JPH04268806A - 高周波電力増幅装置 - Google Patents

高周波電力増幅装置

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Publication number
JPH04268806A
JPH04268806A JP3048841A JP4884191A JPH04268806A JP H04268806 A JPH04268806 A JP H04268806A JP 3048841 A JP3048841 A JP 3048841A JP 4884191 A JP4884191 A JP 4884191A JP H04268806 A JPH04268806 A JP H04268806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
higher harmonic
high frequency
transistors
Prior art date
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Pending
Application number
JP3048841A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusaku Sasaki
佐々木 秀作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置に関し、特に
、電力増幅装置の出力合成回路において、不要高調波を
抑圧する回路を備えた高周波電力増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波衛星通信装置は、地上から衛
星に向けて電波を送信する場合、不要な電波を送出する
。それによって、他の通信に妨害を与えることがあって
はならないため、特に、厳しく不要波を抑圧することが
、電波法上義務づけられている。
【0003】一般的に、送信装置を構成する高調波電力
増幅装置は、できる限り経済的に運用しようとするため
、許される限りその装置の能力の最大の出力で運転する
ことが望ましい。その結果、電力増幅装置の非線形領域
で使用することになり、その非線形性により高調波を発
生させ、それが不要波となって送出することになる。
【0004】また、電力増幅装置内部においては、特に
、複数の高周波高出力トランジスタの並列合成運転する
出力回路を用いる。この出力回路では、高周波高出力ト
ランジスタの発生する高調波により、トランジスタ相互
間干渉による寄生発振等を引き起こし、それが不要波と
なって送信装置より送出されるという結果を招く。これ
は、高調波が電力増幅装置の出力レベルに依存するため
に、ある出力レベルの時だけこのような現象を引き起こ
すので、対策しずらいものと考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高周波電力増幅装置が
発生する不要高調波の送出を解決するために、大別して
2つの方式がとられている。
【0006】第1の方式は、非線形領域で使用するため
に、不要高調波が生ずる理由から、不要高調波の許容可
能な領域まで、電力増幅装置の出力電力を低下させて運
転する方式である。この方式の一例が図2に示されてい
る。図2において、1,2は高周波高出力トランジスタ
、3は入力端子11,12と出力端子13,14とを備
える格子型ハイブリッド回路、4はアイソレータ、5は
終端器、6は装置出力端子である。この方式では、高周
波高出力トランジスタ1,2が格子型ハイブリッド回路
3の各々の入力端子11,12に接続された構造になっ
ているが、高調波に対しては、格子型ハイブリッド回路
特性だけでは抑圧する効果を有さないため、高周波高出
力トランジスタの発生する不要高調波を抑制することが
できず、出力電力を低下するなどして運転せざるを得な
い欠点がある。そして、装置の能力を低下させて運転す
るため、極めて不経済になるという欠点がある。
【0007】第2の方式は、不要高調波を抑圧するため
に、高周波電力増幅装置の出力回路に高調波抑圧回路を
設ける方式である。この方式の一例が図3に示されてい
る。図3において、1,2は高周波高出力トランジスタ
、3は入力端子11,12と出力端子13,14とを備
える格子型ハイブリッド回路、4,10はアイソレータ
、5は終端器、6は装置出力端子、9は高周波抑圧回路
である。この方式は、図2に高調波抑圧回路としてのロ
ーパスフィルタ(LPF)回路9を設けた方法であるが
、出力電力の高出力化に伴い、LPF回路の耐電力特性
が要求され、構成回路が難しくなるという欠点と、回路
損失の増大を招き、ひいては、出力電力の低下という問
題がある。すなわち、電力増幅装置の高出力化に伴い、
高調波抑圧回路に耐電力性が要求され、構成が難しく、
高価なものになるという欠点がある。また、高調波抑圧
回路を追加構成するために、実装の点からも小型化を阻
むという問題がある。さらに、複数の高周波高出力トラ
ンジスタの並列合成回路で運転する場合に生ずる寄生発
振に対しては、対策できないという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、このような欠点を除去し
、不要高調波を簡単に抑圧できる高周波電力増幅装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、高周波信号を
増幅する第1および第2のトランジスタを備える高周波
電力増幅装置において、第1のトランジスタからの出力
と第2のトランジスタからの出力とを合成すると共に、
第1および第2のトランジスタにより発生する高調波を
抑圧する合成部を有することを特徴としている。
【0010】また、前述した本発明において、合成部で
の高調波の抑圧に、高調波を減衰するローパスフィルタ
を用いるのが好適である。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1の高周波電力増幅装置は、高周波高出力
トランジスタ1,2と、格子型ハイブリッド回路3と、
アイソレータ4と、終端器5とを備えている。
【0013】このような高周波電力増幅装置では、格子
型ハイブリッド回路3は、高周波抑制回路7,8と、入
力端子11,12と、出力端子13,14とを備えてい
る。そして、高周波抑制回路7は、入力端子11と出力
端子13との間に設けられている。高周波抑制回路8は
、入力端子12と出力端子14との間に設けられている
【0014】高周波高出力トランジスタ1,2は、高周
波信号を増幅するものである。高周波高出力トランジス
タ1の出力は、格子型ハイブリッド回路3の入力端子1
1に加えられている。また、高周波高出力トランジスタ
2の出力は、格子型ハイブリッド回路3の入力端子12
に加えられている。
【0015】アイソレータ4は、装置出力端子6を備え
ている。また、アイソレータ4は、格子型ハイブリッド
回路3の出力端子13に接続されている。
【0016】終端器5は、格子型ハイブリッド回路3の
出力端子14に接続されている。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
【0018】並列合成された高周波高出力トランジスタ
1,2は、加えられた高周波信号を増幅し、出力を格子
型ハイブリッド回路3の入力端子11,12に送る。並
列合成された高周波高出力トランジスタ1,2より発生
する不要高調波を、格子型ハイブリッド合成回路3の主
線路入力端子11と出力端子13に挿入された高周波抑
制回路7、主線路入力端子12と出力端子14との間に
挿入された高調波抑圧回路8により抑圧する。格子型ハ
イブリッド回路3の出力端子13からの出力は、アイソ
レータ4を経由して装置出力端子6に送られる。
【0019】すなわち、並列化された高周波高出力トラ
ンジスタ1,2の出力が格子型ハイブリッド合成回路3
の各々の入力端子11,12に接続され、合成された電
力は出力端子13より出力され、出力側アイソレータ4
を経由して装置出力として出力端子6より得る。その時
、格子型ハイブリッド合成回路3の主線路に各々、ロー
パスフィルタ(LPF)7,8が設けられ、それにより
、高周波高出力トランジスタ1,2より発生する不要高
調波を減衰させ、出力端子6に不要高調波を低減した信
号が送られる。
【0020】このように、本実施例は、経済的に安価で
かつ小形化のため、特にマイクロ波集積回路を採用した
高周波電力増幅器の合成回路において、合成回路機能と
同時に、高調波抑圧回路機能を備えたことを特徴とする
。また、高周波電力増幅器の最終段回路部の複数の高出
力高周波トランジスタ出力並列合成回路の、特に、マイ
クロ波格子型ハイブリッド合成回路構成において、その
各々の格子上の主線路部に2逓倍以上高調波に対して減
衰させるローパスフィルタ(LPF)を備えたことを特
徴とする。
【0021】すなわち、高周波電力増幅装置の出力合成
回路部の、特に、マイクロ波集積回路で構成される格子
型ハイブリッド合成回路において、格子上の主線路各々
に高調波抑圧回路を備えた構造を特徴とする。また、こ
の構造において、電力合成機能と、高調波抑圧回路機能
とを同時に兼ね備えたことを特徴とする。さらに、前述
した構造において、高周波高出力トランジスタ相互間の
高調波干渉を阻止するための機能を備えたことを特徴と
する。
【0022】これにより、次の利点が生じる。第一に、
合成回路機能を高調波抑圧回路機能を同時に兼ねること
が可能になり、従来に比べ、回路損失が低減できるとい
う利点がある。第二に、各々の主線路に、高調波抑圧回
路が設けられることによる分散構造のため、抑圧回路の
耐電力が低減でき、また、それにより、容易な高調波抑
圧回路が構成できるという利点がある。第三に、高周波
トランジスタを並列合成運転する場合に生ずる、高調波
による相互干渉寄生発振に対して、きわめて効果がある
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、高周波
信号の電力増幅に際し発生する、不要な高調波を簡単に
抑圧できる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の高周波電力増幅装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来の高周波電力増幅装置の他の例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,2  高周波高出力トランジスタ 3,10  格子型ハイブリッド回路 4  アイソレータ 5  終端器 6  装置出力端子 7〜9  高調波抑圧回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を増幅する第1および第2のト
    ランジスタを備える高周波電力増幅装置において、第1
    のトランジスタからの出力と第2のトランジスタからの
    出力とを合成すると共に、第1および第2のトランジス
    タにより発生する高調波を抑圧する合成部を有すること
    を特徴とする高周波電力増幅装置。
  2. 【請求項2】合成部での高調波の抑圧に、高調波を減衰
    するローパスフィルタを用いた請求項1記載の高周波電
    力増幅装置。
JP3048841A 1991-02-22 1991-02-22 高周波電力増幅装置 Pending JPH04268806A (ja)

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JP3048841A Pending JPH04268806A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 高周波電力増幅装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186960A (ja) * 2004-12-03 2006-07-13 Mitsubishi Electric Corp 90度ハイブリッド回路およびウィルキンソン形電力分配回路
JP2007251794A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Mitsubishi Electric Corp アレイアンテナ装置および送受信モジュール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186960A (ja) * 2004-12-03 2006-07-13 Mitsubishi Electric Corp 90度ハイブリッド回路およびウィルキンソン形電力分配回路
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