JPH042638A - 土砂の再生・処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、場所打ち杭基礎工事、シールド工事等で生じ
る掘削土砂を再生・処理する土砂の再生・処理方法に関
するものである。

（従来の技術） 従来、建設工事の地盤掘削により生しる土砂は。

有効利用されずに埋立地等に廃棄されていた。

方、建設工事に付随したコンクリート打設工程では、専
業化されたコンクリート生成メーカからコンクリートの
必要量を調達して、使用するようにしている。

（発明が解決しようとする課題） 近年、特に都市地域では、公害問題や廃棄場所が無いな
どの理由で掘削土砂の処理が困難になってきており、処
理に要する費用も急激に増大している。そして場所によ
っては、廃棄場所が全く無いという事態が生じたり、非
常に遠い地域での処理や不法投棄などを余儀無くささで
９社会問題化している。一方、コンクリート材料である
骨材（砂、砂利等）も入手困難な上に、コスト高の傾向
にある。

本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、施工費を低減できる上に、公害問題を
解消できる土砂の再生・処理方法を提供しようとする点
にある。

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために２本発明は、現地盤から排
土された土砂を加圧・加熱して、焼結固化し、−次いで
破砕・分級し２次いでこの破砕・分級した焼結・固化後
の土砂とセメントと水とを混練して、コンクリートを生
成し、このコンクリートを現地盤構造物の構成材料とし
て再使用することを特徴としている。

（作用） 本発明は前記のように現地盤から排土された土砂を加圧
・加熱して、焼結固化し９次いで破砕・分級し２次いで
この破砕・分級した焼結・固化後の土砂とセメントと水
とを混練して、コンクリートを生成し、このコンクリー
トを現地盤構造物の構成材料として再使用する。

（実施例） 次に本発明の土砂の再生・処理方法を第１図に示す一実
施例により説明する。第１図は、土砂再生・処理プラン
トのフローチャートを示しており基礎機械（１０）とケ
ーシングチューブ（１１）とを使用したオールケーシン
グエ法により、現地盤から排土された土砂（１）を選別
した後、水切り工程（２）へ送って、ここで水切りし２
次いで固化工程（３）へ送って、ここで加圧・加熱し、
焼結固化して。

人工岩石を作り２次いで破砕工程（４）へ送り、ここで
破砕して、骨材とし３次いで分級・調整工程（５）へ送
って、ここで砂、細骨材、粗骨材等として分級し１次い
で混練工程（６）へ送って、これにセメント槽（８）か
らのセメントと上記水切り工程（２）からの水（９）と
を加え、これらを混練して。

コンクリートを生成する。一方、現地盤では、掘削した
竪孔（１１）内へ鉄筋カゴ（１２）を挿入し１次いで上
記混練工程（６）から排出されたコンクリート（７）を
この竪孔（１１）内へ打設する。

（発明の効果） 本発明の土砂の再生・処理方法は前記のように現地盤か
ら排土された土砂を加圧・加熱して、焼結固化し１次い
で破砕・分級し９次いでこの破砕・分級した焼結・固化
後の土砂とセメントと水とを混練して、コンクリートを
生成し、このコンクリートを現地盤構造物の構成材料と
して再使用するので、施工費を低減できる上に、公害問
題を解消できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる土砂の再生・処理方法の一実施
例を示す工程説明図である。 （１）　　・・・土砂、（２）・・・水切り工程、（３
）・・・固化工程、（４）・・・破砕工程、（５）・・
・分級・調整工程、（６）・・・混線工程、（７）・・
・コンクリート、（８）・・・セメント槽、（９）・・
・水、　（１０）・基礎機械、（１１）　　・・・ケー
シングチューブ（１２）・・・鉄筋カゴ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現地盤から排土された土砂を加圧・加熱して、焼結固化
   し、次いで破砕・分級し、次いでこの破砕・分級した焼
   結・固化後の土砂とセメントと水とを混練して、コンク
   リートを生成し、このコンクリートを現地盤構造物の構
   成材料として再使用することを特徴とした土砂の再生・
   処理方法。