JP2002509504A - 再充填可能なディスペンサ - Google Patents

再充填可能なディスペンサ

Info

Publication number
JP2002509504A
JP2002509504A JP50593896A JP50593896A JP2002509504A JP 2002509504 A JP2002509504 A JP 2002509504A JP 50593896 A JP50593896 A JP 50593896A JP 50593896 A JP50593896 A JP 50593896A JP 2002509504 A JP2002509504 A JP 2002509504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservoir
spray
fluid
chemical
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50593896A
Other languages
English (en)
Inventor
クリマ,ウイリアム,エル.
クリマ,ウォルター,エフ.,ジュニア.
Original Assignee
スプレイエックス リミテッド ライアビリテイ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/279,978 external-priority patent/US5529216A/en
Priority claimed from US08/485,254 external-priority patent/US5890624A/en
Application filed by スプレイエックス リミテッド ライアビリテイ カンパニー filed Critical スプレイエックス リミテッド ライアビリテイ カンパニー
Publication of JP2002509504A publication Critical patent/JP2002509504A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0086Arrangements for allowing spraying and pouring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/58Arrangements of pumps
    • B67D7/70Arrangements of pumps of two or more pumps in series or parallel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0037Containers
    • B05B11/0056Containers with an additional opening for filling or refilling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0078Arrangements for separately storing several components
    • B05B11/0081Arrangements for separately storing several components and for mixing the components in a common container as a mixture ready for use before discharging the latter
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0097Means for filling or refilling the sprayer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1081Arrangements for pumping several liquids or other fluent materials from several containers, e.g. for mixing them at the moment of pumping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0078Arrangements for separately storing several components
    • B05B11/0081Arrangements for separately storing several components and for mixing the components in a common container as a mixture ready for use before discharging the latter
    • B05B11/0083Arrangements for separately storing several components and for mixing the components in a common container as a mixture ready for use before discharging the latter one of the components being in powder form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/712Containers; Packaging elements or accessories, Packages
    • B29L2031/7158Bottles

Abstract

(57)【要約】 再充填可能なディスペンサ、特に、スプレーボトルディスペンサを再充填するため少なくとも一つの化学物質リザーバを含むスプレーボトルディスペンサである。好ましくは、別体の溶剤リザーバと化学物質濃縮物リザーバとが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 再充填可能なディスペンサ 関連出願 本願は、1994年7月25日に出願され発明の名称「再充填可能なディスペ ンサ」、出願番号第08/279,978号米国特許出願の一部継続出願である 1995年6月7日に出願され発明の名称「再充填可能なディスペンサ」、出願 番号第08/485,254号米国特許出願の一部継続出願である。これらの記 載内容は本願の一部を構成するものとする。 発明の分野 本発明は再充填可能なディスペンサ、特に、再充填すなわちリフィル可能な再 充填可能スプレーボトルディスペンサに関する。詳しくは、本発明は特にスプレ ーボトルディスペンサに向けられている。このスプレーボトルディスペンサは化 学物質を包含するリザーバとスプレーボトルディスペンサに関連する水または溶 剤を包含するリフィル可能なリザーバとを有し、結果として、スプレーボトルデ ィスペンサはリフィル可能なリザーバに単に水または溶剤を加えることにより再 充填され得る。 加えて、本発明は本発明による再充填可能なディスペンサと共に用いられるボ トルおよびアダプタに向けられている。 発明の背景 化学的試薬(例えば、水、クリーナ、ソープ、殺虫剤、ヘアスプレー等)を分 配するためにスプレーボトルを用いることはよく知られている。大気に放出され る揮発性有機カーボン(VOCs)の量を制限する規制のために、元々包含され ている、および、エアゾールを介して分配される製品は最近スプレーボトルに置 き換えられている。 化学的試薬のボトラーは、代表的に、空のプラスチック容器とスプレーヘッド とを別々に購入することにより、彼らの製品を市場に出している。それで、ボト ラーは小売店への配送のために、充填し、組立、かつ、完成されたスプレーボト ルにラベルを貼る。消費者は店頭で充填されたスプレーボトルを購入し、そして それからスプレーボトルの化学物質内容物を消費する。大半の消費者はスプレー ボトルの内容物の一度の使用でスプレーボトルを廃棄する。しかしながら、スプ レーボトルは化学的試薬の収容および分配ということに関しては未だに充分に機 能する。何故なら、プラスチックのボトルは実質的に化学的に耐性が有り、かつ 、スプレーヘッドは内容物を消費した後も充分に機能が残っているからである。 従来の店頭形式のスプレーボトルは化学物質濃縮物および水でもって数回(すな わち、完全な作動を維持しつつ少なくとも10回、おそらく100回)は再充填 され得る。かくて、消費者は高い有用価値を有している再使用可能な製品(すな わち、空のスプレーボトル)を大量に廃棄している。 汚染、および、資源の保存および埋め立て廃棄物の低減に対する消費者および 産業界の認識を制御するための今日の多数の規制の環境下では、有用性を維持し ている製品の再使用を促進し、かつ、最早有用性を有しなくなった製品のみを廃 棄することが極めて望ましい。多くのボトラーは最近、消費者が店頭形式のスプ レーボトルにそれらの特別な濃縮物を再充填することを許すべく、種々の大きさ の容器で濃縮物を販売している。しかしながら、明らかにスプレーボトルの再充 填プロセスに含まれている工程におけるある不便さの故に、多くの消費者はその ような方法に適合することを嫌がっている。特に、スプレーヘッドを取り外し、 化学物質濃縮物の容器を開け、化学物質濃縮物を空のスプレーボトルに注ぎ、水 を加え、そして、スプレーヘッドをボトルに再度取り付けるというのに幾らかの 不便さが存在する。さらに、消費者は、ボトラーの化学者によって行われる混合 や液の希釈における経験の無さや知識に基づく幾らかの抵抗感の故に、スプレー ボトルを再充填するのに明らかに興味を欠いている。加えて、再充填は、実質的 な不都合をもたらす、一つの容器から他の容器に注ぐ間の化学物質濃縮物のこぼ れ、過充填、空のときのその不安定さの故に充填されているボトルを予期せずひ っくり返すこと、および、起こり得る他の望まれない不幸な出来事のせいで、通 常、面倒な仕事である。 重要なことに、化学物質濃縮物の相当な大きさの容器(例えば、ピント、クオ ート、ガロン、リッターの大きさ)は、化学物質濃縮物の強力な化学的性質を知 らない消費者によって輪送し取り扱うには極めて危険である。詳しく述べると、 濃縮物の化学物質のこぼれは、床材、カーペット、台所および風呂場のカウンタ ー面、棚、および、化学物質濃縮物が潜在的に接触し得る他の物品を含む家庭周 りの物品に損傷を与える。さらに、化学物質濃縮物は、偶然に接触した人に極め て大きな健康上の危害を負わせ得、火傷および他の損傷を引き起こす可能性があ る。 最も重要なことに、化学物質濃縮物は、化学物質濃縮物を偶然に摂取し中毒に なるかもしれない子供に対し大きな危険を負わせる。化学物質濃縮物は、店頭形 式のスプレーボトルに内包されている現行の希釈された化学的試薬に対して、こ の子供に関しては永久的な障害または死亡の機会を非常に増大させる。 発明の要約 本発明の第1の目的は再充填可能なディスペンサ、例えば、スプレーボトルデ ィスペンサを提供することであり、スプレーボトルディスペンサに関連する化学 物質濃縮物のリザーバおよび水または溶剤のリザーバを有している。 本発明の第2の目的は再充填可能なディスペンサ、例えば、スプレーボトルデ ィスペンサを提供することであり、スプレーボトルディスペンサ内に配置された 化学物質濃縮物のリザーバおよび水または溶剤のリザーバを有している。 本発明の第3の目的は再充填可能なディスペンサ、例えば、スプレーボトルデ ィスペンサを提供することであり、化学物質濃縮物のリザーバおよび水または溶 剤のリザーバ付のボトルを備えている。 本発明の第4の目的は再充填可能なディスペンサ、例えば、スプレーボトルデ ィスペンサを提供することであり、化学物質濃縮物のリザーバおよびリフィル 可能な水または溶剤のリザーバを有している。 本発明の第5の目的は再充填可能なディスペンサ、例えば、スプレーボトルデ ィスペンサを提供することであり、リフィル可能な化学物質濃縮物のリザーバお よびリフィル可能な水または溶剤のリザーバを有している。 本発明の第6の目的は液体の化学物質濃縮物のリザーバおよび液体の溶剤また は希釈液のリザーバを備えるディスペンサを提供することである。 本発明の第7の目的は液体の化学物質濃縮物のリザーバおよび液体の溶剤また は希釈液のリザーバを備える再充填可能なディスペンサを提供することである。 本発明の第8の目的は、液体の化学物質濃縮物のリザーバ、液体の溶剤または 希釈液のリザーバ、および、リザーバと液連通するスプレーヘッドを備える再充 填可能なスプレーボトルディスペンサを提供することである。 本発明の第9の目的は、リフィル可能/不可能な液体の化学物質濃縮物のリザ ーバ、リフィル可能な液体の溶剤または希釈液のリザーバ、および、リザーバと 液連通するスプレーヘッドを備える再充填可能なスプレーボトルディスペンサを 提供することである。 本発明の第10の目的は、溶剤または希釈液を内包するボトル、ボトル内に配 置された液体の化学物質のリザーバ、および、ボトルおよびリザーバと液連通す るスプレーヘッドを備える再充填可能なスプレーボトルディスペンサを提供する ことである。 本発明の第11の目的は、上記1ないし10の目的のディスペンサを用いる化 学物質内容物を備える製品を提供することにある。 これらのおよび他の目的は、再充填可能なディスペンサ、特に、本発明による スプレーボトルディスペンサによって達成される。 本発明による主たる概念は、再充填可能なディスペンサ、特に、スプレーボト ルディスペンサが少なくとも一度再充填されることを許容すべく、少なくとも一 つの化学物質の供給物を有するスプレーボトルディスペンサのパッケージを提供 することである。化学物質は、気体、液体、半固体または固体の形態であっても よい。詳しくは、化学物質液は一相混合体、二相混合体、分散体または液特性 を有する他のいずれもの化学的試薬であってもよい。化学物質の半固体はスラリ ー、ペースト、幾らかの液形式特性を呈す液体に分散された固体であってよく、 および、固体は粉体、粒体、錠剤または他の固体材料形態であってもよい。 化学物質は好ましくは溶剤、特に、真水で容易に希釈される濃縮化学物質であ る。好ましくは、化学物質は直ちに希釈されるが、しかしながら、24時間また はより長い時間で溶液となる化学物質がある適用例に対しては潜在的に適切であ る。 本発明の好ましい実施の形態は、少なくとも一つの化学物質の量とスプレーボ トルディスペンサそれ自体との関連を含んでいる。詳しくは、化学物質はある方 法で収容され、スプレーボトルディスペンサに内的または外的に直接接続されて いる。しかしながら、本発明はその範囲においてより広く、店頭において販売さ れるべく化学物質とスプレーボトルディスペンサとを一緒に梱包した(すなわち 、間接的に接続された)ものも含む。本発明のこの実施の形態では、消費者は化 学物質の供給物とスプレーボトルディスペンサとを包含するパッケージを購入し 、ボトラーによって充填されているスプレーボトルディスペンサを家庭において パッケージから分離し、かつ、スプレーボトルディスペンサから分離されている パッケージの化学物質部分を家庭に保存することになろう。それから、使用者は スプレーボトルディスペンサの最初の内容物を消費したとき、スプレーボトルデ ィスペンサを再充填する目的で保存されていた化学物質を取り出すことになる。 本発明の好ましい実施の形態は、スプレーボトルディスペンサの内側または外 側に少なくとも一つの化学物質量を直接的または間接的に保存する。スプレーボ トルディスペンサへの間接的な接続の場合には、プラスチックストリップ(plas tic strip)のような機械的ファスナが外側の化学物質のリザーバをスプレーボ トルディスペンサに接続する。直接的な接続の場合には、化学物質のリザーバが スプレーボトルディスペンサに内的または外的に直接に接続される。最も好まし い実施の形態は、スプレーボトルディスペンサの内側、特にボトル部分に、スプ レーボトルディスペンサの寿命にわたる化学物質の予期せぬこぼれすな わち漏洩を完全に包含すべく、少なくとも一つの化学物質量を収容している。こ の最も好ましい実施の形態は、取扱、再充填、および、化学物質との接触から家 庭用品を保護するのに実質的な有利性をもたらし、最も重要なことには、子供に よる不慮の摂取を防止する。この特異な点は、現在ボトラーにより店頭で販売さ れている希釈された化学的試薬に対する化学物質濃縮物のより大きな可能性の故 に、特に重要である。 最も好ましい実施の形態はまた、プラスチックのボトル、プラスチックのスプ レーヘッドおよびプラスチックの垂下チューブを含む従来のスプレーボトルディ スペンサの構成部品を利用している。本発明を組み込んだ製品を促進するために は、大量に販売され消費されるので、容易に入手可能で比較的廉価である標準の 構成部品を利用することが特に重要である。このように、化学物質を収容する後 付けの化学物質リザーバは極めて望ましい。 最も好ましい後付け形式の化学物質リザーバはスプレーボトルディスペンサの ボトル部分に受け入れられる挿入体である。この形式の挿入体は、安全かつ信頼 できる製品として必要な全ての性能特性をもたらしつつ、極めて安く大量に製造 され得る。詳しくは、挿入体は種々の方法でアクセスされ得る化学物質を収容す る一つ以上のチャンバまたはセルを備えて製作される。例えば、リザーバは、器 具、特に垂下チューブの先端でもって穴明けできる膜でシールされ得る。代わり に、化学物質リザーバの壁は、化学物質リザーバへの外部圧力の付加により容易 に破れるように設計ないしは形状付けられ得る。化学物質リザーバの一部分を局 部的に弱化するために、弱い線を加えること、壁を薄くすること、および、他の 手段が、本発明の使用のために実施されてもよい。 代わりに、従来のスプレーボトルディスペンサの構成部品(例えば、ボトル部 分、スプレーヘッド部分、垂下チューブ)の一つ以上が化学物質リザーバをもた らすべく変形されてもよい。例えば、ボトル部分の壁または底がボトル部分の底 の一つ以上の側部に化学物質リザーバを成形することにより変形されるか、スプ レーヘッド部分に化学物質リザーバが設けられるか、および/または、垂下チュ ーブに後付けの化学物質リザーバが設けられるか、または、垂下チューブの壁が 化学物質リザーバを設けるべく成形され得る。しかしながら、これらの方策 の全ては、本発明による挿入体の使用によって必要とされない従来の構成部品の 変形であるが故に、初期的には実質的により高くなる。 本発明による挿入体は多くの異なる形状および輪郭を採り得る。挿入体の第1 の好ましい実施の形態は、その内部に一つ以上のチャンバまたはセルを有する筒 状体に形成できる。筒状体の内部にはその長手方向に沿うチャンバを形成すべく 一つ以上の分割壁が設けられ得る。一つ以上の分割壁を有するプラスチックの筒 状体は可塑状態で容易に押し出し成形される。挿入体の一つ以上のチャンバの頂 部および底部は上部および下部のシール用膜によりシールされる。該膜は、フィ ルム、フォイル、フィルムおよびフォイルの複合体、または、化学的に耐性で、 器具、特に、垂下チューブの先端により容易に穴明けられるようにされた、また は、破れるように形成された他の適当な複合体でよい。 上部および下部のシール用膜は、結合、接着、熱結合、ソニック溶接、または 、液密シール(例えば、ハーメチックシール)を形成する適当な方法により、挿 入体に接続される。 挿入体のこの実施の形態は、店頭において充填されたスプレーボトルディスペ ンサ内で販売され得る。垂下チューブは、製造中ボトラーにより加えられ予め混 合された化学的試薬にアクセスすべくこの挿入体の開口したチャンバを通ってボ トル部分の下部に延在する。化学的試薬を消費した後、使用者はスプレーヘッド をねじを緩めて外し、垂下チューブをボトル部分から引き上げる。挿入体が回転 されて、今や、一つの化学物質リザーバが開口したチャンバが以前に位置されて いた所に位置される(すなわち、垂下チューブによって穴明けされるために、今 や、整合される)。使用者はそれから垂下チューブの先端を上部のシール膜に押 し通し、チャンバを通して下げ、それから下部のシール膜を破る。垂下チューブ でもって破ることにより化学物質リザーバにアクセスする工程の前、または、後 に、挿入体の開口したチャンバを介して水が加えられ得る。この形態は、化学物 質がスプレーボトルディスペンサの拘束体内に常に収容されるのを許容し、スプ レーボトルディスペンサを再充填するのに必要とされる工程を最少化する。 消費者は、スプレーヘッドおよび垂下チューブをボトル部から取り外し、挿入 体を回し、化学物質リザーバを破り、水を挿入体の開口したチャンバを介して加 え、かつ、スプレーヘッド部をボトル部分に再組み立てるのに、ほとんど不都合 を経験することはないであろう。さらに、挿入体内に収容されている化学物質濃 縮物は取扱上および子供による不慮の消費を防ぐ上で全く安全である(すなわち 、子供はスプレーヘッド部をボトル部分から成功裏にねじを緩めて外し、垂下チ ューブをボトル部分から完全に取り外し、かつ、挿入体を成功裏に破らなければ ならないであろう)。さらに、子供により挿入体が破られたとしても、上部のシ ール膜を通るアクセス用開口は充分に小さく、実質的にこぼれを制限し、そして 、子供により容易に摂取されることのないよう多くの化学物質を包含する。この ように、本発明は、店頭において大量の化学物質濃縮物をシールし、その後、消 費者に家庭において化学物質濃縮物を取扱わせ、かつ、混合させる現在の方法に 対して実質的な安全策を提供する。 この特異な挿入体は、一つ、二つ、三つ、四つまたはそれ以上の別々のチャン バまたはセルを有することができる。例えば、四つのセルの場合、一つのセルは 開口したセルであって、スプレーボトルディスペンサに希釈された化学物質の最 初の充填がなされるとき、この開口したセルを通って、組立の際ボトラーにより 垂下チューブが最初に置かれる。かくて、この例では、三つの別々化学物質リザ ーバとして利用できる三つのセルが残ることになる。この四つのセル形態は、使 用者がスプレーボトルディスペンサの予め混合され希釈された化学的試薬を最初 に消費し、それから、スプレーボトルディスペンサ内に包含されている全ての化 学物質を消費しきる前に、もう三回、スプレーボトルディスペンサを再充填する ことを許容する。もしも、消費者がそれからその時点でスプレーボトルディスペ ンサを廃棄するとすれば、これは廃棄の前に一回スプレーボトルディスペンサを 利用する現在の消費者の習慣に対し三倍の改善をもたらすであろう。このように 、もしも完全に実行されるとすると、スプレーボトルディスペンサの消費が三倍 低減される(すなわち、廃棄物は1/4)。 しかしながら、この発明は消費者による現在の習慣に対しより大きな改善をさ えもたらす。詳しくは、この挿入体は、内容物の最初の消費の後に挿入体を有さ ない従来の店頭形式のスプレーボトルディスペンサに付加され得る別品として、 または、ユニットと共に最初に売られた挿入体の化学物質の完全な消費の後に本 発明による挿入体を有するスプレーボトルディスペンサと共に使用される別品と して、店頭において販売され得る。 この新しいシステムは、輸送重量およびそれに伴うコストを大幅に低減し、製 品を販売するための小売棚のスペースを低減し、および最も重要なことに、プラ スチック材料の消費および廃棄物を大幅に低減する。詳しくは、上述の四つのチ ャンバの挿入体を作るのに必要とされるプラスチックの量は、等しい量の使用可 能な希釈された化学的試薬に基づく四つの従来のスプレーボトルディスペンサの プラスチックの重量と比べると、小さな一部である。さらに、挿入体は化学物質 が完全に消費されたときには、数回にわたり再利用され得る空となった従来のス プレーボトルディスペンサの有用価値に対し有用価値がほとんどない。さらに、 従来のスプレーボトルディスペンサは、本発明による挿入体に比べて、生産する のに実質的にコストがかかり、本発明による挿入体に対し、従来のスプレーボト ルディスペンサの構成部品の生産に関連して重大な労務および他の直接および間 接的コストを要するであろう。さらに、本発明による挿入体は容易に再生可能で あり、かつ、もしもかかる挿入体を再処理するのに適切なシステムが開発される とすれば、リフィルが可能であるが、しかし、挿入体は都合のよい要因に基づき 消費者によってきっと廃棄されるであろう。 本発明による挿入体の第2の実施の形態は、スプレーボトルディスペンサのボ トル部分内に配置され得る化学物質リザーバのストリップを形成することを含む 。化学物質リザーバのストリッブは高速で作られ、かつ、連続するストリップに 作られ、各スプレーボトルディスペンサ内に遮断のために完成されるとき所定の 長さに切断される。ストリップ形式の挿入体は、プラスチックのストリップから 化学物質リザーバを真空形成し、化学物質リザーバを化学物質で満たし、そして 、化学物質リザーバをシールするような高速成形技術により製造できる。この完 成されたストリップは、スプレーボトルディスペンサに付加されるリザーバの数 に基づき所定の長さに切断され、そして、ボトル部分の内表面に接着剤または他 の技術により好ましくは取り付けられる。プラスチックのストリップから作られ る化学物質リザーバは、化学物質が器具、特に、垂下チューブの先端により穴明 けされるように作られ、または、化学物質リザーバに外部圧力を加えることに より破られるべく作られ得る。使用者は、希釈された化学的試薬の濃度を特に適 合させるべく、化学物質リザーバの一つ以上(すなわち、一つ、二つ、三つ等) を破ることができる。このように、本発明による概念は、従来のスプレーボトル ディスペンサでは現在利用できない濃度レベルの選択におけるある自由さを消費 者に許す。 第3の実施の形態では、複数の別々の筒状の化学物質リザーバが底部の内側に 付加され得る。筒状の化学物質リザーバには器具、特に、垂下チューブの先端に より穴明けされる上部シール膜が設けられている。筒状のリザーバは別々のユニ ット、または、ストリップにより、または、他のある方法により一緒に接続され 得る。筒状の化学物質リザーバは、垂下チューブの先端による穴明け作業の際に 容易なアクセスを許すべく、底部の底壁に好ましくは配置される。 第4の実施の形態では、筒状の化学物質リザーバがボトル部分の側壁に橋渡さ れている。筒状のリザーバは、その特異な筒状のリザーバの位置において壁部と 共に単に押されることにより破られるように作られている。 第5の実施の形態では、別々のドーナツ状の化学物質リザーバが従来の垂下チ ューブに付加されている。ドーナツ状のリザーバは、化学的アクセスのために穴 明けまたは破られるように作られている。代わりに、ドーナツ状リザーバの内表 面を通る一つ以上の小さな孔が設けられ、垂下チューブそれ自体によりシールさ れてもよい(接着剤がまた適切なシールを確実とすべく設けられる)。この形式 の配列では、ドーナツ状リザーバの内部の化学物質は、ドーナツ状の化学物質リ ザーバを垂下チューブから単に引き離し、ドーナツ状リザーバの内壁を通る開口 を露出することによりアクセスされる。ドーナツ状リザーバは、スプレーヘッド 部をボトル部分からねじを緩めて外し、垂下チューブを最も下のドーナツ状リザ ーバがボトル部分の開口またはその近傍に位置される迄引き上げ、ドーナツ状リ ザーバをボトル部分の開口で一方の手の指でもって保持し、そして、ドーナツ状 リザーバを垂下チューブから外すように他方の手で垂下チューブを引き上げ、そ れから、ドーナツ状リザーバがボトル内に落ちるのを許容することにより、取り 外され得る。水が濃縮物を希釈するために前または後に加えられ、希釈された化 学的試薬を形成する。 第6の実施の形態では、挿入体に複数のリザーバが段付で積重ねられた列状に 設けられている。頂部のリザーバは、広くて浅い底部のリザーバと比較して、細 くて深い。頂部と底部のリザーバの寸法の間の寸法を有する一つ以上のリザーバ が、それらの間に設けられ得る。この段付で積重ねられた列状の配列は、器具、 特に、垂下チューブの先端により各リザーバをシールしている膜に穴を明けるの に、いずれもの化学物質リザーバへの容易なアクセスを許す。 第7の実施の形態では、複数のリザーバが挿入体に設けられ、積み重ねられて 配列されている。各リザーバはその頂部と底部がシール用膜でシールされている 。この挿入体を包含するスプレーボトルディスペンサを使用する人は、第1の再 充填作業の際、上方のリザーバの上側および下側のシール用膜に最初に穴を明け 、第2の再充填作業の際、中間のリザーバ内の化学物質にアクセスするために中 間のリザーバの上側および下側のシール用膜に穴を明け、そして、第3の再充填 作業では第3の化学物質リザーバに同じことを行うことになる。 本発明の他の様態は化学物質濃縮物の好ましい源として液体の化学物質濃縮物 を利用することに中心付けられている。この様態の好ましい実施の形態は、化学 物質濃縮物の一つまたは多数の充填またはリフィルを収容する液体の化学物質濃 縮物リザーバを有する再充填可能なスプレーボトルディスペンサを含んでいる。 最も好ましい実施の形態では、液体の化学物質濃縮物リザーバは安全かつ確実に 液体の化学物質濃縮物をその中に収容すべくスプレーボトルの内部に配置される 。さらに、最も好ましい実施の形態では、液体の化学物質リザーバの大きさおよ び輪郭は、スプレーボトルディスペンサが少なくとも一回、好ましくは一回から 十回、可能性としては百回リフィルされ得るように、液体の化学物質濃縮物の所 定の濃度について選択される。加えて、最も好ましい実施の形態では、スプレー ボトルには水のような希釈剤がスプレーボトルからスプレーヘッドを取り外すこ と無くスプレーボトルディスペンサを再充填するために加えられるのを許すべく 、他のアクセス用開口(例えば、キャップの閉鎖体を備える第2のネック部)が 設けられている。この形態は、使用者がスプレーボトル内の水を消費(すなわち 、一充填)し、それから、液体の化学物質濃縮物を加えることに関わり無しにス プレーボトルディスペンサに単に再度水を加えることにより、それを元通 り一杯にすることを許す。何故なら、スプレーボトル内に水を一度以上充填供給 するのに液体の化学物質濃縮物リザーバ内に充分な液体の化学物質濃縮物が存在 するからである。 この様態の最も好ましいスプレーボトルの実施の形態はまた、液体の化学物質 濃縮物リザーバがスプレーボトルへの一回の水の充填のために充分な液体の化学 物質濃縮物をただ含むように、利用され得る。この化学物質製品は、化学物質製 品がスプレーボトル内に水が供給されずに店頭に輸送され、かつ、販売されるこ とを潜在的に許容し、スプレーディスペンサの化学物質製品の輪送重量を大幅に 低減する。消費者は後でスプレーボトルに水を充填し、それから、水の一回の充 填を使い切ったときに液体の化学物質濃縮物を消費するであろう。代わりに、液 体の化学物質濃縮物リザーバは、スプレーボトルに一度以上の水の充填を許すべ く付加的な液体の化学物質濃縮物を包含することができる。しかしながら、再度 述べるに、スプレーディスペンサの化学物質製品は最初にスプレーボトル内に水 なしで輸送され、そしてそれからスプレーボトルディスペンサの一度の充填およ び一度以上のリフィルを許す。 液体の化学物質リザーバおよび希釈剤リザーバは種々の異なる様式でもたらさ れる。リザーバは、一緒に取り付けられたまたは取り付けられていない別々の容 器、一緒に接続されたリザーバ、リザーバ内のリザーバ、または、潜在的に他の 如何なる形式の配列でもあり得る。従来のスプレーボトルのような従来の容器内 の別体の液体化学物質リザーバを用いることが特に好ましい。何故なら、従来の 液体容器用の成形型が本発明での使用のために、修正または適合される必要がな いからである。その替わり、本発明の一つの焦点がスプレーボトルのような従来 の容器内に収容され得る挿入可能な液体の化学物質濃縮物リザーバの開発に向け られている。さらに、再度述べるが、スプレーディスペンサの場合には、修正さ れたスプレーヘッドの新規開発および製造のコストを避けるために、再度、従来 のスプレーヘッドを利用することが大いに望ましい。本発明によるアダプタは、 別体の液体化学物質リザーバが従来のスプレーヘッドと共に使用され、かつ、従 来のスプレーボトルの内部に配置されることを許容する。 本発明によるアダプタの配列は、スプレーボトル内に延在する垂下チューブお よび液体化学物質リザーバ内に延在する垂下チューブを利用している。アダプタ は、液体化学物質濃縮物および水が従来のスプレーヘッドに到達する前に混合さ れる混合チャンバを含んでいる。さらに、本発明によるアダプタは、液体を収容 するスプレーボトルの内部で占める空間量を最小にすべく特異な輪郭を有し、ス プレーボトルの通常の空気空間(すなわち、ネック部ないしは上部)内に配置さ れ、かつ、最小の組立工数で大量に容易に成形され、安価に作られるべく形状付 けられている。この特異な配列は、現存する生産ラインを修正するのに要する困 難、または、本発明を大量生産で開始するボトラーの困難を最小化するはずであ る。 図面の簡単な説明 図1は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第1の好ましい実施の形 態の側面図である。 図2は、図1に示されたスプレーボトルディスペンサのボトル部分から取り外 された挿入体であって、二つの化学物質リザーバと一つの空のチャンバとを形成 する三つの別々のチャンバを有する挿入体の斜視図である。 図3は、図2に示された挿入体の上面図である。 図4は、図2に示された挿入体の底面図である。 図5は、図1に示されたスプレーボトルディスペンサのボトル部分の口部によ り、ボトル内に挿入体を吊すべく、支持されている挿入体のリップを示す部分詳 細図である。 図6Aは、ボトル部分の口部内に中心付けられた垂下チューブを受容すべく空 の中心チャンバと、四つの化学物質リザーバを有する好ましい替わりの挿入体で ある。 図6Bは、図2に示された挿入体の三つのチャンバの代わりに、四つのチャン バ(すなわち、三つのリザーバおよび一つの空のチャンバ)またはセルを有する 好ましい替わりの挿入体である。 図7は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第2の好ましい実施の形 態を示す側面図である。 図8は、図7に示されたスプレーボトルディスペンサの一つのリザーバを通る 部分詳細側断面図である。 図9は、図8に示されたリザーバの外表面の斜視上面図であり、リザーバにお ける弱部の線を示している。 図10は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第3の好ましい実施の 形態を示す側面図である。 図11は、図10に示されたスプレーボトルディスペンサの一つのリザーバの 側断面図である。 図12は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第4の好ましい実施の 形態を示す側面図である。 図13は、図12に示されたスプレーボトルディスペンサの一つのリザーバの 側断面図である。 図14は、図13に示された一つのリザーバの側面図であり、ボトル部分の側 部に橋渡され、かつ、その両端でボトル部分の側部に接続されている状態を示す 。 図15は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第5の好ましい実施の 形態を示す側面図である。 図16は、図15に示されたスプレーボトルディスペンサの一つのドーナツ状 リザーバの斜視図である。 図17Aは、図16に示されたドーナツ状リザーバの側断面図である。 図17Bは、代わりのドーナツ状リザーバの側断面図である。 図18は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第6の好ましい実施の 形態の挿入体である。 図19は、図18に示された挿入体の上部リザーバの断面図である。 図20は、図18に示された挿入体の中間のリザーバの断面図である。 図21は、図18に示された挿入体の下部リザーバの断面図である。 図22は、本発明によるスプレーボトルディスペンサの第7の好ましい実施の 形態の挿入体である。 図23は、図22に示された挿入体の側縦断面図である。 図24は、本発明による機械式コネクタを備えた挿入体の側面図である。 図25は、図24に示された機械式カプラーの断面図である。 図26は、別のリフィル可能な溶剤容器と別のリフィル可能な化学物質濃縮物 容器とを有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である 。 図27は、組み合わされたリフィル可能な溶剤容器とリフィル可能な化学物質 濃縮物容器とを有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図 である。 図28は、リフィル可能な溶剤容器とリフィル可能な化学物質濃縮物容器とを 有し、その各々がポンプ式のスプレーヘッドに接続された垂下チューブを有する 本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図29Aは、リフィル不能な溶剤容器とリフィル不能な化学物質濃縮物容器と を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図29Bは、リフィル不能な溶剤容器とリフィル可能な化学物質濃縮物容器と を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図29Cは、リフィル可能な溶剤容器とリフィル可能な化学物質濃縮物容器と を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図30Aは、別の溶剤容器と別の化学物質濃縮物容器とを有する本発明による スプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図30Bは、組み合わされた溶剤容器と化学物質濃縮物容器とを有する本発明 によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図30Cは、別の大きな溶剤容器と別の小さな化学物質濃縮物容器とを有する 本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図30Dは、組み合わされた大きな溶剤容器と小さな化学物質濃縮物容器とを 有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である。 図31Aは、大きな溶剤容器内で、その底部に配置された小さな化学物質濃縮 物容器を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である 。 図31Bは、大きな溶剤容器内で、その側部に配置された小さな化学物質濃縮 物容器を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である 。 図31Cは、大きな溶剤容器内で、その上部に配置された小さな化学物質濃縮 物容器を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である 。 図31Dは、大きな溶剤容器内で、その中心に配置された小さな化学物質濃縮 物容器を有する本発明によるスプレーディスペンサの実施の形態の概略図である 。 図32は、本発明によるスプレー装置の実施の形態の部分破断および断面図で ある。 図33は、図32に示された本発明によるスプレー装置の実施の形態の部分破 断および断面図であるが、スプレーヘッドが取り外されている。 図34は、図32および図33に示されたスプレー装置に用いられる完全に組 み立てられたアダプタの詳細断面図である。 図35は、図34に示されたアダプタの分解された詳細断面図である。 図36は、図35に示された分解されたアダプタの下部本体部の上面図である 。 図37は、図36に示された下部本体部分の側断面図である。 図38は、従来の一つのネックのスプレーボトルを二つのネックのスプレーボ トルに変換するアダプタの他の形式の側面図である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 定義 本発明によるスプレーボトルディスペンサは化学物質を包含するリザーバ(す なわち、化学物質リザーバ)を一つ以上含む。 化学物質リザーバは、梱包によりスプレーボトルディスペンサと間接的に関連 する、または、外的または内的にスプレーボトルディスペンサに接続されること によりスプレーボトルディスペンサに直接的に関連する別のユニットであってよ い。好ましい実施の形態は一つ以上の化学物質リザーバを内的に包含し、最も好 ましくは、一つ以上の化学物質リザーバからの予期せぬ化学物質のこぼれまたは 放出を完全に閉じ込めるためにボトル部分の内部に包含される。 スプレーボトルディスペンサとの外的接続の場合には、化学物質リザーバは、 化学物質リザーバを接続するプラスチックのタブまたはストリップコネクタのよ うな別体の機械式ファスナーにより、スプレーボトルディスペンサのボトル部分 、スプレーヘッド部分、またはボトル部分、スプレーヘッド部分の両者に接続さ れる。 代わりに、化学物質リザーバはボトル部分、スプレーヘッド部分、および/ま たは、垂下チューブとの一体部分として形成されてもよい。一体とした実施の形 態では、化学物質リザーバは、接着剤、プラスチック溶着、プラスチック形成( 例えば、成形)、またはリザーバをスプレーボトルディスペンサ構成部品に直接 的に一体化する他の手段により接続される。 好ましい実施の形態では、スプレーボトルディスペンサには、スプレーボトル ディスペンサが一度以上再充填されるのを許容すべく、一つ以上の別体の化学物 質リザーバが設けられている。最も好ましい実施の形態では、スプレーボトルデ ィスペンサには、一回の再充填の際に、再充填混合物の化学物質濃度を特別な再 充填作業により増大(例えば、二倍、三倍、四倍等)すべく、使用者が一つ以上 の化学物質リザーバにアクセスするのを許容するよう一つ以上の化学物質リザー バが設けられている。 化学物質リザーバは簡素化および製造コストの低減のために同一のユニットで あってもよく、または代わりに、寸法、形状、および/または、形態が異なるも のであってもよい。例えば、内的および外的に接続される化学物質リザーバの両 者が適用され、および/または、一体および別体式の化学物質リザーバが組み合 わされ得る。 スプレーボトルディスペンサの一つ以上の化学物質リザーバは一つまたは複数 の化学物質を包含している。詳しくは、リザーバは単一の化学物質のみ、一相の 化学物質混合物、二相の化学物質混合物、分散物、または、他のいずれもの液形 式の化学物質で充填、または、部分的に充填され得る。代わりに、化学物質(複 数も含む)は錠剤、粉体、または、粒体のような固体、または、濃いスラリーの ような半固体の形態でもよい。いずれの場合も、リザーバは、溶剤、特に、真水 でもって容易に希釈または溶解される化学的試薬を含むべきである。 本発明によるスプレーボトルディスペンサ10の好ましい実施の形態が図1な いし図5に示されている。スプレーボトルはボトル部14の外ねじ付ネックに螺 合する内ねじ付カプラー16を含むスプレーヘッド部12を備える。垂下チュー ブ18がスプレーヘッド部12に接続され、かつ、ボトル部14の底部に下って 延びている。 スプレーボトルディスペンサ10には、三つの別のチャンバ22,24および 26を有する挿入体20が取り付けられている。挿入体20の実施の形態では、 図2に示されるように、挿入体20にその上部にリム28が設けられている。こ のリム28は、図5に示すように、ボトル14のねじ付ネック30の内径よりも 大きな直径を有している。かくて、リム28は挿入体20をボトル14内に吊す よう機能する。 チャンバ22,24および26は各チャンバ内に所定の量の液体濃縮物を収容 するために用いられる。チャンバ24および26は、図5に示すように、その頂 部で上部シール膜32によりシールされ、チャンバ24および26の底部は下部 シール膜34によりシールされている。チャンバ22は垂下チューブ18を収容 し、そしてまた、水のような溶剤が挿入体を通ってボトル部14に加えられるの を許容すべく、開口している(すなわち、シール膜32,34により覆われてい ない)。 挿入体20は、好ましくは適当なプラスチック材料から作られ、上部のシール 膜32および下部のシール膜34は、好ましくは適当なプラスチックフィルム、 金属フォイル、または、他の適当な単一または複合層から作られる。膜は内容物 に対し化学的耐性があり、挿入体を液密にシールするに適しているべきである。 上部のシール膜32および下部のシール膜34は挿入体20に対し種々の手段で 取り付けられ得る。例えば、膜32および34は、結合、接着、熱溶着、ソニッ ク溶接、または、チャンバ22,24、および26の液密なシール(例えば、ハ ーメチックシール)をもたらすいずれかの適当な従来の手段によって取り付けら れ得る。 適当な形態を有する種々の挿入体が図1に示された挿入体20に置き換わり得 る。例えば、開口した中心チャンバ36と四つの化学物質チャンバ37,38, 39および40を有する五つチャンバの挿入体20’が図6Aに示され、チャン バ41,42,43および44を有する四つのチャンバの挿入体20”が図6B に示されている。さらに、ボトル14に対する挿入体の長さは、挿入体で利用され る濃縮物の異なる濃度レベルに基づいて、実質的に変えられる。詳しくは、より 高濃度の濃縮体であるほど挿入体のチャンバ内でより少量でよく、かくて、挿入 体の必要とされる長さを減ずる。 挿入体20は種々の異なる技術で作られ得るが、しかしながら、射出成形また は押し出し成形技術が最も適当な製造方法である。 挿入体20は、店頭においてボトルの内部に入れられて販売されるか、および /または、従来のスプレーボトル内に挿入され得る別ユニットとして販売され得 る。 ボトルの内部に入れられて販売される挿入体の場合には、三つのチャンバ22 ,24および26全てが最初に化学物質リザーバであり得る。ボトルは水または 他の適当な希釈液で満たされ、チャンバ22をシールしている頂部シール膜32 および底部シール膜34が、パッケージ組立体を完成させるべくスプレーヘッド をボトル部に固く締め付ける前に、垂下チューブのボトル部への挿入の際、垂下 チューブ18の先端によって穴明けされる。代わりに、チャンバ22は 開口しており(すなわち、上述のようないずれの液体濃縮物も欠いており)、か つ、ボトルが最初に販売されるべく用意された適正な濃度に希釈された化学物質 でもって満たされ、垂下チューブ18が組立の際開口されたチャンバ22を通過 されてもよい。図3に示される三つのチャンバを有する実施の形態では、チャン バ24および26に収容されている濃縮物の二回の追加的投与が、消費者により ボトルに濃縮物を投与すべく後で穴明けされて行われ得る。ボトル14には、消 費者による投与の前または後に空のチャンバ22を介して水が供給される。 本発明によるスプレーボトルの第2の実施の形態100が図7ないし図9に示 されている。スプレーボトル100はスプレーヘッド部102およびボトル部1 04を備えている。スプレーヘッド部102は、スプレーヘッド部102をボト ル部104のねじ付ネックに接続するためのねじ付カプラー106を含んでいる 。垂下チューブ108がスプレーヘッド部102に接続され、かつ、ボトム部1 04の底に下がって延びている。 この第2の実施の形態では、液体濃縮物を収容する複数の化学物質リザーバ1 12を有するストリップ(strip)110がボトル部104に設けられている。ス トリップ110はボトル部104の一つの壁の内表面に取り付けられている。ス トリップ110の特定の位置は、図7に示されている位置からボトル部104の 側部および/または底部の他の位置に変えることができる。各化学物質リザーバ 112は、垂下チューブ108の先端をリザーバ112の表面に押し付けるか、 または、一つ以上の化学物質リザーバ112を破裂させるべくボトル部104の 外壁を摘むことにより破られるような方法で作られる。例えば、化学物質リザー バ112は、図8および図9に示すように、その壁が一つ以上の弱い線114を 有するように作られ得る。 ストリップ110は、好ましくは不特定の長さに作られ、それから、特別の適 用例に合う長さに切断される。かくて、異なる大きさのボトルが多少の数の個々 の化学物質リザーバ112を潜在的に有し得る。さらに、ストリップ110を不 特定の方法で作ることは、ストリップ110の高速生産とボトリングの際の高速 挿入を可能とする。図8に示されている実施の形態では、ストリップ110には 、ストリップ110の背面にシール層118を接続する接着剤層16が設けら れている。他の接着剤層はストリップ110をボトル部104の壁に接続してい る。 本発明によるスプレーボトルディスペンサ200の好ましい実施の形態が図1 0および図11に示されている。スプレーボトルディスペンサ200はスプレー ヘッド部202およびボトル部204を備えている。スプレーヘッド部202は 、スプレーヘッド部202をボトル部204のねじ付ネックに接続するねじ付カ プラー206を含んでいる。垂下チューブ208がスプレーヘッド部202に接 続され、かつ、ボトル部204の底部に下って延びている。 この第3の実施の形態では、複数の化学物質リザーバ210がボトル部204 の底部に設けられている。化学物質リザーバ210は個々の独立した化学物質リ ザーバであるか、または代わりに、機械式カプラーによりある方法で一緒に接続 されていてもよい。如何なる場合にも、化学物質リザーバ210は、ボトル部2 04の開口を通過できるように形状つけられねばならない。 化学物質リザーバ210の一つの詳細の断面が図11に示されている。化学物 質リザーバ210は、その頂部に開口端212を備える筒状または他の適当な形 状であってもよい。開口端212は、器具、特に、垂下チューブ208の先端に より穴が明けられる金属フォイル214でシールされている。リザーバ210は 少なくとも部分的に化学物質濃縮液Lによって満たされている。 使用においては、スプレーボトルディスペンサ200はボトラーにより希釈さ れた化学的試薬でもって満たされる。四つの化学物質リザーバ210は、各々、 化学物質濃縮物で少なくとも部分的に満たされている。このように、この特異な 形態は四回の再充填作業を許容する。各再充填作業は、スプレーヘッド部202 のねじ付カプラーをスプレーボトル204からねじを緩めて外すことで始まり、 そして、スプレーヘッド部202を垂下チューブ208の先端がリザーバ210 の上表面から離れる迄僅かに引き上げる。使用者はそれから、垂下チューブ20 8の先端をリザーバ210の一つの金属フォイル214に押しつけ、それの穴明 けを生じさせる。ボトル部204は、化学物質リザーバ210の一つへのアクセ スの工程の前または後に水でもって満たされる。 本発明によるスプレーボトルディスペンサ300の第4の好ましい実施の形態 が図12から図14に示されている。スプレーボトルディスペンサ300はスプ レーヘッド部302およびボトル部304を備えている。スプレーヘッド部30 2は、スプレーヘッド部302をボトル部304のねじ付ネックに接続するねじ 付カプラー306を含んでいる。垂下チューブ308がスプレーヘッド部302 に接続され、かつ、ボトル部304の底部に下って延びている。 この第4の実施の形態では、ストリップ310および312が複数の化学物質 リザーバ314を一緒に接続している。五つのリザーバが図12には示されてい るが、しかしながら、より多いまたは少ないリザーバが利用できる。 リザーバ314には、図13および図14に示すように弱い線316が設けら れている。この弱い線は、リザーバ314に力が加えられたとき、リザーバが破 裂するのを許容する。例えば、ボトル部304の側部が化学物質リザーバ314 の一つが位置されている箇所で絞られ、それの破裂を生じさせることができる。 ストリップ310および312は、好ましくは、ボトル部304の壁に固設さ れる。例えば、ストリップ310および312は、接着剤で接合されるか、また は、ソニック溶接または熱溶着により接続され得る。ストリップ310および化 学物質リザーバはプラスチックにより成形可能である。 この特異な実施の形態では、スプレーボトルディスペンサ300はリザーバ3 14の一つ以上を破裂することで再充填される。破裂されるリザーバ314が多 ければ多いほど、希釈される化学的試薬の結果的な濃度は濃くなるであろう。水 のような溶剤はこの破裂作業の前または後に加えられる。スプレーボトルディス ペンサは、好ましくは、ボトラーにより希釈された化学的試薬が充填され、多数 の再充填作業を可能とする複数のリザーバ314を包含させる。 本発明によるスプレーボトルディスペンサの第5の好ましい実施の形態400 が図15から図17に示されている。スプレーボトルディスペンサ400はスプ レーヘッド部402およびボトル部404を備えている。スプレーヘッド部40 2は、スプレーヘッド部402をボトル部404のねじ付ネックに接続するねじ 付カプラー406を含んでいる。垂下チューブ408がスプレーヘッド部402 に接続され、かつ、ボトル部404の底部に下って延びている。 この第5の実施の形態では、複数のドーナツ状の化学物質リザーバ410が垂 下チューブ408上に設けられている。詳しくは、ドーナツ状の化学物質リザー バ410は、各々、垂下チューブ408が通過する中心穴412を有している。 化学物質リザーバ410には、図16および図17Aに示すように、化学的試薬 液Lを収容する化学物質リザーバ410の上端部をシールするための金属フォイ ル414が設けられている。 使用において、スプレーボトルディスペンサ400は最初にボトラーにより希 釈された化学的試薬でもって満たされ、店頭で売られる。希釈された化学的試薬 の最初の消費の後、使用者はボトル部404からスプレーヘッド部402をねじ を緩めて外し、垂下チューブ408をボトル部404から引き上げる。使用者は それから最も下のリザーバ410を掴み、単に垂下チューブ408の端部から引 き離す。そして、金属フォイル414に器具、特に、垂下チューブ408の先端 でもって穴を明ける。穴が明けられたリザーバ410はボトル部410内に落と される。水のような溶剤が、リザーバ410の穴明けの工程の前または後に、ボ トル部404に加えられる。スプレーボトルディスペンサ400はそれからボト ル部404にスプレーヘッド部402がねじ込まれることにより再び組立られる 。 ドーナツ状の化学物質リザーバ410’の他の実施の形態が図17Bに示され ている。この化学物質リザーバ410’は化学物質濃縮液Lを収容する環状チャ ンバ416を画成すべく頂部がシールされている。一つ以上の小さな穴418が 貫通孔412’の内壁に設けられており、化学物質がこれを通って逃げ出すのを 可能としている。穴418は、垂下チューブが中心穴118を通って挿入された とき垂下チューブの外表面でもってシールされる。さらに、接着剤またはシーラ ントの薄い層が、穴418のシールをさらに確実とするために、ドーナツ状リザ ーバと垂下チューブとの間に施されてもよい。 挿入体500を利用するスプレーボトルディスペンサの第6の実施の形態が図 18から図21に示されている。挿入体500は、リップ部504を有する筒状 部502、筒状部502を上部リザーバ508に接続するコネクタ部506、上 部リザーバ508を中間のリザーバ512に接続するコネクタ部510、およ び、中間のリザーバ512を下部リザーバ516に接続するコネクタ部514を 備えている。垂下チューブ518は中空の筒状部502を通過して示されている が、しかしながら、挿入体500には接続されていない。 リザーバ508,512および516は積重ねられ段付に配列されている。上 部のリザーバ508は下部のリザーバ516と比べて、幅がより細く、深さがよ り深い。中間のリザーバ512は上部のリザーバ508と下部のリザーバ516 の寸法の間の寸法を有している。この段付かつ積重配列は、挿入体がスプレーボ トルディスペンサのボトル部内に残っている間に、各リザーバ508,512, 516をシールしているシール膜(不図示)に穴を明けるための器具によるアク セスを可能とする。 挿入体600を有するスプレーボトルディスペンサの第7の実施の形態が図2 2および図23に示されている。挿入体600は、リップ部604を有する筒状 部602、筒状部602を上部リザーバ610に接続するコネクタ部608、上 部リザーバ610を中間のリザーバ614に接続するコネクタ部612、および 、中間のリザーバ614を下部リザーバ618に接続するコネクタ部616を備 えている。各リザーバ610,614および618の頂部および底部は開口して おり、各々は上部の金属フォイル620および下部の金属フォイル622によっ てシールされている。 使用の際には、スプレーボトルディスペンサはボトラーにより最初に希釈され た化学的試薬でもって満たされ、垂下チューブが筒状部602を通過されるのみ である。最初の希釈された化学的試薬が消費された後、使用者は垂下チューブを 上部リザーバ610の高さより上に引き上げ、そして、垂下チューブの先端を押 してリザーバ610の上部の金属フォイル620および下部の金属フォイル62 2を突き通し、化学物質濃縮液をボトル部に放出させる。水のような溶剤は化学 物質濃縮液へのアクセスの工程の前または後に加えられる。金属フォイル620 および622に穴を明けた後に、垂下チューブは上方に引き上げられ、それから 、筒状部602とリザーバ610の側部との間を通過される。代わりに、垂下チ ューブはリザーバ610を通り、化学物質リザーバ614を穴明けすることのな いように中間のリザーバ614側部に沿って下に突き通されてもよい。 コネクタ部608,612および616は、垂下チューブの挿入作業中に垂下チ ューブによって下部リザーバが穴明けされないように、下部リザーバを通路の外 に動かすヒンジとして作用するに充分なほど実質的に柔軟である。 代わりの実施の形態では、各リザーバの底部はリザーバの成形部であり容易に 穴明けられないようにして、上部にのみ穴明け可能な膜が設けられている。 第8の実施の形態では、機械式カプラー700が挿入体702に接続されてい る。挿入体702は図2に示された挿入体と同一であるが、しかしながら、リッ プ部28を備えていない。この機械式カプラーはリップ部704と四つの支柱7 08(図24および25には二つのみが示されている)によって一緒に接続され ているコネクタ部706とを含んでいる。コネクタ部706は、締まり嵌め、接 着剤、ソニック溶接、熱溶着または他の適当な接続手段により、挿入体702の 上部に接続される。 この配列は、この配列でスプレーボトルディスペンサを再充填するとき、機械 式カプラー700の中心を通って注入された水がポート710を通ってボトル部 に通過するのを許容する四つのポート710をもたらす。 この配列は、挿入体702が連続的に押し出し成形されることを可能とする。 何故なら、挿入体702にはリップが成形される必要がないからである。挿入体 702には上部および下部のシール用膜(不図示)が設けられ、それから組立の 際に機械式カプラー700に取り付けられる。このように、挿入体702は高速 で押し出し成形された連続する長さの材料から切断され、化学物質濃縮物で満た され、シール膜でもって両端でシールされ、そしてそれから、完全な組立体を仕 上げるために機械式カプラー700と組み立てられる。 デュアルリザーバディスペンサ 以下の実施の形態は、分配装置(dispensing device)に接続された化学物質リ ザーバと溶剤(例えば、水のような希釈剤)リザーバとを有するスプレーボトル ディスペンサを含んでいる。溶剤リザーバはリフィル可能であり、そして、化学 物質リザーバは選択的にリフィル可能である。好ましい実施の形態では、化学物 質リザーバおよび溶剤リザーバの両者はスプレーボトルディスペンサのボトル内 に位置されている。 別体のリフィル可能な溶剤リザーバ802および別体のリフィル可能な化学物 質リザーバ804を有するスプレーディスペンサ800の概略図が図26に示さ れている。この配列は、ポンプ式のスプレーヘッドおよび/または加圧分配配列 (すなわち、エアゾール)のいずれかで利用できる。 リフィル可能な溶剤リザーバ802には、溶剤Aが最初に加えられ、または追 加の溶剤Aでのリフィルを許容すべく、ねじ付キャップ806のような再シール が可能な閉鎖体が設けられている。リフィル可能な化学物質リザーバ804には 、化学物質濃縮物Bが最初に加えられ、または追加の化学物質濃縮物Bでのリフ ィルを許容すべく、ねじ付キャップ808のような再シールが可能な閉鎖体が設 けられている。ねじ付キャップ806および808は他の形式の従来の再シール 可能な閉鎖体で置き換えることができる。 溶剤リザーバ802から延びる導管810および化学物質リザーバ804から 延びる導管812は混合チャンバ814に接続している。混合チャンバ814の 内部では、化学物質濃縮物Bが溶剤Aで希釈され、所定の化学物質濃度の活性配 合剤を有する作動化学物質溶液を形成する。作動溶液ははそれからスプレーディ スペンサから分配される。例えば、作動化学物質溶液はポンプチャンバ816に 汲み上げられ、そして、スプレーヘッド818から押し出される。 図26に示された実施の形態では、導管810および812への入口は、それ ぞれ、それぞれのリザーバを実質的に空とするために、溶剤リザーバ802およ び化学物質濃縮物リザーバ804の底部に位置されている。しかしながら、垂下 チューブや以下に詳細に述べる他の導管通路配列を含む他の適当な配列で、図示 された配列を置き換えることができる。 化学物質濃縮物リザーバ904に直接に接続された溶剤リザーバ902をを有 する他のスプレーディスペンサ900の概略図が図27に示されている。詳しく は、溶剤リザーバ902は、化学物質濃縮物リザーバ904にプラスチックの接 続ウエブ905でもって接続されている。例えば、溶剤リザーバ902および化 学物質濃縮物リザーバは単一のプラスチック片からブロー成形することができ る。代わりに、リザーバは別々に作られ、リザーバ内に設けられた固定手段およ び/または別体の固定手段でもって、一緒に接続され得る。 リフィル可能な溶剤リザーバ902には、溶剤Aが最初に加えられ、または追 加の溶剤Aでのリフィルを許容すべく、ねじ付キャップ906のような再シール が可能な閉鎖体が設けられている。リフィル可能な化学物質リザーバ904には 、化学物質濃縮物Bが最初に加えられ、または追加の化学物質濃縮物Bでのリフ ィルを許容すべく、ねじ付キャップ908のような再シールが可能な閉鎖体が設 けられている。ねじ付キャップ906および908は他の形式の従来の再シール 可能な閉鎖体で置き換えることができる。 図28は、溶剤リザーバ1002および化学物質濃縮物リザーバ1004を有 する他のスプレーディスペンサ1000の概略図である。リフィル可能な溶剤リ ザーバ1002には、溶剤Aが最初に加えられ、または追加の溶剤Aでのリフィ ルを許容すべく、ねじ付キャップ1006のような再シールが可能な閉鎖体が設 けられている。リフィル可能な化学物質リザーバ1004には、化学物質濃縮物 Bが最初に加えられ、または追加の化学物質濃縮物Bでのリフィルを許容すべく 、ねじ付キャップ1008のような再シールが可能な閉鎖体が設けられている。 ねじ付キャップ1006および1008は他の形式の従来の再シール可能な閉鎖 体で置き換えることができる。 垂下チューブ1010は溶剤リザーバ1002に、垂下チューブ1012は化 学物質濃縮物リザーバ1004に設けられている。垂下チューブ1002および 1004は混合チャンバ1014に接続している。混合チャンバ1014の内部 では、化学物質濃縮物Bが溶剤Aで希釈され、所定の化学物質濃度の活性配合剤 を有する作動化学物質溶液を形成する。作動溶液は、それから、スプレーディス ペンサから分配される。例えば、作動化学物質溶液はスプレーポンプ1016に 汲み上げられ、そして、スプレーヘッド1018から分配される。 図29Aに示されるように、溶剤リザーバおよび化学物質濃縮物リザーバの両 者に再シール可能な閉鎖体が設けられないことが望ましい場合の適用例が存在す る。例えば、ディスペンサが、化学物質濃縮物の使用の故にディスペンサの単位 重量当たりの輸送重量の低減をもたらしながら、一度の使用のために販売される 場合である。代わりに、図29Bに示すように、化学物質濃縮物リザーバのみに 再シール可能な閉鎖体が設けられない。例えば、化学物質濃縮物の毒性および腐 蝕性の故に、ディスペンサの溶剤リザーバが一度以上リフィルされるのを許容し ながら、子供の中毒または損傷を与える化学物質のこぼれを防止すべく化学物質 濃縮物リザーバを完全にシールすることが望ましいかもしれない。 しかしながら、好ましくは、溶剤リザーバおよび化学物質濃縮物リザーバの両 者に、図29Cに示すように、再シール可能な閉鎖体が設けられ、溶剤および化 学物質濃縮物がそれぞれ最初に加えられ、かつ、後でリフィルされるのを許容す るのがよい。この配列は、ディスペンサが溶剤および化学物質濃縮物溶液でもっ て数回リフィルされるのを許容し、かつ、大量のクリーニング用化学物質を消費 する商業的クリーニングの分野での重大な適用例を有するであろう。 垂下チューブを利用する実施の形態(例えば、図28)では、溶剤リザーバお よび化学物質濃縮物リザーバは、図30Aに示すように、別々の容器であってよ い。代わりに、溶剤リザーバおよび化学物質濃縮物リザーバは、図30Bに示す ように、接続された容器であってもよい。さらに、溶剤リザーバおよび化学物質 濃縮物リザーバの相対的大きさは異なってもよい。例えば、別体の小さな化学物 質濃縮物リザーバが、図30Cに示すように、大きな溶剤リザーバとの関連で利 用されてもよく、または、図30Dに示すように、大きな溶剤リザーバに接続さ れてもよい。小さな化学物質濃縮物リザーバを用いることは、ディスペンサの重 量を低減し、かつ、ディスペンサに包含される毒性および腐蝕性の化学物質濃縮 物の量を制限し、特に望ましい。小さな化学物質濃縮物リザーバおよびそれに含 まれる化学物質濃縮物の濃度は、溶剤リザーバの一度の消費により完全に消費さ れるか、または代わりに、溶剤の一度の消費により部分的にのみ消費され、溶剤 リザーバが再び一度以上リフィルされるのを許容するように、予め選定され得る 。 本発明によるディスペンス装置の好ましい実施の形態は、大きな溶剤リザーバ 内に配置された小さな化学物質濃縮物リザーバを含んでいる。この配列は、化学 物質濃縮物が化学物質濃縮物リザーバと溶剤リザーバとの両者の内部に包含され ているので、特に、安全である。このように、この配列をいじくっている子供 は、最初に溶剤リザーバにアクセスしない限り化学物質濃縮物に直接にはアクセ スできない。さらに、化学物質濃縮物リザーバは完全にシールされ、かつ、実質 的に穴明け不能(例えば、気液密に封止されたプラスチック容器)に作られ得る 。加えて、化学物質濃縮物リザーバからの化学物質濃縮物の不測の漏洩ないしは こぼれは、いずれも溶剤リザーバの内部に包含される。 図31Aから図31Dに示された実施の形態では、化学物質濃縮物リザーバは 種々の方法で設けられ得る。例えば、化学物質濃縮物リザーバは溶剤リザーバを 形成している他の容器内に配置された別体の容器であってよい。代わりに、化学 物質濃縮物リザーバは溶剤リザーバの一つ以上の壁と連続する一つ以上の壁を有 する一体的なリザーバとして作られる可能性がある。加えて、化学物質濃縮物リ ザーバはプラスチック材料(例えば、薄く柔らかなプラスチックフィルム材)か ら作られ得る。 吸引ポンプ式配列(すなわち、従来のスプレーポンプ式スプレーヘッド)を用 いたディスペンス装置の実施の形態では、液体の化学物質濃縮物がスプレーヘッ ドのスプレーポンプ配列により発生された吸引力によって垂下チューブ内に引き 込まれる。もしも、化学物質濃縮物が剛性または半剛性の壁を有している化学物 質濃縮物リザーバ内に包含されているのなら、化学物質濃縮物リザーバは、液体 が垂下チューブに引き込まれるのを許すよう何らかの方法で換気されるか、また は代わりに、液体の化学物質濃縮物を垂下チューブに押し上げるべく加圧されね ばならない。もしも、化学物質濃縮物が一つ以上の可撓性ないしは柔軟な壁また は膜を有する化学物質濃縮物リザーバ内に包含されているのなら(すなわち、あ る方法で折り畳み可能)、液体は換気することなく垂下チューブに吸引され、化 学物質濃縮物リザーバから化学物質濃縮物溶液が排除されるのを許容すべく化学 物質濃縮物リザーバの折り畳みが生ずる。 化学物質濃縮物は、垂下チューブのような導管が化学物質濃縮物の供給にアク セスするのを許すために、液体の形態が好ましい。代わりに、化学物質濃縮物は 、固体、粒体、凝結体(aggregate)、エマルジョン、蒸気および他の適当な形態 の如く一つ以上の状態で収容されてもよい。これらの実施の形態の各々において は、ディスペンス装置は、希釈された作動化学的試薬溶液を創り出すために、 化学物質濃縮物を溶剤に接触状態に置く何らかの手段を含まなければならない。 濃縮物を溶剤に接触状態に置く手段は、その特異な配列に応じて、連続的、選択 的または間欠的に作動する。例えば、固体の化学物質濃縮物は、化学物質濃縮物 リザーバに溶剤リザーバと化学物質濃縮物リザーバとを流体的に連通する一つ以 上のアクセス穴ないしは導管を設けることによって、液体の溶剤と接触状態に置 かれてもよい。 本発明によるディスペンス装置の好ましい実施の形態が図32に示されている 。ディスペンス装置1100はネック1104と任意的なネック1106とを有 するスプレーボトル1102を備えている。再シール可能なキャップ1108が ネック1106に接続されており、溶剤Aがスプレー容器1102に最初に加え られまたはリフィルされるのを許容している。ポンプ式のスプレーヘッド111 0が溶剤Aと化学物質濃縮物Bとの作動混合物をスプレーするためにネック11 04に接続されている。 ディスペンス装置1100は、アダプタ1112をネック1104内に吊すた めの半径方向外方に延在する上部フランジ1116を有するプラグ状本体111 4を備えるアダプタ1112を含んでいる。プラグ状本体1114は、特に任意 的なネック1106および再シール可能なキャップ1108を有さないスプレー ボトル1102の実施の形態においては、アダプタ1112の取り外しを容易と し溶剤でのスプレーボトル1102のリフィルを許すためにネック1104の内 径よりも僅かに小さく寸法付けられ得る。代わりに、プラグ状本体1114は、 アダプタ1112の取り外しを防止するため、例えば、子供による化学物質濃縮 物Bへのアクセスを防止するためにネック1104の内径よりも僅かに大きく寸 法付けられてもよい。加えて、プラグ状本体1114は、接着剤で接着されるか 、さらには、プラグ状本体1114および/またはスプレーボトル1102を破 壊することなしにはプラグ状本体1114を取り外すことをほぼ不可能とするた めに、ある方法で、例えば、溶融ないしは溶接によって接続されてもよい。スプ レーボトル1102に直接に接続されたプラグ状本体1114を有する実施の形 態では、フランジ1116はプラグ状本体1114を吊す機能を止めているので 、任意的に省略され得る。 プラグ状本体1114には、それから下方に延在しているプラグ状延長部11 18が設けられている。プラグ状延長部1118は化学物質濃縮物Bを包含する ための容器1120に接続している。例えば、容器1120は、プラグ状延長部 の外径寸法と容器1120の上部の内径寸法との間の締まり嵌めによって、接続 され得る。代わりに、容器1120は、ある他の適当な方法、例えば、ねじ結合 、接着、融着、溶接、機械式ファスナ等によって、プラグ状延長部1118に接 続され得、両者間に取り外し可能または取り外し不能な接続をもたらす。 特に適した容器1120は、図32に示すように半球形端部を備える筒状本体 を有する試験管状の容器である。試験管状の容器1120は優れた化学的耐性を もたらすガラスから作られ得るが、しかしながら、プラスチックが不測の破損を 防止するためにはより適しているかもしれない。代わりに、他の適した形状およ び大きさの容器が試験管状の容器1120に置き換わってもよい。容器1120 が大きければ大きい程、スプレー容器1102の内部に収容される化学物質濃縮 物が多くなるが、しかしながら、同じ大きさのスプレー容器1102内では溶剤 Aのための付加的空間を使い切ることになる。 垂下チューブ1122が、化学物質濃縮物Bが垂下チューブ1122を通って 溶剤Aとの混合が生ずるプラグ状アダプタ1112に引き上げられるのを許容す べく、容器1120の内部に設けられている。さらに、垂下チューブ1124が 、溶剤Aが垂下チューブ1124を通って化学物質濃縮物Bとの混合が生ずるプ ラグ状アダプタ1112に引き上げられるのを許容すべく、スプレーボトル11 02の内部に設けられている。 プラグ状アダプタ1112には、スプレーヘッド1110に接続するためのチ ューブ状延長部1126が設けられている。例えば、プラグ状アダプタ1112 はプラスチックの射出成形品であり、それから上方に成形されたチューブ状延長 部1126を有している。チューブ状延長部1126は従来の垂下チューブの大 きさに形状および寸法付けられてよく、その結果、従来のスプレーヘッドの従来 の垂下チューブ受け内に受け入れられる。代わりに、プラスチックチューブの他 の適当な導管配列が、アダプタ1112とスプレイヘッド1110との間の液体 接続をもたらすべく置き換わってもよい。 好ましいアダプタ1112の詳細な形態が以下に説明され、かつ、図34およ び35に示されている。アダプタ1112は、図34に示されるように一緒に組 み立てられた上側本体部1128、下側本体部1130、ボール浮き子1132 およびボール浮き子1134を含む四つの別々の構成部品から作られている。 上側本体部1128および下側本体部1130は、図示の形状を有すべくプラ スチックの射出成形により作られている。上側本体部1128は、上側フランジ 部1116aおよび下側ディスク部1136を接続する筒状本体部1132を備 えている。チューブ状延長部1126が下側ディスク部1136から上方に延在 し、上側本体部1128を通る流体通路1138を形成している。 流体通路1142を有するチューブ状延長部1140が、複数の離間された支 持体1146によって下側ディスク部1136の下方に支持されている。例えば 、離間された支持体1146は90度離れて設定され、それらの間に四つの流体 通路ないしはポートをもたらしている(例えば、ケージ状の構造)。チューブ状 延長部1140の下部には、漏斗状の通路部1148が設けられている。 下側本体部1130は、上側フランジ部1116bと下側ディスク部1152 とを接続している筒状本体部1150を備えている。筒状本体1150にはまた 、上側本体部1128の底部が静止する上側表面部1154aを有する下側フラ ンジ部1154が設けられている。詳しくは、下側フランジ部1154の上側表 面部1154aは、上側本体部1128が下側本体部1130に嵌まり合う程度 を制限するストッパとして役立つ。さらに、下側本体部1130の底部には、上 述の如く、容器1120を接続するためにプラグ状延長部が設けられている。 混合チャンバMCが、上側本体部1128の下側ディスク部1136の下側表 面1136aと下側本体部1130の下側ディスク部1152の上側表面115 2aとの間に画成される。下側本体部1130の下側フランジ部1154の高さ が、混合チャンバMCの高さを定める。混合チャンバMCは上側本体部1128 の通路1138および1142と連続して流体的に連通している。 下側本体部1130には、下側通路部1156a、漏斗状通路部1156bお よび上側通路部1156cからなる流体通路1156が設けられている。下側通 路部1156aは、垂下チューブ1124の上部と締まり嵌めをもたらすべく寸 法付けられている(図35を見よ)。さらに、上側通路部1156cはボール浮 き子1132を収容すべく寸法付けられ、かつ、漏斗状通路部1156bはボー ル浮き子1132をすくって支え、かつ、一方向弁をもたらすべく方向付けられ ている。この結果、液体の溶剤Aは混合チャンバMC内に垂下チューブ1124 を上動することのみが可能で、混合チャンバMCで混合された流体が一方向弁を 通り、かつ、垂下チューブ1124を介してスプレーボトル1102に下動する のを防止する。スプリング1132aが、ボール浮き子1132を僅かに付勢し て漏斗状通路部1156bの表面に着座させるべく、任意的に設けられ、混合チ ャンバMCから垂下チューブ1124への混合された流体の漏洩がないことをさ らに確実にしている。スプリング1132aの一端はボール浮き子1132の曲 面に対して偏倚され、スプリング1132aの他端は筒状の本体部1128の底 部に設けられた円状凹部1132b内に受け入れられている。この配列は、作動 中その向きを維持すべくスプリング1132aの両端を錨止する。他の形式のス プリングないしは付勢手段がスプリング1132aに換えて用いられ得る(例え ば、片持ち梁スプリング)。 下側本体部1130にはまた、流体通路1160を有するチューブ状延長部1 158が設けられている。流体通路1160は下側通路部1160a、漏斗状通 路部1160bおよび上側通路部1160cからなる。下側通路部1160aは 、垂下チューブ1112の上部と締まり嵌めをもたらすべく寸法付けられている (図35を見よ)。さらに、上側通路部1160cはボール浮き子1134を収 容すべく寸法付けられ、かつ、漏斗状通路部1160bはボール浮き子1134 をすくって支え、かつ、一方向弁をもたらすべく方向付けられている。この結果 、液体の化学物質濃縮物Bは混合チャンバMC内に垂下チューブ1112を上動 することのみが可能で、混合チャンバMCで混合された流体が一方向弁を通り、 かつ、垂下チューブ1112を介して容器1120に下動するのを防止する。さ らに、チューブ状延長部1140の漏斗状通路部1148は、ボール浮き子11 34が上動したときそれを受け、その上方への動きを止め、そして、下側の一方 向弁に関して逆の流れ作用を有する一方向弁を創成する。 チューブ状延長部1158の二つの一方向弁は、計量弁を形成する。詳しくは 、ボール浮き子1134の移動高さHが、混合チャンバMCに配送される液体の 化学物質濃縮物の量を計量する固定容積を有する計量チャンバCを定める。さら に、ボール浮き子1134は、下記に説明される計量動作の一部の間、液体がボ ール浮き子1134の周りを移動するのを許容すべく、液体の通路1160の内 径よりも小さく寸法付けられている。 図35に示すように、上側本体部1128は下側本体部1130とは別体であ る。上側本体部1128は、組み立てられたアダプタ1112の状態で、下側本 体部1130に接続されている。例えば、フランジ部1116aおよび1116 bが、組立体を完成するために一緒に接着または溶接される。いずれにしても、 上側本体部1128と下側本体部1130との連結部は混合チャンバMCをシー ルするためにシールされねばならない。 プラグ状アダプタ1112には、アダプタ1112の上方かつスプレーヘッド 1110の下方に位置される空気空間を、スプレーボトル1102および容器1 120内の空気空間に接続する空気通路を設けねばならない。液体の溶剤Aおよ び液体の化学物質濃縮物Bが多量にスプレーボトル1102及び容器1120 から取り除かれたとき、液体の消失量を占めるべく空気量が加えられるようにす るためである。しかしながら、容器1120が柔軟なまたは可撓性の壁の容器、 例えば、折り畳み可能な容器(例えば、風船状の容器)であれば、空気通路は容 器1120には必要ではない。 空気通路1162は、プラグ状アダプタ1112の側部に沿って設けることが できる。例えば、孔がフランジ1116に設けられ得、これは下側本体部113 0の側部に沿って設けられた溝に延びている。この配列は、スプレーボトル11 02への空気通路をもたらす。溝は、液体の化学物質濃縮物Bを包含している容 器1120への空気通路をまたもたらすために、プラグ状延長部1118に沿っ て延在させることもできる。 代わりの実施の形態では、液体の溶剤Aおよび液体の化学物質濃縮物Bの汚染 を防止するために、一方向弁を排除するか、または、その位置を再配置すること が可能である。例えば、単一の一方向弁が液体通路1138内に設けられ得るが 、しかしながら、この配列はいまなお混合チャンバMC内の作動液体を液体の溶 剤Aおよび液体の化学物質濃縮物Bでもって置く。さらに他の適当な配列が考え られ、図示しかつ説明したのと置き換えることができる。 任意的に、プラグ状アダプタ1112には液体通路1138に到達するまたは 通過する液体を制御する(例えば、開閉する)弁が設けられる。これはさらに、 誤用を防止し、および/または、混合チャンバから混合された液体の化学物質が 漏洩するのを防止する。 作動においては、垂下チューブ1112および1124と混合チャンバMCと が準備された後にスプレーヘッド1110(図32)を操作すると、液体が吸引 力の下、混合チャンバMCから支持体1146によって画成された間隔を置いた ポートを通り、それから、流体通路1138を通って上方に引き上げられ、活性 成分の適当な濃度を有する作動液の混合体をスプレーヘッド1110に供給する 。 液体が混合チャンバMCから吸引されるとき、一方向弁を形成しているボール 浮き子1132は上方に動き、液体の溶剤Aが垂下チューブ1124、通路11 56を通って混合チャンバ内に引き上げられるのを許容する。同時に、計量 弁のボール浮き子1134も上方に動き、ボール浮き子1134の上方に位置さ れている液体の化学物質濃縮物Bの量が混合チャンバMC内に上動することを許 容する。ボール浮き子1134は、それが漏斗状流体通路1148によって停止 されるまで上方に動き、垂下チューブ1112から液体の化学物質濃縮物を今や ボール浮き子1134の下に位置されている計量チャンバC内に引き上げる。ス プレーヘッドが各スプレーサイクルの終わりで混合チャンバMC内の液体吸引力 を解放したとき(すなわち、ポンプのトリガーハンドルが完全に引き込まれたと き)、ボール浮き子1134は、液体の化学物質濃縮物がその外側周りを流れ次 のスプレーサイクルのために再度計量チャンバを満たすのを許容しつつ、重力に より下方に移動する。 混合チャンバに入る液体の溶剤Aおよび液体の化学物質濃縮物Bは、液体通路 1138を通りスプレーヘッド1110に対し上動する前に充分に混合するのに 自由である。さらに、液体の溶剤および液体の化学物質濃縮物の入口の位置が異 なること、加えて、混合チャンバMCの内部に位置され、液体通路1138への 間隔をおいた液体ポートを形成する離間された支持体1146によるケージ状構 造の故に、混合チャンバ内の液体の混合を強める幾らかの撹拌が存在する。 ディスペンサ装置1100が使用されていないときは、混合チャンバ内の作動 化学物質はボール浮き子1132および1134によってそれぞれ形成された一 方向弁の故に、垂下チューブ1124および1112を通っては下動できない。 これは、溶剤Aを包含しているスプレーボトルと化学物質濃縮物Bを包含してい る容器1120とが混合チャンバMCからの作動液体で汚染されるのを防止する 。 ボール浮き子1134の上方の計量チャンバC内に位置された液体の化学物質 濃縮物Bは時がたつにつれてある程度混合チャンバ内の作動液体と混合する。し かしながら、作動時には、一つまたは二つのスプレーサイクルの後に、計量弁が 充分に作動し、上述の如く固定量の液体濃縮物を混合チャンバに配送する。 従来の一つのネックのスプレーボトルを二つのネックのスプレーボトルに変換 する他の形式のアダプタ1200が図38に示されている。詳しくは、アダプタ 1200は、液体通路1206に連通する液体通路1204を有するアダプタ本 体を備えている。アダプタ本体1202には、内ねじ付のキャップ1208が設 けられている。ねじ付キャップ1208はアダプタ本体1202と共に一体のユ ニットとして成形できるし、または、アダプタ本体に回して接合される別品とす ることもできる。アダプタ本体1202とねじ付キャップ1208との間の接続 は、相対的な回転と両者間のシールを許容する従来のスプレーヘッドの内ねじ付 キャップと従来のスプレーヘッドの本体との間の接続の形式と同じか、または、 同様とすることができる。この形式の配列は、アダプタが接続されるスプレーボ トルに対してのアダプタの向きが変えられることを許容する。 内ねじ付キャップ1208は従来の一つのネックのスプレーボトルの外ねじ付 ネックに接続される。アダプタ本体1202にはまた、第2のねじ付ネック12 12が設けられており、該ネックには再使用可能な内ねじ付キャップ1214が 設けられている。代わりに、アダプタ本体1202には他の形式の第2の再シー ル可能な閉鎖体(例えば、ねじ付プラグと内ねじ付ネック、捻り開け弁、止栓式 弁等)が設けられてもよい。
【手続補正書】 【提出日】平成9年10月27日(1997.10.27) 【補正内容】 請求の範囲 1.流体を包含するためのスプレーボトルであって、ネック部を有するスプレー ボトルと、 前記ネック部に接続されるポンプ式のスプレーヘッドであって、前記スプレー ボトルから前記スプレーヘッドに流体を引き込むために前記スプレーボトル内に 延在する垂下チューブを含むスプレーヘッドと、 前記スプレーボトル内に配置された挿入体であって、該挿入体を通って延在す るよう前記垂下チューブを収容する通路と流体を包含する少なくとも一つのリザ ーバとを含み、前記リザーバは壊れやすい上部分と壊れやすい下部分とを有し、 前記スプレーボトル内に前記挿入体内に包含された流体を解放すべく、前記リザ ーバが前記垂下チューブまたは他の穴明け装置でもって前記壊れやすい部分に穴 を明けることによりアクセスされるのが許容される挿入体と、を備えることを特 徴とするスプレーディスペンス装置。 2.前記挿入体は、前記スプレーボトルの前記ネック部内に前記挿入体を吊すた めの上部フランジを有するチューブ状の容器であることを特徴とする請求項1の 装置。 3.前記挿入体には、流体の別々の充填物を包含する多数のチャンバが設けられ ていることを特徴とする請求項1または2の装置。 4.前記挿入体は、前記垂下チューブ用の貫通する通路と少なくとも一つのリザ ーバとをもたらすための二つ以上のチャンバに前記挿入体の内部空間を区画する 一つ以上の内壁を有するチューブ状の容器であることを特徴とする請求項1、2 または3の装置。 5.前記挿入体は、成形されたプラスチックのチューブ状容器により形成され、 前記プラスチックのチューブ状容器の上部分をシールする壊れやすいプラスチッ クシールを有していることを特徴とする請求項1、2、3または4の装置。 6.流体の内容物を含み、前記挿入体に包含された流体は化学物質濃縮物である ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5の装置。 7.前記スプレーボトルは、前記スプレーヘッドが前記スプレーボトルの前記ネ ック部に接続されたまま、前記スプレーボトルに第1の流体が加えられるのを許 容する再シール可能な閉鎖体を有するもう一つのネック部を含むことを特徴とす る請求項1、2、3、4、5または6の装置。 8.流体を包含するためのスプレーボトルであって、ネック部を有するスプレー ボトルと、 前記スプレーボトルの前記ネック部に接続されるポンプ式のスプレーヘッドと 、 流体の多数の別々の充填物を包含するため前記スプレーボトル内に配置された 多数のリザーバであって、前記流体の多数の別々の充填物の一つ以上を解放すべ くアクセス可能な多数のリザーバと、 を備えることを特徴とするスプレーディスペンス装置。 9.前記多数のリザーバは、前記スプレーボトル内に配置された多数の別々の容 器により形成されていることを特徴とする請求項8の装置。 10.前記多数のリザーバは、多数の別々のチャンバを有し前記スプレーボトル の内部に配置された挿入体により形成されていることを特徴とする請求項9の装 置。 11.スプレーボトルおよびポンプ式スプレーヘッドの組合せを含むスプレーデ ィスペンス装置と共に用いられる挿入装置であって、流体の別々の充填物を包含 する多数の別々のチャンバを備え、前記別々のチャンバはスプレーボトル内に流 体を解放するために別々にアクセス可能であることを特徴とする挿入装置。 12.スプレーボトルおよびポンプ式スプレーヘッドの組合せを含むスプレーデ ィスペンス装置から流体をディスペンスする方法であって、 スプレーボトルに流体の別々の充填物を包含する多数の別々のリザーバをもた らすステップを含むことを特徴とする方法。 13.一つ以上の流体の充填物を前記スプレーボトル内に解放すべく前記別々の リザーバに別々にアクセスすることを含む請求項12の方法。 14.前記多数の別々のリザーバは挿入体に設けられていることを特徴とする請 求項12または13の方法。 15.他の流体は前記スプレーヘッドを取り外して、かつ、前記スプレーボトル の第1のネック部を介して他の流体を加えることにより、前記スプレーボトルに 加えられることを特徴とする請求項12、13または14の方法。 16.スプレーヘッドは前記スプレーボトルの第1のネック部に接続され、他の 流体は前記スプレーボトルに、前記スプレーボトルの前記第1のネック部から前 記スプレーヘッドを取り外すことなく、再シール可能な閉鎖体が設けられた前記 スプレーボトルの第2のネック部を介して加えられることを特徴とする請求項1 2、13または14の方法。 17.前記流体は化学物質濃縮物であることを特徴とする請求項12、13、1 4、15または16の方法。 18.第1の流体を包含するスプレーボトルと、 前記スプレーボトルに接続され手動操作されるスプレーヘッドであって、ポン プを含むスプレーヘッドと、 第2の流体を包含するリザーバであって、前記スプレーボトル内に配置された リザーバと、 前記スプレーボトル内に配置され、かつ、前記スプレーボトルから第1の流体 を吸い出すべく形状付けられた第1流体ピックアップチューブと、 前記リザーバ内に配置され、かつ、前記リザーバから第2の流体を吸い出すべ く形状付けられた第2流体ピックアップチューブと、 前記スプレーボトル内に配置された流体の計量および混合装置であって、前記 第1流体ピックアップチューブと前記第2流体ピックアップチューブとを前記ス プレーヘッドに接続し、混合チャンバと、前記第1の流体を前記第1流体ピック アップチューブから前記混合チャンバに運ぶ第1の流体入口通路と、前記第2の 流体を前記第2流体ピックアップチューブから前記混合チャンバに運ぶ第2の流 体入口通路と、前記混合チャンバから前記スプレーヘッドに混合された流体を運 ぶ流体出口通路とを含む流体の計量および混合装置と、を備え、 前記第1の流体入口通路には、前記スプレーヘッドの作動により前記混合チャ ンバに吸引力が作用したとき第1の流体の流動を許容し、一方、前記スプレーヘ ッドの非作動中前記第1流体ピックアップチューブへの逆流を防止すべく形状付 けられた流体逆止弁が設けられ、かつ、前記第2の流体入口通路には、前記スプ レーヘッドの作動により前記混合チャンバに吸引力が作用したとき前記混合チャ ンバへ所定量の第2の流体を配送し、一方、前記スプレーヘッドの非作動中前記 第2流体ピックアップチューブへの逆流を防止すべく形状付けられた計量ボール を包含する計量チャンバを含む流体の計量および逆止弁が設けられており、さら に、 前記スプレーボトルを換気する第1空気通路と、 前記リザーバを換気する第2空気通路と、 を備えることを特徴とするスプレーディスペンス装置。 19.前記第1の流体入口通路は前記第1流体ピックアップチューブの上端部を 受け入れる通路部分を含み、かつ、前記第2の流体入口通路は前記第2流体ピッ クアップチューブの上端部を受け入れる通路部分を含むことを特徴とする請求項 18の装置。 20.前記第1の流体入口通路の前記通路部分および前記第2の流体入口通路の 前記通路部分は、前記第1および第2の流体ピックアップチューブの前記上端部 と締まり嵌合するよう寸法付けられていることを特徴とする請求項19の装置。 21.前記流体の計量および逆止弁は、第2の流体が前記計量チャンバに運ばれ るのを許容するも前記第2流体ピックアップチューブへの逆流を防止する第1の 一方向弁を形成する前記計量ボールと協働の下側の漏斗状通路部を含み、前記流 体の計量および逆止弁は、前記第1の一方向弁に対し逆向きで第2の一方向弁を 形成する前記計量ボールと協働の上側の漏斗状通路部を含み、前記第1の一方向 弁から所定距離に位置された前記第2の一方向弁は両者間に固定容量の計量チャ ンバを形成し、前記第2の一方向弁は、第2の流体の前記計量チャンバへの流入 を停止する前に第2の流体の所定量が計量されて前記混合チャンバへ流入するの を許容することを特徴とする請求項18の装置。 22.前記固定容量の計量チャンバを形成する前記上側および下側の漏斗状通路 部間に配置された固定長さの通路部を含み、前記固定長さの通路部は、作動中、 前記下側および上側の漏斗状通路部間を計量ボールが自由に行き来するのを許容 すべく、前記計量ボールの幅よりも大きな幅を有することを特徴とする請求項2 1の装置。 23.前記リザーバは前記流体計量および混合装置に接続されていることを特徴 とする請求項18の装置。 24.前記リザーバは前記流体計量および混合装置に直接に接続されていること を特徴とする請求項23の装置。 25.前記リザーバは前記流体計量および混合装置により前記スプレーボトルの 内部に吊されていることを特徴とする請求項18の装置。 26.前記流体計量および混合装置には前記リザーバを吊すチューブ状延長部が 設けられていることを特徴とする請求項25の装置。 27.前記リザーバは試験管状の容器により形成されていることを特徴とする請 求項26の装置。 28.前記流体計量および混合装置の前記チューブ状延長部は、前記試験管状の 容器の内側リムの内部に嵌合していることを特徴とする請求項27の装置。 29.前記流体計量および混合装置の前記チューブ状延長部は、前記試験管状の 容器の内側リムの内部に締まり嵌合していることを特徴とする請求項28の装置 。 30.前記流体計量および混合装置の前記流体出口通路は、前記スプレーヘッド に接続するための外側のチューブ状延長部により形成されていることを特徴とす る請求項18の装置。 31.前記流体計量および混合装置は、両者間に混合チャンバを形成する、下側 のハウジングに接続された上側のハウジングを備えることを特徴とする請求項1 8の装置。 32.前記上側のハウジングは上側のフランジ部と下側のディスク部とを有する 筒状の本体部により形成され、前記下側のハウジングは上側のフランジ部と下側 のディスク部とを有する筒状の本体部により形成され、前記上側のハウジングが 前記下側のハウジング部の内部にはまり込んでいることを特徴とする請求項31 の装置。 33.前記下側のハウジングには、前記混合チャンバを形成する内側凹部が設け られていることを特徴とする請求項32の装置。 34.前記上側のハウジングには、前記下側のハウジングに設けられた前記第2 の流体入口通路の一部内に挿入されたとき、前記第2の流体入口通路の一部を形 成する内側のチューブ状延長部が設けられていることを特徴とする請求項31の 装置。 35.前記内側のチューブ状延長部の下端部は、前記流体計量および逆止弁の上 側漏斗状通路部を形成することを特徴とする請求項34の装置。 36.前記内側のチューブ状延長部は、前記流体の出口通路に導く一つ以上のポ ートを間に形成する複数の離間された支持体により支持されていることを特徴と する請求項34の装置。 37.前記第1の流体入口通路の前記流体逆止弁は、前記計量ボールと協働する 漏斗状通路部により形成されていることを特徴とする請求項18の装置。 38.第1の流体を収容する第1の流体リザーバを形成するスプレーボトルであ って、ねじ付ネック部を含むスプレーボトルと、 第2の流体を収容する第2の流体リザーバであって、前記スプレーボトル内に 配置された第2の流体リザーバと、 前記スプレーボトル内に配置され、第1および第2の流体を一緒に混合して混 合された流体を形成する流体混合装置と、 前記流体混合装置に接続され、前記第1の流体リザーバから前記混合装置に第 1の流体を吸い込むために前記スプレーボトルに延在している第1の流体ピック アップチューブと、 前記流体混合装置に接続され、前記第2の流体リザーバから前記混合装置に第 2の流体を吸い込むために前記第2の流体リザーバに延在している第2の流体ピ ックアップチューブと、 前記スプレーボトルに螺着され、前記流体混合装置から混合された流体を受け 取り該混合された流体を分配する手動操作引き金ポンプ式スプレーヘッドと、 スプレーボトルの内部に配置された前記流体混合装置を前記ボトルの外部に配 置された前記スプレーヘッドに接続する接続チューブと、 前記第1の流体リザーバを換気するための第1の通路と、 前記第2の流体リザーバを換気するための第2の通路と、 を備えたことを特徴とする引き金ポンプ式スプレーディスペンス装置。 39.前記流体混合装置の少なくとも一部は前記スプレーボトルのネック部内に 配置されていることを特徴とする請求項38の装置。 40.前記流体混合装置は全体的に前記スプレーボトルのネック部内に配置され ていることを特徴とする請求項39の装置。 41.前記流体混合装置は前記スプレーボトルのネック部から吊されていること を特徴とする請求項39の装置。 42.前記流体混合装置は前記スプレーボトルのネック部から吊されていること を特徴とする請求項40の装置。 43.前記流体混合装置は前記スプレーボトルのネック部のリムから吊されてい ることを特徴とする請求項41の装置。 44.前記第2のリザーバは前記流体混合装置から吊されていることを特徴とす る請求項39の装置。 45.前記第2のリザーバは前記流体混合装置の延長部に接続された試験管状の 容器により形成されていることを特徴とする請求項44の装置。 46.前記第2のリザーバは前記流体混合装置から吊されていることを特徴とす る請求項41の装置。 47.前記流体混合装置への第1および第2の流体の中の少なくとも一つを計量 する流体計量装置を含むことを特徴とする請求項39の装置。 48.前記流体混合装置および前記流体計量装置は、流体計量および混合装置を 形成する単一のユニットに組み合わされていることを特徴とする請求項46の装 置。 49.前記流体計量および混合装置は、第1および第2の流体を所定の比率に計 量し混合するよう形成されていることを特徴とする請求項47の装置。 50.前記流体計量および混合装置は、第1および第2の流体を12対1よりも 大きな比率に計量し混合する能力を有することを特徴とする請求項47の装置。 51.前記流体計量および混合装置は、混合チャンバと、前記第1の流体ピック アップチューブから前記混合チャンバに前記第1の流体を運ぶ第1の流体入口通 路と、前記第2の流体ピックアップチューブから前記混合チャンバに前記第2の 流体を運ぶ第2の流体入口通路と、前記混合チャンバから前記接続チューブを介 して前記スプレーヘッドに混合された流体を運ぶ流体出口通路とを含み、 前記第1の流体入口通路には流体逆止弁が設けられ、前記第2の流体入口通路 には計量ボールを包含する計量チャンバにより形成された流体計量および逆止弁 が設けられていることを特徴とする請求項47の装置。 52.前記第1の流体入口通路には、前記スプレーヘッドの作動により前記混合 チャンバに吸引力が作用したとき第1の流体の流動を許容し、一方、前記スプレ ーヘッドの非作動中前記第1流体ピックアップチューブへの逆流を防止すべく形 状付けられた流体逆止弁が設けられ、かつ、前記第2の流体入口通路には、前記 スプレーヘッドの作動により前記混合チャンバに吸引力が作用したとき前記混合 チャンバへ所定量の第2の流体を配送し、一方、前記スプレーヘッドの非作動中 前記第2流体ピックアップチューブへの逆流を防止すべく形状付けられた計量ボ ールを包含する計量チャンバを含む流体の計量および逆止弁が設けられているこ とを特徴とする請求項50の装置。 53.前記流体の計量および逆止弁は、第2の流体が前記計量チャンバに運ばれ るのを許容するも前記第2流体ピックアップチューブへの逆流を防止する第1の 一方向弁を形成する前記計量ボールと協働の下側の漏斗状通路部を含み、前記流 体の計量および逆止弁は、前記第1の一方向弁に対し逆向きで第2の一方向弁を 形成する前記計量ボールと協働の上側の漏斗状通路部を含み、前記第1の一方向 弁から所定距離に位置された前記第2の一方向弁は両者間に固定容量の計量チャ ンバを形成し、前記第2の一方向弁は、第2の流体の前記計量チャンバへの流入 を停止する前に第2の流体の所定量が計量されて前記混合チャンバへ流入するの を許容することを特徴とする請求項51の装置。 54.前記接続チューブは、前記流体計量装置のチューブ状延長部および一体部 分であることを特徴とする請求項38の装置。 55.ねじ付ネックを有するスプレーボトルと、 前記スプレーボトルに接続され、手動作動ポンプ式のスプレーヘッドと、 第1の流体を保有する第1の流体リザーバであって、前記スプレーボトルの内 部に配置された第1の流体リザーバと、 第2の流体を保有する第2の流体リザーバであって、前記スプレーボトルの内 部に配置された第2の流体リザーバと、 混合流体を生じさせるために第1および第2の流体を一緒に混合するプラグ状 の流体混合装置であって、前記スプレーボトルの前記ネック内に配置され、流体 混合装置から前記スプレーヘッドに混合流体を送るため前記スプレーヘッドに接 続された流体混合装置と、 前記第1の流体リザーバから第1の流体を吸い出すべく形成された第1の垂下 チューブであって、前記第1の流体リザーバから前記流体混合装置に第1の流体 を送るべく前記流体混合装置に接続された第1の垂下チューブと、 前記第2の流体リザーバから第2の流体を吸い出すべく形成された第2の垂 下チューブであって、前記第2の流体リザーバから前記流体混合装置に第2の流 体を送るべく前記流体混合装置に接続された第2の垂下チューブと、 を備えることを特徴とする多流体スプレーポンプ式ディスペンス装置。 56.前記流体混合装置は、第1および第2の流体の中の少なくとも一つを計量 し、かつ、ディスペンスのための混合流体を生じさせるべく第1および第2の流 体を一緒に混合する流体計量および混合装置であることを特徴とする請求項55 の装置。 57.前記流体計量および混合装置は、第1および第2の流体を所定の比率で一 緒に混合するよう形成されていることを特徴とする請求項56の装置。 58.前記流体計量および混合装置は、混合チャンバに接続された少なくとも一 つの計量チャンバを含むことを特徴とする請求項56の装置。 59.前記第1の流体リザーバは、前記スプレーボトルの内部容積の少なくとも 一部で形成され、前記第2の流体リザーバは前記流体混合装置に接続されている ことを特徴とする請求項55の装置。 60.前記第2の流体リザーバは、前記スプレーボトルの内部で前記流体混合装 置から吊されていることを特徴とする請求項59の装置。 61.前記第2の流体リザーバは、上側で前記流体混合装置に接続された試験管 状の容器であり、かつ、前記第1の垂下チューブは前記試験管状の容器に対し近 接し平行に位置されていることを特徴とする請求項60の装置。 62.前記流体混合装置は、前記流体混合装置の一部が前記スプレーボトルの前 記ネック部の開口端を通って嵌合するよう形成されていることを特徴とする請求 項55の装置。 63.前記流体混合装置は、前記流体混合装置が前記スプレーボトルの内部に設 置され、それに続き、他の流体混合装置と交換のために取り外せるよう形成され ていることを特徴とする請求項55の装置。 64.第1流体の内容物と第2流体の内容物とを含むことを特徴とする請求項5 5の装置。 65.前記第1流体の内容物は希釈物であり、前記第2流体の内容物は化学物質 濃縮物であることを特徴とする請求項64の装置。 66.前記スプレーボトルは、前記スプレーボトルとスプレーヘッドとの間の接 続を乱すことなく前記第1のリザーバに第1の流体を加えるための再シール可能 な開口を含むことを特徴とする請求項55の装置。 67.前記再シール可能な開口は、前記スプレーボトルの他のねじ付ネックによ り形成され、前記他のねじ付ネックを通る前記第1のリザーバへの開口を開き、 かつ、シールするねじ付キャップが設けられていることを特徴とする請求項66 の装置。 68.多流体ディスペンス装置を構成すべくスプレーヘッドが設けられたスプ レーボトルと共に用いられるアダプタであって、 混合チャンバおよび第1の流体用のリザーバを有する本体を備える挿入体であ って、混合された流体を生じさせるべく、前記リザーバから前記第1の流体を、 および、スプレーボトルから第2の流体を前記混合チャンバ内に吸い出すよう形 成され、かつ、混合された流体を前記スプレーヘッドに供給するために前記挿入 体を前記スプレーヘッドに連通する手段を含む挿入体を備えることを特徴とする アダプタ。 69.前記挿入体は、スプレーボトルのネック内にアダプタを吊すために半径方 向外方に延在する上部フランジが設けられたプラグ状本体を含むことを特徴とす る請求項68のアダプタ。 70.前記プラグ状本体は、アダプタの取り外しを容易とするため前記ネックの 内寸法よりも僅かに小さく寸法付けられていることを特徴とする請求項68のア ダプタ。 71.前記プラグ状本体は、アダプタの取り外しを防止するため前記ネックの内 寸法よりも僅かに大きく寸法付けられていることを特徴とする請求項68のアダ プタ。 72.前記プラグ状本体は、アダプタの取り外しを防止するため前記スプレーボ トルに接着または溶接されていることを特徴とする請求項68のアダプタ。 73.前記プラグ状本体は、組み立てられたときは一体物であることを特徴とす る請求項68のアダプタ。 74.第1の流体用の第1流体リザーバを包囲し、かつ、画成する外壁を有する スプレーボトルと、 前記スプレーボトルに接続された手動操作の引き金式スプレーヘッドと、 半径方向外方に延在する上部フランジを備える本体部分を含むアダプタであっ て、前記アダプタの前記本体部分により前記スプレーボトルの前記第1流体リザ ーバの内部に吊された第2流体リザーバと、前記第1流体リザーバから流体を引 き上げるべく形成された第1の垂下チューブおよび前記第2流体リザーバから流 体を引き上げるべく形成された第2の垂下チューブと、混合チャンバおよび前記 混合チャンバへの第1の流体および第2の流体の少なくとも一つを計量する少な くとも一つの計量弁とを含むアダプタと、 を備えることを特徴とする多流体スプレーディスペンス装置。 75.前記アダプタの本体部分はプラグ状の延長部を含み、前記第2流体リザー バは前記プラグ状の延長部に接続された試験管状の容器であることを特徴とする 請求項74の装置。 76.前記計量弁は計量ボールを収容する計量チャンバを含み、前記計量チャン バはその一端部に一方向弁を他端部に逆向きの一方向弁を含み、スプレーヘッド のポンプサイクルの間、前記アダプタの混合チャンバ内に所定量の流体が注入さ れるのを許容することを特徴とする請求項74の装置。 77.外ねじ付ネックを有するスプレーボトルと内ねじ付カプラーを有する手動 操作の引き金式スプレーヘッドとを備える一流体のスプレーディスペンス装置を 多流体のスプレーディスペンス装置に変更するためのアダプタであって、 アダプタをスプレーボトルのネック内に吊すための半径方向外方に延在する上 部フランジを備え、混合チャンバおよび少なくとも一つの計量弁を含むプラグ状 本体と、 前記プラグ状本体の下方に延在するチューブ状延長部と、 第1の流体を保有する容器であって、前記チューブ状延長部に接続された容器 と、 スプレーボトルから前記第1の流体を前記混合チャンバ内に引き上げるための 第1の垂下チューブと、 前記容器から流体を前記混合チャンバ内に引き上げるための第2の垂下チュー ブと、 アダプタをスプレーヘッドに接続するためのチューブ状コネクタと、 を備えることを特徴とするアダプタ。 78.前記プラグ状本体は、下側本体部に接続された上側本体部を含むことを特 徴とする請求項77のアダプタ。 79.前記上側本体部は、前記下側本体部の中にぴったりと嵌りこんでいること を特徴とする請求項78のアダプタ。 80.前記上側本体部は上側フランジ部および下側ディスク部に接続する筒状本 体部を備え、かつ、前記下側本体部は上側フランジ部および下側ディスク部に接 続する筒状本体部を備えていることを特徴とする請求項79のアダプタ。 81.前記下側本体部はさらに、前記下側本体部にぴったりと嵌りこんでいる前 記上側本体部の程度を制限するストッパとして役立つ内方の下側フランジ部を含 むことを特徴とする請求項80のアダプタ。 82.前記下側本体部は、流体逆止弁が設けられた第1の流体通路と前記計量弁 が設けられた第2の流体通路とを含むことを特徴とする請求項77のアダプタ。 83.前記計量弁は計量ボールを収容する計量チャンバを含み、前記計量チャン バはその一端部に一方向弁を他端部に逆向きの一方向弁を含み、スプレーヘッド のポンプサイクルの間、前記アダプタの混合チャンバ内に所定量の流体が注入さ れるのを許容することを特徴とする請求項82のアダプタ。 84.前記第1の流体通路に設けられた前記逆止弁はボール逆止弁であり、完全 なシールを保証すべく前記ボール逆止弁を閉じ位置に付勢するスプリングが設け られていることを特徴とする請求項82のアダプタ。 85.前記第1の流体通路に設けられた前記逆止弁はボール逆止弁であり、完全 なシールを保証すべく前記ボール逆止弁を閉じ位置に付勢するスプリングが設け られていることを特徴とする請求項83のアダプタ。 86.前記容器は前記プラグ状延長部に取り外し可能に接続されていることを特 徴とする請求項77のアダプタ。 87.前記容器は前記プラグ状延長部に取り外し不能に接続されていることを特 徴とする請求項77のアダプタ。 88.外ねじ付ネックを有するスプレーボトルと内ねじ付カプラーを有する手動 操作の引き金式スプレーヘッドとを備える一流体のスプレーディスペンス装置を 多流体のスプレーディスペンス装置に変更する方法であって、 混合チャンバおよび第1の流体用のリザーバを有する本体を備える挿入体であ って、混合された流体を生じさせるべく、前記リザーバから前記第1の流体を、 および、スプレーボトルから第2の流体を前記混合チャンバ内に吸い出すよう形 成され、かつ、混合された流体を前記スプレーヘッドに供給するために前記挿入 体を前記スプレーヘッドに連通する手段を含む挿入体により構成されたアダプタ を、スプレーボトルのネックを介して挿入するステップと、 スプレーヘッドをアダプタとスプレーボトルとに接続するステップと、 を備えることを特徴とする方法。 89.スプレーボトルとスプレーヘッドとは、アダプタの適用を受け入れるのに 如何様にも修正されていないこと特徴とする請求項88の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/507,691 (32)優先日 平成7年7月25日(1995.7.25) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 クリマ,ウォルター,エフ.,ジュニア. アメリカ合衆国 29690 サウス カロラ イナ州 トラベラーズ レスト ハイウエ イ 25 3485

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体の溶剤を収容する第1の液体リザーバと、 液体の化学物質濃縮物を収容する第2の液体リザーバと、 前記第1および第2のリザーバと関連するスプレーヘッドと、 前記第1の液体リザーバを前記スプレーヘッドに接続する第1の垂下チューブ と、 前記第2の液体リザーバを前記スプレーヘッドに接続する第2の垂下チューブ と を備えることを特徴とするスプレーディスペンサ。 2.前記第1および第2の垂下チューブと前記スプレーヘッドとの間に接続され た混合チャンバを含むことを特徴とする請求項1のスプレーディスペンサ。 3.前記第1および第2の液体リザーバの少なくとも一つから前記スプレーヘッ ドへの液体を計量する計量装置を含むことを特徴とする請求項1のスプレーディ スペンサ。 4.前記第1および第2の液体リザーバの少なくとも一つから前記スプレーヘッ ドへの液体を計量する計量装置を含むことを特徴とする請求項2のスプレーディ スペンサ。 5.前記第1の液体リザーバから前記スプレーヘッドへの液体通路に沿って位置 された一方向弁を含むことを特徴とする請求項1のスプレーディスペンサ。 6.前記第2の液体リザーバから前記スプレーヘッドへの液体通路に沿って位置 された一方向弁を含むことを特徴とする請求項1のスプレーディスペンサ。 7.前記第2の液体リザーバから前記スプレーヘッドへの液体通路に沿って位置 された一方向弁を含むことを特徴とする請求項5のスプレーディスペンサ。 8.前記第1の液体リザーバから混合チャンバへの液体通路に沿って位置された 第1の一方向弁と、前記第2の液体リザーバから前記混合チャンバへの液体通路 に沿って位置された第2の一方向弁とを含むことを特徴とする請求項1のスプレ ーディスペンサ。 9.前記第1および第2のリザーバの少なくとも一つにはリフィルのために再シ ール可能な閉鎖体が設けられていることを特徴とする請求項1のスプレーディス ペンサ。 10.第1の液体リザーバ、 第2の液体リザーバ、 スプレーヘッド、および 前記第1の液体リザーバから前記スプレーヘッドへの液体通路と前記第2の液 体リザーバから前記スプレーヘッドへの第2の液体通路との少なくとも一つの間 に位置された計量装置を備えることを特徴とするスプレーディスペンス装置。 11.前記第1の液体リザーバは液体の溶剤を収容し、かつ、前記第2の液体リ ザーバは液体の化学物質濃縮物を収容することを特徴とする請求項10のスプレ ーディスペンス装置。 12.前記第1および第2のリザーバの少なくとも一つにはリフィルのために再 シール可能な閉鎖体が設けられていることを特徴とする請求項10のスプレーデ ィスペンス装置。 13.一つのねじ付ネックを有するスプレーボトル、および 前記スプレーボトルの前記ねじ付ネックに接続される内ねじ付キャップを有す るアダプタであって、スプレーヘッドへの接続のための第1のねじ付ネックと前 記スプレーボトルをリフィルするための第2のネックとが設けられたアダプタ、 を備えることを特徴とするスプレーディスペンス装置。 14.前記アダプタの前記第2のネックに再シール可能な閉鎖体を含むことを特 徴とする請求項13のスプレーディスペンス装置。 15.液体の化学物質濃縮物を収容する付加的なリザーバを含むことを特徴とす る請求項13のスプレーディスペンス装置。
JP50593896A 1994-07-25 1995-07-25 再充填可能なディスペンサ Pending JP2002509504A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/279,978 US5529216A (en) 1994-07-25 1994-07-25 Rechargeable dispensers
US08/279,978 1994-07-25
US08/485,254 1995-06-07
US08/485,254 US5890624A (en) 1994-07-25 1995-06-07 Rechargeable dispensers
US50769195A 1995-07-25 1995-07-25
PCT/US1995/009384 WO1996003344A1 (en) 1994-07-25 1995-07-25 Rechargeable dispensers
US08/507,691 1995-07-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002509504A true JP2002509504A (ja) 2002-03-26

Family

ID=27403112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50593896A Pending JP2002509504A (ja) 1994-07-25 1995-07-25 再充填可能なディスペンサ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5944223A (ja)
EP (1) EP0777625A4 (ja)
JP (1) JP2002509504A (ja)
KR (1) KR970704626A (ja)
AU (1) AU3200595A (ja)
CA (1) CA2195781C (ja)
NZ (1) NZ291008A (ja)
WO (1) WO1996003344A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019206368A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 有限会社クラウン商会 混合用容器およびそれを備えたスプレー容器
JP2020511187A (ja) * 2017-01-18 2020-04-16 イル カン,スン 異種物質混合容器

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030000961A1 (en) * 1994-07-25 2003-01-02 Klima William L. Dispenser
EP0781254A4 (en) * 1995-07-25 1998-02-11 Spraytec Systems L L C REFILLABLE DONORS
DE19615422A1 (de) * 1996-04-19 1997-11-20 Boehringer Ingelheim Kg Zweikammer-Kartusche für treibgasfreie Dosieraerosole
KR100483220B1 (ko) * 1996-04-19 2005-08-05 베링거 잉겔하임 파르마 게엠베하 운트 코 카게 분사제없이에어로졸을계량투여하기위한2챔버카트리지,용기용밀폐캡및미니정제
US6745763B2 (en) 1998-10-27 2004-06-08 Garth T. Webb Vaporizing device for administering sterile medication
US6290100B1 (en) 2000-06-30 2001-09-18 Canberra Corporation Concentrate cartridge for a diluting and dispensing container
US6938805B2 (en) * 2001-03-14 2005-09-06 Kenneth Brincat Refillable bottle and system of reuse
ITFI20010054U1 (it) * 2001-07-04 2003-01-04 Terriflora Di G Bartolini Flacone erogatore multiuso
US6885811B2 (en) 2002-08-16 2005-04-26 The Dial Corporation Methods and apparatus for dual-outlet vapor dispenser
US6935542B2 (en) * 2002-05-15 2005-08-30 S. C. Johnson & Son, Inc. Device for retaining and for inserting a flexible tube assembly into a fluid container
US20040167256A1 (en) * 2003-02-26 2004-08-26 Verrall Andrew P. Water soluble film for trigger spray bottle solution
WO2005032729A1 (ja) * 2003-10-03 2005-04-14 Kao Corporation 吐出装置
EP1876901B1 (en) * 2005-04-29 2011-11-09 Ipifini, Inc. Programmable liquid containers
US7938258B2 (en) * 2006-10-05 2011-05-10 E.I.D. Parry (India) Limited Container assembly
GB2457885A (en) * 2008-02-26 2009-09-02 Dyson Technology Ltd Spray dispenser for dispensing hydrogen peroxide-bearing water
US8157131B2 (en) * 2008-10-15 2012-04-17 Sim Jae K Spray bottle with refill cartridge
US8302816B2 (en) * 2008-10-15 2012-11-06 Sim Jae K Spray bottle with refill cartridge
US8261943B2 (en) * 2008-10-15 2012-09-11 Sim Jae K Spray bottle with refill cartridge
US8967434B2 (en) 2010-06-24 2015-03-03 L&F Innoventions Llc Self-adjusting handle for spray bottles
US20120018458A1 (en) * 2010-07-26 2012-01-26 Ecolab Usa Inc. Metered dosing bottle
US8430137B2 (en) 2010-08-24 2013-04-30 Jae K. Sim Refill cap cartridge
USD661187S1 (en) 2011-03-03 2012-06-05 S.C. Johnson & Son, Inc. Trigger
USD676760S1 (en) 2011-03-03 2013-02-26 S.C. Johnson & Son, Inc. Combined trigger and bottle
DE102011007475A1 (de) * 2011-04-15 2012-10-18 Hilti Aktiengesellschaft Folienkartusche und Verfahren zur Herstellung einer Folienkartusche
US9216431B2 (en) 2012-06-22 2015-12-22 L&F Innoventions, LLC Satellite spray bottle use and refill systems
BR112016012642A2 (pt) * 2013-12-11 2018-05-22 Colgate Palmolive Co recipiente de distribuição
US9278365B2 (en) 2014-03-26 2016-03-08 S.C. Johnson & Son, Inc. Volatile material dispenser and method of emitting a volatile material
US20150360844A1 (en) * 2014-06-13 2015-12-17 Andre Frieden Container including a capsule for dispensing contents into the container
US20160158776A1 (en) * 2014-12-08 2016-06-09 Eric Sternberg Spray bottle with storage area and methods thereof
ITUB20153690A1 (it) * 2015-09-17 2017-03-17 Pea & Promoplast S R L Unita' di erogazione a pompa per prodotti fluidi
GB2542575A (en) * 2015-09-22 2017-03-29 Medimauve Ltd Twin bottle manifold
US9867507B2 (en) * 2015-10-27 2018-01-16 Colgate-Palmolive Company Dispenser
US11485638B2 (en) 2016-12-22 2022-11-01 Wiab Water Innovation Ab Multi-chamber hypochlorous acid dispenser
CA3048133A1 (en) * 2016-12-22 2018-06-28 Wiab Water Innovation Ab Multi-chamber hypochlorous acid dispenser
ES2613748B1 (es) * 2017-03-06 2017-12-04 Sallo Kyra, S.L. Tapón mezclador-dosificador y envase provisto de dicho tapón
US10618070B1 (en) * 2018-07-20 2020-04-14 Lawrence Leff Multi-chamber spray bottle
US10974265B1 (en) * 2018-07-22 2021-04-13 Paul Sung Ventresca LLC Spray device with interchangeable cartridges and methods of use
US20220280960A1 (en) * 2020-09-11 2022-09-08 Robert Wise Solution Dispensing Device
WO2023197047A1 (en) * 2022-04-13 2023-10-19 Silgan Dispensing Systems And Packaging Do Brasil Industria De Embalagens Ltda. Capsule for liquid, powder, or emulsion with shock absorbing features
US11772111B1 (en) 2022-09-16 2023-10-03 Branded AcquiCo No 5, LLC Dispenser

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2855127A (en) * 1956-01-23 1958-10-07 Gillette Co Dispensing pump and check valve therefor
US3080094A (en) * 1958-04-29 1963-03-05 Modern Lab Inc Compartmented pressurized container valve assembly and a cutter therefor
US3024947A (en) * 1959-07-14 1962-03-13 Chesebrough Ponds Synthetic resin bottles
US3134505A (en) * 1960-04-28 1964-05-26 Modern Lab Inc Pressurized dispensing device
US3347410A (en) * 1966-08-31 1967-10-17 Schwartzman Gilbert Mixing assemblies for applicators
DE1939086C3 (de) * 1969-07-31 1975-01-09 Wolf Geraete Gmbh Behälter zur Aufbewahrung und zum Ansetzen einer mindestens eine zu lösende Komponente enthaltenden Flüssigkeit
US3655096A (en) * 1969-10-22 1972-04-11 Pillsbury Co Container for diluting and dispensing material
US3760986A (en) * 1970-08-19 1973-09-25 Schuyler Dev Corp Dispensing bottles with pump means for simultaneous dispensing
US3786963A (en) * 1971-11-04 1974-01-22 Mennen Co Apparatus for dispensing mixed components
DE2221101C3 (de) * 1972-04-28 1975-05-15 Wolf-Geraete Gmbh, 5240 Betzdorf Flaschenartiger Mischbehälter
US3966089A (en) * 1975-04-25 1976-06-29 Colgate-Palmolive Company Diluting and dispensing container
US4177938A (en) * 1977-06-30 1979-12-11 Brina Guido J Container with mixing cartridge
DE2940564A1 (de) * 1979-10-06 1981-04-16 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf Fluessigkeits-vorratsbehaelter zum ankoppeln an eine spruehpumpe
DE8423325U1 (de) * 1984-08-04 1985-08-14 Celamerck Gmbh & Co Kg, 6507 Ingelheim Misch- und Sprühvorrichtung
US4679706A (en) * 1984-10-29 1987-07-14 Enviro-Spray Systems, Inc. Dispensing system with inflatable bag propelling mechanism and separate product gas phase
DE8502008U1 (de) * 1985-01-26 1985-08-29 Celamerck Gmbh & Co Kg, 6507 Ingelheim Verschlußkappe für Zweikomponentenpackungen
US4979638A (en) * 1987-05-14 1990-12-25 Bolduc Lee R Aerosol dispenser with sealed actuator
US4832230A (en) * 1987-12-15 1989-05-23 Janowitz C Michael Threaded cap containing additive for containers
DE8804685U1 (ja) * 1988-04-08 1988-05-19 Indag Gesellschaft Fuer Industriebedarf Mbh, 6900 Heidelberg, De
US4893730A (en) * 1988-07-01 1990-01-16 Bolduc Lee R Aerosol dispenser for dual liquids
US5012978A (en) * 1988-10-03 1991-05-07 Bolduc Lee R Aerosol dispenser and method
US5052585A (en) * 1988-10-24 1991-10-01 Bolduc Lee R Dispenser
US4925066A (en) * 1988-10-26 1990-05-15 Mission Kleensweep Products, Inc. Combined sprayer and refill container
US5009342A (en) * 1989-08-14 1991-04-23 Mark R. Miller Dual liquid spraying assembly
US5152461A (en) * 1990-10-01 1992-10-06 Proctor Rudy R Hand operated sprayer with multiple fluid containers
US5152431A (en) * 1991-06-21 1992-10-06 Sterling Drug, Inc. Pump apparatus for dispensing a selected one of a plurality of liquids
US5370275A (en) * 1992-09-11 1994-12-06 Mills; David P. Pump-mountable valve for selecting one of a plurality of fluids for dispensing
IT1259853B (it) * 1992-12-09 1996-03-28 Bernardino Parise Contenitore per sostanze concentrate in polvere o liquide da porre in soluzione entro un involucro al momento dell'uso
US5337921A (en) * 1993-05-17 1994-08-16 Dowbrands Inc. Detachable receptacle and fitted pouches for refillable sprayer devices
US5402916A (en) * 1993-06-22 1995-04-04 Nottingham Spirk Design Associates Dual chamber sprayer with metering assembly
US5385270A (en) * 1993-06-29 1995-01-31 Cataneo; Ralph J. Selectable ratio dispensing apparatus
US5398846A (en) * 1993-08-20 1995-03-21 S. C. Johnson & Son, Inc. Assembly for simultaneous dispensing of multiple fluids
US5439141A (en) * 1994-07-21 1995-08-08 Scott Paper Company Dual liquid spraying system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020511187A (ja) * 2017-01-18 2020-04-16 イル カン,スン 異種物質混合容器
JP2019206368A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 有限会社クラウン商会 混合用容器およびそれを備えたスプレー容器
WO2019230162A1 (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 有限会社クラウン商会 混合用容器およびそれを備えたスプレー容器およびこれらのためのptp包装物
US11760554B2 (en) 2018-05-29 2023-09-19 Crown Company Limited Mixing container and spray container including mixing container

Also Published As

Publication number Publication date
EP0777625A4 (en) 1999-04-21
CA2195781A1 (en) 1996-02-08
EP0777625A1 (en) 1997-06-11
KR970704626A (ko) 1997-09-06
US5944223A (en) 1999-08-31
WO1996003344A1 (en) 1996-02-08
CA2195781C (en) 2005-09-06
AU3200595A (en) 1996-02-22
NZ291008A (en) 1999-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002509504A (ja) 再充填可能なディスペンサ
US5890624A (en) Rechargeable dispensers
US5529216A (en) Rechargeable dispensers
JP2007210682A (ja) 再装填可能なディスペンサー
US6540109B1 (en) Rechargeable containers and dispensers
US6152326A (en) Probe for rechargeable dispensers
US20080011779A1 (en) Dispensing devices, and systems
US5947332A (en) Rechargeable dispensers
US20010011661A1 (en) Rechargeable dispensers
US20030038186A1 (en) Rechargeable dispensers
CA1104531A (en) Dispensing container
AU746911B2 (en) Rechargeable dispensers
CA2200864C (en) Rechargeable dispensers
AU2769802A (en) Spray dispensing apparatus
AU4016699A (en) Spray dispensing apparatus
NZ335647A (en) Spray dispenser rechargeable by inserts within spray container