JPH04262099A - 繊維強化プラスチックファンの製造法 - Google Patents
繊維強化プラスチックファンの製造法Info
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- JPH04262099A JPH04262099A JP3045799A JP4579991A JPH04262099A JP H04262099 A JPH04262099 A JP H04262099A JP 3045799 A JP3045799 A JP 3045799A JP 4579991 A JP4579991 A JP 4579991A JP H04262099 A JPH04262099 A JP H04262099A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化プラスチック
（以下「ＦＲＰ」と云う）ファンの製造法に係り、詳し
くは特に大型ファンの軽量化並びに剛性向上を目的とし
た繊維強化プラスチックファンの製造法に関する。
（以下「ＦＲＰ」と云う）ファンの製造法に係り、詳し
くは特に大型ファンの軽量化並びに剛性向上を目的とし
た繊維強化プラスチックファンの製造法に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】従来、ＦＲＰ製のファンは金属
製のファンに比較して軽量であると共に、耐蝕性に優れ
ているので多用されているが、大型化したファンではＦ
ＲＰの占める量が多くなって必然的に重量が増加する。
製のファンに比較して軽量であると共に、耐蝕性に優れ
ているので多用されているが、大型化したファンではＦ
ＲＰの占める量が多くなって必然的に重量が増加する。
【０００３】そこでファンの重量削減のために軽量材を
埋設することが行われているが、軽量材を多量に用いる
と、成形金型内で熱硬化性プラスチックが軽量材に充分
に含浸せず、或いは軽量材中に封じ込められている空気
が抜け切らず、ファンの機械的強度を損ったり、重量バ
ランスが崩れる等の問題があった。
埋設することが行われているが、軽量材を多量に用いる
と、成形金型内で熱硬化性プラスチックが軽量材に充分
に含浸せず、或いは軽量材中に封じ込められている空気
が抜け切らず、ファンの機械的強度を損ったり、重量バ
ランスが崩れる等の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためのＦＲＰファンの製造法であって、その要旨
は、翼体部と該翼体部を支持する取付軸部とが一体をな
す繊維強化プラスチックファンを製造するにあたり、割
金型の下型キャビテイ内の全面に長繊維状補強材を載置
したのち、翼体部には長繊維状補強材を介在させた軽量
芯材を配置すると共に、取付軸部には軸芯材を配置し、
そして翼体部並びに取付軸部の全面を長繊維状補強材で
覆い、しかるのち上型を閉じて該金型内へ未硬化の熱硬
化性プラスチックを注入し、これを硬化して翼体部と取
付軸部を一体に成形することを特徴とする繊維強化プラ
スチックファンの製造法である。
決するためのＦＲＰファンの製造法であって、その要旨
は、翼体部と該翼体部を支持する取付軸部とが一体をな
す繊維強化プラスチックファンを製造するにあたり、割
金型の下型キャビテイ内の全面に長繊維状補強材を載置
したのち、翼体部には長繊維状補強材を介在させた軽量
芯材を配置すると共に、取付軸部には軸芯材を配置し、
そして翼体部並びに取付軸部の全面を長繊維状補強材で
覆い、しかるのち上型を閉じて該金型内へ未硬化の熱硬
化性プラスチックを注入し、これを硬化して翼体部と取
付軸部を一体に成形することを特徴とする繊維強化プラ
スチックファンの製造法である。
【０００５】
【発明の作用】本発明は成形金型内で、翼体部には長繊
維状補強材を挟み上下に軽量芯材を重ね合せ、取付軸部
には軸芯材を配し、上記軽量芯材並びに軸芯材の周囲を
長繊維状補強材で囲繞し、これらを未硬化の熱硬化性プ
ラスチックで含浸したのち硬化し一体化する製造法であ
るので、大型のファンであっても軽量芯材により重量が
軽減され、また埋設される軸芯材により取付軸部が補強
されると共に、翼体部の芯部のＦＲＰ並びに翼体部から
取付軸部に亘るＦＲＰの外殻形成により、取付軸部から
翼体部に加わる捩り、曲げ、振動、衝撃等によって破損
する惧れがなくなる。
維状補強材を挟み上下に軽量芯材を重ね合せ、取付軸部
には軸芯材を配し、上記軽量芯材並びに軸芯材の周囲を
長繊維状補強材で囲繞し、これらを未硬化の熱硬化性プ
ラスチックで含浸したのち硬化し一体化する製造法であ
るので、大型のファンであっても軽量芯材により重量が
軽減され、また埋設される軸芯材により取付軸部が補強
されると共に、翼体部の芯部のＦＲＰ並びに翼体部から
取付軸部に亘るＦＲＰの外殻形成により、取付軸部から
翼体部に加わる捩り、曲げ、振動、衝撃等によって破損
する惧れがなくなる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面に基づき具体的に説明す
る。図１は本発明の第１工程を断面図で示し、図２は本
発明の第２工程を断面図で示し、図３は本発明の最終工
程を断面図で示し、図４は本発明により得られるＦＲＰ
ファンを平面図で示す。
る。図１は本発明の第１工程を断面図で示し、図２は本
発明の第２工程を断面図で示し、図３は本発明の最終工
程を断面図で示し、図４は本発明により得られるＦＲＰ
ファンを平面図で示す。
【０００７】本発明は、先づ図１に第１工程の断面図で
示す如く、割金型の下型ＢのキャビティＣ内に、翼体部
１から取付軸部２に亘りガラス繊維マットやガラス繊維
ロービング等の長繊維状補強材４を敷き置き、次いで図
２に第２工程の断面図で示す如く、翼体部１には長繊維
状補強材４を挟んで、その上下に発泡プラスチック板や
有機繊維質からなる不織布等の軽量芯材５，５を配置す
る。
示す如く、割金型の下型ＢのキャビティＣ内に、翼体部
１から取付軸部２に亘りガラス繊維マットやガラス繊維
ロービング等の長繊維状補強材４を敷き置き、次いで図
２に第２工程の断面図で示す如く、翼体部１には長繊維
状補強材４を挟んで、その上下に発泡プラスチック板や
有機繊維質からなる不織布等の軽量芯材５，５を配置す
る。
【０００８】一方、図４に平面図で示す如く取付軸部２
には、そのフランジ２１にフランジ補強部３１が、軸部
２２に軸補強部３２が、また翼体部１の基部１１近傍で
軽量芯材５に当接する箇所に抜止部３３が各々位置する
ように軸芯材３を配設する。
には、そのフランジ２１にフランジ補強部３１が、軸部
２２に軸補強部３２が、また翼体部１の基部１１近傍で
軽量芯材５に当接する箇所に抜止部３３が各々位置する
ように軸芯材３を配設する。
【０００９】上記フランジ補強部３１、軸補強部３２及
び抜止部３３からなる軸芯材３は、金属棒や金属管を溶
接加工して一体に製作したもの、或いは珪砂等の骨材、
ガラス繊維チップ、炭酸カルシウム等の充填材に、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等
から選ばれる熱硬化性プラスチックを混合し、これを硬
化して得られるレジンコンクリート製のものを用いるこ
とができる。
び抜止部３３からなる軸芯材３は、金属棒や金属管を溶
接加工して一体に製作したもの、或いは珪砂等の骨材、
ガラス繊維チップ、炭酸カルシウム等の充填材に、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等
から選ばれる熱硬化性プラスチックを混合し、これを硬
化して得られるレジンコンクリート製のものを用いるこ
とができる。
【００１０】しかるのち、上記の如く配設した翼体部１
から取付軸部２に亘る全面上を長繊維状補強材４で覆う
。
から取付軸部２に亘る全面上を長繊維状補強材４で覆う
。
【００１１】そして、図３に最終工程の断面図で示す如
く、割金型の上型Ａを閉じ、不飽和ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂等から選ばれる未硬化の
熱硬化性プラスチックを、上型Ａに穿設した注入孔ａか
ら矢印方向に圧入して、キャビティＣ内に充填されてい
る長繊維状補強材４内に隅々まで浸潤させつつ、内部の
空気をキャビティＣの幅方向両側端に穿設開口させた脱
気孔ｂより駆逐する。
く、割金型の上型Ａを閉じ、不飽和ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂等から選ばれる未硬化の
熱硬化性プラスチックを、上型Ａに穿設した注入孔ａか
ら矢印方向に圧入して、キャビティＣ内に充填されてい
る長繊維状補強材４内に隅々まで浸潤させつつ、内部の
空気をキャビティＣの幅方向両側端に穿設開口させた脱
気孔ｂより駆逐する。
【００１２】そして、割金型のキャビテイＣ内で熱硬化
性プラスチックを完全に硬化して、翼体部１の外殻、軸
芯材３周り並びに翼体部１の芯部に亘り一体化したＦＲ
Ｐ硬化層を有するファンが得られる。
性プラスチックを完全に硬化して、翼体部１の外殻、軸
芯材３周り並びに翼体部１の芯部に亘り一体化したＦＲ
Ｐ硬化層を有するファンが得られる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上記構成よりなるので下記効果
を奏する。即ち、大型のファンであっても翼体部に配設
した軽量芯材により重量が軽減されると共に、取付軸部
に一体に埋設されている剛性に優れた軸芯材により補強
され、かつ翼体部の芯部並びに翼体部から取付軸部に亘
るＦＲＰの外殻が均等に硬化一体化されているので、フ
ァンに加わる捩り、曲げ、振動、衝撃等によって破損す
る惧れがなくなると共に、成形時の脱気により空気の抱
込みのない重量バランスの良好なＦＲＰファンを得るこ
とができる。
を奏する。即ち、大型のファンであっても翼体部に配設
した軽量芯材により重量が軽減されると共に、取付軸部
に一体に埋設されている剛性に優れた軸芯材により補強
され、かつ翼体部の芯部並びに翼体部から取付軸部に亘
るＦＲＰの外殻が均等に硬化一体化されているので、フ
ァンに加わる捩り、曲げ、振動、衝撃等によって破損す
る惧れがなくなると共に、成形時の脱気により空気の抱
込みのない重量バランスの良好なＦＲＰファンを得るこ
とができる。
【図１】本発明の第１工程を断面図で示す。
【図２】本発明の第２工程を断面図で示す。
【図３】本発明の最終工程を断面図で示す。
【図４】本発明で得られるＦＲＰファンを平面図で示す
。
。
Ａ 上型
Ｂ 下型
Ｃ キャビテイ
１ 翼体部
２ 取付軸部
３ 軸芯材
４ 長繊維状補強材
５ 軽量芯材
Claims (1)
- 【請求項１】 翼体部と該翼体部を支持する取付軸部
とが一体をなす繊維強化プラスチックファンを製造する
にあたり、割金型の下型キャビテイ内の全面に長繊維状
補強材を載置したのち、翼体部には長繊維状補強材を介
在させた軽量芯材を配置すると共に、取付軸部には軸芯
材を配置し、そして翼体部並びに取付軸部の全面を長繊
維状補強材で覆い、しかるのち上型を閉じて該金型内へ
未硬化の熱硬化性プラスチックを注入し、これを硬化し
て翼体部と取付軸部を一体に成形することを特徴とする
繊維強化プラスチックファンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045799A JP3055955B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 繊維強化プラスチックファンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045799A JP3055955B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 繊維強化プラスチックファンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04262099A true JPH04262099A (ja) | 1992-09-17 |
| JP3055955B2 JP3055955B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12729322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3045799A Expired - Fee Related JP3055955B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 繊維強化プラスチックファンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3055955B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0712096A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-17 | Hirose Tekkogyo Kk | 大型少数翼の軸流扇及びその製造方法 |
| JP2001073997A (ja) * | 1999-08-16 | 2001-03-21 | General Electric Co <Ge> | 注入成形ハイブリッド翼形部 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2003235857A1 (en) | 2002-04-30 | 2003-11-17 | Max Co., Ltd. | Binder and binding device |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP3045799A patent/JP3055955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0712096A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-17 | Hirose Tekkogyo Kk | 大型少数翼の軸流扇及びその製造方法 |
| JP2001073997A (ja) * | 1999-08-16 | 2001-03-21 | General Electric Co <Ge> | 注入成形ハイブリッド翼形部 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3055955B2 (ja) | 2000-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |