JPH0426985A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH0426985A
JPH0426985A JP2130860A JP13086090A JPH0426985A JP H0426985 A JPH0426985 A JP H0426985A JP 2130860 A JP2130860 A JP 2130860A JP 13086090 A JP13086090 A JP 13086090A JP H0426985 A JPH0426985 A JP H0426985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal
state
semiconductor integrated
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2130860A
Other languages
English (en)
Inventor
Hide Okubo
大久保 秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2130860A priority Critical patent/JPH0426985A/ja
Publication of JPH0426985A publication Critical patent/JPH0426985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体集積回路装置に関する。
[従来の技術] 半導体製造技術の進歩により半導体集積回路自体の動作
速度はますまず高速化されている。ところが半導体集積
回路とその周辺素子とのデータの受渡しを行う、半導体
集積回路における入出力部の動作速度については余り高
速化されず、回路装置全体としての動作速度の高速化の
妨げとなっている。特に半導体集積回路における出力部
は、高速化すると変化量や貫通電流が大きくなり、電源
ラインに過渡電流が流れ電源Vcc電位の低下やグラン
ド電位の浮き上がりが生じ、データ出力部においてノイ
ズを発生し高速化の妨げとなっており、場合によっては
誤動作となることもある。又、上記のノイズ発生の現象
は、現在は上記出力部だけで顕著になっているが将来チ
ップ内部のドライバ回路においても生じる可能性がある
。尚、上記変化量とは、出力部の負荷への充放電電流の
変化量(以下di/dtにて示す)であり、貫通電流と
は、上記出力部を構成するPチャンネルMOSトランジ
スタ(以下PMO8と記す)及びNチャンネルMOSト
ランジスタ(以下NMOSと記す)がともにオン状態と
なり、電源(Vcc)−”PMOS−4NMO9−GN
Dへ流れる電流をいう。
[発明が解決しようとする課題] 上述したようなノイズの発生を抑える方法として、l)
上記出力部に設けられている出カバソファにおけるdi
/dtを抑える 11)上記出力バッファのドライバ回
路への入力信号を2段階に制御し、d1/dtを抑える
 の二つの方法がある。
l)に関しては、第7図に示すようにトランジスタ11
2のコンダクタンスを下げるためにチャンネル幅を小さ
くする、あるいはトランジスタII2のゲート入力信号
の変化を鈍化させるためにゲートへのラインに負荷11
1を付加したり、上記ゲートラインのハイ(H)レベル
を制御するトランジスタ113を付加したりしている。
ii)に関しては、第8図に示すようにトランジスタ1
22のゲート側に、出力期待値0のときにゲート信号を
2段階に制御する制御回路123を接続しdlo/dt
を小さくしている。
いずれの方法についても出力信号レベルが0であること
を期待する場合のdl、/dtを抑える効果はあるが、
上記信号レベルが1を期待する場合には効果がなく、貫
通電流■pの抑制効果もないという問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、貫通電流が流れず、従来のdlo/dtを抑制す
る回路構成と併用することでノイズの少ない高速動作可
能な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、一対の相反データ線に接続され、上記相反デ
ータ線に相反データを送出するメモリセルと、 上記一対の相反データ線を所定の電位にする第1の回路
と、 上記相反データ線のそれぞれが接続され、上記相反デー
タ線が上記第1の回路にて所定電位にされているときに
は互いに同レベルの信号を送出し上記メモリセルよりデ
ータが送出された場合には互いに異なるレベルの信号を
送出する、二つの差動増幅器と、 上記二つの差動増幅器が送出する信号に基づき上記メモ
リセルに記憶されていたデータに対応する信号を送出す
る信号出力部と、を備えたことを特徴とする。
C作用コ 信号出力部の出力端子は、電源に直列に接続されたPM
OS)ランジスタ及びNMOSトランジスタにおける上
記トランジスタ間の接続部に接続されている。
一対の相反データ線の信号レベルを同レベルとすること
で各差動増幅器は同じレベルの信号を送出し、上記各ト
ランジスタの両方をまずオフ状態とすることができる。
そのために第1の回路は、一対の相反データ線の信号レ
ベルを所定電位とする。
メモリセルより記憶データが読み出されることで、相反
データ線の信号レベルは互いに異なるレベルに変化し、
各差動増幅器は互いに異なるレベルの信号を送出する。
差動増幅器が送出する異なるレベルの信号にて、上記ト
ランジスタはいずれか一方か必すオフ状態であり、他方
がオンあるいはオフ状態とされ、上記出力端子からはH
レベルあるいはLレベルの信号が送出される。このよう
に、プリチャージ回路、差動増幅器、信号出力部は、信
号出力部に備わるPMOSトランジスタとNMOSトラ
ンジスタとが相反してオン、オフ動作するのを防止する
ように作用し、電源よりPMOSトランジスタ、NMO
Sトランジスタを貫通し貫通電流が流れることを防止す
るように作用する。
[実施例] 本発明の半導体集積回路装置の一実施例を示す第1図は
、例えば2行3列にメモリセル6等が配列された場合を
示しているが、勿論、行、列方向にこれ以上のメモリセ
ル6を配列することができる。このように複数配列され
ているメモリセル6等の内、一対のビットライン1及び
反転ビットライン2に接続される構成部分のみを第2図
に示している。
従来の半導体集積回路と同様に一対のビットライン1及
び反転ビットライン2並びに−本のワードライン3には
、入力側か他方の出力側に互いに接続される2個のイン
バータ4、及び上記2個のインバータ4とビットライン
l及び反転ヒツトライン2とを接続するアクセスゲート
でありそれぞれのゲートか上記ワードラインに接続され
る2つのNMOSトランジスタ5にて構成される一つの
メモリセル6が接続される。又、複数設けられるワード
ライン3のそれぞれにメモリセル6が接続され、それぞ
れのワードライン3にはいずれのワードライン3を選択
するかの動作を行うXデコーダ7が接続されている。又
、第2図に示すように、ビットライン1及び反転ビット
ライン2のそれぞれは、各々、電源30にドレインが接
続されるそれぞれのNMOSトランジスタ31のソース
に接続される。又、各NMOSトランジスタ31のソー
ス側はNMOSトランジスタ9にて接続され、NMOS
)ランンスタ9及びNMOS)ランジスタ31のゲート
はプリチャージ信号の入力端子に接続される。このよう
に電源30、NMOSトランジスタ9、NMOSトラン
ジスタ30にてプリチャージ回路8を構成している。こ
のようなプリチャージ回路8は、上記プリチャージ信号
が供給されることで上記各ビットライン1及び2を同電
位にプリチャージする。尚、プリチャージ信号は、アド
レスの変化を検知して発生する、いわゆるATD方式に
よって発生させても良いし、半導体集積回路の外部より
供給されるクロック信号より発生させても良い。又、本
実施例では上述したように、ビットライン1と反転ビッ
トライン2とのイコライズ用にビットライン1.2間を
接続するNMOSトランジスタ9を設けているが、この
トランジスタ9は別段設けなくても良い。又、プリチャ
ージ回路8は、後述する一対のデータラインに接続して
も良い。
上述したような一対のビットライン1及び反転ビットラ
イン2には、複数のビットライン対より一対を選択する
Yデコーダ12にゲートが接続され、Yデコーダ12が
送出するHレベルの選択信号にてオン状態となるNMO
Sトランジスタ10がそれぞれ接続される。尚、図示す
るように各NMO9)ランジスタ10にてY選択ゲート
11を構成し、各ビットライン対には一つづつY選択ゲ
ート11が設けられる。尚、選択ゲート11より後段は
、ビットラインlがデータライン13に、反転ビットラ
イン2が反転データライン14となる。
データライン13及び反転データライン14は、メモリ
セル6より送出されるデータを増幅するセンスアンプ1
5が接続され、センスアンプ15は詳細後述するトライ
ステートバッファ】6を介してデータ出力端子I7に接
続される。
センスアンプ15は、第2図に示すように、入力端子a
が反転データライン14に接続され反転入力端子すがデ
ータライン13に接続される差動アンプ18と、入力端
子aかデータライン13に接続され反転入力端子すが反
転データライン14に接続される差動アンプ19とから
構成される。
尚、第4図に差動アンプ18及び19から構成されるセ
ンスアンプ15の回路図を示す。即ち、それぞれの電源
32にそれぞれソースか接続されるPMOShランノス
タ33a及び33bにおいて、PMO8I−ランジスタ
33aのドレイン側はPMOSトランジスタ33a及び
33bのゲートに接続されるとともに、ゲートかデータ
ライン13に接続されるNMOSトランジスタ34aの
ドレインに接続される。一方、PMOSトランジスタ3
3bのトレインは、差動アンプ18の出力端子として次
段のインバータ20に接続されるとともに、ゲートが反
転データライン14に接続されるNMOSトランジスタ
34bのトレインに接続される。
NMOS)ランンスタ34a及び34bのソースはとも
に反転プリチャージ信号がゲートに供給され、ソースが
接地されているNMOSl−ランジスタ35のドレイン
に接続される。以上説明した構成部分32,33a、3
3b、34a、34b、35にて差動アンプ18を形成
している。
差動アンプ19の構成は、第4図に示すように上述した
差動アンプ18の構成とほぼ同じであるので、差動アン
プ19の構成部分の符号について差動アンプ18の構成
部分に対応するものについてはダッノユ付きの同し符号
を付し、その説明を省略する。差動アンプ】9において
差動アンプ18の構成と異なる部分は、PMO9)ラン
ジスタ33a゛のドレインが差動アンプ19の出力とし
て次段のインバータ24に接続され、一方PMOSトラ
ンジスタ33b°のドレイン側がPMOSトランジスタ
33a゛及び33b゛のゲートに接続されている点であ
る。
このように差動アンプ18及び19の回路構成は、カレ
ントミラー回路を構成している。尚、差動アンプ18及
び19の回路構成は、カレントミラー回路を構成せずと
も、差動アンプ】8および19が後述するような動作を
行うものであれば同一の回路構成を有するものでも良い
以上のように構成される差動アンプ18及び19は、後
述するようにプリチャージ信号かHレベルとなり、デー
タライン13及び反転データライン14がプリチャージ
されたときには、NMOSトランジスタ35.35’の
ゲートにおける信号レベルはLレベルであるからNMO
9hランンスタ35.35’はオフ状態であり、データ
ライン13及び反転データライン14がともにHレベル
であるのでNMO9)ランジスタ34a、34b、34
a34b′はともにオン状態となり、よってこの場合に
は差動アンプ18及び19の出力信号レベルは、ともに
Hレベルである。このとき、PMOSトランジスタ33
a 33b 33a 、33bのゲートにおける信号レ
ベルはHレベルであるのでPMOSトランジスタ33a
、33b、33a’、33b’はともにオフ状態である
又、プリチャージ動作が終了し、即ちプリチャージ信号
の信号レベルがLレベルとなり、メモリセル6のいずれ
かが選択されたときには、データライン13または反転
データライン14のどちらかの信号レベルがLレベルと
なる。例えば、反転データライン14における信号レベ
ルがLレベルとなり、データライン13における信号レ
ベルはHレベルであるとする。この場合には、NMOS
トランジスタ3535″のゲートにおける信号レベルは
HレベルであるからNMOSトランンスタ3535’は
ともにオン状態となり、データライン13にゲートが接
続されているNMOSl−ランジスタ34a、34a’
はともにオン状態となる。よって差動アンプ18におけ
るPMOSトランジスタ33a、33bのゲートの信号
レベルはLレベルに変化しPMOSトランジスタ33a
、33bはオン状態となる。又、反転データライン14
の信号レベルはLレベルであることよりNMOSトラン
ジスタ34b、34b’はオフ状態である。よって、差
動アンプ18の出力信号(図内ではOlにて示している
)の信号レベルは、電源32によってHレベルが維持さ
れる。
一方、差動アンプ19においては、NMOSトランジス
タ34b°がオフ状態であるのでPMOSトランジスタ
33a’、33b’のゲートの信号レベルはHレベルで
ありPMOSトランジスタ33a33b°はともにオフ
状態である。又、NMOSトランジスタ34a“、35
°がオン状態であることより、差動アンプ19の出力信
号(図内では02にて示している)の信号レベルはLレ
ベルに変化する。
尚、上記の場合と逆の場合、即ちデータライン13の信
号レベルがLレベルであり、反転データライン14の信
号レベルがHレベルになる場合は、上記とは逆に差動ア
ンプ18の出力信号レベルがLレベルとなり、差動アン
プ19の出力信号レベルがHレベルとなる。
差動アンプ18の出力側は、出力制御信号(REB)が
インバータ28を介して一入力端に供給されるNAND
回路21の一入力端にインバータ20を介して接続され
、NAND回路21の出力はソースが電源22に接続さ
れドレインがデータ出力端子17に接続されるPMOS
トランジスタ23のゲートに接続される。一方、差動ア
ンプ19の出力側は出力制御信号が一入力端に供給され
るNOR回路26の一入力端にインバータ2425を介
して接続され、NOR回路26の出力はソースが接地さ
れドレインがデータ出力端子17に接続されるNMOS
トランジスタ27のゲートに接続される。尚、上述した
構成部分20ないし27にてトライステートバッファ1
6を構成している。
又、データライン13及び反転データライン14は、書
込信号(WE)が供給されることでメモリセル6に情報
を書き込む書込回路28に接続され、各書込回路28は
データ入力端子29に接続される。
尚、上述したように第2図に示す構成部分が、第1図に
示すように複数配列され一つの半導体集積回路を構成す
る。
このように構成される半導体集積回路における動作を第
3図を参照し以下に説明する。
第3図gにアにて示すように、プリチャージ信号が供給
されることでプリチャージ回路8は、ピットライン1及
び反転ビットライン2をプリチャージする。又、この状
態ではいずれのメモリセル6も選択していない。選択ゲ
ート11はすべてオン状態であり、したがってデータラ
イン13及び反転データライン14もピットラインl及
び反転ビットライン2がプリチャージされることで、第
3図すにイにて示すように、ともにプリチャージされる
。又、センスアンプ15も非選択の状態であり、差動ア
ンプ18及び19の出力信号レベルはともにHレベルで
あり、又、説明上出力制御信号は常にアクティブな状態
とすれば、NAND回路21より送出される信号レベル
は第3図eにつにて示すようにHレベルとなり、NOR
回路26より送出される信号レベルはロー(L)レベル
であり、PMOSトランジスタ23及びNMOSトラン
ジスタ27はともにオフ状態となる。よって、データ出
力端子17における信号レベルは、第3図gに工にて示
すようにハイインピーダンス状態となる。
次に、メモリセル6へのデータの書込/読出サイクルに
入るために、第3図gにオにて示すようにプリチャージ
信号の信号レベルをLレベルに立下げ、外部より供給さ
れるアドレス信号にてXデコーダ7及びXデコーダ12
が送出する選択信号にて所定のメモリセル6が選択され
る。又、このときセンスアンプ15も選択される。この
とき、第3図すに点線にて示すように反転データライン
14の信号レベルは、HレベルよりLレベルに変化する
。尚、センスアンプ15は選択状態で、まだメモリセル
6の情報が伝搬しない間、差動アンプ18.19の出力
信号レベルは、NMOS)ランジスタ35,35°のゲ
ート入力がHレベルとなることより、第3図Cに力にて
示し第3図gにキにて示すように、幾分低下する。尚、
差動アンプ18及び19は、上記信号レベルの低下が次
段のインバータ20.24におけるスレショールドレベ
ル以下にならないように下記のように設計される。
即ち、第5図に差動アンプ18及びI9における出力電
圧を求めるための等価回路を示すが、出力電圧Vo、を
所定の値とするために各MOSトランジスタ36ないし
38及び次段インバータ2024を設計する。
尚、メモリセル6の情報がセンスアンプ15へ伝搬され
るまでの状態のとき、差動アップ18及び19の出力信
号レベルはともにHレベルであり、データ出力端子I7
はプリチャージ時と同様にハイインピーダンス状態を維
持する。
その後センスアンプ15に選択されたメモリセル6の情
報が伝搬されたときには、差動アンプ18又は19のい
ずれか一方の出力信号の信号レベルのみがLレベルとな
る。今、第3図gにりにて示すように例えば差動アンプ
19の出力信号レベルがLレベルとなったとする。この
とき一方の差動アンプI8の出力信号レベルは、第3図
Cにケにて示すように、Hレベルに復帰する。したがっ
て、差動アンプ19の出力信号が供給されるNOR回路
26の出力信号レベルが、第3図fにコにて示すように
、LレベルよりHレベルに変化し、NMO9)ランジス
タ27はオフ状態よりオフ状態に変化する。一方、差動
アンプ18の出力信号が供給されるNAND回路21の
出力信号レベルは変化なくHレベルのままであるので、
PMOSトランジスタ23はオフ状態のままである。よ
って、データ出力端子17の信号レベルは、第3図gに
すにて示すように、ハイインピーダンス状態よl) L
レベルに変化する。
次に、再びプリチャージ信号が第3図aにシにて示すよ
うに供給された場合、上述したようにプリチャージ回路
8がビットライン】及び反転ビットライン2、しいては
データライン13及び反転データラインI4をプリチャ
ージする。よって、第3図すにスにて示すように、Lレ
ベルに下がっていた反転データライン14の信号レベル
が再びHレベルに立ち上げられる。よって、上述の動作
にてLレベルの出力信号を送出するようになった差動ア
ンプ19に反転データライン】4よりHレベルの信号が
供給されることより、第3図dにセにて示すように、差
動アンプ19の出力信号レベルはLレベルよりHレベル
に変化する。したがって、NOR回路26の出力信号レ
ベルが、第3図fにソにて示すように、HレベルよりL
レベルに変化するので、NMOSトランジスタ27はオ
ン状態よりオフ状態へ変化する。尚、差動アンプ18の
出力信号レベルは変化しないのて、NAND回路21の
出力信号レベルにも変化はなく、PMOSトランジスタ
23はオフ状態を維持している。
したがって、データ出力端子I7の信号レベルは、第3
図gに夕にて示すように、再びハイインピーダンス状態
となる。尚、上述したように、データライン13及び1
4の信号レベルが上記の場合と逆になった場合には、P
MOSトランジスタ23及びNMOSトランジスタ27
の動作は上記の場合と逆の動作となる。
このように、データ出力部におけるPMOSトランジス
タ23及びNMOSトランジスタ27の一方のみがオフ
状態→オン状態−オフ状態と変化し、他方のトランジス
タは常にオフ状態を維持するので、電源22よりPMO
Sトランジスタ23、NMOSトランジスタ27を介し
てグランドへ貫通電流が流れることはない。したがって
、ノイズが発生することもなく高速動作を行う半導体集
積回路を提供することができる。又、貫通電流が流れな
いことより、di/dtの値も0となりこれを抑制する
ことができることとなる。
又、プリチャージ回路を設けていることより、出力端子
においてデータ出力信号の信号レベルを変化させるとき
、変化途中にハイインピーダンス状態を形成することよ
り、出力データの確定に要する時間を短縮することがで
き、より高速に半導体集積回路を動作させることに寄与
している。
尚、センスアンプ15及びトライステートバッフ716
の構成は上述したものに限らず、例えば第6図に示すよ
うな構成であっても良い。即ち、上述した、例えばデー
タライン13における信号レベルの変化に応じた信号が
供給されるアンプ39の非反転出力端子は差動アンプ4
0の反転入力端子及び差動アンプ41の非反転入力端子
に接続され、アンプ39の反転出力端子は差動アンプ4
0の非反転入力端子及び差動アンプ41の反転入力端子
に接続される。尚、差動アンプ40及び41の回路構成
は上述した差動アンプ18及び19の回路構成と同じで
ある。
このような差動アンプ40及び41の出力側は、上述し
たトライステートバッファj6と同し回路構成を有し基
準信号が供給されるトライステートバッファ42に接続
され、トライステートバッファ42の出力側はデータ出
力端子に接続される。
このように、アンプ39にて半導体集積回路内部より供
給される信号によって差動アンプ40及び41への入力
信号が変化するようにしても上述したセンスアンプ15
、トライステートバッファ16と同じ動作を行わせるこ
とができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、一対の相反データ
線に二つの差動増幅器をそれぞれ接続し、プリチャージ
時には各差動増幅器より同一レベルの信号が送出され、
メモリセルより記憶データが相反データ線に送出された
ときには各差動増幅器は互いに異なるレベルの信号を送
出するように構成し、この異なるレベルの信号にて信号
出力部は、従来貫通電流が流れたPMOSトランジスタ
及びNMO9I−ランジスタいずれか一方を必ずオフ状
態とするように動作することより、上記PMOSトラン
ジスタ及びNMOSトランジスタを貫通して電流が流れ
ることはなくなり、di/dtも抑制することができる
。したがって貫通電流に伴うノイズの発生を抑えること
ができるので、出力端子におけるデータの確定に要する
時間を短縮することができ、高速に動作可能な半導体集
積回路装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路装置の一実施例におけ
る構成を示すブロック図、第2図は第1図における一対
のビットライン、データラインに接続される回路構成部
分を抜粋し回路構成を詳細に示した回路構成図、第3図
は本発明の半導体集積回路装置の動作を示すタイムチャ
ート、第4図は第1図及び第2図に示すセンスアンプの
回路構成を示す回路図、第5図は上記センスアンプを設
計する際の等価回路図、第6図は第1図及び第2図に示
すセンスアンプ部分の他の実施例を示す図、第7図及び
第8図は出力部におけるノイズを抑えるための従来例に
おける回路図である。 ・・メモリセル、8・・プリチャージ回路3・・データ
ライン、I4・・・反転データライン、5・センスアン
プ、 6・・トライステートバッファ、 8及び19・差動アンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の相反データ線に接続され、上記相反データ
    線に相反データを送出するメモリセルと、上記一対の相
    反データ線を所定の電位にする第1の回路と、 上記相反データ線のそれぞれが接続され、上記相反デー
    タ線が上記第1の回路にて所定電位にされているときに
    は互いに同レベルの信号を送出し上記メモリセルよりデ
    ータが送出された場合には互いに異なるレベルの信号を
    送出する、二つの差動増幅器と、 上記二つの差動増幅器が送出する信号に基づき上記メモ
    リセルに記憶されていたデータに対応する信号を送出す
    る信号出力部と、を備えたことを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  2. (2)上記二つの差動増幅器はカレントミラー回路を備
    えている、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. (3)上記二つの差動増幅器は同一の回路構成を備えて
    いる、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. (4)上記メモリセルはフリップフロップ構成を備えて
    いる、請求項1記載の半導体集積回路装置。
JP2130860A 1990-05-21 1990-05-21 半導体集積回路装置 Pending JPH0426985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2130860A JPH0426985A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2130860A JPH0426985A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0426985A true JPH0426985A (ja) 1992-01-30

Family

ID=15044393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2130860A Pending JPH0426985A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0426985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544434A (ja) * 2005-06-14 2008-12-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド フル・スイング・メモリ・アレイを読み出すための方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544434A (ja) * 2005-06-14 2008-12-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド フル・スイング・メモリ・アレイを読み出すための方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0177776B1 (ko) 고집적 반도체 메모리 장치의 데이타 센싱회로
US5777935A (en) Memory device with fast write recovery and related write recovery method
US6785184B2 (en) Self-timed activation logic for memory
JP2004079099A (ja) 半導体メモリ
US7161859B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JPWO2015001722A1 (ja) 半導体記憶装置
JPH03272087A (ja) 半導体記憶装置
JPS63304491A (ja) 半導体メモリ
KR100195633B1 (ko) 출력하한값에 대한 리미트기능을 갖는 증폭회로 및 상보형 증폭 회로
US6891763B1 (en) Input buffer with differential amplifier
KR100318464B1 (ko) 재쓰기회로를갖는스태틱램디바이스
US7142465B2 (en) Semiconductor memory
JPH1050071A (ja) 半導体装置
US7095673B2 (en) Semiconductor memory device capable of operating at high speed
JPH0426985A (ja) 半導体集積回路装置
US6917550B2 (en) Semiconductor memory device
JPH0294096A (ja) 半導体記憶回路
JPH02154393A (ja) 半導体記憶回路
JP5442562B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3238481B2 (ja) 半導体読み出し専用記憶装置
KR100222036B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 라이트 회로
JPH0636586A (ja) 半導体読み出し専用記憶装置
JPH07230694A (ja) 半導体記憶装置
KR20010021022A (ko) 반도체 메모리
JPH07111097A (ja) 半導体記憶装置及びその読み出し方法