JPH04269192A - 産業用ロボツト - Google Patents

産業用ロボツト

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Publication number
JPH04269192A
JPH04269192A JP2432691A JP2432691A JPH04269192A JP H04269192 A JPH04269192 A JP H04269192A JP 2432691 A JP2432691 A JP 2432691A JP 2432691 A JP2432691 A JP 2432691A JP H04269192 A JPH04269192 A JP H04269192A
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JP
Japan
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arm
fixing jig
wiring
pipe
axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2432691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kigami
博之 木上
Katsumi Ishihara
勝己 石原
Yasuhiro Sawada
沢田 康宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH04269192A publication Critical patent/JPH04269192A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロボツト本体におけ
る配線・配管方式を改良した、例えば、水平多関節ロボ
ツト等の産業用ロボツトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水平多関節ロボツトにおける配線
・配管方式としては、例えば、特公昭63−36913
号公報や、実公昭63−31912号公報から知られて
おり、具体的には、前者は図4及び図5に示す様に構成
され、また、後者は図6に示す様に構成されている。
【0003】詳細には、前者の従来技術における配線・
配管機構は、図4に示す様に、フインガaの駆動源への
制御信号の供給用や、作動流体としての圧縮空気の供給
用の第1及び第2の柔軟性を有するパイプb,cを備え
ている。第1のパイプbは、一端を第2のアームdの略
回転中心上に位置する第1のアームe上に、他端を第3
のアームfの上端に、夫々接続されている。また、第2
のパイプcは、一端を基体gに固定された配管・配線固
定用治具hに、他端を第2のアームdの略回転中心上に
位置する第1のアームe上に、夫々接続されている。
【0004】また、図5に示す様に、フインガaの駆動
源への制御信号の供給及びエアーの供給用のパイプiは
、一端をフインガaに接続され、他端を第2のアームd
に接続されており、このパイプiに連設されるパイプj
は、一端を第2のアームd上に接続され、他端を第1の
アームe上に接続され、このパイプjに連結されるパイ
プkは、一端を第1のアームeの回転中心上へ接続され
、そして、他端を基体gに接続されている。
【0005】一方、後者の従来技術における配線・配管
機構は、図6に示す様に、第1のアームeまで接続され
た配線・配管は、スパイラル形状mを持って、固定治具
nに接続され、そこから、U字状パイプpを通って基体
gに固定される固定治具qに接続され、そこから、スパ
イラル形状rをもつて、基体g内へと接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す従来例においては、配線・配管用の固定治具hが、
第1のアームeの回転中心からオフセツトしてるため、
第1のアームeが回転すると、第2のパイプcの固定ナ
ツトc1,c2の距離が大きく変化する事になる。この
ため、ナツト間距離が小さくなると、図7に示す様に、
第2のパイプcの高さHが高くなり、第2のパイプcは
、第1のアームeの回転に伴い倒れ込む事となり、この
結果、その負荷がナツトc1,c2に大きく作用する事
となる。一方、ナツト間距離が大きくなると、図8に示
す様に、第2のパイプcの高さが低くなり、やはり、ナ
ツトc1,c2に大きな負荷が作用する事となる。この
ようにして、第2のパイプcがその両端におけるナツト
c1,c2において外れてしまう虞がある。
【0007】特に、最近、フインガaの自由度が増し、
フインガaへの配線・配管本数が増える傾向にあるため
、アーム駆動用のモータへの制御信号用配線を含めると
、第2のパイプc内を通る配線・配管数は各々10本以
上になる場合がある。このため、第1のアームeを旋回
駆動した際の第2のパイプcの倒れ込み量は更に大きく
なり、また、太いパイプ部材を使用しているため、多数
の配線・配管を入れ、且つ、それらを起立した状態を維
持させるために、パイプ部材の剛性を高めざるをえず、
ナツトc1,c2にかかる負荷も従つて大きくなる。
【0008】また、このような従来における配管・配線
方式においては、第1のパイプbが第1のアームe上に
接続されているため、この第1のパイプb内を通る配管
・配線は第2のアームdの回転に伴う捩じれと、第3の
アームfの回転及び上下動に伴う捻じれとを吸収しなけ
ればならず、配管・配線の耐久性・信頼性を著しく低下
させてしまうもので、好ましくない。
【0009】一方、図5に示す従来例においては、配管
・配線は、フインガaから第2のアームdへパイプiを
介して、第2のアームdから第1のアームeへパイプj
を介して、そして、第1のアームeから基体g側へパイ
プkを介して、順次接続されている。このため、第1の
アームeを回転駆動した際に、ナツトk1,k2間の距
離は変化しないが、配管・配線を通すべきパイプが、符
号i,j,kで示す様に、3本必要となり、これにとも
ない、配管・配線用固定治具の数も増え、配管・配線の
接続、アッセンブリの工数が増え、コストの上昇を招き
好ましくない。
【0010】また、第2のアームdの略回転中心より第
1のアームe側に配管・配線が接続されていないため、
第2のアームeが回転すると、ナツトj1,j2間の距
離が大きく変化し、図4を参照して説明した従来例と同
様な問題点が発生する事となる。更に、図6に示す従来
例においては、第1のアームeから配線oが、スパイラ
ル形状mを呈してU字状パイプp内を通り、更にスパイ
ラル形状rを形成しつつ、基体部gへと接続されている
。この結果、第1のアームeが回転しても、それによる
配線の捩じれはスパイラル部m,rで吸収されるため、
配線等の耐久性は保証される事になる。しかしながら、
スパイラル状の配線部を2か所必要とすると共に、その
間にU字状のパイプpを通すため、固定用治具の製作、
配線のアッセンブリ、接続工数が多くなり、コストの上
昇を招き好ましくないと共に、メンテナンスが困難であ
る問題点も指摘されている。
【0011】この発明は上述した課題に鑑みなされたも
ので、この発明の目的は、配線配管に対して過剰な負荷
がかかる事を防止して、耐久性・信頼性を向上させる事
が出来る様にした産業用ロボツトを提供することである
。また、この発明の他の目的は、固定用治具の製作、配
線のアッセンブリ、接続工数等を減じて、コストの低廉
化を達成する事が出来る様にした産業用ロボツトを提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明に係わる産業用ロボツトは、基体部と、
この基体部に、第1の軸線回りに回転自在に一端を取り
付けられた第1のアームと、この第1のアームの他端部
に、第2の軸線回りに回転自在に一端を取り付けられた
第2のアームと、この第2のアームの他端部に、第3の
軸線に沿って上下動自在及びこの第3の軸線回りに回転
自在に取り付けられ、下端に部品把持のためのフインガ
手段が着脱自在に装着される第3のアームと、これら第
1乃至第3のアームを夫々駆動するための駆動手段と、
この駆動手段を制御するための制御手段と、この制御手
段から前記駆動手段への制御信号供給と、前記フインガ
手段への制御信号供給及び作動流体供給とのための配線
・配管手段とを具備する産業用ロボツトにおいて、前記
配線・配管手段は、前記第1のアームの上方であって前
記第1の軸線まで張り出した第1の固定用治具と、前記
第2のアーム上であって前記第2の軸線上に配設された
第2の固定用治具と、前記第3のアームの上端であって
前記第3の軸線上に配設された第3の固定用治具と、一
端を前記第1の固定用治具上の前記第1の垂直軸線上に
接続され、他端を前記第2の固定用治具上の前記第2の
軸線近傍に接続され、内部を配線・配管の束が挿通され
る第1のパイプと、一端を前記第2の固定用治具上の前
記第2の軸線近傍に接続され、他端を前記第3の固定用
治具上の前記第3の垂直軸線上に接続され、内部を前記
配線・配管の束が挿通される第2のパイプとを備える事
を特徴としている。
【0013】また、この発明に係る産業用ロボツトにお
いて、前記駆動手段は、前記基体部内に配設され、前記
第1のアームを回転駆動するための第1の駆動モータと
、前記第1のアーム上に配設され、前記第2のアームを
回転駆動するための第2の駆動モータと、前記第2のア
ーム上に配設され、前記第3のアームを上下動及び回転
駆動するための第3及び第4の駆動モータとを備えるこ
とを特徴としている。
【0014】また、この発明に係る産業用ロボツトにお
いて、前記第2の駆動モータへの信号供給のための配線
は、一端を前記第1の固定用治具の前記第1の軸線上に
接続され、他端を前記第1のアームの前記第1の軸線上
にスパイラル状に接続される事を特徴としている。また
、この発明に係る産業用ロボツトにおいて、前記第1の
パイプは、一端を前記第1の固定用治具に回転自在に接
続され、他端を前記第2の固定用治具に回動自在に接続
されている事を特徴としている。
【0015】また、この発明に係る産業用ロボツトにお
いて、前記第3及び第4の駆動モータは、前記第2の固
定用治具内に収納されている事を特徴としている。また
、この発明に係る産業用ロボツトにおいて、前記第1の
固定用治具は、前記基体部に取り付けられる直立部と、
この直立部の上端から斜めに延出する傾斜部と、この傾
斜部の先端から水平に延出する水平部とから構成され、
この水平部の先端は、前記第1の軸線上に位置する様に
設定されている事を特徴としている。
【0016】
【作用】以上の様に、課題を解決するための手段を構成
する事により、フインガ手段を駆動するための駆動手段
への制御信号供給及び作動流体供給のための配線・配管
手段が、第2のアームの略回転中に位置する様に、この
第2のアーム上に接続され、また、ここから、駆動手段
への配線手段を含めて、基体部に固定されている。また
、第1のアームの回転中心の上空へ張り出した固定用治
具に、柔軟性を有するパイプ内を通り接続され、更に、
第1のアーム上に載置された駆動手段への制御信号供給
のための配線手段は、第1のアームの回転中心部へ接続
されている。この配線手段は、この接続部から、第1の
アームの回転中心上空へ張り出している固定用治具にス
パイラル形状を有して接続されている。このようにして
、第1及び第2のアームが回転しても、第2のアーム上
から固定用治具に接続されているパイプを固定するナツ
ト間の距離が実質的に変化しない事となる。また、第1
のアーム上にある駆動手段への制御信号供給のための配
線は、第1のアームの回転中心上でスパイラル形状にな
っているため、第1のアームの回転による捩じれを短い
距離で吸収する事が可能となる。
【0017】また、基体部に固定され、且つ、第1のア
ームの回転中心の上空へ張り出している固定用治具が、
斜め形状部を有し、基体部に固定されている垂直部に接
続されているため、第1及び第2のアームから接続され
た配線・配管手段は、小さく曲げられる事もなく、略垂
直方向に配置されるので、第1のアームの回転による捻
じれを、この略垂直部においても吸収することが出来る
事になる。
【0018】
【実施例】以下に、この発明に係わる産業用ロボツトの
一実施例の構成を、図1乃至図3を参照して、詳細に説
明する。図1に示す様に、この一実施例の産業用ロボツ
ト10は、図示しない土台上に起立した状態で固定され
た中空円筒状の基体部12を備えている。この基体部1
2の上端部には、第1の水平アーム14の基端部が、第
1の垂直軸線C1回りに水平面内で回動自在に取り付け
られている。この第1の水平アーム14の先端部上には
、第2の水平アーム16の基端部が、第2の垂直軸線C
2回りに水平面内で回動自在に取り付けられている。 この第2の水平アーム16の先端部には、垂直アーム1
8が第3の垂直軸線C3回りに回動自在に、且つ、この
第3の垂直軸線C3に沿って移動可能に、即ち、上下動
可能に取り付けられている。
【0019】この垂直アーム18は、中空状のパイプ部
材から形成されている。また、この垂直アーム18の下
端には、図示しない部品を把持するためフインガ20が
着脱用治具22を介して、着脱自在に取り付けられてい
る。この着脱用治具22の周面には、フインガ20を駆
動するために、垂直アーム18を通ってきた配管・配線
24の束を、外部に取り出すための複数の開口(図示せ
ず)が形成されている。
【0020】上述した基体部12内には、第1の水平ア
ーム14を回転駆動するための第1の駆動モータ28が
収納されている。また、第1の水平アーム14上の長手
方向に関しての略中央部には、第2の水平アーム16を
回転駆動するための第2の駆動モータ30が載置されて
いる。更に、第2の水平アーム16の基端部、即ち、第
2の水平アーム16の回転中心部には、垂直アーム18
を上下動させるための第3の駆動モータ32と垂直アー
ム18を回動駆動するための第4の駆動モータ34とが
、第2の垂直軸線C3を間に置いた状態で並設されてい
る。これら第3及び第4の駆動モータ32,34は、第
2の水平アーム16の基端部上に配設された所の、第3
及び第4の駆動モータ32,34への配線を固定するた
めの第3の固定用治具36内に収容されている。
【0021】ここで、上述した第1乃至第4の駆動モー
タ28,30,32,34及びフインガ20を駆動制御
するための制御装置38が、図示しない土台上に載置さ
れている。この制御装置38と各駆動モータ28,30
,32,34及びフインガ20とは第1乃至第5の配線
ケーブル40,42,44,46,48を介して接続さ
れており、これら配線ケーブル40,42,44,46
,48を夫々介して、この制御装置38から各駆動モー
タ28,30,32,34及びフインガ20へ制御信号
が供給される様になされている。
【0022】また、上述したフインガ20は、この一実
施例においては、作動流体としての圧縮空気により駆動
される様に構成されている。このため、このフインガ2
0には、図示しない空圧源と接続するための配管として
の空圧チューブ50が接続されている。この空圧チュー
ブ50も、上述した制御装置38において、圧縮空気の
供給の断続制御を受けるために、この制御装置38に一
旦接続されている。そして、上述した配線・配管の束2
4は、これら第1乃至第5の配線ケーブル40,42,
44,46,48と、空圧チューブ50とから構成され
ている。
【0023】以下に、この発明の特徴をなす配線・配管
の態様を説明する。先ず、上述した基体部12の側方に
は、制御装置38からの配線・配管の束24を固定する
ための第1の固定用治具52が取り付けられている。こ
の第1の固定用治具52は底部が開放された中空状に形
成されている。詳細には、この第1の固定用治具52は
、基体部12の側方に固定され、略第2の水平アーム1
6の高さ位置まで直立する直立部52Aと、この直立部
52Aの上端から、第1の垂直軸線C1に向けて近接す
る様に傾斜する傾斜部52Bと、この傾斜部52Bの上
端から第1の垂直軸線C1間で水平に延出する水平部5
2Cとから構成されている。換言すれば、この第1の固
定用治具52の水平部52Cの先端は、第1の水平アー
ム14の第1の垂直軸線C1で規定される回転中心の直
上方に位置する様に設定されている。即ち、この第1の
固定用治具52の上部は、第1の水平アーム14の回転
中心の上空に張り出す様に形成されている。
【0024】そして、上述した配線・配管としての第1
乃至第5の配線ケーブル40,42,44,46,48
及び空圧チューブ50は、これら全てを符号24で示す
様に、束状にまとめた状態で、一旦、第1の固定用治具
52にその底部開口52aから取り入れられている。ま
た、この第1の固定用治具52内において、この束24
から第1の配線ケーブル40が取り外されている。この
ように取り外され、独立した第1の配線ケーブル40は
、第1の固定用治具52と基体部12との接合部に形成
された連通口52bを介して、第1の固定用治具52か
ら基体部12内に取り込まれ、第1の駆動モータ28に
直接接続されている。
【0025】一方、この第1の配線ケーブル40が取り
外された残りの束24は、取り付けブラケツト56を介
して、第1の固定用治具52の内側面にしっかりと固定
され、第1の固定用治具52内の上部まで引き込まれて
いる。この第1の固定用治具52内の上部において、束
24から第2の配線ケーブル42が取り外されている。 この様に束24から取り外され、独立した第2の配線ケ
ーブル42は、第1の固定用治具52の上部の下面、即
ち、第1の水平アーム14の回転中心に対向する部分に
取り付けられた取り付けブラケツト58を介して保持さ
れ、ここに形成された取り出し口52cを通って、第1
の固定用治具52外に取り出されている。
【0026】また、第1の水平アーム14上であつて、
これの回転中心を規定する第1の垂直軸線C1に位置し
た状態で、第2の駆動モータ30への第2の配線ケーブ
ル42を取り付け固定するための第2の固定用治具60
が取り付けられている。この第2の固定用治具60には
、上述した第1の固定用治具52から独立して取り出さ
れた第2の配線ケーブル42が取り入れられている。 そして、第2の配線ケーブル42は、この第2の固定用
治具60内において、取り付けブラケツト62を介して
保持されている。更に、この第2の配線ケーブル42は
、この第2の固定用治具60から取り出され、第2の駆
動モータ30に接続されている。ここで、第1の固定用
治具52と第2の固定用治具60との間に位置する第2
の配線ケーブル42の部分は、図示する様に、スパイラ
ル形状を呈するコイル部42Aとして形成されている。
【0027】このように第1の固定用治具52と第2の
固定用治具60との間にコイル部42Aを有する様に、
第2の配線ケーブル42を構成する事により、第1の水
平アーム14が第1の垂直軸線C1回りに回転駆動した
としても、その回転駆動に伴う第2の配線ケーブル42
の捩じれは、このコイル部42Aにおいて、確実に吸収
され、配線の耐久性・信頼性が高い程度で維持される事
になる。
【0028】また、第2の固定用治具60と第2の駆動
モータ30との間に位置する第2の配線ケーブル42の
部分は、コネクタ64を介して、着脱自在に連結されて
いる。このように第2の固定用治具60と第2の駆動モ
ータ30との間にコネクタ64が介在する様に、第2の
配線ケーブル42を構成する事により、この第2の配線
ケーブル42の引き回し作業は、大幅にその作業性を向
上することが出来る事になる。
【0029】ここで、第1の固定用治具52と上述した
第3の固定用治具36との間には、第1及び第2の配線
ケーブル40,42が取り外された配線・配管の束24
が内部を挿通される第1のパイプ66が略U字状に掛け
渡されている。この第1のパイプ66は、柔軟性を有す
る材料から、可撓性を有する様に形成されている。そし
て、この第1のパイプ66は、その一端で、第1のナツ
ト68を介して、第1の固定用治具52の上部の上面の
、第1の垂直軸線C1と同軸の状態で回転自在に取り付
けられ、その他端で、第2のナツト70と六角ナツト7
2とを介して、第3の固定用治具36の上面の、第1の
固定用治具52側の部分に回転自在に取り付けられてい
る。
【0030】また、この第1のパイプ66は、図2に示
す様に、その外周に、周方向に沿って延出する多数の外
周溝66aが、全長に渡り形成されている。そして、第
1のパイプ66の他端の第3の固定用治具36への取り
付け態様は、この図2に示す様に構成されている。即ち
、第2のナツト70は、上下が夫々開放された円筒状に
形成されており、また、これの下端、即ち、第3の固定
用治具36内に挿入される端部には、ねじが切られてい
る。そして、この第1のパイプ66の他端は、この第2
のナツト70内に挿通されている。
【0031】一方、この第2のナツト70の外周には、
略半円に渡り延出する挿通溝70aが形成されている。 この挿通溝70aには、所謂馬蹄形状の係止部材74が
挿脱自在に取り付けられており、この係止部材74の両
端は、第2のナツト70内に挿通された第1のパイプ6
6に形成された外周溝66a内の互いに対向する部位に
夫々に嵌入されている。この様にして、第1のパイプ6
6の他端は、第2のナツト70に対して回動自在に取り
付けられる事になる。
【0032】この様に、第1のパイプ66が回動自在に
取り付けられた第2のナツト70の下端は、第3の固定
用治具36の上面に丁度、第2のナツト70の下端が挿
通される様に設定されたサイズで形成された取り付け用
開口(図示せず)を通って、第3の固定用治具36内に
取り込まれている。そして、第3の固定用治具36内に
取り込まれた第2のナツト70の下端には、六角ナツト
72が螺合される。この様にして、第2のナツト70と
六角ナツト72とが、第3の固定用治具36の上面部分
を上下から挟み込む事により、第2のナツト70は第3
の固定用治具36に固定され、この結果、第1のパイプ
66の他端は、第3の固定用治具36に対して、第2の
ナツト66を介して回動自在な状態で、且つ、これから
の抜けを阻止された状態で、接続される事になる。
【0033】尚、図2に示す様に、六角ナツト70の下
面には、図示しないボルトを介して、配線・配管の束2
4を保護するための保護治具76が取り付けられている
。この保護治具76は、図3に示す様に、六角ナツト7
0の外径と略同一の外径を有し、上限が開放された円筒
状の本体76aと、この本体76aの下端に一体的に形
成された内方フランジ部76bとから構成されている。 ここで、この内方フランジ部76bの内周縁で規定され
る開口は、第1のパイプ66の他端開口と略同軸となる
様に整合されている。また、この内方フランジ部76b
の内周縁は、丸みを有する様に、断面半円形状を呈する
様に形成されている。
【0034】この様に保護治具76を備える事により、
第1のパイプ66の他端から第2のナツト70の下端を
介して第3の固定用治具36に取り出された配線・配管
の束24は、第1及び第2の水平アーム14,16が回
動駆動される事により捩じれたとしても、丸みのある保
護治具76の内周縁に摺接するのみで、第2のナツト7
0の下端出口の内周面に摺接する事を阻止されている。 この結果、配線・配管の束24が第2のナツト70の下
端出口の内周面に摺接して摩耗により断線する虞は確実
に回避される事になる。
【0035】更に、第1のパイプ66の他端と第2のナ
ツト70との回動可能な結合部には、図示していないが
潤滑剤としてのグリースが添着されている。この様にし
て、第1及び第2の水平アーム14,16の回動駆動に
応じて、第1のパイプ66の他端が第2のナツト70に
対して回転することにより、両者の間に相対的な摺動状
態が発生するが、このグリースの添着ににより、この摺
動に基づく摩耗は効果的に防止される事になる。
【0036】また、上述した様に、この第1のパイプ6
6は、その他端で、第2のナツト70を介して、第3の
固定用治具36の上面の、第1の固定用治具52側の部
分に回転自在に取り付けられている。換言すれば、第1
のパイプ66の他端は、第3の固定用治具36の上面の
、第2の垂直軸線C2の近傍、即ち、略回転中心位置に
接続されている。この結果、第1及び第2の水平アーム
14,16が水平面内で回動した際においても、第1の
パイプ66の両端の距離、即ち、ナツト68,70間の
距離の変化が少なくなり、実質的にこの距離変化分は無
視することが出来る程度となる。
【0037】従つて、この一実施例においては、第1及
び第2の水平アーム14,16が回動したとしても、第
1のパイプ66の両端を夫々第1及び第3の固定用治具
52,36に接続させるための第1及び第2のナツト6
8,70に無用の負荷が掛ることなく、この第1のパイ
プ66と第1及び第2のナツト68,70の寿命の短縮
化が有効に阻止される事になる。
【0038】一方、第1の固定用治具52においては、
上述した様に、直立部52Aと水平部52Cとが、傾斜
部52Bを介して連結されているので、この第1の固定
用治具52内を通る配線・配管用の束24は、この中を
無理なく通り抜け、U字状の第1のパイプ66内を挿通
して、第2のナツト70を介して、第3の固定用治具3
6内に取り出されている。この様にして、この配線・配
管用の束24は、第2のナツト70から実質的に垂直下
方に向けて取り出される事となり、第1及び第2の水平
アーム14,16の回動駆動が行われたとしても、束2
4の捩じれは、この傾斜部52Bで確実に吸収され、第
2のナツト70の出口で、束24が捩じれなくなり、従
つて、第2のナツト70や保護治具76に摺接する事が
効果的に抑制される事となる。この結果、上述した様な
保護治具76の丸みをつけられた摺接面にさえも、この
配線・配管用の束24は摺接し難い状態となり、摩耗に
よる束24の寿命の短縮化が更に有効に抑制され、長寿
命化が図られる事となる。
【0039】また、この第1のパイプ66を通る配線・
配管の束24には、潤滑剤が塗布されている。この結果
、第1及び第2の水平アーム14,16が第1及び第2
の垂直軸線C1,C2回りに夫々回動駆動する事に伴い
変形する第1のパイプ66内で、配線・配管の束24が
捩じれる際の、第1のパイプ66の内壁に摺接する事に
より発生する部分的な負荷が、効果的に軽減される事と
なる。
【0040】一方、この第1のパイプ66内を挿通され
た配線・配管の束24は、第3の固定用治具36内に取
り出される。そして、ここで、束24から第3及び第4
の配線ケーブル44,46が取り外される。このように
束24から取り外され、独立した第3及び第4の配線ケ
ーブル44,46は、取り付けブラケツト78を介して
第3の固定用治具36の内壁に保持され、夫々、第3及
び第4の駆動モータ32,34に接続されている。尚、
この取り付けブラケツト78と第3及び第4の駆動モー
タ32,34との間に夫々位置する第3及び第4の配線
ケーブル44,46の部分は、コネクタ80,82を夫
々介して着脱自在に連結されている。
【0041】また、上述した垂直アーム18の上端には
、フインガ20への配線・配管の束24を取り付け固定
するための第4の固定用治具84が取り付けられている
。この第4の固定用治具84と上述した第3の固定用治
具36との間には、第1乃至第4の配線ケーブル40,
42,44、,46が取り外された配線・配管の束24
が内部を挿通される第2のパイプ86が略U字状に掛け
渡されている。この第2のパイプ86は、上述した第1
のパイプ66と同様に、柔軟性を有する材料から、可撓
性を有する様に形成されている。そして、この第2のパ
イプ86は、その一端で、第3のナツト88を介して、
第3の固定用治具36の上部の上面の、垂直アーム18
側の部分に取り付けられ、その他端で、第4のナツト9
0を介して、第4の固定用治具84の上面に取り付けら
れている。
【0042】この第4の固定用治具84内に取り込まれ
た配線・配管の束24を構成する第5の配線ケーブル4
8及び配管チューブ50は、取り付けブラケツト92を
介して、第4の固定用治具84の内壁に取り付けられ、
この後、中空状の垂直アーム18内を通り、着脱用治具
22を介して、フインガ20に接続されている。尚、こ
れら第5の配線ケーブル48及び配管チューブ50は、
第4の固定用治具84内において、一対のコネクタ94
,96を夫々介して、着脱自在に連結されており、また
、着脱用治具22内において、一対のコネクタ98,1
00を夫々介して、着脱自在に連結されている。
【0043】このように、第5の配線ケーブル48及び
配管チューブ50を、第4の固定用治具84及び着脱用
治具22内において切り離し可能に連結する事により、
フインガ20の取り付け・取り外し作業が簡単に行われ
る事となると共に、配線・配管の断線等により、第2の
パイプ86を交換するための作業が簡単に行われる事に
なる。また、第4の固定用治具84内において、配線・
配管の束24は、取り付けブラケツト92により束ねら
れた状態で取り付けられているので、垂直アーム18が
第3の垂直軸線C3回りに回動駆動された際の、配線・
配管の束24の捻じれを、第2のパイプ86内において
、長い距離で吸収することが出来る事になる。
【0044】また、この第2のパイプ86を通る配線・
配管の束24には、第1のパイプ66と同様に、潤滑剤
が塗布されている。この結果、垂直アーム18が第3の
垂直軸線C3回りに回動駆動したり、第3の垂直軸線C
3に沿って上下動する事に伴い変形する第2のパイプ8
6内で、配線・配管の束24が捩じれる際の、第2のパ
イプ86の内壁に摺接する事により発生する部分的な負
荷が、効果的に軽減される事となる。
【0045】ここで、配線・配管の束24を構成する第
5の配線ケーブル48は、各々が被覆された単線が複数
本まとめて束ねられ、全体が外皮により更に被覆された
ケーブルから構成されているが、この一実施例において
は、第2のパイプ86内を挿通される第5の配線ケーブ
ル48の部分の外皮を部分的に切り開き、中から一部の
単線を取り出す様に加工してある。
【0046】この結果、第5の配線ケーブル48を第2
のパイプ86内に挿通させる作業において、ケーブル自
身の有する剛性が弱められる事となり、この挿通のため
の作業が容易に行われる事となると共に、第2のパイプ
86内を挿通される第5の配線ケーブル48の第2のパ
イプ86内を挿通される部分が、垂直アーム18の第3
の垂直軸線C3回りの回動駆動や、第3の垂直軸線C3
に沿う上下動に伴う捻じれを、効果的に吸収する事が出
来る事となる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
産業用ロボツトは、基体部と、この基体部に、第1の軸
線回りに回転自在に一端を取り付けられた第1のアーム
と、この第1のアームの他端部に、第2の軸線回りに回
転自在に一端を取り付けられた第2のアームと、この第
2のアームの他端部に、第3の軸線に沿って上下動自在
及びこの第3の軸線回りに回転自在に取り付けられ、下
端に部品把持のためのフインガ手段が着脱自在に装着さ
れる第3のアームと、これら第1乃至第3のアームを夫
々駆動するための駆動手段と、この駆動手段を制御する
ための制御手段と、この制御手段から前記駆動手段への
制御信号供給と、前記フインガ手段への制御信号供給及
び作動流体供給とのための配線・配管手段とを具備する
産業用ロボツトにおいて、前記配線・配管手段は、前記
第1のアームの上方であって前記第1の軸線まで張り出
した第1の固定用治具と、前記第2のアーム上であって
前記第2の軸線上に配設された第2の固定用治具と、前
記第3のアームの上端であって前記第3の軸線上に配設
された第3の固定用治具と、一端を前記第1の固定用治
具上の前記第1の垂直軸線上に接続され、他端を前記第
2の固定用治具上の前記第2の軸線近傍に接続され、内
部を配線・配管の束が挿通される第1のパイプと、一端
を前記第2の固定用治具上の前記第2の軸線近傍に接続
され、他端を前記第3の固定用治具上の前記第3の垂直
軸線上に接続され、内部を前記配線・配管の束が挿通さ
れる第2のパイプとを備える事を特徴としている。
【0048】また、この発明に係る産業用ロボツトにお
いて、前記駆動手段は、前記基体部内に配設され、前記
第1のアームを回転駆動するための第1の駆動モータと
、前記第1のアーム上に配設され、前記第2のアームを
回転駆動するための第2の駆動モータと、前記第2のア
ーム上に配設され、前記第3のアームを上下動及び回転
駆動するための第3及び第4の駆動モータとを備えるこ
とを特徴としている。
【0049】また、この発明に係る産業用ロボツトにお
いて、前記第2の駆動モータへの信号供給のための配線
は、一端を前記第1の固定用治具の前記第1の軸線上に
接続され、他端を前記第1のアームの前記第1の軸線上
にスパイラル状に接続される事を特徴としている。また
、この発明に係る産業用ロボツトにおいて、前記第1の
パイプは、一端を前記第1の固定用治具に回転自在に接
続され、他端を前記第2の固定用治具に回動自在に接続
されている事を特徴としている。
【0050】また、この発明に係る産業用ロボツトにお
て、前記第3及び第4の駆動モータは、前記第2の固定
用治具内に収納されている事を特徴としている。また、
この発明に係る産業用ロボツトにおいて、前記第1の固
定用治具は、前記基体部に取り付けられる直立部と、こ
の直立部の上端から斜めに延出する傾斜部と、この傾斜
部の先端から水平に延出する水平部とから構成され、こ
の水平部の先端は、前記第1の軸線上に位置する様に設
定されている事を特徴としている。
【0051】従つて、この発明によれば、配線配管に対
して過剰な負荷がかかる事を防止して、耐久性・信頼性
を向上させる事が出来る様にした産業用ロボツトが提供
される事になる。また、この発明によれば、固定用治具
の製作、配線のアッセンブリ、接続工数等を減じて、コ
ストの低廉化を達成する事が出来る様にした産業用ロボ
ツトが提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る産業用ロボツトの一実施例の構
成を概略的に示す正面図である。
【図2】図1に示す産業用ロボツトにおける第1のパイ
プの他端の第3の固定用治具への取り付け状態を具体的
に示す縦断面図である。
【図3】図2に示す保護治具の具体的形状を示す部分縦
断面図及び平面図である。
【図4】従来技術の第1の例を示す正面図である。
【図5】従来技術の第2の例を示す正面図である。
【図6】従来技術の第3の例を示す正面図である。
【図7】図3に示す従来技術の第1の問題点を説明する
ための図である。
【図8】図3に示す従来技術の第2の問題点を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10    産業用ロボツト、 12    基体部、 14    第1の水平アーム、 16    第2の水平アーム、 18    垂直アーム、 20    フインガ、 24    配線・配管の束、 28    第1の駆動モータ、 30    第2の駆動モータ、 32    第3の駆動モータ、 34    第4の駆動モータ、 36    第3の固定用治具、 38    制御装置、 52    第1の固定用治具; 60    第2の固定用治具、 66    第1のパイプ、 66a    外周溝、 68    第1のナツト、 70    第2のナツト、 70a    挿通孔、 72    六角ナツト、 74    係止部材、 76    保護治具、 84    第4の固定用治具、 86    第2のパイプである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基体部と、この基体部に、第1の軸線
    回りに回転自在に一端を取り付けられた第1のアームと
    、この第1のアームの他端部に、第2の軸線回りに回転
    自在に一端を取り付けられた第2のアームと、この第2
    のアームの他端部に、第3の軸線に沿って上下動自在及
    びこの第3の軸線回りに回転自在に取り付けられ、下端
    に部品把持のためのフインガ手段が着脱自在に装着され
    る第3のアームと、これら第1乃至第3のアームを夫々
    駆動するための駆動手段と、この駆動手段を制御するた
    めの制御手段と、この制御手段から前記駆動手段への制
    御信号供給と、前記フインガ手段への制御信号供給及び
    作動流体供給とのための配線・配管手段とを具備する産
    業用ロボツトにおいて、前記配線・配管手段は、前記第
    1のアームの上方であって前記第1の軸線まで張り出し
    た第1の固定用治具と、前記第2のアーム上であって前
    記第2の軸線上に配設された第2の固定用治具と、前記
    第3のアームの上端であって前記第3の軸線上に配設さ
    れた第3の固定用治具と、一端を前記第1の固定用治具
    上の前記第1の垂直軸線上に接続され、他端を前記第2
    の固定用治具上の前記第2の軸線近傍に接続され、内部
    を配線・配管の束が挿通される第1のパイプと、一端を
    前記第2の固定用治具上の前記第2の軸線近傍に接続さ
    れ、他端を前記第3の固定用治具上の前記第3の垂直軸
    線上に接続され、内部を前記配線・配管の束が挿通され
    る第2のパイプとを備える事を特徴とする産業用ロボツ
    ト。
  2. 【請求項2】  前記駆動手段は、前記基体部内に配設
    され、前記第1のアームを回転駆動するための第1の駆
    動モータと、前記第1のアーム上に配設され、前記第2
    のアームを回転駆動するための第2の駆動モータと、前
    記第2のアーム上に配設され、前記第3のアームを上下
    動及び回転駆動するための第3及び第4の駆動モータと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の産業用ロボツ
    ト。
  3. 【請求項3】  前記第2の駆動モータへの信号供給の
    ための配線は、一端を前記第1の固定用治具の前記第1
    の軸線上に接続され、他端を前記第1のアームの前記第
    1の軸線上にスパイラル状に接続される事を特徴とする
    請求項2記載の産業用ロボツト。
  4. 【請求項4】  前記第1のパイプは、一端を前記第1
    の固定用治具に回転自在に接続され、他端を前記第2の
    固定用治具に回動自在に接続されている事を特徴とする
    請求項1記載の産業用ロボツト。
  5. 【請求項5】  前記第3及び第4の駆動モータは、前
    記第2の固定用治具内に収納されている事を特徴とする
    請求項2記載の産業用ロボツト。
  6. 【請求項6】  前記第1の固定用治具は、前記基体部
    に取り付けられる直立部と、この直立部の上端から斜め
    に延出する傾斜部と、この傾斜部の先端から水平に延出
    する水平部とから構成され、この水平部の先端は、前記
    第1の軸線上に位置する様に設定されている事を特徴と
    する請求項1記載の産業用ロボツト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083623A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Seiko Epson Corp 水平多関節ロボットおよびロボット
JP2016198881A (ja) * 2016-09-08 2016-12-01 セイコーエプソン株式会社 水平多関節ロボット
JP2017100211A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 株式会社デンソーウェーブ 水平多関節型ロボット
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