JPH04268730A - 絶縁膜形成方法 - Google Patents

絶縁膜形成方法

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JPH04268730A
JPH04268730A JP2988391A JP2988391A JPH04268730A JP H04268730 A JPH04268730 A JP H04268730A JP 2988391 A JP2988391 A JP 2988391A JP 2988391 A JP2988391 A JP 2988391A JP H04268730 A JPH04268730 A JP H04268730A
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insulating film
gas
substrate
reactor
film
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JP2988391A
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Hisashi Fukuda
永 福田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は絶縁膜形成方法、特に
膜厚の極めて薄い絶縁膜を高品質に形成するための方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】最先端技術により形成されるシリコン集
積回路、特にMOS(Metal  Oxide  S
emiconductor)集積回路では膜厚が極めて
薄い酸化膜がゲート絶縁膜に用いられる。とりわけ1.
0μm以下のゲート長を有するサブミクロンMOSデバ
イスでは膜厚が例えば100オングストローム(以下、
A°の記号で示す場合がある)以下となる酸化膜が用い
られ、このように膜厚を薄くすることによって利得の向
上を図っている。
【0003】酸化膜の形成は、例えば文献:「VLSI
製造技術、徳山    巍、橋本  哲一編著、日経B
P社、P.83(1989)」に示されるように次のよ
うにして行われる。
【0004】この文献に開示されている方法では、先ず
、電気炉によって800〜1200℃に加熱した石英管
内に、清浄化した基板を配置する。その後、酸化膜形成
のための酸化性ガスを石英管内に導入する。酸化性ガス
としては例えば、乾燥した酸素ガス、或いは酸素および
水素の混合ガス、或いは塩酸を霧状にして酸素ガスと混
合したガスを用いる。酸化性ガスを導入した石英管内に
、形成しようとする膜厚に見合った一定時間、一定温度
で基板を放置して酸化膜を連続成長させることによって
、均一な膜厚の酸化膜を基板表面に形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
述べた酸化膜形成方法では、酸化膜を休みなく連続成長
させているので、例えば、100A°以下の薄い領域の
膜厚を制御するのが困難であった。そのため、このよう
な薄い酸化膜を形成する場合、その膜厚制御を行うため
には、800℃以下に酸化温度を下げて酸化速度を下げ
る(以下、これを低温酸化法と称することもある)か、
或いは窒素で酸素を希釈して酸化速度を下げて行う方法
(以下、これを希釈酸化法と称することもある)をとっ
ていた。
【0006】しかしながら、低温酸化法ではシリコン酸
化膜/シリコン(基板)が粗れるという問題があった。 一方、希釈酸化法の場合では、一般に1000℃以上の
高温で長時間熱処理を行うため、不純物の再分布が生じ
、不純物の分布が設計通りにならない等の問題があった
。それ故、上述のいずれの方法を行っても、薄い酸化膜
の絶縁破壊耐性等の膜質自体の向上は望めなかった。
【0007】また、これらの低温酸化法、希釈酸化法に
より得られる酸化膜は一般に緻密ではなく、シリコン酸
化膜/シリコン界面や、酸化膜中に原子の不安定の結合
状態、例えば、未結合手やシリコン原子の不対結合や、
弱い結合を含むSi−Si結合、Si−O結合、O−O
結合、或いは歪んだSi−O−Si結合が多く存在する
非結晶構造となっているため、そもそも界面準位(Di
t)が高くなる傾向があった。このように形成された酸
化膜を、MOS型電界効果トランジスタのゲート酸化膜
として使用する場合、上記の現象に起因して種々の問題
が生じている。例えば、ゲート長1.0μm以下の微細
MOS型電界効果トランジスタにおいては、チャネル領
域で発生したホットエレクトロンが酸化膜中に侵入した
場合、電子はこのようなシリコン原子の不対結合や、歪
んだSi−O−Si結合にトラップされ、新たな界面準
位を発生させ、そのためMOS型トランジスタにおける
閾値電圧の変動や、伝達コンダクタンスの低下を引き起
こすという問題が生じる。
【0008】また、このようにして形成された酸化膜を
用いてMOS構造を構成し、このMOS構造の耐圧試験
を行うと、酸化膜中のシリコン原子の不対結合や歪んだ
Si−O−Si結合等のような結合が切れることにより
、新たなトラップが当該酸化膜中に発生し、このトラッ
プが絶縁破壊の原因となる。
【0009】この発明は、上述した従来の問題点に鑑み
なされたものであり、従って、この発明の目的は、絶縁
膜形成中に生じる不安定な結合手等に起因する膜欠陥を
低減し膜質の優れた薄い絶縁膜を形成できる、絶縁膜形
成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明によれば、反応炉内でシリコンの下地に対
し絶縁膜形成用ガス雰囲気中で加熱処理を行って該下地
に絶縁膜を形成するに当り、第1の絶縁膜形成用ガスを
窒素非含有の第1の酸化性ガスとして用いて下地上にシ
リコン酸化膜を第1の絶縁膜として形成する工程と、続
いて前記第1の酸化性ガスから第2の絶縁膜形成用ガス
としてのフッ素含有の、または、フッ素および窒素含有
の第2の酸化性ガスに切り換えて、前記第1の絶縁膜上
に第2の絶縁膜を形成する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0011】この発明の実施に当り、好ましくは、絶縁
膜の成膜の前処理として、前記下地に対し還元性ガス雰
囲気中で加熱処理を行い、続いて、反応性ガス雰囲気中
で加熱処理を行って清浄化した下地とするのがよい。
【0012】さらに、この発明の実施に当り、好ましく
は、加熱処理を赤外線照射により行うのがよい。
【0013】また、この発明の実施に当り、好ましくは
、第1の絶縁膜形成用ガスを酸素ガスとし、前記第1の
絶縁膜として二酸化シリコン(SiO2)膜をシリコン
基板上に成膜するのがよい。
【0014】また、この発明の実施に当り、好ましくは
、第2の絶縁膜形成用ガスをNF3+N2O、O2+N
F3、O2+F2およびN2O+F2の混合ガス群のう
ちから選ばれたいずれか一種類の混合ガスとし、前記第
2の絶縁膜として、フッ素を含有するまたは、フッ素と
窒素の両方を含有する二酸化シリコン(SiO2)膜を
、前記第1の絶縁膜上に成膜するのがよい。
【0015】また、この発明の実施に当り、好ましくは
、絶縁膜形成のための加熱処理における下地の表面の保
持温度を1000℃以上とするのがよい。
【0016】尚、ここでシリコンの下地とは、シリコン
基板はもとより、その他に、このシリコン基板にエピタ
キシャル層を形成したもの、その他、これらに限らず基
板やエピタキシャル層に素子が作り込まれている中間体
等、酸化膜が形成されるべき広く下地を意味している。
【0017】
【作用】上述したこの発明の絶縁膜形成方法によれば、
窒素非含有の第1の酸化性ガスを用いて、基板上に第1
の絶縁膜を先ず形成し、続いて、フッ素含有または窒素
およびフッ素含有の第2の酸化性ガスを用い、第1の絶
縁膜上に第2のフッ素含有または窒素およびフッ素含有
の絶縁膜を形成する。
【0018】従って、第2の絶縁膜中には数原子%のフ
ッ素原子、窒素原子およびフッ素原子の両者が一様に拡
散し、これら膜中に含まれているシリコン原子の不対結
合や或いは歪んだSi−O−Si結合等のような未結合
手等にフッ素原子、または、窒素原子およびフッ素原子
の両者が作用してSi−F、Si−N結合となるので、
Si−O−Si結合等の弱い結合等が安定な結合状態に
変わると共に、界面準位密度の低下に寄与する。その結
果、第1および第2の膜からなる絶縁膜は膜欠陥のない
、また、絶縁破壊の恐れのない、高品質の膜となる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照し、この出願の発明の実施
例につき説明する。
【0020】尚、図面は発明が理解できる程度に、各構
成成分の寸法、形状および配設位置を概略的に示してい
るにすぎない。また、以下の説明では、特定の材料およ
び特定の数値的条件を挙げて説明するが、これら材料お
よび条件は単なる好適例にすぎず、従ってこれらに何ら
限定されるものではない。
【0021】先ず、この発明の方法の説明に入る前に、
この発明を実施するための装置につき説明する。 <この発明の実施のために使用して好適な絶縁膜形成装
置の構造の実施例の説明>図3はこの発明の方法を実施
するための絶縁膜形成装置の主要部(主として反応炉お
よび加熱部の構成)を概略的に示す断面図である。尚、
図3では反応炉内に基板を設置した状態を示す。
【0022】また図4はこの発明の実施例の説明に供す
る図であり、絶縁膜形成装置の全体構成を概略的に示す
図である。
【0023】図4にも示すように、この絶縁膜形成装置
は、基板が設置される反応炉10と、反応炉10内の真
空排気を行うための排気手段12と、ガス供給部14と
、加熱処理を行うための加熱部16とを備えてなる。 以下、この装置の構造の実施例につき説明する。
【0024】図3にも示すようにこの実施例では、反応
炉(チャンバ)10を例えば本体10a、蓋部材10b
および昇降部材10cから構成する。本体10aおよび
昇降部材10cの形成材料としては、例えばステンレス
を、また蓋部材10bおよび後述の支持体20の形成材
料としては、例えば石英を用いるか、または、その逆の
組み合わせで用いてもよい。
【0025】本体10aおよび昇降部材10cは分離可
能に一体となって凹部aを形成するものであり、昇降部
材10cの凹部aの側に基板18を載せるための支持体
20を設けて昇降部材10cの昇降によって支持体20
をのせた基板18を反応炉10内へ入れ或いは反応炉1
0外へ取り出せるようにする。図示例では昇降部材10
cを例えば機械的に昇降させるための昇降部材10cを
昇降装置22と連結させている。
【0026】また蓋部材10bを着脱自在に本体10a
に取り付ける。本体10aと蓋部材10bおよび昇降部
材10cとの間には気密保持部材24例えばバイトンパ
ッキンを設けており、従って反応炉10内の真空引きを
行った際に気密保持部材24を介し、気密状態が形成で
きるようになしている。
【0027】また凹部aの基板近傍位置に基板18の表
面温度を測定するための温度測定手段26例えばオプテ
ィカルパイロメータを設ける。
【0028】さらにこの実施例では加熱部16を任意好
適な構成の赤外線照射手段、例えば赤外線ランプ16a
とこの手段16aを支持するための支持部材16bとを
以て構成する。赤外線ランプ16aとしては基板18を
効率よく加熱できる波長域の光を発するランプとするの
がよく、基板材料に応じた任意好適なランプで構成する
。この実施例では、タングステンハロゲンランプその他
の任意好適なランプを用いる。好ましくは、複数個の赤
外線ランプ16aを反応炉10内の加熱を均一に行える
ように配置する。
【0029】通常、赤外線ランプ16aは、反応炉10
外に配置する。この際、反応炉10の一部を赤外線を透
過する材料を以て構成し、赤外線を反応炉10外から反
応炉10内に透過させるようにする。既に説明したよう
に、この実施例では、蓋部材10bを石英で構成してあ
るので、赤外線を透過することができる。
【0030】加熱部16の構成および配設位置は後述す
る加熱処理を行える任意好適な構成および配設位置とし
てよく、例えば加熱部16をヒータを以て構成し、この
ヒータを反応炉10内に設けるようにしてもよい。
【0031】支持部材16bの配設位置をこれに限定す
るものではないが、図示例では支持部材16bを支持部
材16bと本体10aとの間に蓋部材10bおよび本体
10aの当接部を閉じ込めるように、本体10aに着脱
自在に取り付け、さらに支持部材16bと本体10との
間に気密保持部材24を設ける。このように支持部材1
6bを設けることによって反応炉10内の真空気密性の
向上が図れる。
【0032】尚、図3において符号28は反応炉10お
よびガス供給部14の間に設けたガス供給管、また30
は反応炉10および排気手段12の間に設けた排気管を
示す。
【0033】次に図4を参照してこの実施例の真空排気
系およびガス供給系につき説明する。尚、真空排気系お
よびガス供給系を以下に述べる例に限定するものではな
い。
【0034】先ず真空排気系につき説明する。この実施
例では排気手段12を例えばターボ分子ポンプ12aと
このポンプ12aと接続されたロータリーポンプ12b
とを以て構成する。排気手段12を例えば図示のように
配設した排気管30およびバルブを介して反応炉10と
連通させて接続する。
【0035】図4において32a〜32dは排気管30
に連通させて設けた真空計(或いは圧力ゲージ)であり
、真空計32aおよび32dを例えば1〜10−3(1
0のマイナス3乗)Torrの範囲の圧力測定に用いる
バラトロン真空計(或いはピラニー真空計)とし、また
真空計32bおよび32cを例えば10−4〜10−1
0(10のマイナス10乗)Torrの範囲の圧力測定
に用いるイオンゲージとする。真空計32bと排気管3
0との間には真空計32bを保護するための自動開閉バ
ルブ34を設け、真空計32bの動作時に真空計32b
に対して10−3Torr以上の圧力を負荷しないよう
にバルブ34の開閉を自動制御する。36a〜36fは
排気手段12および反応炉10の間に設けられる自動開
閉バルブであり、これらバルブ36a〜36fをそれぞ
れ任意好適に開閉することによって、反応炉10内の圧
力を任意好適な圧力に制御し反応炉10内に低真空排気
状態および高真空排気状態を形成する。
【0036】さらに38は圧力調整用のニードルバルブ
および40はレリーフバルブであり、バルブ40は反応
炉10内の圧力が大気圧例えば760Torrを越えた
場合に自動的に開放し、バルブ40の開放によってガス
供給部14から反応炉10内へ供給されたガスを排気す
る。
【0037】次にガス供給系につき説明する。この実施
例ではガス供給部14を還元性ガス源14a、反応性ガ
ス源14b、第1の酸化性ガス源としてこの場合O2ガ
ス源14cと、第2の酸化性ガス源としてこの場合N2
Oガス源14dを以て構成する。さらに、所要に応じ不
活性ガス流入系を設けておいてもよい。ガス供給部14
を例えば図示のように配設した供給管28およびバルブ
を介して反応炉10と連通させて接続する。
【0038】図4において42はガス供給系、44はバ
ルブ、46a〜46d、48aおよび48bは自動開閉
バルブ、50aおよび50bはガス供給部14から反応
炉ガスへ導入されるガスに関する自動ガス流量コントロ
ーラである。
【0039】バルブ44、48a、48b、46a〜4
6dをそれぞれ任意好適に開閉することによって、所望
のガスをガス供給部14から反応炉10へ供給できる。 <この発明の絶縁膜形成方法の実施例の説明>次に、こ
の発明の絶縁膜形成方法につき説明する。
【0040】また、図1は、この発明の説明に供する、
加熱サイクルを説明するための図である。図の横軸は時
間および縦軸は温度をプロットして示してある。
【0041】図2の(A)〜(D)は、この発明の絶縁
膜形成方法の一実施例の説明に供する工程図であり、各
図は、主要工程段階で得られた構造体を断面の切り口を
概略的に示してある。
【0042】また、以下の説明では図3および図4を適
宜参照されたい。
【0043】この発明では、反応炉10内の支持体20
にシリコンの下地を設置した後、下地の清浄化を行って
から、絶縁膜の成膜処理を行う。以下、これにつき順次
説明する。 ■[清浄化]この絶縁膜の成膜前の基板の清浄化法につ
いては、この出願に係る出願人等によって既に提案され
ているが、この発明の方法でもこの清浄化方法を用いる
のが好適であり、これにつき説明する。 前処理   この発明における実施例では、下地として例えばシ
リコン基板を用意し、前処理として従来行われている如
く、化学薬品、純水等を用いて基板18の前洗浄を行う
【0044】次に反応炉10内に基板18を設置する。 基板18は昇降部材10cの支持体20上に固定する。 この際、基板18は空気に一旦さらされるので、基板表
面に自然酸化膜18aが形成されている(図2の(A)
)。
【0045】次に、これらの前処理後、基板表面の清浄
化処理を行う。この清浄化処理は、還元性ガス雰囲気中
で、加熱処理を順次に行って基板18を反応炉10内で
清浄化する。
【0046】以下、この基板の清浄化処理工程につき説
明する。 自然酸化膜の除去   基板の清浄化に当り、先ずバルブ48b、46dを
閉じて基板18を設置した反応炉10内への不活性ガス
の供給を停止する。
【0047】次に、排気手段12によって反応炉10内
を例えば1×10−8(10のマイナス8乗)Torr
の高真空に真空排気し、反応炉10内を清浄化する。こ
の真空排気を行うためバルブ38、36a、36e、3
6f、34を閉じておいてバルブ36b、36c、36
dを開きロータリーポンプ12bを作動させ、反応炉1
0内の圧力を真空計32aでモニタ(監視)しながら真
空排気を行う。そして反応炉10内が例えば1×10−
3(10のマイナス3乗)Torrの圧力となった後、
バルブ36c、36dを閉じてバルブ36e、34を開
き、真空計32bで反応炉10内の圧力をモニタしなが
ら1×10−6(10のマイナス6乗)Torrまで反
応炉10内を真空排気する。
【0048】高真空に反応炉10内を排気したら、次に
反応炉10内に還元性ガス例えば水素ガスを導入する(
図1にIの時間領域で示すH2フロー)。このH2フロ
ー時間を例えば60秒以内とする。還元性ガスの導入に
当っては、次に行う還元性ガス雰囲気中での加熱処理に
おいて、反応炉10内の減圧状態を維持するために、バ
ルブ36b、36e、34を閉じてバルブ38、36a
を開いた状態としてこの状態でバルブ44、48a、4
6aを開いて還元性ガス例えば水素ガスを反応炉10内
に供給する。
【0049】反応炉10内の減圧状態の維持は還元性ガ
スを導入しながらバルブ38を操作するとともに還元性
ガスの流量を自動流量コントローラ50aで調節するこ
とによって行える。この実施例では、反応炉10内を例
えば100〜10−2(10のマイナス2乗)Torr
の低真空の減圧状態に維持する。
【0050】次に加熱部16によって自然酸化膜18a
(図2の(A)参照)の除去のための加熱処理を行う(
図1のH2フロー中H1で示す時間期間の加熱)。この
加熱処理によって還元性ガス雰囲気中で基板18を加熱
して基板18の自然酸化膜18aを還元し自然酸化膜を
基板18から除去する(図2の(B))。基板18の加
熱は例えば基板18への赤外線照射によって行う。 尚、既に説明したように、この実施例では反応炉10内
を減圧状態に維持しながら加熱処理を行う。これにより
、自然酸化膜の還元による反応生成物が反応炉10外へ
排気され、その結果、反応生成物によって基板18およ
び反応炉10内が汚染される度合を低減できる。
【0051】この加熱処理では、基板18の表面温度を
温度測定手段26で測定しながら、例えば基板18の表
面温度を50℃/秒〜200℃/秒の間の適当な割合で
、好ましくは、約100℃/秒で、上昇させて約100
0℃となったら約10〜30秒間1000℃の状態を保
持するように、基板18の加熱を制御する。
【0052】次に、加熱部16による基板18の加熱を
停止すると共にバルブ46aを閉じて還元性ガスの供給
を停止し、そして基板18の表面温度が室温、例えば約
25℃となるまで基板18が冷却するのを待つ。この冷
却は基板18が自然に冷却するようにしてもよいし、強
制的に冷却するようにしてもよい。強制冷却は例えばバ
ルブ48aを閉じてバルブ48b、46dを開けて不活
性ガスを大量に反応炉10内に導入することによって行
える。
【0053】次にバルブ38、36aを閉じてバルブ3
6b、36eを開けて反応炉10内を例えば1×10−
8(10のマイナス8乗)Torrの高真空に排気し、
反応炉10内を清浄化する。 ■[基板表面の清浄]次に、バルブ36b、36eを閉
じてバルブ38、36a、48aおよび46bを開き、
反応性ガス例えば100%三フッ化窒素(NF3)を反
応炉10内に導入する(図1にIIで示す時間領域のN
F3フロー)。このNF3フロー時間を例えば60秒以
内とする。反応性ガスの導入に当っては、次に行う反応
性ガス雰囲気中での加熱処理において反応炉10内の減
圧状態を維持するために、還元性ガス雰囲気中での加熱
処理と同様にして、反応炉10内を例えば100〜10
−2(10のマイナス2乗)Torrの低真空の減圧状
態に維持する。
【0054】次に加熱部16によって加熱処理を行う。 この加熱処理によって、熱的に活性化された反応性ガス
が基板18自体および不純物と化学的に反応して揮発性
の反応生成物を形成し、基板18をエッチングするので
、基板18に付着している無機物等の不純物を除去でき
る。反応性ガスの熱的活性化は例えば反応性ガスに赤外
線を照射することによって行う。反応炉10内を減圧状
態に維持しながら加熱処理を行うので、基板18のエッ
チングによる揮発性の反応生成物が反応炉10外へ排気
され、その結果、反応生成物によって基板18および反
応炉10内が汚染される度合を低減できる。
【0055】この加熱処理で、基板18も加熱するよう
にすれば反応性ガスと基板18および不純物との反応性
が向上し、清浄化も促進される。
【0056】例えば、基板18の表面温度を約1000
℃に保持するように基板18を加熱しながら約20秒(
図1にH2で示す時間期間)間、反応性ガスによる基板
18のエッチングを行えばよい。
【0057】次に、加熱部16による加熱処理を停止す
ると共にバルブ46bを閉じて反応性ガスの供給を停止
し、基板18が室温まで冷却するのを待つ。この冷却は
基板18の自然冷却としてもよいし強制冷却としてもよ
い。
【0058】次に、バルブ38、36aを閉じ、バルブ
36b、36eを開き反応炉10内を例えば1×10−
8(10のマイナス8乗)Torrの高真空に排気する
。 ■[絶縁膜の成膜](イ):第1の絶縁膜の成膜次に窒
素およびフッ素非含有の第1の酸化性ガス雰囲気中で加
熱処理を行って基板18に第1の絶縁膜であるシリコン
酸化膜を形成するためバルブ36b、36eを閉じ、バ
ルブ38、36a、48b、46cを開き、第1の酸化
性ガス例えば酸素(O2)ガスを反応炉10内に供給す
る(図1にIIIで示す時間領域の(O2)フロー)。 このO2フロー時間を例えば10〜120秒以内とする
。この第1の酸化膜の形成は、大気圧下でも行える。し
かし、好ましくは、このとき酸化膜形成時の反応生成物
を反応炉10外に排気するため、反応炉10内を例えば
100〜10−2(10のマイナス2乗)Torrの低
真空の減圧状態に維持する。
【0059】次に、加熱部16による加熱処理によって
基板18を加熱して基板表面に酸化膜51を形成する(
図2の(C))。
【0060】この基板18の加熱は加熱部16の赤外線
ランプ16aによって行う。この際、例えば、基板表面
温度を温度測定手段26で測定しながら、例えば50℃
/秒〜200℃/秒の間の適当な割合で、好ましくは、
昇温速度約100℃/秒で、加熱温度T1である約10
00℃まで上昇させ、好ましくは、約20秒間(図1に
H3で示す時間期間)、約1000℃に保持するように
行う。この場合、上昇温度を一定の割合で行うのが好適
であるが、それは酸化膜等の絶縁膜の成長度合を一定に
して品質のよい膜を形成するためである。尚、昇温速度
を上述したような範囲としたのは膜厚の制御性およびま
たは品質のよい膜を形成するためである。また、加熱温
度T1を約1000℃としたのは、絶縁膜の成膜に要す
る、好ましい最低の温度であるからである。また、時間
期間H3を約20秒間程度としたのは膜厚の制御性およ
びまたは膜質の観点からである。このような条件で、基
板を加熱することによって第1の絶縁膜51として膜厚
約50A°という薄い、良質のシリコン酸化(SiO2
)膜を形成できる。
【0061】この第1の絶縁膜としてのシリコン酸化膜
の膜厚制御は例えば、酸化温度、酸化時間および酸化ガ
スの流量を調整することによって行える。
【0062】(ロ):第2の絶縁膜の成膜次に、絶縁膜
形成ガスを酸素ガスから窒素およびフッ素の両方を含有
する第2の酸化性ガスに代え第1の絶縁膜51上に第2
の絶縁膜53を形成する(図2の(D))。この実施例
では、これを以下に説明するように行う。
【0063】先ず、赤外線ランプ16aの点灯を止め、
基板18の加熱を停止する。次に、バルブ38、36a
を閉じ、バルブ36b、36eを開いて反応炉10内を
例えば1×10−6(10のマイナス6乗)Torrの
高真空に排気する。
【0064】次に、バルブ36b、36eを閉じ、バル
ブ36a、38、48a、46bを開いて三フッ化窒素
(NF3)ガスを反応炉10内に供給し、続いて、48
b、46dを開いて、第2の酸化性ガスとしてこの実施
例の場合、一酸化二窒素(N2O)ガスを反応炉内に供
給する(図1にIVで示す時間領域の(N2O+NF3
)フロー)。この(N2O+NF3)フロー時間を例え
ば10〜120秒以内とする。この混合ガスにおけるN
2OガスとNF3ガスの流量比は任意好適に選択してよ
いが、好ましくは流量比でN2O:NF3=10:1と
するのがよい。この際、反応炉10内は減圧状態に維持
するのが好適である。これによれば、後の加熱処理にお
いて生成される反応生成物等を反応炉10内の減圧状態
の維持は、N2Oガスを導入しながらバルブ38を操作
すると共にN2Oガスの流量を自動コントローラ50b
で、NF3ガスの流量は自動コントローラ50aで調整
することによって行える。
【0065】尚、第1の絶縁膜形成後に反応炉雰囲気を
第1の酸化性ガス雰囲気から第2の酸化性ガス雰囲気に
変えることを、基板の加熱を続けたままの状態で行うこ
とも考えられるが、最終的な膜厚が100A°程度の薄
い酸化膜を形成する場合、ガス交換中に絶縁膜の成長が
進み最終的な膜厚になってしまう危険が高い。従って、
この実施例では、基板加熱を停止した状態でガス交換を
行っている。
【0066】次に、赤外線ランプ16aを点灯し第1の
絶縁膜51の形成済み基板18をN2O+NF3混合ガ
ス雰囲気中で加熱する。具体的には、基板18の表面温
度を温度測定手段26で測定しながら例えば基板18の
表面温度を例えば100℃/秒の割合で上昇させて、加
熱温度T1例えば約1000℃まで上昇させ、好ましく
は、約10〜30秒間の適当な時間期間(図1にH4で
示す期間)、1000℃の状態を保持するように基板1
8の加熱を制御する。このような条件で基板18を加熱
することによって、第1の絶縁膜51上に第2の絶縁膜
53として膜厚が約50A°の、フッ素と窒素とを含有
するSiO2膜を形成できる。ここでは、このフッ素と
窒素とを含有するSiO2膜をシリコン酸化窒化膜(S
iOXNY。但し、X、Y各々は、X,Y≧0である。 但し、S=Y=0はとらない。)と称する。尚、第2の
絶縁膜53の膜厚制御は、例えば、酸化温度、酸化時間
およびN2Oガスの流量を調整することによって行える
。 上述した第1および第2の絶縁膜51および53を以て
、シリコンの下地上に絶縁膜55を形成する(図2の(
D))。
【0067】所望の膜厚の第2の絶縁膜53を形成した
ら、次に赤外線ランプ16aの点灯を停止し基板18の
加熱を停止する。
【0068】この加熱の停止と共に或いは加熱停止の後
に、バルブ46b、46dを閉じてNF3と酸化性ガス
N2Oの供給を同時に停止する。また、酸化膜が必要以
上に成長するのを防止するために、バルブ46dを開い
て反応炉10内のガス雰囲気を不活性ガス、例えば、窒
素(N2)ガスに置換する。
【0069】次に基板18を室温例えば25℃まで冷却
した後、酸化膜53が成膜されている基板を反応炉10
外へ取り出す。
【0070】このような工程を経て得られた酸化膜は、
シリコン酸化膜中(シリコン/酸化膜界面を含む)もと
もと存在していたシリコンの不対原子がハロゲン原子と
結合して界面準位密度の低下に寄与する。また、酸素原
子の不安定な結合状態、例えば、Si−O−Si結合等
のような弱い結合や未結合手が低減され、その結果、形
成されたシリコン酸化膜には膜欠陥はなくなって、高品
質の膜となり、ひいては、この絶縁膜を用いて形成され
る電子デバイスの電気特性の向上を図ることができる。
【0071】この発明は、上述した実施例のみに限られ
るものではなく、以下に説明するような種々の変更また
は変形を加えることができる。
【0072】上述した実施例では、第2の酸化性ガスと
して窒素およびフッ素の両者を含有する例えばNF3+
N2Oの混合ガスを用いたが、これに限定されるもので
はない。第1の絶縁膜のSiO2膜にフッ素(F)が侵
入すればフッ素含有SiO2膜と称し得る膜となり、あ
る程度効果があるので、第2の酸化性ガスとして、フッ
素を含む反応性ガス、例えば(O2+NF3)ガス、(
O2+F2)ガス等であってもよい。さらに、フッ素と
窒素の両方を含む反応性ガス例えばN2O+F2ガスで
あればSiO2膜にフッ素と窒素とが侵入するので、フ
ッ素と窒素とを含有するSiO2膜と称し得る膜となり
、一層効果が上がる。
【0073】また、上述した実施例では第1の酸化性ガ
スとして酸素(O2)ガスを用いたが、この酸素ガスの
代わりに例えば一酸化二窒素(N2O)ガスのような酸
素を含むガスを用いても同様に充分な酸化効果を上げる
ことができる。
【0074】さらに、還元性ガスとして水素ガスを用い
たが、これに限定されるものではなく、水素ガスを含む
ガスであればよい。
【0075】上述の実施例では、各加熱処理を赤外線ラ
ンプにより行っているが、これは基板の加熱および冷却
を応答性よく行うためである。しかし、この発明では、
この加熱処理は、アークランプやレーザビームさらには
ヒータ等で赤外線照射を行ってもよい。
【0076】また、この発明の絶縁膜形成方法は、シリ
コン酸化膜中の原子の不安定な結合状態をより安定な結
合状態に変えるハロゲン元素を含むガスと酸化性ガスと
の混合ガスを用い、加熱処理を行って成膜する限りにお
いては、低温酸化法に適用して絶縁膜を形成した場合、
或いは希釈酸化法に適用して絶縁膜を形成した場合にも
、絶縁膜の膜質の向上が図れることは当業者に明らかで
ある。
【0077】また、上述した実施例では、絶縁膜の形成
前に還元ガス雰囲気中で加熱を行って下地である基板の
清浄化をしているが、所要に応じて、この処理は省いて
も勿論よい。
【0078】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の絶縁膜形成方法によれば、シリコンの下地上に
成膜した第1の絶縁膜上に成膜した第2の絶縁膜中では
、不安定な結合をしていた原子が第2の酸化性ガス中に
含まれるフッ素の原子、または、フッ素と窒素の原子と
結合して安定な結合状態に変わり、従って膜欠陥がなく
、絶縁破壊の生じない、高品質の絶縁膜が得られる。 従って、この発明により形成した絶縁膜を用いて電子デ
バイス例えばMOSトランジスタを作製すると、これら
電子デバイスの電気的特性を従来よりも向上させること
ができる。
【0079】また、絶縁膜形成ガス雰囲気中での加熱処
理を赤外線ランプ照射により行った場合には、基板の加
熱および冷却を応答性よく行える。このため、絶縁膜を
高温条件で形成してもその絶縁膜の成長・停止が容易で
あるので、不純物の再分布も起こらず、従って薄い膜厚
でかつ品質の優れた絶縁膜形成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の絶縁膜形成方法の一実施例の説明に
供する図である。
【図2】(A)〜(D)は、この発明の絶縁膜形成方法
の一実施例の説明に供する工程図である。
【図3】この発明の絶縁膜形成方法の一実施例を実施す
るための装置の要部を概略的に示す断面図である。
【図4】この発明の絶縁膜形成方法の一実施例を実施す
るための装置の全体構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
10:反応炉 10a:本体 10b:蓋部材 10c:昇降部材 12:排気手段 12a:ターボ分子ポンプ 12b:ロータリーポンプ 14:ガス供給部 14a:還元性ガス源 14b:反応性ガス源 14c:第1の酸化性ガス源 14d:第2の酸化性ガス源 16:加熱部 16a:赤外線ランプ 16b:支持部材 18:基板 18a:自然酸化膜 20:支持体 22:昇降装置 24:気密保持部材 26:温度測定手段 28:ガス供給管 30:排気管 32a〜32d:真空計 34、36a〜36f、38、40、44、46a〜4
6d、48a、48b:バルブ 50a、50b:ガス流量コントローラ51:第1の絶
縁膜(例えばSiO2膜)53:第2の絶縁膜(例えば
SiOXNY膜)55:絶縁膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  反応炉内でシリコンの下地に対し絶縁
    膜形成用ガス雰囲気中で加熱処理を行って該下地に絶縁
    膜を形成するに当り、第1の絶縁膜形成用ガスを窒素非
    含有の第1の酸化性ガスとして用いて下地上にシリコン
    酸化膜を第1の絶縁膜として形成する工程と、続いて前
    記第1の酸化性ガスから第2の絶縁膜形成用ガスとして
    のフッ素含有の、または、フッ素および窒素含有の第2
    の酸化性ガスに切り換えて、前記第1の絶縁膜上に第2
    の絶縁膜を形成する工程とを含むことを特徴とする絶縁
    膜形成方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の絶縁膜の成膜の前処
    理として、前記下地に対し還元性ガス雰囲気中で加熱処
    理を行い、続いて、反応性ガス雰囲気中で加熱処理を行
    って清浄化した下地とすることを特徴とする絶縁膜形成
    方法。
  3. 【請求項3】  請求項1および請求項2に記載の加熱
    処理を赤外線照射により行うことを特徴とする絶縁膜形
    成方法。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載の絶縁膜形成方法にお
    いて、第1の絶縁膜形成用ガスを酸素ガスとし、前記第
    1の絶縁膜として二酸化シリコン(SiO2)膜をシリ
    コン基板上に成膜することを特徴とする絶縁膜形成方法
  5. 【請求項5】  請求項1に記載の絶縁膜形成方法にお
    いて、第2の絶縁膜形成用ガスをNF3+N2O、O2
    +NF3、O2+F2およびN2O+F2の混合ガス群
    のうちから選ばれたいずれか一種類の混合ガスとし、前
    記第2の絶縁膜として、フッ素を含有するまたは、フッ
    素と窒素の両方を含有する二酸化シリコン(SiO2)
    膜を、前記第1の絶縁膜上に成膜することを特徴とする
    絶縁膜形成方法。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載の絶縁膜形成方法にお
    いて、絶縁膜形成のための加熱処理における下地の表面
    の保持温度を1000℃以上とすることを特徴とする絶
    縁膜形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698464A (en) * 1993-12-16 1997-12-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing a semiconductor device with oxynitride layer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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