JP2534411B2 - 自家用発電機設備 - Google Patents
自家用発電機設備Info
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- JP2534411B2 JP2534411B2 JP3121255A JP12125591A JP2534411B2 JP 2534411 B2 JP2534411 B2 JP 2534411B2 JP 3121255 A JP3121255 A JP 3121255A JP 12125591 A JP12125591 A JP 12125591A JP 2534411 B2 JP2534411 B2 JP 2534411B2
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- JP
- Japan
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- limit set
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用電力と系統連係し
た自家用発電機設備に関するものである。
た自家用発電機設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、商用電力と系
統連係した自家用発電機設備を適用した電力供給システ
ムが公知である。この設備では、商用電源に接続した受
電ライン1と、自家用発電機2に接続した発電機出力ラ
イン3と、この両ラインに接続し、例えば電灯、モータ
等の※印で示す負荷に至る負荷ライン4とを備え、各ラ
インには遮断器5,6,7が設けてある。そして、上記
負荷へ供給する電力の一部を発電機2から発電機出力ラ
イン3を介して送り、残りを受電ライン1より商用電力
を受け入れるようになっている。発電機2は、エンジン
8により駆動され、エンジン8は電気ガバナ9により開
度制御される流量調節弁10を介して燃料流路11より
燃料供給を受けて作動するようになっている。
統連係した自家用発電機設備を適用した電力供給システ
ムが公知である。この設備では、商用電源に接続した受
電ライン1と、自家用発電機2に接続した発電機出力ラ
イン3と、この両ラインに接続し、例えば電灯、モータ
等の※印で示す負荷に至る負荷ライン4とを備え、各ラ
インには遮断器5,6,7が設けてある。そして、上記
負荷へ供給する電力の一部を発電機2から発電機出力ラ
イン3を介して送り、残りを受電ライン1より商用電力
を受け入れるようになっている。発電機2は、エンジン
8により駆動され、エンジン8は電気ガバナ9により開
度制御される流量調節弁10を介して燃料流路11より
燃料供給を受けて作動するようになっている。
【0003】また、電気ガバナ9には、第1接点12を
介して増信号を送る増信号ライン13と、第2接点14
を介して減信号を送る減信号ライン15とに接続した電
力(または発電機回転速度)設定器(以下、電力設定器
という)16が接続してある。この電力設定器16は、
第1接点12または第2接点14がオンの状態になるこ
とにより増、または減信号が、各接点により入力されて
いる時間に比例して電力(または発電機回転速度、以下
同様)設定値を増大または減少させるようにしたもので
あり、第1接点12,第2接点14ともオフの状態にあ
る場合には、その時の値を保っている。
介して増信号を送る増信号ライン13と、第2接点14
を介して減信号を送る減信号ライン15とに接続した電
力(または発電機回転速度)設定器(以下、電力設定器
という)16が接続してある。この電力設定器16は、
第1接点12または第2接点14がオンの状態になるこ
とにより増、または減信号が、各接点により入力されて
いる時間に比例して電力(または発電機回転速度、以下
同様)設定値を増大または減少させるようにしたもので
あり、第1接点12,第2接点14ともオフの状態にあ
る場合には、その時の値を保っている。
【0004】一方、発電機出力ライン3には電力変換器
17を接続するとともに、この電力変換器17に発電出
力の第1下限規制用の第1比較器18と、第2上限規制
用の第2比較器19とが接続してあり、第1比較器18
により第1接点12の、また第2比較器19により第2
接点14のオンオフ制御を行わせている。そして、発電
機2の出力が第1比較器18における予め定めた第1下
限設定値以下になると第1接点12がオン状態になり、
電力設定器16の出力が増大して、発電機2からの出力
は上記第1下限設定値以上に保たれる。逆に、発電機2
の出力が第2比較器14における予め定めた第2上限設
定値以上になると第2接点14がオン状態になり、電力
設定器16の出力が減少して、発電機2からの出力は上
記第2上限設定値以下に保たれるようになっている。こ
のようにして、発電機2の出力は上記第2上限設定値と
第1下限設定値との間に保たれるように制御されてい
る。なお、通常図6に示すように第2上限設定値および
第1下限設定値は第1接点12および第2接点14のチ
ャタリングを防止するために幅a,bで示すように接断
差を持たせてある。
17を接続するとともに、この電力変換器17に発電出
力の第1下限規制用の第1比較器18と、第2上限規制
用の第2比較器19とが接続してあり、第1比較器18
により第1接点12の、また第2比較器19により第2
接点14のオンオフ制御を行わせている。そして、発電
機2の出力が第1比較器18における予め定めた第1下
限設定値以下になると第1接点12がオン状態になり、
電力設定器16の出力が増大して、発電機2からの出力
は上記第1下限設定値以上に保たれる。逆に、発電機2
の出力が第2比較器14における予め定めた第2上限設
定値以上になると第2接点14がオン状態になり、電力
設定器16の出力が減少して、発電機2からの出力は上
記第2上限設定値以下に保たれるようになっている。こ
のようにして、発電機2の出力は上記第2上限設定値と
第1下限設定値との間に保たれるように制御されてい
る。なお、通常図6に示すように第2上限設定値および
第1下限設定値は第1接点12および第2接点14のチ
ャタリングを防止するために幅a,bで示すように接断
差を持たせてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自家用発電
設備では、発電機2の出力を一定範囲に保つ制御を行っ
ているため、この発電機2が電灯、モータ等の負荷と同
程度の出力を有するものである場合に問題が生じる。即
ち、この場合には、受電ライン1からの受電電力量が非
常に少ないため、上記負荷の変動により、受電ライン1
に図示する矢印方向とは逆に電気が流れる、いわゆる逆
電力が発生することがあるという問題が生じる。本発明
は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもので、負
荷が変動して受電電力量が減少した場合でも、逆電力の
発生を防止することを可能とした自家用発電機設備を提
供しようとするものである。
設備では、発電機2の出力を一定範囲に保つ制御を行っ
ているため、この発電機2が電灯、モータ等の負荷と同
程度の出力を有するものである場合に問題が生じる。即
ち、この場合には、受電ライン1からの受電電力量が非
常に少ないため、上記負荷の変動により、受電ライン1
に図示する矢印方向とは逆に電気が流れる、いわゆる逆
電力が発生することがあるという問題が生じる。本発明
は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもので、負
荷が変動して受電電力量が減少した場合でも、逆電力の
発生を防止することを可能とした自家用発電機設備を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第1発明は、商用電力と系統連係した自家用発電機設
備において、発電機出力が予め定めた第1下限設定値よ
りも小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上限設定値
よりも大きい場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料
を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定
値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第
2下限設定値よりも小さい場合に上記燃料を減少させ、
上記受電電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定
めた第3下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速
度を高速にする制御部を設けて形成した。
に第1発明は、商用電力と系統連係した自家用発電機設
備において、発電機出力が予め定めた第1下限設定値よ
りも小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上限設定値
よりも大きい場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料
を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定
値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第
2下限設定値よりも小さい場合に上記燃料を減少させ、
上記受電電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定
めた第3下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速
度を高速にする制御部を設けて形成した。
【0007】また、第2発明は、商用電力と系統連係し
た自家用発電機設備において、発電機出力が予め定めた
第1下限設定値よりも小さく、かつ受電電力が予め定め
た第1上限設定値よりも大きく、かつ発電機遮断器がオ
ン状態にある場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料
を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定
値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第
2下限設定値よりも小さいか、または上記遮断機がオフ
状態にある場合に上記燃料を減少させ、上記受電電力が
上記第2下限設定値よりも小さい予め定めた第3下限設
定値よりも小さい場合に上記燃料減少速度を高速にする
制御部を設けて形成した。
た自家用発電機設備において、発電機出力が予め定めた
第1下限設定値よりも小さく、かつ受電電力が予め定め
た第1上限設定値よりも大きく、かつ発電機遮断器がオ
ン状態にある場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料
を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定
値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第
2下限設定値よりも小さいか、または上記遮断機がオフ
状態にある場合に上記燃料を減少させ、上記受電電力が
上記第2下限設定値よりも小さい予め定めた第3下限設
定値よりも小さい場合に上記燃料減少速度を高速にする
制御部を設けて形成した。
【0008】
【作用】上記第1発明のように構成することにより、受
電電力量が減少傾向を示した場合には、発電機の出力
を、一定範囲にする制御に優先してその出力を減少させ
る事により、また受電電力量が減少が急激であっても、
発電機の出力を高速で減少させることにより受電電力量
が一定値以下にならないようになる。
電電力量が減少傾向を示した場合には、発電機の出力
を、一定範囲にする制御に優先してその出力を減少させ
る事により、また受電電力量が減少が急激であっても、
発電機の出力を高速で減少させることにより受電電力量
が一定値以下にならないようになる。
【0009】また、上記第2発明のように構成すること
により、上記第1発明における作用に加えて、発電機出
力ラインの遮断器をオンにしたときの、電力の急激な変
化がなくなり、負荷への電力供給が円滑に行われるよう
になる。
により、上記第1発明における作用に加えて、発電機出
力ラインの遮断器をオンにしたときの、電力の急激な変
化がなくなり、負荷への電力供給が円滑に行われるよう
になる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、第1発明に係る自家用発電設備を適
用した電力供給システムであり、図5に示す電力供給シ
ステムと互いに共通する部分については同一番号を付し
て説明を省略する。本実施例では、上記電力設定器16
に代えて、その機能に加えて、さらに作動速度を低速,
高速に切換えられるようにした電力設定器16aを設け
て、これに接続した増信号ライン13に第1接点12と
直列に第3接点21を,同じく減信号ライン15に第2
接点14と並列に第4接点22を設けるとともに、上記
切換えのために並列配置した第5接点23を有する高速
信号ライン24が設けてある。
説明する。図1は、第1発明に係る自家用発電設備を適
用した電力供給システムであり、図5に示す電力供給シ
ステムと互いに共通する部分については同一番号を付し
て説明を省略する。本実施例では、上記電力設定器16
に代えて、その機能に加えて、さらに作動速度を低速,
高速に切換えられるようにした電力設定器16aを設け
て、これに接続した増信号ライン13に第1接点12と
直列に第3接点21を,同じく減信号ライン15に第2
接点14と並列に第4接点22を設けるとともに、上記
切換えのために並列配置した第5接点23を有する高速
信号ライン24が設けてある。
【0011】一方、受電ライン1には、受電電力変換器
25を接続するとともに、この受電電力変換器25に受
電電力の第1上限規制用の第3比較器26,第1下限規
制用の第4比較器27,第3下限規制用の第5比較器2
8が接続してある。また、第3比較器26は第3接点2
1に、第4比較器27は第4接点22に、第5比較器2
8は第5接点23に接続しており、受電電力が予め定め
た第1上限設定値より大きい場合、第3比較器26によ
り第3接点21がオンになり、第2下限設定値より小さ
い場合、第4比較器27により第4接点22がオンにな
り、さらに第2下限値より小さい第3下限値より小さい
場合、第5比較器28により第5接点23がオンになる
ように発電機2の制御部が形成してある。
25を接続するとともに、この受電電力変換器25に受
電電力の第1上限規制用の第3比較器26,第1下限規
制用の第4比較器27,第3下限規制用の第5比較器2
8が接続してある。また、第3比較器26は第3接点2
1に、第4比較器27は第4接点22に、第5比較器2
8は第5接点23に接続しており、受電電力が予め定め
た第1上限設定値より大きい場合、第3比較器26によ
り第3接点21がオンになり、第2下限設定値より小さ
い場合、第4比較器27により第4接点22がオンにな
り、さらに第2下限値より小さい第3下限値より小さい
場合、第5比較器28により第5接点23がオンになる
ように発電機2の制御部が形成してある。
【0012】そして、発電機出力が予め定めた第1下限
設定値よりも小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上
限設定値よりも大きい場合に、電力設定器16aに対し
て増信号を入力させ、電気ガバナ9を介して流量調節弁
10の開度を大きくするようにして、上記発電機3のエ
ンジン8に供給する燃料を増大させるようになってい
る。一方、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定値
よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第2
下限設定値よりも小さい場合に、電力設定器16aに対
して減信号を入力させ、電気ガバナ9を介して流量調節
弁10の開度を小さくするようにして、上記燃料を減少
させるようになっている。さらに、上記第2下限設定値
よりも小さい予め定めた第3下限設定値よりも小さい場
合に、電力設定器16aに対して高速信号を入力させ、
流量調節弁10の開度の作動速度を増大させて、上記燃
料減少速度を高速にするように形成してある。
設定値よりも小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上
限設定値よりも大きい場合に、電力設定器16aに対し
て増信号を入力させ、電気ガバナ9を介して流量調節弁
10の開度を大きくするようにして、上記発電機3のエ
ンジン8に供給する燃料を増大させるようになってい
る。一方、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定値
よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第2
下限設定値よりも小さい場合に、電力設定器16aに対
して減信号を入力させ、電気ガバナ9を介して流量調節
弁10の開度を小さくするようにして、上記燃料を減少
させるようになっている。さらに、上記第2下限設定値
よりも小さい予め定めた第3下限設定値よりも小さい場
合に、電力設定器16aに対して高速信号を入力させ、
流量調節弁10の開度の作動速度を増大させて、上記燃
料減少速度を高速にするように形成してある。
【0013】図3は、第5接点23がオン状態にある場
合(直線I)とオフ状態にある場合(直線II)を示し、
上記オフ状態の場合に比べてオン状態の場合の方が電力
設定器16aの出力が高速で変化していることを示して
いる。なお、図6に示す例と同様に、図2に示すように
本実施例においても、第1上限設定値,第2下限設定
値,第3下限設定値に一定の幅を持たせてある。そし
て、上記のように構成することにより、通常の発電機出
力一定制御に優先して受電電力量を一定値以上に保ち、
逆電力が発生しないようにしてある。また、受電電力量
の変化が急速である場合は、第5接点23により高速信
号を入力することにより、発電機2からの出力も高速で
変化させて逆電力が発生しないようにしてある。
合(直線I)とオフ状態にある場合(直線II)を示し、
上記オフ状態の場合に比べてオン状態の場合の方が電力
設定器16aの出力が高速で変化していることを示して
いる。なお、図6に示す例と同様に、図2に示すように
本実施例においても、第1上限設定値,第2下限設定
値,第3下限設定値に一定の幅を持たせてある。そし
て、上記のように構成することにより、通常の発電機出
力一定制御に優先して受電電力量を一定値以上に保ち、
逆電力が発生しないようにしてある。また、受電電力量
の変化が急速である場合は、第5接点23により高速信
号を入力することにより、発電機2からの出力も高速で
変化させて逆電力が発生しないようにしてある。
【0014】図4は、第2発明に係る自家用発電設備を
適用した電力供給システムを示し、図1に示す電力供給
システムとは、新たに増信号ライン13に第1接点1
2,第3接点21と直列に第6接点31,第2接点1
4,第4接点22と並列に減信号ライン15に第7接点
32を設けて、遮断器6がオン状態で第6接点31がオ
ン、第7接点32がオフになるように形成した点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに対応する部分には
同一番号を付して説明を省略する。発電機2の起動前に
おいては、通常第1接点12,第3接点21がオン状態
にある場合が多いため、上記のように形成することによ
って、遮断器6をオンにした後に電力設定器16aに増
信号が入力されるようにして、発電機2の負荷取りが円
滑に行えるようにしてある。
適用した電力供給システムを示し、図1に示す電力供給
システムとは、新たに増信号ライン13に第1接点1
2,第3接点21と直列に第6接点31,第2接点1
4,第4接点22と並列に減信号ライン15に第7接点
32を設けて、遮断器6がオン状態で第6接点31がオ
ン、第7接点32がオフになるように形成した点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに対応する部分には
同一番号を付して説明を省略する。発電機2の起動前に
おいては、通常第1接点12,第3接点21がオン状態
にある場合が多いため、上記のように形成することによ
って、遮断器6をオンにした後に電力設定器16aに増
信号が入力されるようにして、発電機2の負荷取りが円
滑に行えるようにしてある。
【0015】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第1発
明によれば、商用電力と系統連係した自家用発電機設備
において、発電機出力が予め定めた第1下限設定値より
も小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上限設定値よ
りも大きい場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料を
増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定値
よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第2
下限設定値よりも小さい場合に上記燃料を減少させ、上
記受電電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定め
た第3下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速度
を高速にする制御部を設けて形成してある。このため、
受電電力量が減少傾向を示した場合には、発電機の出力
を、一定範囲にする制御に優先してその出力を減少させ
る事により、また受電電力量が減少が急激であっても、
発電機の出力を高速で減少させることにより受電電力量
が一定値以下にならないようになり、逆電力の発生を防
止できるという効果を奏する。
明によれば、商用電力と系統連係した自家用発電機設備
において、発電機出力が予め定めた第1下限設定値より
も小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上限設定値よ
りも大きい場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料を
増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定値
よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第2
下限設定値よりも小さい場合に上記燃料を減少させ、上
記受電電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定め
た第3下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速度
を高速にする制御部を設けて形成してある。このため、
受電電力量が減少傾向を示した場合には、発電機の出力
を、一定範囲にする制御に優先してその出力を減少させ
る事により、また受電電力量が減少が急激であっても、
発電機の出力を高速で減少させることにより受電電力量
が一定値以下にならないようになり、逆電力の発生を防
止できるという効果を奏する。
【0016】また、第2発明によれば、商用電力と系統
連係した自家用発電機設備において、発電機出力が予め
定めた第1下限設定値よりも小さく、かつ受電電力が予
め定めた第1上限設定値よりも大きく、かつ発電機遮断
器がオン状態にある場合に上記発電機の駆動部に供給す
る燃料を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上
限設定値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定
めた第2下限設定値よりも小さいか、または上記遮断機
がオフ状態にある場合に上記燃料を減少させ、上記受電
電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定めた第3
下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速度を高速
にする制御部を設けて形成してある。このため、上記第
1発明による効果に加えて、発電機出力ラインの遮断器
をオンにしたときの、電力の急激な変化がなくなり、発
電機の負荷取りが円滑に行われるようになり、受電電力
の急激な変化を防止し、負荷への電力供給を円滑に行う
ことが可能になるという効果を奏する。
連係した自家用発電機設備において、発電機出力が予め
定めた第1下限設定値よりも小さく、かつ受電電力が予
め定めた第1上限設定値よりも大きく、かつ発電機遮断
器がオン状態にある場合に上記発電機の駆動部に供給す
る燃料を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上
限設定値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定
めた第2下限設定値よりも小さいか、または上記遮断機
がオフ状態にある場合に上記燃料を減少させ、上記受電
電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定めた第3
下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速度を高速
にする制御部を設けて形成してある。このため、上記第
1発明による効果に加えて、発電機出力ラインの遮断器
をオンにしたときの、電力の急激な変化がなくなり、発
電機の負荷取りが円滑に行われるようになり、受電電力
の急激な変化を防止し、負荷への電力供給を円滑に行う
ことが可能になるという効果を奏する。
【図1】 第1発明に係る自家用発電機設備を適用した
電力供給システムの制御系統図である。
電力供給システムの制御系統図である。
【図2】 図1に示す電力供給システムにおける第5接
点のオン,オフ時での電力設定器出力の変化を示す図で
ある。
点のオン,オフ時での電力設定器出力の変化を示す図で
ある。
【図3】 図1に示す電力供給システムにおける各上,
下限値でのオン,オフ切換え状態を示す図である。
下限値でのオン,オフ切換え状態を示す図である。
【図4】 第2発明に係る自家用発電機設備を適用した
電力供給システムの制御系統図である。
電力供給システムの制御系統図である。
【図5】 従来の自家用発電機設備を適用した電力供給
システムの制御系統図である。
システムの制御系統図である。
【図6】 図5に示す電力供給システムにおける各上,
下限値でのオン,オフ切換え状態を示す図である。
下限値でのオン,オフ切換え状態を示す図である。
1 受電ライン 2 自家用発電機 3 発電機出力ライン 4 負荷ライン 6 遮断器 8 エンジン 9 電気ガバナ 10 流量調節弁 11 燃料流路 12 第1接点 13 増信号ライン 14 第2接点 15 減信号ライン 16a 電力設定器 17 電力変換器 18 第1比較器 19 第2比較器 21 第3接点 22 第4接点 23 第5接点 24 高速信号ライン 25 受電電力変換器 26 第3比較器 27 第4比較器 28 第5比較器 30 第6比較器 31 第6接点 32 第7接点
Claims (2)
- 【請求項1】 商用電力と系統連係した自家用発電機設
備において、発電機出力が予め定めた第1下限設定値よ
りも小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上限設定値
よりも大きい場合に上記発電機の駆動部に供給する燃料
を増大させ、上記発電機出力が予め定めた第2上限設定
値よりも大きいか、または上記受電電力が予め定めた第
2下限設定値よりも小さい場合に上記燃料を減少させ、
上記受電電力が上記第2下限設定値よりも小さい予め定
めた第3下限設定値よりも小さい場合に上記燃料減少速
度を高速にする制御部を設けて形成したことを特徴とす
る自家用発電機設備。 - 【請求項2】 商用電力と系統連係した自家用発電機設
備において、発電機出力が予め定めた第1下限設定値よ
りも小さく、かつ受電電力が予め定めた第1上限設定値
よりも大きく、かつ発電機遮断器がオン状態にある場合
に上記発電機の駆動部に供給する燃料を増大させ、上記
発電機出力が予め定めた第2上限設定値よりも大きい
か、または上記受電電力が予め定めた第2下限設定値よ
りも小さいか、または上記遮断機がオフ状態にある場合
に上記燃料を減少させ、上記受電電力が上記第2下限設
定値よりも小さい予め定めた第3下限設定値よりも小さ
い場合に上記燃料減少速度を高速にする制御部を設けて
形成したことを特徴とする自家用発電機設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3121255A JP2534411B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 自家用発電機設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3121255A JP2534411B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 自家用発電機設備 |
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JPH04347597A JPH04347597A (ja) | 1992-12-02 |
JP2534411B2 true JP2534411B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=14806735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3121255A Expired - Lifetime JP2534411B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 自家用発電機設備 |
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JP (1) | JP2534411B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002262465A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-13 | Niigata Eng Co Ltd | 発電用ディーゼル機関の負荷制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0618462B2 (ja) * | 1981-09-10 | 1994-03-09 | 株式会社明電舎 | 自家発電装置 |
JPS59185939U (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-10 | 株式会社東芝 | 発電量制御装置 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3121255A patent/JP2534411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04347597A (ja) | 1992-12-02 |
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