JPH0426223Y2 - - Google Patents

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JPH0426223Y2
JPH0426223Y2 JP1985134343U JP13434385U JPH0426223Y2 JP H0426223 Y2 JPH0426223 Y2 JP H0426223Y2 JP 1985134343 U JP1985134343 U JP 1985134343U JP 13434385 U JP13434385 U JP 13434385U JP H0426223 Y2 JPH0426223 Y2 JP H0426223Y2
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JP
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staple
guide
substrate
staples
magazine
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JP1985134343U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家具等の製造用ステープルタツカに
関し、特に、連結ステープルを収納したマガジン
ユニツトを備え、連結ステープル送り機構部によ
つてボデイに送られた前記連結ステープルを、ボ
デイの打込動作部分(ドライバ)で一個づつ打ち
込むようにしたステープルタツカに関する。
〔従来の技術〕
一般に、この種のステープルタツカでは、巻回
した状態で一台に収納できるステープル数の増加
を図るため、下向きにコ型のステープルを連結し
たものを用いることに代えて、直線状の平直針を
連結したものを用いており、この平直針(ステー
プル)を、打ち込み作業の直前においてコ型に形
成するとともに、これをボデイに備えたドライバ
で一個づつ打ち込むようにしている。
そして、このステープルは、ボデイに取り付け
たマガジンユニツトに巻回した状態で収納される
とともに、連結ステープル送り機構部によつてス
テープルを一個づつ供給できるようにしている。
このとき、マガジンユニツトの一部がドライバ
打ち込み時のステープルガイドを構成するように
したものが大部分であるため、マガジンユニツト
のボデイへの取り付けは、ステープル打ち込み作
業の円滑化を図るためにも重要であり、従来、弾
性部材によつて一定位置に保持するようにしてい
る(特開昭59−64279号公報参照)。
これは、ドライバ動作時におけるステープルガ
イドにおいて、打ち込まれる先頭ステープルのつ
まり(ジヤミング)を起こしそうになつたとき、
例えば、打ち込まれる先頭ステープルの向きが打
込み方向からずれている場合や、ステープル一個
の実質幅が連結用の接着剤によつて広くなつてい
る場合、さらにはステープル製造時にステープル
の幅が基準値より広く形成されている場合などに
は、弾性部材の弾性によつてマガジンユニツトが
打込み方向とは逆の方向に移動し、ドライバガイ
ドとステープルガイドとの間を広げて、ドライバ
動作時におけるステープルの通過を可能にし、ジ
ヤミングの発生を防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のステープルタツカは、ス
テープルガイドをドライバガイドに対して位置決
めした状態でマガジンユニツトをボデイにセツト
した場合であつても、そのセツトには、ガイド部
をガイド溝に案内した状態でのみ弾性部材によつ
て一定位置に保持するといつた方法を用いてい
る。
したがつて、このガイド部およびガイド溝の間
には互いに移動できるように遊びが設けられるこ
とが一般的であるため、マガジンユニツトは、一
定位置に保持された状態から、ボデイに対してス
テープル送出し方向と逆の方向だけでなく、ドラ
イバの動作・復帰方向にも自由に移動可能とな
り、ステープル打込み作業の際等、急激な振動を
与えたときにはステープルガイドがこのドライバ
の動作・復帰方向に移動して、ドライバガイドと
の間の幅を変える場合がある。
これにより、ドライバが円滑に動作しないだけ
でなく、ステープルがドライバガイドとステープ
ルガイドとの間に一個づつ供給されず、この状態
でドライバを駆動したときには、ジヤミングの発
生の他、ドライバ、ドライバガイドおよびステー
プルガイドの破損を招くといつた問題点を有して
いる。
さらに、家具用のステープルタツカにおいて
は、その作業の性質上、ステープルを垂下方向に
のみ打ち込むことに限定されず、水平方向や上方
に向けて作業を行う場合がある。この場合には、
ステープルを収納したマガジンユニツトの重量等
によりマガジンユニツトが弾性部材の付勢に抗し
て移動することがあり、これに伴いステープルガ
イドが移動するため、上述のような問題が生じや
すいものである。
そこで、本考案では、マガジンユニツトを、ス
テープルタツカのボデイに対してステープル送出
し方向と逆の方向にのみ自由移動を可能にし、ド
ライバの円滑な動作を確保して、確実なステープ
ルの打ち込み作業を維持できるようにすることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のステープルタツカは、マガジンユニツ
トを、ステープル送出し用開口部を持つマガジン
ケースと、このステープル送出し用開口部から供
給される連結ステープルの給送面を持つ基板とか
らなり、かつ後記の係合凹部に係止される係合用
ピンを備えたものとし、この基板のステープル送
出し方向の前方端部にステープル両端部を折り曲
げるための折曲用突出部を形成するとともに、基
板の左右の縁部でこの折曲用突出部所定長だけ離
れた部分にはガイド部をそれぞれ形成し、またこ
の各ガイド部には前記マガジンケースから送られ
てきた連結ステープルの後退を防止するためのフ
インガを固着し、さらに基板の下部にはステープ
ル送出し方向に弾性を有して、湾曲した態様の掛
止金具を取り付け、連結ステープル送り機構部を
組み込んだホデイのステープル送出し方向の前方
下部に、一対の側板を、連結ステープル送り機構
部を挟むような態様で設け、この側板の対向面の
下部には、ガイド部を案内して基板を側板間にセ
ツトするためのガイド溝をそれぞれ形成し、また
側板の下縁の一部には掛止金具を掛けるための係
止部を形成し、ボデイのステープル送出し方向の
後方下部にフツクプレートを設け、このフツクプ
レートにはセツトの略終了時点で係合用ピンが嵌
まりこんで前記マガジンケースの部分を保持する
ための係合凹部を形成するようにしたものであ
る。
〔作用〕
マガジンケースに設けた係合用ピンがボデイの
係合凹部に係止され、かつ基板に設けた弾性を持
つ掛止金具がボデイの係止部と係合することによ
り、このマガジンユニツトは、ステープル送出し
方向と逆の方向には掛止金具の弾性に抗して自由
移動が可能となり、かつステープル打込用ドライ
バの動作、復帰方向には移動できないようにして
いる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第4図を参照し
て説明する。
図において、Aはマガジンユニツト、Bはボデ
イ、Cは連結ステープル送り機構部、1はマガジ
ンケース、2は基板、3は側板、4はドライバガ
イド、5はガイド溝、6は係止部、7は折曲用突
出部、8,8aはガイド部、9はフインガ、9a
は先端部、10は保持板、11はステープル送出
し用開口部、12は蓋、13はステープルガイ
ド、14は軸杆、15はナツト、16は支持板、
17は係合用ピン、18はフツクプレート、18
aは係合凹部、19は取付部、20は回動部材、
21は給送面、22は掛止金具である。
ここで、マガジンユニツトAは、第2図に示す
ように、基板2の一端には折曲用突出部7を設け
ており、他端の給送面21側には円筒状のマガジ
ンケース1を取り付けている。このマガジンケー
ス1は、その一部を給送面21との間に所定の間
隔を生じさせてステープル送出し用開口部11を
形成するとともに、一方の側部には軸杆14を持
つ保持板10を、他方の側部には軸杆14を貫通
させた状態で蓋15がナツト15により固定され
ている。また、保持板10の外側には係合用ピン
17を持つ支持板16が取り付けられている。
そして、マガジンケース1内には、ステープル
(平直針)が軸杆14を中心として巻回した状態
で収納されるとともに、その一端は、ステープル
送出し用開口部11から給送面21上を折曲用突
出部7まで引き出されることになる。
その際、ステープルを適正な状態で折曲用突出
部7に送るために基板2の給送面21の両側には
ガイド部8,8aが設けられている。さらに、こ
のガイド部8,8aにはフインガ9をそれぞれ取
り付けており、第4図に示すように、その先端部
9aが、例えば先頭のステープルから三つ目と四
つ目のステープルの間の連結部分に嵌まり込むこ
とによつてP方向(ステープルが送り出し方向)
と逆の方向に移動するのを規制している。また、
基板2の下側には、取付部19を備え、この取付
部19に対して回動可能な回動部材20を設ける
とともに、取付部19に対して回動可能な弾性を
持つ掛止金具22を取り付けている。
次に、このマガジンユニツトAのボデイBへの
取り付けを説明すると、ボデイBに備えた連結ス
テープル送り機構部Cの両側から側板3を設けて
おり、この側板3双方の内側にはガイド溝5が形
成されている。
そして、このガイド溝5にマガジンユニツトA
の基板2のガイド部8,8aを折曲用突出部7側
からP方向に嵌め込み(第3図参照)、折曲用突
出部7及びステープルガイド13が、ドライバガ
イド4に対して所定の幅になるまで嵌め入れる
(第1図参照)。なお、この嵌め込みを容易にする
ためガイド溝5とガイド部8,8aとの間には遊
びが設けられている。
このとき、支持板16の係合用ピン17は、ボ
デイBのフツクプレート18の係合凹部18aに
密に入り込んだ状態となつているため、ガイド溝
5とガイド部8,8aとの間に設けられた遊びに
よつてマガジンユニツトAがQ方向(ステープル
打込み用ドライバの動作・復帰方向)に移動す
る、例えばがたつくのを防止している。
続いて、回動部材20をドライバガイド4側に
向けるとともに、側板3下部に設けられた係止部
6に掛止金具22を引つ掛けた後、回動部材20
をP方向とは逆の方向に回動させることにより掛
止金具22は引き伸ばされ、この弾性によりマガ
ジンユニツトA全体をP方向に付勢する。なお、
回動部材20は掛止金具22の付勢力により一定
位置に保持されている。
したがつて、このステープルタツカを使用する
際、例えば、打ち込まれる先頭のステープルの向
きが打込み方向からずれている場合、ステープル
一個の実質幅が連結用の接着剤によつて広くなつ
ている場合、ステープル製造時にステープルの幅
が基準値より広く形成されている場合などには、
掛止金具22の弾性に抗してマガジンユニツトA
がP方向とは逆の方向に移動し、ドライバガイド
4とステープルガイド13との間を広げて、ドラ
イバ動作時におけるステープルの通過を可能にし
ている。
また、このステープルタツカの使用時において
P方向に供給される連結ステープルは、第4図に
示すように、先頭のステープルをステープルガイ
ド13で案内してステープル打込み用のドライバ
(図示せず)により打ち込むと同時に、次に打ち
込まれるステープルは折曲用突出部7によつて下
向きコ型に形成される。したがつて、先端に(ド
ライバガイド4とステープルガイド13との間
に)位置するステープルは、常に下向きコ型の状
態になつている。
〔考案の効果〕
本考案は、マガジンユニツトのボデイに対する
位置決めを、ガイド溝とガイド部との係合だけで
なく、係合用ピンを係合凹部に係止して行うよう
にしているため、ガイド溝とガイド部との間に設
けられている遊びによつて、マガジンユニツトが
ステープル打込み用ドライバの動作・復帰方向に
移動することを規制し、これにより、ステープル
ガイドの移動を規制して、ドライバガイドとステ
ープルガイドとの間の幅が変わるのを防止し、ス
テープル打ち込み作業の円滑化を図ることができ
る。
また、マガジンユニツトは、ステープル送出し
方向と逆の方向には掛止金具の弾性に抗して移動
可能であるため、打ち込まれる先頭ステープルが
打込み方向からずれている場合、ステープル一個
の実質幅が広くなつている場合などには、ドライ
バガイドとステープルガイドとの間に広がつて、
ドライバ動作時におけるステープルの強制的な通
過を可能にし、ジヤミングの発生を防止してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
はマガジンユニツトを説明する斜視図、第3図
は、ガイド溝とガイド部との係合状態を示す断面
図、第4図は、ステープルの供給状態を示す拡大
斜視図である。 A……マガジンユニツト、B……ボデイ、C…
…連結ステープル送り機構部、1……マガジンケ
ース、2……基板、3……側板、4……ドライバ
ガイド、5……ガイド溝、6……係止部、7……
折曲用突出部、8,8a……ガイド部、9……フ
インガ、9a……先端部、10……保持板、11
……ステープル送出し用開口部、12……蓋、1
4……軸杆、15……ナツト、16……支持板、
17……係合用ピン、18……フツクプレート、
18a……係合凹部、19……取付部、20……
回動部材、21……給送面、22……掛止金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 マガジンユニツトAを、ステープル送出し用開
    口部11を持つマガジンケース1と、このステー
    プル送出し用開口部11から供給される連結ステ
    ープルの給送面21を持つ基板2とからなり、か
    つ後記の係合凹部18aに係止される係合用ピン
    17を備えたものとし、 この基板2のステープル送出し方向の前方端部
    にステープル両端部を折り曲げるための折曲用突
    出部7を形成するとともに、当該基板2の左右の
    縁部でこの折曲用突出部7所定長だけ離れた部分
    にはガイド部8,8aをそれぞれ形成し、またこ
    の各ガイド部8,8aには前記マガジンケース1
    から送られてきた連結ステープルの後退を防止す
    るためのフインガ9を固着し、さらに当該基板2
    の下部にはステープル送出し方向に弾性を有し
    て、湾曲した態様の掛止金具22を取り付け、 連結ステープル送り機構部Cを組み込んだホデ
    イBのステープル送出し方向の前方下部に、一対
    の側板3を、当該連結ステープル送り機構部Cを
    挟むような態様で設け、この側板3の対向面の下
    部には、前記ガイド部8,8aを案内して前記基
    板2を当該側板3間にセツトするためのガイド溝
    5をそれぞれ形成し、また当該側板3の下縁の一
    部には前記掛止金具22を掛けるための係止部6
    を形成し、 前記ボデイBのステープル送出し方向の後方下
    部にフツクプレート18を設け、このフツクプレ
    ート18には前記セツトの略終了時点で前記係合
    用ピン17が嵌まりこんで前記マガジンケース1
    の部分を保持するための係合凹部18aを形成し
    たことを特徴とするステープルタツカ。
JP1985134343U 1985-09-02 1985-09-02 Expired JPH0426223Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985134343U JPH0426223Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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JP1985134343U JPH0426223Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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JPS6242981U JPS6242981U (ja) 1987-03-14
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JP1985134343U Expired JPH0426223Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521335Y2 (ja) * 1987-07-10 1993-06-01
JP3355514B2 (ja) * 1995-11-16 2002-12-09 ニスカ株式会社 ステープラ及びステープルカートリッジ
JP4514286B2 (ja) * 2000-06-05 2010-07-28 ニスカ株式会社 ステープル針収納カートリッジ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964279A (ja) * 1982-10-04 1984-04-12 スウイングライン・インコ−ポレ−テツド ステ−プル成形打ち込み機

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