JPH04265418A - 多気筒エンジンの排気マニホルド - Google Patents

多気筒エンジンの排気マニホルド

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JPH04265418A
JPH04265418A JP2436491A JP2436491A JPH04265418A JP H04265418 A JPH04265418 A JP H04265418A JP 2436491 A JP2436491 A JP 2436491A JP 2436491 A JP2436491 A JP 2436491A JP H04265418 A JPH04265418 A JP H04265418A
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JP
Japan
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exhaust
curved
bodies
semi
welding
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JP2436491A
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Kazuhisa Aoeda
青枝 一久
Satoshi Endo
聡 遠藤
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Yutaka Giken Co Ltd
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Yutaka Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多気筒エンジンに用い
る板金製の排気マニホルドに関する。
【0002】
【従来の技術】多気筒エンジンの排気マニホルドは、そ
の各排気通路がエンジンの長さ方向に湾曲すると共に、
上下方向にも湾曲した複雑な形状を必要とするため、鋳
造品とするのが一般である。しかし、鋳造品では壁の肉
厚が大きいため、重量が大であると共に排気熱が多量に
吸収されて排気温度の上昇が遅れ、その間排気浄化用の
触媒の性能が充分に発揮できない傾向がある。
【0003】この点を改善すべく、近時は各排気通路に
パイプを用い、各パイプを湾曲させて別に作った集合部
に溶接した構造にしたものが使用されている。このもの
においては、パイプ切断、曲げ加工、集合部の製造及び
パイプと集合部の溶接等、工程が複雑であるのみならず
、各工程の多くは自動化が困難のため生産性が低く高コ
ストになっている。
【0004】また、表裏の半体を形成する2枚の半割体
と、該2枚の半割体の間に介在させる仕切板によって、
立体的に交差する排気通路を有する排気マニホルドを形
成するものは、特公昭63−26252によって知られ
ている。 この排気マニホルドは、プレス加工と溶接で形成できる
利点はあるが、仕切板を用いるため、部品数が多く高コ
ストになると共に吸熱量も多くなり、また接合部を含む
全体が平面状に形成されて上下方向には湾曲していない
ため、エンジンに取付けたとき側方に突出した状態にな
り、設置空間を大にしなければならないと考えられる。
【0005】更に、板金に断面半円形で放射状の排気通
路と集合部をプレス加工して半割体を形成し、該半割体
の1対を向き合わせて溶接してマニホルドとしたものは
実開平1−119824に示されている。このものもプ
レス加工と溶接で形成できるが、これも平面的形状であ
るため、エンジンに取付けたとき側方に突出した状態に
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の鋳造
による排気マニホルドと略同様の湾曲形状をもつと共に
、軽量で熱吸収の少ない板金製の排気マニホルドを得る
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
を解決するための手段は、請求項1に記載の、3次元方
向に湾曲する複数個の排気通路を下流側で集合部に合流
させた排気マニホルドにおいて、板金材よりなる表半体
と裏半体のそれぞれに、半円形断面をもち3次元方向に
湾曲する樋状の分離した複数個の排気通路と該排気通路
が合流する集合部とを形成し、該表半体と裏半体を向き
合わせて溶接してなる複排気管を構成し、該複排気管の
両端に入口及び出口のフランジを溶接したことを特徴と
する手段と、請求項1の前記手段と請求項2に記載の、
複数個の排気通路を有する複数個の複排気管の中間部を
上下に重ね、各複排気管の両端部をそれぞれ共通のフラ
ンジに連結したことを特徴とする手段からなる。
【0008】
【作用】前記請求項1の手段によれば、各排気通路が分
離されているため三次元方向の成形加工ができ、鋳造品
と略同形状でありながら軽量に形成され、エンジン始動
後排気温が急速に上昇する。また請求項2の手段によれ
ば、排気マニホルドは複数個の複排気管よりなるため、
各複排気管の構成が簡単になり、かつ気筒数の多いエン
ジンに対応できる。
【0009】
【実施例】図1、図において1は4気筒エンジンに用い
られる本発明の排気マニホルドであり、2、3は板金製
の複排気管でそれぞれ平面視V形に並ぶ2本の排気通路
を有し、かつ3次元方向に湾曲した形状をもつ。一方の
複排気管2は、表半体2aと裏半体2bを側面の溶接部
2cで一体としたもので、点火時期の離れた第2、第3
シリンダに接続され、他方の複排気管3は、表半体3a
と裏半体3bを溶接部3cで一体としてもので、点火時
期の離れた第1、第4シリンダに接続される。
【0010】そして、複排気管2、3の両端には入口フ
ランジ4と出口フランジ5が溶接され、入口フランジ4
にはエンジンに固定するための取付穴6が穿設され、出
口フランジ5には触媒ケースを固定するためのスタッド
ボルト7が設けられる。前記複排気管2は、2本の排気
通路8、9とこれらが合流する集合部10よりなり、他
方の複排気管3も2本の排気通路11、12と集合部1
3からなる。
【0011】各複排気管2、3を構成する表半体2a、
3aと裏半体2b、3bは、耐熱性の金属板をプレス加
工したもので、排気通路8、9、11、12の全長及び
集合部10、13の末端では、図3に複排気管2につい
て示すように半円形の樋状をなし、集合部10、13の
上流側では2列の凹部が略V形に形成される。その上、
各半体は矢印15の側方向及び矢印16の深さ方向にも
湾曲した形状とされ、各側端17、18も同様に湾曲し
ている。該側端17、18は抱き接合させたのち溶接2
c又は3cによって固着されるが、図4に示すようにフ
ランジ接合する側端17a、18aを設けることもでき
る。
【0012】プレス加工時に各半体は、半円形の成形加
工を受けると共に、全体的に矢印16に示す深さ方向の
変形を受けるが、板金素材外形をあらかじめ略Y字形と
しておくことにより、各半体の二つの排気通路と一つの
集合部となる部分は、互いに拘束されずに樋状等に変形
することができ、所望の成形加工をすることができる。 そして前記複排気管2、3のうち一方の複排気管2は、
深さ方向の湾曲が大きく、他方の複排気管3の排気通路
11上を交差して伸びており、また、全排気通路は、入
口フランジ4の近くで大きく湾曲され、排気マニホルド
1がエンジンの側面に沿って配置できるようになってい
る。
【0013】以上2本の排気通路をもつ複排気管を2個
用いた例を説明したが、複排気管を3又は4本の排気通
路をもつものとすることができ、また1個だけの複排気
管を用いたものとすることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、前記請求項1の
手段により板金製でエンジン側面に沿う複排気管が構成
されるので、軽量で燃費向上に役立ち、薄肉のため速か
に昇温して浄化触媒の作用開始時期を早める効果を奏す
ることができる。また前記請求項2の手段により、前記
の効果の外に気筒数の比較的多いエンジンに略均一の長
さをもつと共に排気干渉の生じない排気マニホルドを構
成できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】    本発明の実施例の正面図
【図2】  
  同上側面図
【図3】    図1のIII−III線断面図
【図4
】    他の実施例の図3に対応する断面図
【符号の説明】
1  排気マニホルド          2、3  
複排気管2a、3a  表半部           
   2b、3b  裏半部2c、3c  溶接部  
                    4  入口
フランジ 5  出口フランジ 8、9、11、12  排気通路      10、1
3  集合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  3次元方向に湾曲する複数個の排気通
    路を下流側で集合部に合流させた排気マニホルドにおい
    て、板金材よりなる表半体と裏半体のそれぞれに、半円
    形断面をもち3次元方向に湾曲する樋状の分離した複数
    個の排気通路と該排気通路が合流する集合部とを形成し
    、該表半体と裏半体を向き合わせて溶接してなる複排気
    管を構成し、該複排気管の両端に入口及び出口のフラン
    ジを溶接したことを特徴とする多気筒エンジンの排気マ
    ニホルド。
  2. 【請求項2】  複数個の排気通路を有する複数個の複
    排気管の中間部を上下に重ね、各複排気管の両端部をそ
    れぞれ共通のフランジに連結したことを特徴とする請求
    項1の多気筒エンジンの排気マニホルド。
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WO2023189500A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

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