JPH04267Y2 - - Google Patents

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JPH04267Y2
JPH04267Y2 JP1981105774U JP10577481U JPH04267Y2 JP H04267 Y2 JPH04267 Y2 JP H04267Y2 JP 1981105774 U JP1981105774 U JP 1981105774U JP 10577481 U JP10577481 U JP 10577481U JP H04267 Y2 JPH04267 Y2 JP H04267Y2
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dial
dial plate
meter
speedometer
scales
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JP1981105774U
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JPS5812818U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の車両に用いられるメータ、
特に複数の計器を組合わせて構成したいわゆるコ
ンビネーシヨンメータの改良構造に関する。
従来のこの種のメータを第1図および第2図に
基づき説明する。1は自動車に用いられるコンビ
ネーシヨンメータで、速度計2、燃料計3、水温
計4及び各種報告表示板8を内蔵している。速度
計2は、速度計内機2aに、目盛・数字を施した
文字板2bと指針2cとが取り付けられて構成さ
れている。文字板2b上の目盛・数字は例えば透
光性樹脂基板上に、上記目盛・数字を除いて非透
光性の黒色印刷を施すことにより形成されてい
る。また、文字板2bの隣接する部分は折れ曲げ
部2b′によりすきまのない様になつている。燃料
計3、水温計4も速度計2と同様な構造となつて
いる。5は有底のケースで各計器内機2a,3
a,4aを内蔵しており、各内機はケース5にね
じ等で固定されている。ケース5の裏面にはプリ
ント配線板9が取付けられている。他端開口部は
表示窓部6aを有する見返し板6を介して透明な
アクリル樹脂よりなるフロントガラス7で覆われ
ている。
ところで、前記従来の構成のものでは、各計器
2,3,4にそれぞれ独立した文字板2b,3
b,4bが取付けられているため、これら計器
2,3,4をケース1に組込むと各計器の文字板
2b,3b,4bの隣接部に隙間ができたり、ケ
ース5内に設けられた光源からの光を上述した透
光性の目盛・数字を介して運転者に確認させるこ
とにより行う夜間照明時に、上記接合部の隙間か
ら照明光が洩光したりし、それを防止するために
遮光板を設けたりする必要があるため、構造が複
雑になるという欠点がある。又、各計器の文字板
2b,3b,4b間に接合線ができるので意匠上
制約されたり、外観もよくないという欠点があつ
た。
又、従来これらの欠点を解消するため、1枚の
文字板に複数個の計器の目盛等を施してこの文字
板に複数個の指示計器内機を取付けたものもある
が、指示調整が著しく行ないにくいと共に、各計
器の調整がその計器個数分だけ順番に行なわねば
ならず、量産化が難しいという欠点もあつた。
本考案は上記の欠点を解消するため、複数個の
計器をあらかじめ個別に調整してその後共通の文
字板に対して脱着自在に取付けることができるよ
うにするもので、共通の文字板には組込む計器数
に応じて、その周縁に計器取付用の切欠きを設け
ると共にこの切欠きの近傍に計器の表示部と符合
する表示部を設け、更に各計器と前記文字板との
両者にこの両者を脱着自在に係止する凹凸嵌合部
を設けることにより、外観がよくしかも量産性に
優れるコンビネーションメータを提供することを
目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第3図〜第5図は本考案の一実施例を示すも
ので11はPP,ABS等の合成樹脂成形の有底ケ
ースで、一端に開口部11aを有している。速度
計目盛17c、燃料計目盛17d、水温計目盛1
7eは、周知の如く、例えば透光性樹脂からなる
文字板17b上に、これら目盛17c,17d,
17eを除いて非透光性の黒色印刷を施すことに
より、形成されている。この文字板17bは速度
計内機17aへの取付ガイド穴17fおよび燃料
計18および水温計19を取付けるための位置決
めおよび固定のため切欠き17gを有している。
この切欠き17gは燃料計18および水温計19
の各指針に対応した位置に設けてある。又、この
切欠き17gには後述の燃料計文字板固定のため
のピン17i,17j、凹部17hが設けてあ
る。又、前記文字板17bは速度計内機17aに
図示しないスクリユで、このスクリユが文字板表
面から見えない様に文字板17bの裏側からスク
リユをねじ込むことにより固定されている。18
は燃料計、19は水温計であるが、それらの構造
はほぼ同一のため燃料計18についてのみ説明す
る。燃料計内機18aには調整用文字体18bが
リベツト、スクリユ等18fによつて固定されて
いる。文字板18bには調整用目盛で前記速度計
用文字板17bに印刷表示した燃料計の目盛17
dと同一角度の目盛18dが印刷されている。こ
の目盛18dは、図に示す如く指針18cの略中
位部に対応する位置に設けられている。又18g
は文字板18bに指針18cを貫通組付けする穴
又は切欠きであり、実施例では穴とし、その周囲
には速度計17の文字板17bのガイド用切欠き
17gにはまり込んで位置決めを行うガイド18
e、および速度計用文字板17bに固定するため
凹部17h、ピン17jに嵌合結合する各ツメ1
8h,18j、更にこのツメ18h,18jが簡
単に外れない様にすると共にガタ防止のためピン
17iが嵌合する穴18iが設けられている。ま
た、文字板18bのガイド部18eには指針18
cのストツパの役目をなすピン18kが一体に立
ててある。燃料計18の文字板17bへの取付け
は速度計文字板17bのガイド用切欠き17gに
沿つてガイド18eを第5図の矢印の方向にはめ
込んでいくと、ツメ18hが速度計文字板17b
の凹部17hにひつかかると共に、ピン17iお
よび17jが穴18iおよびツメ18jにひつか
かつてがたなく行われる。こうして、燃料計18
は文字板17bに取付けられると、文字板18b
の目盛18dは模式図板17bの下に隠れ、文字
板17bに印刷した目盛17dにより表示され
る。この時、第3図に示す如く、指針18cの先
端と目盛17dとは離れて配置されており、第5
図からも明らかなように、燃料計18が文字板1
7bに取付けられた状態において、文字板17b
の、目盛17dが印刷された部位の裏面に、燃料
計18の文字板18bが配置されることがなく、
つまり、夜間照明時等、文字板17bの目盛17
dを文字板17bの裏面側から照明する際に燃料
計18の文字板18bにより照明光が遮断される
ことがなく、文字板17bの目盛17dの照明を
良好に行うことができる。そして、ガイド用切欠
き17gとガイド18eとにより指示がかわるこ
とを防止している。又、文字板18bの文字板1
7bへの取付けは、ねじやリベツト等を不要と
し、ワンタツチで行える。水温計19の文字板1
9b部分の取付構造も燃料計18と同じ構造であ
る。これらの計器は速度計17に組付け後、燃料
計18および水温計19はケース裏面に取付けら
れたプリント配線板14にスクリユ15によつて
固定され電気的に導通している。速度計17はス
クリユ16によつてケース11に固定されてい
る。ケー11の開口端11aには速度計17、燃
料計18、水温計19の表示部を表示する窓12
aを有する見返し板12で覆つてある。見返し板
12の前方には透明アクリル、透明ガラス等でで
きた透明カバー13が取付けられており、ケース
11内へのほこり等の侵入を防止している。11
bはケース11と一体的に形成された車両への取
付けブラケツトである。20〜24は各種警告表
示板で、ケース11と見返し板12との間に装置
されており、有彩色平行平面板に文字を印刷した
ものであり、その裏面に配置した図示しない警告
灯ランプの点灯によつて異常時等に発光警告する
ようになつている。
前記構成に於いて速度計17、燃料計18およ
び水温計19はそれぞれ単独の状態で文字板を有
するから独立して調整ができる。従つて、速度計
17は文字板17bの目盛17c、燃料計18は
文字板18bの目盛18d、水温計19は文字板
19bの目盛19d(図示せず)によつて個々に
調整を行う。その後、速度計の文字板17bに調
整済みの燃料計18および水温計19を取付け
る。この時、燃料計18の文字板18bおよび水
温計19の文字板19bは文字板17bの下側に
なつて隠れるため、燃料計18と水温計19の目
盛はそれぞれ目盛17d,17eによつて表示さ
れる。従つて、上記の様にして各計器の文字板を
一体化する事が可能となる。
前記実施例は速度計に対して各種計器を取付け
る様にしたが、他の計器に対して取付けてもよ
い。又、速度計に対しては第2の文字板を使用し
ない構造としたが、速度計についても燃料計と同
様な第2の文字板を使つてもよい。この様にすれ
ば、速度計調整時に他の計器の目盛を印刷した大
きな文字板を使用せずに行えるので作業が楽にな
る。
また、速度計内機の一体文字板17bへの取付
けは、一体文字板17bに穴をあけ、ビス等で表
面側より締付ける様にしてもよい。
また、第2の文字板の目盛は、印刷でなくとも
樹脂成形等により一体に形成してもよい。
なお、上述した実施例において、第2の文字板
のガイドは、第2の文字板に突状のガイドを設け
たが、第1の文字板と第2の文字板とにピンと穴
によるガイド(位置決め)を設けてもよい。
以上述べた本考案によれば、次に列挙するごと
き優れた効果がある。
(1) 各計器には専用の表示部が設けてあり、各計
器をあらかじめ個別に調節した上で共通の文字
板に組込むことができるため、各計器の調整を
同一機種同志まとめて行なうことができる。
(2) 文字板を複数個の計器に対し共通の1枚にす
ることができるため、意匠上の制約がなくな
り、外観もよくなる。
(3) 各計器にはガイド部を設けると共に、文字板
の周縁に前記ガイド部を受け入れる計器取付用
切欠きを設けているから、長い指針を備えてい
る各計器を文字板に対して横から差し込むだけ
の簡単な作業で組付けることができる。
(4) 各計器および文字板には両者を脱着自在に係
止し得る凹凸嵌合部を設けているから、ビス等
の取付部材を用いる場合に比し、各計器を文字
板に対してワンタツチで着脱することができ
る。
(5) 一体形成された文字板の透光性の文字・目盛
が施された部位と、各計器の文字板とが重なる
ことがないため、夜間照明する際に光源からの
光が一体形成された文字板の透光性の文字・目
盛を確実に照明するため、良好な夜間照明を可
能にすることができる。
(6) 上記(1),(3),(4)の効果が相まつて、作業性が
著しく向上し量産性に優れるコンビネーシヨン
メータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のコンビネーシヨン
メータの正面図および縦断面図、第3図および第
4図は本考案になるコンビネーシヨンメータの一
実施例を示す正面図および縦断面図、第5図は上
記実施例における要部構成を示す部分断面斜視図
である。 11……ケース、18,19……複数の計器を
なす燃料計および水温計、17b……共通の文字
板、17g……計器取付用の切欠き、18b,1
9b……第2の表示部、18e……ガイド、17
h,17i,17j,18h,18i,18j…
…凹凸嵌合部をなす凹部、ピン、ツメ、穴、ツ
メ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 目盛・数字等が施された第1の表示部とこの表
    示部より上方へ突出するガイド部とをそれぞれ個
    別に有する複数の計器と、 1枚の板からなり、周縁に形成されて前記ガイ
    ド部を受け入れる計器取付用切欠きとこの切欠き
    の近傍に設けられ、前記第1の表示部に符合する
    透光性の目盛・数字等が施された第2の表示部と
    をそれぞれ前記各計器に対応させて有する共通の
    文字板と、 前記各計器と前記文字板とに形成され両者を脱
    着自在に係止する凹凸嵌合とを備え、 前記各計器は、そのガイド部が前記文字板の各
    計器取付用切欠きにはめ込まれて前記凹凸嵌合部
    により前記文字板に係止されると共に、前記第1
    の表示部が、前記文字板の透光性の目盛・数字等
    が施されていない部位にて覆われ、指針が前記第
    2の表示部を指示することを特徴とするコンビネ
    ーシヨンメータ。
JP10577481U 1981-07-15 1981-07-15 指示計器 Granted JPS5812818U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10577481U JPS5812818U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 指示計器

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JP10577481U JPS5812818U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 指示計器

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Publication Number Publication Date
JPS5812818U JPS5812818U (ja) 1983-01-27
JPH04267Y2 true JPH04267Y2 (ja) 1992-01-07

Family

ID=29900296

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414945U (ja) * 1977-07-04 1979-01-31

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149456U (ja) * 1974-10-12 1976-04-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414945U (ja) * 1977-07-04 1979-01-31

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