JPH04267002A - 照明器具の制光体取付け方法および照明器具 - Google Patents

照明器具の制光体取付け方法および照明器具

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JPH04267002A
JPH04267002A JP7870591A JP7870591A JPH04267002A JP H04267002 A JPH04267002 A JP H04267002A JP 7870591 A JP7870591 A JP 7870591A JP 7870591 A JP7870591 A JP 7870591A JP H04267002 A JPH04267002 A JP H04267002A
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JP
Japan
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light control
fixture
control body
mount
socket
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Application number
JP7870591A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Endo
遠藤 吉見
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば天井埋め込み形
の照明器具において、バッフルやカバー等の制光体を取
付ける制光体取付け方法に関するとともに、制光体を備
えた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】けい光ランプが内蔵される例えば天井埋
め込み形の照明器具は、下面が開放された器具本体を備
え、その下面開放部分にバッフル等の制光体が配設され
る場合と、そうでない場合とがある。また、制光体を備
えない既設の天井埋め込み形の照明器具においても、そ
の後室内のレイアウトの変更等に応じて制光体が取付け
られる場合や、その逆に制光体を備えた既設の天井埋め
込み形の照明器具から制光体が取外される場合がある。
【0003】このような事情に対応するため、従来の照
明器具は図6に示すように構成されていた。図6におい
て1は下面が開放された器具本体で、図6を示した紙面
に直角の方向に延びて長く形成されている。この器具本
体内1内にはその長さ方向両端部に位置して夫々ソケッ
ト取付け具2(一方のみ図示)が固定されている。器具
本体1には反射板3が収納され、この反射板3の両端部
はその反射面側から挿通したねじ4を介してソケット取
付け具2に夫々固定されている。ねじ4は反射板3の両
端部反射面に重なる制光体取付け具5を共締めして、こ
の金具5をソケット取付け具2に固定している。制光体
取付け具5はその台形状部5aの両側壁に図示しないね
じ孔を有しているとともに、このねじ孔には化粧ねじ1
1が予めねじ込まれている。各ソケット取付け具2には
反射板3の反射面側に突出するランプソケット6が夫々
取付けられ、器具本体1の長さ方向に向かい合ったラン
プソケット6間には、前記反射面と対向するけい光ラン
プ7が支持されている。
【0004】制光体を備えない従来の天井埋め込み形の
照明器具は以上の構成である。そして、制光体を備える
従来の天井埋め込み形の照明器具は、前記構成に加えて
器具本体1の下面開放部分に制光体8を配設した構成で
ある。
【0005】すなわち、制光体8は、断面V字形状をな
すとともに外面が反射面をなすバッフル本体9と、この
本体9の下部にその長さ方向と直交して取付けられた多
数枚のバッフル板10とから形成されている。バッフル
本体9の長さ方向両端部には、制光体取付け具5のねじ
孔に重なる通孔(図示しない)が設けられている。
【0006】制光体8は次のような手順により取付けら
れる。まず、化粧ねじ11を制光体取付け具5から取外
す。この後、制光体8を器具本体1の下面開放部分に収
納することにより、そのバッフル本体9の上部を制光体
取付け具5の台形状部5aに被せる。次に、バッフル本
体9の通孔と制光体取付け具5のねじ孔とを一致させて
、化粧ねじ11を前記ねじ孔に螺合する。それによって
、制光体8を器具本体1の下面開放部分に配設する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
制光体取付け具5が予め器具本体1側に備えられており
、これに対して制光体8を取付けるか否か選択する構成
である。そのため、制光体8を備えない照明器具とする
場合においても制光体取付け具5が設けられており、そ
の場合制光体取付け具5および化粧ねじ11は不要な部
品となるという問題がある。これとともに、制光体取付
け具5が視認されてしまうため、器具の体裁が悪いとい
う問題があった。また、化粧ねじ11により制光体8を
制光体取付け具5に取付けるために、制光体5を取付け
るに際して、化粧ねじ11を何回転も回して挿脱する手
間が必要であるから、作業性が悪いという問題がある。 しかも、従来の構成では、反射板3を取付けるねじ4と
制光体8を取付ける化粧ねじ11とを夫々別々に必要と
しているため、部品数が多いとともに、組立ての手間も
多いという問題があった。
【0008】本発明の目的は、器具本体の下面開放部分
に制光体が配設される使用態様と同開放部分に制光体が
配設されない使用態様とのいずれかを選択できる照明器
具において、制光体を取付けるための構造が制光体を備
えないで使用される場合に過剰設備となることがなく、
外観も向上できるようにした照明器具の制光体取付け方
法を得ることにある。
【0009】また、本発明の目的は、器具本体の下面開
放部分に制光体が配設されたものにおいて、制光体の取
付け作業性を向上できるとともに、部品数を削減して構
造および組立てを簡単にできるようにした照明器具を得
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の照明器具の制光体取付け方法は、下面が開
放された器具本体内の長さ方向両端部に、けい光ランプ
を支持するランプソケットが取付けられるソケット取付
け具が夫々固定され、前記器具本体に内蔵される反射板
の両端部をその反射面側から挿通して前記ソケット取付
け具に着脱可能に掛止された取付け具と前記ソケット取
付け具との間に前記反射板が挟着され、かつ、制光体を
制光体取付け具を介して前記器具本体の下面開放部分に
配設した照明器具において、前記ソケット取付け具から
これに掛止された取付け具を一度外してから、この取付
け具を前記制光体取付け具が有する取付け脚に形成され
た挿通部に通し、この後、前記取付け具を再び前記ソケ
ット取付け具に掛止させて、前記制光体取付け具を前記
反射板の反射面側に取付け、次に、前記制光体取付け具
に制光体を支持して、前記制光体を前記器具本体の下面
開放部分に配設したものである。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
の照明器具は、けい光ランプが内蔵されるとともに下面
が開放された器具本体と、この器具本体の長さ方向両端
部に夫々固定され前記けい光ランプを支持するランプソ
ケットが取付けられるソケット取付け具と、これら取付
け具に夫々形成された長円孔と、これら長円孔に重なる
円形孔を両端部に有して前記器具本体に内蔵された反射
板と、前記円形孔の直径および前記長円孔の幅よりも大
形な支持部を有し、かつ、この支持部の一面に前記円形
孔を挿通可能であってこの円形孔を通して前記長円孔に
着脱可能に引掛けられる引掛け脚が一体に設けられると
ともに、前記支持部の他面に前記引掛け脚に対して略9
0度向きが異なる操作部を、この操作部および前記支持
部よりも小さい首部を介して一体に設けてなり、前記支
持部と前記ソケット取付け具との間に前記反射板を挟持
する取付け具と、前記ソケット取付け具の長円孔とは略
90度向きが異なり、前記首部に嵌合して前記操作部に
引掛けられる長円孔が設けられた取付け脚を有して前記
取付け具に支持された制光体取付け具と、この制光体取
付け具に支持されて前記制光体を前記器具本体の下面開
放部分に配設された制光体とを具備したものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の制光体取付け方法は、反射板
をソケット取付け具との間に挟着する取付け具を、一度
取外し、この取付け具をソケット取付け具に再び掛止さ
せる前に、制光体取付け具の挿通部に取付け具を通して
、制光体取付け具を取付け具に支持させる。そして、ソ
ケット取付け具に再び取付け具を掛止させることによっ
て、制光体取付け具を取付け、次に、この取付け具に制
光体を支持することによって、器具本体の下面開放部分
に制光体を取付ける方法である。そのため、制光体を備
える使用態様の照明器具とする場合にだけ、反射板をソ
ケット取付け具に連結する前記取付け具を利用して、制
光体取付け具を後付けできる。そのため、制光体を備え
ないで器具本体の下面開放部分を露出させる使用態様に
おいては、制光体取付け具がない照明器具とすることが
できる。
【0013】請求項2に記載の照明器具において、取付
け具の引掛け脚は反射板の円形孔を挿通可能であるとと
もに、ソケット取付け具の長円孔に着脱可能に引掛けら
れる。そのため、前記円形孔および長円孔に取付け具の
引掛け脚を通してから、取付け具をその操作部を介して
略90度回して、引掛け脚を前記長円孔と略直角に交差
させることによって、引掛け脚を長円孔に引掛けととも
に、この取付け具の支持部とソケット取付け具との間に
反射板を挟持できる。また、取付け具を更にいずれかの
方向に略90度回して引出すことによって、ソケット取
付け具から取付け具を取外すことができる。ところで、
取付け具の操作部には制光体取付け具の長円孔が挿通可
能であり、この挿通により操作部と支持部との間の首部
に制光体取付け具の長円孔が嵌合される。そして、制光
体取付け具の長円孔はソケット取付け具の長円孔とは略
90度向きが異なっているから、次に取付け具をソケッ
ト取付け具に掛止させるために略90度回動することに
より、操作部がソケット取付け具の長円孔と交差して、
ソケット取付け具を支持する。以上のようにして制光体
取付け具の取付けは、取付け具を略90度一方向に回し
て引外した後、この取付け具の首部にソケット取付け具
を嵌合させて、再び取付け具をソケット取付け具の長円
孔に通し、最後に取付け具を略90度回すことによって
実施できる。そして、このソケット取付け具には制光体
を支持させることによって、この制光体を器具本体の下
面開放部分に配設できる。また、この照明器具の構成に
おいては、反射板を取付ける取付け具で以上のようにし
て制光体取付け具を取付けることができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1、図2、および図5において符号2
1は天井に埋め込み固定される板金製の器具本体で、こ
れは略直方体状をなしているとともに、その下面は開放
されている。この本体21の下縁22は外側へ突出され
て、図2に示す天井板23の下面に当接されるようにな
っている。図2に示すように器具本体21の天井壁内面
には安定器24が固定されている。
【0015】器具本体21の長さ方向両端部には夫々ソ
ケット取付け具25(一方のみ図示)が取付けられてい
る。図1および図2に示すように例えば金属製のソケッ
ト取付け具25は、その水平部の長さ方向両端部にL字
形状の曲げ部を有しているとともに、これら両端部25
aを、器具本体21の相対向する側壁の切り起こし片2
6およびこの上方に位置して同側壁に固定したブロック
27とで挟まれることによって位置決めされ、かつ、図
示しないねじにより前記側壁に固定されている。なお、
図2において符号28は、ブロック27と前記切り起こ
し片26との間隔と同間隔をもってブロック27の上方
に位置して前記側壁から設けた他の切り起こし片で、必
要によりこの切り起こし片28とブロック27との間に
前記端部25aを位置決めして、ソケット取付け具25
を器具本体21に対してより高い位置に固定することも
できる。その場合、ソケット取付け具25と前記安定器
24とは互いの位置がずれているので、干渉することが
ない。
【0016】これらソケット取付け具25には夫々2個
のランプソケット29が下向きに取付けられている。器
具本体1の長さ方向に向かい合うランプソケット29に
は、これらにわたる直管形けい光灯ランプ30(図2参
照)が着脱可能に支持されている。さらに、図1に示す
ようにソケット取付け具25の前記ランプ30で覆われ
る位置には、その長さ方向に沿って長い二つの長円孔3
1が形成されている。
【0017】器具本体21には金属製の反射板32が内
蔵されている。反射板32は器具本体21の略同じ長さ
であり、その長さ方向両端部には、図1に示すようにラ
ンプソケット29を逃げる二つの凹み33が形成されて
いるとともに、この近傍に位置して長円孔31に重なる
二つの円形孔34が形成されている。円形孔34の直径
は長円孔31の幅Aよりも大きい。反射板32は、図1
および図2に示すように下縁が器具本体21の側壁内面
に接する斜めの側部反射板部32aを有しているととも
に、これらの間において断面V字形状の中央反射板部3
2bを有している。
【0018】この反射板32は取付け具35によりソケ
ット取付け具25に支持されている。取付け具35は合
成樹脂製の一体成形品であり、図3および図4に示すよ
うに支持部36、引掛け脚37、操作部38、および首
部39,40により形成されている。
【0019】すなわち、支持部36は長円孔31の幅A
および円形孔34の直径Bよりも大形な円板状をなして
おり、その上面中央部に首部40を介して引掛け脚37
が突設されている。引掛け脚37の幅Cは、長円孔31
の長さDよりも小さいとともに、長円孔31の幅Aより
も大きく形成されているとともに、引掛け脚37の厚み
Eは長円孔31の幅Aおよび円形孔34の直径よりも小
さく形成されている。なお、本実施例のように引掛け脚
37が幅方向から見た形状が二股状である場合には、そ
の弾性変形を利用できるから、この引掛け脚37の幅C
は円形孔31の直径よりも多少小さくても差支えない。 さらに、引掛け脚37と支持部36とをつなぐ首部40
の高さFは、ソケット取付け具25とこの下面に重なっ
た反射板32との合計厚さに略等しい。操作部38は支
持部36の下面中央部に首部39を介して突設されてい
る。この操作部38は指で摘めるように板状に形成され
ているとともに、引掛け脚38に対して略90度向きが
異なって設けられている。さらに、操作部38の幅Gは
後述する制光体取付け具41が有する長円孔43の長さ
Iよりも短く形成されているとともに、厚みHは同長円
孔43の幅Jよりも小さく形成されている。
【0020】この取付け具35による反射板32に取付
けは次の手順でなされる。器具本体21の内部に反射板
32を収容して、その端部を夫々ソケット取付け具25
の下面に重ねて、長円孔31と円形孔34とを位置合わ
せした後に、取付け具35の引掛け脚37を反射板32
の反射面側から円形孔34を通して長円孔31に挿通さ
せる。次に、取付け具35を略90度回動することによ
り、引掛け脚37を長円孔31に引掛ける。以上の手順
により、図3に示すように取付け具35の支持部36と
引掛け脚37との間に、ソケット取付け具25とこの下
面に重なった反射板32とを強く挟着して、反射板32
の取付けが完了する。なお、前記挟着による相互の摩擦
力によって、取付け具35が不用意に振動等で回動され
ることは防止される。また、この装着状態において、取
付け具35を更に略90度回動して引き下げることによ
り、取付け具35をソケット取付け具25から分離させ
ることができる。
【0021】また、図1〜図5において符号41は例え
ば金属製の制光体取付け具である。この金具41は、制
光体としてのバッフル42を器具本体21の下面開放部
分に配設する場合に、器具本体21の長さ方向両端部に
夫々設けられる。この金具41は図1および図2に示す
ように前記中央反射部32bに沿うV形部41aの両端
に夫々取付け脚41bを設けて形成されており、その取
付け脚41bには挿通部としての長円孔43が設けられ
ている。この長円孔43はソケット取付け具25の長円
孔31とは略90度異なった向きに形成されている。
【0022】この制光体取付け具41の取付けは、前記
取付け具35のソケット取付け具25への掛止作業にお
いて、引掛け脚37を長円孔31に挿入した状態で、こ
の取付け具35を略90度回す前に、その操作部38に
長円孔43を通して、この長円孔43を首部39に嵌合
させ、そして、取付け具35を略90度回動させること
によりなされる。そうすると、反射板32が挟着される
と同時に、操作部38が長円孔43に対して略直角に交
差して配置されるから、この操作部38に取付け脚41
bが引掛け支持される。なお、この状態から取付け具3
5を略90度回動させることにより、操作部38が長円
孔43に平行となるから、制光体取付け具41を下方に
外すことができる。
【0023】制光体取付け具41にはバッフル42が支
持されている。バッフル42は金属板を断面V字形に曲
げたバッフル本体44と、この本体44の長さ方向に沿
って一定間隔で並設された多数の金属製バッフル板45
とから形成されている。バッフル本体44の外面は反射
面になっているとともに、このバッフル本体44の長さ
方向両端部には夫々一対の取付け長孔46(一個のみ図
1に示す)が形成されている。各バッフル板45はバッ
フル本体44と直角に交差してこの本体44の下部を横
断して取り付けられている。そして、前記取付け長孔4
6を制光体取付け具41に設けた支持突部47に引掛け
支持することによって、バッフル42は制光体取付け具
41に支持されている。なお、バッフル42の制光体取
付け具41への支持手段は、前記の構成に制約されず、
例えばねじ止めにしてもよい。
【0024】バッフル42は、既述のような取付け具3
5の取付けと同時に、この取付け具35を介してソケッ
ト取付け具25に制光体取付け具41を支持した後に、
この金具41に対してバッフル42を支持することによ
って、バッフル42は器具本体21の下面開放部分に配
設される。なお、本実施例の場合、支持突部47に取付
け長孔46を挿通させた後に、バッフル42全体をその
長さ方向に少し移動させることによって、バッフル42
と制光体取付け具41とが連結される。
【0025】以上説明した構成の天井埋め込み形照明器
具は、その制光体取付け具41およびバッフル42を任
意に着脱できる。すなわち、バッフル42が取付けられ
ていない状態からバッフル42を取付けるには、第1の
工程としてけい光灯ランプ30を外す。第2の工程とし
て、取付具35を略90度回動させて、その引掛け脚3
7を長円孔31に平行にして引下げることにより、ソケ
ット取付け具25から取付け具35を取外し、この取付
け具35の操作部38に制光体取付け具41の長円孔4
3を通す。なお、この直前での各長円孔31,43と、
取付け具35の向きとの関係は図1に示されているが、
取付け具35は実際は円形孔34に引掛かっている。第
3の工程として、取付け具35の引掛け脚38を再び長
円孔31に通してから、取付け具35を略90度回動さ
せる。そうすると、引掛け脚38が長円孔31と略直角
に交差してこの孔31に掛止されるとともに、動かない
制光体取付け具35の長円孔43に対し操作部38が略
直角に交差して、制光体取付け具41が操作部38に引
掛け支持される。すなわち、反射板32がソケット取付
け具25と取付け具35との間に挟着されると同時に、
制光体取付け具41が反射板32の反射面側に取付けら
れる。なお、この取付けによって、制光体取付け具41
のV形部41aは反射板32の中央反射板部32bの外
面に密接される。第4の工程として、先に取外したけい
光ランプ30をランプソケット29にわたって夫々取付
ける。第5の工程として、バッフル42を器具本体21
の下面開放部分に収容して、その両端部の取付け長孔4
6を支持突部47に嵌合させた後に、このバッフル42
全体を少し長さ方向に移動させる。そうすると、バッフ
ル42が制光体取付け具41に引掛け支持される。以上
の取付けによってバッフル本体44は図2に示すように
前記中央反射板部32b全体に重ねられる。
【0026】また、制光体取付け具41およびバッフル
42を取外すには、前記第1〜第5の工程を逆に実施す
ることにより、制光体取付け具41およびバッフル42
を取外し、次に、取付け具35の引掛け脚38を再び長
円孔31とに通してから、取付け具35を略90度回動
させればよい。そうすると、引掛け脚38が長円孔31
と直角に交差してこの孔31に掛止されるとともに、反
射板32がソケット取付け具25に取付けられる。
【0027】以上のように前記構成の天井埋め込み形照
明器具におけるバッフル42の取付け方法によれば、バ
ッフル42を必要とする使用態様の照明器具とする場合
にだけ、反射板32をソケット取付け具25に連結する
取付け具35を利用して、制光体取付け具41を後付け
できる。そのため、バッフル42を設けないで器具本体
21の下面開放部分を露出させる使用態様においては、
その後の使用態様の変更の可能性に備えるための制光体
取付け具41を予め設備する必要がない照明器具とする
ことができる。したがって、後者の使用態様において過
剰設備となる部品、すなわち制光体取付け具を省略でき
、構造および組立ての簡単にできるとともに、器具の体
裁も向上できる。
【0028】しかも、このバッフル42を備えた照明器
具においては、反射板32をソケット取付け具25に連
結する取付け具35を利用して、バッフル42を支持す
る制光体取付け具41を取付けるから、この金具41を
固定するために特別な部品を必要としない。そのため、
部品点数を削減できる。また、取付け具35は既述のよ
うに略90度回すことにより、ソケット取付け具25お
よびバッフル42に対して掛脱できるから、ねじのよう
に何回も回す操作を必要としない。よって、バッフル4
2の着脱に要する作業を簡単にできる。
【0029】なお、本発明は前記一実施例に制約されな
い。例えば、制光体としてはカバーを用いてもよい。ま
た、制光体の取付け方法において制光体取付け具を取付
ける取付け具としてはねじでも差支えない。その場合、
ソケット取付け具には前記ねじが着脱自在に螺合(掛止
)されるねじ孔が設けられるとともに、前記ねじのねじ
頭は支持部に相当し、かつ、制光体取付け具の取付け脚
は前記ねじ頭に引掛け支持されるものである。また、本
発明は天井埋め込み形の照明器具のみに実施を制約され
ない。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上詳記したような構成である
ので、以下に記載する効果がある。請求項1に記載の制
光体取付け方法によれば、器具本体の下面開放部分に制
光体が配設される使用態様と同開放部分に制光体が配設
されない使用態様とのいずれかを選択できる照明器具に
おいて、制光体を備える使用態様の照明器具とする場合
にだけ、反射板をソケット取付け具に連結する前記取付
け具を利用して、制光体取付け具を後付けでき、制光体
を備えない使用態様においては、制光体取付け具がない
照明器具とすることができる。したがって、制光体を取
付けるための構造が制光体を備えないで使用される場合
に過剰設備となることがなく、外観も向上できる。
【0031】また、請求項2に記載の照明器具によれば
、器具本体の下面開放部分に制光体が配設されたものに
おいて、反射板をソケット取付け具に連結する取付け具
を利用して、バッフルを支持する制光体取付け具を取付
けるとともに、取付け具は略90度回すことにより、ソ
ケット取付け具およびバッフルに対して掛脱できる構成
であるから、制光体の取付け作業性を向上できるととも
に、部品数を削減して構造および組立てを簡単にできる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る天井埋め込み形照明器
具の要部の構成を分解して示す斜視図。
【図2】同実施例に係る照明器具の断面図。
【図3】図2におけるZ−Z線に沿う取付け具回りの断
面図。
【図4】図3におけるY−Y線に沿う取付け具回りの断
面図。
【図5】同実施例に係る照明器具全体の斜視図の断面図
【図6】従来の天井埋め込み形照明器具の構成を示す断
面図。
【符号の説明】
21…器具本体、25…ソケット取付け具、29…ラン
プソケット、30…けい光ランプ、31…長円孔、32
…反射板、34…円形孔、35…取付け具、36…支持
部、37…引掛け脚、38…操作部、39…首部、41
…制光体取付け具、42…バッフル(制光体)、41b
…取付け脚、43…長円孔(挿通部)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下面が開放された器具本体内の長さ方
    向両端部に、けい光ランプを支持するランプソケットが
    取付けられるソケット取付け具が夫々固定され、前記器
    具本体に内蔵される反射板の両端部をその反射面側から
    挿通して前記ソケット取付け具に着脱可能に掛止された
    取付け具と前記ソケット取付け具との間に前記反射板が
    挟着され、かつ、制光体を制光体取付け具を介して前記
    器具本体の下面開放部分に配設した照明器具において、
    前記ソケット取付け具からこれに掛止された取付け具を
    一度外してから、この取付け具を前記制光体取付け具が
    有する取付け脚に形成された挿通部に通し、この後、前
    記取付け具を再び前記反射板に挿通させて前記ソケット
    取付け具に掛止させて、前記制光体取付け具を前記反射
    板の反射面側に取付け、次に、前記制光体取付け具に制
    光体を支持して、前記制光体を前記器具本体の下面開放
    部分に配設したことを特徴とする照明器具の制光体取付
    け方法。
  2. 【請求項2】  けい光ランプが内蔵されるとともに下
    面が開放された器具本体と、この器具本体の長さ方向両
    端部に夫々固定され前記けい光ランプを支持するランプ
    ソケットが取付けられるソケット取付け具と、これら取
    付け具に夫々形成された長円孔と、これら長円孔に重な
    る円形孔を両端部に有して前記器具本体に内蔵された反
    射板と、前記円形孔の直径および前記長円孔の幅よりも
    大形な支持部を有し、かつ、この支持部の一面に前記円
    形孔を挿通可能であってこの円形孔を通して前記長円孔
    に着脱可能に引掛けられる引掛け脚が一体に設けられる
    とともに、前記支持部の他面に前記引掛け脚に対して略
    90度向きが異なる操作部を、この操作部および前記支
    持部よりも小さい首部を介して一体に設けてなり、前記
    支持部と前記ソケット取付け具との間に前記反射板を挟
    持する取付け具と、前記ソケット取付け具の長円孔とは
    略90度向きが異なり、前記首部に嵌合して前記操作部
    に引掛けられる長円孔が設けられた取付け脚を有して前
    記取付け具に支持された制光体取付け具と、この制光体
    取付け具に支持されて前記制光体を前記器具本体の下面
    開放部分に配設された制光体とを具備した照明器具。
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