JPH0426860B2 - - Google Patents
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- JPH0426860B2 JPH0426860B2 JP2014072A JP1407290A JPH0426860B2 JP H0426860 B2 JPH0426860 B2 JP H0426860B2 JP 2014072 A JP2014072 A JP 2014072A JP 1407290 A JP1407290 A JP 1407290A JP H0426860 B2 JPH0426860 B2 JP H0426860B2
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 85
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
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- Bathtub Accessories (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は湯の循環と共に気泡を発生することの
できる気泡発生風呂装置に関するものである。
できる気泡発生風呂装置に関するものである。
(従来の技術)
例えば第4図に示すように、送湯ポンプa及び
熱交換器bを設けた給湯器cと浴槽dとから構成
し、送湯ポンプaの吐出側から熱交換器bを経て
浴槽dの湯流入部材e,e′に至る往き管fと、浴
槽dの湯流出部材gから前記送湯ポンプaの吸込
側に戻る戻り管hを構成して浴槽d内の湯を送湯
ポンプaにより強制的に循環し得るようにした強
制循環式風呂装置に於いては、近来、前記湯流入
部材e,e′にエゼクタ等を利用した気泡発生機構
iを設けて、ここから浴槽d内に気泡を混入した
湯を噴出可能としたものがある。
熱交換器bを設けた給湯器cと浴槽dとから構成
し、送湯ポンプaの吐出側から熱交換器bを経て
浴槽dの湯流入部材e,e′に至る往き管fと、浴
槽dの湯流出部材gから前記送湯ポンプaの吸込
側に戻る戻り管hを構成して浴槽d内の湯を送湯
ポンプaにより強制的に循環し得るようにした強
制循環式風呂装置に於いては、近来、前記湯流入
部材e,e′にエゼクタ等を利用した気泡発生機構
iを設けて、ここから浴槽d内に気泡を混入した
湯を噴出可能としたものがある。
かかる気泡発生機構iとしては例えば第5図に
示すものがある。この装置は前記往き管fを接続
した外筒部材j内に、後方側に球面支持部kを形
成した混合流ノズル本体1を、前後の球面支持環
状部材mにより方向転換可能に支持すると共に、
該混合流ノズル本体1には前記往き管fの噴出側
に駆動流ノズル部nとその下流側に、二次流とし
ての空気を混合する空気混合部o、そしてこの空
気混合部oに空気を流入するための空気吸込口p
を構成し、この空気吸込口pに対応して外筒部材
jに空気室q、そしてこの空気室qに空気吸引管
rを接続したものである。この機構iは、外筒部
材jの前側に締付筒部材sを螺合し、該締付筒部
材sのフランジ部tと外筒部材jの前端部間に浴
槽dの取付口uの周りの壁を挟んで締め付けて固
定するものである。
示すものがある。この装置は前記往き管fを接続
した外筒部材j内に、後方側に球面支持部kを形
成した混合流ノズル本体1を、前後の球面支持環
状部材mにより方向転換可能に支持すると共に、
該混合流ノズル本体1には前記往き管fの噴出側
に駆動流ノズル部nとその下流側に、二次流とし
ての空気を混合する空気混合部o、そしてこの空
気混合部oに空気を流入するための空気吸込口p
を構成し、この空気吸込口pに対応して外筒部材
jに空気室q、そしてこの空気室qに空気吸引管
rを接続したものである。この機構iは、外筒部
材jの前側に締付筒部材sを螺合し、該締付筒部
材sのフランジ部tと外筒部材jの前端部間に浴
槽dの取付口uの周りの壁を挟んで締め付けて固
定するものである。
(発明が解決しようとする課題)
従来の気泡発生機構iはこのように、気泡を混
入した湯の噴出部材、即ち湯流入部材eのみを一
体に構成して、前記循環装置cに連なる戻り管h
を接続する湯流出部材gは別体に構成しているの
で、浴槽dにはかかる湯流入部材e及び湯流出部
材gの夫々に対応して取付口u,u′を形成する必
要がある。例えば第4図b,cのように複数の湯
流入部材e,e′,……を使用する場合には、これ
らの湯流入部材e,e′,……に、共通する一つま
たは二つの湯流出部材gを設ければ、湯流入部材
e,e′,……と同数の湯流出部材gを設ける必要
がなくなり、取付口u′の数を減少させることもで
きるが、湯流出部材gが少ないと、それだけそこ
から流出する湯量が増えてしまうので、吸い込み
流による不快感等を生じる場合もあり、またいず
れにしても一つまたは二つの湯流出部材g,g′用
の取付口u,u′は必須であり、従つてその分だけ
施工が面倒となり、浴槽dの美観を損なう場合も
あるという課題がある。
入した湯の噴出部材、即ち湯流入部材eのみを一
体に構成して、前記循環装置cに連なる戻り管h
を接続する湯流出部材gは別体に構成しているの
で、浴槽dにはかかる湯流入部材e及び湯流出部
材gの夫々に対応して取付口u,u′を形成する必
要がある。例えば第4図b,cのように複数の湯
流入部材e,e′,……を使用する場合には、これ
らの湯流入部材e,e′,……に、共通する一つま
たは二つの湯流出部材gを設ければ、湯流入部材
e,e′,……と同数の湯流出部材gを設ける必要
がなくなり、取付口u′の数を減少させることもで
きるが、湯流出部材gが少ないと、それだけそこ
から流出する湯量が増えてしまうので、吸い込み
流による不快感等を生じる場合もあり、またいず
れにしても一つまたは二つの湯流出部材g,g′用
の取付口u,u′は必須であり、従つてその分だけ
施工が面倒となり、浴槽dの美観を損なう場合も
あるという課題がある。
本発明はかかる課題を解決することを目的とす
るものである。
るものである。
(課題を解決するための手段)
本発明の構成を実施例に対応する図面を参照し
て説明すると、本発明の気泡発生風呂装置は、浴
槽1と、該浴槽1との間に湯を循環可能に構成し
た循環装置2とから構成し、前記浴槽1の側壁に
複数の取付口31,……を形成すると共に、該取
付口31,……の夫々に、前記循環装置2からの
往き管6aに接続する駆動流ノズル部9と、浴槽
1内に対応する混合流ノズル部10,……と、空
気吸引管36に接続する空気室を構成した気泡発
生ノズル7を取り付け、これらの気泡発生ノズル
7のうちの少なくとも一つ7aは、内筒部材8の
一方側に駆動流ノズル部9を構成し、他方側に混
合流ノズル部10を構成すると共に、該内筒部材
8の外側に空間11を構成するように外筒部材1
2を装着し、該外筒部材12と内筒部材8の少な
くとも一方側に、他方側方向に突出させた突条1
3を構成して、この突条13により前記空間11
を、前記内筒部材8の一方側に対応する空気室1
4と、他方側に対応する水室15とに区画し、前
記内筒部材8には、前記駆動流ノズル部9の下流
側の空気混合部16と前記空気室14とを連通さ
せる吸込口17を形成すると共に、前記外筒部材
12の他方側には、前記内筒部材8との間に流水
用間隙18を構成する締付筒部材19を螺合する
構成とし、該気泡発生ノズル7aの前記水室11
に前記循環装置2に連なる共通の戻り管6bを接
続したものである。
て説明すると、本発明の気泡発生風呂装置は、浴
槽1と、該浴槽1との間に湯を循環可能に構成し
た循環装置2とから構成し、前記浴槽1の側壁に
複数の取付口31,……を形成すると共に、該取
付口31,……の夫々に、前記循環装置2からの
往き管6aに接続する駆動流ノズル部9と、浴槽
1内に対応する混合流ノズル部10,……と、空
気吸引管36に接続する空気室を構成した気泡発
生ノズル7を取り付け、これらの気泡発生ノズル
7のうちの少なくとも一つ7aは、内筒部材8の
一方側に駆動流ノズル部9を構成し、他方側に混
合流ノズル部10を構成すると共に、該内筒部材
8の外側に空間11を構成するように外筒部材1
2を装着し、該外筒部材12と内筒部材8の少な
くとも一方側に、他方側方向に突出させた突条1
3を構成して、この突条13により前記空間11
を、前記内筒部材8の一方側に対応する空気室1
4と、他方側に対応する水室15とに区画し、前
記内筒部材8には、前記駆動流ノズル部9の下流
側の空気混合部16と前記空気室14とを連通さ
せる吸込口17を形成すると共に、前記外筒部材
12の他方側には、前記内筒部材8との間に流水
用間隙18を構成する締付筒部材19を螺合する
構成とし、該気泡発生ノズル7aの前記水室11
に前記循環装置2に連なる共通の戻り管6bを接
続したものである。
上記の構成に於いて、循環装置2は、単なるポ
ンプ装置とする他、循環水を加熱可能な熱交換器
4を備えた給湯装置とすることができる。また、
前述した締付筒部材19には水連通孔21を構成
したキヤツプ22を装着することができ、この場
合には自体に水連通用兼用の締付工具係合用凹部
26を形成して、前記水連通孔21と共に該凹部
26を介して浴槽1内の湯を流出することができ
る。また前記キヤツプ22と締付筒部材19間に
は適宜のフイルタ23を介装することができる。
ンプ装置とする他、循環水を加熱可能な熱交換器
4を備えた給湯装置とすることができる。また、
前述した締付筒部材19には水連通孔21を構成
したキヤツプ22を装着することができ、この場
合には自体に水連通用兼用の締付工具係合用凹部
26を形成して、前記水連通孔21と共に該凹部
26を介して浴槽1内の湯を流出することができ
る。また前記キヤツプ22と締付筒部材19間に
は適宜のフイルタ23を介装することができる。
また、前記混合流ノズル部10は、その後方側
に形成した球面支持部27を、前後の球面支持環
状部材28,29により前記内筒部材8の他方側
に方向転換可能に支持する構成とすることがで
き、この場合後側の該球面支持環状部材29と内
筒部材8の端部間にOリング30を介装すること
ができる。
に形成した球面支持部27を、前後の球面支持環
状部材28,29により前記内筒部材8の他方側
に方向転換可能に支持する構成とすることがで
き、この場合後側の該球面支持環状部材29と内
筒部材8の端部間にOリング30を介装すること
ができる。
更に、前記の駆動流ノズル部9は、内筒部材8
の一方側に偏心させて構成することができる。
の一方側に偏心させて構成することができる。
(作用)
循環装置2から供給される湯は往き管6aから
複数の気泡発生ノズル7a,7bの夫々の駆動流
ノズル部9に流入し、エゼクタ作用によつて空気
吸引管36から空気室を経て空気混合部に流入す
る空気と混合して、混合流ノズル部10から浴槽
1内に流出する。一方、浴槽1内の湯は、気泡発
生ノズル7aの締付筒部材19と内筒部材8との
流水用間隙18を経て水室15に至り、ここから
戻り管6bを経て循環装置2の送湯ポンプ5の吸
込側に戻り、循環に供される。そして該送湯ポン
プ5で昇圧された湯は、そのまま又は熱交換器4
で適宜昇温され、再び往き管6aを経て、上述し
たように複数の気泡発生ノズル7a,7bから浴
槽1に流入する。
複数の気泡発生ノズル7a,7bの夫々の駆動流
ノズル部9に流入し、エゼクタ作用によつて空気
吸引管36から空気室を経て空気混合部に流入す
る空気と混合して、混合流ノズル部10から浴槽
1内に流出する。一方、浴槽1内の湯は、気泡発
生ノズル7aの締付筒部材19と内筒部材8との
流水用間隙18を経て水室15に至り、ここから
戻り管6bを経て循環装置2の送湯ポンプ5の吸
込側に戻り、循環に供される。そして該送湯ポン
プ5で昇圧された湯は、そのまま又は熱交換器4
で適宜昇温され、再び往き管6aを経て、上述し
たように複数の気泡発生ノズル7a,7bから浴
槽1に流入する。
本発明はこのように、複数の気泡発生ノズル7
a,7bのうちの少なくとも一つの気泡発生ノズ
ル7aに、浴槽1内の湯を戻り管6bに流出させ
る機能を一体に構成しているので、浴槽1には上
述の複数の気泡発生ノズル7a,7bと同数の取
付口31,……を形成するだけで良い。従つて、
施工が容易で、浴槽1の美観も損なわない。
a,7bのうちの少なくとも一つの気泡発生ノズ
ル7aに、浴槽1内の湯を戻り管6bに流出させ
る機能を一体に構成しているので、浴槽1には上
述の複数の気泡発生ノズル7a,7bと同数の取
付口31,……を形成するだけで良い。従つて、
施工が容易で、浴槽1の美観も損なわない。
(実施例)
次に本発明の実施例を第1図〜第3図について
説明する。
説明する。
図に於いて、符号1は浴槽、2はこの浴槽1と
の間に湯を循環可能に構成した循環装置である。
この循環装置2は、ガスバーナ等の加熱源3によ
り加熱される熱交換器4を通る経路の上流側にポ
ンプ5を設けて、湯を上流側の戻り管6bから熱
交換器4を経て下流側の往き管6aへと流通させ
る構成としている。勿論湯の加熱を行わない単な
るポンプ装置として構成することもできる。符号
7aは浴槽1に取り付ける複数の気泡発生ノズル
7のうちの少なくとも一つの気泡発生ノズルであ
り、この気泡発生ノズル7aは内筒部材8の一方
側に駆動流ノズル部9を構成し、他方側に混合流
ノズル部10を構成すると共に、該内筒部材8の
外側に空間11を構成するように外筒部材12を
装着し、該外筒部材12と内筒部材8の少なくと
も一方側に、他方側方向に突出させた突条13を
構成して、この突条13により前記空間11を、
前記内筒部材8の一方側に対応する空気室14
と、他方側に対応する水室15とに区画し、前記
内筒部材8には、前記駆動流ノズル部9の下流側
の空気混合部16と前記空気室14とを連通させ
る吸込口17を形成すると共に、前記外筒部材1
2の他方側には、前記内筒部材8との間に流水用
間隙18を構成する締付筒部材19を螺合する構
成としている。
の間に湯を循環可能に構成した循環装置である。
この循環装置2は、ガスバーナ等の加熱源3によ
り加熱される熱交換器4を通る経路の上流側にポ
ンプ5を設けて、湯を上流側の戻り管6bから熱
交換器4を経て下流側の往き管6aへと流通させ
る構成としている。勿論湯の加熱を行わない単な
るポンプ装置として構成することもできる。符号
7aは浴槽1に取り付ける複数の気泡発生ノズル
7のうちの少なくとも一つの気泡発生ノズルであ
り、この気泡発生ノズル7aは内筒部材8の一方
側に駆動流ノズル部9を構成し、他方側に混合流
ノズル部10を構成すると共に、該内筒部材8の
外側に空間11を構成するように外筒部材12を
装着し、該外筒部材12と内筒部材8の少なくと
も一方側に、他方側方向に突出させた突条13を
構成して、この突条13により前記空間11を、
前記内筒部材8の一方側に対応する空気室14
と、他方側に対応する水室15とに区画し、前記
内筒部材8には、前記駆動流ノズル部9の下流側
の空気混合部16と前記空気室14とを連通させ
る吸込口17を形成すると共に、前記外筒部材1
2の他方側には、前記内筒部材8との間に流水用
間隙18を構成する締付筒部材19を螺合する構
成としている。
上記の構成に於いて、前記突条13は外筒部材
12及び内筒部材8の双方に構成しており、これ
らの当接部にはOリング20を介装している。こ
の他、突条13は、外筒部材12または内筒部材
8のいずれか一方にのみ構成しても良い。また、
締付筒部材19には水連通孔21を形成したキヤ
ツプ22を装着しており、このキヤツプ22と締
付筒部材19のフランジ部32間にはフイルタ2
3を介装している。該キヤツプ22は、その周縁
部の内側に設けた突起24を締付筒部材19の周
縁部に形成した傾斜突条25に係合して回動する
ことにより装着することができるものである。一
方、締付筒部材19には水連通用を兼用する締付
工具係合用の凹部26を構成しており、浴槽1内
の湯を前記水連通孔21と共に流通させる構成と
している。次に、混合流ノズル部10は、その後
方側に形成した球面支持部27を、前後の球面支
持環状部材28,29により内筒部材8の他方側
に支持して方向転換可能としている。また後側の
球面支持環状部材29と内筒部材8の端部間には
Oリング30を介装しており、このOリング30
は球面支持環状部材28,29の支持力が弱くな
つた場合にもその弾発力により所定のシール作用
を維持するものである。更に、前記駆動流ノズル
部9は2つを並列に構成して、夫々を中心軸に対
して偏心させた構成としており、この構成では
夫々から噴出する湯が空気混合部16の壁面に近
接して流れるため、空気の吸込効率が良い。ま
た、他の気泡発生ノズル7bは前述した従来例の
ような気泡発生ノズルとする他、前記気泡発生ノ
ズル7aの戻り湯流通経路の適所を封止する等に
より構成することもできる。
12及び内筒部材8の双方に構成しており、これ
らの当接部にはOリング20を介装している。こ
の他、突条13は、外筒部材12または内筒部材
8のいずれか一方にのみ構成しても良い。また、
締付筒部材19には水連通孔21を形成したキヤ
ツプ22を装着しており、このキヤツプ22と締
付筒部材19のフランジ部32間にはフイルタ2
3を介装している。該キヤツプ22は、その周縁
部の内側に設けた突起24を締付筒部材19の周
縁部に形成した傾斜突条25に係合して回動する
ことにより装着することができるものである。一
方、締付筒部材19には水連通用を兼用する締付
工具係合用の凹部26を構成しており、浴槽1内
の湯を前記水連通孔21と共に流通させる構成と
している。次に、混合流ノズル部10は、その後
方側に形成した球面支持部27を、前後の球面支
持環状部材28,29により内筒部材8の他方側
に支持して方向転換可能としている。また後側の
球面支持環状部材29と内筒部材8の端部間には
Oリング30を介装しており、このOリング30
は球面支持環状部材28,29の支持力が弱くな
つた場合にもその弾発力により所定のシール作用
を維持するものである。更に、前記駆動流ノズル
部9は2つを並列に構成して、夫々を中心軸に対
して偏心させた構成としており、この構成では
夫々から噴出する湯が空気混合部16の壁面に近
接して流れるため、空気の吸込効率が良い。ま
た、他の気泡発生ノズル7bは前述した従来例の
ような気泡発生ノズルとする他、前記気泡発生ノ
ズル7aの戻り湯流通経路の適所を封止する等に
より構成することもできる。
以上の構成に於いては、まず取り付けようとす
る気泡発生ノズル7の数と同数の取付口31を浴
槽1の壁に形成する。取付口31の口径は、そこ
に取り付ける気泡発生ノズル7に応じて調節す
る。勿論、気泡発生ノズル7は、その取付口31
を一定とすれば施工が容易となる。しかして、気
泡発生ノズル7aに対応しては、浴槽1の壁に締
付筒部材19の筒部の外径よりも僅かに大きな取
付口31を予め形成し、内筒部材8を浴槽1の外
側から該取付口31に挿入する。かかる状態に於
いて締付筒部材19を浴槽1の内側から取付口3
1に挿入し、外筒部材12に螺合して締め付け
る。尚、この際、締付筒部材19のフランジ部3
2と浴槽1壁間等にはワツシヤー33やパツキン
34等を適宜介装する。このようにして締付筒部
材19のフランジ部32と外筒部材12の端部
は、取付口31の周囲の浴槽1壁を挟持し、取付
状態となる。また他の気泡発生ノズル7bについ
ては夫々対応した方法により取り付ける。前述し
たように、該他の気泡発生ノズル7は、気泡発生
ノズル7の戻り湯流通経路、即ち水連通孔21か
ら戻り管接続部35までの適所を封止する等によ
り構成すれば、部品及び施工の共通化ができ、コ
ストを低減することができる。
る気泡発生ノズル7の数と同数の取付口31を浴
槽1の壁に形成する。取付口31の口径は、そこ
に取り付ける気泡発生ノズル7に応じて調節す
る。勿論、気泡発生ノズル7は、その取付口31
を一定とすれば施工が容易となる。しかして、気
泡発生ノズル7aに対応しては、浴槽1の壁に締
付筒部材19の筒部の外径よりも僅かに大きな取
付口31を予め形成し、内筒部材8を浴槽1の外
側から該取付口31に挿入する。かかる状態に於
いて締付筒部材19を浴槽1の内側から取付口3
1に挿入し、外筒部材12に螺合して締め付け
る。尚、この際、締付筒部材19のフランジ部3
2と浴槽1壁間等にはワツシヤー33やパツキン
34等を適宜介装する。このようにして締付筒部
材19のフランジ部32と外筒部材12の端部
は、取付口31の周囲の浴槽1壁を挟持し、取付
状態となる。また他の気泡発生ノズル7bについ
ては夫々対応した方法により取り付ける。前述し
たように、該他の気泡発生ノズル7は、気泡発生
ノズル7の戻り湯流通経路、即ち水連通孔21か
ら戻り管接続部35までの適所を封止する等によ
り構成すれば、部品及び施工の共通化ができ、コ
ストを低減することができる。
このようにして、複数の気泡発生ノズル7a,
7b,……を浴槽1に取り付けた後、全ての気泡
発生ノズル7a,7b,……の駆動流ノズル部9
に循環装置2の往き管6aを並列に接続すると共
に、夫々に空気吸引管36を接続し、また気泡発
生ノズル7aの前記水室15に、戻り管接続部3
5を介して循環装置2の戻り管6bを接続して使
用状態とする。
7b,……を浴槽1に取り付けた後、全ての気泡
発生ノズル7a,7b,……の駆動流ノズル部9
に循環装置2の往き管6aを並列に接続すると共
に、夫々に空気吸引管36を接続し、また気泡発
生ノズル7aの前記水室15に、戻り管接続部3
5を介して循環装置2の戻り管6bを接続して使
用状態とする。
第3図は、浴槽1に4つの気泡発生ノズル7
a,7bを取り付けた構成を表すもので、aの構
成では、戻り管6bを接続する気泡発生ノズル7
aは一つとしている。またbは該気泡発生ノズル
7aを2つとし、これらの水室15を並列に前記
戻り管6bに接続している。またcは、4つの気
泡発生ノズル7a,7bを一対ずつに独立して動
作可能としたもので、夫々の対毎に戻り管6bを
接続する気泡発生ノズル7aを設けて、それらの
水室15を戻り管接続部材35を介して夫々の循
環装置2の戻り管6bに接続している。
a,7bを取り付けた構成を表すもので、aの構
成では、戻り管6bを接続する気泡発生ノズル7
aは一つとしている。またbは該気泡発生ノズル
7aを2つとし、これらの水室15を並列に前記
戻り管6bに接続している。またcは、4つの気
泡発生ノズル7a,7bを一対ずつに独立して動
作可能としたもので、夫々の対毎に戻り管6bを
接続する気泡発生ノズル7aを設けて、それらの
水室15を戻り管接続部材35を介して夫々の循
環装置2の戻り管6bに接続している。
しかして、循環装置2の送湯ポンプ5により往
き管6aを経て気泡発生ノズル7a,7bに至つ
た湯は、夫々の混合流ノズル部10から気泡を伴
つて噴出する。例えばこのうち気泡発生ノズル7
aに至り、内筒部材8の一方側に流入する湯は、
駆動流ノズル部9から、その下流側の空気混合部
16内に噴出し、この際空気室14の空気を吸込
口17を介して吸い込む。このようにして、駆動
流たる湯と、二次流たる空気は次第に混合しなが
ら内筒部材8内を他方側方向に流れ、十分に混合
した後、混合流ノズル部10から浴槽1内に噴出
する。一方、浴槽1内の湯は、締付筒部材19と
内筒部材8との流水用間隙18を経て水室15に
至り、ここから戻り管6bを経て循環装置2の送
湯ポンプ5の吸込側に戻り、循環に供される。循
環装置2が給湯装置であつた場合には、送湯ポン
プ5で昇圧された湯は熱交換器4で適宜昇温さ
れ、再び往き管6aを経て浴槽1内に流入し、気
泡浴と共に追焚を行える。
き管6aを経て気泡発生ノズル7a,7bに至つ
た湯は、夫々の混合流ノズル部10から気泡を伴
つて噴出する。例えばこのうち気泡発生ノズル7
aに至り、内筒部材8の一方側に流入する湯は、
駆動流ノズル部9から、その下流側の空気混合部
16内に噴出し、この際空気室14の空気を吸込
口17を介して吸い込む。このようにして、駆動
流たる湯と、二次流たる空気は次第に混合しなが
ら内筒部材8内を他方側方向に流れ、十分に混合
した後、混合流ノズル部10から浴槽1内に噴出
する。一方、浴槽1内の湯は、締付筒部材19と
内筒部材8との流水用間隙18を経て水室15に
至り、ここから戻り管6bを経て循環装置2の送
湯ポンプ5の吸込側に戻り、循環に供される。循
環装置2が給湯装置であつた場合には、送湯ポン
プ5で昇圧された湯は熱交換器4で適宜昇温さ
れ、再び往き管6aを経て浴槽1内に流入し、気
泡浴と共に追焚を行える。
(発明の効果)
本発明は以上の通り、浴槽に取り付ける複数の
気泡発生ノズルのうちの少なくとも一つに、空気
を吸込んで混合し、気泡を混入した状態に於いて
噴出する部材と、浴槽内の湯を戻り管に流出させ
る部材を一体に構成しているので、浴槽には上述
の複数の気泡発生ノズルと同数の取付口を形成す
るだけで良く、従つて施工が容易で、浴槽の美観
も損なわないという効果がある。
気泡発生ノズルのうちの少なくとも一つに、空気
を吸込んで混合し、気泡を混入した状態に於いて
噴出する部材と、浴槽内の湯を戻り管に流出させ
る部材を一体に構成しているので、浴槽には上述
の複数の気泡発生ノズルと同数の取付口を形成す
るだけで良く、従つて施工が容易で、浴槽の美観
も損なわないという効果がある。
第1図は本発明の気泡発生風呂装置の全体構成
の実施例を表した説明的断面図、第2図は本発明
の気泡発生風呂装置の気泡発生ノズルの実施例を
表した一部断面説明図、第3図a,b,cは本発
明の気泡発生風呂装置の全体構成の実施例を表し
た説明的平面図、第4図aは従来の気泡発生風呂
装置の全体構成を表した説明的断面図、第4図
b,cは従来の気泡発生風呂装置の全体構成を表
した説明的平面図、第5図は従来の気泡発生ノズ
ルの実施例を表した一部断面図説明図である。 符号1……浴槽、2……循環装置、3……加熱
源、4……熱交換器、5……送湯ポンプ、6a…
…往き管、6b……戻り管、7,7a,7b……
気泡発生ノズル、8……内筒部材、9……駆動流
ノズル部、10……混合流ノズル部、11……空
間、12……外筒部材、13……突条、14……
空気室、15……水室、16……空気混合部、1
7……吸込口、18……流水用間隙、19……締
付筒部材、20……Oリング、21……水連通
孔、22……キヤツプ、23……フイルタ、24
……突起、25……傾斜突条、26……凹部、2
7……球面支持部、28,29……球面支持環状
部材、30……Oリング、31……取付口、32
……フランジ部、33……ワツシヤー、34……
パツキン、35……戻り管接続部、36……空気
吸引管。
の実施例を表した説明的断面図、第2図は本発明
の気泡発生風呂装置の気泡発生ノズルの実施例を
表した一部断面説明図、第3図a,b,cは本発
明の気泡発生風呂装置の全体構成の実施例を表し
た説明的平面図、第4図aは従来の気泡発生風呂
装置の全体構成を表した説明的断面図、第4図
b,cは従来の気泡発生風呂装置の全体構成を表
した説明的平面図、第5図は従来の気泡発生ノズ
ルの実施例を表した一部断面図説明図である。 符号1……浴槽、2……循環装置、3……加熱
源、4……熱交換器、5……送湯ポンプ、6a…
…往き管、6b……戻り管、7,7a,7b……
気泡発生ノズル、8……内筒部材、9……駆動流
ノズル部、10……混合流ノズル部、11……空
間、12……外筒部材、13……突条、14……
空気室、15……水室、16……空気混合部、1
7……吸込口、18……流水用間隙、19……締
付筒部材、20……Oリング、21……水連通
孔、22……キヤツプ、23……フイルタ、24
……突起、25……傾斜突条、26……凹部、2
7……球面支持部、28,29……球面支持環状
部材、30……Oリング、31……取付口、32
……フランジ部、33……ワツシヤー、34……
パツキン、35……戻り管接続部、36……空気
吸引管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 浴槽と、該浴槽との間に温水を循環可能に構
成した循環装置とから構成し、前記浴槽の側壁に
複数の取付口を形成すると共に、該取付口の夫々
に、前記循環装置からの往き管に接続する駆動流
ノズル部と、浴槽内に対応する混合流ノズル部
と、空気吸引管に接続する空気室を構成した気泡
発生ノズルを取り付け、これらの気泡発生ノズル
のうちの少なくとも一つは、内筒部材の一方側に
駆動流ノズル部を構成し、他方側に混合流ノズル
部を構成すると共に、該内筒部材の外側に空間を
構成するように外筒部材を装着し、該外筒部材と
内筒部材の少なくとも一方側に、他方側方向に突
出させた突条を構成して、この突条により前記空
間を、前記内筒部材の一方側に対応する空気室
と、他方側に対応する水室とに区画し、前記内筒
部材には、前記駆動流ノズル部の下流側の空気混
合部と前記空気室とを連通させる吸込口を形成す
ると共に、前記外筒部材の他方側には、前記内筒
部材との間に流水用間隙を構成する締付筒部材を
螺合する構成とし、該気泡発生ノズルの前記水室
に前記循環装置に連なる共通の戻り管を接続した
ことを特徴とする風呂用気泡発生装置。 2 請求項1の循環装置は、循環水を加熱可能な
熱交換器を備えた給湯装置としたことを特徴とす
る気泡発生風呂装置。 3 請求項1の締付筒部材には水連通孔を構成し
たキヤツプを装着すると共に、自体に水連通用兼
用の締付工具係合用の凹部を形成したことを特徴
とする気泡発生風呂装置。 4 請求項1のキヤツプと締付筒部材間にフイル
タを介装したことを特徴とする気泡発生風呂装
置。 5 請求項1の混合流ノズル部は、その後方側に
形成した球面支持部を、前後側の球面支持環状部
材により該内筒部材の他方側に方向転換可能に支
持する構成としたことを特徴とする気泡発生風呂
装置。 6 請求項5の後側の球面支持環状部材と内筒部
材の端部間にOリングを介装したことを特徴とす
る気泡発生風呂装置。 7 請求項1の駆動流ノズル部は、内筒部材の一
方側に偏心させた構成としたことを特徴とする気
泡発生風呂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1407290A JPH03218760A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 気泡発生風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1407290A JPH03218760A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 気泡発生風呂装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03218760A JPH03218760A (ja) | 1991-09-26 |
JPH0426860B2 true JPH0426860B2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=11850903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1407290A Granted JPH03218760A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 気泡発生風呂装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03218760A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH032277Y2 (ja) * | 1987-10-22 | 1991-01-22 | ||
JPH032279Y2 (ja) * | 1987-10-26 | 1991-01-22 |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1407290A patent/JPH03218760A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03218760A (ja) | 1991-09-26 |
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