング手段がオンとされ，メモリ・カードの
データのバック・アップのためにディジタル電子スチル
・カメラの補助電源の電圧がメモリ・カードに与えられ
る。

【００３６】

【実施例】図１はこの発明の実施例を示すもので，撮影
した被写体像を表わす画像データをメモリ・カードに記
録するディジタル電子スチル・カメラの電気的構成を示
すブロック図である。

【００３７】ディジタル電子スチル・カメラ２０の全体
の動作はシステム・コントローラ２１によって統括され
る。

【００３８】ディジタル電子スチル・カメラ２０にはパ
ワー・スイッチ４１，シャッタ・レリーズ・ボタン４２
，メモリ・カード５０に記録されている画像データを再
生映像信号として出力するときに押される再生モード・
スイッチ４３などが含まれている。これらのスイッチ等
４１〜４３が押されたことを表わす入力信号は表示ＣＰ
Ｕ３０に入力する。

【００３９】ディジタル電子スチル・カメラ２０は主電
源（主電池）３５および補助電源（補助電池）３７を有
している。主電源３５はカメラ２０に取外し可能に装着
される。カメラ２０に主電源３５が装着されたときにオ
ンとなる主電源装着検出スイッチ３９が含まれている。 スイッチ３９のオン信号は表示ＣＰＵ３０に与えられる
。

【００４０】主電源３５の出力電圧は，パワースイッチ
４１が押されたときに表示ＣＰＵ３０によってオンとさ
れる主スイッチ３３を介して各部に供給されるとともに
，レギュレータ３４およびダイオードを通して表示ＣＰ
Ｕ３０およびカード・インターフェイス１５に与えられ
る。また補助電源３７の出力電圧はダイオードを介して
表示ＣＰＵ３０およびカード・インターフェイス１５に
与えられる。

【００４１】主電源３５の出力電圧が表示ＣＰＵ３０に
与えられることにより，表示ＣＰＵ３０によってカメラ
２０が動作することができる程度の電圧を主電源３５が
保持しているかどうかが判断される。

【００４２】また主電源３５および補助電源３７の出力
電圧が表示ＣＰＵ３０に与えられることにより，表示Ｃ
ＰＵ３０によって後述するようにメモリ・カード５０に
記憶されているデータを維持できる程度の電圧を主電源
３５または補助電源３７が保持しているかどうかが判断
される。

【００４３】主電源３５および補助電源３７の出力電圧
はスイッチ３１および３２または３６を介して電源電圧
出力端子４６に与えられる。

【００４４】パワースイッチ４１がオフの場合であって
も表示ＣＰＵ３０およびカード・インターフェイス１５
は補助電源３７から供給される動作電圧によって最小限
の動作が可能となる。表示ＣＰＵ３０はパワースイッチ
４１がオフの場合であっても，計時処理，メモリ・カー
ドの装着検知および警告処理を行なっている。

【００４５】ディジタル電子スチル・カメラ２０にはメ
モリ・カード５０が着脱自在に装着される。カメラ２０
にメモリ・カード５０が装着されることにより電源電圧
出力端子４６とメモリ・カード５０の電源電圧入力端子
５６とが導通状態となる。

【００４６】コンパレータ５５にはしきい値電圧（メモ
リ・カード５０の内蔵電池５１の電圧と比較されるべき
電圧値であって，内蔵電池５１の電圧がこれよりも低く
なると画像データが消失する可能性のある電圧）が記憶
されており，しきい値電圧と内蔵電池５１の電圧とが比
較される。 内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以下ならば，その旨
を表わすバッテリィ・チェック結果データがＲＡＭ５４
に記憶される。この内蔵電池５１の電圧としきい値電圧
との比較は所定時間ごとに行なわれる。

【００４７】ＲＡＭ５４はカード情報の記憶領域５４ａ
と画像データの記憶領域５４ｂとを有している。記憶領
域５４ａに記憶されるカード情報には，上述のバッテリ
ィ・チェック結果データがある。ＲＡＭ５４にはデータ
のバック・アップのための内蔵電池５１の電圧がダイオ
ード５２を介して与えられている。

【００４８】カメラ２０のカード・インターフェイス１
５によってバッテリィ・チェック結果データが読出され
，内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以下であると判断
されたときには表示ＣＰＵ３０によってスイッチ３１お
よび３２がオンとされ主電源３５の電圧が電源電圧出力
端子４６，電源電圧入力端子５６およびダイオード５３
を介してＲＡＭ５４に与えられる。カメラ２０に主電源
３５が装着されていない，または主電源３５の電圧がし
きい値以下であるときには，表示ＣＰＵ３０によってス
イッチ３１および３６がオンとされ補助電源３７の電圧
が電源電圧出力端子４６，電源電圧入力端子５６および
ダイオード５３を介してＲＡＭ５４に与えられる。これ
により，電池５１の電圧低下によってＲＡＭ５４内の画
像データが消失するのを防止することができる。

【００４９】内蔵電池５１の電圧が低下しＲＡＭ５４に
記録されている画像データが消失する可能性があるとき
には警告が行なわれる。警告のために液晶表示器４４お
よびブザー４５が含まれている。液晶表示器４４および
ブザー４５は表示ＣＰＵ３０によって制御される。表示
ＣＰＵ３０にはプログラムその他必要なデータが記憶さ
れているＥＥＰＲＯＭ３８が接続されている。

【００５０】パワースイッチ４１による電源投入後，シ
ャッタ・レリーズ・ボタン４２が押されると，ＣＣＤを
含む撮像光学系（図示略）により被写体が撮像され，こ
の被写体像を表わすスチル・ビデオ信号はアナログ／デ
ィジタル変換回路１１に入力しディジタル信号（画像デ
ータ）に変換されて出力される。この画像データはメモ
リ・コントローラ１０を介してフレーム・メモリ１２に
入力し一旦記憶される。

【００５１】ディジタル電子スチル・カメラは音声を記
録することもできる。マイクロフォン２３から入力した
音声信号は，アナログ／ディジタル変換回路２４に入力
しディジタル信号（音声データ）に変換される。この音
声データはメモリ・コントローラ１０を介してメモリ２
５に一旦記憶される。

【００５２】フレーム・メモリ１２に一旦記憶された画
像データはメモリ・コントローラ１０の制御の下に順次
走査の順序で読出され，必要ならばフィールド／フレー
ム変換されたのち，輝度信号／色信号（Ｙ／Ｃ）処理回
路１６に入力する。輝度信号／色信号処理回路１６は入
力する画像データから輝度（Ｙ）データおよび色（Ｃ）
データを生成する。これらの輝度データおよび色データ
は再びフレーム・メモリ１２に与えられて記憶される。

【００５３】再びフレーム・メモリ１２に記憶された後
，フレーム・メモリ１２から画像データが読出されＤＣ
Ｔ／逆ＤＣＴ変換回路１３に与えられる。ＤＣＴ／逆Ｄ
ＣＴ変換回路１３は画像データをＤＣＴ（Ｄｉｓｃｒｅ
ｔｅ　Ｃｏｓｉｎｅ　Ｔｒａｎｓｆｏｒｍａｔｉｏｎ）
変換，逆ＤＣＴ変換する回路である。ＤＣＴ変換は，画
像データ信号の周波数を低域側に変換し，データの畳重
度を増すものである。逆ＤＣＴ変換はＤＣＴ変換したも
のを復元するものである。

【００５４】ＤＣＴ変換された信号は，符号化／復号化
回路１４に与えられる。符号化によりデータの圧縮が行
なわれ，復号化によりデータの伸張が行なわれる。メモ
リ２５に記憶された音声データもメモリ・コントローラ
１０によって読出される。これらの画像データおよび音
声データはカード・インタフェイス１５およびコネクタ
９を介してメモリ・カード５０に与えられ記録される。

【００５５】再生モード・スイッチ４３が押されると，
メモリ・カード５０に記録されている画像データが外部
に再生出力される。このときには，再生されるべき画像
データはメモリ・カード５０からコネクタ９およびカー
ド・インタフェイス１５を介して符号化／復号化回路１
４に与えられ，データ伸張が行なわれた後ＤＣＴ／逆Ｄ
ＣＴ変換回路１３に与えられ，逆ＤＣＴ変換が行なわれ
る。そしてフレーム・メモリ１２に記憶された後，輝度
信号／色信号処理回路１６を介してディジタル／アナロ
グ信号変換回路１７に与えられる。メモリ・カード５０
から読出された音声データも符号化／復号化回路１４，
ＤＣＴ／逆ＤＣＴ変換回路１３等を介してディジタル／
アナログ変換回路１７に入力する。ディジタル／アナロ
グ変換回路１７によって変換されたアナログ信号は信号
処理回路１８に与えられ，所定の処理が加えられたのち
出力端子１９Ａおよび１９Ｂから音声信号および映像信
号として出力される。

【００５６】ディジタル電子スチル・カメラ２０には，
メモリ・カード５０の装着を検出するメモリ・カード検
出スイッチ２２が含まれている。カメラ２０にメモリ・
カード５０が装着されるとスイッチ２２がオンとなり，
そのオン信号が表示ＣＰＵ３０に与えられる。これより
表示ＣＰＵ３０は液晶表示器４４にメモリ・カード５０
が装着されている旨の表示を行なうよう制御する。

【００５７】図２はディジタル電子スチル・カメラ２０
のリセット時の表示ＣＰＵ３０の処理手順を示すフロー
・チャートである。リセットはカメラ２０に主電源３５
または補助電源３７のどちらか一方が装着されたときに
行なわれる。

【００５８】初期化された後（ステップ６１），検出ス
イッチ２２のオン，オフの状態に応じてメモリ・カード
５０の装着の有無が判断される（ステップ６２）。検出
スイッチ２２がオンとなっておりカメラ２０にメモリ・
カード５０が装着されていることが検知されると（ステ
ップ６２でＹＥＳ　），ＲＡＭ５４のカード情報記憶領
域５４ａに記憶されているカード情報（バッテリィ・チ
ェック結果データ）が読取られる（ステップ６４）。カ
ード情報を読取ることができると（ステップ６５でＹＥ
Ｓ　），バッテリィ・チェック結果データにもとづいて
内蔵電池電圧としきい値電圧との大きさが比較される（
ステップ６５）。

【００５９】内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以下で
あると（ステップ６５でＹＥＳ　），ＲＡＭ５４の画像
データ記憶領域５４ｂに記憶されている画像データを消
失する可能性があるので液晶表示器４４またはブザー４
５による警告が行なわれる（ステップ６６）。続いて主
電源３５がカメラ２０に装着されているかどうかが検出
される（ステップ６７）。

【００６０】主電源３５がカメラ２０に装着されている
ときには（ステップ６７でＹＥＳ　），スイッチ３６が
オフとされ（ステップ６８），ＲＡＭ５４のバック・ア
ップのためにスイッチ３２および３１がオンとされる（
ステップ６９，７０）。 これにより主電源３５の電圧がＲＡＭ５４に与えられデ
ータ・バック・アップが行なわれる。パワー・スイッチ
４１が押されるに伴い，撮影または再生準備に移行し，
シャッタ・レリーズ・ボタン４２の押下げにより被写体
の撮影または再生モード・スイッチ４３の押下げにより
画像データの再生が行なわれる（ステップ７１）。

【００６１】カメラ２０に主電源３５が装着されていな
いときには（ステップ６７でＮＯ），スイッチ３２がオ
フとされ（ステップ７２），スイッチ３６および３１が
オンとされる（ステップ７３，７４）。これにより補助
電源３７の電圧がＲＡＭ５４に与えられデータ・バック
・アップが行なわれる。

【００６２】内蔵電池５１がしきい値電圧以下であって
も主電源３５がカメラ２０に装着されているときには主
電源３５の電圧がＲＡＭ５４に与えられ，主電源３５が
カメラ２０に装着されていないときには補助電源３７の
電圧がＲＡＭ５４に与えられるので，画像データのバッ
ク・アップができ画像データの消失を未然に防止するこ
とができる。

【００６３】カメラ２０にメモリ・カード５０が装着さ
れていないときも（ステップ６２でＮＯ），主電源３５
の装着の状態が検出される（ステップ７７）。主電源３
５が装着されていると，スイッチ３３がオンとされ（ス
テップ７８），パワー・スイッチ・オン・シーケンスに
移行する（ステップ７１）。主電源３５が装着されてい
ないとスイッチ３３がオフとされ（ステップ７９），ス
タンバイとなる。

【００６４】メモリ・カード５０の内蔵電池５１がほぼ
完全に消耗していたり，未フォーマットのメモリ・カー
ド５０がカメラ２０に装着されるとカード情報記憶領域
５４ａに記憶されているカード情報を読取ることができ
ず（ステップ６４でＮＯ），警告が行なわれる（ステッ
プ７５）。このようなメモリ・カード５０には画像デー
タの記録ができないので撮影が禁止される（ステップ７
６）。その後スイッチ３３がオンとされ（ステップ７８
），パワー・スイッチ・オン・シーケンスに移行する（
ステップ７１）。

【００６５】図２に示す処理手順においては，主電源３
５または補助電源３７の電圧をＲＡＭ５４に与えるのに
主電源３５の装着の有無によっていずれの電圧を与える
かを決定しているが，主電源３５の電圧の大きさによっ
ていずれの電圧を与えるかを決定するようにしてもよい
。

【００６６】カメラ２０にメモリ・カード５０が装着さ
れたときにも内蔵電池５１の電圧が低下しているときに
は，データ・バック・アップのために主電源３５または
補助電源３７からＲＡＭ５４に電圧が与えられる。この
処理手順を表わしているのが図３である。図３において
，図２に示すものと同一の処理には同一符号が付されて
いる。

【００６７】検出スイッチ２２がオンとなるとカード情
報記憶領域５４ａに記憶されているカード情報が読取ら
れる（ステップ６３）。カード情報を読取ることができ
，カード情報に含まれるバッテリィ・チェック結果デー
タから内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以下であるこ
とがわかると（ステップ６４，６５でＹＥＳ　），液晶
表示器４４，ブザー４５による警告が行なわれる（ステ
ップ６６）。

【００６８】主電源３５の電圧の大きさが検出され，主
電源３５にＲＡＭ５４のデータをバック・アップできる
程度以上の電圧があればスイッチ３６がオフとされ，ス
イッチ３２および３１がオンとされ主電源３５の電圧が
ＲＡＭ５４に与えられデータ・バック・アップが行なわ
れる（ステップ６８，６９，７０）。主電源３５に所定
の電圧がなければスイッチ３２がオフ，スイッチ３６お
よび３１がオンとされ補助電源３７の電圧がＲＡＭ５４
に与えられデータ・バック・アップが行なわれる（ステ
ップ７２，７３，７４）。

【００６９】内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以上あ
ればＲＡＭ５４に記録されている画像データを消失する
おそれがないので，液晶表示器４４を用いて撮影可能の
旨の表示が行なわれる（ステップ６５でＮＯ，ステップ
８３）。また，メモリ・カード５０の内蔵電池５１がほ
ぼ完全に消耗していたり，未フォーマットのメモリ・カ
ード５０がカメラ２０に装着されると警告が行なわれ，
撮影が禁止されるのは図２に示す処理手順と同様である
（ステップ７５，７６）。

【００７０】パワー・スイッチ４１が押されたときまた
は定期的に主電源３５または補助電源３７によってＲＡ
Ｍ５４のバック・アップをするかどうかのチェックが行
なわれ，内蔵電池５１がしきい値電圧以下に低下してい
ることを検出すると主電源３５または補助電源３７から
ＲＡＭ５４に電圧が供給される。この処理手順が図４に
示されている。図４においても図２に示す処理と同一の
処理には同一の符号が付されている。

【００７１】カメラ２０にメモリ・カード５０が装着さ
れた後に所定時間経過すると，またはカメラ２０にメモ
リ・カード５０が装着された後にパワー・スイッチ４１
が押されると，カード情報が読取られる（ステップ６３
）。カード情報に含まれるバッテリィ・チェック結果デ
ータにもとづいて内蔵電池５１がしきい値電圧以下かど
うかが検出される（ステップ６５）。

【００７２】メモリ・カード５０から読取ったバッテリ
ィ・チェック結果データにより装着されているメモリ・
カード５０の内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以下で
あることがわかると警告が行なわれる（ステップ６５で
ＹＥＳ　，ステップ６６）。主電源３５の電圧に応じて
主電源３５または補助電源３７からＲＡＭ５４にデータ
・バック・アップのための電圧が与えられる（ステップ
６７〜７２，７２〜７４）。

【００７３】ＲＡＭ５４のバック・アップをするかどう
かのチェックは所定時間ごとまたはパワー・スイッチ４
１が押されたごとに行なわれるので，撮影前にはＲＡＭ
５４に主電源３５または補助電源３７からしきい値電圧
以上の電圧が与えられることとなる。このため内蔵電池
５１の電圧が低下したメモリ・カード５０がカメラに装
着され撮影が行なわれても撮影した画像データの消失を
未然に防止することができるようになる。

【００７４】カメラ２０に内蔵電池電圧の低下したメモ
リ・カードが装着され撮影が行なわれたときには，カメ
ラ２０にメモリ・カード５０を装着した状態で内蔵電池
を取替える。これによりカメラ２０からメモリ・カード
５０を取外すことができる。

【００７５】上述した実施例においては内蔵電池５１の
しきい値電圧は比較回路５５が動作する電圧以上に設定
されている必要がある。これにより内蔵電池５１がしき
い値電圧以上のときには比較回路５５は常に動作状態に
あり，内蔵電池５１のバッテリィ・チェックが行なわれ
ることとなる。

【００７６】比較回路５５が動作しない程度にまで内蔵
電池５１の電圧が低下したときには，バッテリィ・チェ
ック結果データは内蔵電池５１の電圧が低下している旨
を表わしておりカメラ２０にメモリ・カード５０を装着
するとカメラによって警告されるので，メモリ・カード
５０の内蔵電池５１を取り換えることにより比較回路５
５は動作することとなる。

【００７７】上述した実施例においては，メモリ・カー
ド５０において内蔵電池５１の電圧がしきい値電圧以下
かどうかを検出しＲＡＭ５４のカード情報記憶領域５４
ａにバッテリィ・チェック結果データとして記憶してい
る。カメラ２０はＲＡＭ５４に記録されているバッテリ
ィ・チェック結果データを読取り，この読取ったデータ
に対応してＲＡＭ５４のバック・アップのために主電源
３５または補助電源３７からＲＡＭ５４に電圧を与えて
いる。

【００７８】しかしながら，内蔵電池５１がしきい値電
圧以下かどうかはメモリ・カード５０において検出しな
くともカメラ２０において検出するようにしてもよい。

【００７９】この場合には内蔵電池５１の電圧をメモリ
・カード５０から読取る必要がある。このためには，メ
モリ・カード５０に内蔵電池５１の電圧の出力端子を，
カメラ２０に内蔵電池５１の電圧の入力端子をそれぞれ
形成する。またしきい値電圧をＥＥＰＲＯＭ３８に記憶
しておき，表示ＣＰＵ３０によってしきい値電圧と内蔵
電池５１の電圧とを比較するようにする。比較結果に応
じてスイッチ３１，３２または３６をオンして主電源３
５または補助電源３７の電圧をＲＡＭ５４に与える。

【００８０】さらに，データ・バック・アップのために
主電源３５の電圧が低下してしきい値電圧以下となるこ
ともある。このような場合にはスイッチ３２をオフし，
スイッチ３６をオンしてデータ・バック・アップのため
に補助電源３７の電圧をメモリ・カード５０に与える。

【００８１】さらにメモリ・カードに内蔵電池のしきい
値電圧を記憶しておき，表示ＣＰＵによってそのしきい
値電圧と，メモリ・カードから読取った内蔵電池電圧と
を比較してもよい。

【００８２】メモリ・カードの種類によってしきい値電
圧が違うので，メモリ・カードの仕様にあったバッテリ
ィ・チェックが可能となる。

【００８３】さらにメモリ・カード５０のコンパレータ
５５による比較結果をメモリ・カード５０の外部から読
出すことができるようにしてもよい。このときにはコン
パレータの比較結果をカメラ２０に与える経路が形成さ
れることとなる。

【００８４】

【発明の効果】第１の発明によると，メモリ・カードに
おいて内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下かどうかが検
出され，その結果を表わすデータが不揮発性メモリに記
録される。記録されたデータを読取り，内蔵電池の電圧
がしきい値電圧以下を表わしているときにはデータ・バ
ック・アップのためにカメラの主電源の電圧がメモリ・
カードに与えられる。

【００８５】メモリ・カードの内蔵電池電圧が低下し，
画像データを消失する可能性のあるときには主電源の電
圧が与えられデータ・バック・アップが行なわれるので
，画像データの消失を未然に防止できる。

【００８６】第２の発明に６ると，メモリ・カードにお
いて内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下かどうかが検出
され，その結果を表わすデータが不揮発性メモリに記録
される。また，カメラに取外し可能に装着される主電源
がカメラに装着されているかどうかが検出される。

【００８７】メモリ・カードに記録されたデータを読取
り，内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下を表わしている
ときにおいて，主電源がカメラに装着されているときに
は主電源の電圧がメモリ・カードに与えられ，主電源が
カメラに装着されていないときには補助電源の電圧がメ
モリ・カードに与えられる。

【００８８】メモリ・カードの内蔵電池電圧が低下し，
画像データが消失する可能性のあるときには主電源また
は補助電源の電圧がメモリ・カードに与えられデータ・
バック・アップが行なわれるので，画像データの消失が
未然に防止できる。

【００８９】主電源が装着されていないときにはデータ
・バック・アップのために補助電源の電圧がメモリ・カ
ードに与えられることになるので，画像データの消失の
可能性は極めて低くなる。

【００９０】第３の発明によると，メモリ・カードにお
いて内蔵電池の電圧が第１のしきい値電圧以下かどうか
が検出され，その結果を表わすデータが不揮発性メモリ
に記録される。またカメラの主電源の電圧が第１のしき
い値以上の第２のしきい値電圧以上かどうかが検出され
る。

【００９１】メモリ・カードに記録されたデータを読取
り，内蔵電池の電圧が第１のしきい値電圧以下を表わし
ているときにおいて，主電源の電圧が第２のしきい値電
圧以上ならば主電源の電圧がメモリ・カードに与えられ
，主電源の電圧が第２のしきい値電圧以下ならば補助電
源の電圧がメモリ・カードに与えられる。

【００９２】第３の発明によっても，メモリ・カードの
内蔵電池が低下し，画像データが消失する可能性のある
ときには主電源または補助電源の電圧がメモリ・カード
に与えられデータ・バック・アップが行なわれるので画
像データの消失が未然に防止される。

【００９３】また主電源電圧が第２のしきい値電圧以下
ならば補助電源の電圧がメモリ・カードに与えられるこ
とになるので，第３の発明によっても画像データの消失
の可能性は極めて低くなる。

【００９４】第４の発明によると，ディジタル電子スチ
ル・カメラにおいて内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下
かどうかが検出される。内蔵電池の電圧がしきい値電圧
以下ならばカメラの主電源の電圧がメモリ・カードに与
えられる。

【００９５】第４の発明によってもメモリ・カードの内
蔵電池電圧が低下し，画像データを消失する可能性のあ
るときには主電源の電圧がメモリ・カードに与えられデ
ータ・バック・アップが行なわれるので，画像データの
消失を未然に防止できる。

【００９６】第５の発明によるとディジタル電子スチル
・カメラにおいて内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下か
どうかが検出される。またカメラに取外し可能に装着さ
れる主電源がカメラに装着されているかどうかが検出さ
れる。

【００９７】内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下を表わ
しているときにおいて，主電源がカメラに装着されてい
るときには主電源の電圧がメモリ・カードに与えられ，
主電源がカメラに装着されていないときには補助電源の
電圧がメモリ・カードに与えられる。

【００９８】第５の発明によってもメモリ・カードの内
蔵電池電圧が低下し，画像データが消失する可能性のあ
るときには主電源または補助電源の電圧がメモリ・カー
ドに与えられデータ・バック・アップが行なわれるので
，画像データの消失が未然に防止できる。

【００９９】第５の発明によっても主電源が装着されて
いないときにはデータ・バック・アップのために補助電
源の電圧がメモリ・カードに与えられることになるので
，画像データの消失の可能性は極めて低くなる。

【０１００】第６の発明によると，メモリ・カードにお
いて内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下かどうかが検出
される。またカメラの主電源の電圧がしきい値電圧以上
かどうかが検出される。

【０１０１】内蔵電池の電圧がしきい値電圧以下を表わ
しているときにおいて，主電源の電圧がしきい値電圧以
上ならば主電源の電圧がメモリ・カードに与えられ，主
電源の電圧がしきい値電圧以下ならば補助電源の電圧が
メモリ・カードに与えられる。

【０１０２】第６の発明によっても，メモリ・カードの
内蔵電池が低下し，画像データが消失する可能性のある
ときには主電源または補助電源の電圧がメモリ・カード
に与えられデータ・バック・アップが行なわれるので画
像データの消失が未然に防止される。

【０１０３】また主電源電圧がしきい値電圧以下ならば
補助電源の電圧がメモリ・カードに与えられることにな
るので，第６の発明によっても画像データの消失の可能
性は極めて低くなる。

【０１０４】第１の発明から第６の発明のいずれによっ
ても，メモリ・カードの内蔵電池を交換することにより
カメラからメモリ・カードを取外すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ディジタル電子スチル・カメラの電気的構成の
一部を示すブロック図である。

【図２】リセット時における表示ＣＰＵの処理手順を示
すフロー・チャートである。

【図３】カメラにメモリ・カードが装着されたときの表
示ＣＰＵの処理手順を示すフロー・チャートである。

【図４】メモリ・カードのバック・アップのチェックの
ときの表示ＣＰＵの処理手順を示すフロー・チャートで
ある。

【符号の説明】

２０　　ディジタル電子スチル・カメラ２１　　システ
ム・コントローラ ２２　　メモリ・カード装着検出スイッチ３０　　表示
ＣＰＵ ３１，３２，３３，３６　　スイッチ ３５　　主電源 ３７　　補助電源 ３９　　主電源装着検出スイッチ ４６　　電源電圧出力端子 ５６　　電源電圧入力端子 ５０　　メモリ・カード ５１　　内蔵電池 ５４　　ＲＡＭ ５５　　コンパレータ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　データ・バック・アップのための内蔵
   電池とこの内蔵電池の電圧と所定のしきい値電圧とを比
   較する手段と比較結果を記憶する揮発性メモリとを備え
   ，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在に装着可能
   であり，ディジタル電子スチル・カメラに装着されたと
   きに，そのデータ・バック・アップ用電源電圧入力端子
   がディジタル電子スチル・カメラの主電源電圧出力端子
   に接続されるメモリ・カードに，撮影した被写体像を表
   わす画像データを記録するディジタル電子スチル・カメ
   ラにおいて，上記メモリ・カードがディジタル電子スチ
   ル・カメラに装着されていることを検知する装着検知手
   段，主電源から上記主電源電圧出力端子に主電源電圧を
   与える経路をオン，オフ制御するスイッチング手段，上
   記装着検知手段により上記メモリ・カードの装着が検知
   されているときに上記揮発性メモリに記憶されている比
   較結果を読取り，この比較結果がメモリ・カードの内蔵
   電池電圧が上記しきい値電圧よりも低いことを表わして
   いるときに上記スイッチング手段をオンして，上記メモ
   リ・カードのデータ・バック・アップのために主電源電
   圧をメモリ・カードに与えるよう制御する手段，を備え
   たディジタル電子スチル・カメラ。
2. 【請求項２】　　データ・バック・アップのための内蔵
   電池とこの内蔵電池の電圧と所定のしきい値電圧とを比
   較する手段と比較結果を記憶する揮発性メモリとを備え
   ，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在に装着可能
   であり，ディジタル電子スチル・カメラに装着されたと
   きにそのデータ・バック・アップ用第１の電源電圧入力
   端子がディジタル電子スチル・カメラの主電源電圧出力
   端子に接続され，データ・バック・アップ用第２の電源
   電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの補助電
   源電圧出力端子に接続されるメモリ・カードに，撮影し
   た被写体像を表わす画像データを記録するディジタル電
   子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・カードがディ
   ジタル電子スチル・カメラに装着されていることを検知
   するメモリ・カード装着検知手段，ディジタル電子スチ
   ル・カメラに取外し可能に備えられる撮影動作用の主電
   源から上記主電源電圧出力端子に主電源電圧を与える経
   路をオン，オフ制御する第１のスイッチング手段，補助
   電源から上記補助電源電圧出力端子に補助電源電圧を与
   える経路をオン，オフ制御する第２のスイッチング手段
   ，ディジタル電子スチル・カメラに上記主電源が装着さ
   れていることを検知する主電源装着検知手段，上記メモ
   リ・カード装着検知手段により上記メモリ・カードの装
   着が検知されているときに上記揮発性メモリに記憶され
   ている比較結果を読取り，この比較結果がメモリ・カー
   ドの内蔵電池電圧が上記しきい値電圧よりも低いことを
   表わしているときにおいて，上記主電源装着検知手段に
   より上記主電源の装着が検知されているときには上記第
   １のスイッチング手段をオンして，メモリ・カードのデ
   ータ・バック・アップのために主電源電圧をメモリ・カ
   ードに与え，上記主電源装着検知手段により上記主電源
   の装着が検知されていないときには上記第２のスイッチ
   ング手段をオンしてメモリ・カードのデータ・バック・
   アップのために補助電源電圧をメモリ・カードに与える
   よう制御する手段，を備えたディジタル電子スチル・カ
   メラ。
3. 【請求項３】　　データ・バック・アップのための内蔵
   電池とこの内蔵電池の電圧と所定の第１のしきい値電圧
   とを比較する手段と比較結果を記憶する揮発性メモリと
   を備え，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在に装
   着可能であり，ディジタル電子スチル・カメラに装着さ
   れたときにそのデータ・バック・アップ用第１の電源電
   圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの主電源電
   圧出力端子に接続され，データ・バック・アップ用第２
   の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの
   補助電源電圧出力端子に接続されるメモリ・カードに，
   撮影した被写体像を表わす画像データを記録するディジ
   タル電子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・カード
   がディジタル電子スチル・カメラに装着されていること
   を検知するメモリ・カード装着検知手段，主電源から上
   記主電源電圧出力端子に主電源電圧を与える経路をオン
   ，オフ制御する第１のスイッチング手段，補助電源から
   上記補助電源出力端子に補助電源電圧を与える経路をオ
   ン，オフ制御する第２のスイッチング手段，ディジタル
   電子スチル・カメラに装着されている上記主電源の電圧
   と第１のしきい値電圧以上の第２のしきい値電圧とを比
   較する主電源電圧比較手段，上記メモリ・カード装着検
   知手段により上記メモリ・カードの装着が検知されてい
   るときに上記揮発性メモリに記憶されている比較結果を
   読取り，この比較結果がメモリ・カードの内蔵電池電圧
   が上記第１のしきい値電圧よりも低いことを表わしてい
   るときにおいて，上記主電源電圧比較手段による比較結
   果が主電源電圧が上記第２のしきい値電圧よりも高いこ
   とを表わしているときには上記第１のスイッチング手段
   をオンして，メモリ・カードのデータ・バック・アップ
   のために主電源電圧をメモリ・カードに与え，上記主電
   源電圧比較手段による比較結果が主電源電圧が上記第２
   のしきい値電圧よりも低いことを表わしているときには
   上記第２のスイッチング手段をオンしてメモリ・カード
   のデータ・バック・アップのために補助電源電圧をメモ
   リ・カードに与えるように制御する手段，を備えたディ
   ジタル電子スチル・カメラ。
4. 【請求項４】　　データ・バック・アップのための内蔵
   電池を有し，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在
   に装着可能であり，ディジタル電子スチル・カメラに装
   着されたときに，そのデータ・バック・アップ用電源電
   圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの主電源電
   圧出力端子に接続されるメモリ・カードに，撮影した被
   写体像を表わす画像データを記録するディジタル電子ス
   チル・カメラにおいて，上記メモリ・カードがディジタ
   ル電子スチル・カメラに装着されていることを検知する
   装着検知手段，主電源から上記主電源電圧出力端子に主
   電源電圧を与える経路をオン，オフ制御するスイッチン
   グ手段，上記装着検知手段により上記メモリ・カードの
   装着が検知されているときに上記メモリ・カードの内蔵
   電池電圧を読取り所定のしきい値電圧と比較する比較手
   段，上記比較手段による比較結果がメモリ・カードの内
   蔵電池電圧が上記しきい値電圧よりも低いことを表わし
   ているときに上記スイッチング手段をオンして，上記メ
   モリ・カードのデータ・バック・アップのために主電源
   電圧をメモリ・カードに与えるよう制御する手段，を備
   えたディジタル電子スチル・カメラ。
5. 【請求項５】　　データ・バック・アップのための内蔵
   電池を有し，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在
   に装着可能であり，ディジタル電子スチル・カメラに装
   着されたときにそのデータ・バック・アップ用第１の電
   源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの主電
   源電圧出力端子に接続され，データ・バック・アップ用
   第２の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメ
   ラの補助電源電圧出力端子に接続されるメモリ・カード
   に，撮影した被写体像を表わす画像データを記録するデ
   ィジタル電子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・カ
   ードがディジタル電子スチル・カメラに装着されている
   ことを検知するメモリ・カード装着検知手段，ディジタ
   ル電子スチル・カメラに取外し可能に備えられる撮影動
   作用の主電源から上記主電源電圧出力端子に主電源電圧
   を与える経路をオン，オフ制御する第１のスイッチング
   手段，補助電源から上記補助電源出力端子に補助電源電
   圧を与える経路をオン，オフ制御する第２のスイッチン
   グ手段，ディジタル電子スチル・カメラに上記主電源が
   装着されていることを検知する主電源装着検知手段，上
   記メモリ・カード装着検知手段により上記メモリ・カー
   ドの装着が検知されているときに上記メモリ・カードの
   内蔵電池電圧を読取り所定のしきい値電圧と比較する比
   較手段，上記比較手段による比較結果がメモリ・カード
   の内蔵電池電圧が上記しきい値電圧よりも低いことを表
   わしているときにおいて，上記主電源装着検知手段によ
   り上記主電源の装着が検知されているときには上記第１
   のスイッチング手段をオンして，メモリ・カードのデー
   タ・バック・アップのために主電源電圧をメモリ・カー
   ドに与え，上記主電源装着検知手段により上記主電源の
   装着が検知されていないときには上記第２のスイッチン
   グ手段をオンしてメモリ・カードのデータ・バック・ア
   ップのために補助電源電圧をメモリ・カードに与えるよ
   う制御する手段，を備えたディジタル電子スチル・カメ
   ラ。
6. 【請求項６】　　データ・バック・アップのための内蔵
   電池を有し，ディジタル電子スチル・カメラに着脱自在
   に装着可能であり，ディジタル電子スチル・カメラに装
   着されたときにそのデータ・バック・アップ用第１の電
   源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメラの主電
   源電圧出力端子に接続され，データ・バック・アップ用
   第２の電源電圧入力端子がディジタル電子スチル・カメ
   ラの補助電源電圧出力端子に接続されるメモリ・カード
   に，撮影した被写体像を表わす画像データを記録するデ
   ィジタル電子スチル・カメラにおいて，上記メモリ・カ
   ードがディジタル電子スチル・カメラに装着されている
   ことを検知するメモリ・カード装着検知手段，主電源か
   ら上記主電源電圧出力端子に主電源電圧を与える経路を
   オン，オフ制御する第１のスイッチング手段，補助電源
   から上記補助電源出力端子に補助電源電圧を与える経路
   をオン，オフ制御する第２のスイッチング手段，ディジ
   タル電子スチル・カメラに装着されている主電源の電圧
   と上記所定のしきい値電圧とを比較する主電源電圧比較
   手段，上記メモリ・カード装着検知手段により上記メモ
   リ・カードの装着が検知されているときに上記メモリ・
   カードの内蔵電池電圧を読取り所定のしきい値電圧と比
   較する内蔵電池電圧比較手段，上記メモリ・カード装着
   検知手段により上記メモリ・カードの装着が検知されて
   いるときに上記内蔵電池電圧比較手段の比較結果を読取
   り，この比較結果がメモリ・カードの内蔵電池電圧が上
   記しきい値電圧よりも低いことを表わしているときにお
   いて，上記主電源電圧比較手段による比較結果が主電源
   電圧が上記しきい値電圧よりも高いことを表わしている
   ときには上記第１のスイッチング手段をオンして，メモ
   リ・カードのデータ・バック・アップのために主電源電
   圧をメモリ・カードに与え，上記主電源電圧比較手段に
   よる比較結果が主電源電圧が上記しきい値電圧よりも低
   いことを表わしているときには上記第２のスイッチング
   手段をオンしてメモリ・カードのデータ・バック・アッ
   プのために補助電源電圧をメモリ・カードに与えるよう
   制御する手段，を備えたディジタル電子スチル・カメラ
   。
7. 【請求項７】　　上記第１の電源電圧入力端子と上記第
   ２の電源電圧入力端子とが共通であり，上記主電源電圧
   出力端子と上記補助電源電圧出力端子とが共通であるこ
   とを特徴とする請求項２，３，５および６のうちいずれ
   か１項に記載のディジタル電子スチル・カメラ。
8. 【請求項８】　　上記制御手段は，ディジタル電子スチ
   ル・カメラに主電源，補助電源もしくはメモリ・カード
   が装着されたとき，ディジタル電子スチル・カメラの主
   電源スイッチがオンとされたときまたは所定時間ごとに
   制御を行なうものである，請求項１から６までのうちい
   ずれか１項に記載のディジタル電子スチル・カメラ。
9. 【請求項９】　　メモリ・カードの内蔵電池電圧が上記
   しきい値電圧よりも低いことを表わしているときに内蔵
   電池の電圧低下を警告する手段をさらに備えた請求項１
   ，２，４，５および６のうちいずれか１項に記載のディ
   ジタル電子スチル・カメラ。
10. 【請求項１０】　　メモリ・カードの内蔵電池電圧が上
    記第１のしきい値電圧よりも低いことを表わしていると
    きに内蔵電池の電圧低下を警告する手段をさらに備えた
    請求項３に記載のディジタル電子スチル・カメラ。
11. 【請求項１１】　　上記比較手段は比較結果を上記メモ
    リ・カードの外部から直接に読出すことが可能であり，
    かつ上記比較手段による比較結果を記憶する上記揮発性
    メモリが不要であることを特徴とする請求項１から３の
    うちいずれか１項に記載のディジタル電子スチル・カメ
    ラ。