JPH04260985A - 非レーザー式走査装置および方法 - Google Patents

非レーザー式走査装置および方法

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JPH04260985A
JPH04260985A JP3194013A JP19401391A JPH04260985A JP H04260985 A JPH04260985 A JP H04260985A JP 3194013 A JP3194013 A JP 3194013A JP 19401391 A JP19401391 A JP 19401391A JP H04260985 A JPH04260985 A JP H04260985A
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    • G06K2207/1013Multi-focal

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には記号、特にバ
ーコード記号を読み取るための電気光学式走査装置、よ
り詳細には光ビームおよび光センサの視野をスキャナの
ハウジングの外部の異なる平面に収束させる作用をする
非レーザー型スキャナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、たとえば Simb
ol Technogies,Inc. の米国特許第
4,251,798 号、同第4,387,297 号
、同第4,409,470 号、同第4,806,74
2 号、同第4,825,057 号に開示されている
形式のレーザー型スキャナや非レーザー型スキャナを使
用して、バーコード記号、特に Universal 
Product Code (UPC)形式のバーコー
ド記号を読み取る方法が提案されている。
【0003】一般に、レーザー光源たとえばガスレーザ
ー管または半導体レーザーダイオードによって放射され
たレーザービームは、光学系により光学的に収束されて
、記号の上に円形のビームスポットを形成する。ビーム
スポットは走査機構により記号を横切って掃引され、記
号の上に走査パターンを描く。記号から反射されたレー
ザー光は、レーザー光源、光学系、走査機構と共に、ハ
ウジング内に設置された光検出器たとえばフォトダイオ
ードによって検出される。手持ち操作ができるように、
ハウジングに握り部分が付いているものが好ましい。
【0004】記号自体は、さまざまな幅のスペースと境
を接し、互いに間隔をおいて配置され、さまざまな幅を
有し、スペースとは異なる光反射特性を有する一連のバ
ーから成るコード化パターンである。寸法は、特定の用
途や記号密度に従って異なることがあるが、一般に小売
り商品を識別するため小売り業界において使用されてい
るUPC記号の各バーとスペースの寸法は、1/100
0(1ミル)程度である。また、円形のビームスポット
の断面直径は6〜10ミル程度である。
【0005】従来のレーザー式スキャナは商業的にかな
りの成功を納めたが、スキャナのコストを下げることが
強く要請されている。レーザー装置は小サイズの非常に
強い光スポットを発生するので、特有の利点を有する。 しかし、レーザー光源は、たとえば発光ダイオード(L
ED)など、非レーザー光源に比べてかなりコストが高
い。少なくとも高価な、重量のある、複数の要素から成
る光学系に頼らずに、または電力損失なしに、LED光
源の非コリメート光線を数ミル程度の寸法のビームスポ
ットに収束させることは難しいので、非レーザー光源を
使用するには問題がある。LEDは、一般に、数ミリ程
度のスポットサイズに収束させることができるが、数ミ
ル程度の寸法のバーやスペースを読み取るのに、上記の
ような大きなサイズのビームスポットを使用すれば、ス
キャナの信号処理/復号回路網に大きな負担がかかる。 また、読み飛ばしや読み取りエラーも起こると思われる
【0006】対照的に、レーザー式スキャナの場合には
、ビームスポットの寸法がバーやスペースと同程度のサ
イズであるので、信号処理/復号回路網に上記のような
負担がかからない。一般に、このようなレーザー式スキ
ャナ内のフォトダイオードは、ビームスポットを取り囲
んでいる、スポットと共通の平面内の大きな空間を見て
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、改
良した電気光学式スキャナを提供することである。第2
の目的は、低コストの非レーザー式スキャナにおいて、
実用性および信頼性の向上、エラーのないこと、および
(または)コストの低減を図ることである。第3の目的
は、光ビームを収束させて走査スポットを形成し、かつ
フォトダイオードの視野を収束させて走査スポット内に
入る寸法の視検窓を形成する方法を提供することである
。第4の目的は、走査スポットと視検窓をスキャナハウ
ジングの外側の異なる平面内に置くための方法を提供す
ることである。第5の目的は、安価で、信頼性が高く、
構造が簡単で、未熟練の使用者でも操作できる走査装置
を提供することである。第6の目的は、オペレータの介
入なしに、変化する走査状態に自動的に適応する改良型
スキャナを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】簡単に述べると、上記の
諸目的および後で明らかになるであろうその他の目的を
達成するため、本発明は、第1の実施例として、LED
光源を使用して記号を読み取る装置および方法を提供す
る。本装置は非レーザータイプの光ビームを発生する光
源たとえばLEDを備えている。本装置は、さらに、光
ビームを収束させて装置の外部にある走査面に所定サイ
ズの走査スポットを形成する収束手段を備えている。走
査スポットは走査面に近い作業距離範囲内に置かれた記
号の上に置かれる。
【0009】本装置は、さらに、記号を横切って走査線
状に走査スポットを掃引する走査手段たとえばモーター
によって駆動されるミラーを備えている。光は記号から
あらゆる方向に反射される。記号から反射された光の少
なくとも戻り部分は装置に向かって逆向きに進行する。 この反射光の戻り部分は走査線にわたってさまざまな光
強度を有する。
【0010】装置内の光検出器たとえばフォトダイオー
ドは、視野にわたって反射光の戻り部分のさまざまな光
強度を検出する作用を行う。フォトダイオードは、検出
したさまざまな光強度を表す電気信号を発生する。信号
処理手段は電気信号を処理して、記号を表すデータを生
成する。
【0011】本発明の装置は、特徴の1つとして、視検
窓を像形成するための像形成手段を備えている。視検窓
は、走査スポットのサイズより小さく、走査面から離れ
た位置にある視検面に置かれる。この結果、フォトダイ
オードは視検窓を通して見ることが可能な走査スポット
の部分のみを見るので、装置は、光源としてLEDを使
用することができ、そして読取り性能を損なわずに、比
較的大きなサイズ(数ミリ程度)の走査スポットを容認
することができる。視検窓は数ミル程度の寸法に形成さ
れるので、フォトダイオードは走査スポットの非常に小
さい中央部分のみを見る。したがって、本装置では、フ
ォトダイオードは走査スポットを取り囲む広い空間を見
ておらず、走査スポット内の非常に狭い空間を見ている
【0012】好ましい実施例において、収束手段は、円
形の所定サイズの走査スポットを光学的に形成する作用
をする収束用ミラーを備えている。収束用ミラーは球形
の反射面を有するものが好ましい。
【0013】また、像形成手段は、フォトダイオードの
センサ開口の近くにアパーチュアを有する絞り、または
非常に小形のフォトダイオードを備えている。反射光は
、絞りのアパーチュアを通過してフォトダイオードに達
する。すなわち、アパーチュアは、フォトダイオードの
感知範囲の境界を定める。
【0014】像形成手段は、さらに、像形成用ミラーを
備えている。像形成用ミラーは球形の反射面を有するも
のが好ましい。収束用ミラーと像形成用ミラーは、走査
手段によって記号を縦方向に横切って同時に動くように
装置に取り付けられていることが好ましい。走査手段は
揺動可能な走査要素を備えており、その上に、上記2つ
のミラーが軸のまわりに同時に動くように取り付けられ
ている。
【0015】像形成用ミラーは、収束用ミラーの上に取
り付けられ、前記軸に対し角度的にずれている。好まし
い実施例においては、光ビームは第1光学軸に沿って導
かれる。また、センサ手段の視検窓は像形成手段によっ
て第2光学軸に沿って像形成される。前記第1光学軸と
第2光学軸のなす角度は像形成用ミラーと収束用ミラー
の間の角度のずれの2倍である。
【0016】手持ち操作ができるように、ハウジングに
握り部分を設けることができる。使用者は、手持ち式ハ
ウジングの前壁を読み取る記号に密着させて、あるいは
記号から縦方向に間隔をおいて、走査装置を記号に向け
ることができる。走査装置は密着して使用するように最
適化されている。このため、光路の大部分はハウジング
の中にある。一実施例においては、走査面と視検面は、
ハウジングの前壁またはその近くで、互いにずれている
【0017】別の実施例においては、センサ手段は、そ
の有効範囲を増すため、それぞれがセンサ開口を有する
一対のフォトダイオードを備えることができる。この実
施例においては、像形成手段は一対の絞りを有する。各
絞りは、対応するセンサ開口の近くに配置されたアパー
チュア、またはセンサ開口を構成するアパーチュアを有
する。この実施例においては、像形成手段は、フォトダ
イオードの各視野を像形成して、ハウジングの外側の異
なる視検面に一対の視検窓を置く作用をする。好ましい
応用として、高密度の記号の復号には、「近距離」視検
面を使用し、低密度の記号の復号には、「遠距離」視検
面を使用することができる。
【0018】上記実施例においては、特徴として、読み
取り中のバーコード記号のキャラクターが高密度または
低密度のバーコード記号であるかどうかが検査され、こ
の検査に応じて、信号処理回路網の帯域幅が変更される
。このように、処理回路網は各種のバーコードを読み取
るのに最も適した帯域幅を使用する。広帯域幅は多くの
雑音が処理回路網を通って伝播するのを許すので、高密
度のバーコードでは、必要な帯域幅のみを使用するよう
に帯域幅が狭められる。低密度のバーコードは、高密度
のバーコードほど信号処理回路網に広帯域幅を必要とし
ない。
【0019】本装置においては、バーコード読取り装置
のコストを下げるため、機械的部品および電気的部品は
可能な限り削除されている。一実施例においては、使用
者がバーコードを読み取る準備が完了した時にスキャナ
をターンオンする別の方法を使用することにより、手持
ち式スキャナにおいて通常使用される引き金式スイッチ
が削除されている。使用者が手持ち式スキャナを持ち上
げると、動作センサがそれを検出して光源と走査モータ
ーをターンオンする。走査モーターと光源は、タイムア
ウト回路によって、または正しいバーコードの復号に応
じて、ターンオフすることができる。
【0020】本発明の本質と考えられる新規な諸特徴は
、特許請求の範囲に記載してある。添付図面を参照して
、以下の特定実施例についての詳細な説明を読まれれば
、発明の構成および使用方法のほか、上に述べた以外の
本発明の目的および利点も十分に理解されるであろう。
【0021】
【実施例】図1に、記号を読み取るための走査装置を示
す。ここで使用する用語「記号」は、異なる光反射特性
を有する部分で構成された表示を包含するものとする。 表示は、好ましい事例として、どこでも見かけるUPC
バーコード記号、またはCode 39、Codeab
ar、Interleaved2 of 5  など、
他のコードまたは他の文字であってもよい。
【0022】図1の走査装置は、発光ダイオード(LE
D)など、非レーザー式光源10を備えている。光源1
0は、非コーヒレント、非コリメート、広角の光ビーム
11を発生する。この光ビーム11は曲面ミラー12に
よって焦平面13の上に収束される。図2は、読み取ら
れるバーコード記号14を示す。収束された光ビーム1
1によって生じた光スポット15は、視検面内の記号1
4のバーまたはスペースの最小寸法16よりかなり大き
いことに注目されたい。図1の走査装置は、光センサ1
7たとえばフォトダイオードを備えている。光ビーム1
1が当たった記号から反射された光は、小形の曲面ミラ
ー18によって前記光センサ17の検出面の上に集めら
れる。絞り19は、を通過するものを除き、反射光が光
センサ17に達するのを阻止する。このアパーチュア2
0は、サイズが約6×16ミルの楕円形が好ましく、図
2に示すように、光センサの視野すなわち視検窓21の
境界を定める。光センサ17の視検窓21は曲面ミラー
18によって平面22に像形成される。平面22は、光
ビーム11を収束する曲面ミラー12によって生じた焦
平面13から光軸方向に離れた位置にある。読み取る記
号14は平面22内に置かれるので、平面22内のアパ
ーチュア20の像は、記号の上に光センサの視検窓21
を形成する。2つの曲面ミラー12と18の焦点距離は
、例示した実施例の場合は同じであるから、平面13と
平面22の間隔は、ミラーからの光源10と光センサ1
7の間隔の差のためである。
【0023】図3および図4に示すように、ミラー12
,18はモーター23によって駆動され、スポット15
と視検窓21を平面22内の記号14を横切って走査線
24に沿って動かす。小形のミラー18は大形のミラー
12の上に配置されており、ミラー18の中心軸はミラ
ー12の中心軸に対し角度αだけ角度的にずらしてある
。光源10の光軸は、光センサ17の光軸に対し角度β
だけ角度的にずれている。角度αは角度βの1/2であ
る。
【0024】光ビーム11から生じた走査スポット15
は、光センサ17の視検窓21よりかなり大きいので、
光ビームで照明されたほんの一部分だけが検出される。 もちろん、反射光のわずかな部分だけが光センサに達す
る。一般に、LEDが発生する光ビームの強度はレーザ
ー光源のそれよりも弱い。したがって、スポット15内
の光の強度が十分に大きくなるように、より多くのLE
Dの光を走査面の上に収束させるため、ミラー12のサ
イズは大きいことが大切である。典型的なレーザースキ
ャナの構造は図1および図2の構造とは正反対であるこ
とに留意されたい。すなわち、レーザースキャナの場合
には、鮮明に焦点に集められた明るいレーザービームが
バーコードパターンの最小寸法16と同程度のスポット
を形成し、そして使用される光センサの視野はレーザー
ビームスポットよりかなり大きな。対照的に、LEDス
キャナの場合には、光ビームによって形成される光スポ
ット15が大きく、光センサの視検窓21が小さい。
【0025】本発明の一実施例においては、図5に示す
ように、銃把部26と銃身部27をもつ手持ち式ガンタ
イプのハウジング25の中に、図1〜図3に示した走査
装置が設けられている。この実施例の場合には、走査装
置は密着式バーコードスキャナで、読取りの際、ハウジ
ングの前端はバーコード記号14のある包装の表面に密
着している。ハウジング25の銃身部27の前端の窓2
8を、出ていくLED光ビーム11と、記号から反射さ
れて戻ってくる反射光が通過する。読取りの際、この窓
28は、バーコード記号14のある包装の表面29に密
着されるか、または非常に近接した位置に置かれる。実
際の窓部材は省略してもよいし(すなわち、ハウジング
に設けられた孔だけでもよい)、窓28をハウジング2
5の前端より一定の距離たとえば1/2インチだけ内側
に設けてもよい。この場合の間隔は、窓が擦傷するのを
防止するためである。
【0026】光センサ17は、銃身部27の前端の近く
に、窓28から垂直方向にずれた位置にあるので、アパ
ーチュア20の像平面22は光センサ17の平面とほぼ
同じ平面内にあることがわかる。ミラー12,18と駆
動モーター23は銃身部27の後端に配置されている。 光センサ17が発生した電気信号の処理に使用される回
路網と、装置に必要な他の制御回路網は、銃把部26内
の回路基板30上に設けられている。図5の装置は光源
10およびモーター23へ供給する電圧のほか、処理し
たバーコードデータを送る導線の入った電気ケーブル3
1で端末またはベースステーションに接続されている。 上記の代わりに、RFリンクを使用して信号をベースス
テーションへ転送することができる。この場合には、ハ
ウジング25内、たとえば銃把部内にバッテリが装備さ
れる。いたがって、いずれにせよ、コンパクトで、軽量
な、手持ち式走査装置が得られる。
【0027】図6は、好ましいディジタイザ、すなわち
光センサ17が発生したアナログ信号からバーコードを
表すディジタル信号を与える回路を示す。光センサ17
は、バーコードを走査して得た電気信号を処理する回路
網に接続されている。図6の回路内のいろいろな箇所に
現れる信号を、図7に示す。
【0028】図7の(a)は、光センサ17が電流電圧
コンバータ32へ送る原始アナログ信号を示す。コンバ
ータ32は発生した電圧を微分器33へ送る。微分器3
3は変換されたアナログ信号の一次導関数を生成し、こ
の一次導関数信号を増幅器34へ送る。増幅器34は一
次導関数信号を増幅し、濾波する。図7の(b)の実線
はこの増幅され濾波された(そして反転された)一次導
関数信号を示す。上記の信号が反転されるのは、コンバ
ータ32、微分器33および増幅器34が、それぞれの
反転入力端に入力信号を受け取るからである。
【0029】増幅され濾波された一次導関数信号は、4
つの要素、すなわち遅延要素35、ピーク探知比較器3
6、偽遷移ゲート比較器37および限界しきい値回路3
8へ送られる。図7の(b)の点線は、遅延された一次
導関数信号を示す。増幅された一次導関数信号と遅延さ
れた一次導関数信号は、ピーク探知比較器36の反転入
力端と非反転入力端にそれぞれ受け取られる。図7の(
b)に示すように、これらの2つの信号が交差する、す
なわち等しくなる時点が存在する。これらが交差する時
点で、ピーク探知比較器36の出力の状態が変わる。 図7の(c)はピーク探知比較器36の出力を示す。ピ
ーク探知比較器36は、この出力信号をラッチ比較器3
9へ送る。
【0030】偽遷移ゲート比較器37も、反転入力端に
、増幅された一次導関数信号を受け取る。比較器37の
非反転入力端には、帰還信号が送られる。図7の(d)
は、偽遷移ゲート比較器37の出力を示す。ピーク探知
比較器36が最後に状態を変えた後に偽遷移ゲート比較
器37が状態を変えた場合には、ラッチ比較器39が状
態を変えるであろう。言い換えると、ラッチ比較器39
は、ゲート比較器の遷移の後、ピーク探知比較器36の
最初の遷移のとき状態を変えるだけである。このように
、雑音がピーク探知比較器36の出力に偽りの遷移を生
じさせることがあっても、偽遷移ゲート比較器37をト
リップするほど大きくない限り、ラッチ比較器39の出
力に偽りの遷移は生じない。
【0031】ラッチ比較器39の出力はトランジスタ4
0を介して出力端41へ送られる。図7の(e)は、出
力端41における信号を示す。また、アナログ接地が必
要な回路内の各点に対しては、補助回路43がこの接地
を実現する。
【0032】ゲート比較器37がトリップするレベルは
、与えられた正帰還の結果生じるヒステリシスの量によ
って決まる。このレベルは、予測される最小の信号ピー
クより少し低く、通常の雑音レベルより高く設定される
。他方、最大のディジタル化精度を確保するため、ピー
ク探知比較器36には最小のヒステリシスが与えられる
【0033】限界しきい値回路38で設定される限界し
きい値は、零以下の一定の直流電圧にあるように設定さ
れる。限界しきい値回路38は、しきい値を越える連続
パルス列が存在する限りタイムアウトしない再トリガー
可能なワンショットマルチバイブレータに類似する作用
をする。パルスがタイムアウトするほど長くストップす
ると、ディジタル化バー出力は白(スペース)状態へ強
制的に戻される。図7の(f)は、限界しきい値回路3
8の出力を示す。この限界しきい値回路38は、限界す
なわちバーコードの両端より外側の領域における雑音排
除性を高める働きをする。
【0034】図8は、走査モーター23をターンオンお
よびターンオフする回路を示す。通常は、バーコード記
号を読み取る準備が完了したとき手動で走査動作を開始
することができるように、手持ち式スキャナの銃把部に
引き金式スイッチが設けられる。しかし、本走査装置に
おいては、部品の数および組立の時間を減らして、コス
トを下げ、しかも信頼性を高めるために、使用者が走査
装置を持ち上げると、それに応じて走査装置をターンオ
ンする回路を用いることにより、前述の機械的引き金式
スイッチを省いている。このため、運動検出機構が装置
の動きを検出する。使用者が装置をカウンタの上に置い
たとき検出された加速度信号は、走査モーター23およ
びLED光源10をターンオフするために使用され(タ
イムアウト装置と同様)、装置を持ち上げたとき検出さ
れた加速度信号は、装置の動作を開始させるために使用
される。
【0035】このために、モーター23のコイル50は
FETスイッチ51を介して電源52に直列に接続され
ており、FETスイッチ51がターンオンされたときだ
けモーター23に電圧が加わる。コイル50にかかる電
圧は、検出器53によって検出される。しかし、モータ
ーコイルに電圧が加えられていないときは、コイルを通
過するローターの動きによりコイルに小電圧が誘起され
るので、モーター軸のどんな動きも感知することができ
る。ミラー12,18はモーター軸と共に回転自在に支
持されているので、モーターコイル50に電圧が加えら
れていないときは、装置が少し動いても、ミラーが動く
であろう。検出器53からの出力54は制御器55に加
えられ、制御器55の出力56は、モーターをターンオ
ンまたはターンオフさせるためFETスイッチ51のゲ
ートに加えられる。制御器55は、たとえば Inte
l 8031 形式のマイクロコントローラでもよいし
、あるいは図6の出力端41のディジタル化バーコード
信号を評価するため使用される制御器でもよい。制御器
55の出力57は、さらに、LED光源10を起動させ
るために使用される。また、正しいバーコードが復号さ
れたとき、制御器55の出力を用いて指示ランプ58(
または警報機)を起動させることにより、作業が終わっ
たことを使用者に知らせることもできる。また、制御器
55は、いろいろなタイムアウト期間をカウントダウン
するために使用するタイミングレジスタを内蔵すること
ができる。 たとえば、検出器53で開始されたターンオンから一定
の期間後や、正しいバーコードが識別された後、走査モ
ーターと光源を自動的に停止させることができる。使用
者がハウジング25を手にして他のバーコードを読み取
ろうとしているとき、もしタイムアウト回路により装置
がターンオフされても、装置を次のバーコード記号に向
ければ、装置は再びターンオンされるであろう。
【0036】走査装置は、図5に示した密着式でなく、
米国特許第4,387,297 号、同第4,409,
470 号および同第4,816,660 号に記載さ
れているように、読み取る記号から数インチ以上離して
保持する形式のものでもよい。また、ハウジング25は
、カウンタ面または同様な支持面上に設けられた、上向
き走査方式、下向走査方式、または側面走査方式で使用
される自立型ワークステーションに組み入れることがで
きる。また、走査ヘッドは固定式または可調整式マウン
トに組み入れることができる。
【0037】モーター23の出力軸60に取り付けられ
た揺動ミラー12,18を含む走査機構は、記号14を
横切って走査スポット15を走査線状に掃引する作用を
する。走査機構は、米国特許第4,387,397 号
に記載されている形式の高速走査モーターであることが
好ましい。 本出願の目的には、走査モーター23の出力軸60に収
束用ミラー12が固定されていることを指摘すれば十分
であると考える。モーター23は、出力軸60およびミ
ラー12を駆動して、軸線のまわりに両円周方向に所望
の円弧長(一般には、 360°よりかなり小さく、図
1および図5の実施例では約 32 °の角度を使用し
ている)にわたり毎秒数回程度の割合で揺動させる。好
ましい実施例において、収束用ミラー12と出力軸60
は、走査スポット15が走査面22内で約 32 °の
角距離すなちわ円弧長にわたり長手方向に記号14を横
切って走査線24内で毎秒約 20 〜 40 回の割
合で反復して掃引されるように、一緒に揺動される。
【0038】記号14を横切って伸びる単一走査線24
について説明したが、いろいろな他の形式の走査パター
ンを読み取る記号の上に生成することができるから、本
発明を上記に限定するつもりはない。たとえば、係属中
の米国特許出願第317,533 号(1989年3月
1日出願)、米国特許第4,369,361 号または
同第4,387,297 号に記載されているように、
1組の互いに平行な走査線から成る走査パターンであっ
てもよい。
【0039】前に述べたように、小売業界において商品
を識別するため一般に見られる密度のバーコード記号1
4の各バーと各スペースの寸法は数ミル程度である。収
束用ミラー12で収束された走査スポット15の寸法は
数ミリ程度である。走査スポット15がバーコード記号
の各バーの前縁と後縁を確実に検出するには、走査スポ
ット15があまりに大きすぎるので、復号エラーが生じ
るおそれがある。レーザー式スキャナの場合、走査スポ
ットの断面寸法は、通常、6〜10ミルであり、この大
きさは、複雑な、高度に洗練された信号処理回路網また
は過大なパワー損失に頼らずに、復号および読取りエラ
ーを最小にするのに最適であると一般に考えられている
【0040】本発明に従って、フォトダイオード17の
視検窓21を像形成するための像形成手段が、ハウジン
グ25内に設けられている。視検窓21は走査スポット
15の領域より狭く、完全に走査スポット15の中にあ
る。像形成手段は、像形成用ミラー18と、アバーチュ
ア20を有する絞り19を備えていることが好ましい。 像形成用ミラー18は、走査モーター23により出力軸
60のまわりに一緒に動くように、収束用ミラー12上
に取り付けられていることが好ましい。像形成用ミラー
18の軸線は、収束用ミラー12の軸線から角度αだけ
角度的にずれている。アパーチュア20はフォトダイオ
ード17のセンサ開口のすぐ近くに置かれる。センサ開
口自体がアパーチュア20の役目をすることができる。 上記の代わりに、フォトダイオード17を非常に小形に
すれば利益が得られる。すなわち、そのような小形光検
出器は雑音を低減し、スキャナのコストを下げ、光学装
置の汚れに対する敏感さを緩和する。アパーチュア20
は、好ましい実施例では、長方形または楕円形をしてお
り、短い方の寸法(たとえば、6ミル)は走査方向に置
かれ、長い方の寸法(たとえば、16ミル)は走査方向
に直角な方向に置かれる。長方形のアパーチュア20は
、像形成用ミラー18との共同作用て、図2に示すよう
に、同様な長方形の視検窓21を生成する。もしアパー
チュア20が好ましい楕円形であれば、視検窓21も同
様な楕円形を有するであろう。
【0041】また、球形反射面を有する像形成用ミラー
18は、視検窓21をハウジング25の外側にある視検
面22に置く。視検面22は走査面13から縦方向に離
れた位置にある。収束用ミラー12と像形成用ミラー1
8は、必ずしもそうである必要はないが、同じ焦点距離
を有していることが好ましい。アパーチュア20は、1
に近い倍率で視検面22に像形成されるので、約6×1
6ミル(視検窓21のサイズ)のアパーチュア像が生じ
る。第1光軸は、LED10と収束用ミラー12間の光
ビーム11と同軸であり、第2光軸は像形成用ミラー1
8とフォトダイオード17間の戻り光ビームと同軸であ
る。第1光軸と第2光軸間の角度βは、像形成用ミラー
と収束用ミラー間の角度のずれαの2倍程度である。
【0042】また、本発明に従って、フォトダイオード
17が見るのは、走査スポット15の非常に小さい中心
部分のみである。アパーチュア20の像は実際に走査中
のスポットの一部をなしている。したがって、本装置は
、もし数ミリサイズの走査スポットを使用すれば内在す
る特有の復号エラーはないが、代わりに走査方向に沿う
寸法が読み取る記号のバーやスペースのサイズと同程度
の視検窓22を使用している。
【0043】その他の形状も可能であるから、長方形の
アパーチュアに本発明を限定するつもりはない。焦点深
度および記号読取り能力はアパーチュアの形状によって
決まる。
【0044】図9に、本発明の別の実施例を示す。この
バーコード読取り装置は、単一フォトダイオードでなく
、一対のフォトダイオード17a,17bを使用してい
る。フォトダイオード17a,17bおよび絞り19a
,19bは、それぞれ、像形成用ミラー18a,18b
に対応する。像形成ミラー18a,18bは、図10に
示すように、一対の重畳した視検窓21a,21bを形
成する。検査窓21aは高密度のバーコード記号に適し
、他方のより大きな視検窓21bは低密度のバーコード
記号に適する。視検窓21bはバーコード記号14bの
構成要素の最小幅に対応する幅を有する。上記の代わり
に、視検窓21a,21bは、走査面13からずれてい
るばかりでなく、相互にずれている異なる視検面22に
あってもよい。したがって、読取り装置から異なる距離
にある記号に対しても、くっきりと焦点が合わすことが
できるから、作業範囲が拡大される。
【0045】図11および図12は、本発明に係るスキ
ャナの好ましい市販実施例を示す。走査機構は、ケース
62の中に格納されており、ケース62は軽量プラスチ
ックで作られ、荒っぽい通常の使用に十分耐えるように
頑丈であることが好ましい。主要部品はすべてプリント
回路基板64に取り付けることができる。主要部品とし
ては、発光ダイオード66、フォトダイオード68、走
査機構70、各種の電子部品のほか、上述のように記号
の走査を行うその他の部品が含まれる。
【0046】走査機構70は、コイル72、磁石74、
モーター支持フレーム76、一対の板ばね78(Myl
ar が好ましい) 、小形ミラー80、および大型ミ
ラー82から成っている。LED66から放射された光
は軸線84に沿って進み、バーコード記号から反射され
て光検出器へ戻る反射光は軸線86に沿って進む。前の
実施例と同様に、軸線84と86のなす角度βは約8°
であることが好ましい。LED66から放射された光は
、大形ミラー82で反射され、平面88内で、スキャナ
から出ていき、そしてスキャナへ戻る。軸線84と平面
88のなす角度Γは、約7.5〜8°であることが好ま
しい。図12に示すように、大形ミラー82の配置と組
み合わせてこの角度が得られるように、LED66は少
し上向きに配置されている。
【0047】記号を走査するため、コイル72に、毎秒
複数回たとえば毎秒40回程度、電気パルスが加えられ
る。コイル72は、電流が流れると、ミラー支持フレー
ム90に結合された磁石74を吸引する。このミラー支
持フレーム90に、ミラー80とミラー82が取り付け
られている。磁石74がコイル72内に吸引されると、
ミラー支持フレーム90と共にミラー80,82がピボ
ット軸まわりに回転する。この回転作用により、板ばね
78に捩じり応力が生じる。コイルから電圧が除去され
ると、板ばねはミラー支持フレームとミラーを静止位置
へ戻す。板バネ78の復元力に整合した電気パルス列で
コイル72を励磁することにより、走査は、所望の周波
数および走査幅で滑らかに、一様に行われる。
【0048】図11および図12に示すように、本発明
のバーコードスキャナは、従来のスキャナのように引き
金式スイッチを使用していない。その代わりに、本スキ
ャナは運動センサを使用している。図8で述べたように
、使用者がスキャナを持ち上げると、運動センサがその
動きを検出し、この検出に応じて、コイル72の電気パ
ルス列発生源と光源がターンオンされるようになってい
る。パルス列発生源および光源は、そのあと、タイムア
ウト回路によって、または正しいバーコードの復号に応
じて、ターンオフすることができる。運動センサは、さ
らに、使用者がスキャナを次のバーコードへ動かした時
、その動きを検出して走査を開始させることができる。
【0049】次に、図13について説明する。光センサ
17は、バーコードの走査によって発生した電気信号を
処理する回路網に接続されている。このディジタイザ回
路網は、米国特許出願第440,510 号(1989
年11月22日出願)に開示されているものと同形式の
ものでもよいし、あるいは前に挙げた特許文献に記載さ
れている他のディジタイザ回路網たとえば米国特許第4
,360,798 号に記載されている形式のものでも
よい。しかし、好ましい実施例の特徴の1つとして、自
動帯域幅制御装置が追加されている。光センサ17が発
生したライン94上のアナログ信号は微分回路96へ送
られる。微分回路96はアナログ信号の一次導関数であ
る出力を発生する。アナログ信号または一次導関数信号
の周波数内容すなわち帯域幅は、走査するバーコード記
号14の形式によって決まる。高密度のバーコード記号
14は、白と黒の間の遷移周波数がより高いので、アナ
ログ信号は多くの頂きと谷を有する。すなわち、一次導
関数は多くの零交差を有する。微分回路96の出力は、
その出力端に接続された抵抗器100とキャパシタ10
2から成る低域フィルタ98へ送られる。このフィルタ
98のカットオフ周波数は、抵抗器に直列接続のキャパ
シタの値によって決まる。したがって、このカットオフ
周波数を切り換えるため(つまり、ディジタル化回路網
が応答する帯域幅を切り換えるため)、追加のキャパシ
タ104がキャパシタ102と並列に設けられている。 また、このキャパシタ104をフィルタ回路から切り離
すためのスイッチ106が設けられている。FETスイ
ッチ106のしきい値電圧を越える電圧がライン108
に加わると、FETスイッチ106は、回路を完成して
キャパシタ104をキャパシタ102に並列に置き、カ
ットオフ周波数を低くする(帯域幅を狭くする)。しか
し、もしライン108によりFETスイッチ106のゲ
ートに零電圧が加われば、キャパシタ104が切り離さ
れるので、カットオフ周波数が高くなる(帯域幅が広く
なる)。このフィルタの出力110は零交差検出器11
2へ送られる。この零交差検出器112の出力信号は、
バーコード記号の密度が高いときは単位時間当たりの零
交差の数が多いので、より高い周波数内容すなわち帯域
幅を有するであろう。 また、零交差検出器112の出力は、通常形式の別の処
理回路網114へ加えられる。この処理回路網114は
出力端116にディジタル電気信号を発生する。この信
号はケーブル31によって端末装置へ送られるか、ある
いはハウジング25自体内でバーコードデータを識別し
、回復するためさらに処理される。零交差検出器112
の出力信号は、さらに、検出器118(たとえば、積分
回路とインバータ)へ加えられる。検出器118は、F
ETスイッチ106へ戻るライン108上に、低密度の
バーコードの場合は高電圧、高密度のバーコードの場合
は零電圧を発生する。このように、キャパシタ104は
、高密度のバーコードを走査する場合は、回路から切り
離されてフィルタの帯域幅を拡大し、低密度のバーコー
ドを走査する場合は、回路内に残されてフィルタの帯域
幅を縮小する。したがって、低密度のバーコードを走査
する場合、狭い帯域幅のために処理回路網から雑音が除
去されるので、正しいバーコードの識別が得られる見込
みがより大きい。
【0050】上記の代わりに、帯域幅スイッチング回路
網を、処理装置114の下流のバーコード識別装置の出
力に応答させることができる。一般に、出力端116に
生じたバーコード信号は正しいバーコードを読み取って
いるかどうかを判断するため検査される。雑音または包
装に印刷された文字列とバーコードの区別は、さまざま
な方法またはそれらの組合せを用いて行うことができる
。たとえば、1走査当たりの遷移の数すなわち1走査当
たりの黒と白の比率により、走査中のパターンが文字列
やその他の図形でなく、ほぼ確実にバーコードであるこ
とを知ることができる。上記のほかに、メモリ内に正し
いバーコードパターンの参照用テーブルを保持して、出
力端116のバーコード信号と比較することができる。 走査中の実際のバーコードのタイプ(高密度または低密
度)の識別に基づいて、広い帯域幅または狭い帯域幅を
選択することができる。すなわち、もし一の走査でバー
コードの識別に失敗すれば、帯域幅を切り換えて、次の
走査で正しいバーコードが識別されるかどうかを判断す
ることができる。
【0051】上に述べた構成要素は、単独でまたは2つ
以上を組み合わせて、上に述べた形式とは異なる他の形
式で有益に使用できることは理解されるであろう。
【0052】本発明を発光ダイオード式スキャナに具体
化した場合について説明したが、本発明の範囲の中で、
さまざまな修正や構造上の変更を行うことができるので
、記載した細部構造に発明を限定するつもりはない。
【0053】さらに検討しなくても、以上の説明は本発
明の要点を完全に明らかにしているから、この分野の専
門家は、従来の技術的見地からみて明らかに本発明の独
自の態様の本質的な特徴を損なわずに、現在の知識を応
用し、本発明をさまざまな用途に容易に適用することが
できるであろう。したがって、そのような適用は、均等
の範囲に属し、特許請求の範囲に含まれるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーコード記号を読み取るための非レーザー式
走査装置の第1の実施例の略正面図である。
【図2】図1の走査装置によって読み取られるバーコー
ド記号と、その上に重ね合わされた走査スポットと視検
窓を示す拡大図である。
【図3】図1の走査装置に使用された走査モーター/ミ
ラー組立体の正面図である。
【図4】図3の走査モーター/ミラー組立体の平面図で
ある。
【図5】図1、図3および図4の実施例に従って構成さ
れた手持ち式走査装置の正面図である。
【図6】図1〜図5の走査装置に使用されたディジタイ
ザ回路の電気回路図である。
【図7】図6の回路に現れる電圧のタイミング図である
【図8】図1〜図5の走査装置に使用された運動センサ
の代替実施例の電気回路図である。
【図9】本発明に係る非レーザー式走査装置の第2の実
施例の略正面図である(図1に対応する)。
【図10】図9の実施例の場合のバーコード記号と、2
つの視検窓と、走査スポットを示す拡大図である(図2
に対応する)。
【図11】本発明に係るスキャナの好ましい市販実施例
の平面図である。
【図12】本発明に係るスキャナの好ましい市販実施例
の側面図である。
【図13】図1〜図5の走査装置に使用可能なディジタ
イザ回路の電気回路図である。
【符号の説明】
10  非レーザー光源(LED) 11  非コヒーレント非コリメート広角光ビーム12
  収束用ミラー 13  焦平面 14,14b  バーコード記号 15  走査スポット 16,16a  記号14のバーまたはスペースの最小
寸法 17,17a,17b  光センサ 18,18a,18b  像形成用ミラー19,19a
,19b  絞り 20,20a,20b  アパーチュア21,21a,
21b  視検窓 22  走査面 23  走査モーター 24  走査線 25  ガンタイプのハウジング 26  銃把部 27  銃身部 28  窓 29  包装の表面 30  回路基板 31  ケーブル 32  電流電圧コンバータ 33  微分器 34  増幅器 35  遅延要素 36  ピーク探索比較器36 37  偽遷移ゲート比較器 38  限界しきい値回路 39  ラッチ比較器 40  トランジスタ 41  出力端 42  アナログ接地 43  補助回路 50  コイル 51  FETスイッチ 52  電源 53  検出器 54  出力 55  制御器 56  制御器の出力 57  制御器の出力 58  指示ランプまたは警報器 60  モーターの出力軸 62  ケース 64  プリント回路基板 66  発光ダイオード 68  フォトダイオード 70  走査機構 72  コイル 74  磁石 76  モーター支持フレーム 78  一対の板ばね 80  小形ミラー 82  大形ミラー 84,86  光軸 88  平面 90  ミラー支持フレーム 92  ピボット軸 94  ライン 96  微分回路 98  低域フィルタ 100  抵抗器 102,104  キャパシタ 106  FETスイッチ 108  ライン 110  低域フィルタの出力 112  零交差検出器 114  処理回路網 116  出力端 118  検出器

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記号を読み取るための走査装置であっ
    て、(a)  光ビームを発生する光源手段、(b) 
     光ビームを収束させて走査面に所定サイズの走査スポ
    ットを形成し、前記走査スポットを走査面に近い作業距
    離範囲内に置かれた記号の上に置く収束手段、(c) 
     記号を横切って走査スポットを走査線状に掃引し、少
    なくとも反射光の戻り部分が前記光源手段の方向に進行
    するように、記号からの反射光を反射させる走査手段(
    前記反射光の戻り部分は走査線にわたってさまざまな強
    度を有する)、(d)  視野にわたって前記反射光の
    戻り部分のさまざまな強度を検出し、検出したさまざま
    な光強度を表す電気信号を発生するセンサ手段、(e)
      前記電気信号を処理し、記号を表すデータを生成す
    る信号処理手段、および(f)  前記センサ手段の視
    検窓を像形成し(視検窓のサイズは走査スポットより小
    さい)、前記視検窓を走査面から離れた視検面に置く像
    形成手段、を備えていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】  前記光源手段は非レーザー光源を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記非レーザー光源は発光ダイオード
    であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】  前記収束手段は円形の走査スポットを
    光学的に形成する作用をする収束用ミラーを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】  前記収束用ミラーは球形の反射面を有
    することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】  前記センサ手段はセンサ開口をもつフ
    ォトダイオードを備えており、前記像形成手段は前記セ
    ンサ開口の近くにアパーチュアをもつ絞りを備えており
    、前記アパーチュアを反射光の戻り部分が通過すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】  前記アパーチュアは記号に沿って縦方
    向に伸びる短辺と、記号に対し横方向に伸びる長辺をも
    つ長方形であることを特徴とする請求項6に記載の装置
  8. 【請求項8】  前記アパーチュアは記号に沿って縦方
    向に伸びる短径と、記号に対し横方向に伸びる長径をも
    つ楕円形であることを特徴とする請求項6に記載の装置
  9. 【請求項9】  前記像形成手段は、さらに、像形成用
    ミラーを備えていることを特徴とする請求項6に記載の
    装置。
  10. 【請求項10】  前記像形成用ミラーは球形の反射面
    を有することを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】  前記収束手段は収束用ミラーを備え
    ており、前記像形成手段は像形成用ミラーを備えており
    、前記両ミラーは記号を横切って縦方向に一緒に動くよ
    うにハウジングに取り付けられていることを特徴とする
    請求項11に記載の装置。
  12. 【請求項12】  前記走査手段は揺動可能な走査部品
    を備えており、前記走査部品の上に、前記収束用ミラー
    と像形成用ミラーが軸のまわりに一緒に動くように取り
    付けられていることを特徴とする請求項11に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】  前記像形成用ミラーは前記収束用ミ
    ラーの上に取り付けられいて、前記軸に対し角度的にず
    れていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】  前記光源手段は第1光軸に沿って光
    ビームを発生し、前記像形成手段は前記センサ手段の視
    野を第2光軸に沿って焦点に集め、前記2つの光軸のな
    す角度は像形成用ミラーと収束用ミラー間の角度のずれ
    の2倍程度であることを特徴とする請求項13に記載の
    装置。
  15. 【請求項15】  前記ハウジングは手持ち操作ができ
    るように握り部分が付いており、使用者はハウジングを
    記号に向けてその前壁から縦方向に間隔をおいて記号を
    読み取ることが可能であり、前記走査面と視検面はハウ
    ジング前壁に対し縦方向にずれていることを特徴とする
    請求項1の記載の装置。
  16. 【請求項16】  前記センサ手段はそれぞれがセンサ
    開口をもつ一対のフォトダイオードを備えており、前記
    像形成手段はそれぞれが前記センサ開口の近くにアパー
    チュアをもつ一対の絞りを備えており、前記像形成手段
    はそれぞれのフォトダイオードの各視野を結像させ、ハ
    ウジングの外にある異なる視検面に一対の視検窓を置く
    作用をすることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. 【請求項17】  記号を読み取る方法であって、(a
    )  光ビームを発生すること、(b)  前記光ビー
    ムを収束させて走査面に所定サイズの走査スポットを形
    成し、前記走査スポットを走査面に近い作業距離範囲内
    に置かれた記号の上に置くこと、(c)  記号を横切
    って走査スポットを走査線状に掃引し、少なくとも反射
    光の戻り部分が前記光源手段の方向に進行するように、
    記号からの反射光を反射させること(前記反射光の戻り
    部分は走査線にわたってさまざまな強度を有する)、(
    d)  センサ手段によって視野にわたって前記反射光
    の戻り部分のさまざまな強度を検出し、検出したさまざ
    まな光強度を表す電気信号を発生すること、(e)  
    前記電気信号を処理し、記号を表すデータを生成するこ
    と、および(f)  前記センサ手段の視検窓を像形成
    し(前記視検窓は走査スポットのサイズよりかなり小さ
    い)、前記視検窓を走査面から離れた視検面に置くこと
    、の諸ステップから成ることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】  前記ステップ(b)は曲面ミラーか
    ら光ビームを反射させるステップを含むことを特徴とす
    る請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】  前記ステップ(d)は曲面ミラーで
    前記戻り部分を反射させるステップを含むことを特徴と
    する請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】  前記ステップ(c)は前記曲面ミラ
    ーを動かすステップを含むことを特徴とする請求項18
    に記載の方法。
  21. 【請求項21】  前記視検窓は記号の特徴の最小寸法
    とほぼ同じサイズの幅を有することを特徴とする請求項
    17に記載の方法。
  22. 【請求項22】  バーコード記号または類似物を走査
    する方法であって、(a)発光ダイオードで光ビームを
    発生し、前記光ビームを収束させて走査面上にスポット
    を形成すること、(b)  視検面に置かれた記号に当
    たって戻ってきた反射光を光検出器の上に集めること、
    および(c)  前記光検出器に達する反射光を前記ス
    ポットよりかなり小さいサイズの視検窓(前記視検窓は
    光検出器の近くのアパーチュアによって境界が定められ
    る)だけに制限すること、の諸ステップから成ることを
    特徴とする方法。
  23. 【請求項23】  前記ステップ(a)は前記光ビーム
    を曲面ミラーから反射させるステップを含むことを特徴
    とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】  前記ステップ(b)は記号から戻っ
    てくる光を第1曲面ミラーで反射させるステップを含む
    ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】  前記ステップ(a)は前記光ビーム
    を第2曲面ミラーで反射させるステップを含んでおり、
    前記第1曲面ミラーは前記第2曲面ミラーよりかなり小
    さいことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】  前記第1および第2曲面ミラーは長
    い走査線に沿って前記光スポットを走査するため一緒に
    動かされることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】  バーコード記号または類似物を走査
    する装置であって、(a)収束されて走査面にスポット
    を形成する光ビームを発生するための発光ダイオードを
    含む光源、および(b)  視検面に置かれた記号に当
    たって戻ってきた反射光がその上に集められる光検出器
    を備え、(c)  光検出器に達する反射光は前記スポ
    ットよりかなり小さいサイズの視検窓だけに制限され、
    前記視検窓は光検出器の近くのアパーチュアによって境
    界が定められることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】  前記光ビームは第1曲面ミラーから
    反射されることにより前記スポットに収束され、前記反
    射光は第2曲面ミラーによって前記光検出器の上に集め
    られることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】  前記第1および第2曲面ミラーは一
    緒に取り付けられていて、走査モーターによって駆動さ
    れ記号を横切って光ビームと視検窓を走査することを特
    徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】  前記視検面と走査面は互いに離れた
    位置にあり、前記第1曲面ミラーの中心軸は前記第2曲
    面ミラーの中心軸からずれていることを特徴とする請求
    項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】  手持ち式走査装置を動作させる方法
    であって、(a)  手持ち式走査装置が受台にあると
    き、前記装置を静止状態に保つこと(前記装置は静止状
    態においてターンオフされる走査モーターおよび光源を
    有する)、(b)  使用者が前記装置をバーコード記
    号読取り位置へ動かしたとき前記装置の動きを検出する
    こと、および(c)  前記検出ステップに応じて、前
    記走査モーターおよび前記光源をターンオンすること、
    の諸ステップから成る方法。
  32. 【請求項32】  前記ステップ(b)は走査モーター
    の可動部品の動きを検出するステップを含むことを特徴
    とする請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】  前記可動部品の動きは走査モーター
    のコイルに発生した電圧を検出することで検出されるこ
    とを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】  さらに、前記光源によって光ビーム
    を発生するステップと、前記走査モーターによってバー
    コード記号を横切って前記光ビームを走査するステップ
    を含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  35. 【請求項35】  さらに、記号から反射された光を検
    出するステップと、前記検出に応じて電気信号を発生す
    るステップを含むことを特徴とする請求項32に記載の
    方法。
  36. 【請求項36】  さらに、バーコード記号が走査され
    たことを前記電気信号が指示した後、または所定の時間
    の後、光源と走査モーターをターンオフするステップを
    含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】  前記光源は発光ダイオードであり、
    前記走査モーターは、発光ダイオードからの光ビームを
    走査面に収束させる走査用曲面ミラーと、記号から反射
    された光を光検出器の上に集める集光用曲面ミラーを駆
    動することを特徴とする請求項31に記載の方法。
  38. 【請求項38】  バーコードスキャナであって、(a
    )  受台に置かれ、かつ静止状態にあるとき、オフ状
    態に保たれる走査モーターと光源を有する手持ち式ユニ
    ット、(b)  使用者が前記ユニットをバーコード読
    取り位置へ動かしたとき前記ユニットの動きに応答する
    検出器、および(c)  前記検出器に応答して、前記
    走査モーターと前記光源をオンにする制御器、を備えて
    いることを特徴とするスキャナ。
  39. 【請求項39】  前記検出器は走査モーターの可動部
    品の動きを検出することを特徴とする請求項38に記載
    のスキャナ。
  40. 【請求項40】  前記可動部品の動きは走査モーター
    のコイルに発生した電圧を検出することにより検出され
    ることを特徴とする請求項39に記載のスキャナ。
  41. 【請求項41】  前記走査モーターは回転型モーター
    または共振型モーターであることを特徴とする請求項4
    0に記載のスキャナ。
  42. 【請求項42】  前記ユニットは前記走査モーターに
    よって駆動され読み取るバーコード記号を横切って光ビ
    ームを走査する曲面ミラーおよび光源を備えていること
    を特徴とする請求項38に記載のスキャナ。
  43. 【請求項43】  前記光源は発光ダイオードであるこ
    とを特徴とする請求項42に記載のスキャナ。
  44. 【請求項44】  前記ユニットは、さらに前記走査モ
    ーターで駆動される曲面ミラーによって反射された、記
    号からの反射光に応答する光センサを備えていることを
    特徴とする請求項42に記載のスキャナ。
  45. 【請求項45】  バーコードスキャナを動作させる方
    法であって、(a)  光ビームをバーコード記号に向
    けること、(b)  バーコード記号から反射された光
    を検出し、検出に応じて電気信号を発生すること、(c
    )  前記電気信号を、選択可能な帯域幅を有する回路
    に通すこと、(d)  前記電気信号内のバーコードの
    特徴の表現密度を検出し、制御信号を発生すること、お
    よび(e)  前記制御信号を使用して前記選択可能な
    帯域幅を変更すること、の諸ステップから成ることを特
    徴とする方法。
  46. 【請求項46】  前記回路は帯域幅を選択するため選
    択可能な値のキャパシタンスを有するフィルタであるこ
    とを特徴とする請求項45に記載の方法。
  47. 【請求項47】  前記帯域幅は前記表現密度が低いと
    きはより狭い帯域幅へ変更されることを特徴とする請求
    項45に記載の方法。
  48. 【請求項48】  前記帯域幅は前記表現密度が高いと
    きはより広い帯域幅へ変更されることを特徴とする請求
    項45に記載の方法。
  49. 【請求項49】  前記光ビームは発光ダイオードが発
    生することを特徴とする請求項45に記載の方法。
  50. 【請求項50】  前記光ビームはバーコード記号を横
    切る光スポットとして走査され、前記記号からの反射光
    が視検窓として検出器の上に形成され、前記検出器が前
    記電気信号を発生することを特徴とする請求項49に記
    載の方法。
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