JPH04266537A - 自動車インストルメントパネル部の電気回路構造と、その成形方法 - Google Patents
自動車インストルメントパネル部の電気回路構造と、その成形方法Info
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- JPH04266537A JPH04266537A JP3050825A JP5082591A JPH04266537A JP H04266537 A JPH04266537 A JP H04266537A JP 3050825 A JP3050825 A JP 3050825A JP 5082591 A JP5082591 A JP 5082591A JP H04266537 A JPH04266537 A JP H04266537A
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車インストルメン
トパネル部の電気回路構造と、その成形方法に関するも
のである。
トパネル部の電気回路構造と、その成形方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】自動車インストルメントパネル部の電気
回路は、図１２参照、所要の電気回路に基づいて成形さ
れたワイヤハーネス１５を、自動車ボディーまたはイン
ストルメントパネル部１のダッシュボード２に手作業配
索し、そのワイヤハーネス１５のコネクタ１６とスイッ
チ・計器類のコネクタを接続して回路を形成する手段が
採られている。
回路は、図１２参照、所要の電気回路に基づいて成形さ
れたワイヤハーネス１５を、自動車ボディーまたはイン
ストルメントパネル部１のダッシュボード２に手作業配
索し、そのワイヤハーネス１５のコネクタ１６とスイッ
チ・計器類のコネクタを接続して回路を形成する手段が
採られている。
【０００３】一方、自動車における近年の電子化と電気
的コントロールの高度化に伴い、運転席に設けられるイ
ンストルメントパネル部は、スイッチ・計器類の増加と
電気回路の複雑化が顕著になっており、その回路形成に
用いるワイヤハーネスは一段と肥大化・重量化の傾向に
あり、今後ともこの傾向の増長が予測されている。
的コントロールの高度化に伴い、運転席に設けられるイ
ンストルメントパネル部は、スイッチ・計器類の増加と
電気回路の複雑化が顕著になっており、その回路形成に
用いるワイヤハーネスは一段と肥大化・重量化の傾向に
あり、今後ともこの傾向の増長が予測されている。
【０００４】「発明が解決しようとする課題」前記のワ
イヤハーネス配索手段によると、ワイヤハーネス自体が
電線束を結束した長大多枝形状をなし、そのワイヤハー
ネスをクランプ治具によって手作業配索して係止し、そ
の配索後にワイヤハーネスのコネクタとスイッチ・計器
類側のコネクタを接続する必要があるので、ワイヤハー
ネスの配索用空間とコネクタの接続空間が不可欠になる
。
イヤハーネス配索手段によると、ワイヤハーネス自体が
電線束を結束した長大多枝形状をなし、そのワイヤハー
ネスをクランプ治具によって手作業配索して係止し、そ
の配索後にワイヤハーネスのコネクタとスイッチ・計器
類側のコネクタを接続する必要があるので、ワイヤハー
ネスの配索用空間とコネクタの接続空間が不可欠になる
。
【０００５】しかし、前記のワイヤハーネスの肥大化と
複雑化の基において、前記のダッシュボードで許容され
る空間は益々狭小となっており、その配索作業とコネク
タ接続作業は、極めて非能率難作業である。
複雑化の基において、前記のダッシュボードで許容され
る空間は益々狭小となっており、その配索作業とコネク
タ接続作業は、極めて非能率難作業である。
【０００６】さらに、前記の回路形成手段によると、イ
ンストルメントパネル部の回路群の導通テストが、自動
車ボディーへの組付け完了後しか行えないので、コネク
タ半結合等の導通不良個所が存在すると、大がかりな解
体修正が必要になり、コネクタ結合手段に基づく品質上
の不安定（コネクタ結合不良リスク）と不良修正の問題
がある。
ンストルメントパネル部の回路群の導通テストが、自動
車ボディーへの組付け完了後しか行えないので、コネク
タ半結合等の導通不良個所が存在すると、大がかりな解
体修正が必要になり、コネクタ結合手段に基づく品質上
の不安定（コネクタ結合不良リスク）と不良修正の問題
がある。
【０００７】一方、前記のインストルメントパネル部の
電子化・回路の複雑化に伴って、前記のワイヤハーネス
配索手段による難点が今後益々顕著にあらわれ、コネク
タ接続不備による不良品発生、ワイヤハーネス配索空間
の確保と配索作業とコネクタ接続作業の困難性、および
、ワイヤハーネスの複雑化によるワイヤハーネス成形上
の品質・コスト上の問題が一段と顕在化することが予測
されるので、このインストルメントパネル部における電
気回路構成手段の変革が当該分野で強く求められている
。
電子化・回路の複雑化に伴って、前記のワイヤハーネス
配索手段による難点が今後益々顕著にあらわれ、コネク
タ接続不備による不良品発生、ワイヤハーネス配索空間
の確保と配索作業とコネクタ接続作業の困難性、および
、ワイヤハーネスの複雑化によるワイヤハーネス成形上
の品質・コスト上の問題が一段と顕在化することが予測
されるので、このインストルメントパネル部における電
気回路構成手段の変革が当該分野で強く求められている
。
【０００８】本発明は、以上の従来技術の難点を解消し
、当該分野の技術ニーズに応えるのが目的である。
、当該分野の技術ニーズに応えるのが目的である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明は、自動車インストルメントパネル部のスイッ
チ・計器類の電気回路において、群分けしたスイッチ・
計器類に、それぞれ所要の電気制御機能を付与して該群
間を相互接続することを要旨とする第一グループ発明と
、所要の電子制御機能部品を実装した可撓性印刷配線板
をインストルメントクラスタに張りつけて電気回路を形
成することを要旨とする第二グループ発明からなり、そ
れ等各グループは以下の構成を有している。
る本発明は、自動車インストルメントパネル部のスイッ
チ・計器類の電気回路において、群分けしたスイッチ・
計器類に、それぞれ所要の電気制御機能を付与して該群
間を相互接続することを要旨とする第一グループ発明と
、所要の電子制御機能部品を実装した可撓性印刷配線板
をインストルメントクラスタに張りつけて電気回路を形
成することを要旨とする第二グループ発明からなり、そ
れ等各グループは以下の構成を有している。
【００１０】即ち、前記第一グループの発明は「自動車
インストルメントパネル部のスイッチ・計器類の電気回
路において、群分け配設されたスイッチ・計器類の電気
回路の端末部分に、該電気回路の電子制御に必要な電子
機能部品を分散配設して該端末部分と一体化した電子制
御基板を設け、前記電気回路に組み入れ接続した構造を
特徴とする自動車インストルメントパネル部の電気回路
構造」の第一発明と、
インストルメントパネル部のスイッチ・計器類の電気回
路において、群分け配設されたスイッチ・計器類の電気
回路の端末部分に、該電気回路の電子制御に必要な電子
機能部品を分散配設して該端末部分と一体化した電子制
御基板を設け、前記電気回路に組み入れ接続した構造を
特徴とする自動車インストルメントパネル部の電気回路
構造」の第一発明と、
【００１１】以上の、第一発明において、電気回路を可
撓性印刷配線板によって形成し、前記電子制御基板群と
該可撓性印刷配線板を接続した実施態様手段と、前記電
子制御基板の相互を多重通信可能に結んで前記電気回路
に組み入れ接続する実施態様手段と、
撓性印刷配線板によって形成し、前記電子制御基板群と
該可撓性印刷配線板を接続した実施態様手段と、前記電
子制御基板の相互を多重通信可能に結んで前記電気回路
に組み入れ接続する実施態様手段と、
【００１２】さらに、前記第一発明の電気回路を成形す
るにおいて「インストルメントパネル部のインストルメ
ントクラスタに、スイッチ・計器類を装着すると共に、
前記電子制御基板群を有する可撓性印刷配線板を該イン
ストルメントクラスタの壁面に張り付け装着して、該イ
ンストルメントクラスタを独立の電装品になし、しかる
のち、該インストルメントクラスタをインストルメント
パネル部のダッシュボードに取付けること特徴とする自
動車インストルメントパネル部の電気回路の成形方法」
の第二発明からなっている。
るにおいて「インストルメントパネル部のインストルメ
ントクラスタに、スイッチ・計器類を装着すると共に、
前記電子制御基板群を有する可撓性印刷配線板を該イン
ストルメントクラスタの壁面に張り付け装着して、該イ
ンストルメントクラスタを独立の電装品になし、しかる
のち、該インストルメントクラスタをインストルメント
パネル部のダッシュボードに取付けること特徴とする自
動車インストルメントパネル部の電気回路の成形方法」
の第二発明からなっている。
【００１３】そして、前記第二グループの発明は「所要
の電気回路を有する可撓性印刷配線板を、自動車インス
トルメントパネル部のインストルメントクラスタに張り
付け配設すると共に、前記電気回路の電子制御に必要な
電子機能部品を、該可撓性印刷配線板上に実装した構造
を特徴とする自動車インストルメントパネル部の電気回
路構造」の第三発明と、
の電気回路を有する可撓性印刷配線板を、自動車インス
トルメントパネル部のインストルメントクラスタに張り
付け配設すると共に、前記電気回路の電子制御に必要な
電子機能部品を、該可撓性印刷配線板上に実装した構造
を特徴とする自動車インストルメントパネル部の電気回
路構造」の第三発明と、
【００１４】以上の第三発明の電気回路を成形するにお
いて、「インストルメントパネル部のインストルメント
クラスタに、スイッチ・計器類を装着すると共に、電子
機能部品を実装した可撓性印刷配線板を、前記インスト
ルメントクラスタに張り付け装着してインストルメント
クラスタを独立した電装品になし、しかるのち、該イン
ストルメントクラスタを自動車インストルメントパネル
部のダッシュボードに装着して回路成形することを特徴
とする自動車インストルメントパネル部の電気回路の成
形方法」の第四発明からなっている。
いて、「インストルメントパネル部のインストルメント
クラスタに、スイッチ・計器類を装着すると共に、電子
機能部品を実装した可撓性印刷配線板を、前記インスト
ルメントクラスタに張り付け装着してインストルメント
クラスタを独立した電装品になし、しかるのち、該イン
ストルメントクラスタを自動車インストルメントパネル
部のダッシュボードに装着して回路成形することを特徴
とする自動車インストルメントパネル部の電気回路の成
形方法」の第四発明からなっている。
【００１５】そして、以上の第二発明と第四発明の成形
方法において「インストルメントクラスタの形状に合せ
て、可撓性印刷配線板を予め曲成しておく」実施態様手
段がある。
方法において「インストルメントクラスタの形状に合せ
て、可撓性印刷配線板を予め曲成しておく」実施態様手
段がある。
【００１６】なお、以上の本発明における前記のインス
トルメントクラスタとは、自動車インストルメントパネ
ル部の構成部材であって、該パネルのスイッチ・計器類
を配列して囲んでいる公知の部材をいう、また、前記の
スイッチ・計器類とは、自動車インストルメントパネル
部に配列されるスイッチ・メーター・時計・表示灯・ラ
ジオ・ステレオ類を意味し、さらに、前記の電子機能部
品とは、それ等スイッチ・計器類のタイマー・メモリー
・演算等の電子制御に必要なＩＣ等の電子部品をいう。
トルメントクラスタとは、自動車インストルメントパネ
ル部の構成部材であって、該パネルのスイッチ・計器類
を配列して囲んでいる公知の部材をいう、また、前記の
スイッチ・計器類とは、自動車インストルメントパネル
部に配列されるスイッチ・メーター・時計・表示灯・ラ
ジオ・ステレオ類を意味し、さらに、前記の電子機能部
品とは、それ等スイッチ・計器類のタイマー・メモリー
・演算等の電子制御に必要なＩＣ等の電子部品をいう。
【００１７】
【作用】前記第一・第二発明の自動車インストルメント
パネル部の電気回路構造は、該インストルメントパネル
のスイッチ・計器類群の電子制御に必要な電子機能部分
とスイッチ・計器類のそれぞれの端末回路が一体化され
た電子制御基板群によって、電子制御機能が付与されて
いるので、スイッチの多機能化と簡素化、および多重制
御が可能になり、かつ、その電子制御基板群が相互に有
機的に連携制御機能するので、重複した電子部品の存在
が少くなり、従来の単能スイッチ配列の電気回路に比べ
て電気回路構成が格段に簡素化される。
パネル部の電気回路構造は、該インストルメントパネル
のスイッチ・計器類群の電子制御に必要な電子機能部分
とスイッチ・計器類のそれぞれの端末回路が一体化され
た電子制御基板群によって、電子制御機能が付与されて
いるので、スイッチの多機能化と簡素化、および多重制
御が可能になり、かつ、その電子制御基板群が相互に有
機的に連携制御機能するので、重複した電子部品の存在
が少くなり、従来の単能スイッチ配列の電気回路に比べ
て電気回路構成が格段に簡素化される。
【００１８】そして、前記第一発明の前記実施態様では
従来のワイヤハーネスに代えて、可撓性印刷配線板をイ
ンストルメントクラスタの壁面に屈曲自在に張り付けて
回路を形成するので、電気回路用の所要空間が極めて少
なくなって軽量化されると共に、可撓性印刷配線板が有
する回路成形の容易化（自動成形可能）と回路の高信頼
性（誤配線等がない）等の技術メリットを享受すること
ができる。
従来のワイヤハーネスに代えて、可撓性印刷配線板をイ
ンストルメントクラスタの壁面に屈曲自在に張り付けて
回路を形成するので、電気回路用の所要空間が極めて少
なくなって軽量化されると共に、可撓性印刷配線板が有
する回路成形の容易化（自動成形可能）と回路の高信頼
性（誤配線等がない）等の技術メリットを享受すること
ができる。
【００１９】さらに、前記第二発明の成形方法は、スイ
ッチ・計器類を装着してそれ等の回路を形成したインス
トルメントクラスタを、別体独立の電装品となし、その
クラスタをインストルメントパネル部へ装着するので、
予めそのクラスタに導通テストを施し、電気的信頼性を
向上させることができる。
ッチ・計器類を装着してそれ等の回路を形成したインス
トルメントクラスタを、別体独立の電装品となし、その
クラスタをインストルメントパネル部へ装着するので、
予めそのクラスタに導通テストを施し、電気的信頼性を
向上させることができる。
【００２０】一方、前記第三発明は電子機能部品を実装
して電子制御機能を付与された可撓性印刷配線板によっ
て電気回路が構成されるので、前記第一発明と同様に、
スイッチの多機能化・簡素化作用と、前記第一発明の実
施態様と同様に、回路空間の狭小化と回路の軽量化、お
よび、可撓性印刷配線板が有する回路成形の容易化と高
信頼性等の技術メリットを享受することができる。
して電子制御機能を付与された可撓性印刷配線板によっ
て電気回路が構成されるので、前記第一発明と同様に、
スイッチの多機能化・簡素化作用と、前記第一発明の実
施態様と同様に、回路空間の狭小化と回路の軽量化、お
よび、可撓性印刷配線板が有する回路成形の容易化と高
信頼性等の技術メリットを享受することができる。
【００２１】さらに、前記第四発明の成形方法は、前記
第二発明と成形手段が実質的に同一であり、前記第二発
明と同一の作用が期待できる。
第二発明と成形手段が実質的に同一であり、前記第二発
明と同一の作用が期待できる。
【００２２】
【実施例】以下、実施例によって詳しく説明する。まず
、前記第一発明の一実施例を示す図１〜図７を参照して
、図７のように、配設すべきスイッチ・計器類３Ａ〜３
Ｆを群分けして前面に配列するインストルメントクラス
タ２（以下、単にクラスタ２という）の、スイッチ・計
器類３Ａ〜３Ｆの電気回路において、図１図２参照、ク
ラスタ２の裏面に、所要の回路を形成した可撓性印刷配
線板５（以下、この可撓性印刷配線板をＦＰＣ５と略称
する）がクラスタ２の凹凸壁面に沿って張り付けられて
いる。
、前記第一発明の一実施例を示す図１〜図７を参照して
、図７のように、配設すべきスイッチ・計器類３Ａ〜３
Ｆを群分けして前面に配列するインストルメントクラス
タ２（以下、単にクラスタ２という）の、スイッチ・計
器類３Ａ〜３Ｆの電気回路において、図１図２参照、ク
ラスタ２の裏面に、所要の回路を形成した可撓性印刷配
線板５（以下、この可撓性印刷配線板をＦＰＣ５と略称
する）がクラスタ２の凹凸壁面に沿って張り付けられて
いる。
【００２３】そして、クラスタ２の背面に設けられるス
イッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの電気回路の端末部分は、硬
質板４（図４参照）に印刷配線した硬質板上印刷配線板
の上に、スイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの電子制御機能と
して必要なメモリー・演算等の電子機能部品１８を分散
して配設し、それぞれの端末回路に組み入れた電子制御
基板７Ａ〜７Ｆがそれぞれ取着されている。そして、図
３図４例示のようにこの電子制御基板７Ａ〜７ＦとＦＰ
Ｃ５の接続部８が一体に直接接続されている。即ち、ク
ラスタ２の背面との接合面に、スイッチ・計器類３Ａ〜
３Ｆの端末回路の導通部６を有する電子制御基板７Ａ〜
７Ｆの縁部に、クラスタ２の背面と接合しない面に導通
部を有するＦＰＣ５の接続部８を巻き付けて半田付け固
定し、両者の導通部６が接続されて、電子機能部品１８
の機能回路がＦＰＣ５の電気回路に組み入れ接続される
と共に、その電子制御基板７Ａ〜７Ｆには、ラバースイ
ッチ９とキートップ１０とスイッチ押え１１が順次取付
けられ、ラバースイッチ９が導通部６と直接接続されて
スイッチ機能するように構成されている。
イッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの電気回路の端末部分は、硬
質板４（図４参照）に印刷配線した硬質板上印刷配線板
の上に、スイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの電子制御機能と
して必要なメモリー・演算等の電子機能部品１８を分散
して配設し、それぞれの端末回路に組み入れた電子制御
基板７Ａ〜７Ｆがそれぞれ取着されている。そして、図
３図４例示のようにこの電子制御基板７Ａ〜７ＦとＦＰ
Ｃ５の接続部８が一体に直接接続されている。即ち、ク
ラスタ２の背面との接合面に、スイッチ・計器類３Ａ〜
３Ｆの端末回路の導通部６を有する電子制御基板７Ａ〜
７Ｆの縁部に、クラスタ２の背面と接合しない面に導通
部を有するＦＰＣ５の接続部８を巻き付けて半田付け固
定し、両者の導通部６が接続されて、電子機能部品１８
の機能回路がＦＰＣ５の電気回路に組み入れ接続される
と共に、その電子制御基板７Ａ〜７Ｆには、ラバースイ
ッチ９とキートップ１０とスイッチ押え１１が順次取付
けられ、ラバースイッチ９が導通部６と直接接続されて
スイッチ機能するように構成されている。
【００２４】即ち、電子制御基板７Ａ〜７Ｆは、ＦＰＣ
５の電気回路の電子制御機能として必要な電子機能部品
１８を、該基板７Ａ〜７Ｆに分散配設して、それぞれの
スイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆと一体化した構造を有し、
ＦＰＣ５に組み入れ接続された電子機能基板７Ａ〜７Ｆ
は相互に多重通信可能に結ばれてクラスタ２の電気回路
が形成されている。そして、このクラスタ２のＦＰＣ５
の端末１２が自動車ボディー又はインストルメントパネ
ル部１の幹線と接続される構造になっている。以上の実
施例の電気回路は前記の作用が期待できる。
５の電気回路の電子制御機能として必要な電子機能部品
１８を、該基板７Ａ〜７Ｆに分散配設して、それぞれの
スイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆと一体化した構造を有し、
ＦＰＣ５に組み入れ接続された電子機能基板７Ａ〜７Ｆ
は相互に多重通信可能に結ばれてクラスタ２の電気回路
が形成されている。そして、このクラスタ２のＦＰＣ５
の端末１２が自動車ボディー又はインストルメントパネ
ル部１の幹線と接続される構造になっている。以上の実
施例の電気回路は前記の作用が期待できる。
【００２５】なお、前記第一発明は前記実施例以外に下
記に示す変化がある。即ち、電子制御基板７Ａ〜７Ｆは
必ずしも硬質板４を用いる必要はなく、スイッチ・計器
類３Ａ〜３Ｆの端末回路と電子機能部品１８が一体化さ
れた構造であれば良く、また、電子制御基板７Ａ〜７Ｆ
とＦＰＣ５の接続手段は、図５のようにコネクタ１９に
よって接続することがある。さらに、当該電気回路はＦ
ＰＣ５に代えてワイヤハーネスを用いることもできると
共に、前記実施例の電子機能基板７Ａ〜７Ｆの相互間の
多重通信可能手段は省略することがある。
記に示す変化がある。即ち、電子制御基板７Ａ〜７Ｆは
必ずしも硬質板４を用いる必要はなく、スイッチ・計器
類３Ａ〜３Ｆの端末回路と電子機能部品１８が一体化さ
れた構造であれば良く、また、電子制御基板７Ａ〜７Ｆ
とＦＰＣ５の接続手段は、図５のようにコネクタ１９に
よって接続することがある。さらに、当該電気回路はＦ
ＰＣ５に代えてワイヤハーネスを用いることもできると
共に、前記実施例の電子機能基板７Ａ〜７Ｆの相互間の
多重通信可能手段は省略することがある。
【００２６】つぎに、図６を参照して前記第二発明の成
形方法の一実施例を説明する。即ち、予めクラスタ２に
スイッチ・計器類と、グループ分けされたスイッチ・計
器類の背面に、ＦＰＣ用コネクタ１９を有する電子制御
基板７Ａ〜７Ｅを取付け、続いて、電子制御基板７Ｆを
組み入れたＦＰＣ５をクラスタ２の背面の壁面に沿わせ
て張り付けると共に、ＦＰＣ５の接続部８をＦＰＣ用コ
ネクタ１９に接続し、クラスタ２を独立単体の電装品に
なし、このクラスタ２をインストルメントパネル部１の
ダッシュボード（図示しない）に装着してインストルメ
ントパネル部１の電気回路を形成する。この実施例の成
形方法によるクラスタ２は単独の電装品として予め導通
テストを施すことができる。
形方法の一実施例を説明する。即ち、予めクラスタ２に
スイッチ・計器類と、グループ分けされたスイッチ・計
器類の背面に、ＦＰＣ用コネクタ１９を有する電子制御
基板７Ａ〜７Ｅを取付け、続いて、電子制御基板７Ｆを
組み入れたＦＰＣ５をクラスタ２の背面の壁面に沿わせ
て張り付けると共に、ＦＰＣ５の接続部８をＦＰＣ用コ
ネクタ１９に接続し、クラスタ２を独立単体の電装品に
なし、このクラスタ２をインストルメントパネル部１の
ダッシュボード（図示しない）に装着してインストルメ
ントパネル部１の電気回路を形成する。この実施例の成
形方法によるクラスタ２は単独の電装品として予め導通
テストを施すことができる。
【００２７】つぎに、図８〜図１１を参照して前記第三
発明の一実施例を説明する。即ち、前記第一発明実施例
と同じく、図７のようにクラスタ２にスイッチ・計器類
３Ａ〜３Ｆを群分け配設した電気回路において、所要の
回路を有するＦＰＣ５が、クラスタ２の裏面の凹凸壁面
に沿って張り付けられ、このＦＰＣ５には、スイッチ・
計器類３Ａ〜３Ｆごとにスイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの
メモリー・演算等の電子制御機能に必要な電子機能部品
１８が実装されている。
発明の一実施例を説明する。即ち、前記第一発明実施例
と同じく、図７のようにクラスタ２にスイッチ・計器類
３Ａ〜３Ｆを群分け配設した電気回路において、所要の
回路を有するＦＰＣ５が、クラスタ２の裏面の凹凸壁面
に沿って張り付けられ、このＦＰＣ５には、スイッチ・
計器類３Ａ〜３Ｆごとにスイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの
メモリー・演算等の電子制御機能に必要な電子機能部品
１８が実装されている。
【００２８】即ち、図１１に例示するようにＦＰＣ５の
スイッチ・計器類７Ａの電気回路の端末部分１７Ａを１
８０°折り曲げ、この端末部分１７Ａの上に、図１０の
ようにＩＣ等の機能部品１８が半田付けして実装され、
その導通部６の端部にラバースイッチとキートップ１０
とスイッチ押え１１が順次取付けられ、ラバースイッチ
９が導通部６と直接接続されて、電子機能部品１８の制
御回路がＦＰＣ５の回路に組み入れられている。そして
、スイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの端末部分１７Ａ〜１７
Ｆに実装された電子機能部品１８が端末部分１７Ａ〜１
７Ｆ間において、多重通信可能に結ばれている。なお、
端末部分１７は必ずしも折り曲げる必要はなく、スイッ
チ・計器類７Ｄはストレートに伸びた端末部分１７Ｄに
電子機能部品１８が実装される。
スイッチ・計器類７Ａの電気回路の端末部分１７Ａを１
８０°折り曲げ、この端末部分１７Ａの上に、図１０の
ようにＩＣ等の機能部品１８が半田付けして実装され、
その導通部６の端部にラバースイッチとキートップ１０
とスイッチ押え１１が順次取付けられ、ラバースイッチ
９が導通部６と直接接続されて、電子機能部品１８の制
御回路がＦＰＣ５の回路に組み入れられている。そして
、スイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆの端末部分１７Ａ〜１７
Ｆに実装された電子機能部品１８が端末部分１７Ａ〜１
７Ｆ間において、多重通信可能に結ばれている。なお、
端末部分１７は必ずしも折り曲げる必要はなく、スイッ
チ・計器類７Ｄはストレートに伸びた端末部分１７Ｄに
電子機能部品１８が実装される。
【００２９】そして、以上のＦＰＣ５をクラスタ２の背
面に張り付けると共に、クラスタ２の表側からスイッチ
・計器類３Ａ〜３Ｆを装着して電子制御機能を付与した
電気回路が形成され、ＦＰＣ５の端末１２が自動車ボデ
ィーまたはインストルメントパネル部１の幹線と接続さ
れる構造になっている。
面に張り付けると共に、クラスタ２の表側からスイッチ
・計器類３Ａ〜３Ｆを装着して電子制御機能を付与した
電気回路が形成され、ＦＰＣ５の端末１２が自動車ボデ
ィーまたはインストルメントパネル部１の幹線と接続さ
れる構造になっている。
【００３０】そして、以上の第三発明実施例の電気回路
を成形する前記第四発明の成形方法は、図６に示す前記
第二発明実施例の手順手法が適用され、電子機能部品１
８を実装したＦＰＣ５とスイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆを
予めクラスタ２に装着してクラスタ２を独立した電装品
になし、しかるのち、このクラスタ２をインストルメン
トパネル部１に装着して成形される。
を成形する前記第四発明の成形方法は、図６に示す前記
第二発明実施例の手順手法が適用され、電子機能部品１
８を実装したＦＰＣ５とスイッチ・計器類３Ａ〜３Ｆを
予めクラスタ２に装着してクラスタ２を独立した電装品
になし、しかるのち、このクラスタ２をインストルメン
トパネル部１に装着して成形される。
【００３１】以上の第三、第四発明の実施例とも前記の
作用がある。
作用がある。
【００３２】なお、前記の第二、第四発明の成形方法に
おいて、ＦＰＣ５を予めクラスタ２の壁面形状に合せて
曲成加工しておくと、ＦＰＣ５の取付け作業が一段とや
り易くなる。
おいて、ＦＰＣ５を予めクラスタ２の壁面形状に合せて
曲成加工しておくと、ＦＰＣ５の取付け作業が一段とや
り易くなる。
【００３３】
【発明の効果】以上の本発明の自動車インストルメント
パネル部の電気回路構造と、その成形方法は、スイッチ
・計器類群の電子制御機能を、回路に組み入れ付与する
構成を有するので、スイッチの多機能化等の採用によっ
て、回路構成を一段と簡素化することができる。
パネル部の電気回路構造と、その成形方法は、スイッチ
・計器類群の電子制御機能を、回路に組み入れ付与する
構成を有するので、スイッチの多機能化等の採用によっ
て、回路構成を一段と簡素化することができる。
【００３４】そして、ワイヤハーネスに代るＦＰＣ５に
よって回路を構成すると、回路形成の必要空間が激減し
て省空間が促進され、インストルメントパネル部の電気
回路の今後の高密度化高級化に充分対応することができ
ると共に、その回路がＦＰＣ５の張り付けで形成できる
ので、従来のワイヤハーネス配索と比べて、回路形成の
作業性が向上し、さらに、ＦＰＣ５が有する技術メリッ
トに基づいて、回路体製作の自動化・品質信頼性の向上
（ワイヤハーネスのような誤配線がない）を図ると共に
、回路の放熱面積が大きくとれるので、従来のワイヤハ
ーネスより単位面積電流が大きくとれ、回路性能の向上
と回路の小形化を促進することができる。
よって回路を構成すると、回路形成の必要空間が激減し
て省空間が促進され、インストルメントパネル部の電気
回路の今後の高密度化高級化に充分対応することができ
ると共に、その回路がＦＰＣ５の張り付けで形成できる
ので、従来のワイヤハーネス配索と比べて、回路形成の
作業性が向上し、さらに、ＦＰＣ５が有する技術メリッ
トに基づいて、回路体製作の自動化・品質信頼性の向上
（ワイヤハーネスのような誤配線がない）を図ると共に
、回路の放熱面積が大きくとれるので、従来のワイヤハ
ーネスより単位面積電流が大きくとれ、回路性能の向上
と回路の小形化を促進することができる。
【００３５】さらに、本発明の成形方法によると、独立
単体の電装品をなすクラスタ２を、予め導通テストして
品質を確保し、実車取付け後の導通不良トラブルを未然
防止することができる。以上の諸効果がある。
単体の電装品をなすクラスタ２を、予め導通テストして
品質を確保し、実車取付け後の導通不良トラブルを未然
防止することができる。以上の諸効果がある。
【図１】第一発明一実施例の電気回路構造を示す自動車
インストルメントパネル部の裏面斜視図
インストルメントパネル部の裏面斜視図
【図２】図１の
Ａ視側面図
Ａ視側面図
【図３】図１実施例の電子制御基板の接続状態図
【図４
】図１実施例の電子制御基板とスイッチの取付けを示す
斜視図
】図１実施例の電子制御基板とスイッチの取付けを示す
斜視図
【図５】第一発明の他の実施例の電子制御基板の接続状
態図
態図
【図６】第二発明の電気回路構造の成形方法の一実施例
を示す斜視図
を示す斜視図
【図７】第一発明一実施例の自動車インストルメントパ
ネル部の表面斜視図
ネル部の表面斜視図
【図８】第三発明一実施例の電気回路構造を示す自動車
インストルメントパネル部の裏面斜視図
インストルメントパネル部の裏面斜視図
【図９】図８の
Ａ視側面図
Ａ視側面図
【図１０】図８実施例の電子機能部品の実装状態の説明
図
図
【図１１】図８実施例のスイッチ・計器類の端末回路と
スイッチの取付け状態を示す斜視図
スイッチの取付け状態を示す斜視図
【図１２】従来の自動車インストルメントパネル部の電
気回路構造を示す斜視図
気回路構造を示す斜視図
１ インストルメントパネル部
２ インストルメントクラスタ
３Ａ〜３Ｆ スイッチ・計器類
４ 硬質板
５ 可撓性印刷配線板（ＦＰＣ）
６ 導通部
７Ａ〜７Ｅ 電子制御基板
８ 接続部
９ ラバースイッチ
１０ キートップ
１１ スイッチ押え
１７Ａ〜１７Ｆ 電気回路の端末部分１８ 電子機
能部品 １９ コネクタ
能部品 １９ コネクタ
Claims (7)
- 【請求項１】 自動車インストルメントパネル部のス
イッチ・計器類の電気回路において、群分け配設された
スイッチ・計器類の電気回路の端末部分に、該電気回路
の電子制御に必要な電子機能部品を分散配設して該端末
部分と一体化した電子制御基板を設け、前記電気回路に
組み入れ接続した構造を特徴とする自動車インストルメ
ントパネル部の電気回路構造。 - 【請求項２】 電子制御基板の相互を多重通信可能に
結んだ請求項１の自動車インストルメントパネル部の電
気回路構造。 - 【請求項３】 請求項１請求項２の電気回路構造にお
いて、電気回路を可撓性印刷配線板によって形成し、該
可撓性印刷配線板と電子制御基板群を接続した構造を特
徴とする自動車インストルメントパネル部の電気回路構
造。 - 【請求項４】 請求項１請求項２請求項３の電気回路
を成形するにおいて、インストルメントパネル部のイン
ストルメントクラスタに、スイッチ・計器類を装着する
と共に、電子制御基板群を有する可撓性印刷配線板を該
インストルメントクラスタの壁面に張り付け装着して、
該インストルメントクラスタを独立した電装品になし、
しかるのち、該インストルメントクラスタをインストル
メントパネル部のダッシュボードに取付けること特徴と
する自動車インストルメントパネル部の電気回路の成形
方法。 - 【請求項５】 自動車インストルメントパネル部のス
イッチ・計器類の電気回路において、所要の電気回路を
有し、かつ、該電気回路の電子制御に必要な電子機能部
品を実装した可撓性印刷配線板を、インストルメントパ
ネル部のインストルメントクラスタに張り付け装着した
構造を特徴とする自動車インストルメントパネル部の電
気回路構造。 - 【請求項６】 請求項５の電気回路を成形するにおい
て、インストルメントパネル部のインストルメントクラ
スタに、スイッチ・計器類を装着すると共に、電子機能
部品を実装した可撓性印刷配線板を張り付け装着して該
インストルメントクラスタを独立した電装品になし、し
かるのち、該インストルメントクラスタをインストルメ
ントパネル部のダッシュボードに装着して回路形成する
ことを特徴とする自動車インストルメントパネル部の電
気回路の成形方法。 - 【請求項７】 請求項４請求項６の電気回路の成形方
法において、インストルメントクラスタの壁面形状に合
せて、可撓性印刷配線板を予め曲成しておくことを特徴
とする自動車インストルメントパネル部の電気回路の成
形方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3050825A JPH04266537A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 自動車インストルメントパネル部の電気回路構造と、その成形方法 |
| EP91308522A EP0478218B1 (en) | 1990-09-19 | 1991-09-18 | Structure of electric circuit for instrument panel of automobile and method for forming the same |
| US07/761,529 US5255155A (en) | 1990-09-19 | 1991-09-18 | Structure of electric circuit panel for instrument panel of automobile and method for forming the same |
| DE69131269T DE69131269T2 (de) | 1990-09-19 | 1991-09-18 | Stromkreisaufbau für Instrumententafel eines Kraftfahrzeuges und sein Herstellungsverfahren |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3050825A JPH04266537A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 自動車インストルメントパネル部の電気回路構造と、その成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04266537A true JPH04266537A (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=12869549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3050825A Pending JPH04266537A (ja) | 1990-09-19 | 1991-02-22 | 自動車インストルメントパネル部の電気回路構造と、その成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04266537A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05319140A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Nippon Seiki Co Ltd | 計器装置 |
| DE4409183A1 (de) * | 1993-03-17 | 1994-10-27 | Yazaki Corp | Meßinstrumentenmodul und dessen elektrische Verbindungsvorrichtung |
| US5502615A (en) * | 1994-05-19 | 1996-03-26 | Yazaki Corporation | Meter module assembly |
| US5627409A (en) * | 1994-03-28 | 1997-05-06 | Yazaki Corporation | Meter module assembly |
| US5663866A (en) * | 1993-02-17 | 1997-09-02 | Yazaki Corporation | Meter module |
| US5675316A (en) * | 1994-03-11 | 1997-10-07 | Yazaki Corporation | Meter-module and its assembly |
| US5709446A (en) * | 1995-03-13 | 1998-01-20 | Yazaki Corporation | Display device for use in a vehicle |
| US5712764A (en) * | 1996-05-03 | 1998-01-27 | Ford Motor Company | Apparatus and method of assembling vehicle instrument panel structural and electronic components |
| JP2007158180A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Yazaki Corp | 基板ユニット |
| US7719142B2 (en) * | 2003-12-22 | 2010-05-18 | Lear Corporation | Audio and tactile switch feedback for motor vehicle |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3050825A patent/JPH04266537A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH05319140A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Nippon Seiki Co Ltd | 計器装置 |
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