JPH04269476A - 電気的接続部材 - Google Patents

電気的接続部材

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JPH04269476A
JPH04269476A JP5390491A JP5390491A JPH04269476A JP H04269476 A JPH04269476 A JP H04269476A JP 5390491 A JP5390491 A JP 5390491A JP 5390491 A JP5390491 A JP 5390491A JP H04269476 A JPH04269476 A JP H04269476A
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JP
Japan
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holder
gold
conductive member
electrical connection
connection member
Prior art date
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Pending
Application number
JP5390491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kondo
浩史 近藤
Tetsuo Yoshizawa
吉沢 徹夫
Toyohide Miyazaki
豊秀 宮崎
▲榊▼ 隆
Takashi Sakaki
Yoshimi Terayama
寺山 芳実
Yoichi Tamura
洋一 田村
Takahiro Okabayashi
岡林 高弘
Kazuo Kondo
和夫 近藤
Yasuo Nakatsuka
康雄 中塚
Yuichi Ikegami
池上 祐一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Canon Inc
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Priority to DE69233088T priority patent/DE69233088T2/de
Priority to EP92103024A priority patent/EP0501357B1/en
Publication of JPH04269476A publication Critical patent/JPH04269476A/ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路部品同士を電
気的に接続する際に用いられる電気的接続部材に関する
【0002】
【従来の技術】電気回路部品同士を電気的に接続する方
法としては、ワイヤボンディング方法、TAB(Tap
e Auto−mated Bonding)法等が従
来より知られている。しかしこれらの方法はいずれもコ
ストが高く、しかも両電気回路部品間の接続点数が増加
し、接続点密度が高くなると対応できない等の難点があ
った。このような難点を解決すべく、絶縁性の保持体中
に複数の導電部材を互いに絶縁状態に備えた電気的接続
部材を用いて、電気回路部品同士を電気的に接続する技
術が知られている。
【0003】このような電気的接続部材としては従来特
開平02―49385 号公報に提案されたものがある
。以下、この技術について図6に基づき説明する。図6
は従来の電気的接続部材の縦断面図であり、電気的絶縁
材からなるフィルム状の保持体42に略所定間隔で穿っ
た穴43内に夫々互いに絶縁状態に備えられた複数の導
電部材45を設けて構成されている。各導電部材45の
一端は前記保持体42の一方の面に、また他端は前記保
持体42の他方の面に夫々僅かに突き出した態様で露出
させると共に、この端部の直径は穴43の直径よりも僅
かに大きく、穴43から抜け止めされた状態となってい
る。
【0004】なお電気的接続部材41における各部分の
寸法は、図6に示す如く保持体42の厚さが約10μm
、穴43(導電部材の柱状部)の直径が約20μm, 
穴43間のピッチが約40μm、導電部材45の突出量
が表裏とも数μm程度である。このような電気的接続部
材は図7(a) 〜図7(e) に示す如き工程により
製造される。
【0005】図7は従来の電気的接続部材の製造方法の
主要工程を示す模式的断面図であり、まず基体となる金
属シート51を用意し(図7(a))、この金属シート
51上にスピンナにより感光性樹脂52を塗布し、プリ
ベイクを行う(図7(b))。所定パターンをなすフォ
トマスク(図示せず)を介して光を感光性樹脂52に照
射して露光し、現像を行う(図7(c))。これによっ
て露光された部分には感光性樹脂52が残存し、露光さ
れない部分は現像処理により感光性樹脂52が除去され
、底部に金属シート51の表面が露出する穴53が形成
される。温度を上げて感光性樹脂52の硬化を行った後
、これらをエッチング液中に浸漬させて穴53内に露出
する金属シート51の表面をエッチングし、ここに凹部
54を形成する(図7(d))。次いで穴53, 凹部
54内に金55が充填され、且つ感光性樹脂52の表面
よりも所定高さに盛り上がらせるよう金メッキを施して
バンプを形成する(図7(e))。最後に金属シート5
1をエッチング除去して、図6に示す如く金55が導電
部材45を、また感光性樹脂52が保持体42を夫々構
成する電気的接続部材41を製造する。
【0006】図8(a) は電気的接続部材の接続前の
態様を、また図8(b) は接続後の態様を示す模式図
であり、図中41は電気的接続部材、61, 62は接
続すべき電気回路部品を示す。電気的接続部材41にお
ける導電部材45の一端45a が露出する側に対向さ
せて一方の電気回路部品61を、また導電部材45の他
端45b が露出する側に対向させて他方の電気回路部
品62を臨ませる(図8(a))。そして、一方の電気
回路部品61の接続部66と導電部材45の一端45a
 とを合金化し、他方の電気回路部品62の接続部67
と導電部材45の他端45b とを合金化することによ
り夫々両者を接続する(図8(b))。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の電気的接続部材41にあっては、保持体42と導電
部材45との熱膨張差のため温度変化による保持体42
の熱膨張で導電部材45に強いストレスが付与され、導
電部材45の損傷, 切断等の不都合を招く虞れがあっ
た。本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、
その目的とするところは保持体の熱膨張が導電部材に与
えるストレスを低減し得るようにした電気的接続部材を
提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気的接続
部材は、電気的絶縁材からなる保持体と、該保持体中に
互いに絶縁状態に備えられた複数の導電部材とを有し、
前記各導電部材の一端は前記保持体の一方の面に露出し
、前記各導電部材の他端は前記保持体の他方の面に露出
している電気的接続部材において、前記保持体に1以上
の孔を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明にあってはこれによって、熱膨張に伴う
体積の増大を貫通孔によって吸収し得ることとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。図1は本発明に係る電気的接続部材
の部分平面図、図2は図1のII−II線による縦断面
図である。図中2はポリイミドフィルム等で構成された
保持体を示している。この保持体2には縦,横方向に所
定の間隔を隔てて穿った複数の穴3内に相互に絶縁され
た状態で導電部材5を設けると共に、この導電部材5間
の保持体2には複数の貫通孔8が形成されている。
【0011】各導電部材5は保持体2内を貫通し、その
一端が保持体2の一面に、また他端は保持体2の他面に
夫々わずかに突出せしめた状態で露出させてある。また
貫通孔8は、相隣する導電部材5間の略中央部に位置さ
せて穿設されている。貫通孔8の大きさ、断面形状、平
面視形状については特に限定するものではなく、保持体
2と導電部材5との熱膨張差に起因する保持体2の伸び
を吸収し、導電部材5に作用するストレスが軽減又は解
消しえるものであればよい。このような電気的接続部材
の製造方法については特に限定するものではないが、以
下にその一例を示す。
【0012】図3,図4,図5は本発明に係る電気的接
続部材の主要製造工程を示す模式的断面図である。先ず
基体として、例えば表面にタングステン(W)膜を積層
形成した銅板11を用意し(図3(a))、この銅板1
1上にレジスト12を塗布し、プリベイクした後、露光
,現像を行って底部に銅板11の表面のW膜が露出する
穴13を形成し、レジスト12をハードベイクする(図
3(b))。
【0013】銅板11を電極として導電部材である、例
えば金14が各穴13内に充填され、且つ金14の表面
がレジスト12の表面と面一となる迄金メッキを施し(
図3(c))、レジスト12の表面及び金14の表面に
わたって絶縁性の保持体を構成する感光性樹脂15、例
えばポリイミド樹脂を均一な厚さに塗布し、プリベイク
する(図3(d))。感光性樹脂15を露光,現像して
、金14と対応する位置の略中央部に、金14の直径よ
りも小さく、底部に前記金14の表面が露出する穴16
を形成し(図3(e))、ポストベイクを行って感光性
樹脂15を硬化させる。
【0014】次に銅板11上にある金14を電極として
、導電部材である、例えば金17が各穴16内に充填さ
れ、且つ金17の表面が感光性樹脂15の表面と面一と
なる迄金メッキを施した後(図4(a))、再びレジス
ト18を感光性樹脂15の表面及び金17の表面にわた
って均一に塗布し、プリベイクした後、露光,現像を行
い前記金17と対応する位置に金14の直径と略等大で
あって底部に金17及び感光性樹脂15の一部が露出す
る穴19を形成する(図4(b))。銅板11上の金1
4及び金17を電極として、導電部材である金20が各
穴19内に充填され、且つ金20の表面がレジスト18
の表面と面一となる迄金メッキを施す(図4(c))。
【0015】その後、先ず銅板1を選択エッチングして
これを除去し(図4(d))、次いでハードベイクして
あるレジスト12をO2 プラズマを用いたアッシング
によって除去し(図4(e))、更にレジスト18をレ
ジスト剥離液を用いて除去する(図5(a))。
【0016】これらの除去工程の順序は任意であり、例
えばまずレジスト18をレジスト剥離液を用いて除去し
、その後に銅板11をエッチングし、レジスト12をO
2 プラズマを用いたアッシングにより除去してもよい
。次にマスク21を用いて導電部材の存在しない部分の
感光性樹脂15に高エネルギービームを投射し(図5(
b))、ここに図1,2に示す如き貫通孔8を穿ち金1
4,17,20が電気的導電材料5を構成し、感光性樹
脂15が保持体2を構成する電気的接続部材を製造する
。なお貫通孔8に代えて単に凹孔を設けてもよい。
【0017】このような実施例にあってはバンプはレジ
スト12,18に穿った穴13,19によってその横方
向への広がりを規制されることとなり相隣する導電部材
同士が相互に接触する等の不都合を防止出来、またレジ
スト12,18の厚さを適宜に設定することによって保
持体からの導電部材の突出高さも任意に設定することが
可能となる。
【0018】なお前述した実施例においては基体として
表面にW膜を形成した銅板11を用いた構成について説
明したが、特にこれにのみ限定するものではなく、Wに
代えてMo, Ni等、導電部材に加熱処理を行って合
金化し、また導電部材である金と金属間化合物を生成し
ない高融点金属を用いてもよい。
【0019】実施例では電気的絶縁材である保持体2と
して感光性ポリイミド樹脂を用いた場合を示したが、感
光性樹脂、熱硬化性樹脂又はそのフィルム、他の絶縁性
のエポキシ樹脂,シリコーン樹脂及びこれらのフィルム
を用いてもよい。またこれらの樹脂中に、粉体, 繊維
, 板状体, 棒状体, 球状体等の所望の形状をなし
た、無機材料, 金属材料, 合金材料の一種又は複数
種を分散して含有せしめてもよい。含有される金属材料
, 合金材料としては、Au, Ag, Cu, Al
, Be, Ca, Mg, Mo, Fe, Ni,
 Co, Mn, W,Cr, Nb, Zr, Ti
, Ta, Zn, Sn, Pb−Sn 等があげら
れ、含有される無機材料として、SiO2 ,B2 O
3 ,Al2 O3 ,Na2 O,K2 O,CaO
,ZnO,BaO,PbO,Sb2 O3 ,As2 
O3 ,La2 O3 ,ZrO2 ,P2 O5 ,
TiO2,MgO,SiC,BeO,BP, BN, 
AlN,B4 C,TaC,TiB2 ,CrB2 ,
TiN, Si3N4 ,Ta2 O5 等のセラミッ
ク, ダイヤモンド, ガラス, カーボン, ボロン
等があげられる。
【0020】実施例において用いる高エネルギービーム
としてはエキシマレーザビームを用いるがこれに代えて
、CO2, YAG, N2, Ar, Krレーザビ
ームを用いてもよい。またレーザビームに代えてFIB
E, IBE,スパッタ等のイオンビームを用いてもよ
い。更に導電部材5の材料として金を使用したが、これ
に代えてCu, Ag, Be, Ca,Mg, Mo
, Ni, W,Fe, Ti, In, Ta, Z
n, Al, Sn, Pb−Sn 等の金属単体又は
これらの合金を用いてもよい。なお導電部材5の断面形
状は、円形, 四角形その他の形状とすることができる
が、応力の過度の集中を避けるためには角がない形状が
望ましい。
【0021】また、導電部材5は保持体2中に垂直に配
する必要はなく、保持体2の一方の面側から保持体2の
他方の面側に斜行していてもよい。なお図6に示す従来
の電気的接続部材41の導電部材45間の中間にて保持
体42に貫通孔を穿っても同様の効果が得られることは
勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明にあっては導電部材
を設ける保持体に1又は複数の孔を設けるから、保持体
温度が高くなって熱膨張した場合に保持体の材料が孔内
に向けて膨出するため導電部材に与えるストレスが解放
されることとなって導電部材の損傷,破断を防止し得て
信頼性が高く、更に導電部材を通して保持体に加えられ
る力が効果的に分散されて低加圧で接続部材の接続を行
い得る等本発明は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す部分平面図である。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
【図3】本発明に係る電気的接続部材の主要製造工程を
示す模式的断面図である。
【図4】本発明に係る電気的接続部材の主要製造工程を
示す模式的断面図である。
【図5】本発明に係る電気的接続部材の主要製造工程を
示す模式的断面図である。
【図6】従来の電気的接続部材の模式的断面図である。
【図7】従来の電気的接続部材の主要製造工程を示す模
式的断面図である。
【図8】電気的接続部材の使用態様を示す説明図である
【符号の説明】
1    電気的接続部材 2    保持体 3    穴 5    導電部材 11    鋼板 12    レジスト 13    穴 14    金 15    感光性樹脂 16    穴 17    金 18    レジスト 19    穴 20    金 21    マスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電気的絶縁材からなる保持体と、該保
    持体中に互いに絶縁状態に備えられた複数の導電部材と
    を有し、前記各導電部材の一端は前記保持体の一方の面
    に露出し、前記各導電部材の他端は前記保持体の他方の
    面に露出している電気的接続部材において、前記保持体
    に1以上の孔を設けたことを特徴とする電気的接続部材
JP5390491A 1991-02-25 1991-02-25 電気的接続部材 Pending JPH04269476A (ja)

Priority Applications (4)

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JP5390491A JPH04269476A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 電気的接続部材
DE69233088T DE69233088T2 (de) 1991-02-25 1992-02-24 Elektrisches Verbindungsteil und sein Herstellungsverfahren
EP92103024A EP0501357B1 (en) 1991-02-25 1992-02-24 Electrical connecting member and method of manufacturing the same
US08/171,862 US5600884A (en) 1991-02-25 1993-12-22 Method of manufacturing electrical connecting member

Applications Claiming Priority (1)

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JP5390491A JPH04269476A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 電気的接続部材

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