JPH04266705A - ベルト留め具 - Google Patents

ベルト留め具

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JPH04266705A
JPH04266705A JP3322402A JP32240291A JPH04266705A JP H04266705 A JPH04266705 A JP H04266705A JP 3322402 A JP3322402 A JP 3322402A JP 32240291 A JP32240291 A JP 32240291A JP H04266705 A JPH04266705 A JP H04266705A
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JP
Japan
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slider
belt fastener
latch
leg
fastener according
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Application number
JP3322402A
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English (en)
Inventor
Michael Schwarz
ミヒャエル シュワルツ
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Schaeffer GmbH
Original Assignee
Schaeffer GmbH
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Filing date
Publication date
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F1/00Fastening devices specially adapted for garments
    • A41F1/008Adjustable fasteners comprising a track and a slide member
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F9/00Belts, girdles, or waistbands for trousers or skirts
    • A41F9/02Expansible or adjustable belts or girdles ; Adjustable fasteners comprising a track and a slide member
    • A41F9/025Adjustable belts or girdles
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S24/00Buckles, buttons, clasps
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    • Y10S24/43Separable-fastener or required component thereof including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
    • Y10S24/47Selectively interlocking member having movably attached or biased interlocking component
    • Y10S24/48And cavity for guiding movement of formations
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    • Y10T24/45005Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] with third detached member completing interlock [e.g., hook type]
    • Y10T24/45037Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] with third detached member completing interlock [e.g., hook type] for apparel and related accessories

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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズボンやスカートに用
いるベルトの留め具に関し、基本的には、ベルトの一方
側に固定されたラッチレールと、ベルトの他側に固定さ
れたスライダーとを有し、スライダーをラッチレールに
対し滑動自在とさせ且つスライダーのラッチフィンガー
をラッチレールの歯間に係合可能とさせるベルト留め具
に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト留め具は、米国特許第41808
91号明細書に開示される如く公知である。この例では
、2個のアームをもつヒンジ付レバーが、ラッチフィン
ガーの係合を行ない且つスライダーに枢支される。一方
のアームが操作グリップとして役立ち、他方のアームが
、ラッチレールのラッチギャップと直ちに係合するラッ
チフィンガーにつづく。ヒンジ中心がレールに極めて近
接するが、ラッチレールとスライダーとの相対的動きが
、ヒンジ付レバーの枢動に基因して作られる。
【0003】一般に、前述の相対的動きのために、高い
圧縮力や挿入力が必要で、たとえば、ラッチフィンガー
を枢動可能とさせるよう歯間ギャップが位置しないなら
、歯は傷つく。ヒンジ付レバーの外れ位置のために大き
なスペースを必要とするのは有為でなく、ヒンジ付レバ
ーへの不用意な接触によるベルト外れの危険もある。 これは避けなければならない。加えて、従来のベルト留
め具はその製造に費用がかゝりすぎる。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単な構
造で、使い易く、しかも、前述の従来技術の不具合を解
消させるベルト留め具を提供することを解決すべき課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明によるベル
ト留め具は請求項1の構成を備え、使用し易く、簡単な
構成を可能にする。スライダーそれ自身は、操作ハンド
ルである。ベルト長さの調整や締めは、スライダーとラ
ッチレールの長手方向の面内で成される。実用上、ヒン
ジ付レバーの枢動のために要する付加的空間が不必要な
ので、本件の留め具はスペースが小さくてよい。ベルト
の長さ調整は平坦面で行うので平らに留め具を構成でき
る。歯のギャップ深さは1−2mmでよい。
【0006】具体的には、ラッチフィンガーは、ラッチ
レールに対してスライダーを移動させることでラッチレ
ールの歯と非係合とさせ、ラッチレールに沿うスライダ
ーの動きにより一方向に歯を乗り越えていく。作用は、
スライダーへの、即ち、ラッチレールの延出方向への押
し付けとスライダーの移動とに限定される。その結果、
ベルトをゆるめることができる。いわゆる押し/引き作
業を可能にする。ヒンジ付レバーとそのヒンジ装置との
中間の部品が不必要となる。
【0007】反対方向の移動即ちベルトの巾を小さく(
締める)させる方向へのスライダーの動きは、スライダ
ーを引張ることで簡単に得られ、歯の背面をラッチフィ
ンガーが自由に乗っていく。スライダーのスプリングが
有効に働き、スプリングがラッチレールの後側に作用し
、ラッチフィンガーをラッチレールの歯のギャップ内に
押し付ける働きをする。一方、スプリングが歯の正しい
係合を作り、スプリング力がスライダーの横方向の動き
に勝ち、ラッチフィンガーを係合状態とさせ、スライダ
ーの横方向の動きは意図的な場合のみ生じる。
【0008】歯の構造が布に面する側に配され、ジャケ
ットの如きものの強い摩擦力が避けられ、スライダーを
覆うようなものを特に必要としない。従来例ではスライ
ダーのカバーを不可欠としている。カバーは布製品の外
観を変えてしまう。
【0009】ラッチレールが脚と両側片とからなる時、
ラッチレールがスライダーのu字状脚を囲む。全体とし
て、C−型断面形状が提供され、その中央部がスライダ
ーの底を作り、底はC−型脚につづきお互いに向き合う
角部へつづく。案内がスライダーの脚により成され、ス
ライダーの脚が移動方向へ変位させられ且つ対となって
いる。脚が、スライダーの端部に設けられ、案内部の横
の面を越えて延在する延長した端部によりラッチフィン
ガーを作る。実際的には、ラッチフィンガーが斜めに向
けられ、歯の背の形状に合致させる。
【0010】ラッチレールが縫い目のための溝を有し、
該溝がラッチレールの脚を覆う後側に設けられ且つ肉を
うすくさせる。そのため、ラッチレールがより簡単に早
く縫い付けられる。スライダーをラッチ位置に強制する
スプリングが、スライダーの底の舌片よりなり、舌片が
スライダーの長手方向に延在する。舌片が外方に曲げる
ことで附勢力を作る。別の例として、舌片を一端でヒン
ジ止めされたバックルスプリングとして形成してもよい
。スライダーのラッチレールへの所望の傾きに関連して
、スプリングの根部が脚の案内部に対し向い合う位置に
設けられる。案内部の側面と根部との間の自由長がラッ
チレールの横面の厚みに適合し、スプリングによる傾き
がスライダーの他端に制限される。
【0011】スライド条件を最良とするため、スプリン
グの底部に凸面を設けることが提案され、凸面がスライ
ダーの全横巾に沿って延在し且つラッチレールの後側に
面する。舌状スプリングの自由端がラッチフィンガーに
向い合う位置に配される。さらに、舌状スプリングの巾
がラッチレールの溝の巾より大であり、この方法で、比
較的大なる案内巾が舌状スプリングの滑動のために用い
られる。布製品にこの手段を付けるため、スライダーは
、ラッチレール用の帯体のトンネルのトンネルを有す。 帯体がベルト縫い付けられる。トンネルが帯体の良い案
内をする。トンネルをスライダーの底から突出する脚に
より形成する時は、脚の端部が取付片となる。取付片が
スライダーの底の強固な取付面となる。即ち取付片がク
ランプ用のチャンネルを作るという利点を示す。クラン
プ片のためのチャンネルが挿入開口につづく脚部の折り
返しとスライダーの底の縁部の下へ自由端を折ることで
形成される。折り返し部はチャンネルの横巾相当位置し
、クランプ片をカバーする。これは、布の傷つけるもの
がなく、しかも、見栄がよい。
【0012】布地が厚くても、クランプ片の不本意な動
きを作らないよう、折り返し部と折り部が内側で或る厚
み部を有す。これは、スタンピングにより、折り返し作
業に作る。このようなビードの成形はスライダーを強い
ものにする。これにより一般的な薄い材料をスライダー
用として使用できる。クランプ片の取付け容易にするた
めに、折り返し部と折り部との間の内側頂部が凹状に延
在する、チャンネルが内端方向にテーパとなっており、
チャンネルの対応部のリセットスプリング力がクランプ
片の附勢力のために利用される。できる限り大きくチャ
ンネル用の入力部を作るために、クランプ力が端部方向
にのみ利用するが、テーパがクランプ片の厚み以下とな
っており且つ挿入開口がクランプ片の厚みの約2倍の自
由域を有す。トンネルを作る脚が互いに平行に延在し、
折り部が直角に内側に曲げられる。
【0013】これとは別に、壁形状を維持するため、折
り返し部が脚に対して鋭角となっている。これは、クラ
ンプ片の連続挿入や曲げが効果的に成され、最終的に、
折り部がクランプ片をスライダーの底方向に向け、曲げ
られ、フック状態とする。
【0014】
【実施例】ベルトのファスナーはラッチレール1に沿う
長手方向に移動自在に案内され、ファスナーは、スライ
ダー2を有す。スライダー2は調整自在に且つ係合自在
に案内される。
【0015】ラッチレール1が1コ刃状の歯3を有し、
歯3間のギャップを4で示す。
【0016】急な歯の側面3′は、阻止効果を有し、レ
ールの長手方向に垂直に延在する。歯の背3′′が鋭角
な面となるよう形成される。歯の頂面3′′′が平らに
作られ、側面3′の長さと背3′′の長さの比を1:2
とする。
【0017】ラッチレール1は、合成樹脂(たとえば、
PA)からなり、ほゞV字状の対称形で、ほゞその中央
の溝5がスライダー2側に開口する。開口とは反対側に
溝5が脚6を有す。レール1の側片(b)が中央部(a
)に結合する。側片(b)がベルトの内側面(A)の取
付面7から一定の間隔をとっている。ラッチレール1を
止める縫い目を8で示す。
【0018】側片(b)が、取付面7側で、歯を担持す
る。図7に示す如く、歯3が側片(b)のほゞ半分を覆
う。歯3が中央部(a)と側片(b)との間の移行部を
安定させる働きもする。
【0019】図7に示す如く、ラッチ1に沿って動くス
ライダー2が断面でみるとC−型部を有し、C−型部が
レール本体の縁を囲む。レール底9が、C−型部のブリ
ッジで形成され且つ脚10に結合する。脚10が直角に
曲げられ且つガイド部11方向へ延在する。対のガイド
部11の長さが歯3の端面に面し、側片(b)を覆う。 図5と6の左側にガイド部11が位置する。
【0020】右側のガイド部11が左側のガイド部より
長く作られ、延長部がラッチフィンガー12となる。ラ
ッチフィンガー12が歯の背3′′に適合するよう斜め
に方向付けられ且つ形状を有す。斜めの形状はラッチフ
ィンガーの中央部に配され、側片(b)の底面に向い合
うラッチフィンガー12の端部がレールにほゞ平行に延
在する。ラッチフィンガー12の端部が歯の頂面3′′
′の方向に向けられる。
【0021】ラッチフィンガー12の右側の側端面12
′が、歯3の側面3′に接する。ラッチフィンガー12
の端部が、図7に示す如く、脚6の側面の手前で終る。
【0022】スライダー2がラッチフィンガーとの係合
方向へスプリングで押される。スプリング13がスライ
ダーの底に配される。スプリング13がラッチレール1
の後側14に支持される。後側14はみる人方向に方向
付けされ且つ図5にみられる如くラッチフィンガー12
をギャップ4へ係合させる。
【0023】スライダー2が、バンドのA側を覆うB側
に固定される。A側は、身体側に位置し、矢印y方向(
図5参照)に移動できる。ラッチフィンガー12が、フ
リーホイールの如く、歯の上を滑ることができる。フリ
ーホイールは、ウエストを小さくする方向に可能となる
【0024】もしベルトの巾を大きくしたければ、図6
に示す矢印Pの方向に、B側又はスライダー2上に圧力
を意図的に作用させる。図6に非係合状態を示し、スラ
イダー2を矢印yとは反対側に動かせる。スライダー2
の横方向の動きが、フリースペースF故に可能となる。 フリースペースFが歯3の係合の高さに少くとも相当す
る。逃げスペースZを歯の頂面上に位置し、スペースZ
が取付面7に対してラッチフィンガー12の全高に少く
とも相当する。
【0025】スライダー2の左側でのガイド部11が、
フリースペースFを有せず、側片(b)に接する。スプ
リング13の根部(W)がガイド部の下方にあり、スプ
リング13がスライダー2の方向に延在する。スプリン
グ13がスライダー2の全横巾に沿って延在する凸面1
5を有するので、効果的な滑動ができる。凸面15がラ
ッチレール1の後側14方向に向けられる。凸面15を
スライダー2の一部にビードを作るようプレス成形で作
る。
【0026】滑動と傾動とがガイド部11により保証さ
れ、側片(b)に面する滑動面が両端で終る。ホルダー
16を図5に示す。
【0027】スプリング13の巾が、図3と7に従う底
9のフリーカットタブにより形成され、スプリング13
の巾は、スプリング13が溝5内に入らないように、後
側14の残りの巾部で案内されるように選択される。溝
5が脚6の一部を占める。
【0028】図3により、スライダーの底5を舌状に切
ることで作られるスプリング13が窓17をもつ。窓が
2個の小さなスプリング脚13′を作る。スプリング1
3の自由端側のブリッジがスプリングヘッド18を形成
し、ヘッド18が横方向に丸められ、滑動力を高めるた
めに、レール側にチャンファー付けされる。
【0029】図9による変形例では、スプリングヘッド
18が、カールされる。中央の舌片がスプリング13と
して作られ、スプリング13の根Wで終るカール部19
がスプリング13の両側に設けられる。この場合、カー
ル部19が根Wの前述機能を達成する。傾動のためのフ
リーホイールとするために、ガイド部11が斜めに方向
付けられる。
【0030】図11による変形例は、バックルスプリン
グ13を用いる。バックルスプリング13がu字状で且
つ根側に軸部20を有し、軸部20がカール部19に挿
入される。軸部20の軸線方向の長さが、対のカール部
19の間隔を利用した挿入を可能にするものとする。ス
プリング13の自由端を、スプリングヘッド18の如く
凸部とする。スプリング13の曲げがその根近くの区域
に長手方向に作られる。バックルスプリングをワイヤー
で作り、その一部がスライダーの底9の内面にのる。図
1−9でも使用した引照番号を同一構造を示すため図1
1にも使用する。
【0031】スプリング13の付勢力を作り且つ全体と
して摩擦能力を達成するために、充分なフリースペース
が脚10とガイド部11との間に設けられる。
【0032】図9による変形例とは別に、トンネル22
がスライダーとベルトのB側との間で、スライダー2の
後側に設けられる。トンネル22がファスナー即ち留め
具を覆う帯体23の挿入に役立つ。ベルトファスナーを
取付ける時、帯体23がベルトのA側に縫い付けられる
(図1参照)。ズボンの折り返しにより付加的に覆われ
ない帯体23の端部が縫い目25を有し、他方の端部を
26で示す。
【0033】トンネル22が底9から立上り且つベルト
のB側へと突出する脚27により作られる。脚27の縁
を外方へ折曲げ取付片28を作る。取付片28が開口2
9を有す。u字状のクランプ部30が図10に示される
。クランプ部30が突片31を作るようテーパ付けされ
ている。突片31が開口29に差込まれ、取付片28の
後側に曲げられる。突片31に鋭いテーパでなく単純な
テーパを設けてもよい。
【0034】図11による変形例は、一側の対のガイド
部11間であって一方の脚10の側部から突出する。脚
27は、先ず、屋根状に下がり且つトンネル22を限定
する脚27へ続く。脚27がクランプ31へと続く。ク
ランプ31が脚27の巾より小さい巾を有す。肩32が
ベルトのB側の取付面上に休止する。ベルトのB側を示
していない。
【0035】次に、機能を要約する。ベルトを縮めるた
めに、ズボンのポケットの折返し(ベルトのB側)を簡
単につかみ、矢印y方向に引張る。ラッチフィンガー1
2が歯面を滑り、スプリングの働きにより、阻止位置に
落ちる。この位置でラッチフィンガー12の側端面12
′が、図5の如く、側面3′に係合する。
【0036】ベルトをゆるめるには、図6に示す矢印P
の方向にスライダーを押して係合を解除し、矢印yとは
反対方向にスライダーを動かす。この動きはスプリング
13の附勢力に抗してスライダーを傾けて成される。ラ
ッチフィンガーの側端面12′、歯3の側面3′を越え
て動き、自由域(Z)へ右側へ動くことができる。ベル
トが新しい位置にきた時、圧を解放し、スプリングの力
でスライダーを阻止位置に枢動する。
【0037】第2実施例(図12−23参照)によるベ
ルト留め具即ちファスナーは、ラッチ機能とフリーホイ
ールに関し、前述の例と同構造を有す。尚、同構造は前
述の例に用いた引照番号を用いて示す。この例は、操作
の向きが逆で左向きとなる。
【0038】第2実施例は、異なった停止機能をもち、
必ずしも特別な構成でない停止機能の一種である。
【0039】ベルトのB側へ延出する脚27がクランプ
用のチャンネル33を作る。クランプ片31が取付片2
8の後側で折り曲げられない。取付片28が長い寸法部
分を有し、この長い寸法部分が折り返される。この折り
返しは、脚28に続き、脚27の方へ向けられる。
【0040】折返し部を34で示す。折り返し部34が
折り部35へ続く。折り部35は内側に向けられ、ラッ
チレール1の横方向に延在する。図17を参照する。折
り部35は、脚27を作るタブの自由端により形成する
。自由端がスライダーの底9の縁9′の下へと延在し、
折り返し部34と折り部35との間の頂部が弓状の凹部
36となる。凹部36がクランプ用のチャンネル33の
周辺部を形成するタブの1/3を占める。クランプ片3
1が、開口29に入り、レール1の横縁の方向に偏奇さ
せられる。クランプ片31はチャンネル33内にとどま
る。
【0041】図17から理解される如く、トンネル22
を画定する脚27の一部と折り返し部34とが互いに平
行に延在する。
【0042】図22による変形例は、折り返し部34が
脚27に対して鋭角に延在し、その傾き角は約30度で
ある。折り返し部34の傾き部とその長さは、わずかに
長くなるよう選択され、凹部36が縁37の内側にくる
ようにする。折り部35が底9に対して延在する。
【0043】ビード38を、折り返し部34と折り部3
5との内側に設けられ、図21と23に示す如く、単純
な壁の加圧成形により作る。ビード38は、対称的にテ
ーパが付けられたクランプ片31の最大巾に適合し、脚
27の面へと延在する。脚27の内側にはビードがない
。ビード38がスライダー2の部分を安定させ、又、ビ
ードが底9の横方に延在し、底9を強化する。同様な手
段が図4の例にも採用される。
【0044】図17による変形において、クランプ片1
7の変形は、フックを作ることになり、実際には、開口
29を介して挿入後直ちにフックと同じ働きを作ること
になる。クランプ片31の自由端が狭い区域(V)によ
り強制され、フックを作る。狭い区域が、チャンネル3
3のほゞ中央域にあり、折り返し部34の鋭角延在部と
縁37とにより作られる。
【0045】図17による変形例は、チャンネル33の
内端に区域(V)を作る。区域(V)はクランプ片31
の厚み以下となる。窓即ち開口29につづくチャンネル
33のチャンネル区域がチャンネル33の内端での高さ
より大きい自由域を占める。それは、クランプ片31の
厚みの約2倍に相当する厚み方向で測定した巾である。
【0046】全ての場合、突片30の挿入後、脚27、
クランプ片31と折り返し部34、35とからなる三層
の壁が提供される。図22の例では、フリースペース4
0による案内により、クランプ片31の自由端のためロ
ールイン域を作る。ロールインによる膨脹は、スライダ
ーの底9の下面に対するアンカーのような働きをなし、
クランプ片31の挿入方向とは反対方向に、区域(V)
を介しての戻りを容易でないようにする。
【0047】図12−23による変形例の機能は、第一
実施例のそれに対応する。前述の記載、図面と請求範囲
に記した本発明の特徴は、単独で又は組合せにより本発
明を実施するのに重要である。記述した特徴の全ては本
発明に欠かせないものであり、本件に関する全ての書類
に記された内容は本願の内容として含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のベルトの側面図である。
【図2】本発明の一例のベルトの平面図である。
【図3】スライダーの平面図である。
【図4】図3の矢視IV−IVよりみた断面図である。
【図5】図1の矢視V−Vよりみた断面図である。
【図6】留め具を外した状態での図5と同じ断面図であ
る。
【図7】図5の矢視 VII−VII よりみた断面図
である。
【図8】スライダーの前方をみた図である。
【図9】スライダーの変形例を示す斜視図である。
【図10】クランプの斜視図である。
【図11】バックルスプリング付スライダーの変形例を
示す斜視図である。
【図12】ベルトの第2実施例の側面図である。
【図13】スライダーの正面図である。
【図14】図13の矢視 XIV− XIVよりみた断
面図である。
【図15】図12のXV− XV よりみた断面図であ
る。
【図16】図15の矢視 XVI− XVIよりみた断
面図である。
【図17】スライダーを前方よりみた図である。
【図18】図15の矢視 XVIII− XVIIIよ
りみた断面図である。
【図19】スライダーの斜視図である。
【図20】クランプの斜視図である。
【図21】図17の矢視 XXI− XXIよりみた断
面図である。
【図22】図17に相当するスライダーを前方よりみた
図である。
【図23】図22の矢視 XXIII− XXIIIよ
りみた断面図である。
【符号の説明】
1  ラッチレール 2  スライダー 3  歯 4  ギャップ 6  脚 7  取付面 9  底 10  脚 11  ガイド部 12  ラッチフィンガー 13  スプリング 14  後側 15  凸面 22  トンネル 23  帯体 27  脚 28  取付片 29  開口

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベルトのA側に固定されたラッチレー
    ル1と、ベルトのB側に固定されたスライダー2とを有
    し、スライダー2がラッチレール1上を案内され、ラッ
    チレール1の歯に係合するラッチフィンガー12がスラ
    イダー2に設けられているベルト留め具において、ラッ
    チフィンガー12がスライダー2の横方向の動きにより
    ラッチレール1の歯3と非係合となり、歯3をラッチレ
    ール1に沿うスライダー2の動きにより一方向(矢印y
    )に乗り越えていくベルト留め具。
  2. 【請求項2】  スライダー2のスプリング13が、ラ
    ッチレール1の後側14に作用し、ラッチレール1のギ
    ャップ4へラッチフィンガー12を押す働きをする請求
    項1のベルト留め具。
  3. 【請求項3】  ラッチレール1が長手方向に延在する
    脚6を形成し、ラッチレール1の取付面7から離れ且つ
    歯構造を有する側片(b)がスライダー2のu字状の脚
    10を囲む請求項1−2の何れかのベルト留め具。
  4. 【請求項4】  スライダー2の内方へ向けた脚10が
    移動方向に離間しており且つ対となっている請求項1−
    3の何れかのベルト留め具。
  5. 【請求項5】  脚10がその端部にラッチフィンガー
    12を作り、ラッチフィンガー12がガイド部11の側
    片(b)を越えて延在する請求項1−4の何れかのベル
    ト留め具。
  6. 【請求項6】  ラッチレール1がその後側に溝5を有
    し、溝5が脚6に沿って延在する請求項1−5の何れか
    のベルト留め具。
  7. 【請求項7】  スプリング13がスライダーの底9の
    舌片により形成され、舌片がスライダー2の長手方向に
    延在する請求項1−6の何れかのベルト留め具。
  8. 【請求項8】  舌片が一端にヒンジ止めされたバック
    ルスプリングとして構成される請求項1−7の何れかの
    ベルト留め具。
  9. 【請求項9】  スプリング13の根部(W)が脚10
    のガイド部11と向い合うように配される請求項1−8
    の何れかのベルト留め具。
  10. 【請求項10】  凸部15が、スプリング13の根部
    (W)に設けられ、スライダーの全横巾を覆い且つラッ
    チレール1の後側に面する請求項1−9の何れかのベル
    ト留め具。
  11. 【請求項11】  スプリング13の自由端がラッチフ
    ィンガー12に向い合うよう配される請求項1−10の
    何れかのベルト留め具。
  12. 【請求項12】  スプリング13の巾がラッチレール
    1の溝5の巾より大である請求項1−11の何れかのベ
    ルト留め具。
  13. 【請求項13】  スライダー2内のトンネル22がラ
    ッチレール1のための帯体23用に設けられている請求
    項1−12の何れかのベルト留め具。
  14. 【請求項14】  トンネル22がスライダーの底9か
    ら後方へ突出する脚27により形成され脚27の端部が
    クランプ片28を作るよう曲げられている請求項1−1
    3の何れかのベルト留め具。
  15. 【請求項15】  後方の突出している脚27がクラン
    プ用のチャンネル33を作る請求項1−14の何れかの
    ベルト留め具。
  16. 【請求項16】  クランプ用のトンネル33が開口2
    9につづく脚27の端部を折り返すことで作られ、その
    折り返しがスライダーの底9の縁9′の下にくる請求項
    1−15の何れかのベルト留め具。
  17. 【請求項17】  折り返し部34と折り部35とがそ
    の内側にビード38を有す請求項1−16のベルト留め
    具。
  18. 【請求項18】  折り返し部34と折り部35との間
    の頂部が凹部36内にくる請求項1−17の何れかのベ
    ルト留め具。
  19. 【請求項19】  チャンネル33の自由部が内端方向
    へとテーパが付いている請求項1−18の何れかのベル
    ト留め具。
  20. 【請求項20】  狭い空間(V)がクランプ片31の
    厚み以下となっており、チャンネル33が狭い空間(V
    )の前にあり、開口29がクランプ片31の厚みの約2
    倍の自由域を有する請求項1−19のベルト留め具。
  21. 【請求項21】  トンネル22と折り返し部34とを
    作る脚27が互いに平行に配され、折り部35が直角に
    曲げられている請求項1−20のベルト留め具。
  22. 【請求項22】  折り返し部34が脚部に対して鋭角
    となっており、脚をスライダーの底との間の縁37の内
    面がクランプ片31の厚みより小さいギャップにより分
    離されている請求項1−21の何れかのベルト留め具。
  23. 【請求項23】  折り部35が鋭角でスライダーの底
    9に対して向けられ、クランプ片31の自由端のためフ
    リースペース40を作る請求項1−22のベルト留め具
JP3322402A 1990-11-12 1991-11-12 ベルト留め具 Pending JPH04266705A (ja)

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DE4035933 1990-11-12
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