JPH0426607Y2 - - Google Patents

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JPH0426607Y2
JPH0426607Y2 JP1985157234U JP15723485U JPH0426607Y2 JP H0426607 Y2 JPH0426607 Y2 JP H0426607Y2 JP 1985157234 U JP1985157234 U JP 1985157234U JP 15723485 U JP15723485 U JP 15723485U JP H0426607 Y2 JPH0426607 Y2 JP H0426607Y2
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JP
Japan
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lid
hole
stopper
tip
floor console
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JP1985157234U
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JPS6267068U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のフロアコンソールのリツ
ドを開き位置に保持するリツドストツパーに関す
る。
(従来の技術) 従来のリツドストツパーは、リツドに枢着され
ストツパー本体の先端部に形成された係合部がフ
ロアコンソールの貫通孔の内端縁に係合すること
により、リツドの開き角を規制するようになつて
いる。例えば実公昭59−42276号公報に記載され
たものがそれである。しかし、この公報に記載さ
れたリツドストツパーは、直角以上に開いた状態
のリツドを開き位置に支持するものである。ま
た、実開昭59−167269号公報には、ストツパー本
体の先端部を逆U字形に形成してその外側に括れ
部を設け、この括れ部をボツクス本体の貫通した
係合部に弾性的に係合するようになした、直角未
満の角度に開かれたリツドを支持する装置が開示
されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来、リツドを最大(直角)に開いたときのリ
ツドの止まり感は、ストツパー本体の係合部と貫
通孔とが係合したときの衝撃でこれを感じていた
ため、節度感がなく、リツドに過荷重を加えがち
となる、という問題点があつた。また、開放され
たリツドには、これが閉じる向きへの揺動を規制
する手段が講じられていないため、開いたリツド
ががたつくという問題点もある。上記各公報に記
載された技術は、略直角に開いたリツドをその開
き位置に保持しようとするものではないが、上記
問題点を残しているものである。上記前者はリツ
ドを直角以上に開くために、開き位置の保持作用
はリツドの自重で得られるも、閉じ位置への回動
を阻止する機能を有していないため、開き位置で
リツドががたつく問題が残つている。また、後者
においては、括れ部と切欠部の係合のみでリツド
を保持するので、開き位置の保持作用が不安定で
ある、という問題を残している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、リツド開放時に節度感を与えると共
に開いたリツドのがたつきを抑止したフロアコン
ソールのリツドストツパの提供を目的とし、リツ
ドを開いたとき、ストツパー本体の係合部を貫通
孔の内端縁に押し付ける弾性片を設けたことを特
徴とする。
(作用) リツドを開くとき、係合部が貫通孔の内端縁に
係合する直前で弾性片が弾性変形するときの抵抗
感が生じる。リツドが開き位置に保持されたと
き、弾性片が係合部を貫通孔の内端縁に押し付け
る。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
第1図において、符号1はフロアコンソールを
示している。フロアコンソール1には、リツド2
が開閉自在に設けられている。また、フロアコン
ソール1には、インナボツクス3が装着されてい
る。リツド1には、第2図及び第3図に示すよう
に、ピン4によつてストツパー本体5がその基端
部6で枢着されている。ストツパー本体5は、弾
性を有する合成樹脂で形成されている。一方、フ
ロアコンソール1には、ストツパー本体5が進入
する貫通孔7が形成されている。ストツパー本体
5の先端部には、貫通孔7の内端縁7aに係合し
て、リツド2の開き角を略直角に規制するための
係合部8が形成されている。ストツパー本体5の
一側縁には、係合部8の方へ伸びていて、弾性変
形し得る弾性片9が形成されている。この弾性片
9は、自由状態においては、第3図に示すよう
に、ストツパー本体と同方向に略平行に伸張して
いる。そして、自由状態にある弾性片9の先端9
aと、係合部8の先端8aとの間隔は、貫通孔7
の深さより僅かに小さくなるように設定されてい
る。また、自由状態にあるときの弾性片9とスト
ツパー本体5とで成す幅dは、貫通孔7の幅Dよ
りも大きいが、弾性片が弾性変形させられたと
き、該弾性片は貫通孔を通過することが可能であ
る。
いま、第3図に示すように、リツド2が閉じら
れているとき、ストツパー本体5は、貫通孔7か
らフロアコンソール1内に進入させられている。
そして、リツド2を第2図に示すように開くと、
その開き角は、係合部8が貫通孔7の内端縁7a
に係合することにより略直角に規制される。この
とき、弾性片9は、弾性変形させられて貫通孔7
を通過したのち、その先端9aを貫通孔7の外端
縁7bに弾発的に衝合させる。従つて、係合部8
は、弾性片9の弾力によつて、内端縁7aに押し
つけられることになる。換言すると、ストツパー
本体5は、係合部8と弾性片9で貫通孔7を挟ん
でいることになる。
リツド2を開くとき、該リツドに作用させられ
る作用力とリツドの開き角との関係を第4図に示
している。この図において、閉じていたリツドを
揺動させる力は、その開き角度が大きくなるに連
れて次第に小さくなる。弾性片9が貫通孔7に干
渉し始めるa点を過ぎると、該弾性片を変形させ
るための力を要求されるので、作用力は次第に大
きくなる。そして、弾性片9が最大に撓ませられ
たb点を通過したとき、換言すると弾性片が貫通
孔を抜け出したとき、リツド2は最大に開かれて
いて、係合部8が内端縁7aに係合している。
次に、第2図に示すように、開き位置に保持さ
れたリツド2を閉じるには、該リツドを矢印方向
に回動させればよい。このとき、弾性片9は再び
弾性変形させられて、貫通孔7を通り抜ける。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、リツド2を開
くと、係合部8が貫通孔の内端縁7aに係合する
寸前(リツドが最大に開かれるのを規制される直
前)において弾性片9を変形させるための力が大
きくなるので、リツド全開時の節度感が明確に感
じられる。すなわち、リツド開閉のフイーリング
を向上させることのできると共にリツドの開き時
に該リツドに過荷重を掛けないフロアコンソール
のリツドストツパーを得ることができる。また、
係合部と弾性片とで貫通孔を挟持するので、開き
位置に置かれたリツドのがたつきがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリツドストツパーを備えたフ
ロアコンソールの一例を示す斜視図、第2図はリ
ツドが開き位置に置かれた状態を示す同上の正断
面図、第3図はリツドが閉じ位置に置かれた状態
を示す正断面図、第4図はリツドを開くとき該リ
ツドに作用する作用力とリツドの開き角度との関
係を示す線図である。 1……フロアコンソール、2……リツド、5…
…ストツパー本体、6……基端部、7……貫通
孔、7a……内端縁、7b……外端縁、8……係
合部、9……弾性片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロアコンソールに対して開閉自在に設けられ
    たリツドを略直角に開いた開き位置に保持するリ
    ツドストツパーであつて、 その基端部をリツドに枢着されたストツパー本
    体と、 フロアコンソールに形成されていて、上記スト
    ツパー本体の先端部を嵌入させた貫通孔と、 上記ストツパー本体の先端部に形成されてい
    て、上記貫通孔の内端縁に係合して上記リツドの
    開き角を規制する係合部と、 上記ストツパー本体の一側縁から上記係合部に
    向かつて伸びていて、上記リツドを閉じたときに
    は弾性変形して上記貫通孔からフロアコンソール
    内に進入し、上記リツドを開いたときには上記貫
    通孔の外端縁に衝合して上記係合部を上記貫通孔
    の内端縁に押し付ける向きに付勢する、その先端
    と上記係合部の先端との間隔を上記貫通孔の深さ
    より僅かに小さく設定された弾性片 とからなるフロアコンソールのリツドストツパ
    ー。
JP1985157234U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0426607Y2 (ja)

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JPS6267068U JPS6267068U (ja) 1987-04-25
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Families Citing this family (2)

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JP2543896Y2 (ja) * 1991-01-31 1997-08-13 三菱自動車工業株式会社 コンソールボックスにおけるリッドの開度規制装置
JP6141139B2 (ja) * 2013-08-08 2017-06-07 三菱電機株式会社 電気機器の筐体構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942276U (ja) * 1982-09-13 1984-03-19 株式会社東海理化電機製作所 車両用ウインドの自動昇降装置

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JPS5942276U (ja) * 1982-09-13 1984-03-19 株式会社東海理化電機製作所 車両用ウインドの自動昇降装置

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JPS6267068U (ja) 1987-04-25

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