JPH0426797Y2 - - Google Patents

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JPH0426797Y2
JPH0426797Y2 JP1986192742U JP19274286U JPH0426797Y2 JP H0426797 Y2 JPH0426797 Y2 JP H0426797Y2 JP 1986192742 U JP1986192742 U JP 1986192742U JP 19274286 U JP19274286 U JP 19274286U JP H0426797 Y2 JPH0426797 Y2 JP H0426797Y2
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JP
Japan
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pipe
heating wire
thread groove
socket
pipe joint
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JP1986192742U
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JPS6397795U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、熱可塑性合成樹脂からなる管体を
接続するための管継手に関し、特に、管受口の内
周面に電熱線がらせん状に設けられてなる通電融
着型の管継手の改良に関するものである。
(従来の技術) 熱可塑性合成樹脂たとえばポリエチレン管の配
管においては、実公昭60−23596号公報に示され
ているように、管継手の管受口の内周面に沿つて
電熱線をらせん状に設けておき、管をこの管受口
内に挿入した状態で電熱線を通電加熱することに
より、管受口の内周面と挿入した管の外周面とを
溶融させ、管を管受口内に融着することが行われ
ている。
(考案が解消しようとする問題点) 上記従来の管継手においては、電熱線が管受口
の内周面に沿つてらせん状に設けられているの
で、管と管受口との融着部には電熱線が並んで存
在していることになり、樹脂同志の融着面積が少
なく、電熱線は樹脂との密着性に劣るために曲げ
や引張り力が接続部に加えられると剥離したり、
抜けたりして十分な融着強度を得られない、とい
う欠点がある。
また、従来は管と管継手との融着強度を上げる
ために、管の外周面をスクレーパー掛けしてあら
したり、管受口と管との嵌合をきつくすることが
行われているが、接合の作業性が悪いと共に管を
管受口内に無理に押込むと電熱線を断線させる恐
れがある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記従来の通電加熱融着型の管継
手における欠点を解消しようとしてなされたもの
で、管受口内周面に電熱線がらせん状に設けられ
た管継手において、上記管受口の内周面に、接続
しようとする管の端部に設けられたねじと螺合す
るねじ溝が設けられ、このねじ溝の山と谷とのそ
れぞれに少なくとも一周にわたつて電熱線がらせ
ん状に設けられていることを特徴とするものであ
る。
即ち、電熱線は管受口内周面のねじ溝の表面に
沿つて設けられ、且つねじ溝の山と谷とのそれぞ
れに少なくとも一周にわたつて電熱線が設けられ
ているので、ねじ溝内表面を均一に加熱溶融でき
る。電熱線とねじ溝との関係は、電熱線によりね
じ溝の表面が溶融するのであれば、電熱線とねじ
溝のらせんの方向が逆方向で、電熱線がねじ溝を
またぐようにして、この内面に沿つてジグザグに
設けられていてもよいが、両者のらせんの方向が
同方向に設けられていた方が、均一な加熱溶融の
点からより好ましい。また、ねじ溝は台形ねじ溝
となされているのが好ましい。
(作用) この考案の管継手を使用するに当つては、接続
しようとする管の端部に管受口のねじ溝と螺合す
るねじを設けて管受口に螺合し、電熱線の両端に
通電して螺合しているねじ溝のねじとの表面を加
熱溶融して融着すればよい。融着面はねじ溝に沿
つて生じて融着長さが長くなり、かつねじ嵌合さ
れて融着面がジグザグとなされているので、管と
管継手との間に曲げや引張り力が作用しても融着
面が剥離したり、抜けたりすることがない、接合
強度の大きな接合を行うことができる。
(実施例) 次にこの考案の管継手を図面に示す実施例を参
照して説明する。
第1図はこの考案の管継手の一例を示す縦断面
図で、1は管継手本体、2は電熱線、3は接続す
る管体を示す。管継手本体1の両側には、管受口
11,11が設けられ、この管受口11の内周面
には山13と谷14とを有するねじ溝12が設け
られ、奥部には管体3の挿入深さを規制する環状
のリブ15が設けられている。ねじ溝12の内周
面には電熱線2がねじ溝12のらせん方向と同方
向に向けてらせん状に埋設されている。電熱線2
はねじ溝12の山13と谷14とのそれぞれに少
くとも一周にわたつて設けられている。この場
合、ねじ溝は断面台形ねじ溝となされているのが
よい。また、電熱線2のピツチはねじ溝12の内
表面全面が溶融するように決められる。
21,21は電熱線2の端子で、コネクターを
接続して電熱線2に通電できるようになつてい
る。
この管継手を使用して管体3と接合するには、
第2図に示すように、管体3の端部に管受口11
のねじ溝12に螺合し得るねじを設けて管受口1
1に螺合し、端子21,21間に通電して電熱線
2を加熱し電熱線2の周りのねじ溝表面部及び管
体3のねじの表面部を充分に溶融した後、通電を
止め、そのまま冷却すればよい。加熱により管受
口の内周は内方へ膨張し、管体3の外周は外方へ
膨張するため管受口のねじ溝12と管体3のねじ
表面とは密に融着する。
この考案においては、管体の一端部に管受口が
形成され、この管受口にねじ溝と電熱線とが設け
られ、この管受口のねじ溝に螺合するネジを管挿
口である他端部に設けたものであつてもよい。
(考案の効果) この考案の管継手は上述した通りに構成され、
管受口の内周面に、接続しようとする管の端部に
設けられたねじと螺合するねじ溝が設けられ、こ
のねじ溝の山と谷とのそれぞれに少なくとも一周
にわたつて電熱線がらせん状に設けられているの
で、管体と螺合した状態で電熱線に通電し、管受
口のねじ溝表面と管体のねじ表面とが溶融して融
着する。したがつて、融着面はねじ溝に沿つて生
じ、融着長が長くなると共にジグザグ状になつて
同一面上に電熱線が存在しなくなること、更には
ねじ嵌合による強度が付加されて、管と管継手と
の間に曲げや引張り力が作用しても融着面が剥離
したり、抜けたりすることがなく、強固に接合す
ることができる。また、管受口の長さを短かくす
ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの場合の管継手の一例を示す縦断面
図、第2図は第1図に示す管継手の使用状態を一
部断面で示す正面図である。 1……管継手本体、11……管受口、12……
ねじ溝、13……ねじ溝の山、14……ねじ溝の
谷、2……電熱線、21……端子、3……管体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱可塑性合成樹脂からなる管受口の内周面に
    電熱線がらせん状に設けられてなる通電加熱融
    着型の管継手において、上記管受口の内周面
    に、接続しようとする管の端部に設けられたね
    じと螺合するねじ溝が設けられ、このねじ溝の
    山と谷とのそれぞれに少なくとも一周にわたつ
    て電熱線がらせん状に設けられていることを特
    徴とする管継手。 2 ねじ溝が電熱線のらせんと同じ方向に設けら
    れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    管継手。 3 ねじ溝が台形ねじ溝である実用新案登録請求
    の範囲第1項または第2項記載の管継手。
JP1986192742U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0426797Y2 (ja)

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JP1986192742U JPH0426797Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JPS6397795U JPS6397795U (ja) 1988-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4650708B2 (ja) * 2000-11-27 2011-03-16 株式会社潤工社 チューブ集束体
JP2005042791A (ja) * 2003-07-28 2005-02-17 Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp エレクトロヒュージョン継手の接合方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166787A (ja) * 1983-02-18 1984-09-20 ザ,ビクト−リツク,カンパニ−,パブリツク,リミテツド,カンパニ− 溶融接着可能の管接続具、管接続具の製造方法並びに管接続具を使用した管の接続方法

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