JP2003245623A - 廃棄物処分場の修復方法 - Google Patents

廃棄物処分場の修復方法

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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 修復することにより新たな焼却灰を埋め立て
ることができる余力が生じ、環境保全性に優れる堅牢な
遮水工が施工される廃棄物処分場の修復方法を提供する
こと。 【解決手段】 焼却灰が埋立てられた廃棄物処分場の少
なくとも1区画から焼却灰20を掘り起こして搬出する
工程と、搬出した焼却灰を用いてコンクリートブロック
及び/又はモルタルを製造する工程と、焼却灰を搬出し
た区画13の底部に、搬出した焼却灰を用いて製造した
コンクリートブロック及び/又はモルタルを敷設し、遮
水工14の基盤15を形成する工程と、その基盤15の
上に遮水層16を設ける工程を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼却灰が埋立てられ
ている廃棄物処分場の修復方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、既に焼却灰が埋立てられている廃
棄物処分場の中には、法規制以前に構築されたものなど
があって、底部に遮水工が施されていなかったり、施さ
れていても不完全なものがある。このような廃棄物処分
場にあっては、有害物質を含む廃棄物からの浸出水が漏
水して地下水の汚染が発生し、廃棄物処分場周辺の環境
が損なわれることになる。
【0003】この種の廃棄物処分場の修復方法として
は、焼却灰が埋立てられている廃棄物処分場を格子状な
いし短冊状に仕切り、仕切られた区画内の廃棄物を掘削
して取り除いた後、その区画の底部に遮水工を施し、こ
の遮水工が施工された区画に、先に掘削して取り除いた
廃棄物を埋め戻すことからなる方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、都市ごみや
産業廃棄物などの廃棄物はその多くが焼却処理されてい
るが、焼却処理により発生する焼却灰の最終処分は大部
分が廃棄物処分場に埋立てることにより行われている。
しかし、近年、廃棄物の埋立て処分量が増大するに及ん
で、廃棄物処分場を新設する敷地を確保することが非常
に困難になっている。このため、焼却灰を減容化させる
処理をしたり、焼却灰の埋立て量自体を減少させること
により、廃棄物処分場の使用期間が延びるようにし、そ
の延命化を図らなければならない状態になっている。
【0005】又、ほぼ時を同じくして資源のリサイクル
が叫ばれるようになり、焼却灰を土木建築用の材料など
として用いるための検討がなされている。
【0006】このような状況下にあって、上記従来の廃
棄物処分場の修復方法を検討してみると、その修復方法
は、遮水工が施工された区画に、先に取り除いた廃棄物
をそのまま埋め戻して元の状態に戻すだけであるので、
さらに上記の問題に対する解決策が付加された方法の出
現が望まれている。
【0007】本発明は、修復することにより新たな焼却
灰を埋め立てることができる余力が生じ、環境保全性に
優れる堅牢な遮水工が施工される廃棄物処分場の修復方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために、種々の検討を行った。
【0009】都市ごみなどの廃棄物は種々雑多のものの
混合物であり、これを燃焼させた残渣である焼却灰に
は、鉄、アルミニウム、銅などの金属片や、陶磁器片、
ガラス片、石などの塊状物が1/3程度含まれており、こ
れらの金属片や塊状物は資源として再利用することがで
きるものである。このため、廃棄物処分場から掘り起こ
した焼却灰から上記の金属片や塊状物を分別して回収す
れば、有価物が回収されると共に、埋め戻す際の焼却灰
の量が大幅に減少し、修復後の廃棄物処分場に新たな焼
却灰を埋め立てることができる余力が生じることにな
る。
【0010】又、遮水工を堅牢な構造にするためには、
遮水工の基盤をコンクリート製にする必要があり、その
施工に際しては骨材が必要であるが、焼却灰には、陶磁
器片、石、燒結体などが含まれており、これらのものは
骨材として使用することができる。このため、廃棄物処
分場から掘り起こした焼却灰から骨材として使用できる
ものを分別し、その焼却灰をセメントで固化させたコン
クリートブロックを敷設したり、あるいは分別した焼却
灰とセメントのモルタルを打設すれば、砕石や川砂利な
どの骨材を使用することなく、環境保全性に優れる堅牢
な遮水工を施工することができる。
【0011】本発明は、このような検討結果に基づいて
なされたものであり、次のような特徴を有する。
【0012】請求項1に記載の発明は、焼却灰が埋立て
られた廃棄物処分場の少なくとも1区画から焼却灰を掘
り起こして搬出する工程と、搬出した焼却灰を用いてコ
ンクリートブロック及び/又はモルタルを製造する工程
と、焼却灰を搬出した区画の底部に前記コンクリートブ
ロック及び/又はモルタルを敷設し、遮水工の基盤を形
成する工程と、前記基盤の上に遮水層を設ける工程を備
えたことを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、焼却灰を掘り起こして搬出する区画を
予め廃棄物処分場の下部地盤に到達する地下連続壁で区
分しておくことを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、搬出した焼却灰に金属片
類や骨材類などを回収する分別処理を施した後、コンク
リートブロック及び/又はモルタルを製造することを特
徴としている。
【0015】なお、上記各発明において、廃棄物処分場
の底部とは、堆積された焼却灰と接する底面及び側面の
地盤を指すものであって、底面だけを意味するものでは
ない。
【0016】又、掘り起こして搬出する焼却灰とは、焼
却灰を含む埋立て廃棄物を指すものであり、焼却灰の飛
散を防止するため覆土された土壌等を含むものである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明による廃棄物処分場
の修復方法に係る説明図である。この図は焼却灰が埋立
てられた廃棄物処分場の修復中の断面を示す。図1にお
いて、10は掘削されている地盤、20は埋立てられて
いる廃棄物、11は堰堤である。
【0018】本発明による廃棄物処分場の修復において
は、焼却灰が埋立てられた廃棄物処分場の一部の区域か
ら焼却灰を底面に到るまで掘り起こして搬出し、焼却灰
を搬出した区域の底部に遮水工を施工する工事を行う
が、修復工事を効率的に行うために、予め、焼却灰が埋
立てられた廃棄物処分場を複数の区画に仕切っておくの
がよい。廃棄物処分場に仕切を設ける場合、鋼矢板など
を打ち込んで、地盤10に到達する地下連続壁12を格
子状あるいは短冊状に設けて複数の区画に区分する。
【0019】そして、廃棄物処分場の修復は、次に記す
工程にしたがって行われる。まず、地下連続壁12によ
って区分された区画のうち、少なくとも1つの区画から
焼却灰を底部に到るまで掘り起こして搬出する。そし
て、後述する方法により、搬出した焼却灰を骨材として
使用してコンクリートブロック又はモルタル、あるいは
コンクリートブロックとモルタルの双方を製造する。次
いで、焼却灰を搬出した区画13の底部に、搬出した焼
却灰を骨材として使用したコンクリートブロックを敷設
するか、又はモルタルを打設することにより、遮水工の
基盤15を形成する。次いで、その基盤15の上を遮水
シートで覆うか、あるいはアスファルト舗装をして遮水
層16を設けることにより遮水工14を施工する。
【0020】なお、遮水工の基盤15を形成する際に
は、コンクリートブロックとモルタルの双方を用いても
よい。
【0021】焼却灰を搬出した区画13の底部に遮水工
14を施工した後、順次、上記の工程にしたがって、新
たな区画に堆積されている焼却灰を掘り起こして搬出
し、その底部に遮水工を施工する。
【0022】掘り起こして搬出した焼却灰は、後述の方
法により、金属片類や骨材類を回収する処理が施され、
骨材となる粒分の一部がモルタルやコンクリートブロッ
クの原料として使用された後、残部は遮水工が施工され
た区画へ埋め戻される。
【0023】このため、廃棄物処分場の修復を行う場合
には、予め、廃棄物処分場の敷地内又はその近傍に、掘
り起こした焼却灰を骨材として使用してモルタルやコン
クリートブロックを製造する設備を設置しておく。
【0024】図2は掘り起こした焼却灰を原料としてモ
ルタルやコンクリートブロックを製造する方法の一例を
示すフローチャートである。以下、図2に記されている
処理工程の順序にしたがってモルタルやコンクリートブ
ロックを製造する方法を説明する。
【0025】水洗工程30は、掘り起こした焼却灰に
は、覆土されていた土砂が混じっており、又、ダイオキ
シン類などの有害物が含まれていることが懸念されるの
で、その焼却灰から金属片や骨材を分別する前に、焼却
灰を洗浄する工程である。この工程においては、掘り起
こした焼却灰がドラムウォッシャーなどの水洗機へ投入
され、水洗される。ただし、後に分離、回収される鉄、
骨材等の資源化物の安全が確保されている場合や、個別
に洗浄される場合は、水洗工程を省略してもよい。
【0026】水洗工程30から排出された焼却灰は水切
りすることなく、そのまま回転篩あるいはバースクリー
ンなどを備えた粗大物分別工程31へ送られて、網目が
25mm程度の篩により篩い分けられ、缶、瓶、コンク
リート片、石などの粗大物が分別されて取り出される。
篩目を通過したもの(焼却灰と水)は水切り工程32へ
送られる。
【0027】分別された粗大物は磁力選別されて缶など
の粗大鉄片類が回収され、残りの粗大物は、必要に応じ
て破砕・整粒された後、路盤材などの用途に供給され
る。
【0028】水切り工程32においては、水洗工程30
で粗大物が分別されたもの(焼却灰と水)が水槽へ投入
され、槽底に沈降した粒分の焼却灰が掻き揚げ機により
水切りされながら掻き揚げられて堆積される。この処理
により、焼却灰が水切りされると共に、粉末状であった
焼却灰や土の類などの微粒分が取り除かれる。微粒分が
取り除かれた焼却灰は磁力選別工程33へ送られる。
【0029】水きり工程32から排出される泥水は凝集
沈殿処理され、沈殿物は圧縮濾過機などにより濾過され
る。発生する脱水ケーキは廃棄物処分場の遮水工が施工
された区画へ埋め戻される。又、沈殿処理及び濾過に伴
って発生した排水は、ダイオキシン類を分解する工程、
有害重金属を除去する工程などを備えた排水処理装置へ
送られて浄化される。
【0030】水切りされて堆積されていた焼却灰は磁力
選別工程33で磁力選別処理され、小片の鉄片類が分別
される。分別された鉄片類は鉄資源として回収される。
【0031】鉄が分別された焼却灰は非鉄金属選別工程
34へ送られ、導電性金属選別処理が施されてアルミニ
ウムや銅などの非鉄金属が分別される。分別された非鉄
金属は非鉄金属資源として回収される。
【0032】非鉄金属が分別された焼却灰は分級工程3
5へ送られる。分級工程35では、3段階の篩い分けを
行って焼却灰を複数の粒分に分級し、モルタルやコンク
リートブロックを製造する原料にする粒分の焼却灰を得
ると共に、土木建築用資材にも供することができる焼却
灰を分別する処理を行う。この実施の形態においては、
10〜25mmの小塊、5〜10mmの粗粒、2〜5m
mの中粒、及び2mm未満の細粒からなる4つの粒分に
分級する。
【0033】10〜25mmの小塊は路盤材として使用
することができ、5〜10mmの粗粒と2〜5mmの中
粒は、それぞれ粗骨材、細骨材の用途に供することがで
きるものである。このため、小塊、粗粒、中粒の各粒分
はモルタルやコンクリートブロックの製造用骨材として
使用し、その残りが土木建築用の材料の用途に供給され
る。しかし、2mm未満の細粒については、土木建築用
の材料としての用途がなく、本来、埋立て処分しなけれ
ばならないものであるが、この方法においては、その細
粒をモルタルやコンクリートブロックの製造原料として
使用し、残りは廃棄物処分場の修復された区画へ埋め戻
される。
【0034】混練工程36では、2mm未満の細粒分に
他の粒分の一部が加えられ、これにセメントと水が加え
られて混練される。混練物は二通りの用途に供される。
【0035】修復中の廃棄物処分場の底部に設ける遮水
工の基盤をモルタルにより形成する場合には、混練機か
ら排出されたモルタルをミキサー車などにより廃棄物処
分場の工事区域へ送り、その底部に打設する。又、遮水
工の基盤をコンクリートブロックにより形成する場合に
は、成形工程37へ送ってコンクリートブロックに成形
する。
【0036】成形工程37においては、焼却灰とセメン
トの混練物を振動圧縮成形機へ装入し、混練物が収容さ
れた金型に激しい上下振動を作用させながら圧縮成形す
る。圧縮成形された成形物は離型されて保管場所に送ら
れ、コンクリートブロックとしての所定の強度が発現す
るまで保管された後、廃棄物処分場の工事区域へ送ら
れ、その底部に敷設される。
【0037】なお、振動圧縮成形機によりコンクリート
ブロックの成形を行う場合、通常の一軸圧縮成形機を使
用するプレス圧縮の場合のような、金型に加えた圧縮力
が金型の内壁にも作用して、いわゆるブリッジング現象
が起こることがなく、表面積に関わらず同じ圧縮力が作
用する。このため、振動圧縮成形機により成形されたコ
ンクリートブロックは、密度が大きく、かつ密度の分布
が均一な成形体であって、十分な強度を有しているの
で、土木建築用資材としての用途に供給することができ
る。
【0038】上述のように、掘り起こした焼却灰を図2
に示す方法により処理してモルタルやコンクリートブロ
ックを製造すれば、金属資源や土木建築用資材として使
用可能なものが回収されて、埋め戻す焼却灰の量が減少
し、修復された廃棄物処分場に、新たな焼却灰を埋め立
てることができる余力が生じる。又、掘り起こした焼却
灰を原料として製造したモルタルやコンクリートブロッ
クにより堅牢な遮水工が施工される。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、焼却灰を掘り
起こして搬出した区画の底部に、搬出した焼却灰を原料
として用いたコンクリートブロック及び/又はモルタル
を敷設して遮水工の基盤を形成するので、砕石や川砂利
などの骨材を使用することなく、環境保全性に優れる堅
牢な遮水工を施工することができる。
【0040】請求項2の発明によれば、焼却灰を掘り起
こして搬出した区画の底部に遮水工を施工するに際し、
予め、廃棄物処分場を下部地盤に到達する地下連続壁を
設けて区分しておくので、複数の区画の修復工事を同時
に行うことができる。又、仕切られた区画内の焼却灰だ
けを搬出すればよいので、修復工事が効率的に行われ
る。
【0041】請求項3の発明によれば、搬出した焼却灰
に金属片類や骨材類などを回収する分別処理を施した
後、コンクリートブロック及び/又はモルタルを製造す
るので、鉄や非鉄金属などの金属片類と土木建築用の資
材である骨材類からなる有価物が回収されると共に、埋
め戻す焼却灰の量が大幅に減少し、修復後の廃棄物処分
場に新たな焼却灰を埋め立てることができる余力が生じ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物処分場の修復方法に係る説
明図である。
【図2】掘り起こした焼却灰を原料としてモルタルやコ
ンクリートブロックを製造する方法の一例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 地盤 12 地下連続壁 13 焼却灰を搬出した区画 14 遮水工 15 遮水工の基盤 16 遮水層 20 埋立てられている廃棄物 30 水洗工程 31 粗大物分別工程 32 水切り工程 33 磁力選別工程 34 非鉄金属選別工程 35 分級工程 36 混練工程 37 成形工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 28/02 B09B 5/00 N

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却灰が埋立てられた廃棄物処分場の少
    なくとも1区画から焼却灰を掘り起こして搬出する工程
    と、搬出した焼却灰を用いてコンクリートブロック及び
    /又はモルタルを製造する工程と、焼却灰を搬出した区
    画の底部に前記コンクリートブロック及び/又はモルタ
    ルを敷設し、遮水工の基盤を形成する工程と、前記基盤
    の上に遮水層を設ける工程を備えたことを特徴とする廃
    棄物処分場の修復方法。
  2. 【請求項2】 焼却灰を掘り起こして搬出する区画を予
    め廃棄物処分場の下部地盤に到達する地下連続壁で区分
    しておくことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処分
    場の修復方法。
  3. 【請求項3】 搬出した焼却灰に金属片類や骨材類など
    を回収する分別処理を施した後、コンクリートブロック
    及び/又はモルタルを製造することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の廃棄物処分場の修復方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238049A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Miyoshi Oil & Fat Co Ltd 固体状廃棄物処理方法及び廃棄物埋立処理場の再生方法
JP2005246345A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Miyoshi Oil & Fat Co Ltd 固体状廃棄物処理方法及び廃棄物埋立処理場の再生方法
JP2016159210A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 三菱マテリアル株式会社 焼却灰の処理方法および処理装置
CN112792102A (zh) * 2021-01-14 2021-05-14 中铁三局集团桥隧工程有限公司 一种盾构渣土环保处理方法

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