JPH04260453A - 旋動式破砕機のセット値測定装置 - Google Patents

旋動式破砕機のセット値測定装置

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JPH04260453A
JPH04260453A JP10402891A JP10402891A JPH04260453A JP H04260453 A JPH04260453 A JP H04260453A JP 10402891 A JP10402891 A JP 10402891A JP 10402891 A JP10402891 A JP 10402891A JP H04260453 A JPH04260453 A JP H04260453A
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JP
Japan
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set value
hydraulic cylinder
main shaft
head
piston rod
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JP10402891A
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Haruaki Furuya
古谷 治昭
Takanori Sakurai
桜井 孝則
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリートやアスファ
ルト合材等に使用する粗骨材ならびに細骨材を生産する
旋動式破砕機の破砕部の最小間隙(セット値)を検知す
るセット値測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,竪軸回りに偏心して回転しながら
上下動する松毬(まつかさ)状のヘッドに覆い被さるよ
うに取付けられたマントルとその外周に静止して配設さ
れたボウルの内側のボウルライナとで原料が破砕される
タイプの旋動式破砕機,たとえば,コーンクラッシャや
ジャイラディスクにおいては,マントルとボウルライナ
で形成される最小間隙をセットまたはセット値と呼称し
,このセット値を調節して破砕機の製品サイズをコント
ロールしていた。このセット量の調節の前後には,現在
のセット値や調節後のセット値が如何程であるか正確に
知る必要があり,このため,無負荷運転を行なって破砕
室上部より外力の負荷によって容易に塑性変形する物体
,たとえば鉛の塊状物を投入し挾圧して変形した後の塊
状物の寸法を測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし,こういった方
法はこれまでの運転を休止し,原料をすべて排除したう
え,無負荷運転を数回に亘って実施しなければならず煩
雑であり,また一度使用した塊状物のサンプルは再加工
しなければ使用できない等の難点があり,簡便な測定装
置の出現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上に述べた課題を解決す
るため,本発明の旋動式破砕機のセット値測定装置は,
主軸がメインフレームに固定され,該主軸に軸受を介し
て嵌装され垂直軸線に対して偏心回転するヘッドと該メ
インフレームの上に積載されたアジャストメントリング
を介して上下方向移動調節可能なボウルとの間で原料を
破砕する旋動式破砕機において,該主軸の軸方向に透孔
を設けて油圧シリンダを配設するとともに該油圧シリン
ダのピストンロッドの先端に上記ヘッドを載荷する押上
げ金具を取付け,該油圧シリンダのピストンロッドの昇
降を検知する位置検出器を該油圧シリンダのピストンに
連結した構成とした。
【0005】
【作用】本発明においては,セット値を検出する必要に
迫られたとき,主軸の透孔に配設された油圧シリングに
ピストンロッドが伸張する方向に圧油を供給すると,ピ
ストンロッドの先端の押上げ金具がヘッドを持上げ,や
がてヘッド外側のマントルがボウルライナに当接して静
止する。この間の移動距離を油圧シリンダに直結した位
置検出器で読み取ることによりマントル〜ボウルライナ
間のセット値を計算することができる。セット値検出後
は油圧シリンダの圧油をゆっくりと逃がすことにより,
ヘッドは静かに元の状態に着床する。
【0006】
【実施例】以下,図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1〜図2は本発明の旋動式破砕機
のセット値測定装置の実施例を示し,図1は縦断面図,
図2は本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【0007】図において,1は旋動式破砕機,2はメイ
ンフレームで,メインフレーム2の下部中央部のボス3
に垂直の主軸4が立設される。そして,主軸4の上半分
には中心軸よりいくらか偏心した円筒形状のエキセント
リック5がエキセントリックブッシュ6を介して嵌合さ
れ,さらにヘッドブッシュ7を介して松毬(まつかさ)
状のヘッド8が嵌装されている。ヘッド8の外側には同
じく松毬状のマントル9が被覆され,マントル9と後述
のボウルライナ21との間で原料が破砕される。エキセ
ントリック5の下端面には上下一対の上部スラストベア
リング18と下部スラストベアリング19との間で回転
するエキセントリック5,ヘッド8およびマントル9の
全荷重や破砕運動中の圧縮荷重をメインフレーム2へ伝
達するとともに,主軸4の上端の球面座17にヘッドボ
ール16が着座して円滑な回転を促進する。エキセント
リック5の下端外周にはベベルギヤーで構成されるギヤ
ー10が固設され,図示しないVプーリにより回転駆動
され,軸受13により軸承される水平の回転軸12の先
端のベベルギヤーのピニオン11を介してエキセントリ
ック5を回転駆動するようになつている。15はフィー
ドプレートであり,ホッパ23に投入された原料を円周
等分に分配する。
【0008】一方,メインフレーム2の上端面にテーパ
面を介してアジャストメントリング22が載置され,図
示しないリリースシリンダを介して常時下側に引張られ
メインフレーム2と密着されている。アジャストメント
リング22の内周面には右ねじのテーパネジが螺設され
,外周に同様に右ねじのテーパネジを螺設したボウル2
0と螺合し,ボウル20の回転によってボウル20が上
下動可能に構成される。また,運転中のアジャストメン
トリング22とボウル20の螺合をロックするため,ア
ジャストメントリング22の上にはこれと同様に内周面
に螺設したクランプリング22aが載置され,ピストン
ロッドがアジャストメントリング22に締結され,シリ
ンダがクランプリング22aに固設されたクランピング
シリンダ24のピストンロッドを油圧力により突出する
ことにより両ネジの当接面に強固な力を与えるようにな
っている。
【0009】ボウル20の内側にはボウルライナ21が
固設され,マントル9との間で破砕室を形成する。ボウ
ル20の上端外周にはアジャストメントキャップ40が
植込ボルトによって固設されている。
【0010】次に,セット値測定装置について説明する
。図に示すように,主軸4には軸方向に貫通する透孔が
穿孔され,主軸4の下端に油圧シリンダ50が収納され
る。油圧シリンダ50のピストンロッド50bはピスト
ン50aに締結され上向きに延在し,主軸4の上端に設
けたガイド管52の中を摺動するスライダ53に連結さ
れる。さらに,スライダ53の上面には連接棒54が上
方に延長され,押上げ金具55と連結される。そして,
油圧シリンダ50の下端から油圧配管4aを経由して圧
油が油圧ユニットから供給されるようになっている。4
bは潤滑油給油配管である。油圧シリンダ50の下端面
には位置検出器60が固設され,位置検出器60の可動
子60aがピストン50aと連結されている。
【0011】以上のように構成された本発明の旋動式破
砕機のセット値測定装置の作動について説明する。セッ
ト値の計測が必要になったとき,油圧シリング50へ油
圧配管4aを通じて緩やかに圧油を供給する。圧油の供
給に応じてピストン50aおよびピストンロッド50b
は上昇し,スライダ53はガイド管52中を摺動しなが
ら上昇し,最上端の押上げ金具55はヘッド8,マント
ル9,ヘッドボール16が一体となって上昇する。やが
て,マントル9はボウルライナ21に当接し,この間に
上昇した距離を位置検出器60で検知することができる
【0012】一方,図2は本発明の他の実施例を示した
もので,図1のものとの違いは,油圧シリンダ50を主
軸4の下端ではなく,上端に配設したもので,この場合
にはガイド管52,スライダ53を省略し,ピストンロ
ッド50bが直接押上げ金具55に連結され,押上げ金
具55の上端フランジ55aとヘッド8とをボルト締め
する構成とした。したがって,位置検出器60の可動子
60aを主軸4の透孔を長く延在して油圧シリング50
のピストン50aと連結した。図2のものの作動は図1
のものの作動と基本的には同じであり,図1,図2とも
ヘッド8の上昇時にはヘッドボール16と球面座17と
の間が離間する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の旋動式破
砕機のセット値測定装置は,油圧シリンダを主軸内に設
けて,油圧シリンタのピストンロッドの伸張によりヘッ
ドおよびマントルを上昇させ,マントルがボウルライナ
に当接するまでの位置変化を検知する構成としたので,
遠隔操作で自動的に容易に両者のクリアランスを測定で
きる。したがって,セット値の変更が容易でメインテナ
ンス性が向上し,製品サイズを任意にコントロールする
ことができるので製品品質の均一化を図ることができる
とともに生産効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す旋動式破砕機の縦断面
図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す旋動式破砕機の要部
縦断面図である。
【符号の説明】
1  旋動式破砕機 2  メインフレーム 3  ボス 4  主軸 4a  油圧配管 4b  潤滑油給油配管 5  エキセントリック 6  エキセントリックブッシュ 7  ヘッドブッシュ 8  ヘッド 9  マントル 10  ギヤー 11  ピニオン 12  回転軸 13  軸受 15  フィードプレート 16  ヘッドボール 17  球面座 18  上部スラストベアリング 19  下部スラストベアリング 20  ボウル 21  ボウルライナ 22  アジャストメントリング 22a  クランピングリング 23  ホッパ 24  クランピングシリンダ 40  アジャストメントキャップ 50  油圧シリンダ 50a  ピストン 50b  ピストンロッド 52  ガイド管 53  スライダ 54  連接棒 55  押上げ金具 60  位置検出器 60a  可動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主軸がメインフレームに固定され,該
    主軸に軸受を介して嵌装され垂直軸線に対して偏心回転
    するヘッドと該メインフレームの上に積載されたアジャ
    ストメントリングを介して上下方向移動調節可能なボウ
    ルとの間で原料を破砕する旋動式破砕機において,該主
    軸の軸方向に透孔を設けて油圧シリンダを配設するとと
    もに該油圧シリンダのピストンロッドの先端に上記ヘッ
    ドを載荷する押上げ金具を取付け,該油圧シリンダのピ
    ストンロッドの昇降を検知する位置検出器を該油圧シリ
    ンダのピストンに連結した旋動式破砕機のセット値測定
    装置。
JP10402891A 1991-02-12 1991-02-12 旋動式破砕機のセット値測定装置 Expired - Lifetime JP2626844B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523977A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 メッツォ ミネラルズ (フランス) エスアー ジョー相互の間隔を調整するシステムを備えた円錐粉砕機
JP2016510684A (ja) * 2013-03-08 2016-04-11 ハ, ヨンガンHA, Yong−Gan コーン型クラッシャー
JPWO2020174579A1 (ja) * 2019-02-26 2021-12-16 株式会社アーステクニカ 旋動式破砕機

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