JPH0427093A - ウインドウレギユレータ構造 - Google Patents

ウインドウレギユレータ構造

Info

Publication number
JPH0427093A
JPH0427093A JP2132394A JP13239490A JPH0427093A JP H0427093 A JPH0427093 A JP H0427093A JP 2132394 A JP2132394 A JP 2132394A JP 13239490 A JP13239490 A JP 13239490A JP H0427093 A JPH0427093 A JP H0427093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
vehicle
guide rail
window
regulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2132394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2655739B2 (ja
Inventor
Yoshimasa Ishiguro
義昌 石黒
Norimune Watanabe
紀宗 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Shiroki Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Shiroki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Shiroki Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2132394A priority Critical patent/JP2655739B2/ja
Publication of JPH0427093A publication Critical patent/JPH0427093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655739B2 publication Critical patent/JP2655739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤの軸方向移動により移動部材を車両上
下方向へ移動させることにより、ウィンドウガラスの車
両後方端縁を円弧状jご移動させながら昇降させるウィ
ンドウレギュレータ構造に関する。
〔従来技術〕
従来、車両前後方向のガイドレールによりウィンドウガ
ラスの姿勢を制限させながら昇降させるウインドウレギ
ュータの構造には主に2種類ある。
その1つは、車両前後方向のガイドレールによってウィ
ンドウガラス自身の移動を緩やかに制限しながら、ワイ
ヤの軸移動によるレギュータガイトに案内された移動部
材の移動(ワイヤ式という)又はアームの回動(以下ア
ーム式という)によってウィンドウガラスを昇降させる
構造である。
アーム式ウィンドウレギュレータにおいては、ウィンド
ウガラスの下端部を案内溝に少なくとも2箇所でローラ
を介して支持してウィンドウガラスを昇降させている。
すなわち、このアーム式つイントウレギュレータにおい
ては、車両前後のガイドレールによりウィンドウガラス
の車両前後方向、ウィンドウガラスの厚さ方向及び回動
方向移動の全ての移動を制限し、ウィンドウガラスの前
後方向移動は案内溝とウィンドウガラスとの相対移動を
フリーとし、ウィンドウガラスの厚さ方向はアームの撓
みで逃げ、さらに、ウィンドウガラスの回動方向はロー
ラとアームとの相対回転によって逃げて、ウィンドウガ
ラスを安定して昇降させるようにしている。
ところで、ワイヤ式ウィンドウレギュレータにおいては
、移動部材がウィンドウガラスの下端部の1箇所のみと
連結されているのみであるので、このままでは安定した
昇降を行うことができない。
このため、以下に示すような構造で安定した昇降を得る
ようにしている。
■ ガイドレールに収容されるウィンドウガラスに固着
されたスライダ(キャリアプレート)の車両前後方向、
肉厚方向を緊密に支持する。
■ ウィンドウガラス下端部のウィンドウガラス案内溝
を車両前後方向に延長し、かつウィンドウガラスとウィ
ンドウガラス案内溝との間の少なくとも2箇所にローラ
を介在させる。
■ 車両前後方向のガイドレールとレギュレータガイド
とがこじらないように、車両内方向にのみ若干の逃げる
ことができる隙間を形成する。
以上の構造とすることにより、ワイヤ式ウィンドウレギ
ュレータにおいて、ウィンドウガラスの昇降を安定させ
ることができる。このような構造を示す従来技術として
、例えば実開平i94582号公報(実願昭62−19
0665号)がある。
ところで、車両のサイドドア内でウィンドウガラスを昇
降させる場合、ウィンドウガラスを直線的に移動させる
従来構造では、ウィンドウガラスを降ろす角度によって
ウィンドウガラスの下端位置が決まる。すなわち、この
下端位置によてドアの全長(車両前後方向寸法)が決ま
る。このウィンドウガラスの降ろす角度は、ドアの意匠
面から決定されるものであるが、さらに、ドアの全長を
短くするためには、ウィンドウガラスを若干円弧状に移
動させるようにする必要がある。
この場合、ウィンドウガラスのスライダを案内するガイ
ドレールを円弧状とし、このガイドレールにスライダを
車両前後方向、ウィンドウガラスの厚さ方向、ウィンド
ウガラスの回動方向の全て方向を緊密として、この円弧
状のガイドレールに沿って移動させるようにすればよい
上記構造をアーム式ウィンドウレギュレータに用いた場
合は、ウィンドウガラス押上毛位置が昇降中大きく変化
することや重量軽減を軽視すれば、構造的には可能であ
る 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記構造をこれまでのワイヤ式ウィンド
ウレギュレータに用いれば、重量を軽減することができ
るが、ウィンドウガラスを円弧状に案内し、かつ安定し
た昇降を行う構造は技術的に確立されていない。
本発明は上記事実を考慮し、ワイヤ式ウィンドウレギュ
レータにおいて、ウィンドウガラスを円弧状に移動させ
て車両ドアの設計の自由度を増加させ、かつウィンドウ
ガラス押上げ位置を一定に保ちながら安定した昇降を維
持することができるウィンドウレギュレータ構造を得る
ことが目的である。
〔課題を解法するための手段〕
本発明に係るウィンドウレギュレータ構造は、ウィンド
ウガラスの車両前後方向端縁に固着されたスライダをそ
れぞれ長手方向に車両前方若しくは後方の膨らむ曲線に
形成されたガイドレールによって案内し、ワイヤによっ
て移動部材を車両上下方向へ移動させることにより、ウ
ィンドウガラス下端部を支持する支持部材を介してウィ
ンドウガラスを回転させながら昇降させるウィンドウレ
ギュレータであって、前記ガイドレールの一方へ前記ス
ライダの車両幅方向への移動のみ拘束するように収容さ
れ、前記ガイドレールの他方へ前記スライダの車両幅方
向及び車両前後方向への移動が拘束されるように収容さ
れて、前記移動部材と前記支持部材とが相対移動自在に
連結されたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、車両後方側ガイドレールが曲線とされ
ているので、ウィンドウガラスはこのガイドレールに沿
って若干回動じながら昇降される。
これにより、ウィンドウガラスの降下時に車両後方側下
端部が車両前方側へ寄るので、車両のサイドドアの全長
を短くすることができ、設計の自由度が増加する。
ところで、このようにウィンドウガラスを若干回動させ
ながら昇降させる場合、ワイヤの移動により移動部材は
直線的に移動されるので、この移動部材とウィンドウガ
ラス下端を支持する支持部材との間でこれらの相対移動
量を吸収する必要がある。本発明では、移動部材と支持
部材とを相対移動自在に連結させたので、移動部材が直
線的な移動であってもウィンドウガラスは円滑に回動し
ながら昇降される。
また、車両前方側ガイドレールでは、ウィンドウガラス
に固着されたスライダの車両幅方向への移動のみが拘束
され、他の移動方向、すなわち車両前後方向、ウィンド
ウガラスの回動方向は余裕を持たせ、車両後方側のガイ
ドレールでは、スライダの車両幅方向及び車両前後方向
への移動が拘束されているので、ウィンドウガラスの昇
降中も安定した移動を行うことができる。なお、車両後
方側におけるウィンドウガラスの回動方向に対しては、
スライダをローラとすることにより、昇降時にこのロー
ラが回転してウィンドウガラスを円滑に移動させること
ができる。また、摩擦係数の小さい部材によってスライ
ダを形成してもよい。
〔実施例〕
第1図には本実施例に係るウィンドウレギュレータ10
が示されている。このウィンドウレギュレータ10は、
車両のサイドドア(図示省略)に設けられている。
ウィンドウガラス12は、第2図及び第3図に示される
如く、その車両前後方向両端縁の円孔14が形成されて
おり、有底の筒体16が挿入されている。この筒体16
の底部は拡径され前記円孔14の内径よりも大きい頭部
18が形成されている。筒体16の内周面には雌ねじ2
oが形成されており、ンヤフト22の一端に形成された
雄ねじ24が螺合されている。シャフト22はその軸方
向中間部に前記頭部18と同一形状の鍔部26が形成さ
れ、前記雄ねじ24が雌ねじ2oへ螺合されていること
により、頭部18、鍔部26によってウィンドウガラス
12は挟持されるようになっている。ンヤフト22の他
端にはスライダとしての車両前方側ローラ28A、車両
後方側ローラ28Bが軸支されている。ローラ28A、
28Bは、その軸方向移動が図示しない止め輪によって
阻止されている。
第1図に示される如く、ウィンドウガラス12に上記構
成で固着された車両前方側ローラ28Aは1箇所、車両
後方側ローラ28Bは2箇所それぞれ設けられている(
以下単にローラ28A10−ラ28Bという)。なお、
ローラ28A、28Bの外径は、車両前後方向で異なり
、ローラ28Aの方がローラ28Bよりも外径が大きく
なっている。
第2図に示される如(、ローラ28Aは、車両上下方向
に沿って配設された車両前方側ガイドレール30Aに収
容されている(以下単にガイドレール30Aという)。
ガイドレール30Aは、軸直角方向断面が略C字状とさ
れ、その開口部32がウィンドウガラス12と対向され
、この開口部32を前記シャフト22が貫通してローラ
28Aが収容されている。ガイドレール30Aの軸線は
僅かな曲線とされている。また、ローラ28Aはその軸
線方向寸法がガイドレール30Aの内幅寸法aに対して
緊密とされている。すなわち、ウィンドウガラス12が
車両幅方向に対しての移動が阻止されるようになってい
る。これに対し、ローラ28Aの直径は、ガイトレール
30Aの対応される内径寸法に対し小さく形成されてい
る。これにより、ウィンドウガラス12の前端は、車両
前後方向に対して移動可能とされている。本実施例では
この隙間は約5mm程度とされている。
一方、第3図に示される如く、ローラ28Bは、車両上
下方向に沿って配設された車両後方側ガイドレール30
Bに収容されている(以下単にガイドレール30Bとい
う)。ガイドレール30Bは、軸直角方向断面が略C字
状とされ、その開口部34がウィンドウガラス12と対
向され、この開口部34を前記シャフト22が貫通して
ローラ28Bが収容されている。このガイドレール30
Bは、その長手方向が車両後方へ膨らむように若干円弧
状に屈曲されている。
ローラ28Bはその軸線方向寸法がガイドレール30B
の内幅寸法すに対して緊密とされていると共にローラ2
8Bの直径方向もガイドレール30Bの対応される内径
寸法Cに対して緊密とされている。なお、本実施例では
これらの隙間はQ、 5mm程度とされている。このた
め、ウィンドウガラス12の後端は、車両幅方向及び車
両前後方向に対してがたつくことがない。
第6図に示される如く、ウィンドウガラス120車両下
端部には支持部材としてのブラケット36が固着されて
いる。案内レール36は、その軸直角方向断面が略コ字
状とされ、案内溝38が形成されている。このため、ウ
ィンドウガラス12は、この案内溝38に収容されてい
る。第6図に示される如く、ブラケット36からは車両
上方へ向けてフランジ36Aが形成され、このフランジ
36Aと対応するウィンドウガラス12面には円孔42
が形成されており、第6図に示される如く、これに対応
してブラケット36及び保護部材40にも同軸状の円孔
44.46が形成されている。
これらの円孔42.44.46へはボルト48が貫通さ
れ、ナツト50に螺合されてウィンドウガラス12はブ
ラケット36に固定されている。
第5図及び第6図に示される如く、ブラケット36の車
両下端面には車両前後方向に伸びるレール部材52が固
着されている。レール部材52は、車両幅方向へ向けら
れた部分に長手方向に沿って開口部54が形成され、こ
の開口部54の幅寸法とほぼ同一の径寸法とされる軸5
6が貫通されている。軸56のレール部材52の内方側
端部には揺動部材58が軸支されている。揺動部材58
は略菱形とされ、その車両上下方向はレール部材52の
内周面と当接されている。また、この揺動部材58の当
接面は円弧面とされ、これにより、揺DB材58は軸5
6を中心に第5図矢印R方向へ回動可能とされている。
第6図に示される如く、軸56の先端は小径とされ、揺
動部材58から若干突出されており、先端が球面状とさ
れている。
これに対応するレール部材52の内周面には、円弧状の
凹部60が形成されている。これにより、レール部材5
2は軸56に対して、軸56の先端の1点く第6図参照
)、揺動部材58の車両上下方向2点(第5図参照)の
計3点によって支持されている。
第4図に示される如く、軸56の他方の端部には支持ブ
ロック62が一体成形されている。支持ブロック62は
、箱体形状とされ、その−面に矩形状の開口部64が形
成されている。この開口部64が形成された面と対向す
る面の内周側からは開口部64へ向けて突出部66が形
成され、略コ字形状とされたレギュレータガイドレール
80のり1慣1 凹部に密着するように峠されている。また、レギュレー
タガイドレール80の脚部70の先端は互いに離反する
方向へ略直角に屈曲された屈曲部72が形成されている
。この屈曲部72に対応して支持ブロック62の内周面
からは一対の舌片74が突出形成され、屈曲部72を挟
持している。
また、舌片74と支持ブロック62の内周面との間には
弾性ボール76が介在されている。これにより、レギュ
レータガイドレール80と支持ブロック62とは弾性ボ
ール76が弾性変形することにより、車両幅方向に相対
移動可能とされている。
第1図に示される如く、レギュレータガイドレール80
は、車両上下方向に直線状に配設されている。支持ブロ
ック62の突出部66には、中間部がモータ82の回転
軸84に図示しない歯車、ウオームギヤを介して連結さ
れたプーリ86にに巻き付けられたワイヤ88の両端が
それぞれ車両上面及び下面に固定されている。
プーリ86にはその外周面に螺旋状の連続された溝(図
示省略)が形成され、ワイヤ88はこの溝に収容された
状態でプーリ86に巻き付けられている。ここで、モー
タ82が駆動され回転軸84が回転されると、ワイヤ8
8が軸方向へ移動され、これに伴って一体成形された支
持ブロック62、軸56及び揺動部材58からなる移動
部材78がレギュレータガイドレール80に沿って車両
上下方向に直線的に移動される構成である。移動部材7
8の移動力はレール部材52から案内レール36へと伝
達されるため、移動部材78の車両上下方向の移動によ
り、このブラケット36の案内溝38に固定されたウィ
ンドウガラス12を昇降可能にしている。
以下に本実施例の作用を説明する。
モータ82へ給電すると回転軸84が回転し、プーリ8
6に巻き付けられたワイヤ88がプーリ86に形成され
た螺旋状の溝に沿って軸線方向へ移動される。この軸方
向移動により、一体成形された支持ブロック62、軸5
6及び揺動部材58からなる移動部材78がレギュレー
タガイドレール80に案内されて車両上下方向へ直線的
に移動される。
さらに、移動部材78の移動はリール部材52、ブラケ
ット36へと伝達され、このブラケット36の案内溝3
8へ固定されたウィンドウガラス12が移動されるので
、ウィンドウガラス12を昇降させることができる。
ウィンドウガラス12は、その車両前後方向がガイドレ
ール30A及びガイドレール30Bによってローラ28
A及びローラ28Bを介して案内されて移動する。ガイ
ドレール30Aは車両上下方向にほぼ直線となっている
が、ガイドレール30Bは車両後方へ膨らむように円弧
状とされている。このため、ウィンドウガラス12は、
この円弧状のガイドレール30Bに案内されて、若干回
転しながら昇降される。ここで、ガイドレール30Bで
はローラ28Bが車両幅方向及び車両前後方向に対して
緊密に収容され、また、ガイドレール30Aでは、ロー
ラ28Aが車両幅方向長鱗番肴巷参与鉢に対して緊密に
収容されている。これにより、ウィンドウガラス12は
、予めガイドレール30Bによって形成された円弧軌跡
に忠実な移動軌跡に沿って昇降される。ここで、ウィン
ドウガラス12が上記の如く、若干回転しながら昇降す
ると、このウィンドウガラス12へ移動力を伝達する移
動部材78との間で相対位置の変位が生じる。本実施例
では、この相対位置の変位を移動部材78の揺動部材5
8とウィンドウガラス12との間で吸収するようにして
いる。以下、この相対位置変位の吸収について詳細に説
明する。
移動部材78の移動はレギュレータガイドレール80に
よってその移動軌跡が直線と決められいる。また、移動
部材78は支持ブロック62、軸56及び揺動部材58
が一体成形されているため、ウィンドウガラス12の動
きにより車両幅方向へ移動されることがある。このため
、移動部材78とレギレータガイドレール80とは車両
幅方向の相対位置が変位することになる。そこで、本実
施例では、レギュレータガイドレール80の屈曲部72
を支持ブロック62の内周面に設けられた舌片74によ
って挟持し、この舌片74を弾性ボール76で支持した
ので、舌片74及び弾性ボール76の弾性変形により、
移動部材78とレギュレータガイドレール80との相対
位置変位を可能とし、ウィンドウガラス12の昇降時の
車両幅方向の変位が移動部材78のレギュレータガイド
レール80に沿った移動を妨げることがなく、円滑に移
動させることができる。
支持ブロック62は、軸56を介してその移動力がレー
ル部材52へ伝達される。ここて、軸56とレール部材
52との間に介在される揺動部材58は、車両上下方向
の2点でレール部材52の内周面へ当接されているので
、ウィンドウガラス12の昇降中の回動を揺動部材58
の軸5Gを中心とする回転で吸収し、この回転方向変位
を移動部材78への伝達を防止している。このた約、移
動部材78はレギュレータガイドレール80に沿って円
滑に移動される。また、揺動部材58は、ウィンドウガ
ラス12の車両前後方向の変位に対して、レール部材5
2の内周面に沿って車両前後方向へ移動し、このウィン
ドウガラス12の車両前後方向変位を吸収し、前記回転
方向の変位と同様に移動部材78への伝達を防止するこ
とができる。
このように、本実施例ではウィンドウガラス12の移動
軌跡をガイドレール30A、30Bによって決定させ、
移動部材78とウィンドウガラス12止の相対位置変位
をこれらの連結するレール部材52、揺動部材58及び
弾性ボール76によって吸収したので、ワイヤ88によ
って移動部材を直線的に移動させ、この移動力をウィン
ドウガラス12へと伝達する、所謂ワイヤ式ウィンドウ
レギュレータ10を用いてウィンドウガラス12を回転
させながら昇降させることができる。このため、このウ
ィンドウレギュレータ10を車両のサイドドアに用いる
ことにより、サイドドアの車両後方側下端部のR面を大
きくとることが可能となり、設計の自由度が増加する。
また、ワイヤ式ウィンドウレギュレータ10であるので
、所謂アーム式ウィンドウレギュレータ(従来技術の項
を参照)に比べてウィンドウガラス昇降字、ウィンドウ
ガラスの下端の一定位置を常に荷重点にすることができ
、さらには重量をも軽減することができる。また、アー
ム式ウィンドウレギュレータの場合に生じるアームの移
動軌跡の確保が不要となり、サイドドアの設計の自由度
がさらに増加する。
なお、本実施例ではウィンドウガラス12と移動部材7
8との車両幅方向の相対位置変化を弾性ボール76の弾
性変形により吸収したが、第8図に示される如く、ルー
プ状の舌片90を形成し、レギュレータガイドレール8
0の屈曲部72を挟持するようにしてもよい。
また、本実施例では揺動部材58を略菱形としたが、筒
状又は球状であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係るウィンドウレギュレーク
構造は、ワイヤ式ウィンドウレギュレータにおいて、ウ
ィンドウガラスを円弧状に移動させて車両ドアの設計の
自由度を増加させ、かつ安定した昇降を維持することが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るウィンドウレギュレータの側面
図、第2図は第1図のU−II線断面図、第3図は第1
図のIn−IIIII線断面図4図は第1図のrV−I
V線断面図、第5図は第4図V−V線断面図、第6図は
第1図のVI−VI線断面図、第7図は舌片の変形例を
示す第4図に対応する断面図である。 10・・・ウィンドウレギュレータ、 12・・・ウィンドウガラス、 28A、28B・・ ・ローラ、 30A、30B・・・ガイドレール、 36・・・ブラケット、 38・・・案内溝、 52・・・レール部材、 58・・・揺動部材、 62・・・支持ブロック、 74・・・舌片、 76・・・弾性ボール、 ・移動部材、 ・レギュレータガイドレール、 ・モータ、 ・モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウィンドウガラスの車両前後方向端縁に固着され
    たスライダをそれぞれ長手方向に車両前方若しくは後方
    の膨らむ曲線に形成されたガイドレールによって案内し
    、ワイヤによって移動部材を車両上下方向へ移動させる
    ことにより、ウィンドウガラス下端部を支持する支持部
    材を介してウィンドウガラスを回転させながら昇降させ
    るウィンドウレギュレータであって、前記ガイドレール
    の一方へ前記スライダの車両幅方向への移動のみ拘束す
    るように収容され、前記ガイドレールの他方へ前記スラ
    イダの車両幅方向及び車両前後方向への移動が拘束され
    るように収容されて、前記移動部材と前記支持部材とが
    相対移動自在に連結されたことを特徴とするウィンドウ
    レギュレータ構造。
JP2132394A 1990-05-22 1990-05-22 ウインドウレギユレータ構造 Expired - Fee Related JP2655739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2132394A JP2655739B2 (ja) 1990-05-22 1990-05-22 ウインドウレギユレータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2132394A JP2655739B2 (ja) 1990-05-22 1990-05-22 ウインドウレギユレータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0427093A true JPH0427093A (ja) 1992-01-30
JP2655739B2 JP2655739B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=15080365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2132394A Expired - Fee Related JP2655739B2 (ja) 1990-05-22 1990-05-22 ウインドウレギユレータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655739B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19528467A1 (de) * 1995-08-03 1997-02-06 Brose Fahrzeugteile Fahrzeugtür
US7010884B2 (en) 2003-10-06 2006-03-14 Shiroki Kogyo Co., Ltd. Window regulator
WO2009025107A1 (ja) * 2007-08-21 2009-02-26 Yagi Co., Ltd. 扉等開閉器
CN105539087A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 安徽美固特房车配件有限公司 一种快速拆装式房车窗户

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19528467A1 (de) * 1995-08-03 1997-02-06 Brose Fahrzeugteile Fahrzeugtür
DE19528467C2 (de) * 1995-08-03 2003-06-12 Brose Fahrzeugteile Fahrzeugtür
US7010884B2 (en) 2003-10-06 2006-03-14 Shiroki Kogyo Co., Ltd. Window regulator
WO2009025107A1 (ja) * 2007-08-21 2009-02-26 Yagi Co., Ltd. 扉等開閉器
CN105539087A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 安徽美固特房车配件有限公司 一种快速拆装式房车窗户

Also Published As

Publication number Publication date
JP2655739B2 (ja) 1997-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111749566B (zh) 一种车门铰链和车辆
US6996967B2 (en) Cable support structure
JPS61222875A (ja) スポイラ−装置
JPS5936074B2 (ja) 自動車用電気式窓ガラス制御装置
KR20210073002A (ko) 대향형 슬라이딩 도어의 스핀들 타입 유동 방지 구조
JP2004142704A (ja) スライドドアのケーブル配索支持部構造
US6200032B1 (en) Seat suspension with dual roller assembly
US7055284B2 (en) Window regulator having a driving threaded shaft whose distance from the window is variable
JPH0427093A (ja) ウインドウレギユレータ構造
US4782629A (en) Automobile window glass assembly
JP6318415B2 (ja) ボールソケットジョイント、閉鎖システム及び自動車
US6106122A (en) Rear view mirror
US2914315A (en) Window lift assembly
US3925932A (en) Window regulator mechanism
JP3598620B2 (ja) シャッターにおけるスラットカーテンの抜止構造
JP3555440B2 (ja) ウインドレギュレータ装置
JPH0626233Y2 (ja) カーテン開閉装置
CN112065193A (zh) 一种弧形自动门的弧形带式传动机构
CN220133874U (zh) 一种提升门
JP6164654B2 (ja) スライド構造体用の給電構造
CN110056619A (zh) 一种运动机构
KR100401552B1 (ko) 차량용 슬라이딩 도어의 하부구조
JPS6036696Y2 (ja) 窓ガラス昇降装置
JPH04122211U (ja) ガイドレール構造
JP4236337B2 (ja) 電動ミラー装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees