JPH04265511A - 磁気記録媒体 - Google Patents
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- JPH04265511A JPH04265511A JP3024795A JP2479591A JPH04265511A JP H04265511 A JPH04265511 A JP H04265511A JP 3024795 A JP3024795 A JP 3024795A JP 2479591 A JP2479591 A JP 2479591A JP H04265511 A JPH04265511 A JP H04265511A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
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- G11B5/656—Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent characterised by its composition containing Co
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- Y10T428/12771—Transition metal-base component
- Y10T428/12861—Group VIII or IB metal-base component
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体特に面内
方向記録を行うハードディスクに適用して好適な合金系
磁性層を有する磁気記録媒体に係わる。
方向記録を行うハードディスクに適用して好適な合金系
磁性層を有する磁気記録媒体に係わる。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録媒体において、高保磁力（Ｈｃ
）、高飽和磁化（Ｍｓ）等の良好な磁気特性が得られ、
かつ高耐久性を有する磁性材料として、合金系磁性薄膜
が注目されており、各種合金系磁性材料の組成について
研究されている。
）、高飽和磁化（Ｍｓ）等の良好な磁気特性が得られ、
かつ高耐久性を有する磁性材料として、合金系磁性薄膜
が注目されており、各種合金系磁性材料の組成について
研究されている。
【０００３】例えば特開昭５８−７８０６号公開公報で
は、Ｃｏｘ Ｐｔｙ 合金のｙを１０〜３０原子％とし
、従ってｘを７０〜９０原子％とし、磁歪がこのｘ及び
ｙに従って３５×１０−６からほぼ０に近い値を通って
±１０−６に至る値を有するＣｏＰｔ系合金より成る磁
気記録媒体の開示があり、このような組成によって１７
００〔Ｏｅ〕程度の高いＨｃを有し、かつ低磁歪特性を
有する磁気記録媒体を得ている。
は、Ｃｏｘ Ｐｔｙ 合金のｙを１０〜３０原子％とし
、従ってｘを７０〜９０原子％とし、磁歪がこのｘ及び
ｙに従って３５×１０−６からほぼ０に近い値を通って
±１０−６に至る値を有するＣｏＰｔ系合金より成る磁
気記録媒体の開示があり、このような組成によって１７
００〔Ｏｅ〕程度の高いＨｃを有し、かつ低磁歪特性を
有する磁気記録媒体を得ている。
【０００４】また特開昭５８−２００５１３号公開公報
では、同様にＣｏ１００−ｙ Ｐｔｙ 合金のｙを７〜
４０原子％として、高磁束密度（Ｂｓ）、高Ｈｃの磁気
記録媒体を得ている。
では、同様にＣｏ１００−ｙ Ｐｔｙ 合金のｙを７〜
４０原子％として、高磁束密度（Ｂｓ）、高Ｈｃの磁気
記録媒体を得ている。
【０００５】このようなＣｏＰｔ系合金材料は、面内記
録を行う磁気記録媒体特に例えばハードディスクの材料
として、各方面で研究開発が行われている。しかしなが
ら、Ｐｔが高価なため磁気記録媒体のコスト高を来す恐
れがある。
録を行う磁気記録媒体特に例えばハードディスクの材料
として、各方面で研究開発が行われている。しかしなが
ら、Ｐｔが高価なため磁気記録媒体のコスト高を来す恐
れがある。
【０００６】また他の材料としては、例えば特開昭６１
−２２４１２４号公開公報ではＡｕ，Ａｇ，Ｐｄ，Ｒｈ
，Ｒｅ，Ｉｒの１種以上を２〜８原子％含有するＣｏ基
合金から成る磁気記録媒体が開示されている。このよう
に、Ｃｏに対してＡｕ，Ｐｄ等を少量加えることによっ
て耐食性、耐候性の向上をはかっているが、焼成等の製
造条件によっては充分望ましい即ち１０００〔Ｏｅ〕程
度以上の保磁力を得られない場合がある。またその製造
工程において、Ｎ２ ガスを含む雰囲気ガス中でこのＣ
ｏ基合金をスパッタリング等により被着形成しており、
Ｎの含有量を０．２〜５原子％としているが、このよう
にＮの含有量を制御することは難しいという問題がある
。
−２２４１２４号公開公報ではＡｕ，Ａｇ，Ｐｄ，Ｒｈ
，Ｒｅ，Ｉｒの１種以上を２〜８原子％含有するＣｏ基
合金から成る磁気記録媒体が開示されている。このよう
に、Ｃｏに対してＡｕ，Ｐｄ等を少量加えることによっ
て耐食性、耐候性の向上をはかっているが、焼成等の製
造条件によっては充分望ましい即ち１０００〔Ｏｅ〕程
度以上の保磁力を得られない場合がある。またその製造
工程において、Ｎ２ ガスを含む雰囲気ガス中でこのＣ
ｏ基合金をスパッタリング等により被着形成しており、
Ｎの含有量を０．２〜５原子％としているが、このよう
にＮの含有量を制御することは難しいという問題がある
。
【０００７】また更に、垂直磁気異方性を有する磁気記
録媒体として、例えば特開平１−１９１３１８号公開公
報では、Ｃｏ１００−ｘ Ｐｄｘ のｘを６０〜９０原
子％としてＨｃ及び角形比が良好で、耐久性の向上をは
かった磁気記録媒体を得ているが、この場合面内方向の
Ｈｃとしては２００〜３００〔Ｏｅ〕程度しか得られな
い。
録媒体として、例えば特開平１−１９１３１８号公開公
報では、Ｃｏ１００−ｘ Ｐｄｘ のｘを６０〜９０原
子％としてＨｃ及び角形比が良好で、耐久性の向上をは
かった磁気記録媒体を得ているが、この場合面内方向の
Ｈｃとしては２００〜３００〔Ｏｅ〕程度しか得られな
い。
【０００８】同様に、特開平２−３０１０４号公開公報
では、Ｃｏ１００−Ｘ ＰｄＸ のｘを５０〜９０原子
％とし、その膜厚を１０００Å以下として、垂直磁気異
方性の向上、耐蝕性、耐久性の向上をはかった磁気記録
媒体を得ているが、この場合においても面内方向に高い
Ｈｃを得ることが難しい。
では、Ｃｏ１００−Ｘ ＰｄＸ のｘを５０〜９０原子
％とし、その膜厚を１０００Å以下として、垂直磁気異
方性の向上、耐蝕性、耐久性の向上をはかった磁気記録
媒体を得ているが、この場合においても面内方向に高い
Ｈｃを得ることが難しい。
【０００９】更にまた、特開平２−３１０２号公開公報
では、ＣｏとＰｄとＰｔ、或いはＣｏとＰｄ、またはＣ
ｏとＰｔとが交互に積層された全厚が５０〜８００Åで
ある人工格子膜より成る磁気記録媒体の開示があり、高
耐蝕性、耐久性及び垂直磁気異方性を得て、高Ｈｃを得
ているが、やはりこの場合においても面内方向に高いＨ
ｃを得ることは難しい。
では、ＣｏとＰｄとＰｔ、或いはＣｏとＰｄ、またはＣ
ｏとＰｔとが交互に積層された全厚が５０〜８００Åで
ある人工格子膜より成る磁気記録媒体の開示があり、高
耐蝕性、耐久性及び垂直磁気異方性を得て、高Ｈｃを得
ているが、やはりこの場合においても面内方向に高いＨ
ｃを得ることは難しい。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、面内方向に所要の高Ｈｃ及び高Ｍｓを得る
ことができ、しかもコストの低減化をはかることのでき
る磁気記録媒体を得ることである。
する課題は、面内方向に所要の高Ｈｃ及び高Ｍｓを得る
ことができ、しかもコストの低減化をはかることのでき
る磁気記録媒体を得ることである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明磁気記録媒体の略
線的拡大断面図を図１に示す。本発明は、基板１上に合
金薄膜磁性層３を設けて成る磁気記録媒体１０において
、この磁性層３をＣｏ１００−ｙ （Ｐｔ１００−ｘ
Ｐｄｘ ）ｙ より形成し、ｘ及びｙをそれぞれ０＜ｘ
≦８０（原子％）、１０≦ｙ≦３５（原子％）に選定す
る。
線的拡大断面図を図１に示す。本発明は、基板１上に合
金薄膜磁性層３を設けて成る磁気記録媒体１０において
、この磁性層３をＣｏ１００−ｙ （Ｐｔ１００−ｘ
Ｐｄｘ ）ｙ より形成し、ｘ及びｙをそれぞれ０＜ｘ
≦８０（原子％）、１０≦ｙ≦３５（原子％）に選定す
る。
【００１２】
【作用】上述したように、本発明磁気記録媒体では、Ｃ
ｏＰｔＰｄ系合金より成る薄膜磁性層を設けるものであ
るが、この場合ＣｏＰｔ系合金と同様の耐久性を有し、
かつ１０００〔Ｏｅ〕以上の高Ｈｃ、５００ｅｍｕ／ｃ
ｃ以上の高Ｍｓを得ることができた。
ｏＰｔＰｄ系合金より成る薄膜磁性層を設けるものであ
るが、この場合ＣｏＰｔ系合金と同様の耐久性を有し、
かつ１０００〔Ｏｅ〕以上の高Ｈｃ、５００ｅｍｕ／ｃ
ｃ以上の高Ｍｓを得ることができた。
【００１３】また本発明磁気記録媒体では更に、高価な
Ｐｔの使用量を相対的に減じ得るので、実質的に大幅な
コストの低減化をはかることができる。
Ｐｔの使用量を相対的に減じ得るので、実質的に大幅な
コストの低減化をはかることができる。
【００１４】
【実施例】以下図１〜図４を参照して本発明磁気記録媒
体の詳細な説明をする。この例では、ハードディスクの
場合で、例えばガラス基板やポリカーボネイト等より成
る基板１上に、蒸着、スパッタリング等によりＭｏ，Ｃ
ｒ等より成る下地層２を、厚さ０．０５〜０．１μｍ、
例えば０．０５μｍとして被着形成する。
体の詳細な説明をする。この例では、ハードディスクの
場合で、例えばガラス基板やポリカーボネイト等より成
る基板１上に、蒸着、スパッタリング等によりＭｏ，Ｃ
ｒ等より成る下地層２を、厚さ０．０５〜０．１μｍ、
例えば０．０５μｍとして被着形成する。
【００１５】そしてこの上に、ＣｏＰｔＰｄより成る合
金薄膜磁性層３を厚さ０．０１〜０．２μｍ、例えば０
．０１μｍとしてスパッタリング等により被着して本発
明による磁気記録媒体１０を得ることができる。このと
き、その組成を変化させて面内の保磁力Ｈｃ、飽和磁化
Ｍｓを調べた結果を図２及び図３に示す。
金薄膜磁性層３を厚さ０．０１〜０．２μｍ、例えば０
．０１μｍとしてスパッタリング等により被着して本発
明による磁気記録媒体１０を得ることができる。このと
き、その組成を変化させて面内の保磁力Ｈｃ、飽和磁化
Ｍｓを調べた結果を図２及び図３に示す。
【００１６】図２は、Ｃｏ７５（Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄ
ｘ）２５のｘを変化したときの面内の保磁力Ｈｃの変化
を示し、ｘが８０原子％を越える場合は望ましいＨｃ、
即ち１０００〔Ｏｅ〕以上のＨｃを得難いことがわかる
。このため、本発明ではこのＰｄの含有量ｘを０＜ｘ≦
８０（原子％）とするものである。
ｘ）２５のｘを変化したときの面内の保磁力Ｈｃの変化
を示し、ｘが８０原子％を越える場合は望ましいＨｃ、
即ち１０００〔Ｏｅ〕以上のＨｃを得難いことがわかる
。このため、本発明ではこのＰｄの含有量ｘを０＜ｘ≦
８０（原子％）とするものである。
【００１７】このようにＰｄを含有させた場合において
も、図３にＣｏ７５（Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）２５
のｘを変化したときの飽和磁化Ｍｓの変化を示すように
、充分高い５００ｅｍｕ／ｃｃ以上の飽和磁化Ｍｓを安
定して得ることができる。
も、図３にＣｏ７５（Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）２５
のｘを変化したときの飽和磁化Ｍｓの変化を示すように
、充分高い５００ｅｍｕ／ｃｃ以上の飽和磁化Ｍｓを安
定して得ることができる。
【００１８】また本発明磁気記録媒体では、Ｃｏに対す
るＰｔＰｄの含有量ｙを、１０≦ｙ≦３５（原子％）と
するものであるが、これは下記に示す理由による。図４
はＣｏ１００−ｙ （Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）ｙ
のｘ及びｙを変化したときの保磁力Ｈｃの変化を示す。 図４において線ａはｙ＝１０、線ｂはｙ＝２５、線ｃは
ｙ＝３０、線ｄはｙ＝３５とした場合を示す。これらか
ら明らかなように、ｙ＜１０、ｙ＞３５（原子％）の場
合は、ＰｄのＰｔに対する含有量ｘが８０原子％以上と
なると保磁力Ｈｃが１０００〔Ｏｅ〕以下となり、充分
高いＨｃが得られないことがわかる。このため、本発明
磁気記録媒体では上述したようにｙを１０≦ｙ≦３５（
原子％）とするものである。
るＰｔＰｄの含有量ｙを、１０≦ｙ≦３５（原子％）と
するものであるが、これは下記に示す理由による。図４
はＣｏ１００−ｙ （Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）ｙ
のｘ及びｙを変化したときの保磁力Ｈｃの変化を示す。 図４において線ａはｙ＝１０、線ｂはｙ＝２５、線ｃは
ｙ＝３０、線ｄはｙ＝３５とした場合を示す。これらか
ら明らかなように、ｙ＜１０、ｙ＞３５（原子％）の場
合は、ＰｄのＰｔに対する含有量ｘが８０原子％以上と
なると保磁力Ｈｃが１０００〔Ｏｅ〕以下となり、充分
高いＨｃが得られないことがわかる。このため、本発明
磁気記録媒体では上述したようにｙを１０≦ｙ≦３５（
原子％）とするものである。
【００１９】このように、Ｐｔの一部をＰｄに置き換え
て磁性層３を被着形成することによって、ＣｏＰｔのみ
により磁性層３を形成する場合に比して、そのコストを
格段に低減化することができる。
て磁性層３を被着形成することによって、ＣｏＰｔのみ
により磁性層３を形成する場合に比して、そのコストを
格段に低減化することができる。
【００２０】尚、上述の例においては下地層２を設けこ
れの上に合金薄膜磁性層３を被着形成した場合で、この
ように下地層２を設ける場合は、保磁力Ｈｃ等の磁気特
性の向上をはかることができるが、この下地層２を設け
ずに直接基板１上に合金薄膜磁性層３を設ける等、その
他種々の構成を採ることができる。
れの上に合金薄膜磁性層３を被着形成した場合で、この
ように下地層２を設ける場合は、保磁力Ｈｃ等の磁気特
性の向上をはかることができるが、この下地層２を設け
ずに直接基板１上に合金薄膜磁性層３を設ける等、その
他種々の構成を採ることができる。
【００２１】
【発明の効果】上述したように本発明磁気記録媒体１０
によれば、面内磁気記録媒体としてその合金薄膜磁性層
３をＣｏ１００−ｙ （Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）ｙ
より形成し、ｘ及びｙをそれぞれ０＜ｘ≦８０（原子
％）、１０≦ｙ≦３５（原子％）に選定することにより
、ＣｏＰｔ系合金と同様の耐久性を有し、かつ１０００
〔Ｏｅ〕以上の高Ｈｃ、５００ｅｍｕ／ｃｃ以上の高Ｍ
ｓを得ることができる。
によれば、面内磁気記録媒体としてその合金薄膜磁性層
３をＣｏ１００−ｙ （Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）ｙ
より形成し、ｘ及びｙをそれぞれ０＜ｘ≦８０（原子
％）、１０≦ｙ≦３５（原子％）に選定することにより
、ＣｏＰｔ系合金と同様の耐久性を有し、かつ１０００
〔Ｏｅ〕以上の高Ｈｃ、５００ｅｍｕ／ｃｃ以上の高Ｍ
ｓを得ることができる。
【００２２】更に本発明磁気記録媒体１０によれば、磁
性層のＰｔ含有量を低減化するため、大幅なコストの低
減化をはかることができる。
性層のＰｔ含有量を低減化するため、大幅なコストの低
減化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明磁気記録媒体の略線的拡大断面図である
。
。
【図２】Ｐｄ含有量に対するＣｏＰｔＰｄの保磁力の変
化を示す図である。
化を示す図である。
【図３】Ｐｄ含有量に対するＣｏＰｔＰｄの飽和磁化の
変化を示す図である。
変化を示す図である。
【図４】ＣｏＰｔＰｄの組成変化に対する保磁力の変化
を示す図である。
を示す図である。
１ 基板
２ 下地層
３ 合金薄膜磁性層
１０ 磁気記録媒体
Claims (1)
- 【請求項１】 基板上に合金薄膜磁性層を設けて成る
磁気記録媒体において、上記磁性層がＣｏ１００−ｙ
（Ｐｔ１００−ｘ Ｐｄｘ ）ｙ より成り、ｘ及びｙ
がそれぞれ０＜ｘ≦８０（原子％） １０≦ｙ≦３５（原子％） に選定されて成ることを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024795A JPH04265511A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 磁気記録媒体 |
| EP92102609A EP0500016A1 (en) | 1991-02-19 | 1992-02-17 | Magnetic recording medium |
| US07/836,357 US5242762A (en) | 1991-02-19 | 1992-02-18 | Magnetic recording medium having an underlayer and a thin film magnetic layer which consists of a specified cobalt-platinum-palladium alloy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024795A JPH04265511A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04265511A true JPH04265511A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12148128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024795A Pending JPH04265511A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 磁気記録媒体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5242762A (ja) |
| EP (1) | EP0500016A1 (ja) |
| JP (1) | JPH04265511A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69233233T2 (de) * | 1991-12-27 | 2004-08-26 | Honeywell International Inc. | Anordnung mehrschichtiger Filmmaterialien |
| JP2911782B2 (ja) * | 1995-06-28 | 1999-06-23 | ホーヤ株式会社 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
| ID24703A (id) | 1997-09-15 | 2000-08-03 | Procter & Gamble | Kuinolon antimikroba, komposisi dan penggunaannya |
| AU2003275352A1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-06-30 | University Of Utah Research Foundation | Control of engineering processes using magnetostrictive alloy compositions |
| US8147996B2 (en) * | 2005-06-07 | 2012-04-03 | Seagate Technology Llc | Perpendicular media with dual soft magnetic layers |
| FI3411507T3 (fi) * | 2016-02-01 | 2023-06-15 | Advanced Alloy Holdings Pty Ltd | Metalliseoksia |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4438066A (en) * | 1981-06-30 | 1984-03-20 | International Business Machines Corporation | Zero to low magnetostriction, high coercivity, polycrystalline, Co-Pt magnetic recording media |
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