JPH0426565B2 - - Google Patents

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JPH0426565B2
JPH0426565B2 JP61181053A JP18105386A JPH0426565B2 JP H0426565 B2 JPH0426565 B2 JP H0426565B2 JP 61181053 A JP61181053 A JP 61181053A JP 18105386 A JP18105386 A JP 18105386A JP H0426565 B2 JPH0426565 B2 JP H0426565B2
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JP
Japan
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linear prediction
linear
residual signal
prediction coefficient
prediction
Prior art date
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Expired
Application number
JP61181053A
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English (en)
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JPS6337724A (ja
Inventor
Tomohiko Taniguchi
Hidehira Iseda
Fumio Amano
Shigeyuki Umigami
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0426565B2 publication Critical patent/JPH0426565B2/ja
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本願は、符号化の過程で生ずる信号歪を減少さ
せるため、線形予測係数の取り得る全ての組み合
わせについて復号再生処理を行い、最も波形歪の
少ない線形予測係数を選び直して伝送することに
より再生波形の歪を軽減しコードブツクのパター
ン数を減らして伝送情報量の圧縮を実現した符号
化伝送装置を開示するものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、符号化伝送装置に関し、特に音声又
は画像信号等の高能率符号化伝送装置に関するも
のである。
音声信号、画像信号等の高能率伝送化は、デイ
ジタル回路の導入に伴い、そのサービス性の向上
が要望されている。特に、音声信号の高能率符号
化は、符号化伝送における回線利用効率の向上、
音声蓄積・応答システムの蓄積情報量の削減が可
能なため、移動通信、衛星通信への適用等、その
用途は多岐にわたつている。このため、音声信号
の情報量を圧縮し、しかも良好な再生音声が得ら
れる高能率符号化伝送装置が必要とされる。
〔従来の技術〕
第3図は従来の符号化伝送装置の一例を示した
もので、これは既に米国ベル研究所のビー・エ
ス・エイタル(B.S.Atal)等がCELP(Coded−
Excited Linear Prediction)方式として開発し
たものを郵政省電波研究所の大山玄氏が改良を加
えたもので、1985年5月に日本音響学会の音声研
究会資料において「残差を雑音でモデル化した駆
動音源による線形予測分析合成方式」と題して発
表されている。
図において、ピツチ予測分析回路11は入力信
号Sを予測分析してピツチ予測係数を出力すると
ともにピツチ予測フイルタ(Ppitch)12を制御
して周期的な予測可能成分を取り除いた残差信号
Xを抽出させる。この残差信号Xを線形予測分析
回路13で予測分析して線形予測係数を発生する
とともに線形予測フイルタ(PLPC)14を制御し
てピツチ予測フイルタ12より周期の短い予測可
能成分を取り除いた残差信号Eを抽出する。
このようにしてピツチ予測フイルタ12と線形
予測フルタ14とで入力信号Sの相関を除き抽出
された近接予測後の残差信号Eは、雑音の系列
(パターン)から成る雑音コードブツク15とマ
ツチング部16で照合され、最も近い雑音を選択
してそのコード番号を多重化回路17を介して復
号化側に送出する。
復号化側では多重分離回路18でピツチ予測係
数信号及び線形予測係数信号並びにコード番号を
受信し、読み出し回路19では送られて来たコー
ド番号に従つて符号化側のコードブツク15に対
応したコードブツク20から雑音系列を読み出
し、残差信号E′として線形予測フイルタ(PLPC
21及びピツチ予測フイルタ(Ppitch)22を通
すことにより再生信号S′を得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の符号化伝送装置では、線形予
測分析により抽出された予測係数C(j)は量子化器
(図示せず)で量子化されて伝送されるため予測
係数の取り得る値の組み合わせは有限個であり、
その量子化された予測係数はC′(j)となつてしまい
線形予測分析により抽出された予測係数が必ずし
も適切ではない上、ピツチ予測・近接予測後の残
差信号Eに対して雑音パターンが有限個のコード
ブツクの照合により更にコードブツクのマツチン
グ歪(残差信号Eと選択された雑音系列E′との
差)が発生してしまう。そして、この歪を補正す
べき手段が無いため、この雑音系列に基づく残差
信号E′を使つて再生される信号は十分な品質が得
られないという問題点があつた。
従つて、この問題点を解決するための本発明の
目的は、線形予測分析並びにコードブツクの照合
による符号化の過程で生ずる歪を補正できる符号
化伝送装置を実現することである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は上記の目的を達成するための本発明の
符号化伝送装置を概念的に示した図で、この符号
化伝送装置は、入力信号のピツチ予測後の残差信
号Xから線形予測回路10により線形予測分析を
行い、その残差信号Eについてマツチング部16
でコードブツク15に記憶された雑音系列を照合
して符号化するものであり、本発明では特に、マ
ツチング部16による符号化伝送時に取り得る線
形予測係数の全てについて線形予測分析の復号再
生処理を行つた上でピツチ予測後の残差信号Xと
のS/Nを取り、最もS/Nの良い線形予測係数
を選択して復号化側に伝送する線形予測係数修正
手段1を設けたものである。
〔作用〕
本発明を示す第1図において、入力信号のピツ
チ予測後の残差信号Xから線形予測回路10によ
り線形予測分析を行い線形予測係数C(j)を抽出す
るが、この係数C(j)は復号化側に伝送しない。こ
の線形予測分析によつて得られた残差信号Eにつ
いてマツチング部16でコードブツク15に記憶
された雑音系列を照合して符号化する。そして更
に線形予測係数修正手段1が、符号化伝送時、に
取り得る線形予測係数(即ち、量子化で扱う数量
と一致した係数)の全てについてマツチング部1
6で選択された残差信号E′を復号再生処理を行つ
た上でピツチ予測後の残差信号Xとの各々のS/
Nを演算して最も波形歪の少ない線形予測係数を
選び直し復号化側に伝送するようにしている。
〔実施例〕
以下、本願発明に係る符号化伝送装置の実施例
を説明する。
第2図は、第1図に概念的に示した本発明の符
号化伝送装置の一実施例を示すもので、第3図と
異なる点は、符号化側において線形予測係数修正
手段1を設けた点であり、この線形予測係数修正
手段1は、マツチング部16による符号化伝送時
に取り得る線形予測係数の全てを記憶した予測係
数テーブル2と、これらの予測係数についてそれ
ぞれ線形予測分析を行う線形予測フイルタP′LPC1
〜P′LPCnと、これらの線形予測値と前記ピツチ予
測後の残差信号XとのS/Nを演算して最もS/
Nの小さい線形予測係数Co′(j)を選択して出力す
るS/N評価回路3と、で構成されている。尚、
線形予測回路10は線形予測分析回路13と線形
予測フイルタ(PLPC)14とから成つている。
復号化側は第3図の従来構成と同様であるが、
符号化側に対応して設けられた線形予測フイルタ
(P′LPCo)21は選択された線形予測係数Co′(j)に
基づいて線形予測再生を行うこととなる。
次に、第2図に示した本発明の実施例の動作を
説明する。
符号化側では、入力信号Sに長時間予測(ピツ
チ予測)を施して得られた残差信号Xに対し、線
形予測分析により線形予測係数C(j)を抽出し線形
予測フイルタ(PLPC)14に施して残差信号Eを
得る。この残差信号Eをマツチング部16におい
てコードブツク15と照合し、その結果得られる
残差信号E′は上述の如くコードブツク15のマツ
チング歪を含んでいる。
本発明の線形予測係数修正手段1に含まれる予
測係数テーブル2には、符号化伝送時に取り得る
線形予測係数C1′(j)〜Cn′(j)の全ての組み合わせ
を記憶しており、これらの係数を受けて線形予測
フイルタP′LPC1〜P′LPCnがフイルタ14とは逆に
残差信号E′をそれぞれにおいて復号再生して再生
値X1′〜Xn′を発生する。そして、S/N評価回
路3において、それらの再生値X1′〜Xn′とピツ
チ予測後の残差信号Xとの間でS/N(信号対雑
音比)を演算し、そのうちで最も良いものに該当
する予測係数の組Co′(j)を選び直してこの予測係
数Co′(j)を多重化回路17を介して復号化側に伝
送する。
復号化側では伝送されて来る予測係数が選び直
された値Co′(j)であるために、フイルタ21で再
生される残差信号E′は常に最適な値Xo′となり、
品質が改善される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の符号化伝送装置によれ
ば、残差信号のコードブツク照合によるマツチン
グ歪を、符号化伝送時に取り得る量子化誤差の無
い線形予測係数の全ての組み合わせについて復号
再生を行つて最もS/Nの良い線形予測係数を選
択し直して復号化側に伝送するように構成したの
で、コードブツク照合歪に起因する波形歪を軽減
できることとなり、コードブツク内の雑音系列パ
ターンの数を減少でき、従つて、伝送すべきコー
ド番号情報も削減でき圧縮効率を向上させること
ができるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る符号化伝送装置の原理ブ
ロツク図、第2図は本発明に係る符号化伝送装置
の一実施例を示す回路図、第3図は従来の符号化
伝送装置を示すブロツク図、である。 第1図及び第2図において、1は線形予測係数
修正手段、2は予測係数テーブル、3はS/N評
価回路、15はコードブツク、16はマツチング
部、X,Eは予測残差信号、P′LPC1〜P′LPCnは線
形予測フイルタ、X1′〜Xn′は線形予測再生値、
Co′(j)は最適線形予測係数を示す値、である。
尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号のピツチ予測後の残差信号Xから線
    形予測回路10により線形予測分析を行い、その
    残差信号Eについてマツチング部16でコードブ
    ツク15に記憶された雑音系列を照合して符号化
    する符号化伝送装置において、 前記符号化伝送時に取り得る線形予測係数の全
    てについて線形予測分析の復号再生処理を行つた
    上で前記ピツチ予測後の残差信号XとのS/Nを
    演算し最もS/Nの良い線形予測係数(Cn′(j))
    を選択して復号化側に伝送する線形予測係数修正
    手段1を設けたことを特徴とする符号化伝送装
    置。 2 前記線形予測係数修正手段1が、符号化伝送
    時に取り得る線形予測係数の全てを記憶した予測
    係数テーブル2と、これらの予測係数についてそ
    れぞれ線形予測再生を行う線形予測フイルタ
    (P′LPC1〜P′LPCn)と、これらの線形予測再生値
    (X1′〜Xn′)と前記ピツチ予測後の残差信号Xと
    のS/Nを演算して最も波形歪の少ない線形予測
    係数(Co′(j))を選択して出力するS/N評価回
    路3と、で構成された特許請求の範囲第1項記載
    の符号化伝送装置。
JP61181053A 1986-07-31 1986-07-31 符号化伝送装置 Granted JPS6337724A (ja)

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JP61181053A JPS6337724A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 符号化伝送装置

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JPS6337724A JPS6337724A (ja) 1988-02-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0291698A (ja) * 1988-09-28 1990-03-30 Nec Corp 音声符号化復号化方式
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