JPH04268746A - オリフラ検知ステージ - Google Patents
オリフラ検知ステージInfo
- Publication number
- JPH04268746A JPH04268746A JP3050155A JP5015591A JPH04268746A JP H04268746 A JPH04268746 A JP H04268746A JP 3050155 A JP3050155 A JP 3050155A JP 5015591 A JP5015591 A JP 5015591A JP H04268746 A JPH04268746 A JP H04268746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer edge
- orientation flat
- semiconductor wafer
- wafer
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 81
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 49
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 42
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 31
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 57
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 12
- 238000005286 illumination Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置に用いる
半導体ウェハのオリエンテーションフラットを検出する
ためのオリフラ検知ステージに関する。
半導体ウェハのオリエンテーションフラットを検出する
ためのオリフラ検知ステージに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置に用いられている、オリ
フラ検知ステージとしては、特開昭61−276229
号公報あるいは特開昭63−213356号公報に記載
のもののように、非接触で半導体ウェハの外縁位置を計
測して、その計測結果により前記半導体ウェハのオリエ
ンテーションフラット(以下、「オリフラ」と称す。)
を検出し、該オリフラを、所定の方向および位置に整合
させることにより前記半導体ウェハを位置合わせするも
のが知られている。
フラ検知ステージとしては、特開昭61−276229
号公報あるいは特開昭63−213356号公報に記載
のもののように、非接触で半導体ウェハの外縁位置を計
測して、その計測結果により前記半導体ウェハのオリエ
ンテーションフラット(以下、「オリフラ」と称す。)
を検出し、該オリフラを、所定の方向および位置に整合
させることにより前記半導体ウェハを位置合わせするも
のが知られている。
【0003】上述のようなオリフラ検知ステージの基本
構成について図6を参照して説明する。
構成について図6を参照して説明する。
【0004】このオリフラ検知ステージは、回転アクチ
ュエータ702の動力が回転伝達歯車71,72および
回転軸73を介して伝達されて回転するウェハチャック
62において、半導体ウェハ61を保持して回転させな
がら、前記半導体ウェハ61の外縁部を照明する発光素
子63と前記外縁部の像が結像するラインセンサ66と
からなる非接触外縁位置検出手段によって、前記半導体
ウェハ61の外縁一周分の外縁位置を検出する。前記発
光素子63の出射光はコリメーションレンズ64によっ
て平行光の投光ビームPに変換されて前記半導体ウェハ
61の外縁部に照射され、それによって生じる前記外縁
部の像が投影光学系65を通して前記ラインセンサ66
上に結像する。このラインセンサ66の受光量に相当す
るセンサ出力から、演算処理ユニット67が前記ウェハ
チャック62の回転角度に対する外縁位置を計測する。 前記ウェハチャック62の回転角度は、前記回転軸73
に連結されている回転角度検出器69にて計測されおり
、制御装置68を介して演算処理ユニット67へ通知さ
れる。
ュエータ702の動力が回転伝達歯車71,72および
回転軸73を介して伝達されて回転するウェハチャック
62において、半導体ウェハ61を保持して回転させな
がら、前記半導体ウェハ61の外縁部を照明する発光素
子63と前記外縁部の像が結像するラインセンサ66と
からなる非接触外縁位置検出手段によって、前記半導体
ウェハ61の外縁一周分の外縁位置を検出する。前記発
光素子63の出射光はコリメーションレンズ64によっ
て平行光の投光ビームPに変換されて前記半導体ウェハ
61の外縁部に照射され、それによって生じる前記外縁
部の像が投影光学系65を通して前記ラインセンサ66
上に結像する。このラインセンサ66の受光量に相当す
るセンサ出力から、演算処理ユニット67が前記ウェハ
チャック62の回転角度に対する外縁位置を計測する。 前記ウェハチャック62の回転角度は、前記回転軸73
に連結されている回転角度検出器69にて計測されおり
、制御装置68を介して演算処理ユニット67へ通知さ
れる。
【0005】ここで、前記ラインセンサ66によって計
測した、回転角度に対するウェハ外縁位置の軌跡の一例
を図7に示す。
測した、回転角度に対するウェハ外縁位置の軌跡の一例
を図7に示す。
【0006】このウェハ外縁位置の軌跡を演算処理ユニ
ット67で処理して、図7に示すような、回転角度に対
する圧縮データを求め、オリフラ部分とノイズ成分とを
分離する。
ット67で処理して、図7に示すような、回転角度に対
する圧縮データを求め、オリフラ部分とノイズ成分とを
分離する。
【0007】このようにして検出したオリフラ部分の軌
跡を図8の(a)に示す。
跡を図8の(a)に示す。
【0008】このオリフラ部分の軌跡において、両端部
のデータの中から外縁位置データl1 に対応する反対
側の外縁位置データm1 を検出し、同様に(li,m
i)(i=l,…,n)のn点のデータを検出する。次
に、演算処理ユニット67において、それぞれの平均値
(l+m)/2を求めて記憶し、この平均値の中から最
頻値α(図8の(b)参照)を検出してオリフラ部分の
中心位置とする。そして、このオリフラ部分の中心位置
を基準にして半導ウェハ61の位置合わせを行なう。
のデータの中から外縁位置データl1 に対応する反対
側の外縁位置データm1 を検出し、同様に(li,m
i)(i=l,…,n)のn点のデータを検出する。次
に、演算処理ユニット67において、それぞれの平均値
(l+m)/2を求めて記憶し、この平均値の中から最
頻値α(図8の(b)参照)を検出してオリフラ部分の
中心位置とする。そして、このオリフラ部分の中心位置
を基準にして半導ウェハ61の位置合わせを行なう。
【0009】上述のように、ラインセンサを用いて半導
体ウェハの外縁位置を検出して、該半導体ウェハのオリ
フラを所定の方向に整合させる方法では、前記図7に示
すような、ウェハ外縁位置の軌跡に対して何らかの波形
解析処理を行なってオリフラ位置を検出し、そのデータ
をもとに半導体ウェハの位置合わせを行なっていた。
体ウェハの外縁位置を検出して、該半導体ウェハのオリ
フラを所定の方向に整合させる方法では、前記図7に示
すような、ウェハ外縁位置の軌跡に対して何らかの波形
解析処理を行なってオリフラ位置を検出し、そのデータ
をもとに半導体ウェハの位置合わせを行なっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
製造装置においては、熱工程を経た半導体ウェハの外縁
部のうねりやウェハチャック回転軸の軸ぶれにより、ウ
ェハ外縁が図6のZ方向に移動し、ラインセンサ上の投
影像にデフォーカスエラーが生じていた。このデフォー
カスエラーは投影像の位置検出誤差となって回転角に対
するウェハ外縁位置データに誤差が生じ、このウェハ外
縁位置データからオリフラ位置を求める波形解析処理の
精度を悪化させ、後工程の位置決めの際、正確な位置合
わせができないという問題点がある。また、ウェハ外縁
のデフォーカスはラインセンサ上の投影像のボケを生じ
させるため、該ラインセンサの測定有効長さ以内にこの
ボケ分も含ませる必要があり、ラインセンサの測定有効
長さを長くしなければならないという問題点もある。
製造装置においては、熱工程を経た半導体ウェハの外縁
部のうねりやウェハチャック回転軸の軸ぶれにより、ウ
ェハ外縁が図6のZ方向に移動し、ラインセンサ上の投
影像にデフォーカスエラーが生じていた。このデフォー
カスエラーは投影像の位置検出誤差となって回転角に対
するウェハ外縁位置データに誤差が生じ、このウェハ外
縁位置データからオリフラ位置を求める波形解析処理の
精度を悪化させ、後工程の位置決めの際、正確な位置合
わせができないという問題点がある。また、ウェハ外縁
のデフォーカスはラインセンサ上の投影像のボケを生じ
させるため、該ラインセンサの測定有効長さ以内にこの
ボケ分も含ませる必要があり、ラインセンサの測定有効
長さを長くしなければならないという問題点もある。
【0011】本発明は、上記従来の技術が有する問題点
に鑑みてなされたもので、半導体ウェハ外縁の外縁像の
デフォーカスエラーを極小化して、オリエンテーション
フラット位置の検出精度を向上させるオリフラ検知ステ
ージを提供することを目的をしている。
に鑑みてなされたもので、半導体ウェハ外縁の外縁像の
デフォーカスエラーを極小化して、オリエンテーション
フラット位置の検出精度を向上させるオリフラ検知ステ
ージを提供することを目的をしている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体の微細
パターン焼付けに使用される半導体ウェハを保持するウ
ェハチャックと、該ウェハチャックを、前記半導体ウェ
ハの面内で回転させる回転手段と、前記半導体ウェハの
外縁を証明するための投光手段と、該投光手段に対向し
、前記半導体ウェハの外縁像が投影光学系を通して投影
される受光手段と、前記回転手段によって前記ウェハチ
ャックを回転させながら、前記受光手段の受光量に相当
する出力信号に基づいて、前記ウェハチャックの回転角
度に対応する前記半導体ウエハの外縁一周分のエッジ位
置を、複数の計測ポイントについて計測し、そのエッジ
位置から前記半導体ウェハのオリエンテーションフラッ
ト位置を判別するオリフラ判別手段を有するオリフラ検
知ステージにおいて、前記エッジ位置の計測時に、前記
受光手段に投影される、各計測ポイントに関る外縁像の
デフォーカスエラーを極小化するためのオートフォーカ
ス手段を有するものである。
パターン焼付けに使用される半導体ウェハを保持するウ
ェハチャックと、該ウェハチャックを、前記半導体ウェ
ハの面内で回転させる回転手段と、前記半導体ウェハの
外縁を証明するための投光手段と、該投光手段に対向し
、前記半導体ウェハの外縁像が投影光学系を通して投影
される受光手段と、前記回転手段によって前記ウェハチ
ャックを回転させながら、前記受光手段の受光量に相当
する出力信号に基づいて、前記ウェハチャックの回転角
度に対応する前記半導体ウエハの外縁一周分のエッジ位
置を、複数の計測ポイントについて計測し、そのエッジ
位置から前記半導体ウェハのオリエンテーションフラッ
ト位置を判別するオリフラ判別手段を有するオリフラ検
知ステージにおいて、前記エッジ位置の計測時に、前記
受光手段に投影される、各計測ポイントに関る外縁像の
デフォーカスエラーを極小化するためのオートフォーカ
ス手段を有するものである。
【0013】前記オートフォーカス手段が、半導体ウェ
ハの外縁について、投光手段の出射光軸方向の位置を検
知するための変位センサと、投影光学系を前記出射光軸
方向へ移動させるための光学系移動手段と、予め計測し
た、半導体ウェハの前記出射光軸方向の外縁位置とその
外縁像の合焦点との関係から、前記変化センサが検出し
た外縁位置に基づいて前記各計測ポイントに関る外縁像
の合焦点を求め、該合焦点が受光手段上になるように前
記光学系移動手段を駆動する光学系駆動手段とを有する
もの、あるいは、前記オートフォーカス手段が、受光素
子の出力信号から、各計測ポイントに関る外縁像のデフ
ォーカスエラーを検出するデフォーカス検出手段と、エ
ッジ位置の計測時に、前記デフォーカス検出手段が検出
した検出デフォーカスエラーを観測しながら、該検出デ
フォーカスエラーが、予め定めた前記デフォーカスエラ
ーの許容範囲内に入るように補正する補正手段とを有す
るものとが考えられ、さらに、前記オートフォーカス手
段の補正手段が、投影光学系を投光手段の出射光軸方向
に移動させるための光学系移動手段と、該光学系移動手
段を駆動する光学系駆動手段とを有するものと、投影光
学系がズームレンズを備えており、前記オートフォーカ
ス手段の補正手段が前記ズームレンズを駆動する光学系
駆動手段を有するものとがある。
ハの外縁について、投光手段の出射光軸方向の位置を検
知するための変位センサと、投影光学系を前記出射光軸
方向へ移動させるための光学系移動手段と、予め計測し
た、半導体ウェハの前記出射光軸方向の外縁位置とその
外縁像の合焦点との関係から、前記変化センサが検出し
た外縁位置に基づいて前記各計測ポイントに関る外縁像
の合焦点を求め、該合焦点が受光手段上になるように前
記光学系移動手段を駆動する光学系駆動手段とを有する
もの、あるいは、前記オートフォーカス手段が、受光素
子の出力信号から、各計測ポイントに関る外縁像のデフ
ォーカスエラーを検出するデフォーカス検出手段と、エ
ッジ位置の計測時に、前記デフォーカス検出手段が検出
した検出デフォーカスエラーを観測しながら、該検出デ
フォーカスエラーが、予め定めた前記デフォーカスエラ
ーの許容範囲内に入るように補正する補正手段とを有す
るものとが考えられ、さらに、前記オートフォーカス手
段の補正手段が、投影光学系を投光手段の出射光軸方向
に移動させるための光学系移動手段と、該光学系移動手
段を駆動する光学系駆動手段とを有するものと、投影光
学系がズームレンズを備えており、前記オートフォーカ
ス手段の補正手段が前記ズームレンズを駆動する光学系
駆動手段を有するものとがある。
【0014】また、前記オリフラ判別手段が判別したオ
リエンテーションフラット位置を基準にして半導体ウェ
ハを所望の位置へ移動させるための位置合わせ手段を有
するものが考えられる。
リエンテーションフラット位置を基準にして半導体ウェ
ハを所望の位置へ移動させるための位置合わせ手段を有
するものが考えられる。
【0015】
【作用】本発明のオリフラ検知ステージは、半導体ウェ
ハのエッジ位置の計測時に受光手段に投影される、各計
測ポイントに関る外縁像のデフォーカスエラーをオート
フォーカス手段によって極小化することで、前記外縁像
を前記受光手段上で合焦した状態にすることができ、該
受光手段の受光量に相当する出力信号は前記デフォーカ
スエラーを含まないものにすることができる。
ハのエッジ位置の計測時に受光手段に投影される、各計
測ポイントに関る外縁像のデフォーカスエラーをオート
フォーカス手段によって極小化することで、前記外縁像
を前記受光手段上で合焦した状態にすることができ、該
受光手段の受光量に相当する出力信号は前記デフォーカ
スエラーを含まないものにすることができる。
【0016】前記オートフォーカス手段によるデフォー
カスエラーの極小化については、投影光学系と半導体ウ
ェハ外縁との距離を調整する場合と、受光手段における
外縁像のデフォーカスエラーを所定のトレランス内に抑
える場合とが考えられる。投影光学系と半導体ウェハ外
縁との距離を調整する場合、半導体ウェハの外縁につい
て、投光手段の出射光軸方向の外縁位置を変位センサを
用いて計測し、計測した外縁位置から、予め計測されて
いる、外縁像が合焦状態のときの外縁位置と合焦点との
関係に基づいて、各計測ポイントに関る外縁像の合焦点
を求めて、該合焦点が受光手段上になるように、前記投
影光学系を前記出射光軸方向に移動させる。
カスエラーの極小化については、投影光学系と半導体ウ
ェハ外縁との距離を調整する場合と、受光手段における
外縁像のデフォーカスエラーを所定のトレランス内に抑
える場合とが考えられる。投影光学系と半導体ウェハ外
縁との距離を調整する場合、半導体ウェハの外縁につい
て、投光手段の出射光軸方向の外縁位置を変位センサを
用いて計測し、計測した外縁位置から、予め計測されて
いる、外縁像が合焦状態のときの外縁位置と合焦点との
関係に基づいて、各計測ポイントに関る外縁像の合焦点
を求めて、該合焦点が受光手段上になるように、前記投
影光学系を前記出射光軸方向に移動させる。
【0017】また、外縁像のデフォーカスエラーを所定
のトレランス内に抑える場合、受光手段の出力信号から
各計測ポイントに関る外縁像のデフォーカスエラーをデ
フォーカス検出手段によって求め、求めたデフォーカス
エラーを観測しながら補正手段によって該デフォーカス
エラーを所定のトレランス内に抑える。この場合、補正
手段が、投影光学系を、投光手段の出射光軸方向に移動
させてデフォーカスエラーを抑えるものと、ズームレン
ズを備えた投影光学系の前記ズームレンズを駆動して前
記デフォーカスエラーを抑えるものとがある。
のトレランス内に抑える場合、受光手段の出力信号から
各計測ポイントに関る外縁像のデフォーカスエラーをデ
フォーカス検出手段によって求め、求めたデフォーカス
エラーを観測しながら補正手段によって該デフォーカス
エラーを所定のトレランス内に抑える。この場合、補正
手段が、投影光学系を、投光手段の出射光軸方向に移動
させてデフォーカスエラーを抑えるものと、ズームレン
ズを備えた投影光学系の前記ズームレンズを駆動して前
記デフォーカスエラーを抑えるものとがある。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0019】図1は本発明のオリフラ検知ステージの第
1の実施例を示す図である。
1の実施例を示す図である。
【0020】本実施例のオリフラ検知ステージは、オリ
フラ検知ベース8のステージベース7に、位置合わせ手
段であるYステージ5およびXステージ3が順に設けら
れており、さらに、該Xステージ3上に、半導体ウエハ
1を保持するウエハチャック2が載置されている。前記
Yステージ5はウエハチャック2を図中Y軸方向へ移動
させるためのY軸アクチュエータ6を備え、前記Xステ
ージ3はウエハチャック2を図中X軸方向へ移動させる
ためのX軸アクチュエータ4を備えている。前記ウエハ
チャック2は、その中心(以下、「チャック中心」と称
する。)を軸にしてその面内で前記半導体ウエハ1を回
転させる回転手段(不図示)を備えている。また、前記
チャック中心と同じY座標位置には前記半導体ウエハ1
の外縁の一部位を照明するための発光素子9が固定され
、さらに、該発光素子9に対する受光素子であるライン
センサ13が前記半導体ウエハ1の外縁の像(以下、「
ウエハ外縁像」と称す。)が投影されるように配置され
ている。
フラ検知ベース8のステージベース7に、位置合わせ手
段であるYステージ5およびXステージ3が順に設けら
れており、さらに、該Xステージ3上に、半導体ウエハ
1を保持するウエハチャック2が載置されている。前記
Yステージ5はウエハチャック2を図中Y軸方向へ移動
させるためのY軸アクチュエータ6を備え、前記Xステ
ージ3はウエハチャック2を図中X軸方向へ移動させる
ためのX軸アクチュエータ4を備えている。前記ウエハ
チャック2は、その中心(以下、「チャック中心」と称
する。)を軸にしてその面内で前記半導体ウエハ1を回
転させる回転手段(不図示)を備えている。また、前記
チャック中心と同じY座標位置には前記半導体ウエハ1
の外縁の一部位を照明するための発光素子9が固定され
、さらに、該発光素子9に対する受光素子であるライン
センサ13が前記半導体ウエハ1の外縁の像(以下、「
ウエハ外縁像」と称す。)が投影されるように配置され
ている。
【0021】このラインセンサ13は、ドライブ基盤1
4上に固定されて、前記ウエハ外縁像を前記ラインセン
サ13に投影するための複数の投影レンズからなる投影
光学系11が固定されたレンズ鏡筒12の一端に取付け
られる。前記レンズ鏡筒12は、前記オリフラ検知ベー
ス8上に設置された、光学系移動手段であるZ軸補正ア
クチュエータ18によって、直動ガイド17a,17b
に沿って発光素子9の出射光軸方向であるZ軸方向に移
動される取付板15に取付けられている。これによって
、前記ラインセンサ13は前記チャック中心と同じY座
標でかつ規定のX座標に相当する位置に配され、その位
置において、前記投影光学系11とともに前記半導体ウ
エハ1の外縁とオリフラ検知ベース8との間で前記Z軸
方向に移動可能となっている。前記ウエハ外縁像が投影
されたラインセンサ13の、受光量に相当するセンサ出
力は、オリフラ判別手段である信号処理部22によって
取込まれ、該信号処理部22において、前記センサ出力
に基づいて、前記半導体ウエハ1の外縁のチャック中心
からの距離を示すエッジ位置(図中X方向位置)を、複
数の外縁位置について計測し、そのエッジ位置から前記
半導体ウエハ1のオリフラ位置を検出する。本実施例で
は、前記回転手段によって半導体ウエハ1を回転させな
がら等角度間隔で複数の計測ポイントについてエッジ位
置の計測を行ない、その半導体ウエハ1の回転角度に対
するエッジ位置からオリフラ位置の角度を求める。また
、信号処理部22は、前記エッジ位置の計測に先立って
、ウエハチャック2の静止中に、該半導体ウエハ1の任
意の外縁部についてのウエハ外縁像の、ラインセンサ1
3におけるデフォーカスエラーに相当するボケ量を検出
する。前記信号処理部22が検出した、ウエハ外縁像の
検出ボケ量とオリフラ位置は光学系駆動手段を備えた演
算制御部26へ通知される。
4上に固定されて、前記ウエハ外縁像を前記ラインセン
サ13に投影するための複数の投影レンズからなる投影
光学系11が固定されたレンズ鏡筒12の一端に取付け
られる。前記レンズ鏡筒12は、前記オリフラ検知ベー
ス8上に設置された、光学系移動手段であるZ軸補正ア
クチュエータ18によって、直動ガイド17a,17b
に沿って発光素子9の出射光軸方向であるZ軸方向に移
動される取付板15に取付けられている。これによって
、前記ラインセンサ13は前記チャック中心と同じY座
標でかつ規定のX座標に相当する位置に配され、その位
置において、前記投影光学系11とともに前記半導体ウ
エハ1の外縁とオリフラ検知ベース8との間で前記Z軸
方向に移動可能となっている。前記ウエハ外縁像が投影
されたラインセンサ13の、受光量に相当するセンサ出
力は、オリフラ判別手段である信号処理部22によって
取込まれ、該信号処理部22において、前記センサ出力
に基づいて、前記半導体ウエハ1の外縁のチャック中心
からの距離を示すエッジ位置(図中X方向位置)を、複
数の外縁位置について計測し、そのエッジ位置から前記
半導体ウエハ1のオリフラ位置を検出する。本実施例で
は、前記回転手段によって半導体ウエハ1を回転させな
がら等角度間隔で複数の計測ポイントについてエッジ位
置の計測を行ない、その半導体ウエハ1の回転角度に対
するエッジ位置からオリフラ位置の角度を求める。また
、信号処理部22は、前記エッジ位置の計測に先立って
、ウエハチャック2の静止中に、該半導体ウエハ1の任
意の外縁部についてのウエハ外縁像の、ラインセンサ1
3におけるデフォーカスエラーに相当するボケ量を検出
する。前記信号処理部22が検出した、ウエハ外縁像の
検出ボケ量とオリフラ位置は光学系駆動手段を備えた演
算制御部26へ通知される。
【0022】演算制御部26は、検出ボケ量については
、予め計測した、ウエハ外縁像のボケ量に対する半導体
ウエハ1の外縁のZ方向位置と前記ラインセンサ13の
、ウエハ外縁像の合焦位置との関係から、前記検出ボケ
量を補正するためのZ軸補正量を検出する。そして、検
出したZ軸補正量にしたがってZ補正駆動部21を介し
て、前記Z軸駆動アクチュエータ18を駆動することで
、前記ラインセンサ23をウエハ外縁像の合焦位置へ調
整する。また、オリフラ位置については、該オリフラ位
置を基準にして、前記半導体ウエハ1の、不図示の露光
用ウエハステージへ搬送するロードハンドへの受渡し位
置との位置ずれ量を図中X軸方向、Y軸方向および回転
方向について求め、求めた各位置ずれ量にしたがって半
導体ウエハ1の前記受渡し位置への位置合わせを行なう
。この半導体ウエハ1の位置合わせについては、X軸駆
動部25、Y軸駆動部24およびθ軸駆動部23を介し
て、それぞれ、X軸アクチュエータ4、Y軸アクチュエ
ータ6および前記回転手段を駆動することによって行な
う。さらに、演算制御部26は、前記エッジ位置の計測
に際して、LED駆動部19を介して発光素子9の点灯
、消灯をコントロールするとともに、θ軸駆動部23を
介して前記回転手段の回転をコントロールする。
、予め計測した、ウエハ外縁像のボケ量に対する半導体
ウエハ1の外縁のZ方向位置と前記ラインセンサ13の
、ウエハ外縁像の合焦位置との関係から、前記検出ボケ
量を補正するためのZ軸補正量を検出する。そして、検
出したZ軸補正量にしたがってZ補正駆動部21を介し
て、前記Z軸駆動アクチュエータ18を駆動することで
、前記ラインセンサ23をウエハ外縁像の合焦位置へ調
整する。また、オリフラ位置については、該オリフラ位
置を基準にして、前記半導体ウエハ1の、不図示の露光
用ウエハステージへ搬送するロードハンドへの受渡し位
置との位置ずれ量を図中X軸方向、Y軸方向および回転
方向について求め、求めた各位置ずれ量にしたがって半
導体ウエハ1の前記受渡し位置への位置合わせを行なう
。この半導体ウエハ1の位置合わせについては、X軸駆
動部25、Y軸駆動部24およびθ軸駆動部23を介し
て、それぞれ、X軸アクチュエータ4、Y軸アクチュエ
ータ6および前記回転手段を駆動することによって行な
う。さらに、演算制御部26は、前記エッジ位置の計測
に際して、LED駆動部19を介して発光素子9の点灯
、消灯をコントロールするとともに、θ軸駆動部23を
介して前記回転手段の回転をコントロールする。
【0023】また、前記取付板15には、半導体ウエハ
1側の表面の該半導体ウエハ1の外縁に相当する一部位
に、前記レンズ鏡筒12の取付位置から、チャック中心
に対してΔθの角度間隔を設けて、前記半導体ウエハ1
の外縁と前記取付板15との間の距離を計測するための
変位センサ16が配置されている。この変位センサ16
のセンサ出力はZ変位センサアンプ20を通して、演算
制御部26へ転送され、該演算制御部26にて前記セン
サ出力に基づいて、前記取付板15と半導体ウエハ1の
外縁との間のZ方向距離を求める。このZ方向距離とし
ては、まず前記エッジ位置計測に先立ってラインセンサ
13がウエハ外縁像の合焦位置に調整された際の、該ウ
エハ外縁像に関る外縁部について求め、その値を、エッ
ジ位置計測における各計測ポイントについてのウエハ外
縁像をラインセンサ13に合焦させるためのZ基準値Z
oとして記憶する。そして、前記エッジ位置の計測中に
は、各エッジ位置の計測ポイントに対応する外縁部につ
いてZ方向距離Zi(i=1,…,n)を検出してその
検出Z方向距離Ziと前記Z基準値Zoとの差(ΔZ=
Zo−Zi)を求め、求めた差ΔZに基づいて前記Z軸
補正駆動アクチュエータ18を駆動して各計測ポイント
に対する外縁部の前記取付板15との距離がZ基準値Z
oに相当する距離となるように調整する。
1側の表面の該半導体ウエハ1の外縁に相当する一部位
に、前記レンズ鏡筒12の取付位置から、チャック中心
に対してΔθの角度間隔を設けて、前記半導体ウエハ1
の外縁と前記取付板15との間の距離を計測するための
変位センサ16が配置されている。この変位センサ16
のセンサ出力はZ変位センサアンプ20を通して、演算
制御部26へ転送され、該演算制御部26にて前記セン
サ出力に基づいて、前記取付板15と半導体ウエハ1の
外縁との間のZ方向距離を求める。このZ方向距離とし
ては、まず前記エッジ位置計測に先立ってラインセンサ
13がウエハ外縁像の合焦位置に調整された際の、該ウ
エハ外縁像に関る外縁部について求め、その値を、エッ
ジ位置計測における各計測ポイントについてのウエハ外
縁像をラインセンサ13に合焦させるためのZ基準値Z
oとして記憶する。そして、前記エッジ位置の計測中に
は、各エッジ位置の計測ポイントに対応する外縁部につ
いてZ方向距離Zi(i=1,…,n)を検出してその
検出Z方向距離Ziと前記Z基準値Zoとの差(ΔZ=
Zo−Zi)を求め、求めた差ΔZに基づいて前記Z軸
補正駆動アクチュエータ18を駆動して各計測ポイント
に対する外縁部の前記取付板15との距離がZ基準値Z
oに相当する距離となるように調整する。
【0024】つづいて、本実施例の動作について図2に
示すフローチャートに沿って説明する。
示すフローチャートに沿って説明する。
【0025】図2はオリフラの検出から半導体ウエハの
位置合わせまでの一連の動作を示すフローチャートであ
る。
位置合わせまでの一連の動作を示すフローチャートであ
る。
【0026】オリフラ検出の開始時には、半導体ウエハ
1はオリフラが任意の方向を向いた状態でウエハチャッ
ク2に吸着保持されており、このとき、半導体ウエハ1
の中心(以下、「ウエハ中心」と称す。)とチャック中
心との間には、半導体ウエハ1をウエハチャック2上に
搬送する際の誤差によって生じる規定値内の偏心を持っ
ている。また、Xステージ3およびYステージ5は計測
開始時の所定の位置にある。
1はオリフラが任意の方向を向いた状態でウエハチャッ
ク2に吸着保持されており、このとき、半導体ウエハ1
の中心(以下、「ウエハ中心」と称す。)とチャック中
心との間には、半導体ウエハ1をウエハチャック2上に
搬送する際の誤差によって生じる規定値内の偏心を持っ
ている。また、Xステージ3およびYステージ5は計測
開始時の所定の位置にある。
【0027】最初に、演算制御部26がLED駆動部1
9を駆動して発光素子9を点灯させる。
9を駆動して発光素子9を点灯させる。
【0028】この状態で、発光素子9が発した投光ビー
ムPの光路上の外縁部(図1中計測ポイントPo)につ
いての、ラインセンサ3におけるウエハ外縁像のボケ量
を検出して、該ウエハ外縁像の合焦位置へ、前記ライン
センサ13を移動させるためのZ補正量を求め、該Z補
正量に基づいてZ軸補正アクチュエータ18を駆動する
。これによって、前記計測ポイントPoにおけるウエハ
外縁像は、ラインセンサ13上に結像する(図1中結像
点PL )。その後、回転手段を駆動して、前記半導体
ウエハ1の計測ポイントPoが取付板15の変位センサ
16上に位置するように、前記ウエハチャック2を角度
Δθ分回転させる。そして、その状態で変位センサ16
のセンサ出力から、取付板15と前記計測ポイントPo
との間の距離を求めて、その距離を前記Z基準値Zoと
して演算制御部26に記憶する(S201)。
ムPの光路上の外縁部(図1中計測ポイントPo)につ
いての、ラインセンサ3におけるウエハ外縁像のボケ量
を検出して、該ウエハ外縁像の合焦位置へ、前記ライン
センサ13を移動させるためのZ補正量を求め、該Z補
正量に基づいてZ軸補正アクチュエータ18を駆動する
。これによって、前記計測ポイントPoにおけるウエハ
外縁像は、ラインセンサ13上に結像する(図1中結像
点PL )。その後、回転手段を駆動して、前記半導体
ウエハ1の計測ポイントPoが取付板15の変位センサ
16上に位置するように、前記ウエハチャック2を角度
Δθ分回転させる。そして、その状態で変位センサ16
のセンサ出力から、取付板15と前記計測ポイントPo
との間の距離を求めて、その距離を前記Z基準値Zoと
して演算制御部26に記憶する(S201)。
【0029】つづいて、前記回転手段を駆動して、ウエ
ハチャック2を回転させ、その等速回転中に、前記半導
体ウエハ1の外縁一周分のエッジ位置を等角度間隔で、
複数の計測ポイントPi(i=1,2,…n)について
計測する(S202)。
ハチャック2を回転させ、その等速回転中に、前記半導
体ウエハ1の外縁一周分のエッジ位置を等角度間隔で、
複数の計測ポイントPi(i=1,2,…n)について
計測する(S202)。
【0030】このエッジ位置の計測中は、各計測ポイン
トPiについて、該計測ポイントPiの計測以前に、対
応する外縁部と取付板15との間のZ方向距離Ziを求
め、計測ポイントPiの計測時には、前記Z方向距離Z
iと前記Z基準値Zoとから、その外縁部についてのウ
エハ外縁像に対して前記ラインセンサ13が合焦位置と
なるようにZ位置補正を行なう。
トPiについて、該計測ポイントPiの計測以前に、対
応する外縁部と取付板15との間のZ方向距離Ziを求
め、計測ポイントPiの計測時には、前記Z方向距離Z
iと前記Z基準値Zoとから、その外縁部についてのウ
エハ外縁像に対して前記ラインセンサ13が合焦位置と
なるようにZ位置補正を行なう。
【0031】このZ位置補正は、前述したように、Z方
向距離Ziと基準値Zoとの差ΔZが0となるように前
記Z軸補正駆動アクチュエータ18を駆動することによ
りなされる。このZ方向距離Ziの計測とZ軸補正駆動
アクチュエータ18の駆動とは、ウエハチャック2が前
記変位センサ16とラインセンサ13との配置位置の角
度差Δθ分回転する間に行なわれなければならず、本実
施例では、前記回転手段によるウエハチャック2の角度
Δθ分の回転時間と、前記Z方向距離Ziの計測からラ
インサンサ13のZ位置補正完了までの時間とが等しく
設定されており、各計測ポイントPiにおけるウエハ外
縁像に対して、ラインセンサ13が合焦位置に調整され
た状態で各エッジ位置の計測が行なわれるようになって
いる。
向距離Ziと基準値Zoとの差ΔZが0となるように前
記Z軸補正駆動アクチュエータ18を駆動することによ
りなされる。このZ方向距離Ziの計測とZ軸補正駆動
アクチュエータ18の駆動とは、ウエハチャック2が前
記変位センサ16とラインセンサ13との配置位置の角
度差Δθ分回転する間に行なわれなければならず、本実
施例では、前記回転手段によるウエハチャック2の角度
Δθ分の回転時間と、前記Z方向距離Ziの計測からラ
インサンサ13のZ位置補正完了までの時間とが等しく
設定されており、各計測ポイントPiにおけるウエハ外
縁像に対して、ラインセンサ13が合焦位置に調整され
た状態で各エッジ位置の計測が行なわれるようになって
いる。
【0032】上述のようにして、全計測ポイントPiに
ついてエッジ位置の計測が終了した後、前記発光素子9
を消灯させる。
ついてエッジ位置の計測が終了した後、前記発光素子9
を消灯させる。
【0033】各計測ポイントPiについてのエッジ位置
の計測方法は、前記ラインセンサ13が発光素子9から
一定時間内に受光した光量によって蓄積された電荷を示
すセンサ出力が信号処理部24によって取込み、該信号
処理部24によって、前記センサ出力と前記ラインセン
サ13のチャック中心からの取り付け位置とから、各計
測ポイントPiについてのエッジ位置を求める。半導体
ウエハ1の外縁一周分の計測終了後、ウエハチャック2
が停止するまでに回転した角度をオーバーランの回転量
βとして記憶し、半導体ウエハ1の位置合わせの際の補
正駆動時にフィードバックする。
の計測方法は、前記ラインセンサ13が発光素子9から
一定時間内に受光した光量によって蓄積された電荷を示
すセンサ出力が信号処理部24によって取込み、該信号
処理部24によって、前記センサ出力と前記ラインセン
サ13のチャック中心からの取り付け位置とから、各計
測ポイントPiについてのエッジ位置を求める。半導体
ウエハ1の外縁一周分の計測終了後、ウエハチャック2
が停止するまでに回転した角度をオーバーランの回転量
βとして記憶し、半導体ウエハ1の位置合わせの際の補
正駆動時にフィードバックする。
【0034】ウエハチャック2の回転角θに対するチャ
ック中心からウエハエッジまでの距離lの軌跡を示した
ものが図3である。この軌跡は、チャック中心とウエハ
中心とに偏心がないときは半導体ウェハ1の円弧に相当
するゆるやかなカーブは直線となる。
ック中心からウエハエッジまでの距離lの軌跡を示した
ものが図3である。この軌跡は、チャック中心とウエハ
中心とに偏心がないときは半導体ウェハ1の円弧に相当
するゆるやかなカーブは直線となる。
【0035】つづくステップS203からステップS2
08までまでは計測データの計算処理を行ない、オリフ
ラの位置を判別する。
08までまでは計測データの計算処理を行ない、オリフ
ラの位置を判別する。
【0036】このオリフラ位置の判別においては、図3
に示したチャック中心からウエハエッジまでのエッジ距
離の変化を示すデータ列lをスキャンして極小値を検索
し、極小値およびその極小値をとる回転角を記憶する(
S203)。このとき、計測誤差があると極小値が多数
発生する場合があるので、計測誤差よりも大きい値で量
子化する。例えば、エッジ距離が微小量の変動を繰返し
た場合、それによって生じる極小値は無視してそれ以上
の変動によって生じた極小値のみ認識する。
に示したチャック中心からウエハエッジまでのエッジ距
離の変化を示すデータ列lをスキャンして極小値を検索
し、極小値およびその極小値をとる回転角を記憶する(
S203)。このとき、計測誤差があると極小値が多数
発生する場合があるので、計測誤差よりも大きい値で量
子化する。例えば、エッジ距離が微小量の変動を繰返し
た場合、それによって生じる極小値は無視してそれ以上
の変動によって生じた極小値のみ認識する。
【0037】極小値の数は偏心とオリフラの向いている
方向の関係により、1個あるいは2個であり、1個の場
合はその部分がオリフラに相当するが、2個ある場合に
はどちらがオリフラか判断する必要がある(S204)
。ここでは、極小値の個数によってオリフラ判別の必要
性、すなわち極小値の個数を判断し、極小値が1個でオ
リフラ判別の必要がなければ処理をステップS207に
移している。
方向の関係により、1個あるいは2個であり、1個の場
合はその部分がオリフラに相当するが、2個ある場合に
はどちらがオリフラか判断する必要がある(S204)
。ここでは、極小値の個数によってオリフラ判別の必要
性、すなわち極小値の個数を判断し、極小値が1個でオ
リフラ判別の必要がなければ処理をステップS207に
移している。
【0038】極小値が2個の場合には、オリフラに相当
する部分ではデータ列lの変化率が偏心による変化と比
較して大きいので、以下の手順でオリフラ判別を行なう
。
する部分ではデータ列lの変化率が偏心による変化と比
較して大きいので、以下の手順でオリフラ判別を行なう
。
【0039】まず、ステップS205では、各極小値か
ら左右にデータ列lをスキャンし、その極小値に微小量
Δlを加えた値をとる回転角(図3においてθ11,θ
12,θ21,θ22)を探す。微小量Δlの設定は任
意であるが、スキャン中に2個の極小値の間にある極大
値を超えないようにする必要があり、決定方法の1つと
して、データ列lにおける極大値の小さい方と極小値の
大きい方との差をΔlとする方法がある。
ら左右にデータ列lをスキャンし、その極小値に微小量
Δlを加えた値をとる回転角(図3においてθ11,θ
12,θ21,θ22)を探す。微小量Δlの設定は任
意であるが、スキャン中に2個の極小値の間にある極大
値を超えないようにする必要があり、決定方法の1つと
して、データ列lにおける極大値の小さい方と極小値の
大きい方との差をΔlとする方法がある。
【0040】つづいて、ステップS206では、ΔΘ1
=θ12−θ11 ΔΘ2 =θ22−θ21 として、ΔΘ1 とΔΘ2 のうち小さい値を示す方が
オリフラに相当すると判断する。
=θ12−θ11 ΔΘ2 =θ22−θ21 として、ΔΘ1 とΔΘ2 のうち小さい値を示す方が
オリフラに相当すると判断する。
【0041】ステップS207では、オリフラに相当す
る部分の計測点の組(θi ,li )から、チャック
中心を原点としたx−y座標系でのウエハエッジ位置座
標(xi ,yi ) xi =li cos θi yi =li sin θi を求め、最小二乗法を用いてオリフラが乗っている直線
の式y=ax+bを求める。但し、この計算に用いる計
測点は確実にオリフラ上の点でなければならず、この計
測点は、ウエハ径、オリフラの長さ、偏心の最大可能性
から決定できる。具体的には、ウエハ半径をr、オリフ
ラの長さをs、偏心の最悪値をd,一周の計測点数をn
とすると、必ずオリフラ上に乗っている計測点数は、下
式で求められる整数mをもちいて、2m+1個となる。
る部分の計測点の組(θi ,li )から、チャック
中心を原点としたx−y座標系でのウエハエッジ位置座
標(xi ,yi ) xi =li cos θi yi =li sin θi を求め、最小二乗法を用いてオリフラが乗っている直線
の式y=ax+bを求める。但し、この計算に用いる計
測点は確実にオリフラ上の点でなければならず、この計
測点は、ウエハ径、オリフラの長さ、偏心の最大可能性
から決定できる。具体的には、ウエハ半径をr、オリフ
ラの長さをs、偏心の最悪値をd,一周の計測点数をn
とすると、必ずオリフラ上に乗っている計測点数は、下
式で求められる整数mをもちいて、2m+1個となる。
【0042】
【数1】
しかし、半導体ウエハ1を等速回転させながら計測する
場合、計測時間中にオリフラ部が終わって円弧の部分に
なってしまう可能性がある。故に、最小二乗法に用いる
計測点は両端を除き、極小値を含んで両側へm個ずつ、
即ち全部で2m−1個とする。
場合、計測時間中にオリフラ部が終わって円弧の部分に
なってしまう可能性がある。故に、最小二乗法に用いる
計測点は両端を除き、極小値を含んで両側へm個ずつ、
即ち全部で2m−1個とする。
【0043】図4はチャック中心を原点とした座標系で
半導体ウエハ1を示したものであり、y=ax+bで示
される直線がオリフラの乗っている直線である。
半導体ウエハ1を示したものであり、y=ax+bで示
される直線がオリフラの乗っている直線である。
【0044】ステップS208では、図4において、ス
テップS207で求めた直線の式y=ax+bに対して
チャック中心100から下ろした垂線がx軸正方向とな
す角度、すなわちオリフラ方向を示す角度θOFと、垂
線の長さ、すなわちチャック中心100からオリフラま
での距離lOFとを下式から求める。
テップS207で求めた直線の式y=ax+bに対して
チャック中心100から下ろした垂線がx軸正方向とな
す角度、すなわちオリフラ方向を示す角度θOFと、垂
線の長さ、すなわちチャック中心100からオリフラま
での距離lOFとを下式から求める。
【0045】a≠0のとき、
θOF=tan −1(−1/a)
【0046】
【数2】
a=0のとき、
b>0ならばθOF=90°
b>0ならばθOF=−90°
ここで(xc ,yc )は前記垂線の足の座標である
。但し、ここではθOFはtan −1で求めているの
で、−90°<θOF<90°となっている。したがっ
て、第2,第3象限にオリフラがあった場合には補正す
る必要がある。 具体的には、 a*b>0のとき、 θOF=θOF+180° という処理を加えれば良い。
。但し、ここではθOFはtan −1で求めているの
で、−90°<θOF<90°となっている。したがっ
て、第2,第3象限にオリフラがあった場合には補正す
る必要がある。 具体的には、 a*b>0のとき、 θOF=θOF+180° という処理を加えれば良い。
【0047】その後、ステップS209からステップS
211まででは、半導体ウエハ1をロードハンド(不図
示)に受渡す位置まで計算値に基づいて補正駆動を行な
う。まず、ステップS209では、ステップS208で
求めたオリフラ方向θOFに前述した計測時のオーバー
ランの回転量βと1ポイントの計測時間中に動く角度γ
とを加味してオリフラが指定方向を向くように下式を用
いてθ補正駆動量Δθを算出する。
211まででは、半導体ウエハ1をロードハンド(不図
示)に受渡す位置まで計算値に基づいて補正駆動を行な
う。まず、ステップS209では、ステップS208で
求めたオリフラ方向θOFに前述した計測時のオーバー
ランの回転量βと1ポイントの計測時間中に動く角度γ
とを加味してオリフラが指定方向を向くように下式を用
いてθ補正駆動量Δθを算出する。
【0048】
【数3】
ここで、αは、半導体ウエハ1をロードハンド(不図示
)に受渡す際のオリフラの指定方向がX軸正方向となす
角度である。そして、前記回転手段を駆動してウエハチ
ャック2を駆動量が少ない方向に回転させる。このとき
、バックラッシュを除くため、最終的には計測時と同じ
回転方向からの突き当てとする。
)に受渡す際のオリフラの指定方向がX軸正方向となす
角度である。そして、前記回転手段を駆動してウエハチ
ャック2を駆動量が少ない方向に回転させる。このとき
、バックラッシュを除くため、最終的には計測時と同じ
回転方向からの突き当てとする。
【0049】次に、ステップS210では、ステップS
208で求めたチャック中心からオリフラまでの距離l
OFを用いてステップS209で指定方向を向いたオリ
フラy座標位置がX方向突き当て時のy座標位置になる
ように、Y軸アクチュエータ6を駆動してYステージ5
を移動させる。
208で求めたチャック中心からオリフラまでの距離l
OFを用いてステップS209で指定方向を向いたオリ
フラy座標位置がX方向突き当て時のy座標位置になる
ように、Y軸アクチュエータ6を駆動してYステージ5
を移動させる。
【0050】ステップS211では、ラインセンサ13
および発光素子7を用い、信号処理部22を通してウエ
ハエッジ位置を検出しながら、X軸アクチュエータ4を
駆動してXステージ3を移動させ、一方向からの突き当
てで半導体ウエハ1を所定のロードハンドへの受渡し位
置へ移動させる。
および発光素子7を用い、信号処理部22を通してウエ
ハエッジ位置を検出しながら、X軸アクチュエータ4を
駆動してXステージ3を移動させ、一方向からの突き当
てで半導体ウエハ1を所定のロードハンドへの受渡し位
置へ移動させる。
【0051】次に、本発明の第2実施例について図5を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0052】図5に示す本実施例のオリフラ検知ステー
ジは、前述の図1に示した第1実施例のものから、変位
センサ16およびZ変位センサアンプ20を取除いた構
成にしたものである。
ジは、前述の図1に示した第1実施例のものから、変位
センサ16およびZ変位センサアンプ20を取除いた構
成にしたものである。
【0053】このオリフラ検知ステージの場合、前述の
図2に示したフローチャートにおいて、半導体ウエハ1
のZ軸補正基準値を計測するステップS201とエッジ
位置の計測を行なうステップS202の、半導体ウエハ
1のZ位置補正とに相当する動作が前述の第1実施例の
場合と異なる。
図2に示したフローチャートにおいて、半導体ウエハ1
のZ軸補正基準値を計測するステップS201とエッジ
位置の計測を行なうステップS202の、半導体ウエハ
1のZ位置補正とに相当する動作が前述の第1実施例の
場合と異なる。
【0054】本実施例の場合、ラインセンサ13のセン
サ出力を、デフォーカス検出手段を兼備えた信号処理部
22が取込んで、そのセンサ出力からウエハ外縁像のデ
フォーカスエラーに相当するボケ量を検出する。そして
、この検出ボケ量が、予め定められているトレランス内
に入るように、演算制御部26によってZ補正駆動部2
1を介して光学系移動手段であるZ軸補正アクチュエー
タ18を駆動するというフィードバック系を構成してい
る。
サ出力を、デフォーカス検出手段を兼備えた信号処理部
22が取込んで、そのセンサ出力からウエハ外縁像のデ
フォーカスエラーに相当するボケ量を検出する。そして
、この検出ボケ量が、予め定められているトレランス内
に入るように、演算制御部26によってZ補正駆動部2
1を介して光学系移動手段であるZ軸補正アクチュエー
タ18を駆動するというフィードバック系を構成してい
る。
【0055】このフィードバック系を、エッジ位置の計
測中に動作させることにより、各計測ポイントに関るウ
エハ外縁像のボケ量が、常に、所望のトレランス内に収
まることになり、前記ウエハ外縁像のデフォーカスエラ
ーの極小化による位置合わせの精度向上を図っている。
測中に動作させることにより、各計測ポイントに関るウ
エハ外縁像のボケ量が、常に、所望のトレランス内に収
まることになり、前記ウエハ外縁像のデフォーカスエラ
ーの極小化による位置合わせの精度向上を図っている。
【0056】また、ラインセンサ13のZ位置駆動手段
としては、前述の第1および第2実施例に示したような
、Z軸補正アクチュエータ18を用いるものの他に、投
影光学系11が取付けられた取付板15を固定として、
前記投影光学系11を、ズームレンズを備えたものとし
、そのズームを変化させるアクチュエータを備えた構成
とし、前述の第2実施例と同様なフィードバック系によ
って前記アクチュエータを駆動することで、同様に、ウ
エハ外縁像をラインセンサ13上に合焦させることがで
きる。
としては、前述の第1および第2実施例に示したような
、Z軸補正アクチュエータ18を用いるものの他に、投
影光学系11が取付けられた取付板15を固定として、
前記投影光学系11を、ズームレンズを備えたものとし
、そのズームを変化させるアクチュエータを備えた構成
とし、前述の第2実施例と同様なフィードバック系によ
って前記アクチュエータを駆動することで、同様に、ウ
エハ外縁像をラインセンサ13上に合焦させることがで
きる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記のような効果を奏する。 (1)半導体ウエハのエッジ位置の計測時に、各計測ポ
イントに関る外縁像を受光手段に対して合焦状態とする
ことができるので、前記受光手段の出力信号は、半導体
ウエハの外縁のうねりや回転軸ぶれ等によって生じる、
外縁像のデフォーカスエラーの影響を受けないものとな
り、オリエンテーションフラット位置の検出精度が向上
する。 (2)オリエンテーションフラット位置の検出後に、位
置合わせ手段によって行なう半導体ウエハの位置合わせ
工程においても、前記オリエンテーションフラット位置
を基準にして行なうので、高精度な位置合わせが可能に
なる。
ているので、下記のような効果を奏する。 (1)半導体ウエハのエッジ位置の計測時に、各計測ポ
イントに関る外縁像を受光手段に対して合焦状態とする
ことができるので、前記受光手段の出力信号は、半導体
ウエハの外縁のうねりや回転軸ぶれ等によって生じる、
外縁像のデフォーカスエラーの影響を受けないものとな
り、オリエンテーションフラット位置の検出精度が向上
する。 (2)オリエンテーションフラット位置の検出後に、位
置合わせ手段によって行なう半導体ウエハの位置合わせ
工程においても、前記オリエンテーションフラット位置
を基準にして行なうので、高精度な位置合わせが可能に
なる。
【図1】本発明のオリフラ検知ステージの一実施例を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明のオリフラ検知ステージの動作の一例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】ウエハチャックの回転角θに対するチャック中
心からウエハエッジまでの距離lの変化を示す図である
。
心からウエハエッジまでの距離lの変化を示す図である
。
【図4】x−y座標系における半導体ウエハ1を示す平
面図である。
面図である。
【図5】本発明のオリフラ検知ステージの他の実施例を
示す図である。
示す図である。
【図6】従来のオリフラ検知ステージを示す図である。
【図7】従来のオリフラ検知ステージによって検出した
、ウエハチャックの回転角に対するウエハ外縁位置デー
タの変化と該ウエハ外縁位置データの圧縮データを示す
図である。
、ウエハチャックの回転角に対するウエハ外縁位置デー
タの変化と該ウエハ外縁位置データの圧縮データを示す
図である。
【図8】従来のオリフラ検知ステージの、オリエンテー
ションフラット中心を検出するための方法を示す図であ
り、(a)はオリエンテーションフラット部分のウエハ
外縁位置データli ,mi (i=1,…,n)の変
化を示す図、(b)は(a)に示すウエハ外縁位置デー
タli ,mi に対する(li +mi )/2の頻
度を示す図である。
ションフラット中心を検出するための方法を示す図であ
り、(a)はオリエンテーションフラット部分のウエハ
外縁位置データli ,mi (i=1,…,n)の変
化を示す図、(b)は(a)に示すウエハ外縁位置デー
タli ,mi に対する(li +mi )/2の頻
度を示す図である。
1 半導体ウエハ
2 ウエハチャック
3 Xステージ
4 X軸アクチュエータ
5 Yステージ
6 Y軸アクチュエータ
7 ステージベース
8 オリフラ検知ベース
9 発光素子
10 コリメーションレンズ
11 投影光学系
12 レンズ鏡筒
13 ラインセンサ
14 ドライブ基盤
15 取付板
16 変位センサ
17 直動ガイド
18 Z軸補正アクチュエータ
19 LED駆動部
20 Z変位センサアンプ
21 Z補正駆動部
22 信号処理部
23 θ軸駆動部
24 Y軸駆動部
25 X軸駆動部
26 演算制御部
100 チャック中心
101 ウエハ中心
S201〜S211 ステップ
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体の微細パターン焼付けに使用さ
れる半導体ウェハを保持するウェハチャックと、該ウェ
ハチャックを、前記半導体ウェハの面内で回転させる回
転手段と、前記半導体ウェハの外縁を照明するための投
光手段と、該投光手段に対向し、前記半導体ウェハの外
縁像が投影光学系を通して投影される受光手段と、前記
回転手段によって前記ウェハチャックを回転させながら
、前記受光手段の受光量に相当する出力信号に基づいて
、前記ウェハチャックの回転角度に対応する前記半導体
ウェハの外縁一周分のエッジ位置を、複数の計測ポイン
トについて計測し、そのエッジ位置から前記半導体ウェ
ハのオリエンテーションフラット位置を判別するオリフ
ラ判別手段とを有するオリフラ検知ステージにおいて、
前記エッジ位置の計測時に、前記受光手段に投影される
、各計測ポイントに関る外縁像のデフォーカスエラーを
極小化するためのオートフォーカス手段を有することを
特徴とするオリフラ検知ステージ。 - 【請求項2】 オートフォーカス手段が、半導体ウェ
ハの外縁について、投光手段の出射光軸方向の外縁位置
を検知するための変位センサと、投影光学系を前記出射
光軸方向へ移動させるための光学系移動手段と、予め計
測した、半導体ウェハの前記出射光軸方向の外縁位置と
その外縁像の合焦点との関係から、前記変位センサが検
出した外縁位置に基づいて前記各計測ポイントに関る外
縁像の合焦点を求め、該合焦点が受光手段上になるよう
に前記光学系移動手段を駆動する光学系駆動手段とを有
することを特徴とする請求項1記載のオリフラ検知ステ
ージ。 - 【請求項3】 オートフォーカス手段が、受光素子の
出力信号から、各計測ポイントに関る外縁像のデフォー
カスエラーを検出するデフォーカス検出手段と、エッジ
位置の計測時に、前記デフォーカス検出手段が検出した
検出デフォーカスエラーを計測しながら、該検出デフォ
ーカスエラーが、予め定めた前記デフォーカスエラーの
許容範囲内に入るように補正する補正手段とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載のオリフラ検知ステージ。 - 【請求項4】 オートフォーカス手段の補正手段が、
投影光学系を投光手段の出射光軸方向に移動させるため
の光学系移動手段と、該光学系移動手段を駆動する光学
系駆動手段とを有することを特徴とする請求項3記載の
オリフラ検知ステージ。 - 【請求項5】 投影光学系がズームレンズを備えてお
り、オートフォーカス手段の補正手段が前記ズームレン
ズを駆動する光学系駆動手段を有することを特徴とする
請求項3記載のオリフラ検知ステージ。 - 【請求項6】 オリフラ判別手段が判別したオリエン
テーションフラット位置を基準にして半導体ウェハを所
望の位置へ移動させるための位置合わせ手段を有するこ
とを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のオ
リフラ検知ステージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050155A JPH04268746A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | オリフラ検知ステージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050155A JPH04268746A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | オリフラ検知ステージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04268746A true JPH04268746A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=12851297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3050155A Pending JPH04268746A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | オリフラ検知ステージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04268746A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010239060A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Tokyo Electron Ltd | オリエンテーションフラット指定方法、オリエンテーションフラット検出装置及びオリエンテーションフラット指定用プログラム |
CN103258759A (zh) * | 2012-02-16 | 2013-08-21 | 睿励科学仪器(上海)有限公司 | 一种定向半导体设备精密定位运动平台的装置及方法 |
JP2021173618A (ja) * | 2020-04-24 | 2021-11-01 | Towa株式会社 | 位置決め装置、位置決め方法、樹脂成形システムおよび樹脂成形品の製造方法 |
US11333986B2 (en) | 2020-03-12 | 2022-05-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Detection apparatus, exposure apparatus, and article manufacturing method |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3050155A patent/JPH04268746A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010239060A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Tokyo Electron Ltd | オリエンテーションフラット指定方法、オリエンテーションフラット検出装置及びオリエンテーションフラット指定用プログラム |
CN103258759A (zh) * | 2012-02-16 | 2013-08-21 | 睿励科学仪器(上海)有限公司 | 一种定向半导体设备精密定位运动平台的装置及方法 |
US11333986B2 (en) | 2020-03-12 | 2022-05-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Detection apparatus, exposure apparatus, and article manufacturing method |
JP2021173618A (ja) * | 2020-04-24 | 2021-11-01 | Towa株式会社 | 位置決め装置、位置決め方法、樹脂成形システムおよび樹脂成形品の製造方法 |
KR20210131867A (ko) | 2020-04-24 | 2021-11-03 | 토와 가부시기가이샤 | 위치 결정 장치, 위치 결정 방법, 수지 성형 시스템, 및 수지 성형품의 제조 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6624433B2 (en) | Method and apparatus for positioning substrate and the like | |
US5194743A (en) | Device for positioning circular semiconductor wafers | |
KR101444981B1 (ko) | 노광 장치, 노광 방법 및 디바이스 제조 방법 | |
JPH0652707B2 (ja) | 面位置検出方法 | |
JPH07288276A (ja) | 基板の位置決め装置 | |
JPH09186061A (ja) | 位置決め方法 | |
JP4289961B2 (ja) | 位置決め装置 | |
JPH0122977B2 (ja) | ||
JP3068843B2 (ja) | 露光装置の位置決め方法と位置決め機構 | |
JP2729297B2 (ja) | 半導体ウエハのセンタ合せ装置 | |
JPH09223650A (ja) | 露光装置 | |
JPH04268746A (ja) | オリフラ検知ステージ | |
JP3180357B2 (ja) | 円形基板の位置決め装置および方法 | |
JPH0936202A (ja) | 位置決め方法 | |
JPH11326229A (ja) | 異物検査装置 | |
JP3285256B2 (ja) | レーザロボットの自動アライメント調整方法及び装置 | |
JP2000164680A (ja) | ウェハ位置調整装置 | |
JP2587292B2 (ja) | 投影露光装置 | |
JP2000349043A (ja) | 矩形ビーム用精密焦点合せ方法 | |
JPH01228130A (ja) | 投影露光方法およびその装置 | |
JP2823227B2 (ja) | 位置合わせ装置 | |
JP2861671B2 (ja) | 重ね合せ精度測定装置 | |
US6490026B1 (en) | Method and system for aligning object to be processed with predetermined target article | |
JPH03198319A (ja) | 露光装置 | |
JP2822263B2 (ja) | 半導体ウェハの位置合わせ装置 |