JPH042608A - ジルコン粉末の合成法 - Google Patents

ジルコン粉末の合成法

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JPH042608A
JPH042608A JP41126490A JP41126490A JPH042608A JP H042608 A JPH042608 A JP H042608A JP 41126490 A JP41126490 A JP 41126490A JP 41126490 A JP41126490 A JP 41126490A JP H042608 A JPH042608 A JP H042608A
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利之 森
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直樹 小杉
Hirokuni Hoshino
星野 浩邦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、高温構造材料として有用なジルコン焼結体の
製造に適したジルコン粉末の合成法に関するものである
。 [0002]
【従来の技術】 ジルコン粉末の合成法としては、オキシ塩化ジルコニウ
ムをエタノールに溶解させ、等モル量のテトラエトキシ
シランを加えた混合溶液を乾燥させた後、1200℃以
上で焼成する方法(新素材シリーズ「ジルコンjp、3
5〜41、宗宮重行編 内田老鶴圃(1989))が知
られている。 [0003] この方法で合成された粉末は、ZrO3粉末とSiO2
粉末とを混合して焼成したものに比してジルコン生成率
が高く、1700℃で焼成した場合の該生成率はX線回
折試、験による定量で約40%となる。しがし、このよ
うになお未反応原料が大量に存在するジルコン粉末を用
いて製造される焼結体は、未反応のシリカおよびジルコ
ニアが原料のジルコン粉末中よりも減少するとはいえ、
なお該未反応物を残存させることとなり、その組織が不
均一となっで、高温における特性を低下させるので、高
温構造材料の原料としては好ましくない。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】
(J開十4−と6U6%4ノ 本発明は、このような問題の解決、すなわち、上記のよ
うな未反応原料の含有量のごく低いジルコン粉末の合成
法の提供を目的とするものである。 [0005]
【課題を解決するための手段】
本発明は、 (1)シリカゾルと (2)シリカゾルとの混合後濃度が0.1〜2上2モル
となるオキシ塩化ジルコニウム水溶液とを Si○z / Z r○2換算モル比0.95〜1.1
0の割合で混合し、加熱してオキシ塩化ジルコニウムを
加水分解させ、脱水処理してえられる粉末を、室温から
焼成温度まで0.7〜30時間かけて昇温し、1200
〜1400℃でt≧116−0.08T t:焼成時間 (h r ) T:焼成温度 (℃) の関係を満たす時間焼成するか、または室温から焼成温
度まで0.8〜70時間かけて昇温し、1400〜17
00℃(ただし、1400℃を除く)でt≧18−0.
01T t:焼成時間 (hr) T:焼成温度 (℃) の関係を満たす時間焼成することによるジルコン粉末の
合成法、を要旨とするものである。 (a)原料の配合 オキシ塩化ジルコニウム水溶液は、市販のオキシ塩化ジ
ルコニウムをそのまま水に溶かして調製すればよい。オ
キシ塩化ジルコニウム水溶液と下記のシリカゾルとの混
合後のオキシ塩化ジルコニウムの濃度は、0.1〜2上
2モルでなければならない。この濃度が低すぎると、加
水分解速度が速すぎることにより、ジルコニアとシリカ
が完全に別々に存在し、Zr−0−Si結合を有するジ
ルコン前駆体は形成されず、かつえられるジルコニアの
粒子も大きくなって、シリカとの均一な混合状態かえら
れないこととなる。この濃度が0.1モル/1以上であ
れば、沸騰下で加水分解させても、ジルコン前駆体が形
成されるうえ、均一な混合物かえられる。しかし、この
濃度かたかすぎると、加水分解後にZr−0−Si結合
を有するジルコン前駆体が形成されるものの、加水分解
に要する時間があまりに長くなって生産性がわるいこと
となる。飽和溶液の濃度を越えて未溶解物が存在する状
態で使用すると、加水分解に長時間を要するだけでなく
、ジルコニアやシリカの均一な混合状態がえにくくなり
、その後の焼成過程においてジルコン生成率を低下させ
ることとなる。 [0006] また、シリカゾルは、市販のものをそのまま用いること
ができ、その濃度は特に限定されるものではないが、シ
リカの重量比で10〜30wt%の濃度の溶液を使用す
ることが好ましい。 [0007] ジルコンがSiO・ZrO2で表されることから明らか
なように、これら両液の混合比率をSiO/ZrO2換
算モル比で1に近づけるほど純度の良いジルコン粉末か
えられるが、このモル比が0.95〜1.10の範囲内
であれば、本発明によってえられるものは、十分高純度
であり、これを焼結して実用上十分な性能をもつ高温構
造材料を製造することができる。この範囲をはずれても
、常温における強度はなお高いものの、高温における強
度が低下する。また、焼結においてもジルコン化が進行
するので、焼結原料のジルコン粉末よりもSiO2/Z
 r 02換算モル比が1に近い焼結体をえたい場合は
、その粉末に不足する側の粉末を補給して焼結すること
も可能である。 [0008] 所定の濃度に調製したオキシ塩化ジルコニウム水溶液と
シリカゾルとを混合しオキシ塩化ジルコニウムを加水分
解させる。この加水分解は、オキシ塩化ジルコニウムの
加水分解に慣用されている条件を基準に、これよりも長
い加水分解時間で、すなわち80〜100℃で160時
間以上攪拌することによって行えばよい。加水分解する
のに必要な時間は、オキシ塩化ジルコニウムの濃度およ
び加水分解温度により異なり、高濃度で低温はど長時間
必要とする。たとえば、オキシ塩化ジルコニウム濃度1
.7モル/lの液を100℃で完全に加水分解させるに
は340時間を要し、オキシ塩化ジルコニウム濃度0.
 3モル/1の液を100℃で完全に加水分解させるに
は、240時間を要する。しかし、シリカゾルを含ます
オキシ塩化ジルコニウムのみからなる液を加水分解させ
る場合は、オキシ塩化ジルコニウム濃度0. 3モル/
1の液を100℃で完全に加水分解させるには60時間
でよい。このように、シリカゾルとオキシ塩化ジルコニ
ウムとを含む液を完全に加水分解するに要する時間は、
同条件下におけるオキシ塩化ジルコニウムのみを含む液
についてのその時間にくらべて非常に長い。これは、加
水分解反応中にZr−〇−5i結合を有するジルコン前
駆体生成反応が緩やかに進行することによるものと考え
られる。このZr−0−Si結合を有するジルコン前駆
体が生成することが、1200℃付近の比較的低温にお
いても高いジルコン生成率が達成される理由の1つであ
る。 [0009] また、−度加水分解を終了した後の加水分解液の一部を
上記のシリカゾルおよびオキシ塩化ジルコニウム水溶液
に混合して加水分解させれば、理由は明らかでないが、
上記の加水分解時間が短縮されるとともに、Zr−0−
Si結合を有するジルコン前駆体生成量も増加して、引
き続き行う焼成工程においてより低い温度、短い時間で
ジルコン微粉末をうろことができる。該加水分解液をシ
リカゾルとオキシ塩化ジルコニウム水溶液との合計に対
して0.5wt%以上使用することによりその効果がと
くに顕著になるが、20wt%をこえるとむしろ加水分
解速度が低下する。この方法による場合も、オキシ塩化
ジルコニウムのモル数はシリカゾルとオキシ塩化ジルコ
ニウム水溶液との合計の体積1リットルあたり0.1〜
2であればよく、これらシリカゾルとオキシ塩化ジルコ
ニウム水溶液と加水分解液の混合液中のSi○2/Zr
O2換算モル比は0.95〜1.10でなければならな
い。この加水分解以降の処理の条件は、シリカゾルおよ
びオキシ塩化ジルコニウム水溶液のみを使用する場合と
同様にすればよい。この加水分解生成液の一部を原料の
一部として使用する方法を繰り返せば、上記のこの方法
による効果はいっそう顕著になる。 [0010] 以上のようにして調製された液を脱水して、Zr−〇−
3i結合を有するジルコン前駆体、シリカ及びジルコニ
アの均一な混合物が得られる。この脱水は、各種の方法
によって行うことができるが、通常、微細な粉末が大量
の液に分散したものを処理するのであるから、スプレー
ドライヤーや常圧または減圧下の蒸発乾固による方法が
望ましい。 (b)焼成 以上のように配合された混合粉末を、1200〜140
0℃で焼成する際には室温から焼成温度までの昇温時間
を0.7〜30時間とし、焼成温度および焼成時間を t≧116−0.08T t:焼成時間 、(hr) T:焼成温度 (℃’) の関係を満たすものとし、また、1400〜1700℃
(ただし1400℃を含まず)で焼成する際には、室温
から焼成温度までの昇温時間を0.8〜70時間とし、
焼成温度および焼成時間を t≧18−0.01T t:焼成時間 (hr) T:焼成温度 (℃) の関係を満たす時間で焼成することにより、X線回折試
、験による未反応原料の合計4vo 1%以下のジルコ
ン粉末かえられる。このように純度の高いジルコン粉末
を原料にすれば、さらに純度の高い、室温および高温の
いずれにおいても機械的性質の良い焼結体をうろことが
できる。また、加水分解後の混合物の乾燥粉末のX線回
折図は、図1に示すようにジルコンの結晶構造特有のも
のである。この粉末の赤外線吸収スペクトルは、図2に
示すとおりであり、Zr−0−3iの結合を有するジル
コン前駆体の吸収の他に、未反応原料のシリカおよびジ
ルコニア由来の5i−0−3iおよびZr−0−Zrの
吸収が現れており、加水分解反応中にZr−〇−3iの
結合を有するジルコン前駆体がジルコニアやシリカの中
に生成していることが分かる。このジルコン前駆体が種
結晶の役割をはなすが、1200℃未満の温度ではジル
コン生成率は十分高いものとはならない。一方、170
0℃を越えると、生成したジルコンがシリカとジルコニ
アとに分解するので好ましくない。 [0011] このようにジルコン生成反応を完結させるには、200
〜1700℃で一定時間以上焼成する必要がある。焼結
性のよい、すなわち粒径の小さいジルコン粉末をうるた
めには、上記焼成条件内でなるべく低温度、短時間で焼
成したほうが好ましい。 [0012] また、焼成温度にいたるまでの昇温速度も1200〜1
400℃で焼成する場合は、室温から焼成温度までを0
.7〜30時間で昇温し、1400〜1700℃(ただ
し1400℃を含まず)で焼成する場合は、室温から焼
成温度までを0.8〜70時間で昇温する必要がある。 この範囲よりも長い時間をかけて昇温すると、ジルコン
の生成率が低下する。これは、ジルコニアとシリカとの
反応によるジルコンの生成はジルコニアおよびシリカ両
者が非晶質の状態であるほうが容易におこること、なら
びにジルコニアおよびシリカの結晶化温度はジルコニア
とシリカとのジルコン化反応温度より低いこと、したが
って、昇温時間を長くするとZr−〇−3iの結合を有
するジルコン前駆体の周囲に凝集して存在する未反応の
ジルコニアとシリカとのジルコン化反応の前にジルコニ
アおよびシリカが結晶化が進行してしまってジルコン化
反応が阻害されることによるものと考えられる。いっぽ
う、上記範囲よりも短い時間で昇温することは、通常の
焼成炉の性能を越えるものであり、実用上生産に適さな
い。 [0013]
【作用】 本発明の効果発現の機構については、未だ十分には解明
していないが、加水分解時に形成されたZr−〇−3i
結合を有するジルコン前駆体の周囲に未反応のジルコニ
アやシリカが接触し、焼成過程においてジルコン化が進
行することにより高いジルコン生成率をもつジルコン粉
末が生成することとなるものと考えられる。 [0014]
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高純度ジルコン
粉末を容易に合成することができる。 [0015]
【実施例】
以下の実施例および比較例における製品ジルコン粉末中
の成分の定量は、X線回折試、験による、2θ=18°
〜32°におけるジルコンの(200)、単斜晶ジルコ
ニアの(111)および(11−1)  正方晶ジルコ
ニアの(101)ならびにα−クリストバライト(10
1)の5本のピークの面積比より次式により算出した。 [0016] I   (200)/(I2R(200)+I  (1
11)+IM(11−1)ZRM +I  (101)+Io(101))(工はX線強度
を表し、ZRはジルコン、Mは単斜ジルコニア、Tば正
方晶ジルコニア、Cはα−クリストバライトおよび()
内の数字は面指数を表す)実施例1〜4、比較例1〜3 オキシ塩化ジルコニウム8水塩(東ソー株式会社製、以
下同じ)227.5gを水2000m1に溶解させてえ
られた濃度0.2モル/lのオキシ塩化ジルコニウム水
溶液とシリカゾル(日量化学社製、濃度20wt%、以
下同じ)120.2gとをセパラブルフラスコ内におい
て混合しく S io 2 / Z r Oz換算モル
比1.00)  全還流下168時間100℃で加熱処
理した。ただし、実施例2では、−度加水分解を終了し
た溶液を再度1wt%原料混原料液に添加し全還流下1
50時間100℃で加熱処理した。 えられた溶液は、
ブタノールを添加したのち、減圧下80℃において乾燥
処理を行った。 [0017] えられた粉末は、大気中で焼成温度まで所定時間で昇温
し、所定時間保持することによりジルコン粉末をえた。 実施例5〜9、比較例4 オキシ塩化ジルコニウム8水塩455.Ogを水200
0m1に溶解させてえられな濃度0. 4モル/lのオ
キシ塩化ジルコニウム水溶液とシリカゾル240.3g
とをセパラブルフラスコ内において混合しくSiO/Z
rO2換算モル比1.00)  全還流下240時間1
00℃で加熱処理した。ただし、実施例6は一度加水分
解を終了した溶液を再度1wt%原料混原料液に添加し
全還流下210時間100℃で加熱処理した。また、実
施例7は一度加水分解を終了した溶液を再度10wt%
原料混合溶液に添加し全還流下200時間100℃で加
熱処理した。 [0018] えられた溶液は、ブタノールを添加したのち、減圧下8
0℃において乾燥処理を行った。 [0019] 焼成条件は、実施例1〜4、比較例1〜3と同じとした
。 実施例10〜13、比較例5〜7 オキシ塩化ジルコニウム8水塩909.9gを水200
0m1に溶解させてえられた濃度0.8モル/lのオキ
シ塩化ジルコニウム水溶液とシリカゾル480.8gと
をセパラブルフラスコ内において混合しく S i 0
2 / Z r○2換算モル比1.00)  全還流下
336時間100℃で加熱処理した。ただし、実施例1
1では、−度加水分解を終了した溶液を再度1wt%原
料混原料液に添加し全還流下310時間100℃で加熱
処理した。えられた溶液は、ブタノールを添加したのち
、減圧下80℃において乾燥処理を行った。 [0020] 焼成条件は実施例1〜4、比較例1〜3と同じとした。 実施例14〜17、比較例8〜10 オキシ塩化ジルコニウム8水塩1933.5gを水20
00m1に溶解させてえられた濃度1.7モル/lのオ
キシ塩化ジルコニウム水溶液とシリカゾル1021.6
gとをセパラブルフラスコ内において混合しくS i○
2/ZrO2換算モル比1.00)  全還流下384
時間100℃で加熱処理した。ただし、実施例15では
、−度加水分解を終了した溶液を再度1wt%原料混原
料液に添加し全還流下370時間100℃で加熱処理し
た。えられた溶液は、ブタノールを添加したのち、減圧
下80℃において乾燥処理を行った。 [0021] 焼成条件は実施例1〜4、比較例1〜3と同じとした。 比較例11〜12 オキシ塩化ジルコニウム8水塩56.8gを水2000
m1に溶解させてえられた濃度0.05モル/lのオキ
シ塩化ジルコニウム水溶液とシリカゾル30.0gとを
セパラブルフラスコ内において混合しくS i○2/Z
rO2換算モル比1.00)  全還流下168時間1
00℃で加熱処理した。えられた溶液は、ブタノールを
添加したのち、減圧下80℃において乾燥処理を行った
。 [0022] えられた粉末は大気中で焼成温度まで所定時間で昇温し
、8時間保持することによりジルコン粉末をえた。 [0023] 以上の条件及び結果を第1表および第2表に示す。表中
、ZOCはオキシ塩化ジルコニウム水溶液を、ZRはジ
ルコンを表す(第3表においても、同じ)。 実施例18.19、比較例13.14 実施例5で使用したと同じシリカゾルの使用量を変える
ほかは実施例5と同一条件にしてジルコン粉末をえた。 これらの粉末および実施例5でえられた粉末を成形し、
1680℃で4時間焼成して焼結体をえ、3X4X40
mmの寸法に加工して試、弦月をつくり、三点曲げ強度
を測定した。これらの条件および結果を第3表に示す。 表中、常温三点曲げ強度の値は試、験片10本について
の平均値であり、1400℃三点曲げ強度の値は試、弦
月3本についての平均値である。 [0024] 第1表 実施例 ZOC濃度 (モル/l) 焼成温度 昇温時間 焼成時間 生成ZR線純度℃) 
   (hr)   (hr)   (vo 1%)0
、19 0、19 0、19 0、19 0、36 0、36 0、36 0、36 0、36 0、67 0、67 0、67 0、67 1.21 1.21 1、21 1、21 1゜ 1゜ 1゜ 1゜ 1゜ 1゜ 1゜ 1゜ 1゜ [0025] 第2表 比較例 ZOC濃度 (モル/l) 焼成温度 昇温時間 焼成時間 生成ZR線純度℃) 
   (hr)   (hr)   (vo 1%)0
、19 0、19 0、19 0.36 0、67 0、67 0、67 1、21 1、21 1.21 0.05 0.05 1、 0 1.1 1.0 1.1 1.0 1.1 1.1 1.2 第3表 ZOC濃度 (モル/1) SiO2/ 生成ZR常温三点  1400℃ZrO純
度(V 曲げ強度  三点曲げ強度モル比   01%
)   (MPa)   (MPa)実施例 比較例 0、36 0、36 0、36 0.37 1゜ Ol 1゜ 0゜ O O9 1゜ 軟化した
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例における、乾燥後焼成前の混合粉末の
粉末X線回折図である
【図2】 上記の例の混合粉末の赤外吸収スペクトル図である。
【書類芯】
【図1】 図面
【図2】 O

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)シリカゾルと (2)該シリカゾルとの混合後、濃度が0.1〜2モル
    /lとなる、オキシ塩化ジルコニウム水溶液とを SiO_2/ZrO_2換算モル比0.95〜1.10
    の割合で混合し、加熱してオキシ塩化ジルコニウムを加
    水分解させ、脱水処理してえられる粉末を、室温から焼
    成温度まで0.7〜30時間かけて昇温し、1200〜
    1400℃でt≧116−0.08T t:焼成時間(hr) T:焼成温度(℃) の関係を満たす時間焼成するか、または室温から焼成温
    度まで0.8〜70時間かけて昇温し、1400〜17
    00℃(ただし、1400℃を除く)でt≧18−0.
    01T t:焼成時間(hr) T:焼成温度(℃) の関係を満たす時間焼成することを特徴とする、ジルコ
    ン粉末の合成法。
  2. 【請求項2】(1)シリカゾルと、 (2)該シリカゾルとの合計体積1リットルあたりオキ
    シ塩化ジルコニウムを0.1〜2モル含むオキシ塩化ジ
    ルコニウム水溶液と、(3)シリカゾルとオキシ塩化ジ
    ルコニウム水溶液との混合液の加水分解生成液とを、 SiO_2/ZrO_2換算モル比が0.95〜1.1
    0の割合になるように、かつ上記加水分解生成液(3)
    が上記シリカゾル(1)とオキシ塩化ジルコニウム水溶
    液(2)との合計に対して0.5〜20wt%となるよ
    うに混合し、加熱してオキシ塩化ジルコニウムを加水分
    解させ、脱水処理してえられる粉末を、室温から焼成温
    度まで0.7〜30時間かけて昇温し、1200〜14
    00℃でt≧116−0.08T t:焼成時間(hr) T:焼成温度(℃) の関係を満たす時間焼成するか、または室温から焼成温
    度まで0.8〜70時間かけて昇温し、1400〜17
    00℃(ただし、1400℃を除く)でt≧18−0.
    01T t:焼成時間(hr) T:焼成温度(℃) の関係を満たす時間焼成することを特徴とする、ジルコ
    ン粉末の合成法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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