JPH04265283A - キャスタブルの加圧成形方法 - Google Patents

キャスタブルの加圧成形方法

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Publication number
JPH04265283A
JPH04265283A JP2641991A JP2641991A JPH04265283A JP H04265283 A JPH04265283 A JP H04265283A JP 2641991 A JP2641991 A JP 2641991A JP 2641991 A JP2641991 A JP 2641991A JP H04265283 A JPH04265283 A JP H04265283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
castable
pressure
mold
gas
atmospheric pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2641991A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kanda
神田 美津夫
Takenori Yoshitomi
丈記 吉富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Krosaki Harima Corp
Original Assignee
Kurosaki Refractories Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurosaki Refractories Co Ltd filed Critical Kurosaki Refractories Co Ltd
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Publication of JPH04265283A publication Critical patent/JPH04265283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートやキャス
タブル耐火物等のいわゆるキャスタブルの加圧成形方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】このキャスタブルをブロック体に成形す
るに際して内部空洞の発生を防いで充填密度を向上させ
るための手段として、例えば特公昭56−43009号
公報においては、材料を減圧下で振動を掛けながら鋳込
む方法が開示されている。
【0003】また、特開昭63−69603号公報では
セメント成形品の緻密化のために脱水成形面を形成する
圧縮成形装置を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
減圧振動鋳込方式は、減圧による脱泡と振動による材料
の充填効果のみで緻密化しようとするものであり、加圧
過程がないため、その緻密化の効果は小さい。
【0005】また、脱水成形面を有した圧縮成形装置で
は、特殊な型枠を必要とし、大型形状や複雑な形状のも
のは成形できないといった欠点があった。
【0006】本発明の目的は、特殊な型枠や補助手段を
必要とせずに、気泡の少ない緻密な組織を有するキャス
タブル施工体を得るための手段を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のキャスタブルの
成形方法は、大気圧下で混練したキャスタブルを型枠に
流し込んだ後、そのキャスタブルが硬化するまで型枠ご
と大気圧より高いガス圧力雰囲気下において養生するこ
とを特徴とする。
【0008】加圧に必要な雰囲気のガス圧力は、大気圧
よりも高いほど望ましいが、大気圧よりも0.5kg/
cm2 程度のわずかな加圧を適用しても良い。
【0009】本発明の加圧は、雰囲気のガスの圧力で行
うため、使用する型枠は、材質, 形状, 大きさとも
何等制限はない。必要に応じ型枠に脱水口を設けたり、
型枠内部に脱水促進用の敷布を施すこともできる。
【0010】また機械圧縮力によりキャスタブルを加圧
成形する方法とは根本的に異なるため、型枠の機械強度
も特に必要ではなく、キャスタブルを流し込んでその予
定の形状を維持できる強度を有しておればよく、従来使
用していた型枠を流用することが可能である。
【0011】加圧に使用する気体に特に制限はないが、
安全上、空気や窒素等の不活性な気体が望ましい。
【0012】加圧室としては型枠が入る大きさの圧力容
器や加圧室を用いればよい。
【0013】加圧時間としては、キャスタブルを圧力雰
囲気においてからキャスタブルが硬化するまでである。
【0014】
【作用】本発明は、キャスタブルの施工後の緻密化は、
雰囲気ガス圧力によって促進されるという知見に基づい
て完成した。その効果は、気体の種類によるものではな
く、また、キャスタブルの硬化前に加圧雰囲気を大気圧
に戻すと、キャスタブルはまだ変形が自由であるので、
組織は大気圧と平衡になるため加圧効果は失われる。
【0015】
【実施例】表1に示す配合割合を有するセミジルコン質
のキャスタブル耐火物を硬化試験に供した。
【0016】表1に示す配合物を大気圧下で所定量の水
で混練した後、100×100mmの立方体の鉄製の型
枠に流し込み、型枠ごと圧力容器に入れてキャスタブル
が硬化するまで約5時間圧力容器中のガス圧力雰囲気下
に置いた。圧力を大気圧まで解放した後にサンプルを取
り出し、110℃で24時間乾燥した後に品質を測定し
た。
【0017】養生時のガス圧力を変化させて、見掛け比
重,カサ比重,それに見掛け気孔率を測定した。その結
果を表2の実施例1〜3に示す。
【0018】同表において、比較例は大気圧下でキャス
タブルを硬化させたものであり、加圧は行わない場合の
品質を示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】第2表の実施例1から3までに示すように
、加圧圧力の増加に従って、見掛け気孔率は減少し、カ
サ比重は増大して緻密化の効果が認められる。
【0022】また、同表の実施例1に示すように、0.
5kg/cm2 程度の低い加圧圧力でも加圧なしの比
較例1と比べて、見掛け気孔率で 1.2%減少してお
り、緻密化の効果が充分に認められる。
【0023】
【発明の効果】本発明によって、格別の装置、格別の複
雑な処理法を適用することなく、緻密な組織を有する施
工体を得ることが可能となった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  大気圧下で混練したキャスタブルを型
    枠に流し込んだ後、そのキャスタブルが硬化するまで型
    枠ごと大気圧より高いガス圧力雰囲気下において養生す
    るキャスタブルの加圧成形方法。
JP2641991A 1991-02-20 1991-02-20 キャスタブルの加圧成形方法 Pending JPH04265283A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7077174B2 (en) 2001-09-26 2006-07-18 Bae Systems Plc Method of potting a component

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7077174B2 (en) 2001-09-26 2006-07-18 Bae Systems Plc Method of potting a component

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