JP2856345B2 - 中込め充填材及び中込め充填方法 - Google Patents

中込め充填材及び中込め充填方法

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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中込め充填材及び中込
め充填方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中込め充填材とは、地下構造物の中空内
に一部あるいは全部に中込めする充填材であり、これを
用いた施工方法が中込め充填方法である。例えばシール
ド工法の二次施工において、図1のようにシールドトン
ネル内の上水道管、下水道管などを固定化したり、水平
面を築く為に充填されるものが中込め充填材料であり、
その工法が中込め充填方法である。従来行われているシ
ールドトンネルの二次施工方法の中込め充填方法は、水
道管などを配管した後、トンネル先端部分の打設基地よ
り、生コンクリートを充填材として圧送管を通じてコン
クリートポンプで圧送し、充填する方法が行われてい
る。なお、図1中の11はセグメント、12は生コンク
リート、13は水道管である。
【0003】しかしながら、生コンクリートは流動性が
悪い為、コンクリートポンプの圧送圧力を80kg/c
以上の高圧とすることが要求されているので危険を
伴うことが多い。また、高圧で圧送する為、圧送管内が
損傷したり、ポンプが停止したり、またはこれに伴い生
コンクリートの品質がばらつくなどが指摘されている。
また圧送距離も、1000m以上の長距離圧送は非常に
困難で、生コンクリートのポンプ圧送は1日の施工は数
十メートルが限界であり、施工に相当の時間を要する。
さらに、生コンクリート打設終了後に圧送管内の水洗い
を行わなければならず、その為大量の水の確保が必要と
なり、打設基地設備内に、水タンク設備等を必要とす
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の中込
め充填材である生コンクリートに代わる長距離圧送を容
易とした中込め充填材料及び中込め充填方法を提供する
こと目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明者らは種々研究の結果、セメントとフライア
ッシュとの混合物よりなる硬化材と増粘剤と遅延剤と水
とを混合したA液と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液と
をそれぞれ別個に圧送することにより、両液は低圧で圧
送できること、これにより圧送距離を長くできること、
両液を充填個所で混合すると良好な中込め充填材となる
ことを見いだし、本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、セメントとフライアッ
シュとの混合物からなる硬化材と遅延剤と増粘剤と水と
を混合したA液と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを
混合してなる中込め充填材(請求項1)、セメントとフ
ライアッシュとを重量比で7:3〜3:7の割合で混合
した硬化材に対し、遅延剤を0.1〜0.5重量%、増
粘剤を0.01〜1.5重量%、水を80重量%以上混
合したA液と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを、A
液:B液=95:5〜80:20の重量比で混合した請
求項1記載の中込め充填材(請求項2)で たとえば、
シールドトンネルの二次施工用の中込め充填材に用い
る。また、本発明は、セメントとフライアッシュとの混
合物からなる硬化材と遅延剤と増粘剤と水とを混合した
A液と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを充填個所ま
で圧送し、両液を混合することを特徴とする中込め充填
方法(請求項)、セメントとフライアッシュとの混合
物からなる硬化材と遅延剤と増粘剤と水とを混合したA
液と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを充填個所まで
圧送し、両液を混合して中込めし、ついで中込め硬化体
の上部表面にセメントモルタルを塗布することを特徴と
する中込め充填方法(請求項)、セメントとフライア
ッシュとを重量比で7:3〜3:7の割合で混合した硬
化材に対し、遅延剤を0.1〜0.5重量%、増粘剤を
0.01〜1.5重量%、水を80重量%以上混合した
A液と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを、A液:B
液=95:5〜80:20の重量比で充填個所まで圧送
し、両液を混合する請求項3または4記載の中込め充填
方法(請求項5)である。
【0007】以下に本発明を詳細に説明する。A液はセ
メントとフライアッシュとの混合物からなる硬化材と遅
延剤と増粘剤と水とを混合したものである。ここで硬化
材中のセメントとしては、普通、早強、超早強、中庸熱
ポルトランドセメントや、高炉、フライアッシュセメン
トなどの混合セメントを挙げることができる。また、フ
ライアッシュは、JIS規格品、規格外品のいずれのも
のを用いることができるが、JIS規格品のものを用い
るのが好ましい。セメントとフライアッシュとの混合割
合は特に限定されないが、流動性、材料分離、強度等の
点から、セメントとフライアッシュとの混合割合は重量
比で7:3〜3:7の割合とするのが好ましい。
【0008】遅延剤としては、グルコン酸系、オキシカ
ルボン酸系、有機リン酸系等のセメント用の遅延剤を挙
げることができる。遅延剤は硬化材に対し0.1〜0.
5重量%添加するのが好ましい。
【0009】増粘剤としては、セルロース系、アミド
系、バイオポリマー系等の有機系のもの、またベントナ
イト等の無機系のものを用いることができるが、有機系
のものは添加量を少なくできるから、有機系の増粘剤を
用いるのが好ましい。増粘剤は硬化材に対し0.01〜
1.5重量%添加するのが好ましい。
【0010】水の量は、強度および流動性の面から硬化
材に対し80重量%以上とするのが好ましいが、200
重量%を越えると材料分離が起こることもあるので、8
0〜200重量%とするのがより好ましい。
【0011】B液の珪酸ソーダ水溶液は、珪酸ソーダの
濃度が5〜30%のものを用いるのが好ましい。
【0012】A液とB液との混合割合は、重量比で9
5:5〜80:20とするのが良い。
【0013】次に、中込め充填方法について説明する。
A液およびB液は、それぞれ良好な流動性を示すため、
1000m以上の圧送管でも充填個所まで別個に容易に
圧送することができる。圧送管は、シールド工法におい
て施工時に裏込め用の圧送管が設置されている場合が多
いので、この圧送管を利用することができる。圧送管の
先端部でA液およびB液を混合することで、数秒から数
十秒で急結し、1時間1kgf/cmの強度を発現す
るので、短時間で中込め硬化体上部での施工が可能とな
り、施工時間が大幅に短縮することができる。
【0014】さらに、中込め硬化体の上部表面に、5m
m以上のセメントモルタルを塗布することにより、中込
め硬化体の乾燥を抑え、乾燥収縮による強度低下を防ぐ
ことができる。セメントモルタルの塗布厚は、5mm以
上とするのが好ましいが、5〜100mm厚とするのが
より好ましい。このようにした施工後のシールドの断面
を図2に示す。なお、図2中の21はセグメント、22
は本発明中込め充填材、23は水道管、24はセメント
モルタルである。
【0015】
【作用】A液中の硬化材中のセメントは、水和反応によ
り硬化して、強度を発現するものである。またフライア
ッシュはポソラン活性の物質で、セメントの水和物と反
応(ポゾラン反応)することで、長期強度が大きくな
る。また、セメント粒子のすき間にフライアッシュが充
填し、またセメントはゼータ電位を持っているためフラ
イアッシュ粒子と均一に分散し、材料分離を少なくす
る。遅延剤は、電位をもつ物質で、セメントの粒子表面
に付着して水和反応を遅らせる働きがある。遅延剤の量
を加減することでセメントの反応時間を制御し、可使時
間を長くすることができる。増粘剤は、粘性を高める薬
剤であり、A液とB液との混合物の材料分離を少なくす
る。
【0016】A液およびB液は、それぞれ流動性が高い
液であるから、長距離圧送が可能となる。また、A液と
B液とを混合することにより、A液中のセメントのカル
シウムイオンとB液中の珪酸ソーダのシリケートイオン
が急速に反応し、ゲル化し、短時間で硬化し、強度を発
現する。
【0017】A液およびB液を混合し硬化せしめた後、
大気中で養生した場合、乾燥収縮によりクラックが発生
し、このため中込め硬化体の強度が低下することがあ
る。従って乾燥しない状態で養生するようにすれば、ク
ラックの発生を抑制し、強度低下を抑えることができ
る。中込め硬化体の上部表面にセメントモルタルを塗布
すれば、乾燥収縮を防ぎ、これによりクラックの発生を
抑制することができ強度を確保することができる。
【0018】
【実施例】以下に、実施例に基づきさらに本発明を説明
する。本実施例で使用した材料を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】(実施例1)水に遅延剤、増粘剤を混合
し、この溶液にあらかじめ混合したセメントとフライア
ッシュとの混合物を添加し、2分間混合しA液とした。
A液の最適な配合比を調べるため、表2に従って配合
し、この液について、フロー値を測定した。
【0021】
【表2】
【0022】図3は、表2のA液の各配合につき、セメ
ント(C)とフライアッシュ(FA)との重量比(C:
FA比)を変えたときの、水/(セメント+フライアッ
シュ)=W/(C+FA)とフロー値との関係を示した
ものである。図3から、W/(C+FA)比が80重量
%以上でC:FA比に関係無くすべて40cmを越えた
フロー値となった。フロー値が大きい程、流動性が高く
なるから、水/硬化材比80重量%以上で、良好な流動
性を示すことが分かった。従って水/硬化材比は80重
量%以上であれば良いが、200重量%を越えると材料
分離が起こることがあるので、80〜200重量%とす
るのが好ましい。なお、セメントとフライアッシュの重
量比10:0、すなわちセメント単身の場合、著しい浮
き水が見られ、材料分離を起こすことが確認された。ま
た、セメントとフライアッシュの重量比が0:10、す
なわちフライアッシュ単身の場合はB液と混合しても硬
化しない。従って、セメントとフライアッシュとの混合
割合はいずれの割合でも良いが、セメント:フライアッ
シュ=3:7〜7:3とするのが好ましい。
【0023】遅延剤の最適添加量を調べるため、表3に
従って配合し、A液についての可使時間を測定した。
【0024】
【表3】
【0025】可使時間測定結果を表4に示す。遅延剤
0.05%以下の添加量では、8時間後にA液が硬化し
てしまい、B液と混合して中込め充填することができな
い。しかしながら、0.1%添加した場合、24時間後
で使用可能であることが分かる。なお、施工するにあた
って、1週間を越える可使時間は必要なく、従って遅延
剤は硬化材に対し0.1〜0.5重量%添加するのが好
ましい。
【0026】
【表4】
【0027】増粘剤を硬化材に対して0.01重量%未
満添加した場合、A液は著しい材料分離が生じ、増粘剤
としての役割を果たさなくなる。また1.5重量%を越
えた量を添加するとA液の粘性が高くなり圧送性に劣る
ようになる。従って、増粘剤は硬化材に対し0.01〜
1.5重量%添加するのが好ましい。
【0028】(実施例2)水に遅延剤、増粘剤を添加
し、セメントとフライアッシュとを混合したものをA液
とし、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを混合したもの
を内径50mm、高さ200mmのモールドに入れた。
ついで、モールド内部の充填材上部にセメントモルタル
(水:セメント:標準砂=1:0.65:1)を10m
mの厚さに塗布して、所定の時間までモルタル養生し
た。所定時間養生後、モールドから試料を外し、直径5
0mm、高さ100mmの供試体を得た。得られた供試
体につき一軸圧縮強度試験を行った。A液とB液との配
合を表5に示す。比較の為、A液とB液とを混合したも
のを上記と同様のモールドに充填した後、モールドを外
し、直径50mm、高さ100mmの供試体を取り出し
た。供試体をそれぞれ20℃の水中養生、大気養生、湿
潤養生した後、一軸圧縮強度試験を行った。
【0029】
【表5】
【0030】一軸圧縮強度試験結果を図4に示す。1時
間強度では、すべての養生条件で3gf/cm前後の
値を示し、1時間以上で充填後の施工が可能となること
が分かる。また1日後の強度はすべて30kgf/cm
であり、強度増加が見られた。大気養生供試体につい
ては7日後でクラックが発生し、明らかな強度低下が起
きたことが分かる。しかしながら、モルタル養生、水中
養生、湿潤養生の3種類養生条件では、7日で70kg
f/cm前後、28日後ではモルタル養生が若干強度
が低下するが、いずれの養生条件でも強度は増加する。
しかし現場の施工では、水中養生は不可能である。一
方、湿潤養生は養生方法としては良い方法であるが、現
場施工では確実な養生方法とは言えないから、セメント
モルタルを上部に塗布したモルタル養生方法が最も適し
ている。
【0031】(実施例3)内径3mのシールドトンネル
内に、表5の配合で中込め充填材を充填し、中込め硬化
体の上部表面にセメントモルタルを塗布した。充填部に
圧送する圧送管として、A液およびB液用の2本の管
(いずれも内径5cm)を使用した。圧送した結果、圧
送には2000mの距離でも圧送圧が8kg/cm
問題なく圧送することができ、1週間の施工にも圧送管
内が閉鎖することがなかった。硬化体の上部表面にセメ
ントモルタルを塗布して、3日間養生したところ、クラ
ックの発生は全く見られず、硬化セメントモルタル上で
の作業はとどこおりなく行うことができた。なお、セメ
ントモルタルを5mm未満の厚さで塗布したのは、上部
表面での作業時にセメントモルタルの強度が弱いためク
ラックが入ったので、セメントモルタルの塗布厚は5m
m以上とするのが良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中込め充
填材を用いた中込め充填方法は、流動性が極めて高いの
で、ポンプ圧送が容易となり、長距離の圧送ができる。
また早期に強度が発現するので、施工も従来の生コンク
リートを用いた中込め充填方法よりも、施工時間を短縮
することができる。また本発明の中込め充填材の可使時
間は長いため、圧送時の緊急停止時等にも圧送管内が閉
鎖することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の中込め充填材としての生コンクリートを
用いたシールドトンネルの中込め後の断面図である。
【図2】本発明中込め充填材を用いたシールドトンネル
の中込め後の断面図である。
【図3】実施例1の表2のA液の配合につき、C:FA
を変化させたときのW/(C+FA)とフロー値との関
係を示す図である。
【図4】実施例2の4種類の養生条件で養生したときの
養生日数と一軸圧縮強度との関係を示す図である。
【符号の説明】 11 セグメント 12 生コンクリート 13 水道管 21 セグメント 22 本発明中込め充填材 23 水道管 24 セメントモルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 24:38) 24:04 103:44 (56)参考文献 特開 平1−239043(JP,A) 特開 平8−59314(JP,A) 特開 平7−89753(JP,A) 特開 平7−61876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 28/26 C04B 22:06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントとフライアッシュとの混合物か
    らなる硬化材と遅延剤と増粘剤と水とを混合したA液
    と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを混合してなる中
    込め充填材。
  2. 【請求項2】 セメントとフライアッシュとを重量比で
    7:3〜3:7の割合で混合した硬化材に対し、遅延剤
    を0.1〜0.5重量%、増粘剤を0.01〜1.5重
    量%、水を80重量%以上混合したA液と、珪酸ソーダ
    水溶液からなるB液とを、A液:B液=95:5〜8
    0:20の重量比で混合した請求項1記載の中込め充填
    材。
  3. 【請求項3】 セメントとフライアッシュとの混合物か
    らなる硬化材と遅延剤と増粘剤と水とを混合したA液
    と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを充填個所まで圧
    送し、両液を混合することを特徴とする中込め充填方
    法。
  4. 【請求項4】 セメントとフライアッシュとの混合物か
    らなる硬化材と遅延剤と増粘剤と水とを混合したA液
    と、珪酸ソーダ水溶液からなるB液とを充填個所まで圧
    送し、両液を混合して中込めし、ついで中込め硬化体の
    上部表面にセメントモルタルを塗布することを特徴とす
    る中込め充填方法。
  5. 【請求項5】 セメントとフライアッシュとを重量比で
    7:3〜3:7の割合で混合した硬化材に対し、遅延剤
    を0.1〜0.5重量%、増粘剤を0.01〜1.5重
    量%、水を80重量%以上混合したA液と、珪酸ソーダ
    水溶液からなるB液とを、A液:B液=95:5〜8
    0:20の重量比で充填個所まで圧送し、両液を混合す
    ことを特徴とする請求項3または4記載の中込め充填
    方法。
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