JPH04265680A - インバータによる誘導電動機減速制御方法 - Google Patents

インバータによる誘導電動機減速制御方法

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Publication number
JPH04265680A
JPH04265680A JP2657191A JP2657191A JPH04265680A JP H04265680 A JPH04265680 A JP H04265680A JP 2657191 A JP2657191 A JP 2657191A JP 2657191 A JP2657191 A JP 2657191A JP H04265680 A JPH04265680 A JP H04265680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
gradient
output frequency
time
deceleration control
Prior art date
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Pending
Application number
JP2657191A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Itoigawa
信夫 糸魚川
Yoshihiro Matsumoto
吉弘 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2657191A priority Critical patent/JPH04265680A/ja
Publication of JPH04265680A publication Critical patent/JPH04265680A/ja
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  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧形PWM方式インバ
ータによるその負荷誘導電動機の減速制御方法に関する
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の減速制御方法としては図
2にその動作波形図を示す如きものが知られている。す
なわち、時刻t=0,インバータ出力周波数fがf=f
1 の状態を起点とし、該出力周波数がt=t1 にて
f=0となるような時間勾配f1 /t1 (但しta
nθ1 =−f1 /t1 )にて負荷誘導電動機の減
速制御を開始した場合に、前記時刻t1 以前の低周波
域においてインバータ出力電流Iがその過電流制限値I
uを超過すれば、インバータ制御回路における出力周波
数指定値を前記電流超過時点の値に保ったまま、インバ
ータ主回路スイッチング素子に対するスイッチング指令
信号を断状態となして前記電動機の自然減速を待ち、前
記電流Iが前記制限値Iuより小となるとインバータ運
転を再開させ、以後、前記電流Iの変動に応じて前記の
如きインバータ運転の中断・再開を繰返すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電圧形PWM方式のイ
ンバータにおいては、通常その低周波出力域における負
荷誘導電動機の出力トルク増大を図るためにその出力電
圧の対出力周波数比を定常運転時の値よりも大とし前記
電動機を適当な過励磁状態で駆動するようになされてお
り、従って該電動機減速時のインバータ低周波出力域に
おけるインバータ出力電流過大状態は該電動機の過励磁
状態で発生する。
【0004】従って前記の如き従来の減速制御方法によ
る場合、前記過電流状態発生によるインバータ運転の中
断後、該中断に伴う前記インバータ出力電流の低減に従
って前記インバータ運転の再開を図れば前記電動機が過
励磁状態となって該インバータ出力電流は再度過電流状
態に入り、前記インバータ運転の再中断を来たすと共に
以後斯様な運転の中断と再開とを繰返すことがあり、前
記電動機の停止所要時間が大幅に延長され、更にまた前
記インバータ運転の中断によるフリーラン状態の繰返し
により前記電動機の停止時期の制御ができぬ不便さがあ
った。上記に鑑み本発明は、前記インバータ出力電流を
その制限値以下に抑制しながら且つ前記電動機を制御さ
れた時間にて円滑に停止させ得るインバータによる誘導
電動機減速制御方法の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインバータによる誘導電動機減速制御方法
は、電圧形PWM方式インバータによるその負荷誘導電
動機の減速制御方法であって、前記インバータの出力周
波数を所定の第1の時間勾配にて低減させる前記電動機
の減速制御中に該インバータの出力電流がその所定の過
電流制限値以上になれば、前記の出力周波数低減勾配を
前記第1の時間勾配から該勾配より適当に小となされた
第2の時間勾配に変更し、以後、前記インバータ出力電
流がその前記制限値より小となると共に前記の出力周波
数低減勾配を前記第1の時間勾配に復帰させるものとす
る。
【0006】
【作用】インバータで駆動されている誘導電動機は、該
インバータの出力周波数低減時、同期周波数となる該出
力周波数と前記電動機の回転数に対応する周波数との差
に従う負の滑り状態にある誘導発電機となってその回転
エネルギを前記インバータの側へ回生電力として放出す
る。また該回生電力は、従ってまた回生電流は前記滑り
が零すなわち前記両周波数が同一値の場合最小となり、
前記滑りの負方向への増大と共に大となる。従って前記
の如きインバータ出力周波数の低減による前記電動機の
減速制御における回生状態にあるインバータ出力電流の
大きさは、前記電動機回転数に対応して前記滑りを適当
値となすように前記インバータ出力周波数を変更調整す
ることにより所定値内に抑制し得るものとなる。
【0007】上記に従い本発明は、例えば低減時間勾配
αで前記インバータ出力周波数を低減させている前記電
動機の減速制御中に前記インバータ出力電流が過大とな
れば、前記時間勾配αをα/K(但しK>1)に減少変
更して前記インバータ出力周波数の低減度を緩和し、増
大した前記負の滑りを減少させて前記インバータの出力
電流の低減を図るものである。なお前記定数Kは、前記
電動機の減速時定数或いは前記インバータにおける回生
電力吸収部における吸収能力等に従って決定される。な
おまた、前記電動機の停止所要時間は前記の時間勾配変
更時点以降分に関してK倍またはそれ以上に延長される
ことになる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図1に示す動作波形図
に従って説明する。図示の如く、インバータ出力周波数
fの時間tに関する特性において、t=0,f=f1 
の点を起点としt=t1 ,f=0の点を目標点として
低減時間勾配α(但しα=tanθ1 =−f1 /t
1)にて前記出力周波数fの低減制御中に、インバータ
出力電流Iがその過電流制限値Iuを超過すれば、該超
過時点において前記出力周波数fの低減時間勾配を前記
αよりα/K(但しK>1,α/K=tanθ2 )に
変更して該出力周波数fの低減度を緩和させ、誘導発電
機として動作中のインバータ負荷誘導電動機の負の動作
滑りを小となして前記出力電流Iの低減を図り、該出力
電流Iが前記制限値Iuより小となれば前記低減時間勾
配を前記α/Kより再びαに復させている。これに伴い
f=0となる時間は前記目標時間t1 より大となる。 なお前記制御定数αとKとに関する所要演算はインバー
タ制御回路中のCPU等の演算回路において所定時間毎
にサンプリング演算されている。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、電圧形PWM方式イン
バータによるその負荷誘導電動機の減速制御において、
前記インバータの出力周波数を所定の第1の時間勾配に
て低減させる前記電動機の減速制御中に該インバータの
出力電流がその所定の過電流制限値以上になれば、前記
の出力周波数低減勾配を前記第1の時間勾配から該勾配
より適当に小となされた第2の時間勾配に変更し、以後
、前記インバータ出力電流がその前記制限値より小とな
ると共に前記の出力周波数低減勾配を前記第1の時間勾
配に復帰させることにより、前記電動機の減速中通常そ
の低速域において発生するインバータ出力電流の過電流
状態を回避し、該過電流状態の発生に起因するインバー
タ運転停止による前記電動機のフリーラン状態に入るこ
となく、その全域において前記インバータによって制御
された円滑な減速動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す動作波形図
【図2】従来
技術の実施例を示す動作波形図
【符号の説明】
f    インバータ出力周波数 f1   減速開始時のインバータ出力周波数I   
 インバータ出力電流 Iu  同上過電流制限値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧形PWM方式インバータによるその負
    荷誘導電動機の減速制御方法であって、前記インバータ
    の出力周波数を所定の第1の時間勾配にて低減させる前
    記電動機の減速制御中に該インバータの出力電流がその
    所定の過電流制限値以上になれば、前記の出力周波数低
    減勾配を前記第1の時間勾配から該勾配より適当に小と
    なされた第2の時間勾配に変更し、以後、前記インバー
    タ出力電流がその前記制限値より小となると共に前記の
    出力周波数低減勾配を前記第1の時間勾配に復帰させる
    ことを特徴とするインバータによる誘導電動機減速制御
    方法。
JP2657191A 1991-02-21 1991-02-21 インバータによる誘導電動機減速制御方法 Pending JPH04265680A (ja)

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ID=12197241

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