JPH04260861A - 建設車両のステアリングシャフトの軸受シール装置 - Google Patents

建設車両のステアリングシャフトの軸受シール装置

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Publication number
JPH04260861A
JPH04260861A JP4419291A JP4419291A JPH04260861A JP H04260861 A JPH04260861 A JP H04260861A JP 4419291 A JP4419291 A JP 4419291A JP 4419291 A JP4419291 A JP 4419291A JP H04260861 A JPH04260861 A JP H04260861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
shaft
column
cover
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4419291A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ota
誠 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP4419291A priority Critical patent/JPH04260861A/ja
Publication of JPH04260861A publication Critical patent/JPH04260861A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路上を自走して移動
するホイル式走行体を有する建設車両におけるステアリ
ングシャフトの軸受シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の建設車両の1つであるホ
イルローダのステアリング装置のハンドルないしその近
傍の部分の構成を示す図であり、1は建設車両の走行用
ハンドル、2はハンドル1のシャフト、3はステアリン
グ用油圧ポンプ、4は該油圧ポンプ3に組合わされたコ
ラム、5は前記油圧ポンプ3の入力軸となるステアリン
グシャフト(以下シャフトと称す)であり、該シャフト
5は図3に示すようにコラム4内に軸受6(7a、7b
、7cは軸受固定用止め輪である)を介して回転自在に
支持され、その結合部5aが前記ハンドル1のシャフト
2に継手8を介して結合されている。
【0003】9は運転席のフロアであり、前記油圧ポン
プ3およびコラム4の該フロア9への伝達を防止するた
め、コラム4はブラケット10を介してフロア9と離し
て取付けられる。このステアリング装置は、ハンドル1
を回すと油圧ポンプ3から油を吐出し、その油によりス
テアリング用油圧シリンダ(図示せず)を動かし、建設
車両の操向を行なうものである。
【0004】11は軸受6への塵埃等の浸入を防止する
ためのダストシールであり、該ダストシール11は円筒
部11aと開口部を有する水平状のリップ11bとから
なり、円筒部11aをコラム4の上部に嵌合し、かつシ
ャフト5とコラム4との間の間隙をリップ11bで閉塞
するように、その開口部の縁をシャフト5の外周に接触
させて取付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ホイルローダ等の
建設車両は、砂ぼこりの多い現場で稼動することが多い
ため、運転席に塵埃、土砂をかぶるのが普通である。ま
た、キャノピー車では、雨が運転席フロア9に入り込む
のも普通である。そこで上記のように、シャフト5をコ
ラム4に支持する軸受6を塵埃、土砂、雨水から保護す
るため、前記ダストシール11を取付けているのである
が、ダストシール11のリップ11bはほぼ水平面を形
成するため、塵埃Aが堆積し易くなっている。そしてこ
の状態でシャフト5を回転させると、塵埃Aでダストシ
ール11のリップ11bのシャフト5との摺接面が摩耗
し易い。
【0006】また、一度摩耗すると、そこから塵埃や雨
水が軸受6内に入り込み、軸受6の摩滅や回転不良や錆
つきを生じる。その結果、車両の操向不能等の不具合を
生じて危険であるという問題点があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、シール寿命が延
長され、かつ上部における塵埃や土砂の堆積量が減少し
、さらには塵埃等の軸受への侵入が防止されてハンドル
の操作トルクの増大が起こりにくい構造の建設車両のス
テアリングシャフトの軸受シール装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、ハンドルに結合されて回転されるシャフト
が、運転室フロアに支持されたコラム内に軸受を介して
回転自在に保持されてなる建設車両のステアリング装置
において、前記シャフトの前記コラムの直上に位置する
個所に、前記軸受および該軸受の上のダストシールへの
塵埃等の侵入を防止する円錐状のカバーを、前記シャフ
トとの組合わせ部を水密に、かつ他の部材とは非接触に
取付けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の装置は、上述の構造を有するので、塵
埃または雨水等は、円錐状をなすカバーの上面に沿って
、シャフトと共に回転するカバーの回転も手伝って、ス
ムーズに落下または流下し、カバー上の塵埃等の堆積量
は少なくなり、ダストシールの摺接部への塵埃等の侵入
を阻む。
【0010】
【実施例】図1は本発明による建設車両のステアリング
シャフトの軸受シール装置の一実施例を示す側面図であ
る。図1において、図2および図3と同じ符号は同じ構
成部品を示す。12は本発明により設けられた円錐状の
カバーである。該カバー12は金属または樹脂成形材で
なり、前記シャフト5に嵌合して組合わされ、該組合わ
せ部13は密着嵌合あるいは間隙部を接着剤で閉塞固定
する等の手段により、水密に構成される。該カバー12
は、その外径が前記コラム4の外径より大きく、コラム
4と非接触に、かつコラム4とシャフト5との間のダス
トシール14とも非接触に取付けられる。
【0011】本実施例のダストシール14は、コラム4
の内周面に固定され、そのリップ14aがシャフト5の
外周面に摺接し、軸受6の上方において、コラム4とシ
ャフト5との間を密封し、これにより、前記従来のダス
トシール11と同様に、軸受6の部分への塵埃や雨水等
の侵入防止を図るものである。
【0012】このように、シャフト5に固定して、円錐
状のカバー12を取付けることにより、塵埃Aや雨水等
はカバー12の上面の傾斜面に沿って落下または流下す
る。また、ハンドル操作によってシャフト5と共にカバ
ー12も回転するので、前記塵埃Aはより効果的に落下
する。このため、カバー12上に堆積する塵埃等も少な
い。
【0013】その結果、ダストシール14上には、塵埃
や雨水等が直接落下せず、また、カバー12のひさしの
部分がコラム4の上端側面を覆っているので、横からも
塵埃等が入にくく、ダストシール14のリップ14aの
シャフト5との摺接部は清浄に保たれ、シール寿命が大
幅に延長される。
【0014】また、カバー12は、ダストシール14の
ように摺接する部分を持たないので、ハンドル操作力も
増加しないという利点もある。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コラムとシャフトとの間の軸受およびその上部のダスト
シールへの塵埃等の侵入防止用円錐状のカバーを、シャ
フトに固定しかつコラム等と非接触に設けたので、ダス
トシール部への塵埃等の侵入が防止され、ダストシール
とシャフトとの間への塵埃の介在によるダストシールの
摺接部の損傷が低減され、ダストシールの寿命が大幅に
増加し、軸受寿命を長くする効果がある。また、塵埃等
による軸受の摩滅や回転不良や錆つきが防止され、安全
性が向上する。
【0016】また、カバーが円錐状をなすので、塵埃が
傾斜面に沿って落下しやすく、その結果、ダストシール
上部における塵埃の堆積量が減少するので、運転席内の
見栄えが良好となる。
【0017】また、カバーは回転するシャフトに対して
固定され、非回転部であるコラム等に対して非接触であ
るから、ハンドルの操作トルクが増加せず、オペレータ
が疲労しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建設車両のステアリングシャフト
の軸受シール装置の一実施例を示す側面断面図である。
【図2】従来の建設車両のステアリング装置を示す側面
図である。
【図3】従来のステアリングシャフトの軸受シール装置
を示す側面断面図である。
【符号の説明】
3  ステアリング用油圧ポンプ 4  コラム 5  シャフト 6  軸受 9  運転席フロア 10  ブラケット 12  カバー 14  ダストシール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルに結合されて回転されるステアリ
    ングシャフトが、運転室フロアに支持されたコラム内に
    軸受を介して回転自在に保持されてなる建設車両のステ
    アリング装置において、前記ステアリングシャフトの前
    記コラムの直上に位置する個所に、前記軸受および該軸
    受の上のダストシールへの塵埃等の侵入を防止する円錐
    状のカバーを、前記ステアリングシャフトとの組合わせ
    部を水密に、かつ他の部材とは非接触に取付けたことを
    特徴とする建設車両のステアリングシャフトの軸受シー
    ル装置。
JP4419291A 1991-02-15 1991-02-15 建設車両のステアリングシャフトの軸受シール装置 Pending JPH04260861A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4419291A JPH04260861A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 建設車両のステアリングシャフトの軸受シール装置

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JPH04260861A true JPH04260861A (ja) 1992-09-16

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ID=12684708

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JP4419291A Pending JPH04260861A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 建設車両のステアリングシャフトの軸受シール装置

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JP (1) JPH04260861A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131061A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Keeper Co Ltd ステアリングギヤボックス用ダストカバー
JP2013189092A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Suzuki Motor Corp ステアリングシャフトのシール構造
JP2016175577A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 トヨタ車体株式会社 ステアリングジョイントカバー構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006131061A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Keeper Co Ltd ステアリングギヤボックス用ダストカバー
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