JP5341421B2 - 溶接ロボット - Google Patents
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Description
溶接ロボット10は、図1中に矢印A〜Fで示した動きをする6つの関節を備え、それぞれが回転または捻りを行って、アームを回転、旋回、揺動または傾動させる。
傾動台15の先端(図1において、上端)には、図1に示すように支持部15aが設けられている。支持部15aには、アッパアーム14の基端部が自身の長手方向軸線としての回転軸線16の周り(すなわち、図1のD矢印方向)に回動自在に嵌入されて支持されている。回転軸線16は第四軸に相当する。
軸受支持部26a(すなわち、取付板25)は、突起部36,37がクッション部材35に当接されるまでの回動範囲において回動が許容されている。
すなわち、図1に示すように、ワイヤ送出口42から延出したトーチケーブル50は、回転軸線16を下方から上方へ向かって交差する部位(以下、第1部位という)と、前記Rを描く部位を経て上方から回転軸線16を交差して下方へ向かう部位(以下、第2部位)を有するように配置されている。
さて、上記のように構成された溶接ロボット10の作用を説明する。
図7では、図1のロアアーム13が鉛直方向に沿って立った立ち姿の状態から、ロアアーム13が第二軸12a周りで後傾(溶接用トーチ19側とは反対側に回動)した場合の溶接ロボット10の状態が示されている。又、図7では水平状態のアッパアーム14に対して、トーチ支持腕17の俯仰角度が図1に示すトーチ支持腕17が鉛直状態から変更されてトーチ支持腕17の俯仰角度が小さくされている。
又、本参考例では、図1の状態から、アッパアーム14が第三軸13a周りに上下方向(C矢印方向)に揺動された場合、或いは、トーチ支持腕17の俯仰角度を変更して、トーチケーブル50の姿勢変化があっても、ワイヤ送給装置30は、回転装置22を介して全方向に回転自在に取付けされている。このため、圧縮バネ28のバネ力に抗して自動的にトーチケーブル50の姿勢に追従してワイヤ送給装置30が回転する。この結果、ワイヤ送給装置30と溶接用トーチ19間のトーチケーブル50に局部的な折れ曲がりが生じることはなく、溶接ワイヤ41を常に安定して溶接用トーチ19に送給することができる。
(1) 本参考例の溶接ロボット10は、基端から延出された部位に支持部15aを有する傾動台15(回転アーム支持体)と、傾動台15の支持部15aに対して、自身の回転軸線16(長手方向軸線)の周りで充実体の軸部14a(基端部)が回転自在に支持されたアッパアーム14(回転アーム)を備えている。そして、溶接ロボット10は、アッパアーム14の先端部に対し、回転軸線16と直交する揺動軸18の周りで回転自在に支持され、溶接用トーチ19を備えたトーチ支持腕17と、傾動台15に対して、支持部15aよりも、基端側寄りの位置に設けられることにより、回転軸線16からオフセットして、取付けられたワイヤ送給装置30を備える。又、溶接ロボット10は、ワイヤ送給装置30のワイヤ送出口42(ワイヤ出口)と溶接用トーチ19間に接続されたトーチケーブル50を備えている。該トーチケーブル50は、ワイヤ送出口42から延出された部位が、傾動台15に対して回転自在に支持されたアッパアーム14の軸部14aを通過しないように、軸部14aよりもアッパアーム14の先端側に向けて延出されるとともに、回転軸線16に交差するように配置されている。
次に、本発明の実施形態を図8(a)を参照して説明する。なお、前記参考例と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成を説明する。
次に、他の実施形態を図8(b)、(e)を参照して説明する。
本実施形態では、図8(b),(e)に示すように、アッパアーム14において、軸部14aと先端部間を筒部14gを設け、筒部14gの内部に、トーチケーブル50を挿入、すなわち、内蔵するようにしている。この場合、筒部14gにおいて、軸部14a寄り位置、すなわち、軸部14aよりも先端側位置にトーチケーブル50を入れるための入口孔14hを設け、先端部に開口14jを設けて、同開口14jを出口孔としたり、筒部14gの先端部寄り位置に出口孔を設けて、トーチケーブル50を筒部14gから出すように配置するものとする(請求項6)。
14…アッパアーム(回転アーム)、14a…軸部、14b…連結部、
14c…ひさし部、
15…傾動台(回転アーム支持体)、
16…回転軸線(長手方向軸線、第四軸)、
17…トーチ支持腕(エンドエフェクタ)、18…揺動軸(第五軸)、
19…溶接用トーチ、30…ワイヤ送給装置、39…コンジットパイプ、
40…ワイヤリール、41…溶接ワイヤ、
42…ワイヤ送出口(ワイヤ出口)、42a…中心軸線、
50…トーチケーブル。
Claims (6)
- 基端から延出された部位に支持部を有する回転アーム支持体と、
前記回転アーム支持体の支持部に対して、自身の長手方向軸線の周りで基端部が回転自在に支持された回転アームと、
前記回転アームの先端部に対して、前記長手方向軸線と直交する軸の周りで回転自在に支持され、溶接用トーチを備えたトーチ支持腕と、
前記回転アーム支持体に対して、前記支持部よりも、下方の位置である基端側寄りの位置に設けられることにより、前記長手方向軸線から下方にオフセットして、取付けられたワイヤ送給装置と、
前記ワイヤ送給装置のワイヤ出口と前記溶接用トーチ間に接続されたトーチケーブルであって、
前記ワイヤ出口から延出された部位が、前記回転アーム支持体に対して回転自在に支持された前記回転アームの基端部を通過しないように、該基端部よりも該回転アームの先端側に向けて延出されるとともに、前記回転アームの基端部と先端部間における前記長手方向軸線に対して下方から上方へ向かって交差する第1部位、及び、上方から交差して下方に向かう第2部位を有するように配置され、
前記回転アームには、前記第1部位と前記第2部位の間の部位を前記回転アームから突出させない部位を有する、トーチケーブルを備えた溶接ロボット。 - 前記ワイヤ送給装置が前記回転アーム支持体に対して、前記長手方向軸線に対して直交する軸線の周りで回転自在に取付けされ、前記トーチ支持腕が前記長手方向軸線と直交する軸の周りで回転した際におけるトーチケーブルの追従動作に応じて、該ワイヤ送給装置が回転することを特徴とする請求項1に記載の溶接ロボット。
- 基端から延出された部位に支持部を有する回転アーム支持体と、
前記回転アーム支持体の支持部に対して、自身の長手方向軸線の周りで基端部が回転自在に支持された回転アームと、
前記回転アーム支持体の基端を前記長手方向軸線と直交する軸の周りで下方から回転自在に支持する支持部材と、
前記回転アームの先端部に対して、前記長手方向軸線と直交する軸の周りで回転自在に支持され、溶接用トーチを備えたトーチ支持腕と、
前記支持部材に対して取付けされることにより、前記長手方向軸線から下方にオフセットして配置されたワイヤ送給装置と、
前記ワイヤ送給装置のワイヤ出口と前記溶接用トーチ間に接続されたトーチケーブルであって、
前記ワイヤ出口から延出された部位が、前記回転アーム支持体に対して回転自在に支持された前記回転アームの基端部を通過しないように、該基端部よりも該回転アームの先端側に向けて延出されるとともに、前記回転アームの基端部と先端部間における前記長手方向軸線に対して下方から上方へ向かって交差する第1部位、及び、上方から交差して下方に向かう第2部位を有するように配置され、
前記回転アームには、前記第1部位と前記第2部位の間の部位を前記回転アームから突出させない部位を有する、トーチケーブルを備えた溶接ロボット。 - 前記ワイヤ送給装置が前記支持部材に対して、前記長手方向軸線に対して直交する軸線の周りで回転自在に取付けされ、前記トーチ支持腕が前記長手方向軸線と直交する軸の周りで回転した際におけるトーチケーブルの追従動作に応じて、該ワイヤ送給装置が回転することを特徴とする請求項3に記載の溶接ロボット。
- 前記回転アームの、前記第1部位と前記第2部位の間の部位を前記回転アームから突出させない部位は、前記長手方向軸線に対する前記ワイヤ送給装置のオフセット方向側の側面が開口するとともに、前記長手方向軸線の延出方向に延びる断面凹状の溝部であり、
該溝部内には前記長手方向軸線が配置されるとともに、前記トーチケーブルの前記ワイヤ出口から延出された部位における前記第1部位と第2部位間の部位が入るように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の溶接ロボット。 - 前記回転アームは、前記長手方向軸線を含むように延出された筒部を有して、前記筒部には前記第1部位と前記第2部位の間の部位を前記回転アームから突出させない部位を含み、
該筒部内には、前記基端部よりも先端部寄りの位置に開口された入口孔を介して、前記ワイヤ出口から延出された前記トーチケーブルが挿入され、かつ、挿入されたトーチケーブルが、前記第1部位及び第2部位を経て回転アームの先端側に設けられた出口孔から出るように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の溶接ロボット。
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