JPH04271228A - 電流変化幅検出継電器 - Google Patents
電流変化幅検出継電器Info
- Publication number
- JPH04271228A JPH04271228A JP5332791A JP5332791A JPH04271228A JP H04271228 A JPH04271228 A JP H04271228A JP 5332791 A JP5332791 A JP 5332791A JP 5332791 A JP5332791 A JP 5332791A JP H04271228 A JPH04271228 A JP H04271228A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- power system
- current
- frequency
- differential circuit
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統における電流の
所定変化幅に応答する電流変化幅検出継電器に関するも
のである。
所定変化幅に応答する電流変化幅検出継電器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開昭57−151226
号及び特開昭58−72323号公報と同様な従来の電
流変化幅検出継電器を示すもので、図において、4は電
力系統から導出された電流信号iが入力されるバンドパ
スフィルタであり、伝達関数KS/〔(S+A)2 +
B2 〕、共振周波数ω0 を有し、図4に示すような
周波数特性を有する。また、2は上記電流信号iと上記
バンドパス4の出力lの間の出力差dを検出する差動回
路、3は上記差動回路2の出力が所定レベル以上となる
のに応答して電流変化幅の検出出力を発生する検出回路
である。
号及び特開昭58−72323号公報と同様な従来の電
流変化幅検出継電器を示すもので、図において、4は電
力系統から導出された電流信号iが入力されるバンドパ
スフィルタであり、伝達関数KS/〔(S+A)2 +
B2 〕、共振周波数ω0 を有し、図4に示すような
周波数特性を有する。また、2は上記電流信号iと上記
バンドパス4の出力lの間の出力差dを検出する差動回
路、3は上記差動回路2の出力が所定レベル以上となる
のに応答して電流変化幅の検出出力を発生する検出回路
である。
【0003】次に動作について説明する。バンドパスフ
ィルタ4の出力lは、電流信号iと共に差動回路2に入
力される。差動回路2は電流信号iと出力lとの差をと
り、その結果を出力dとするもので、図5に示すように
、電力系統に時刻tf で異常が発生し、電流信号iが
過渡的な変動をすると、出力dを発生させる。出力dは
検出回路3に入力され、検出回路3は所定レベルVd以
上の入力があると、出力をハイにするもので、図3に示
す出力dが入力されると時刻tf からハイとなる。
ィルタ4の出力lは、電流信号iと共に差動回路2に入
力される。差動回路2は電流信号iと出力lとの差をと
り、その結果を出力dとするもので、図5に示すように
、電力系統に時刻tf で異常が発生し、電流信号iが
過渡的な変動をすると、出力dを発生させる。出力dは
検出回路3に入力され、検出回路3は所定レベルVd以
上の入力があると、出力をハイにするもので、図3に示
す出力dが入力されると時刻tf からハイとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電流変化幅検出
継電器は以上のように構成されているので、例えば電流
信号iが定格周波数ω0 から+5%遷移すると、図4
に示す周波数特性から明らかなように、出力lのゲイン
が電流信号iより小さくなり、出力dがある値をもつに
至り、この場合電力系統は正常であるとすべきなのに、
検出回路3の出力がハイとなることが生ずる。このよう
に電流信号の周波数変動が誤差範囲程度のわずかなもの
であっても、容易に誤応動するという欠点があった。
継電器は以上のように構成されているので、例えば電流
信号iが定格周波数ω0 から+5%遷移すると、図4
に示す周波数特性から明らかなように、出力lのゲイン
が電流信号iより小さくなり、出力dがある値をもつに
至り、この場合電力系統は正常であるとすべきなのに、
検出回路3の出力がハイとなることが生ずる。このよう
に電流信号の周波数変動が誤差範囲程度のわずかなもの
であっても、容易に誤応動するという欠点があった。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、入力信号に運転上、誤差範囲とす
る周波数変動が生じても誤応動することなく、所定の応
動特性を満足させる電流変化幅検出継電器を得ることを
目的とする。
めになされたもので、入力信号に運転上、誤差範囲とす
る周波数変動が生じても誤応動することなく、所定の応
動特性を満足させる電流変化幅検出継電器を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電流変化幅
検出継電器は、電力系統から導出された電流信号を入力
し、所定の周波数を中心として上記電力系統の正常状態
に対応される周波数領域で平坦なゲインを持つ平坦形バ
ンドパスフィルタと、上記電流信号と上記平坦形バンド
パスフィルタの出力との間の出力差を検出する差動回路
と、上記差動回路の出力が所定レベル以上となるのに応
答して電流変化幅の検出出力を発生する検出回路とを備
えたものである。
検出継電器は、電力系統から導出された電流信号を入力
し、所定の周波数を中心として上記電力系統の正常状態
に対応される周波数領域で平坦なゲインを持つ平坦形バ
ンドパスフィルタと、上記電流信号と上記平坦形バンド
パスフィルタの出力との間の出力差を検出する差動回路
と、上記差動回路の出力が所定レベル以上となるのに応
答して電流変化幅の検出出力を発生する検出回路とを備
えたものである。
【0007】
【作用】本発明における電流変化幅検出継電器は、平坦
形バンドパスフィルタにより、周波数変動時のゲインが
定格周波数時と同一となり、誤差が除去され、誤動作に
至らない。
形バンドパスフィルタにより、周波数変動時のゲインが
定格周波数時と同一となり、誤差が除去され、誤動作に
至らない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、1はローパスフィルタとハイパスフ
ィルタで構成された平坦形バンドパスフィルタであり、
この平坦型バンドパスフィルタは図2に示すような周波
数特性を有し、伝達関数は(K1 +K2 S2 )/
〔(S+C)2 +D2 〕である。
る。図1において、1はローパスフィルタとハイパスフ
ィルタで構成された平坦形バンドパスフィルタであり、
この平坦型バンドパスフィルタは図2に示すような周波
数特性を有し、伝達関数は(K1 +K2 S2 )/
〔(S+C)2 +D2 〕である。
【0009】次に動作について説明する。差動回路2は
平坦形バンドパスフィルタ1の出力bと電流信号iの偏
差を検出するが、図2から明らかなように、例え電流信
号iの周波数が定格周波数ω0 より±5%変動しても
出力dを発生しない。それ以後の動作説明についても図
4と同一である。すなわち、電流信号iの周波数が正常
な誤差範囲内で多少変動しても誤応動することなく、上
記差動回路2の出力dが所定レベル以上になるのに応答
して、検出回路3は電流変化幅の検出出力を検出するこ
とができる。
平坦形バンドパスフィルタ1の出力bと電流信号iの偏
差を検出するが、図2から明らかなように、例え電流信
号iの周波数が定格周波数ω0 より±5%変動しても
出力dを発生しない。それ以後の動作説明についても図
4と同一である。すなわち、電流信号iの周波数が正常
な誤差範囲内で多少変動しても誤応動することなく、上
記差動回路2の出力dが所定レベル以上になるのに応答
して、検出回路3は電流変化幅の検出出力を検出するこ
とができる。
【0010】尚、上記実施例では、平坦形バンドパスフ
ィルタ1をローパスフィルタとハイパスフィルタで構成
したが、他のフィルタ構成にて、平坦形バンドパスフィ
ルタのゲイン特性を得られるのであればそれでもよい。
ィルタ1をローパスフィルタとハイパスフィルタで構成
したが、他のフィルタ構成にて、平坦形バンドパスフィ
ルタのゲイン特性を得られるのであればそれでもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定の
定格周波数を中心に広い平坦なゲイン特性を示す平坦形
バンドパスフィルタを備えたので、電流信号の周波数が
運転上誤差範囲内で多少変動しても誤応動することがな
く、十分に所定の応動特性を満足させる電流変化幅検出
継電器を得ることができる。
定格周波数を中心に広い平坦なゲイン特性を示す平坦形
バンドパスフィルタを備えたので、電流信号の周波数が
運転上誤差範囲内で多少変動しても誤応動することがな
く、十分に所定の応動特性を満足させる電流変化幅検出
継電器を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例による電流変化幅検出継電器
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による電流変化幅検出継電器
のゲイン特性図である。
のゲイン特性図である。
【図3】従来例による電流変化幅検出継電器のブロック
図である。
図である。
【図4】従来例による電流変化幅検出継電器のゲイン特
性図である。
性図である。
【図5】電流変化幅検出継電器の動作を説明する波形図
である。
である。
1 平坦形バンドパスフィルタ
2 差動回路
3 検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 電力系統から導出された電流信号を入
力し、所定の周波数を中心として上記電力系統の正常状
態に対応される周波数領域で平坦なゲインを持つ平坦形
バンドパスフィルタと、上記電流信号と上記平坦形バン
ドパスフィルタの出力との間の出力差を検出する差動回
路と、上記差動回路の出力が所定レベル以上となるのに
応答して電流変化幅の検出出力を発生する検出回路とを
備えた電流変化幅検出継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332791A JPH04271228A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 電流変化幅検出継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332791A JPH04271228A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 電流変化幅検出継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04271228A true JPH04271228A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12939632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5332791A Pending JPH04271228A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 電流変化幅検出継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04271228A (ja) |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP5332791A patent/JPH04271228A/ja active Pending
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