JPH04265749A - 輪転印刷機の枚葉紙案内胴に胴張りを固定する装置 - Google Patents

輪転印刷機の枚葉紙案内胴に胴張りを固定する装置

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JPH04265749A
JPH04265749A JP3308255A JP30825591A JPH04265749A JP H04265749 A JPH04265749 A JP H04265749A JP 3308255 A JP3308255 A JP 3308255A JP 30825591 A JP30825591 A JP 30825591A JP H04265749 A JPH04265749 A JP H04265749A
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tightening
tightening device
clamping
rod
spring
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Rudi Haupenthal
ルディ ハウペンタール
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F27/00Devices for attaching printing elements or formes to supports
    • B41F27/12Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
    • B41F27/1262Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes without tensioning means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F30/00Devices for attaching coverings or make-ready devices; Guiding devices for coverings
    • B41F30/04Devices for attaching coverings or make-ready devices; Guiding devices for coverings attaching to transfer cylinders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機で枚葉紙案
内胴に胴張りを固定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】くわえ爪機構を備えた胴に胴張りを固定
する通常のやり方によれば、締め付け板が幾つかのねじ
を用いて胴張りを締め付けるようになっている。しかし
、くわえ爪機構の内部部材のために、上記のねじは接近
しにくい。そこで、2つの歯車を挿入して、ねじをくわ
え爪機構の下方でより深く胴溝内に配置して接近しやす
くすることが試みられた。
【0003】EP−OS  0  339  228に
より、可撓性シートを締め付ける装置が公知である。前
端部に2つの固定用横木を設けた弾力的なシートが、爪
枕の後方で締め付けられる。しかし、シート端を導き入
れるために、爪枕一式を取り外さなければならない。こ
れは時間がかかるとともに、爪枕を再び取り付けた後に
再調整が必要である。
【0004】さらに、JP−OS昭63−92743お
よびJP−OS昭63−145032により、爪枕と胴
の間で胴全長にわたって延びている棒状カム部材が公知
である。この棒状カム部材は、爪枕と棒状カム部との間
に胴張りを締め付ける。棒状カム部材が機械の一方の側
から旋回すると、ねじれによってトルクの導入点から機
械の全幅にわたって減少する締め付け力が生じるので、
胴全長にわたって均一な締め付け力が保証されない。
【0005】棒状カム部材の位置によって大きさが一定
しない締め付け力が爪枕に作用し、これを強制的に変形
させる。その結果、印刷の際の品質が損なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上に
引用した従来の技術に基づき、最小のスペースのもとで
簡単な操作と均一な締め付け力が保証されるように、枚
葉紙案内胴に薄い胴張りを固定する締め付け装置を最適
化することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を、
軸方向に移動可能な調節ロッド上に幾つかの締め付け部
材が配置されており、これらの締め付け部材がばねによ
って初期応力を与えられており、調節ロッドが軸方向に
移動すると締め付け板が作動することによって解決する
。本発明の対象の長所は、すべての締め付け部材を1つ
の調節手段で作動させることである。調節ロッドを軸方
向にわずか移動させるだけで、胴張りを確実に固定でき
るほど大きい締め付け力が生まれる。
【0008】
【作用】本発明の有利な構成において、楔形締め付け面
を有する幾つかの締め付け部材が調節ロッド上に配置さ
れており、これらの締め付け部材がストッパの間でばね
力によって初期応力を与えられており、調節ロッドが軸
方向に移動するとピンを介して締め付け板を作動する。
【0009】この構成の長所は、楔効果を利用すること
である。それによって、大きい締め付け力を生むために
、わずかな軸方向力が必要となるにすぎない。締め付け
部材がばねで初期応力を与えられているため、締め付け
面がピンに当たった後に調節ロッドがさらに軸方向に移
動すると、ばね力が均一に押圧する締め付け力として作
用する。調節ロッドは閉じたシステム内に支持されてい
るため、著しく減少した力が爪枕に作用し、これを変形
させることはない。
【0010】他の有利な構成では、調節ロッドに幾つか
の曲がりレバーが軸受けされており、これらの曲がりレ
バーが胴に支えられており、調節ロッドが軸方向に移動
すると締め付け板が薄い胴張りを締め付ける。この構成
の長所は、締め付け装置の所要スペースが極端に少ない
ことである。調整する場合は、調節ロッドをわずかに軸
方向に移動させるだけで、十分大きい締め付け力を生み
出すことができる。締め付け力の維持は、ストッパに支
えられたばねによって保証される。ばねの本質的な長所
は、力が公差や作業者によって影響されず、つねに一定
な点である。
【0011】調節ロッドは胴の端面に設けられている調
節ヘッドを介して手で作動されるため、操作が簡単とな
る。しかし、調節ロッドは遠隔操作によっても軸方向に
移動できる。このことは、機械の遠隔操作に胴張のため
の締め付け装置を組み込むことを可能とする。締め付け
点の作動順序は、ストッパとピンの間の間隔を選択的に
変えることによって調整できる。胴張りは内側から外側
へ均一に締め付けられるため、胴張りの寿命および枚葉
紙運搬の精度が著しく向上する。必要に応じ、胴張りを
外側から内側へ連続的に締め付けることもできる。この
場合、たとえば外側の2つの締め付け点は、わずかな力
で胴張りを保持できる。これにより、胴上において前端
部を軸方向および半径方向に調整できる。これによって
、もはや胴張りを固定保持する必要はないため、案内胴
に下張りすることが簡単になる。
【0012】他の有利な構成において、曲がりレバーが
ロール体を介して胴に支えられている。このコンパクト
な構造の締め付け装置は、各部がわずかに移動するだけ
でよいから締め付け機能が迅速に実施される点が有利で
ある。続く2つの請求項において、調節ロッドを移動す
る際に使用できる締め付け部材の実施態様構成が記載さ
れている。
【0013】解決すべき課題に適った他の締め付け原理
によれば、旋回可能に形成された調節部材を介して、薄
い胴張りと爪枕との間に大きい摩擦力が生み出される。 適当な材料を選択することによって、必要な締め付け力
が減少させられ部材公差が補償されることができるので
有利である。
【0014】本発明の有利な構成によれば、軸受を有す
るくわえ爪シャフトに幾つかのカムが並んで配置されて
おり、かみ合い部の間の領域で曲線部が形成されており
、この曲線部が皿ばねによって初期応力を与えられた押
圧部を作動させ、かつ、この押圧部がストッパ付きボル
トを移動させ、このストッパ付きボルトが締め付け板を
動かす。カムが簡単な方法で旋回する場合、発生する締
め付け力はもはや作業者に依存しない。
【0015】他の長所は、薄い胴張りを締め付ける際に
、押圧中に爪枕に締め付け力がかからない点である。 これによっていったん調整したくわえ爪位置を維持する
ことが保証される。
【0016】他の構成では、胴前縁部の縦溝に配置され
た2つの異形断面棒と、表面と裏面とで摩擦係数が異な
る取り外し可能に固定された中間層とが、薄い胴張りを
締め付ける。この構成の有利な性質は、締め付ける際に
爪枕に力がかからない点である。それにより、くわえ爪
位置の正確さが維持される。異形断面棒は大きく旋回し
すぎるのを避けるために、これらの棒は中央で分割され
ている。これによって力の均等な伝達が達成される。胴
張りと異形断面棒との相対運動は、胴張りと異形断面棒
の間に置かれた薄い板によって阻止される。中間層の表
裏の摩擦係数が異なることにより、一方では大きい保持
力、他方では軽い操作が可能となる。
【0017】他の構成は、胴に円形断面棒が配置されて
おり、この円形断面棒が縦溝に1つまたは複数の弾性締
め付け部材を収容し、この締め付け部材が薄い胴張りを
爪枕に締め付けることを特徴とする。この構成の長所は
、所要スペースが少なく、かつ、弾性締め付け部材の材
料の選択によって締め付け特性を予め指定できることで
ある。以下の請求項には、弾性締め付け部材の形成が記
載されている。これらの弾性締め付け部材は、ねじで締
め込み可能な板ばねとして形成でき、また、初期応力を
与えられたばね受けまたは幾つかのばね部材の形で並ん
で円形断面棒内にピンで固定して埋め込むことができる
。さらに、全長にわたって延びるか、幾つかの短いコー
ド片からなる、縦溝に収容された円形コードが、弾性締
め付け部材として用いられる。また、圧力媒体を送り込
むことができるチューブを設けることも可能である。 このチューブは、締め付け装置の空気圧による作動を可
能にし、この作動を機械の遠隔操作に組み込むことがで
きる。
【0018】最後に、本発明のその他の有利な構成にお
いては、偏心軸受けされた締め付け板をシャフトに収容
し、この締め付け板は旋回開始時にスリット内の中心位
置から片寄っており、かつ、締め付け板がストッパに当
たった後に薄い胴張りに対して垂直に動かされる。この
構成は幾つかの長所を提供する。シャフトが締め付け板
と当たることによって、胴張りの位置はこの時点でまだ
修正できる。シャフトがさらに旋回すると、偏心軸受け
された締め付け板は胴張りに対して垂直方向にしか動か
ない。相対運動は生じないため、胴張りはその位置にと
どまる。こうして、大きい締め付け力が実現されるので
ある。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0020】図1に、軸方向に作動可能な調節ロッド1
を示す。調節ロッド1は幾つかの締め付け部材2を有す
る。締め付け部材2は、側方に楔形の締め付け面3を有
し、ばね5によってストッパ4に押し付けられている。 調節ロッド1が軸方向に左にずれると、側方に楔形締め
付け面3をつけた締め付け部材2は、締め付け板7内に
固定されたピン6を押し付け、それによって締め付け板
7を爪枕8に押し付ける。締め付け板には、ピンの代わ
りに、締め付け部材2が作用する傾斜面を有する他の部
材を設けることもできる。
【0021】爪枕8には幾つかの戻しばね9が埋め込ま
れている。これらの戻しばね9は、ストッパに対する押
圧が緩むと、締め付け板7を案内ボルト11を介して初
期位置に戻す。爪枕8には幾つかの案内ボルト11が設
けられている。これらの案内ボルト11はそれぞれ1つ
の軸受10を有する。これらの軸受10には調節ロッド
1が収容されている。案内ボルト11は保持リング13
によって、爪枕8に係止されている。
【0022】図2および3に、初期位置もしくは使用位
置における調節ロッド1を示す。図2に示すように、締
め付け部材2はばね5によって2つのストッパ4の間で
初期応力を与えられている。この位置では、締め付け板
7と爪枕8の間に隙間があるため、薄い胴張り14を簡
単に差し入れることができる。
【0023】調節ロッドはわずかな距離だけ軸方向に移
動する。この場合、締め付け動作は概ね3段階に分けら
れる。まず、調節ロッド1の空行程が実施される。この
ときは締め付け板7を動かさない。次に、締め付け行程
が実施される。ここでは、締め付け板7によって胴張り
14は爪枕8に当てられる。最後に戻り行程が実施され
る。このときは、締め付け部材2はもはやストッパ4に
接しない。それによって、ばね5と締め付け角度とによ
り定まる一定の締め付け力が保証される。楔形締め付け
面3をたとえば20°の角度で形成できる締め付け部材
2は、締め付け板7に固定されたピン6を介して締め付
け板7に作用する。
【0024】締め付け部材2における楔効果を利用する
ことにより、少ない軸方向力のもとで、固定点の領域で
大きい締め付け力が得られる。図2にも見られるように
、調整可能な部材がわずかな距離もどるだけで、図3に
示す図示した位置に入ることができる。
【0025】そこでは、胴張り14は遊びなしで締め付
けられている。締め付け板7と爪枕8の間で締め付ける
のに必要な力は、ばね5によって与えられる。右側のス
トッパ4に支えられたばね5は、楔形締め付け面3をピ
ン6に押し付ける。ピン6は締め付け板7に作用する。 締め付け力の大きさは、ストッパ4の調節ロッド1上で
の軸方向位置により、使用するばね5またはばねパッケ
ージのばね特性曲線に応じてストッパ4の調整できる。 調節ロッド1を案内ボルト11において軸受10で支持
し、締め付け板7を案内ボルト11を通して案内するこ
とにより、爪枕8のどのような変形も避けられる。これ
は印刷機に枚葉紙を運搬する場合に決定的な長所である
【0026】図4aおよび4bに、ばね作用を受けた締
め付け部材16を示す。この場合はばね作用を受けた曲
がりレバーとして形成された締め付け部材16が、垂直
面に対して約30°傾いて爪枕8上に緩んだ状態で取り
付けられている。調節ロッド15が軸方向に動くことに
よって、キャリアもしくはストッパ18はばね5または
ばねパッケージを圧縮するため、締め付け部材16はそ
の位置から偏向する。締め付け部材16は調節ロッド1
5が移動する間、ローラ体20を介して胴32に支えら
れている。そのため、ボルト21を介して曲がりレバー
22と結合している締め付け板7aは、爪枕8に向かっ
て移動する。この場合も、ばね5またはばねパッケージ
は締め付け力を生むのに用いられる。締め付け部材16
は締め付け位置において、爪枕8上で垂直面に対し約1
5°傾いているため、案内部材19が設けられている。 この案内部材19は締め付け部材16の傾斜位置に基づ
いて発生する軸方向力を吸収する。
【0027】図4bにばね作用を受けた締め付け部材1
6の側面図を示す。この図から、使用する調節ロッド1
5の断面と戻しばね9の位置を見て取れる。
【0028】図5および6には、別の構成の締め付け部
材が示されている。
【0029】図5は、調節ロッドの移動により軸方向に
数ミリメートル動かされる偏心体38を示す。このとき
、偏心器は胴のへこみ部に向かって転動し、ボルトの偏
心軸受けにより締め付け板を爪枕に向かって動かす。
【0030】図6に、締め付け部材がカムレバー37と
して形成された類似の構成を示す。カムレバーの転動面
は、ほぼアルキメデス螺旋状の輪郭に形成できる。調節
ロッドが軸方向に移動すると、カムレバー37はボルト
の回りを回転する。カムレバー37が回転する際にカム
レバー37につけた輪郭に基づいて生じる種々の半径が
、締め付け板の運動に利用される。
【0031】図5および6に記入された矢印が、この軸
方向の移動を示す。
【0032】図7に、ピン付きスパナを用いて手で操作
できる締め付け装置を示す。軸受25の付いたくわえ爪
シャフト24に、複数のカム26が並んで配置されてい
る。カム26の外周には、かみ合い部27および28が
設けられている。かみ合い部27と28の間には、厚肉
部として曲線部29が形成されている。カム26はピン
付きスパナを用いて矢印方向に回転される。このとき、
締め付け力を生む皿ばね55が、爪枕34に案内された
ストッパ付きボルト31によって圧縮され、締め付けカ
バー33を解除する。
【0033】図8に、2つの異形断面棒41が胴前縁部
40において縦溝39に収容されている締め付け装置を
示す。異形断面棒41が薄い胴張り14を締め付けるた
めに旋回すると、異形断面棒41は胴32の突起部に支
えられる。したがって、爪枕34が力の作用によって変
形することはない。薄い胴張り14と異形断面棒41と
の接触領域には、中間層42が配置されている。中間層
42の表面と裏面は、異なる摩擦係数を有する。したが
って、中間層42の異形断面棒41に向いた側の摩擦係
数が小さいため、異形断面棒41を作動させると小さい
トルクが達成される。これにより、簡単な操作が可能と
なる。他方では、中間層42の胴張り14と接触する側
の摩擦係数が大きいため、これらの間で大きい摩擦力が
達成される。この摩擦力により、等しい保持力が求めら
れている場合に締め付け力を減らすことが可能となる。 中間層42は、ねじ36によって爪枕34に取り外し可
能に固定されている。
【0034】図9に、弾性締め付け部材45として円形
コード49が円形断面棒43の縦溝44に埋め込まれて
いる締め付け装置を示す。この構成では、被膜56のた
めに胴張り14と円形コード49の接触領域において摩
擦力が減少するために、円形断面棒43が旋回するとき
に必要なトルクが減る。他方では、爪枕34と胴張り1
4との間で摩擦力が大きいために大きい保持力が実現さ
れる。摩擦係数の大きい被膜57として、ポリウレタン
または目荒しした表面を用いる。円形断面棒43が旋回
すると、摩擦によって胴張り14を胴32の壁面上を引
っ張る運動が生じる。
【0035】図10(a),(b),(c)および(d
)には、たとえば円形断面棒43に使用できる弾性締め
付け部材の構成を示す。弾性締め付け部材45は円形断
面棒43の縦溝44に収容されている。
【0036】図10(a)に、円形断面棒43の外周に
固定された板ばね46を示す。
【0037】図10(b)に、ばねで支持されたばね受
け47を示す。これはピン48で固定されて円形断面棒
内に可動に保持されている。1つのばねがばね受け47
に初期応力を与えている。複数の短いばね受けを並べて
配置したり、所望の初期応力に応じて複数のばねを使用
することも可能である。
【0038】図10(c)に、縦溝に収容された円形コ
ード49を示す。
【0039】最後に、図10(d)に、縦溝44に弾力
的なチューブ50が埋め込まれた円形断面棒43を示す
。このチューブは圧力源に接続されており、加圧力によ
って薄い胴張り14を胴32に締め付ける強さを加減で
きる。
【0040】図11(a)および(b)に、回転可能な
シャフト51を有する締め付け装置を示す。シャフト5
1には締め付け板52が偏心軸受けされている。締め付
け板52はばね5によってスリット53の上縁に押し付
けられている。それによって、締め付け板52はスリッ
ト53の中心位置から片寄っている。シャフト51が回
転すると、締め付け板52はまずストッパ54に当たる
。シャフト51のこの調節位置では、胴32上の胴張り
14の位置はまだ修正できる。シャフト51がさらに回
転すると、締め付け板52はストッパ54に当たってい
るため、もはや一緒に回転できない。締め付け板52を
シャフト51に偏心軸受けすることにより、さらに回転
すると締め付け板52は胴張り52に対して垂直に動く
。胴張り14の相対運動はもはや行われない。
【0041】この構成では、図8および9による構成の
場合と同様に、胴張り14と爪枕34との接触領域にお
ける摩擦力を増すために被膜57を設けることができる
。締め付け行程はスリット53の幅の選択または偏心性
によって調整できる。連続した締め付け板52を使用す
るほか、個々の締め付け部片を使用することも可能であ
る。個々の締め付け部片の偏心性が異なる場合、ばね要
素を含むある締め付け部片が他の締め付け部片より早く
締め付けることによって、締め付けを調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】締め付け部材を付けた軸方向に作動可能な調節
ロッドを表す。
【図2】胴張りをゆるめた位置における調節ロッドの部
分図である。
【図3】胴張りを締め付けた位置における調節ロッドの
部分図である。
【図4】胴張りを締め付けた位置におけるばねで初期応
力を与えられた締め付け部材を表す。
【図5】締め付け部材の変形例を示す。
【図6】図5と同じ説明
【図7】くわえ爪シャフト上に並んで配置されたカムを
有する締め付け装置を表す。
【図8】胴前縁部に支持された異形断面棒を表す。
【図9】弾性締め付け部材の取り付けの変形例を表す。
【図10】弾性締め付け部材の種々の構成を表す。
【図11】偏心軸受けされた締め付け板を有する回転可
能なシャフトを表す。
【符号の説明】
1,15    調節ロッド 2,16    締め付け部材 3    締め付け面 4,18,54    ストッパ 5    ばね 6,48    ピン 7,7a,33,52    締め付け板8,34  
  爪枕 9    戻しばね 10    軸受 11    案内ボルト 12    調節ヘッド 13    保持リング 14    胴張り 19    案内部材 20    ロール体 21    ボルト 22    曲がりレバー 23    調節部材 24    くわえ爪シャフト 25    軸受 26    カム 27,28    かみ合い部 29    曲線部 30    押圧部 31    ストッパ付きボルト 32    胴 35    端面 36    ねじ 37    カムレバー 38    偏心体 39,44    縦溝 40    胴前縁部 41    異形断面棒 42    中間層 43    円形断面棒 45    弾性締め付け部材 46    板ばね 47    ばね受け 49    円形コード 50    チューブ 51    シャフト 53    スリット 55    皿ばね 56,57    被膜

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  輪転印刷機でくわえ爪機構と爪枕とを
    備えている胴に薄い胴張りを固定する装置であって、胴
    が回転軸に対して平行に軸方向に延びている胴溝を有し
    、該胴溝に胴張りの始端部と終端部が収容されるものに
    おいて、軸方向に移動可能な調節ロッド(1,15)の
    上に幾つかの締め付け部材(2,16)が配置されてお
    り、該締め付け部材(2,16)がばね(5)によって
    初期応力を与えられており、調節ロッド(1,15)の
    軸方向の移動により締め付け板(7,7a)が作動する
    ことを特徴とする締め付け装置。
  2. 【請求項2】  幾つかの締め付け部材(2,16)が
    調節ロッド(1)上に配置されており、該締め付け部材
    (2,16)は楔形締め付け面(3)を有し、ストッパ
    (4)の間でばねによって初期応力を与えられており、
    調節ロッド(1)が軸方向に移動するとピン(6)を介
    して締め付け板(7)を作動させる請求項1に記載の締
    め付け装置。
  3. 【請求項3】  調節ロッド(15)に幾つかの曲がり
    レバー(32)が支持され、該曲がりレバー(22)は
    胴(32)に支えられており、調節ロッド(15)が軸
    方向に移動すると、締め付け板(7a)が薄い胴張り(
    14)を締め付ける請求項1に記載の締め付け装置。
  4. 【請求項4】  調節ロッド(1,15)が胴(32)
    の端面(35)に設けられている調節ヘッド(12)を
    介して手で作動させられる請求項1に記載の締め付け装
    置。
  5. 【請求項5】  調節ロッド(1,15)が遠隔操作に
    よって軸方向に移動させられ得る請求項1に記載の締め
    付け装置。
  6. 【請求項6】  ストッパ(4)とピン(6)との間の
    種々の間隔によって、締め付け点の作動順序を調整でき
    る請求項2に記載の締め付け装置。
  7. 【請求項7】  ストッパ(18)とボルト(21)と
    の種々の間隔によって、締め付け点の作動順序を調整で
    きる請求項3に記載の締め付け装置。
  8. 【請求項8】  曲がりレバー(22)がロール体(2
    0)を介して胴(32)に支えられている請求項3に記
    載の締め付け装置。
  9. 【請求項9】  締め付け部材(16)がカムレバー(
    37)として形成されており、不均一な半径を有してい
    る請求項3に記載の締め付け装置。
  10. 【請求項10】  締め付け部材(16)が偏心体(3
    8)として形成されている請求項3に記載の締め付け装
    置。
  11. 【請求項11】  輪転印刷機でくわえ爪機構と爪枕と
    を備えている胴に薄い胴張りを固定する装置であって、
    胴が回転軸に対して平行に軸方向に延びている胴溝を有
    し、該胴溝に胴張りの始端部と終端部が収容されるもの
    において、旋回可能に形成された調節部材(23)を介
    して、薄い胴張り(14)と爪枕(34)との間に大き
    い摩擦力が生み出されることを特徴とする締め付け装置
  12. 【請求項12】  軸受(25)を有するくわえ爪シャ
    フト(24)に幾つかのカム(26)が並んで配置され
    ており、該カム(26)においてかみ合い部(27,2
    8)の間の領域で曲線部(29)が形成されており、該
    曲線部(29)が皿ばね(54)によって初期応力を与
    えられた押圧部(30)を作動させること、かつ、前記
    押圧部(30)がストッパ付きボルト(31)を移動さ
    せ、該ストッパ付きボルト(31)が締め付け板(33
    )を動かす請求項11に記載の締め付け装置。
  13. 【請求項13】  胴前縁部(40)の縦溝(39)に
    配置された2つの異形断面棒(41)と、表面と裏面と
    で摩擦係数が異なっている取り外し可能に固定された中
    間層(42)とが、薄い胴張り(14)を締め付ける請
    求項11に記載の締め付け装置。
  14. 【請求項14】  胴(32)に円形断面棒(43)が
    配置されており、該円形断面棒(43)が縦溝(44)
    に1つまたは複数の弾性締め付け部材(45)を収容し
    、該締め付け部材(45)が薄い胴張り(14)を爪枕
    (34)に締め付ける請求項11に記載の締め付け装置
  15. 【請求項15】  弾性締め付け部材(45)がねじ込
    み可能な板ばね(46)として形成されている請求項1
    4に記載の締め付け装置。
  16. 【請求項16】  弾性締め付け部材(45)が初期応
    力を与えられたばね受け(47)として、円形断面棒(
    43)内にピン(48)で固定して設けられている請求
    項14に記載の締め付け装置。
  17. 【請求項17】  弾性締め付け部材(45)が円形コ
    ード(49)として形成されている請求項14に記載の
    締め付け装置。
  18. 【請求項18】  弾性締め付け部材(45)として、
    圧力媒体を送り込むことができるチューブ(50)が円
    形断面棒(43)内に設けられている請求項14に記載
    の締め付け装置。
  19. 【請求項19】  シャフト(51)が偏心軸受けされ
    た締め付け板(52)を収容し、該締め付け板(52)
    が旋回開始時にスリット(53)内の中心位置から片寄
    っており、かつ、締め付け板(52)がストッパ(54
    )に当った後に薄い胴張り(14)に対して垂直に移動
    する請求項11に記載の締め付け装置。
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