JPH0427100A - 急硬性コンクリートによるトンネル覆工方法 - Google Patents

急硬性コンクリートによるトンネル覆工方法

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Publication number
JPH0427100A
JPH0427100A JP2131252A JP13125290A JPH0427100A JP H0427100 A JPH0427100 A JP H0427100A JP 2131252 A JP2131252 A JP 2131252A JP 13125290 A JP13125290 A JP 13125290A JP H0427100 A JPH0427100 A JP H0427100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
pts
pipe
hardening composition
tunnel lining
Prior art date
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Pending
Application number
JP2131252A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tsutsumi
堤 徹郎
Yoshio Tanaka
義男 田中
Keiji Saito
斉藤 恵二
Hisanobu Tanaka
久順 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Publication of JPH0427100A publication Critical patent/JPH0427100A/ja
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流し込み可能な急硬性コンクリートによるト
ンネル覆工方法に関する。
[従来の技術〕 トンネル掘進工法としては、粉末状の急結剤を添加した
急結性吹付コンクリートを用いるナトム工法(NATM
工法) iNew Au5tralian Tunne
lMethod)が主流を占めている。
このような噴出するコンクリートに粉末状の急結剤を添
加してコンクリートを壁面に吹付ける工法においては、
リバウンド(はね返り)による材料のロスが多く、また
狭い作業空間内で材料を吹付けるため、粉塵の発生が著
しく、作業環境を悪化させるという問題がある。そこで
コンクリートを吹付けることなく、トンネル覆工が可能
な方法が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは以上述べたトンネル覆工の際に、リバウン
ドや粉塵発生の原因となる吹付コンクリートを用いずに
、迅速ににトンネルを覆工する方法を提案する。つまり
トンネル覆工の際に移動式型枠の中に流動性の良好なコ
ンクリートを流し込み、流し込み後、コンクリートが密
に詰まる10〜20分後に硬化し、30分〜2時間後に
は型枠を取り除ける程度に硬化するコンクリートを用い
る覆工方法を提案するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はポルトランドセメントを使用した普通コンクリ
ートに急硬性組成物を圧入添加し、トンネル覆工用型枠
内に流し込むことを特徴とする急硬性コンクリートによ
るトンネル覆工方法である。
この場合に、急硬性組成物に水40〜100%を加えて
ミルク状として添加すると容易に混合することができ好
適である。
このような急硬性組成物としては、冶金滓100重量部
に対して■型無水石膏40〜80重量部及び炭酸アルカ
リ5〜30重量部を加えて、混合粉砕した混合物に、凝
結調整剤としてオキシカルボン酸、又はその塩類を0.
5〜5重量%を添加して構成した急硬性組成物が好適で
ある。
[作用] トンネルの覆工工事では、コンクリートの混練工程にお
いて、普通コンクリートに市販の急結剤を添加する方法
では、急結剤添加後数分以内に硬化するため型枠に流し
込み密実に充填するまでの時間を確保することができな
い欠点がある。
また、普通コンクリートに急結剤を粉体で空気圧を用い
て添加する方法では、粉体添加時の発鷹あるいはコンク
リート流し込み後の脱気が問題となる。
本発明では、急硬剤をミルク状にして普通コンクリート
に湿式で圧入混合し型枠内に流し込むことができる。従
って、粉塵の発生や作業環境の劣化を生じない。
また本発明に係る急硬性組成物を用いた工法では流し込
み後30分〜2時間で硬化するので、型枠を移動し、迅
速高能率に覆工を行うことができる。
[実施例1 実施例1 冶金滓60重量部、■型無水石膏30重量部及び炭酸ナ
トリウム10重量部を、ブレーン値5100 cm2/
g程度に混合粉砕し、クエン酸ソーダを2%又は3%添
加した2種類の急硬性組成物を得た。
この急硬性組成物を水/急硬性組成物=50%のスラリ
ー状とし、第1表に示す配合の普通コンクリート(ベー
スコンクリート)に混練し、混練したコンクリートの硬
化時間及び強度発現性を調べた。その結果を第2表に示
す。
第2表中、急硬性組成物添加量はベースコンクリート中
のセメントに対する混合割合(重量%)である。
第2表から明らかなように本発明工法によるコンクリー
トは15〜20分程度で反応開始し、短時間に圧縮強度
が発現している。
実施例2 実施例1と同じ配合のベースコンクリートを準備した。
一方、実施例1と同じ急硬性組成物を調製した。ただし
、クエン酸ソーダ2%を添加したものを用いた。
上記ベースコンクリートをコンクリート圧送管にてゲー
ジ圧力1.1kgf/crn’で圧送し、この圧送管中
に上記急硬性組成物をゲージ圧力1.4k g f /
 c rn’で注入した。注入量はセメントに対して急
硬性組成物が10重量%になるようにした。このような
急硬性コンクリートを、試験に供した。
直径1500mm、長さ2000mmのコンクリート管
の中心部に軸方向は1000mmの巾に急硬性コンクリ
ートを内張り被覆することとし、管内に型枠を設置し、
上記配合の急硬性コンクリートを順次注入した。その要
領を第1図に示す。コンクリート管10の内面に内張り
コンクリート覆工層1を形成するために、型枠2を取付
け、コンクリート圧送管3により、急硬性コンクリート
を注入部1.  II、 III、 rVの順に注入し
た。
急硬性コンクリートはローリ−4からコンクリート管7
によって普通コンクリートを混合装置5にパイプ輸送し
そのコンクリート管7中に急硬性組成物を急硬材送入管
8から送入し、混合器6はコンクリート圧送管中のコン
クリートを混合するものである。
コンクリート被覆工層1の厚さ100mmとし、コンク
リート注入量は0.085rrl’/分であった。
作業は、約10分間で終了し、最終部分の打ち込み終了
2時間後に脱型した。
脱型時にコンクリートの剥離は起こらず、また表面は平
滑であった。その後100日を経過してもコンクリート
に異常はなかった。
[発明の効果] 本発明によれば、トンネルの覆工工事を材料のはね返り
や粉塵発生を生ずることなく、均一な高品質の壁体を短
時間に容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンクリ− 示す説明図である。 1・・・覆工層 3・・・コンクリ 4・・・ローリ−車 6・・・混合器 2・・・型枠 ト圧送管 5・・・混合装置 10・・・コンクリート管 ト管内の内張り覆工方法を

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポルトランドセメントを使用した普通コンクリート
    に急硬性組成物を圧入添加し、トンネル覆工用型枠内に
    流し込むことを特徴とする急硬性コンクリートによるト
    ンネル覆工方法。 2 急硬性組成物に水40〜100%を加えてミルク状
    として添加することを特徴とする請求項1記載の急硬性
    コンクリートによるトンネル覆工方法。 3 急硬性組成物が、冶金滓100重量部に対してII型
    無水石膏40〜80重量部及び炭酸アルカリ5〜30重
    量部を加えて混合粉砕した混合物に、凝結調整剤として
    オキシカルボル酸、又はその塩類を0.5〜5重量%添
    加したものであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の急硬性コンクリートによるトンネル覆工方法。
JP2131252A 1990-05-23 1990-05-23 急硬性コンクリートによるトンネル覆工方法 Pending JPH0427100A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008088793A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Denro Corp 鋼管鉄塔の斜材用簡易足場

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