JPH04266608A - 係止材保持溝 - Google Patents

係止材保持溝

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JPH04266608A
JPH04266608A JP2639291A JP2639291A JPH04266608A JP H04266608 A JPH04266608 A JP H04266608A JP 2639291 A JP2639291 A JP 2639291A JP 2639291 A JP2639291 A JP 2639291A JP H04266608 A JPH04266608 A JP H04266608A
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JP
Japan
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locking
nut
opening
holding groove
support surface
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JP2639291A
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JP2564043B2 (ja
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Koichi Hashimoto
浩一 橋本
Yusuke Matsui
松井 祐介
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Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばナットなどの
係止材を係止する係止材保持溝に関する。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の係止材保持溝としては、
たとえば実開平1ー99811号公報記載の構成が知ら
れている。
【0004】この係止材保持溝は、被装着部材に長手状
の開口部を有し、この開口部の内側にナットなどの係止
材を保持する空間を介して開口部と略平行の当接面を有
し、この当接面の上方に係止材を収容可能な収容部が設
けられている。
【0005】そして、前面の開口部から、収容部に一度
係止材を収容した後、所定位置に係止材を位置決めし、
ボルトなどを係止材に螺合し、被装着部材に装着してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
係止材保持溝では、開口部から係止材を挿入し、所定位
置にて係止材を当接面に当接させてボルト等により螺合
する場合、係止材が収容部方向に浮き上がり、中心が偏
位して螺合しにくい問題を有している。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
、通常の係止材を前面の開口部から挿入でき、かつ、容
易に取付けることができる係止材保持溝を提供すること
を目的とする。
【0008】〔発明の構成〕
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の係止材保持溝は
、係止材を挿通可能な長手状の開口部と、この開口部に
沿って両側に形成され前記係止材を係止する内面側に第
1および第2の係止面を有する第1および第2の係止縁
と、この第1の係止縁の内側に前記開口部の長手方向に
沿ってこの第1の係止縁と略直交して形成された支持面
と、この支持面の前記第1の係止面と反対側に前記係止
面と略平行にかつ対向して形成された当接面と、前記第
2の係止面の内側に前記支持面と対向して設けられ前記
係止材の回転を阻止する回転阻止面と、この回転阻止面
の前記第1の係止縁と反対側に形成され前記開口部と連
通され前記係止材を収容する収容部と、この収容部から
前記開口部方向に向けて傾斜され前記係止面と連続して
形成された傾斜面とを具備したものである。
【0010】
【作用】本発明は、開口部から係止材を挿入し、一旦、
係止材を収容部に収容した後、係止材は傾斜面を滑り、
支持面上に位置される。そして、係止材に螺合により装
着を行なう際は開口面方向から係止材に力が加わり、係
止材が当接面に押圧当接位置決めされ、螺合されるとき
は、回転阻止面で係止材回転を阻止され、最終的には、
係止材を第1および第2の係止面に係止させ、係止材と
装着物とで第1および第2の係止縁を挾持し、装着物を
被装着物に装着する。したがって、係止材を前面の開口
部から挿入でき、かつ、容易に取付けられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の係止材保持溝の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0012】図1において、1は被装着部材で、この被
装着部材1の前面2には、横方向に長手状の係止材とし
てのナットNが挿通可能な開口部3が形成され、この開
口部3の下方および上方の両側には、前面は被装着部材
1と面一の板状に突出形成された第1の係止縁4および
第2の係止縁5が形成されている。
【0013】この第1の係止縁4の内側には前面2と略
平行な第1の係止面6が形成され、第2の係止縁5の内
面側には前面2と略平行な第2の係止面7が形成されて
いる。また、第1の係止面6には、底面となる支持面8
が第1の係止面6に垂直に内方に向けて開口部3の長手
方向に沿って形成され、この支持面8の幅は、ナットN
よりやや広くなっている。さらに、第2の係止縁5には
、第2の係止面7に対して垂直に内方に向けて、支持面
8の幅方向より狭い幅の突条部11が形成されている。 この突条部11の下面には、支持面8と平行に、支持面
8間との距離が、ナットNの最短径部よりやや広く形成
され、この回転阻止面12の内方先端には、テーパ面1
3が形成されている。
【0014】また、突条部11の上部には取付溝14が
設けられている。さらに、この取付溝14の上部には、
支持面8と平行に支持面8より幅広の天面15が形成さ
れている。また、この天面15と略垂直にかつ第2の係
止面7と平行に後面部16が形成されている。そして、
天面15および後面部16の囲われている部分に、ナッ
トNを収容する収容部17が形成されている。
【0015】また、後面部16の下部には、下方に向け
て縮径された傾斜面18が後面部16から連続して形成
され、さらに、傾斜面18の下部には第1の係止面6と
平行に対向して形成された当接面19が傾斜面18から
連続して形成されている。
【0016】次に、図2ないし図4を参照して、被装着
物としての板材Aの取付けを説明する。
【0017】まず、ナットNを図2に示すように前面の
開口部3から挿入し、収容部17に収容する。このとき
、突条部11の先端には、テーパ面13が設けられてい
るので、ナットNはテーパ面13に沿って容易に挿入で
きる。 この状態で、ナットNを傾斜面18に沿って下降させ、
ナットNの下部を支持面8に接触させる。そして、図3
に示すように、ナットNの一辺を支持面8上に載置させ
、この一辺と対向する他辺の上方に回転阻止面12を位
置させる。
【0018】そうして、図4に示すように板材Aの図示
しない孔部にボルトBを挿入し、ナットNとボルトBの
間に、板材Aを介挿させ、ナットNにボルトBを螺合さ
せる。このとき、ナットNは後方に押圧されるが、後方
の当接面19に当接されて位置決めされ、ナットNの中
心は偏位しない。また、ナットNは回転阻止面12と支
持面8間に、間隙を有して挟持されるので、ボルトBを
回転させることにより、ナットNが空転することはない
。そして、確実に螺合されると、ボルトBとナットNの
間に第1および第2の係止縁4,5と、板材Aが挟持さ
れ、ナットNが第1および第2の係止面6,7にて係止
されるので、板材Aを被装着部材1に確実に装着できる
【0019】なお係止材としては6角ナットを用いたが
、これに限らず、4角ナットその他特殊形状のナット等
を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の係止材保持溝によれば、係止材
が挿通可能な開口部の内側に係止材を収容する収容部を
形成し、この収容部から傾斜面および当接面を形成した
ので、通常の係止材保持溝を前面の開口部から挿入でき
、また、係止体を当接面で当接し回転阻止面と支持面と
で挟持することにより係止体の偏位および空転を防止で
きるので、容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係止材保持溝の一実施例を示す断面図
である。
【図2】同上係止材挿入時を示す断面図である。
【図3】同上係止材挿入時を示す正面図である。
【図4】同上装着物装着時を示す断面図である。
【符号の説明】
3    開口部 4    第1の係止縁 5    第2の係止縁 6    第1の係止面 7    第2の係止面 8    支持面 17    収容部 18    傾斜面 19    当接面 N    係止材としてのナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  係止材を挿通可能な長手状の開口部と
    、この開口部に沿って両側に形成され前記係止材を係止
    する内面側に第1および第2の係止面を有する第1およ
    び第2の係止縁と、この第1の係止縁の内側に前記開口
    部の長手方向に沿ってこの第1の係止縁と略直交して形
    成された支持面と、この支持面の前記第1の係止面と反
    対側に前記係止面と略平行にかつ対向して形成された当
    接面と、前記第2の係止面の内側に前記支持面と対向し
    て設けられ前記係止材の回転を阻止する回転阻止面と、
    この回転阻止面の前記第1の係止縁と反対側に形成され
    前記開口部と連通され前記係止材を収容する収容部と、
    この収容部から前記開口部方向に向けて傾斜され前記係
    止面と連続して形成された傾斜面とを具備したことを特
    徴とする係止材保持溝。
JP3026392A 1991-02-20 1991-02-20 係止材保持溝 Expired - Fee Related JP2564043B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086170A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd 電気接続箱の固定構造
JP2009243531A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd ナットホルダー、継手部構造及びコンクリート構造物

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JP2008086170A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd 電気接続箱の固定構造
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