JPH0426938Y2 - - Google Patents

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JPH0426938Y2
JPH0426938Y2 JP12061783U JP12061783U JPH0426938Y2 JP H0426938 Y2 JPH0426938 Y2 JP H0426938Y2 JP 12061783 U JP12061783 U JP 12061783U JP 12061783 U JP12061783 U JP 12061783U JP H0426938 Y2 JPH0426938 Y2 JP H0426938Y2
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、自動販売機における液体原料の供給
装置に関するものである。
(従来技術) 液体原料(シロツプ)を適当に希釈して飲料水
として販売する自動販売機にあつて、その原料供
給装置は、一般に第6図に見られるように、約18
程度の容量の原料タンクAを液体原料の種類に
応じた数だけ用意し、液体原料を搬送するチユー
ブBの一端をこのタンクA内に挿入する一方、他
端を販売口の注ぎ口Cに連結し、このチユーブB
の途中にそれぞれ介装したポンプDを選択的に動
作させることによつて所望のタンクA内の原料を
上記注ぎ口Cに供給するようにしてある。タンク
A内の原料補充は、原料が消費される頃合をみは
からつて巡回員がその都度ガロンビン等より手作
業で移しかえることにより行われる。
尚、上記液体原料を希釈する水は図示しない別
の管路を介して、販売口の希釈水注ぎ口より、カ
ツプ内に所定量が注入される。
従つて、この種の原料供給装置にあつては、液
体原料を貯留するタンクAがオープンタンクであ
るため、補充作業に細心の注意を払つても時とし
てホコリ等が侵入することがあり、また液体原料
が常時空気と接触している関係上、新鮮さを長期
間保ちにくい傾向にある。
またこのようなことから、原料補充を比較的に
短いサイクルで行わなければならない。しかも、
たとえタンクA内に原料が多量に残留している場
合であつても一旦これを捨て去つてタンクAを洗
浄した後、補充しなければならず、原料の無駄が
多くなるばかりでなく、作業に手間がかかるなど
種々の改良すべき点を有している。
(本考案の目的) 本考案はこのような点に鑑み、常に清潔で新鮮
な液体原料を供給できると共に、液体原料の補充
作業を簡易化し、かつ液体原料の無駄を極力防止
し得る自動販売機における原料供給装置を提供す
ることを目的とするものである。
本考案の特徴とするところは、自動販売機本体
内に、同一種類の飲料用液体原料が密封された小
容積の原料袋を複数個、高低差が生じるように上
下方向に間隔をおいて配設し、これら原料袋の閉
塞された原料取出し口にそれぞれ原料取出し用管
路の一端を接続し、これらの各原料取出し用管路
の他端を、単一の接続管に設けた流入口にそれぞ
れ接続して流路を一つにまとめ、上記接続管の流
出口に、一端が原料注ぎ口に接続され、かつ中途
に吸引ポンプが介装された原料搬送管路の他端を
接続した点にある。
(実施例) 以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る液体原料供給
装置を示している。
図中符号1,1a,1b,1a′,1b′は自動販
売機本体内の適宜空間に設けたフツク部材で、上
下方向に間隔を置いて取付けられた複数個1a,
1b,1a′,1b′を一組として複数組並設されて
いる。
2,2a,2b,2a′,2b′は、これらのフツ
ク部材1に吊下げられた原料袋で、遮光性を有す
ると共に柔軟かつ強靱な素材、例えばアルミとビ
ニールの混合材によつてシロツプを3.5程度、
密閉収容し得る大きさに形成されている。この原
料袋2は、第2図に示すように、上部に上記フツ
ク部材1のフツクを引掛ける小穴3が設けられ、
また下部には内部のシロツプを取出すための筒状
の口金4が取付けられている。原料袋2の大きさ
は、液体原料の消費量に合わせて適宜選択する
が、大きすぎるとその取換え作業の際に残留した
液体原料が無駄になり、一方、小さすぎると一台
の自動販売機に多数の原料袋が必要となり、その
取換え作業が面倒になるばかりでなく、コスト高
になることから、3乃至6程度のものが望まし
い。上記口金4は外周にネジ山が刻設けされ、ま
た外方に突出した取出し口側の先端部には、原料
袋2が自動販売機本体内に設置されるまでの間、
口部を閉塞しておくためのアルミ箔5が貼着され
ている。
6は上記口金4に取付けられたコネクタであ
る。このコネクタ6は、第3図及び第4図に示す
ように筒状の胴部61と、この胴部61の先端外
周に回動自在に取付けられたキヤツプ状の接合部
62と、胴部61の後端から胴部内を貫通して先
端部が上記接合部62内に露出したニードル部6
3とから成つている。
接合部62は内周に上記口金4のネジ溝と螺合
するネジ山を有する。ニードル部63は、後端に
胴部の後端部外周に螺合されるキヤツプ状の操作
ツマミ64を有し、その螺合量を調整することに
より胴部内を進退動する。ニードル部63の先端
には、口金4のアルミ箔5を突き破るための刃6
5が形成されている。
尚、図中符号66は、ニードル部63の先端か
ら内部に向けて軸方向に延びたシロツプ流出通
路、また、67は胴部61の外周に突設した排出
管で、ニードル部63を回動前進させたときに所
定位置で開口68及び径方向通路69を介して上
記のシロツプ流出通路66と連通する(第3図参
照)。
上記構造の原料袋2は、同一原料のものが上下
一組のフツク部材に吊下げられる。例えば、内部
にコーヒーが充填された原料袋2a,2bは、第
1図中左側のフツク部材のフツク1a,1bに引
つ掛けられ、ココアが充填された原料袋2a′,2
b′は、同図中右側のフツク部材1a′,1b′に引つ
掛けられて、懸垂される。吊下げられた原料袋2
は上下のものが2aと2b,2a′と2b′互いに重
ならないようにしてあり、位置エネルギーに差を
生じている。
原料袋2のコネクタ6の前記した排出管67に
はそれぞれ原料取出しチユーブ7の一端が接続さ
れ、原料取出しチユーブ7の他端は接続管たるチ
ユーブジヨイント8に接続されている。チユーブ
ジヨイント8は原料の種類の数だけ用意されてお
り、各チユーブジヨイント8は、第5図に示すよ
うに側面に2本の流入管81,81を有し、これ
らの流入管81に、原料袋2のうち、同一種類の
ものの各原料取出しチユーブ7の前記他端が接続
されている。
また、チユーブジヨイント8は一端に単一の流
出管82を備え、この流出管82には、原料搬送
チユーブ9の後端が接続されている。原料搬送チ
ユーブ9は、その中途にシロツプポンプ10が介
装され、全端は原料注ぎ口11に接続されてい
る。
チユーブジヨイント8の他端には、吸気管83
が取付けられている。吸気管83の内方開口端と
チユーブジヨイント内の流路後端との間には弁8
4が取付けられ、この弁84はばね部材85によ
つて付勢されて常時上記内方開口端を塞いでい
る。従つて、吸気管83は、上下の原料袋内のシ
ロツプが完全に売り切れてしまつたときにのみ開
放され、上記ポンプ10への過負荷状態を防ぐ役
目を果す。
このようにして、同一種類の原料毎に、複数の
原料袋2と、複数の原料取出しチユーブ7と、チ
ユーブジヨイント8と、ポンプ10までの原料搬
送チユーブ9の一部とは、連通する密閉空間を構
成する。
各原料搬送チユーブ9に設けられたシロツプポ
ンプは、自動販売機本体外面に設けられた原料別
の図示しない販売ボタンによつて作動し、例えば
利用者がコーヒーのボタンを押すと、第1図に図
示されたポンプ10が作動して原料注ぎ口11に
原料が圧送される。
尚、希釈水は、別の管路を介して、販売口の図
示しない希釈水注ぎ口より、液体原料の注入と連
動して定量が流出される。図中符号12はポンプ
10と注ぎ口11間の原料搬送チユーブ9に設け
たU字状の冷却管である。
次に、本実施例の使用状態を説明する。
先ず、コネクタ6のツマミ64を回動し、一
旦、ニードル部63を胴部61内に引込め、この
状態でコネクタ6の接合部62を原料袋2の口金
4に螺着する。
次いで、ツマミ64を逆方向に回動すると、ニ
ードル部63は胴部61内を前進して先端の刃6
5が口金4のアルミ箔5を付き破り、口金4内に
侵入する。ツマミ64には予めマーク64aを付
けておき、これが所定の位置にきたときにニード
ル部63の流出通路66及び径方向通路69と排
出管67とが連通状態になることを確認できるよ
うにすると良い。
このようにして原料取出しチユーブ7と連通状
態が確保された原料袋2は、それぞれ上部の小穴
3をフツク部材1に引掛けて懸垂される。
そして、利用客が、例えばコーヒーの販売ボタ
ンを押すと、コーヒー用シロツプポンプ10が作
動し、コーヒーを原料袋2,2a,2bから所定
量吸引する。チユーブジヨイント8の流出管側か
らポンプ10によつて各原料取出しチユーブ7に
同等な負荷が加えられたときに、2個の原料袋2
a,2bのうち、下位の原料袋2bよりも上位の
原料袋2aの方が位置エネルギーが大きいため
に、この袋内の原料の方が吸引し易い状態にあ
る。従つて、ポンプ10の吸引力は先ず上位の原
料袋2aに作用し、上位の原料袋2a内のコーヒ
ーがニードル部63の排出管67を通つて原料取
出しチユーブ7内に流入し、チユーブジヨイント
8とポンプ10を経て原料搬送チユーブ9から注
ぎ口11に圧送され、図示しない注水口から供給
された水によつて希釈されつつコツプに注がれ
る。
上位の原料袋2a内のコーヒーが完全に消費さ
れると、上記ポンプ10の吸引力は自動的に今度
は下位の原料袋2bに作用し、同様にして内部の
コーヒーを注ぎ口11に圧送する。
上下の原料袋2a,2bが両方とも売り切れる
と、販売ボタンを押してもチユーブジヨイント8
の流入管81からはコーヒーが流入されなくな
る。代わりに、バネ部材85によつて第5図中右
方向に付勢されていた弁84が大気圧によつて同
図中左方向に押圧され、吸気管21より空気を吸
入してシロツプポンプ10を作動させるモータに
負荷がかかりすぎる結果になるのを防ぐ。
原料が消費された原料袋2は巡回員によつて取
換えられるが、その原料袋2の取外し作業は上記
したと逆の手順で行なうようにすればよい。この
際、例えば上の原料袋2a内の原料のみがその大
半を消費されていれば、下の原料袋2bを上に位
置換えし、新たな原料袋2は下の位置に補充する
ようにして常に先入れ先出しを行なうようにすれ
ば、原料の無駄が極力排除される。
尚、上述した実施例では、原料袋を上下方向に
配設するに際し、フツク部材を使用しているが、
本考案はこれに限定されるものではなく、この他
例えば、自動販売機本体内に上下方向に数段の棚
を配設し、この棚に原料袋を載置するようにして
も良い。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、飲料用の液
体原料を小容積の原料袋に封入し、この原料袋を
自動販売機本体内に配設してこれから液体原料を
注ぎ口に搬送するようにしたので、従来のオープ
ンタンクのものとは異なり、液体原料を常に清潔
に保ことができるばかりでなく、空気との接触が
少なくなつて液体原料の新鮮さを長期間保持でき
る。
また、この原料袋は同一種類のものが複数個、
上下方向に配設されているので、その位置エネル
ギーの関係から上方の原料袋より順次原料が送ら
れることとなつて、原料の先入れ先出しが可能と
なり、在庫管理を適切に行なうことができるばか
りでなく、液体原料を効率良く消費させることが
でき、その補充も原料袋の交換だけで済むことか
ら作業をいたつて簡単に行なうことができる。
更に方考案によれば、長期保存の可能な原料袋
を複数個配設し、順次この原料袋から液体原料を
搬送するようにしているので、原料の無駄を極力
排除できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の一実施例に係る装
置を示すもので、第1図はその全体の構成を示す
説明図、第2図は本装置に用いられる原料袋の斜
視図、第3図はコネクタの断面図、第4図はコネ
クタの接合部を示す拡大斜視図、第5図はチユー
ブジヨイントの断面図、また第6図は従来例を示
す説明図である。 1,1a,1b,1a′,1b′……フツク部材、
2,2a,2b,2a′,2b′……原料袋、3……
小穴、4……口金、6……コネクタ、61……胴
部、62……接合部、63……ニードル部、66
……排出管、7……原料取出しチユーブ、8……
チユーブジヨイント、81……流入管、82……
流出管、83……吸気管、9……原料搬送チユー
ブ、10……ポンプ、11……原料注ぎ口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動販売機本体内に、同一種類の飲料用液体原
    料が密封された小容積の原料袋を複数個、高低差
    が生じるように上下方向に間隔をおいて配設し、 上記原料袋の閉塞された原料取出し口にそれぞ
    れ原料取出し用管路の一端を接続し、 これらの各原料取出し用管路の他端を、単一の
    接続管に設けた流入口にそれぞれ接続して流路を
    一つにまとめ、 上記接続管の流出口に、一端が原料注ぎ口に接
    続され、かつ中途に吸引ポンプが介装された原料
    搬送管路の他端を接続した ことを特徴とする、自動販売機の液体原料供給装
    置。
JP12061783U 1983-08-02 1983-08-02 自動販売機の液体原料供給装置 Granted JPS6030076U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12061783U JPS6030076U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 自動販売機の液体原料供給装置

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JP12061783U JPS6030076U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 自動販売機の液体原料供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS6030076U JPS6030076U (ja) 1985-02-28
JPH0426938Y2 true JPH0426938Y2 (ja) 1992-06-29

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JP12061783U Granted JPS6030076U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 自動販売機の液体原料供給装置

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