JPH0426991Y2 - - Google Patents

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JPH0426991Y2
JPH0426991Y2 JP4932687U JP4932687U JPH0426991Y2 JP H0426991 Y2 JPH0426991 Y2 JP H0426991Y2 JP 4932687 U JP4932687 U JP 4932687U JP 4932687 U JP4932687 U JP 4932687U JP H0426991 Y2 JPH0426991 Y2 JP H0426991Y2
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JP
Japan
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signal
reel
section
speed
tape
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JP4932687U
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JPS63157839U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はデイジタル信号記録・再生装置におけ
るリール制御回路に係り、特に記録、再生時に検
出されたテープのエラー数に応じてテープ速度を
自動調整するリール制御回路に関する。
[従来の技術] 第2図は本考案の先願に係わる特願昭61−
293295号(特開昭63−144450号)に記載されたリ
ール制御装置を示す。同図において、1,2はリ
ール、3,4はF/V変換器、5は加算器、6は
差動増幅部、7は駆動部、8はスイツチである。
リール1,2の回転速度は公知の方法で検出さ
れ、夫々の回転速度に対応した検出信号Fa,Fb
がF/V変換器3,4に送られ、Fa,Fbに応じ
た電圧Va,Vbに変換される。この電圧Va,Vb
は加算器5により加算され、その加算電圧Vcが
差動増幅部6の(−)入力端子に与えられる。該
増幅器の(+)入力端子には基準信号Vrが与え
られており、両電圧の差電圧に応じて駆動部7か
らの駆動電圧がスイツチ8を介してリール1又は
2の図示していない駆動装置に送られ、リールを
走行させる。
[考案が解決しようとする課題] 第2図に示す装置においては、基準信号Vrの
調整によつてリール走行速度、従つてテープ速度
を決めると、その速度に固定されてしまうことに
なる。しかしながら、テープが長時間使用されて
いて、そこに記録されているデイジタルデータの
再生信号レベルが低下したテープや、何らかの理
由でデイジタルデータの記録レベルが低下したテ
ープが上記装置にかけられた場合に、上述したよ
うにVrで固定されたテープ速度ではテープから
信号を読み取れない場合が生じ、その時には特に
テープの高速サーチは不可能になる。
本考案の目的は、記録状態が劣化したテープを
再生すると、再生信号のエラーレートが悪化する
ため、エラーレートを監視して、エラーレートに
応じて基準信号Vrを自動的に調整して、上記の
欠点をなくすことができるリール制御回路を提供
することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、データを
記録、再生するために、所定速度でテープを送出
すると共に巻回する2つのリール部と、所定の制
御信号により前記リール部を駆動するリール駆動
部と、前記リール部の駆動により該各リール部の
回転速度に応じた速度信号を発生する速度信号発
生部と、上記速度信号発生部からの速度信号を演
算処理し所定の基準信号と比較し、その比較結果
に基づいて前記リール駆動部に制御信号を出力す
る比較演算部と、を備えたデイジタル信号記録・
再生装置のリール制御回路において、前記記録、
再生時でのテープのデータエラーを訂正するエラ
ー訂正部と、上記エラー訂正部から出力されるエ
ラーを検出し、検出されたエラー数に対応した検
出信号を出力する検出手段と、上記検出信号に応
じた所定レベルの信号を選択し、その選択された
信号を前記基準信号として前記比較演算部に出力
する信号選択出力手段と、を有し、前記エラー訂
正部によるエラー検出に応じて前記リール駆動部
を制御し、テープ速度を自動調整することを特徴
とする。
[作用] リール部が駆動されると、その回転速度に応じ
た速度信号が発生され、夫々の速度信号が演算処
理されて所定の基準信号と比較される。その比較
結果に基づいて、リール駆動部に制御信号が出力
される。
この時、エラー訂正部から出力されるエラーが
検出されると、そのエラー数に応じて所定レベル
の信号が選択され、この選択された信号が上記基
準信号として使用される。従つてエラーレートに
応じてテープ速度が自動調整される。
[実施例] 以下図面に示す本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案によるデイジタル信号・記録再
生装置のリール制御回路の一実施例の構成を示す
ブロツク図で、図中、第2図と共通する引用番号
は第2図におけるものと同じか、またはそれに対
応する部分を表わし、9はエラー訂正回路、10
はエラーカウンタ、11はタイマ、12はアナロ
グデマルチプレクサ、13は抵抗アレイ、14は
エラー表示装置を表わす。
なお、エラー訂正回路9は、例えば、特開昭63
−25866号に開示された回転ヘツド型磁気記録・
再生装置において使用されているもので、記録・
再生時でのテープのデイジタルデータエラーを訂
正し、そのエラーに対応した信号を出力する。
第1図に示す装置は次のように動作する。エラ
ー訂正回路9から出力されるエラーに対応した信
号であるエラーフラツグをエラーカウンタ10で
計数する。計数する期間はタイマ11によつて決
定され、タイマ11はある期間毎にリセツト信号
をエラーカウンタ10に送る。エラーカウンタ1
0は計数されたエラー数に対応した検出信号を出
力し、アナログデマルチプレクサ12に入力され
る。アナログデマルチプレクサ12は抵抗アレイ
13によつて設定される複数の電圧のうち上記検
出信号に対応する電圧を選択して、差動増幅部6
の(+)入力端子に印加される基準電圧とする。
エラーが少ない場合にはV1、エラーが多い場合
にはVnが選択される。また、前記エラー数に応
じてテープの状態をエラー表示装置14に表示す
ることにより、ユーザにテープの記録状態を知ら
せる。
なお、エラーカウンタ10、タイマ11および
アナログデマルチプレクサ12はこれらの機能を
遂行するための適当なプログラムを組み込んだマ
イクロコンピユータで置き換えることができる。
さらに、アナログデマルチプレクサ12の代りに
D/Aコンバータを使用することも可能である。
上述のようにしてテープ速度を規定する基準電圧
がテープのエラーレートに応じて自動調整され
る。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案によれば、劣化した
テープの記録・再生の場合に、そのテープの劣化
の程度(エラーレート)に応じたテープ速度に設
定できるため、前に述べた欠点を解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるリール制御回路の一実施
例の構成を示すブロツク図、第2図は従来のリー
ル制御回路の構成を示すブロツク図である。 1,2……リール、3,4……F/V変換器、
5……加算器、6……差動増幅部、7……駆動
部、9……エラー訂正回路、10……エラーカウ
ンタ、11……タイマ、12……アナログデマル
チプレクサ、13……抵抗アレイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 データを記録、再生するために、所定速度でテ
    ープを送出すると共に巻回する2つのリール部
    と、 所定の制御信号により前記リール部を駆動する
    リール駆動部と、 前記リール部の駆動により該各リール部の回転
    速度に応じた速度信号を発生する速度信号発生部
    と、 上記速度信号発生部からの速度信号を演算処理
    し所定の基準信号と比較し、その比較結果に基づ
    いて前記リール駆動部に制御信号を出力する比較
    演算部と、 を備えたデイジタル信号記録・再生装置のリール
    制御回路において、 前記記録、再生時でのテープのデータエラーを
    訂正するエラー訂正部と、 上記エラー訂正部から出力されるエラーを検出
    し、検出されたエラー数に対応した検出信号を出
    力する検出手段と、 上記検出信号に応じた所定レベルの信号を選択
    し、その選択された信号を前記基準信号として前
    記比較演算部に出力する信号選択出力手段と、を
    有し、 前記エラー訂正部によるエラー検出に応じて前
    記リール駆動部を制御し、テープ速度を自動調整
    することを特徴とするリール制御回路。
JP4932687U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0426991Y2 (ja)

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JP4932687U JPH0426991Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63157839U JPS63157839U (ja) 1988-10-17
JPH0426991Y2 true JPH0426991Y2 (ja) 1992-06-29

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