JPH04265306A - 海浜清掃用車両 - Google Patents

海浜清掃用車両

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JPH04265306A
JPH04265306A JP3300788A JP30078891A JPH04265306A JP H04265306 A JPH04265306 A JP H04265306A JP 3300788 A JP3300788 A JP 3300788A JP 30078891 A JP30078891 A JP 30078891A JP H04265306 A JPH04265306 A JP H04265306A
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JP
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vehicle
frame
vehicle according
rotor
scooper
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JP3300788A
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Walter Haug
ウオルター・ハウグ
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Karl Kaessbohrer Fahrzeugwerke GmbH
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Karl Kaessbohrer Fahrzeugwerke GmbH
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01HSTREET CLEANING; CLEANING OF PERMANENT WAYS; CLEANING BEACHES; DISPERSING OR PREVENTING FOG IN GENERAL CLEANING STREET OR RAILWAY FURNITURE OR TUNNEL WALLS
    • E01H12/00Cleaning beaches or sandboxes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも一つの車輪軸
がその上に配置された車両フレームと、垂直方向に調整
可能なゴミすくい上げ器と、ゴミすくい上げ器に隣接し
て配置されゴミすくい上げ器からのゴミを受け取って車
両フレームの後端部に配置されている収集容器までゴミ
を運搬するコンベアと、ゴミすくい上げ器のすくい上げ
領域に配置された供給ロータとを含んだ海浜清掃用車両
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような海浜清掃用車両は米国特許第
4,482,019号に開示されている。複数の歯を有
しコンベアベルトにより運搬される供給ロータによりゴ
ミが例えば砂浜等の地面から拾い上げられる。供給ロー
タの歯は運動方向にその先端で曲げられており、供給ロ
ータは曲げ方向と同一方向に回転される。
【0003】この装置は、ゴミを地面から運動方向に拾
い上げ、供給ロータを越えて180°の範囲にわたって
ゴミを案内しなければならないという点において問題が
ある。ゴミは歯により前方に飛ばされてその一部はロー
タハウジングに衝突し、他の一部は海浜(ビーチ)に再
び落ちることになる。これによりゴミは供給ロータの前
方に再び来ることになり、再度拾い上げられなければな
らない。
【0004】拾い上げ領域においてロータの回転速度が
駆動速度に付加されるので、ゴミは歯に接触することに
より運動方向前方の接線方向に飛ばされる。このように
して、ゴミは供給ロータの前方に蓄積することになり、
装置の使用に不都合を来す。
【0005】歯は非常に高い相対速度でゴミ又は砂に衝
突するとき大きな負荷がかかるので、破壊されやすい。 例えば藻のような繊維状のゴミは供給ロータが回転する
と供給ロータ及び歯に絡み付き、さらに搬送ベルトにも
供給されて搬送ベルトに絡み付く。このように繊維状の
ゴミが多い場合には、供給ロータをしばしば清掃して藻
を清掃ロータから落とさなければならない。
【0006】供給ロータのデザイン及び運搬ベルトに対
するその位置のために、供給ロータに掴まれたゴミだけ
がビーチから拾い上げられる。供給ロータで拾い上げら
れなかったゴミは運搬ベルトに拾い上げられることはな
く、ビーチに残ることになる。
【0007】供給ロータを垂直方向に調整するためには
、車両フレームに取り付けられている全ての手段ととも
に車両フレーム全体を下降する。ストラップ形状の取付
部材に取り付けられた車輪は作動手段により後ろ方向に
回動可能であり、これにより車両全体が下降される。
【0008】運搬ベルトに対する供給ロータの垂直方向
の調整は不可能である。供給ロータと運搬ベルトとの間
の距離は同様にして変化させることができない。かさば
るゴミは拾い上げることができず、車両を破壊する可能
性がある。この公知の海浜用車両におけるゴミと砂との
分離は、運搬ベルトの下流側に連結された篩ベルトによ
り達成される。この車両においてはゴミと砂とが共に運
搬される。特に砂が湿っているときには、車両に非常に
大きな重量がかかる。
【0009】一部の砂はゴミと共に収集容器まで運搬さ
れる。このため収集容器は早く一杯になり、他の収集容
器と交換されるか収集容器が空にされなければならない
。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
ゴミの拾い上げ及び運搬、ゴミと砂との分離及びゴミの
廃棄について改良を加えた海浜清掃用車両を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【発明の開示】この目的は、ゴミすくい上げ器及び供給
ロータを支持する旋回フレームが垂直方向に調整可能に
車両フレームに取り付けられており、供給ロータが旋回
領域にわたりリンクにより回動可能に車両フレームに取
り付けられて、特にリンクに取り付けられている回転軸
回りに反時計回り方向に回転可能な構成を有する請求項
1の前提条件の特徴を有する海浜清掃用車両により達成
される。
【0011】供給ロータはゴミ及び/又は砂を運動方向
のゴミすくい上げ器に供給するために、ゴミすくい上げ
器の前方に配置されたすくい上げV形棚状突起の前方の
第1前方作動位置に配置されている。V形棚状突起と供
給ロータの回転軸との間の距離は第2の中央作動位置に
おいて最小であり、第3の後部作動位置において供給ロ
ータとV形棚状突起又はゴミすくい上げ器との間の距離
が第2作動位置よりも大きくなるように供給ロータが配
置されている。
【0012】その結果、本発明によるとゴミすくい上げ
器を垂直方向に調整するために車両フレーム全体を下降
させる必要はなく、旋回フレームのみを下降すればよい
。使用の態様においては、ゴミすくい上げ器はすくい上
げV形棚状突起と共に砂の上又は砂の中に降ろされる。
【0013】ゴミ及び砂がV形棚状突起により拾い上げ
られる。供給ロータも同時に下降される。供給ロータは
ゴミすくい上げ器に回動可能に取り付けられているので
、供給ロータとゴミすくい上げ器又はV形棚状突起との
間の距離及び供給ロータと砂との間の高さはゴミすくい
上げ器と独立して変更可能である。
【0014】供給ロータはV形棚状突起の前方の運動方
向に配置されている。よって、第1作動位置においては
供給ロータはゴミすくい上げ器の前方に配置されている
。この位置においてV形棚状突起が概略砂に接して置か
れたとすると、供給ロータは砂の上を回転するか又は砂
の表面に幾分食い込んで回転する。
【0015】この位置においては、表面の全てのゴミが
ゴミすくい上げ器に供給される。非常に少量の砂が供給
されるだけであるので、高い駆動速度が可能である。供
給ロータは反時計回り方向に回転するので、回転速度及
び駆動速度が足し合わされることはなく、供給ロータの
負荷が小さくなる。供給ロータはゴミをV形棚状突起及
びゴミすくい上げ器の方向に跳ね飛ばす。このとき、重
量に基づいたゴミと砂との分離が同時に達成される。重
量の軽いゴミは重量の重い砂よりもゴミすくい上げ器方
向に遠くまで吹き飛ばされる。
【0016】供給ロータにより捕獲されなかったゴミは
引き続いてV形棚状突起により拾い上げられて、ゴミす
くい上げ器に運搬される。このようにして、所定の貫通
深さまでの全てのゴミはビーチから拾い上げられて、ビ
ーチが完全に清掃される。
【0017】第1作動位置では砂が殆どすくい上げられ
ず砂の表面が完全に清掃されるので、湿った砂の場合に
特に有利である。供給ロータの第2作動位置は好ましく
は乾燥した砂で使用される。この位置においては、供給
ロータはゴミすくい上げ器にゴミを供給するのみでなく
、V形棚状突起により拾い上げられた砂及びゴミを供給
する。V形棚状突起は部分的に砂に侵入する。
【0018】V形棚状突起と共にダクトを形成する供給
ロータは、砂の一部分と砂の表面上のゴミを捕獲する。 第1作動位置と同様な方法で、供給ロータはその回転領
域に位置している物質をゴミすくい上げ器方向に跳ね飛
ばす。軽い部分は重い部分よりも遠くに跳ね飛ばされる
【0019】このようにして、部分的に分離されてゴミ
すくい上げ器に供給された砂及びゴミはゴミすくい上げ
器上でより簡単に分離される。これと同時に、すくい上
げられた物質の加速された運搬により、より高い駆動速
度が可能である。
【0020】第3作動位置においては特にかさばる物質
の拾い上げが可能である。供給ロータとV形棚状突起又
はゴミすくい上げ器までの距離が比較的大きいので、V
形棚状突起により拾い上げられた物質は供給ロータとV
形棚状突起との間のギャップを通してゴミすくい上げ器
に案内される。その回転のために、供給ロータはさらに
物質を運搬する。
【0021】供給ロータ及びゴミすくい上げ器により砂
から殆ど分離されたゴミはここで完全に分離され、コン
ベアにより引き続いて完全に運ばれて収集容器に供給さ
れる。
【0022】請求項2及び3に記載されている特徴は、
旋回フレームが簡単な構造で車両フレームの下に完全に
配置されているのでさらに望ましい。車両フレームの上
部は、例えば建築物質、土、園芸用品等の運搬等の他の
目的のために使用可能である。旋回フレームの後端部が
取り付けられているので、旋回フレーム自身はその端部
が運動方向に位置して下降可能である。供給ロータ及び
すくい上げV形棚状突起がこの端部に配置されている。
【0023】請求項4及び5に記載されている特徴は、
この態様において車両の複数目的の使用が可能であるの
で有益である。ゴミすくい上げ器及び供給ロータと共に
旋回フレームは、取り外し可能な締結手段により他の同
様な機能を有する旋回フレームと交換可能である。
【0024】他の利用分野への車両の改装が余り時間を
かけずして可能である。これにより車両の柔軟性が増加
する。例えば、アスファルト道路の清掃のために使用可
能である。この場合において、V形棚状突起は好ましく
は弾性的に設計され、供給ロータはブラシロータとして
設計されるのが好ましい。一般的な運搬目的のために、
本発明の車両は旋回フレーム無しで使用可能である。
【0025】請求項6〜9に記載されている特徴は、車
両によるゴミの拾い上げが多くの分野で利用可能である
ので有益である。ゴミは供給ロータ又はV形棚状突起か
らエレベータにより拾い上げられ、その下流側に接続さ
れているコンベアに運搬される。もしエレベータ自身が
駆動手段を有していると、エレベータの速度が供給ロー
タの回転速度又はコンベアの速度と独立して調整可能で
あり、異なるゴミの量に容易に対応可能である。
【0026】請求項10〜12による車両のデザインも
又有益である。V形棚状突起のすくい上げ領域、供給ロ
ータ及びゴミすくい上げ器を、車両の幅に応じて設計す
ることができる。状態に応じて、配置された横方向ブレ
ード及び方向付プレートを介してゴミの流れの幅は減少
され、これにより車輪軸に取り付けられた車輪の間を通
過可能である。
【0027】ゴミは車両の車輪により突き固められるか
又は地面に押し付けられる前にすくい上げられる。幅の
広いV形棚状突起も基本的には可能であるが、これによ
ると車両の取り扱いがより困難になり、車両から横方向
に突出したV形棚状突起の端部により人が負傷する可能
性がある。
【0028】請求項13及び14に記載された特徴は、
作動手段により旋回フレームの下降及び上昇が自動的に
制御される点において有益である。作動手段は流体作動
シリンダが採用可能であり、車両の運転手により遠隔制
御が可能である。ゴミのすくい上げのために旋回フレー
ムの全ての幅を使用可能にするために、作動手段はフレ
ーム上に横方向に配置されている。
【0029】ゴミすくい上げのためのすくい上げV形棚
状突起の入射角はゴミすくい上げ器の入射角よりも大き
いのが好ましい。この構造により、すくい上げられたゴ
ミ及び砂をさらに運搬するために、すくい上げV形棚状
突起と供給ロータとの間に狭い運搬ダクトが形成される
。運搬ダクトの端部はすくい上げられた物質がゴミすく
い上げ器上でよりよく分配されるために大きな開口角を
有している。
【0030】請求項16〜18記載の車両構造も有益で
ある。供給ロータにより上側方向又はゴミすくい上げ器
を越えて跳ね飛ばされた物質は、バッフルライニングに
より回収されてゴミすくい上げ器中に差し向けられる。 これと同時に衝撃により塊が破砕され、これによりゴミ
すくい上げ器又はコンベア上でのゴミと砂との分離が容
易になる。
【0031】移動方向にバッフルライニングの高さが減
少するので、ゴミ又は砂がゴミすくい上げ器を越えて吹
き飛ばされるのが防止される。バッフルライニングのカ
バーが、旋回フレームの車両フレーム方向への旋回戻り
の間及び供給ロータの旋回軸を取り付けるためのストッ
プとして機能する。
【0032】請求項19〜21により供給ロータの好ま
しい懸架機構が達成される。U形状フレームを使用する
ことにより、供給ロータは該フレームにより基本的に時
計の振子状態で吊り下げられる。フレーム全体がUウエ
ブから突出したフランジ軸受及びカバーから突出した対
応する軸受のストラップにより旋回軸回りに旋回可能で
ある。
【0033】供給ロータはこのように容易にアクセス可
能に吊り下げられる。複数の作動位置を含んだ旋回領域
を横切っての回動が、フランジ軸受及び軸受ストラップ
のために非常に簡単な方法で可能である。供給ロータの
旋回半径は比較的大きいが、旋回フレームを車両フレー
ムに近づけて旋回することは可能であり、供給ロータの
フランジ軸受及び軸受ストラップは車両フレームに隣接
して横方向に配置されている。供給ロータの回転軸の特
別な取り付けのおかげで、供給ロータの垂直方向の微調
整が可能である。
【0034】供給ロータの回転速度を他の手段と独立し
て調整するために、供給ロータの回転軸の一端に駆動手
段が設けられているのが好ましい。この駆動手段は車両
の流体圧システムに接続された流体圧モータが好ましく
、車両の運転手により調整可能である。
【0035】請求項23及び24に記載された特徴は、
供給ロータを回動するための作動手段が設けられている
ために、供給ロータをゴミすくい上げ器と独立して回動
可能である点において有益である。作動手段としては流
体圧的に作動されるピストンが採用可能である。
【0036】作動手段は大きなてこ作用が発生しないよ
うにその一端部が供給ロータの回転軸の近くに取り付け
られている。回動運動を容易にするために、作動手段の
他端部はバッフルライニングの側壁上に配置されている
【0037】望ましい実施態様においては、供給ロータ
はロータの外周を画成する複数の半径方向に突出した歯
を含んでいる。これらの歯によりゴミ又は砂はV形棚状
突起或いはゴミすくい上げ器の方向に跳ね飛ばされる。 これらの歯は供給ロータの回転軸に固着された金属又は
プラスチック物質の弾性歯としての設計可能である。同
様にして、これらの歯をスプリングで付勢して取り付け
ることも可能である。
【0038】第2作動状態においてV形棚状突起と供給
ロータの回転軸との間の最小距離を達成し、この位置に
おいて供給ロータの輸送効果を最適化するために、すく
い上げV形棚状突起が運動方向における旋回曲線の接線
に実質上平行に伸長していることが望ましい。旋回曲線
は旋回軸受の反対側で供給ロータ外周の一部の包絡線と
して定義される。
【0039】請求項27〜30に記載された特徴により
供給ロータ及びV形棚状突起の望ましい構成が得られる
。請求項31及び32に記載された特徴は、地面物質か
らゴミをさらに分離することがコンベアにより可能であ
るので有益である。車輪軸及びコンベア手段の下方に配
置された全てのラインの損傷を防止するために、後部車
軸の上方にバッフルプレートを取り付けるのが望ましい
【0040】コンベア上及びゴミすくい上げ器上の反転
軸はバランスのとれないシャフトとして形成可能であり
、これにより運搬方向に直角方向に振動させて砂又は地
面物質を振り落とすことが可能である。
【0041】もし車両フレームの前部横方向バーが横方
向バーを越えて概略車両の広さ程度横方向に突出したと
すると、旋回フレームの作動手段を車両フレームの前部
横方向バーの両端部に取り付けるように設けるのが望ま
しい。これと同時に、車両フレーム上に配置された積込
領域のための傾け手段がこれらの端部に取り付けられる
【0042】一つの実施態様においては、車両フレーム
は二つの縦方向バーと二つの横方向バーから形成された
実質上長方形フレームにより形成され、三角形フレーム
が長方形フレームの先端縁に配置されている。車両によ
る牽引のための結合手段が三角形フレームの先端に配置
されている。
【0043】積込領域をできるだけ大きくとるために、
積込領域がゴミすくい上げ器及びコンベアを完全に横切
って伸長していることが望ましい。収集容器は車両フレ
ーム上又は積込領域上に横方向に配置されている二つの
支持部材により積込領域を横切って回動可能であり、積
込領域上で一様に空にされる。
【0044】請求項35〜37に記載された特徴は、傾
け連結バーにより積込領域の全長にわたり収集容器の一
様な排出が可能である点で有益である。第1のゴミは収
集容器の放下エッジを介して直接積込領域の後端部上で
排出され、収集容器は傾けリンク及び支持部材を設けた
ことによりさらに積込領域の前端部側へ徐々に回動され
る。収集容器の支持部材は傾け手段により実質上平行な
位置から概略垂直位置まで回転される。収集容器の傾け
手段及び積込領域の傾け手段とも流体圧的に作動するピ
ストンが採用可能である。
【0045】請求項38〜40の車両構造もまた有益で
ある。車輪軸がリフト軸として設計されているので、車
両の後端部の垂直方向の調整が可能である。車両フレー
ムは積込領域を空にするために上昇手段により上昇され
、集められたゴミは高い位置にある容器中に放出可能で
ある。
【0046】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。本発明による海浜清掃用車両1が牽引車両
2と共に図1に示されている。海浜清掃用車両1は結合
手段3と牽引車両2に形成された結合手段77により牽
引車両2に連結されており、地面68上を移動可能であ
る。
【0047】海浜清掃用車両1は車両フレーム4と、上
方に折り曲げられた積込領域5と、車両フレーム4の下
方に配置された旋回フレーム7と、積込領域5を横切っ
て回動可能な収集容器6とから実質上構成される。
【0048】結合手段3は車両フレーム4の前端部に配
置されており、実質上平行な積込領域5の傾け軸51が
その後端部に配置されている。積込領域5は車両フレー
ム4に対して傾け軸51回りに概略45°上方に傾けら
れる。
【0049】調整可能な後部壁50が、積込領域5の後
部上端部に回動可能に取り付けられた後端部で部分的に
開口している。収集容器回動手段39が積込領域の下側
の側壁87上に配置されている。収集容器回動手段39
は側壁87の下側に実質上平行で非常に近接して伸長し
ている。
【0050】収集容器回動手段39はその前端部40が
側壁87に取り付けられ、その後端部41が三角形フレ
ーム要素48,49の先端に取り付けられている。三角
形フレーム要素の脚48及び49の端部は支持部材42
に連結されている。支持部材42及び三角形フレーム要
素の脚48,49により実質上正三角形を構成する。三
角形の脚48と支持部材42の連結部近傍で、支持部材
42はその端部43で積込領域5の側壁の下側に回動可
能に取り付けられている。
【0051】収集容器6が支持部材42の反対側端部4
4で支持部材42に対して回動可能に取り付けられてい
る。支持部材42の端部44は収集容器6の側面の概略
中心に位置付けされている。横方向バー45が収集容器
6に沿って支持部材42に直角に伸長している。
【0052】傾けリンク46が支持部材42の端部43
の近傍で積込領域5の側壁87に回動可能に取り付けら
れている。傾けリンク46の軸受点164が図2又は図
3に示されており、支持部材42の軸受点43に対して
側壁87の上部縁方向に食い違って位置付けされている
【0053】傾けリンク46は収集容器6に回動可能に
取り付けられている。傾けリンク46の端部47は収集
容器6の底面に垂直で支持部材42の端部44を通過す
る直線上に配置されている。傾けリンク46の長さは支
持部材42の長さよりも幾分短く形成されている。
【0054】積込領域5はフレーム4の横方向バー35
と積込領域5の側壁87の間に配置された積込領域傾け
手段36により車両フレーム4に対して揺動可能である
。傾け手段36はその一端部37で横方向バー35に回
動可能に取り付けられており、その他端部38は支持部
材42の端部43の概略上方の側壁87の概略中心に配
置されている。
【0055】作動手段32が傾け手段36の端部37の
反対側で横方向バー35にその一端部34で回動可能に
取り付けられている。作動手段32の他端部33は車両
フレーム4の下方に配置された旋回フレーム7に回動可
能に取り付けられている。
【0056】旋回フレーム7は作動手段32により、旋
回フレーム7の後端部近傍に配置された実質上水平な旋
回軸8回りに旋回して地面68方向に下降される。複数
のローラ20,21,24,25,26,27,28が
旋回フレーム7に回転可能に取り付けられている。
【0057】ローラ20及び21が上側搬送路22及び
下側搬送路23から構成されるコンベアベルトの反転軸
として作用する。ローラ24,25及び26は支持ロー
ラであり、反転軸ローラ20及び21とともに上側搬送
路22の搬送平面を画成する。ローラ27及び28は反
転ローラ20,21の間で支持ローラ24,26にそれ
ぞれ隣接して配置されている。
【0058】ローラ27及び28は他のローラに対して
下側にオフセットして配置されており、コンベアベルト
の上側搬送路22とは接触していない。ローラ27及び
28はコンベアベルトの下側搬送路23の下方に配置さ
れてテンションローラとして作用する。コンベアベルト
の下側搬送路23はテンションローラ27及び28の間
で地面68方向に垂れ下がる。
【0059】バッフルライニング15が反転軸20及び
支持ローラ24の上方で旋回フレーム7に取り付けられ
ている。バッフルライニング15は旋回フレーム7から
車両フレーム4方向に伸長している。図1に示された旋
回フレーム7の旋回状態においては、バッフルライニン
グ15の集束体16は、その全長にわたり車両フレーム
4の下側に当接している。
【0060】作動手段32の端部33が旋回フレーム7
の近傍でバッフルライニング15の後端部に取り付けら
れている。方向付プレート65が作動手段32の端部3
3と車両フレーム4に取り付けられた旋回フレーム7の
端部8の間に配置されており、この方向付プレート65
はベルトコンベアの上側搬送路22を越えて突出し旋回
フレーム7の長手方向に伸長している。
【0061】作動手段29がバッフルライニング15の
後部上端縁とバッフルライニング15の前方に配置され
た供給ロータ11との間に伸長しており、供給ロータ1
1を回動させる。作動手段29はその後端部31がバッ
フルライニング15に取り付けられ、その前端部30が
供給ロータ11に取り付けられている。
【0062】供給ロータ11は回転軸回りに回転可能で
ある。供給ロータ11は複数の半径方向に突出した歯6
7を有している。駆動手段のカバー17が回転軸18と
車両フレーム4との間に伸長している。カバー17は部
分的に車両フレーム4を越えて横方向に伸長している。 軸受ストラップ19がカバー17の上端部方向に向いて
いる。軸受ストラップ19はバッフルライニング15の
カバー17の前端縁に取り付けられている。
【0063】旋回フレーム7を伸ばした状態においては
、供給ロータ11を部分的にカバーする横方向ブレード
64が供給ロータ11の真下に配置される。横方向ブレ
ード64の高さは横方向ブレード64に近い旋回フレー
ム7の端部の高さに概略対応している。
【0064】旋回フレーム7は車両フレーム4と共に鋭
角を形成し地面64方向に向いているが、横方向ブレー
ド64は牽引車両2方向を向いていて、旋回フレーム7
の反対側に概略平行に幾分上側方向に伸長している。
【0065】コンベア12が車輪軸13と車両フレーム
4との間に配置されている。コンベア12は旋回フレー
ム7と概略同一角度傾いている。上側搬送路と下側搬送
路から形成される搬送路58が反転軸52,54回りに
かけまわされている。搬送路58は支持ローラ54,5
5により支持され、テンションローラ56,57により
張力がかけられる。
【0066】コンベア12及び旋回フレーム7中に配置
されたゴミすくい上げ器9の搬送方向は同一であり、車
両1の後ろ側である。コンベア12は旋回フレーム7と
同様に横方向に制限する方向付プレート66を有してい
る。
【0067】図1においては車両フレーム4は車輪軸1
3に対して上昇された位置で示されている。車両フレー
ム4に連結された二つの支持アーム62及び63が車輪
軸13方向を向いている。上昇シリンダ61が支持アー
ム62,63の中間に配置されている。
【0068】上昇シリンダ61からピストン60がほぼ
完全に伸長されており、車輪軸13を部分的に包囲する
保持要素59がピストン60の端部に配置されている。 保持要素59は概略二等辺三角形の断面を有している。 上昇シリンダ61のピストン60はこの三角形の底辺の
概略中央に連結されている。
【0069】上昇手段60,61により車両フレーム4
が上昇されたときには、車輪14を殆ど完全に見ること
ができる。車両1を支えるための垂直方向に調整可能な
作動車輪162が、車両フレーム4に垂直に結合手段3
の近傍に取り付けられている。
【0070】旋回フレーム7が地面68に降ろされた状
態の海浜清掃用車両1が図2に示されている。同一構成
部分については図1と同一符号が付されており、符号の
一部は省略されている。
【0071】図2においては、積込領域5は車両フレー
ム4上に置かれている。傾け手段36が作動されると、
その端部38が円弧72に沿って移動する。三角形フレ
ームの先端41は収集容器旋回手段39により、半円7
1に沿って案内される。図1に示された状態においては
、収集容器が積込領域5を越えて旋回され、三角形の先
端41が旋回手段39方向を向いているが、図2に示さ
れた位置においては、収集容器6はコンベア12の後ろ
側反転軸53の下方で地面68に接近して配置される。 収集容器旋回手段39を作動すると、収集容器6の側面
の中心44は破線で示された収集容器6′の位置まで円
弧69に沿って移動する。傾けリンク46の端部47も
円弧70に沿って同時に移動する。支持部材42及び傾
けリンク46の相対的配置及び長さの関係により、円弧
69と70は途中で交差し、収集容器6はその開口が積
込領域5の方に段々向けられて、その内容物が積込領域
5方向に放出される。
【0072】旋回フレーム7はその一端部が地面68に
接触するまで軸受点8回りに下降される。供給ロータの
下側で旋回フレーム7に取り付けられたすくい上げVレ
ッジ(V形棚状突起)10がその自由端で地面68に接
触し、横方向ブレード64がその下側が実質上地面と平
行となるように伸長している。
【0073】作動手段32により旋回フレーム7を車両
フレーム4方向に上昇すると、旋回フレーム7に取り付
けられた作動手段の端部33は円弧73に沿って案内さ
れる。供給ロータ11の回転軸18は作動手段29によ
り旋回領域74を横切ってさらに回動される。図2にお
いては、供給ロータ11は第2作動位置に配置されてお
り、一点鎖線で示された11′及び11″はそれぞれ第
1及び第3操作位置を示している。これらの関係は図8
乃至図10を参照して後で詳細に説明する。
【0074】図1に示された上昇された車両フレーム4
と対称的に、車輪軸13が支持アーム62及び63の端
部に直接取り付けられて、車両フレーム4は実質上平行
に伸長する。
【0075】海浜清掃用車両1の平面図が図3に示され
ている。車両フレーム4は三角フレーム部分と、結合手
段3で結合された隣接する長方形フレーム部分とを有し
ている。三角フレーム部分は結合手段3から第1横方向
バー35方向に縦方向に対称に伸長する二つの支持部材
81及び82により形成されている。
【0076】三角形の先端は結合手段3に配置されてお
り、その底辺は横方向バー35により形成される。縦方
向バー75及び76が縦軸100と平行となるように支
持部材81及び82に連結されている。長方形フレーム
部分はこれらの縦方向バーと、横方向バー35と、車両
の端部近傍に配置された横方向バー78とから形成され
る。縦方向バー75と76の間の距離は車輪14と14
′の距離に対応している。
【0077】積込領域5は横方向バー78を越えて後方
に突出した後ろ側端部51及び51′により回動可能に
取り付けられている。横方向バー78は縦方向バー75
と76の間に伸長しているが、横方向バー35は横方向
バー78よりも大きな長さを有している。横方向バー3
5の両端部79及び80は、それぞれ縦方向バー75及
び76を越えて同一長さ突出している。作動手段32及
び36は横方向バー35の端部79及び80の外側端に
回動可能に取り付けられている。
【0078】積込領域5は車両フレーム4の上方に配置
されている。図3には積込領域5の前壁88、二つの側
壁87及び89、後壁50が示されている。側壁87及
び89は縦方向バー75及び76に平行に配置され、前
壁88及び後壁50は横方向バー35及び79に平行に
配置されて、長方形状の積込領域5を形成する。
【0079】図2を参照すると明らかなように、後壁5
0は垂直方向から所定角度で後方に、即ち収集容器6方
向に傾斜している。後壁50の上端縁は収集容器6の前
方に配置されているが、後壁50の下端縁は収集容器6
の開口90の上方に配置されている。
【0080】収集容器6の放下エッジ161は積込領域
5の下方に位置することになる。放下エッジ161とそ
れと反対側の収集容器6の側部は実質上後壁50に平行
に伸長している。縦軸100に垂直な収集容器6の長さ
、即ちその幅は積込領域5の側壁87と89の間の距離
よりもわずかばかり短くなっている。
【0081】収集容器6はそれぞれ軸受44,44′及
び47,47′を介して支持部材42,42′及び傾け
リンク46,46′により支持されている。支持部材4
2,42′は側壁87,89の外側で傾けリンク46,
46′に平行に伸長している。支持部材42及び傾けリ
ンク46とも各端部43及び164で側壁87に連結さ
れており、側壁89側も同様に連結されている。
【0082】側壁87及び89の外側で側壁に平行に、
収集容器旋回手段39及び39′が側壁87及び89に
取り付けられている。旋回手段39は第1軸受点40と
第2軸受点41との間に伸長している。軸受点41は図
1及び図3によると三角形の先端として支持部材42の
上方に配置されている。支持部材42と収集容器旋回手
段39の側壁87からの距離は実質上同一である。積込
領域5の反対側の側壁89の側においても収集容器旋回
手段39′が同様に取り付けられている。
【0083】油圧カバー91が前壁88の前方で支持部
材81及び82により形成される三角形フレーム部分に
取り付けられている。油圧カバー91は縦軸100に対
して対称に形成されており、その側面が支持部材81及
び82に実質上平行に伸長し、支持部材81及び82を
越えて突出している。
【0084】カバー16が油圧カバー91及び車両フレ
ーム4の下方で縦軸100に対して対称に配置されてい
る。カバー16は積込領域5の側壁87及び89を僅か
ばかり越えて横方向に突出しており、作動手段29及び
29′がこれらの側に配置されている。作動手段29と
29′の間の距離は収集容器旋回手段39と39′の間
の距離又は支持部材42と42′の間の距離に実質上対
応している。
【0085】軸受ストラップ19及び19′が縦軸10
0に対して対称にカバー16の前端部に取り付けられて
いる。軸受ストラップ19及び19′はフレーム84の
ベアリング手段85及び86に係合している。フレーム
84はカバー16の前側に平行に伸長し、横方向にカバ
ー16を越えて作動手段29及び29′方向に向いた二
つのアームが突出している。フレーム84の一方の側に
駆動手段のカバー17が配置されており、モータ83が
フレーム84の縦軸方向にカバー17から突出している
【0086】図4は海浜清掃用車両1のゴミすくい上げ
器9、コンベア12及び収集容器6の平面図を示してい
る。ゴミすくい上げ器9の搬送路22及びコンベア12
の搬送路とも篩ベルトが使用される。これらの篩ベルト
は実質上菱形の複数の開口を有している。
【0087】縦軸100に対して対称に外側に曲げられ
た横方向ブレード64及び64′が車両1の前側でVレ
ッジ(V形棚状突起)10の端部に取り付けられている
。横方向ブレード64及び64′のすくい上げ幅92は
車両の幅93に実質上対応している。Vレッジ10はゴ
ミすくい上げ器9から概略横方向ブレード64及び64
′の長さの半分の距離結合手段3方向に突出している。
【0088】横方向ブレード64と64′の間の後端部
における距離はゴミすくい上げ器9の上側搬送路22の
幅95よりも僅かばかり小さくなるように取り付けられ
ている。縦軸100に対称に伸長する方向付プレート9
6及び97が横方向ブレード64及び64′の後端部に
接続されている。方向付プレート96及び97は横方向
ブレード64及び64′に隣接する部分においては縦軸
100に平行に伸長しているが、後方においては互いに
集束するように配置されている。ゴミすくい上げ器9の
端部においては方向付プレート96と97の間の距離は
コンベア12の搬送路58の幅94よりも幾分小さくな
るようにされている。
【0089】図1を参照すると、コンベア12はその前
部反転軸52がゴミすくい上げ器9の後部反転軸21よ
りも下側になるように配置されている。方向付プレート
96及び97はコンベア12の端部まで伸長する一対の
平行な方向付プレート66及び66′に連結されている
。幅102を有する収集容器6が後端部に配置されてお
り、この幅102はコンベア12の上側搬送路58の幅
94よりも大きくされている。
【0090】ゴミすくい上げ器9を駆動するために、後
部反転軸21の一方の側に駆動手段98が取り付けれて
いる。少なくとも支持ローラ25及び26が駆動接続手
段99により反転軸21に駆動接続されている。
【0091】コンベア12も同様にその後部反転軸53
の一方の側に配置された駆動手段101を有している。 コンベア12は車輪軸13の上方で車輪14と14′の
間に配置されているので、その幅94は車輪14と14
′の内側の距離よりも小さくなっている。
【0092】図5を参照すると供給ロータ11が示され
ている。フレーム84は実質上U形状をしている。U形
状ウエブ103が供給ロータの旋回軸120又は供給ロ
ータの回転軸18に平行に水平に伸長している。U形状
ウエブ103はその両端部において直角に屈曲されたU
形状脚部104及び105を有している。
【0093】脚部104及び105は回転軸18と同軸
のロータシャフト106の近くまで伸長している。軸受
フランジ107,108がU形状脚部104,105の
端部109,110に取り付けられている。軸受フラン
ジ107,108は外側からU形状脚部104,105
に連結されている。回転軸18が軸受フランジ107及
び108を通して伸長している。
【0094】同心状ロータ端部ディスク132及び13
3が回転軸18に取り付けられている。ロータ端部ディ
スク132及び133は供給ロータ11を回転軸方向で
制限する。複数の半径方向に突出した歯67がロータシ
ャフト106に取り付けられている。図5においては一
部分の歯67が示されている。
【0095】供給ロータ11を旋回軸120に取り付け
るためにU形状ウエブ103に軸受手段85及び86が
取り付けられている。軸受手段85,86はそれぞれ一
対の軸受フランジ118,119及び116,117か
ら形成されている。これらの軸受フランジは旋回軸を受
け入れるために対応する開口を有している。
【0096】駆動手段111が供給ロータ11の一方の
側に設けられている。駆動手段111はU形状ウエブ1
03の上方に配置されたモータ112と、モータの駆動
軸に取り付けられた駆動ディスク113とから構成され
る。駆動ディスク113はVベルト115を介して回転
軸18に同心状に取り付けられた駆動ディスク114に
連結されている。
【0097】フランジ軸受108の側面図が図6に示さ
れている。フランジ軸受108は実質上U形状をしてい
る。回転軸を受け入れる長円形溝122に対して対称的
にフランジ軸受108に長円形穴123及び124が形
成されている。U形状フランジ軸受108の拡大部に穴
30が形成されている。この穴30中に作動手段29の
一端が取り付けられる。
【0098】図5のフレーム84のU形状脚部105は
軸受フランジ108の上方に示されている。長円形溝1
22及びU形状脚部105とも垂直方向に伸長している
。軸受フランジ119がU形状脚部105の上端部で符
号126方向に伸長している。軸受フランジ119は旋
回軸受ボア121を有している。長円形溝122の方向
125と軸受フランジ119の方向126との間に角1
27が形成される。
【0099】図7を参照すると供給ロータ11の駆動手
段が示されている。ロータ端部ディスク133が回転軸
18と同心状に取り付けられている。複数の歯67がロ
ータ端部ディスク133を越えて半径方向に伸長し、矢
印128方向に回転するときその外周を画成する。
【0100】駆動ディスク114が回転軸18と同心状
に回転軸18に取り付けられている。モータに接続され
た駆動ディスク113がこの駆動ディスク114の上方
に配置されている。双方の駆動ディスク113,114
はVベルト115により駆動接続されている。Vベルト
115にテンションを印加するために、テンションロー
ラ131が二つの駆動ディスク133と114を連結す
るラインからオフセットされて配置されている。
【0101】図8を参照すると、第1作動位置の供給ロ
ータ11が示されている。既に示した図面と同一構成要
素は同一参照符号で示されている。供給ロータ11は作
動手段29により旋回軸受の軸120回りに前方に揺動
可能である。供給ロータ11の最下点はすくい上げVレ
ッジ10の前方で地面68の近くに位置している。歯6
7は矢印128で示される反時計方向に回転して地面6
8上のゴミの層136に係合する。
【0102】ゴミ136は供給ロータ11の回転及び車
両を矢印140方向に移動することにより、すくい上げ
Vレッジ10を介してゴミすくい上げ器の上側搬送路2
2に搬送される。ゴミすくい上げ器はゴミを矢印137
方向に搬送する。図8に示された作動位置においては、
すくい上げVレッジ10が地面68の僅かばかり上方に
配置されている。
【0103】供給ロータ11はピストン138の長さが
概略作動手段29の長さに対応するまで、作動手段29
により前方に揺動される。供給ロータ11が後方に一体
に揺動された位置においては、ピストン138は作動手
段29内に完全に引き込まれる。供給ロータ11の全旋
回範囲は回転軸18の旋回円弧74に実質上対応する。
【0104】矢印141方向の回転軸18の垂直方向微
調整が図6に示された長円形穴123により可能である
。楔形状凹部139がバッフルライニング15の横方向
壁134に形成されている。この凹部139は供給ロー
タ11を後方に揺動したときに回転軸18を受け入れる
作用をする。
【0105】図8に示された作動位置においては、歯6
7は地面68の下方の砂135には係合しない。図9を
参照すると供給ロータ11の第2作動位置が示されてい
る。この作動位置においては、すくい上げVレッジ10
の先端144が深さbだけ砂中に導入されている。すく
い上げVレッジ10と供給ロータ11の間には砂135
とゴミ136の双方が位置している。この作動位置にお
いては外周線129とVレッジ10との間の距離eが最
小となるように供給ロータ11は後方に揺動されている
【0106】その他の本発明の寸法的特徴は、すくい上
げVレッジ10の先端144と旋回軸120を通過する
垂線142の基点143との間の距離aと、旋回軸12
0と基点143との間の距離b又は旋回軸120とすく
い上げVレッジ10により形成される平面との間の距離
cである。
【0107】すくい上げVレッジ10は水平線との間に
角度αを形成し、この角度αは上側搬送路22と水平線
との間の角度βよりも符号145で示される角度だけ大
きくなっている。
【0108】図10を参照すると、第3作動位置の供給
ロータ11が示されている。この作動状態では、ピスト
ン138は作動手段29中に完全に引き込まれており、
供給ロータ11は後方に最大位置まで揺動されている。 供給ロータ11の外周129は下方からカバー16に殆
ど接触し、回転軸18はバッフルライニングの側壁に形
成された凹部(切欠)139中に配置されている。
【0109】第3作動位置においては、供給ロータ11
の外周線129と上側搬送路22とは距離fだけ離間さ
れている。この距離fは第2作動位置における外周線1
29とすくい上げVレッジ10との間の距離eの概略2
倍である。揺動運動の間の外周線129の包絡線163
より理解されるように、距離eは最小距離である。
【0110】図11を参照すると、車輪軸13の正面図
が示されている。積込領域5の底壁146は水平に伸長
して車両フレームの横方向バー78上に乗っている。車
両フレームは縦方向バー75及び76によりその横方向
が包囲される。積込領域5を垂直方向に包囲する側壁8
2及び87は縦方向バー75,76の上方でこれらに対
して外側にオフセットされて配置されている。
【0111】上昇シリンダ61,61′が締結具152
,153により縦方向バー75,76に取り付けれてい
る。上昇シリンダ61,61′は縦方向バー75,76
の真下に位置して、縦方向バーと同様に車両の中央垂直
軸に対して対称に配置されている。
【0112】上昇シリンダ61及び61′のピストンは
車輪14及び14′の間で車輪に近接して保持要素59
及び151により車輪軸13に固定されている。上昇手
段の下部締結具150及び149が各々の保持要素59
,151に形成されている。上昇シリンダ61及び61
′中で移動可能な上昇ピストンが保持要素59,151
に取り付けられている。上昇シリンダ61及び61′の
端部が上昇手段の下部締結具150及び149の上方で
上昇シリンダガイド148及び147により案内される
【0113】図12を参照すると、上昇手段の側面図が
示されている。上昇手段の上部固定具153が縦方向バ
ー76の下側に配置されている。上昇手段の上部固定具
は縦方向バー76に平行に縦方向バー76に取り付けら
れたプロファイルにより実質上形成されている。上昇シ
リンダ61の上端部を取り付けるためにボア154がこ
のプロファイルの中心に形成されている。
【0114】車輪の軸方向を向いた二つの支持アーム6
2及び63がこのプロファイルの端部で縦方向バー76
に取り付けられている。上昇シリンダ61の下端部を固
定するために、プロファイル148が支持アーム62,
63の自由端部近傍で支持アーム62,63の間に取り
付けられている。
【0115】縦方向バー76と共に実質上三角形を形成
する支持アーム62及び63の中間に上昇シリンダ61
が伸長している。図12においては、上昇手段の下部軸
受点はプロファイル148の真下に配置されている。保
持要素59が支持アーム62及び63の自由端部を支持
している。
【0116】保持要素59の断面は実質上二等辺三角形
である。支持アーム62及び63の自由端部はこの三角
形の底辺上に位置している。上昇手段の下部軸受点15
0は支持アーム62,63の自由端部の間で三角形の底
辺の中心に位置している。三角形の二辺は車輪軸13方
向を向いていてそれを部分的に包囲している。
【0117】上昇シリンダのピストン60を最大に伸長
した状態が図13に示されている。図13においては、
縦方向バー76が車輪軸13に対して距離g上昇されて
示されている。支持アーム62,63の自由端部157
,158は軸受ジャーナル156,155を有している
【0118】これらの軸受ジャーナル155,156は
上昇シリンダ61又は上昇ピストン60に平行に配置さ
れており、保持要素59方向を向いている。軸受ジャー
ナル155,156に係合する対応する軸受開口159
,160が保持要素59に形成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】揺動可能な積込領域及び収集容器を備えた本発
明実施例に係る海浜清掃用車両の側面図である。
【図2】旋回フレームを降ろした状態の本発明実施例に
係る海浜清掃用車両の側面図である。
【図3】海浜清掃用車両の平面図である。
【図4】ゴミすくい上げ器及びコンベアの平面図である
【図5】供給ロータの正面図である。
【図6】供給ロータを取り付けるフレームの側面図であ
る。
【図7】供給ロータ駆動手段の側面図である。
【図8】供給ロータの第1作動位置を示す側面図である
【図9】供給ロータの第2作動位置を示す側面図である
【図10】供給ロータの第3作動位置を示す側面図であ
る。
【図11】本発明実施例に係る上昇手段の正面図である
【図12】上昇手段の側面図である。
【図13】上昇ピストンを伸長した状態の上昇手段の側
面図である。
【符号の説明】
1  海浜清掃用車両 2  牽引車両 3  結合手段 4  車両フレーム 5  積込領域 6  収集容器 7  旋回フレーム 9  ゴミすくい上げ器 10  すくい上げVレッジ 11  供給ロータ 12  コンベア 13  車輪軸 14,14′  車輪 68  地面

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両フレームと、車両フレーム上に配
    置された少なくとも一つの車輪軸と、垂直方向に調整可
    能なゴミすくい上げ器と、ゴミすくい上げ器に隣接しゴ
    ミすくい上げ器から受け取ったゴミを車両フレームの後
    部端に配置された収集容器中に運搬するコンベアと、ゴ
    ミすくい上げ器のすくい上げ領域に配置された供給ロー
    タとを含んだ海浜清掃用車両であって、ゴミすくい上げ
    器(9) 及び供給ロータ(11)を支持する旋回フレ
    ーム(7) が下降可能且つ垂直方向に調整可能に取り
    付けられており、供給ロータ(11)は旋回領域(74
    )を横切ってリンク(84)により車両フレーム(4)
     上に回動可能に取り付けられ、特にリンク(84)に
    取り付けられた回転軸(18)回りに反時計回り方向に
    回転可能であり、供給ロータ(11)は運動方向(10
    0) にゴミ及び/又は砂を供給するためにすくい上げ
    V形棚状突起(10)より前方の第1前方操作位置に配
    置されており、V形棚状突起(10)とロータの回転軸
    (18)との間の距離eは第2中央操作位置において最
    小であり、供給ロータ(11)は第3後部操作位置にお
    いてV形棚状突起(10)又はゴミすくい上げ器(9)
     から第2操作位置に比較して大きな距離f離れて配置
    されていることを特徴とする海浜清掃用車両。
  2. 【請求項2】  旋回フレーム(7) 、ゴミすくい上
    げ器(9) 及び供給ロータ(11)は車両フレーム(
    4) の下方に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の車両。
  3. 【請求項3】  旋回フレーム(7) は長方形を形成
    する長手方向のバーと、少なくとも一つの横方向バーと
    から形成され、その後端部で車両フレーム(4) に回
    転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の車両。
  4. 【請求項4】  供給ロータ(11)及びゴミすくい上
    げ器(9) を有する旋回フレーム(7) は迅速に交
    換可能なカセットユニットとして設計されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両。
  5. 【請求項5】  供給ロータ(11)はスプリングの歯
    を有するブラシローラとして設計されていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両。
  6. 【請求項6】  ゴミすくい上げ器(9) は旋回フレ
    ーム(7) の前端部に取り付けられた前部反転軸(2
    0)と後端部に取り付けられた後部反転軸(21)とを
    有するエレベータから構成されることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の車両。
  7. 【請求項7】  エレベータはチェーンベルト及び/又
    はコンベアベルト及び/又は篩ベルト及び/又はレイキ
    ングベルト又はリンクコンベアとして設計されているこ
    とを特徴とする請求項6記載の車両。
  8. 【請求項8】  エレベータは上部搬送路(22)と下
    部搬送路(23)とを有しており、上部搬送路(22)
    が後部方向に回転するように、即ちエレベータが時計回
    り方向に回転するように搬送路が伸長していることを特
    徴とする請求項6又は7記載の車両。
  9. 【請求項9】  駆動手段(98)が少なくとも一つ、
    特に後部反転軸(21)に設けられていることを特徴と
    する請求項1〜8のいずれかに記載の車両。
  10. 【請求項10】  すくい上げV形棚状突起(10)及
    び/又は供給ロータ(11)及び/又はゴミすくい上げ
    器(9) は車両の幅(93)と概略対応する幅に設計
    されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
    記載の車両。
  11. 【請求項11】  すくい上げV形棚状突起(10)は
    実質上垂直な二つの収斂する横方向ブレード(64,6
    4′) を含んでいることを特徴とする請求項1〜10
    のいずれかに記載の車両。
  12. 【請求項12】  ゴミすくい上げ器(9) は横方向
    ブレード(64,64′) に隣接する横方向に制限す
    る方向付プレート(65,66) を含んでおり、これ
    らの方向付プレート(65,66) はその長さの一部
    分で互いに平行に伸長し、ゴミすくい上げ器(9) の
    後端側で漏斗状に収斂することを特徴とする請求項1〜
    11のいずれかに記載の車両。
  13. 【請求項13】  旋回フレーム(7) を旋回するた
    めに車両フレーム(4) と旋回フレーム(7) との
    間に少なくとも一つの作動手段(32)が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の
    車両。
  14. 【請求項14】  作動手段(32)は車両フレーム(
    4) 及び旋回フレーム(7) 上に横方向に取り付け
    られていることを特徴とする請求項13記載の車両。
  15. 【請求項15】  すくい上げV形棚状突起(10)の
    地面(68)に対するゴミすくい上げのための入射角α
    はゴミすくい上げ器(9) の入射角βよりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の車両
  16. 【請求項16】  旋回フレーム(7) の長手方向バ
    ーに連結された二つの垂直側壁(134) と側壁を連
    結する集束部材(16)とから構成された、前方及び後
    方に開口したバッフルライニング(15)が旋回フレー
    ム(7) の前方端に配置されていることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれかに記載の車両。
  17. 【請求項17】  側壁(134) は運動方向(10
    0) にその高さが増加するように設計され、旋回フレ
    ーム(7) が車両フレーム(4)の方向に回動可能な
    ように集束部材(16)が車両フレーム(4) に当接
    していることを特徴とする請求項16記載の車両。
  18. 【請求項18】  供給ロータ(11)のリンク(84
    )を取り付けるための供給ロータ(11)の実質上水平
    な旋回軸(120) が集束部材(16)の前端部に配
    置されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれ
    かに記載の車両。
  19. 【請求項19】  リンク(84)はU形状フレームの
    一部分であり、該フレームのU形状ウエブ(103) 
    は供給ロータの旋回軸(120) に平行に伸長してU
    形状フレーム上に少なくとも二つの軸受(85,86)
     により取り付けられており、該U形状ウエブ(103
    ) の二つのU形状脚部(104,105) は供給ロ
    ータ(11)を横方向に包囲してその二つの端部(10
    9,110) で供給ロータの回転軸(18)を受け入
    れることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載
    の車両。
  20. 【請求項20】  軸受(85,86) はU形状ウエ
    ブ(103) の後部から上方に斜めに突出した離間し
    た一対のフランジ軸受(116,117;118,11
    9) であり、集束部材(16)の前端部から前方及び
    上方に斜めに伸長した軸受ブラケット(19)に係合し
    ていることを特徴とする請求項19記載の車両。
  21. 【請求項21】  供給ロータの回転軸(18)が支持
    されるU形状脚部(104,105) の端部(109
    ,110) は、供給ロータの回転軸(18)の垂直方
    向微調整のために、その一方の側が開口した長円形溝(
    122) と該長円形溝から横方向に離間した平行な長
    円形穴(123,124) とを有していることを特徴
    とする請求項1〜20のいずれかに記載の車両。
  22. 【請求項22】  駆動手段(111) が供給ロータ
    の回転軸(18)の一端部に配置されていることを特徴
    とする請求項1〜21のいずれかに記載の車両。
  23. 【請求項23】  供給ロータ(11)を回動するため
    の少なくとも一つの作動手段(29)がロータと旋回フ
    レーム(7) との間に配置されていることを特徴とす
    る請求項1〜22のいずれかに記載の車両。
  24. 【請求項24】  ロータ回動手段(29)がバッフル
    ライニング(15)の一方の側壁(134) の概略上
    部後端部と軸受フランジ(107,108) との間に
    配置されていることを特徴とする請求項23記載の車両
  25. 【請求項25】  供給ロータ(11)はロータの外周
    (129) を画成する複数の半径方向に突出した歯(
    67)を含むことを特徴とする請求項1〜24のいずれ
    かに記載の車両。
  26. 【請求項26】  すくい上げV形棚状突起(10)は
    運動(100) 方向で実質上旋回曲線(163) の
    接線に平行な方向に伸長しており、旋回曲線(163)
     は旋回軸受(120) の反対側で供給ロータの外周
    (129) の一部の包絡線として定義されることを特
    徴とする請求項1〜25のいずれかに記載の車両。
  27. 【請求項27】  旋回曲線(163) とV形棚状突
    起(10)で決定される平面との間の距離eは、第2作
    動位置において供給ロータの半径の約1/4〜1/6で
    あることを特徴とする請求項26記載の車両。
  28. 【請求項28】  供給ロータ(11)の半径をrとす
    るとき、旋回軸受(120) の垂直ベース点(143
    ) とV形棚状突起(10)の先端(144) との間
    の距離aは0.8r≦a≦1.5r、好ましくはa=1
    .15rであることを特徴とする請求項1〜27のいず
    れかに記載の車両。
  29. 【請求項29】  V形棚状突起(10)の先端(14
    4) で決定される水平線から旋回軸受(120) ま
    での距離bは2r≦b≦3r、好ましくは概略2.4r
    であることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記
    載の車両。
  30. 【請求項30】  旋回軸受(120) とV形棚状突
    起(10)により決定される平面との間の距離cは2.
    5r≦c≦3.2r、好ましくは2.8rであることを
    特徴とする請求項1〜29のいずれかに記載の車両。
  31. 【請求項31】  その先端部がゴミすくい上げ器(9
    ) の後端部よりも下となるようにさらにその後端部が
    収集容器の開口部(90)よりも上となるように、コン
    ベア(12)が車両フレーム(4) の下方に配置され
    ていることを特徴とする請求項1〜30のいずれかに記
    載の車両。
  32. 【請求項32】  コンベア(12)は車輪軸(13)
    上に配置された車輪(14,14′) の間で車輪軸(
    13)の上方に伸長しており、ゴミすくい上げ器(9)
     の後端部上における方向付プレート(65)の距離に
    実質上対応する幅を有していることを特徴とする請求項
    31記載の車両。
  33. 【請求項33】  車両フレーム(4) の前部横方向
    バー(35)は横方向バー(75,76) を越えて概
    略車両の幅(93)横方向に突出しており、旋回フレー
    ム(7) の作動手段(32)及び積込領域(5) の
    傾け手段(96)は横方向バー(35)の両端部(79
    ,80) に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1〜32のいずれかに記載の車両。
  34. 【請求項34】  積込領域(5) はゴミすくい上げ
    器(9) 及びコンベアをほぼ完全に横切るように伸長
    して車両フレーム(4) 上に配置されており、収集容
    器(6) は積込領域(5) の横方向に配置された二
    つの支持部材(42,42′) により支持され、該支
    持部材(42,42′) はその両端部(43,43′
    ;44,44′) で回動可能に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項33記載の車両。
  35. 【請求項35】  傾けリンク(46,46′) がそ
    の前端(164) を支持部材(42,42′) の真
    上の積込領域(5) に、その後端(27,27′) 
    を収集容器(6) の実質上上端縁上に取り付けられた
    支持部材(42,42′) の近傍に配置されており、
    傾けリンク(46,46′) の長さは支持部材(42
    ,42′) の長さよりも短いことを特徴とする請求項
    34記載の車両。
  36. 【請求項36】  収集容器(6) は放下ボデーとし
    て設計されており、コンベア(12)に対向する側は反
    対側よりも高さが低く形成されて放下エッジ(161)
     を形成することを特徴とする請求項1〜35のいずれ
    かに記載の車両。
  37. 【請求項37】  支持部材(42,42′) はその
    両端(43,44) が積込領域(5) 上に回転可能
    に取り付けられて支持部材まで垂直方向に伸長する三角
    形連結フレーム(48,49) を有しており、その三
    角形先端(41)に傾け手段(39)が回転可能に取り
    付けられていることを特徴とする請求項1〜36のいず
    れかに記載の車両。
  38. 【請求項38】  車輪軸(13)はリフト軸として設
    計されて、二つの収斂するアーム(62,63) と、
    支持アーム(62,63) の自由端(157,158
    ) 上に配置されて少なくとも車輪軸(13)を部分的
    に包囲する保持要素(59)により車両フレーム(4)
     上に横方向に取り付けられていることを特徴とする請
    求項1〜37のいずれかに記載の車両。
  39. 【請求項39】  保持要素(59)は車両フレーム(
    4) に取り付けられた可変長リフト手段(60,61
    ) に連結されて、車両フレーム(4) を上昇及び下
    降するために支持アーム(62,63) の間に伸長し
    ていることを特徴とする請求項38記載の車両。
  40. 【請求項40】  保持要素(59)は、少なくとも保
    持要素(59)が支持アーム(62,63) に当接し
    ているとき、支持アーム(62,63) の自由端(1
    57,158) 上に形成された固定ジャーナル(15
    5,156) に係合する固定開口部(159,160
    ) を含んでいることを特徴とする請求項38又は39
    記載の車両。
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