JPH04259098A - 販売時点情報管理装置 - Google Patents

販売時点情報管理装置

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Publication number
JPH04259098A
JPH04259098A JP2119391A JP2119391A JPH04259098A JP H04259098 A JPH04259098 A JP H04259098A JP 2119391 A JP2119391 A JP 2119391A JP 2119391 A JP2119391 A JP 2119391A JP H04259098 A JPH04259098 A JP H04259098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
high frequency
power supply
line
supply circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2119391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Nakada
仲田 正良
Tsukasa Matsumoto
司 松本
Takao Morimoto
森本 孝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP2119391A priority Critical patent/JPH04259098A/ja
Publication of JPH04259098A publication Critical patent/JPH04259098A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台のマスターターミ
ナルと複数台のサテライトターミナルとを伝送回線を介
して接続してなる販売時点情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図10に示すように1台のマスタ
ーターミナル1と複数台のサテライトターミナル2とを
伝送回線3を介して接続し、各サテライトターミナル2
にて販売登録された商品販売データをマスターターミナ
ル1が伝送回線3を介して収集し集計するようにした販
売時点情報管理装置、いわゆるPOS(ポイント・オブ
・セールス)システムは、スーパーマーケットや百貨店
等の量販店で広く導入されている。また、マスターター
ミナル1をホストコンピュータにオンラインで接続し、
マスターターミナル1にて集計されたデータをホストコ
ンピュータで加工するようにしたものもある。このよう
なシステムにおいて、従来、伝送回線3としてはRPC
(リモートパワーコントロール)信号線を備えたインラ
インケーブルが用いられていた。
【0003】図11は従来のマスターターミナル1にお
ける電源回路を含むRPC回路のブロック図で、図12
は各サテライトターミナル2における電源回路を含むR
PC回路のブロック図である。すなわち、マスターター
ミナル1側においては、電源プラグ101を交流電源ラ
インのコンセントに接続した状態で電源スイッチ102
をオンすると、交流電源ライン上の交流電源がノイズフ
ィルタ103を介してトランス104の一次側に供給さ
れ、二次側より直流電源が出力されて、当該マスタータ
ーミナル1が起動する。この状態で、マスターターミナ
ル1の制御により、またはホストコンピュータからのコ
マンドによりかくサテライトターミナルに対するリモー
トパワー制御の起動がかかると、RPCRLY(リモー
トパワーコントロールリレー)信号がアクティブになり
、リレー105がオンする。これにより、整流器106
で整流された直流電圧がRPC信号用コネクタ107を
介し、インラインケーブル内のRPC信号線を介して各
サテライトターミナル2へ供給される。また、整流器1
06からの直流電圧がツェナダイオード108のオンレ
ベルに達すると、トランジスタ109のベース電流が流
れて該トランジスタ109がオンする。そうすると、S
SR(ソリッド・ステイト・リレー)110に上記直流
電圧が印加されて、該SSR110がオンする。これに
より、電源スイッチ102を誤ってオフしてもトランス
104に交流電源が供給され続ける。
【0004】一方、各サテライトターミナル側において
は、RPC信号用コネクタ201を介してRPC信号線
上の直流電圧が供給される。そして、その直流電圧がツ
ェナダイオード202のオンレベルに達すると、トラン
ジスタ203がオンし、SSR204に直流電圧が印加
されて、該SSR204がオンする。これにより、電源
スイッチ205がオフしていても、電源プラグ206を
交流電源ラインのコンセントに接続した状態であれば、
交流電源ライン上の交流電源がノイズフィルタ207、
SSR204を介してトランス208の一次側に供給さ
れ、二次側より直流電源が出力されて、当該サテライト
ターミナル2が起動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近、上述し
たようなインラインケーブルの代わりに標準LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)等のようにケーブルシステ
ムまで規格化された伝送回線を使用して販売時点情報管
理装置を構築することが考えられている。しかしながら
標準LAN等はRPC信号線を確保できないので、各サ
テライトターミナルの電源オン、オフをマスターターミ
ナルによって遠隔制御できない欠点があった。
【0006】そこで本発明は、標準LAN等のようにR
PC信号線を備えていない伝送回線を使用しても、各サ
テライトターミナルの電源オン、オフをマスターターミ
ナルによって遠隔制御できる販売時点情報管理装置を提
供しようとするものである。
【0007】また本発明は、標準LAN等のようにRP
C信号線を備えていない伝送回線を使用しても、各サテ
ライトターミナルの電源オン、オフをマスターターミナ
ルによって選択的に遠隔制御できる販売時点情報管理装
置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源ライ
ンとリモートパワーコントロール信号線を備えていない
伝送回線とをそれぞれ介して1台のマスターターミナル
と複数台のサテライトターミナルを接続した販売時点情
報管理装置にあって、
【0009】請求項1対応のものは、マスターターミナ
ルに、電源回路と、この電源回路に交流電源ライン上の
交流電源が供給された状態で高周波信号を発生する高周
波発生手段と、この高周波発生手段により発生される高
周波信号を交流電源ラインに送出する高周波送出手段と
を設け、各サテライトターミナルに、電源回路と、交流
電源ラインを介して供給される高周波信号を検出する高
周波検出手段と、この検出手段により高周波信号が検出
されると交流電源ライン上の交流電源を電源回路に供給
する電源供給手段とを夫々設けたものである。
【0010】また請求項2対応のものは、マスターター
ミナルに、電源回路と、この電源回路に交流電源ライン
上の交流電源が供給された状態で各サテライトターミナ
ルに夫々割当てられたアドレスデータで変調した高周波
信号を発生する高周波発生手段と、この高周波発生手段
により発生される高周波信号を交流電源ラインに送出す
る高周波送出手段とを設け、各サテライトターミナルに
、電源回路と、交流電源ラインを介して供給される高周
波信号を検出する高周波検出手段と、この検出手段によ
り検出した高周波信号を復調してアドレスデータを抽出
するアドレスデータ抽出手段と、この抽出手段により抽
出したアドレスデータが自己に割当てられたアドレスデ
ータのとき交流電源ライン上の交流電源を電源回路に供
給する電源供給手段とを夫々設けたものである。
【0011】さらに請求項3対応のものは、マスタータ
ーミナルに、電源回路と、この電源回路に交流電源ライ
ン上の交流電源が供給された状態で周波数が異なる複数
の高周波信号を発生する高周波発生手段と、この高周波
発生手段により発生される高周波信号を交流電源ライン
に択一的に送出する高周波送出手段とを設け、各サテラ
イトターミナルに、電源回路と、交流電源ラインを介し
て供給される高周波信号のなかから所望周波数の高周波
信号を検出する高周波検出手段と、この検出手段により
所望周波数の高周波信号が検出されると交流電源ライン
上の交流電源を電源回路に供給する電源供給手段とを夫
々設けたものである。
【0012】
【作用】請求項1対応の販売時点情報管理装置であれば
、マスターターミナルは、高周波信号を高周波発生手段
により発生させ、高周波送出手段により交流電源ライン
に送出する。各サテライトターミナルは、交流電源ライ
ンを介して供給される高周波信号を高周波検出手段によ
り検出すると、電源供給手段により交流電源ライン上の
交流電源を電源回路に供給する。これにより、各サテラ
イトターミナルはマスターターミナルの遠隔制御によっ
て一斉に電源がオンされる。
【0013】請求項2対応の販売時点情報管理装置であ
れば、マスターターミナルは、任意のサテライトターミ
ナルに割当てられたアドレスデータで変調した高周波信
号を高周波発生手段により発生させ、高周波送出手段に
より交流電源ラインに送出する。各サテライトターミナ
ルは、交流電源ラインを介して供給される高周波信号を
高周波検出手段により検出し、アドレスデータ抽出手段
によりその高周波信号を復調してアドレスデータを抽出
する。そして、抽出したアドレスデータが自己に割当て
られたアドレスデータであれば、電源供給手段により交
流電源ライン上の交流電源を電源回路に供給する。これ
により、各サテライトターミナルはマスターターミナル
の遠隔制御によって選択的に電源がオンされる。
【0014】請求項3対応の販売時点情報管理装置であ
れば、マスターターミナルは、任意の周波数の高周波信
号を高周波発生手段により発生させ、高周波送出手段に
より交流電源ラインに送出する。各サテライトターミナ
ルは、交流電源ラインを介して供給される高周波信号を
高周波検出手段により検出し、所望周波数の高周波信号
を検出すると、電源供給手段により交流電源ライン上の
交流電源を電源回路に供給する。これにより、各サテラ
イトターミナルはマスターターミナルの遠隔制御によっ
て選択的に電源がオンされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。始めに、第1の実施例として請求項1対応の
販売時点情報管理装置の実施例について述べる。
【0016】図1はシステム全体図であって、1台のマ
スターターミナル4と、複数台のサテライトターミナル
5とが伝送回線6を介して接続されている。また、上記
マスターターミナル4及び各サテライトターミナル5は
それぞれ商用交流電源ライン7に接続されている。ここ
で、上記伝送回線6にはRPC信号線を備えていない標
準LAN等が使用されている。
【0017】図2は上記マスターターミナル4の電源回
路を含むRPC回路のブロック図である。前記商用交流
電源ライン7のコンセントに接続される電源プラグ40
1からの電源ラインL1,L2にノイズフィルタ402
及びトランス403を直列に接続して電源回路を構成し
ている。そして上記ノイズフィルタ402とトランス4
03との間に電源スイッチ404を接続している。
【0018】図中405は所定の高周波数f0 で発振
する高周波発生部であって、前記電源回路に交流電源ラ
イン7上の交流電源が供給された状態で高周波信号を発
生する高周波発生手段を構成する。この高周波発生部4
05の信号出力端は、リレー406の接点及びカップリ
ングコンデンサ407を介して一方の電源ラインL1の
前記ノイズフィルタ402より電源プラグ401側に接
続されている。上記リレー406はRPCRLY信号の
アクティブによりオンするもので、このリレー406が
オンすると、上記高周波発生部405からの高周波信号
がカップリングコンデンサ407を通って電源ラインL
1、さらには商用交流電源ライン7に供給されることに
なる。ここに、リレー406及びカップリングコンデン
サ407は前記高周波発生手段により発生される高周波
信号を交流電源ラインに送出する高周波送出手段を構成
する。
【0019】図3は上記各サテライトターミナル5の電
源回路を含むRPC回路のブロック図である。前記商用
交流電源ライン7のコンセントに接続される電源プラグ
501からの電源ラインL3,L4にノイズフィルタ5
02及びトランス503を直列に接続して電源回路を構
成している。そして上記ノイズフィルタ502より電源
プラグ501側に電源スイッチ504を接続している。 また、上記電源スイッチ504より電源プラグ501側
の電源ラインL3,L4間にサブ電源回路505を接続
するとともに、一方の電源ラインL3にカップリングコ
ンデンサ506を介して帯域フィルタ部507を接続し
ている。この帯域フィルタ部507の出力端はアンプ5
08を介して前記電源スイッチ504に並列接続された
トライアック509のゲートに接続している。サブ電源
回路505は、上記帯域フィルタ部507及びアンプ5
08の駆動電源として機能する。
【0020】帯域フィルタ部507は、前記マスタータ
ーミナル4の高周波発生部405における発振周波数f
0 の信号が通過するように周波数通過帯域が設定され
ている。ここに、上記帯域フィルタ部507は商用交流
電源ライン7を介してマスターターミナル4から供給さ
れる高周波信号を検出する高周波検出手段を構成する。
【0021】また、上記帯域フィルタ部507を通過し
アンプ508により増幅された信号によってトライアッ
ク509がオンすると、商用交流電源ライン7上の交流
電源が電源ラインL3,L4を介してノイズフィルタ5
02、さらにはトランス503に供給されることになる
。ここに、上記アンプ508及びトライアック509は
高周波検出手段により高周波信号が検出されると交流電
源ライン上の交流電源を電源回路に供給する電源供給手
段を構成する。
【0022】このような構成の第1の本実施例において
は、マスターターミナル4の電源プラグ401及び各サ
テライトターミナル5の電源プラグ501をそれぞれ商
用交流電源ライン7のコンセントに接続した状態で、マ
スターターミナル4側の電源スイッチ404をオンする
と、商用交流電源ライン7上の交流電源がノイズフィル
タ402を介してトランス403の一次側に供給され、
二次側より直流電源が出力されて、当該マスターターミ
ナル4が起動する。この状態で、マスターターミナル4
におけるCPUの制御により各サテライトターミナル5
に対するリモートパワー制御の起動がかかり、RPCR
LY(リモートパワーコントロールリレー)信号がアク
ティブになると、リレー406がオンする。これにより
、高周波発生部405より発生される周波数f0 の高
周波信号がカップリングコンデンサ407を通って商用
交流電源ライン7に送出される。
【0023】こうして、商用交流電源ライン7に送出さ
れた周波数信号は各サテライトターミナル5の電源ライ
ンL3,L4に供給される。各サテライトターミナル5
では、サブ電源505によって帯域フィルタ部507及
びアンプ508が駆動しており、上記高周波信号が帯域
フィルタ部507を通過し、アンプ508にて増幅され
て、トライアック509をオンする。これにより、商用
交流電源ライン7上の交流電源が電源ラインL3、L4
を介してノイズフィルタ502に供給され、さらにトラ
ンス503の一次側に供給されて、二次側より直流電源
が出力される。かくして、各サテライトターミナル5が
マスターターミナル4からの遠隔制御により電源がオン
されて起動することになる。
【0024】一方、マスターターミナル4においてRP
CRLY信号がネガティブになりリレー406がオフす
ると高周波発生部405からの高周波信号が商用交流電
源ライン7に送出されなくなる。その結果、各サテライ
トターミナル5側の帯域フィルタ部507を通過する信
号がなくなり、トライアック509がオフして、各サテ
ライトターミナル5の電源はオフする。
【0025】このように第1の実施例によれば、マスタ
ーターミナル4と各サテライトターミナル5とを接続す
る伝送回線6としてRPC信号線を備えない標準LAN
等を用いても、マスターターミナル4からの遠隔制御に
より各サテライトターミナル5の電源オン、オフを自動
的にかつ一斉に切換えることができる。
【0026】次に、第2の実施例として請求項2対応の
販売時点情報管理装置の実施例について述べる。なお、
システムの全体図は前記第1の実施例と同一であるので
図1を利用し、その説明は省略する。
【0027】図4は第2の実施例におけるマスターター
ミナル4の電源回路を含むRPC回路のブロック図であ
って、図2と同一部分には同一符号を付してある。すな
わち、第2の実施例におけるマスターターミナル4の電
源回路を含むRPC回路が第1の実施例におけるそれと
異なる点は、高周波発生部405の出力端に変調部40
8を介在させた点である。この変調部408は、マスタ
ーターミナル4のCPUから供給されるアドレスデータ
に基づき高周波発生部405から発生される周波数f0
 の周波数信号を変調してリレー406の接点側に出力
するもので、各サテライトターミナル5に夫々割当てら
れたアドレスが択一的に供給される。ここに、上記高周
波発生部405及び変調部408は、電源回路に商用交
流電源ライン7上の交流電源が供給された状態で各サテ
ライトターミナル5に夫々割当てられたアドレスデータ
で変調した高周波信号を発生する高周波発生手段を構成
する。
【0028】図5は第2の実施例における各サテライト
ターミナル5の電源回路を含むRPC回路のブロック図
であって、図3と同一部分には同一符号を付してある。 すなわち、第2の実施例における各サテライトターミナ
ル5の電源回路を含むRPC回路が第1の実施例におけ
るそれと異なる点は、アンプ508の出力端に復調部5
10及び比較部511を直列に接続し、比較部511の
出力端をトライアック509のベースに接続した点であ
る。またサブ電源回路505は、帯域フィルタ部507
及びアンプ508と同様に復調部510及び比較部51
1にも駆動電源を供給する。復調部510は、アンプ5
08にて増幅された周波数f0 の高周波信号を復調し
てアドレスデータを抽出するアドレスデータ抽出手段を
構成する。比較部511は、上記復調部510にて抽出
されたアドレスデータと予め設定されているアドレスデ
ータとを比較して一致したときトライアック509をオ
ンするもので、この比較部511とトライアック509
とによりアドレスデータ抽出手段により抽出したアドレ
スデータが自己に割当てられたアドレスデータのとき商
用交流電源ライン7上の交流電源を電源回路に供給する
電源供給手段を構成する。
【0029】このような構成の第2の実施例においては
、電源スイッチ404をオンすることによりマスタータ
ーミナル4が稼働している状態で、マスターターミナル
4におけるCPUの制御により任意に選択された1台の
サテライトターミナル5に対するリモートパワー制御の
起動がかかり、変調部408に当該サテライトターミナ
ル5のアドレスデータが供給されるとともに、RPCR
LY(リモートパワーコントロールリレー)信号がアク
ティブになると、リレー406がオンする。これにより
、高周波発生部405より発生される周波数f0 の高
周波信号が変調部408にて該アドレスデータで変調さ
れた後、カップリングコンデンサ407を通って商用交
流電源ライン7に送出される。
【0030】こうして、商用交流電源ライン7に送出さ
れた周波数信号は各サテライトターミナル5の電源ライ
ンL3,L4に供給される。各サテライトターミナル5
では、上記高周波信号が帯域フィルタ部507を通過し
、アンプ508にて増幅された後、復調部510にて復
調されてアドレスデータが抽出される。さらに、比較部
511にて抽出されたアドレスデータと予め設定されて
いるアドレスデータとが比較されて、一致した場合のみ
トライアック509がオンする。すなわち、マスタータ
ーミナル4におけるCPUの制御により任意に選択され
たサテライトターミナル5のみトライアック509がオ
ンする。これにより、当該サテライトターミナル5は商
用交流電源ライン7上の交流電源がノイズフィルタ50
2を介してトランス503に供給されて電源がオンし、
起動する。
【0031】一方、マスターターミナル4においてRP
CRLY信号がネガティブになりリレー406がオフす
ると高周波発生部405からの高周波信号が商用交流電
源ライン7に送出されなくなる。その結果、当該サテラ
イトターミナル5側の帯域フィルタ部507を通過する
信号がなくなり、トライアック509がオフして電源が
オフする。
【0032】このように第2の実施例によれば、マスタ
ーターミナル4と各サテライトターミナル5とを接続す
る伝送回線6としてRPC信号線を備えない標準LAN
等を用いても、マスターターミナル4からの遠隔制御に
より択一的に選択したサテライトターミナル5の電源オ
ン、オフを自動的に切換えることができる。
【0033】次に、第3の実施例として請求項3対応の
販売時点情報管理装置の実施例について述べる。なお、
システムの全体図は前記第1及び第2の実施例と同一で
あるので図1を利用し、その説明は省略する。
【0034】図6は第3の実施例におけるマスターター
ミナル4の電源回路を含むRPC回路のブロック図であ
って、図2及び図4とと同一部分には同一符号を付して
ある。すなわち、第3の実施例におけるマスターターミ
ナル4の電源回路を含むRPC回路が第1及び第2の実
施例におけるそれと異なる点は、高周波発生部405と
して周波数が異なる複数(この実施例では4種類:f1
 ,f2 ,f3 ,f4 )の高周波信号を発生する
ようにした点である。そして、各周波数信号の出力端に
夫々リレー406a,406b,406c,406dの
接点を1:1で介在させて、前記カップリングコンデン
サ407を接続している。また、RPCRLY信号のア
クティブ時にCPUから供給されるデータに従って前記
各リレー406a,406b,406c,406dを択
一的にオンせしめるオクタルラッチ409を設けている
。ここに、高周波発生部405は、電源回路に商用交流
電源ライン7上の交流電源が供給された状態で周波数が
異なる複数の高周波信号を発生する高周波発生手段を構
成し、オクタルラッチ409、各リレー406a〜40
6d及びカップリングコンデンサ407は、高周波発生
手段により発生される高周波信号を前記交流電源ライン
に択一的に送出する高周波送出手段を構成する。
【0035】図7は第3の実施例における各サテライト
ターミナル5の電源回路を含むRPC回路のブロック図
であって、図3及び図5と同一部分には同一符号を付し
てある。すなわち、第3の実施例における各サテライト
ターミナル5の電源回路を含むRPC回路は、第1の実
施例におけるそれとほぼ同一である。ただし、帯域フィ
ルタ部507として図8に示す構成のものを使用する点
が異なる。この帯域フィルタ部507は、カップリング
コンデンサ506側の入力端子81とアンプ508側の
出力端子82との間に、それぞれ異なる周波数通過帯域
が設定された複数のバンドパスフィルタ83a、83b
,83c,83dを並列に接続するとともに、各フィル
タ83a〜83dにディップスイッチ84a,84b,
84c,84dをそれぞれ直列接続し、さらに各フィル
タ83a〜83dの出力側と前記出力端子82との間に
マルチプレクサ85を介在して構成されている。
【0036】ここに、帯域フィルタ部507は、商用交
流電源ライン7を介して供給される高周波信号のなかか
ら所望周波数の高周波信号を検出する高周波検出手段を
構成し、アンプ508及びトライアック509は、高周
波検出手段により所望周波数の高周波信号が検出される
と商用交流電源ライン7上の交流電源を電源回路に供給
する電源供給手段を構成する。
【0037】このような構成の第3の実施例においては
、マスターターミナル1の高周波発生部405から発生
される各周波数信号の周波数f1 ,f2,f3 ,f
4 として、図9に示すように互いに重なり合わない周
波数とする。また、各サテライトターミナル1の帯域フ
ィルタ部507におけるバンドパスフィルタ83a,8
3b,83c,83dの周波数通過帯域を上記高周波発
生部405から発生される各周波数信号の周波数f1 
,f2 ,f3 ,f4 に対応させる。そして、各サ
テライトターミナル5を予めグループ分けし、グループ
毎に所望の周波数を1つ選択して、該当するディップス
イッチ84a,84b,84c,84dをそれぞれオン
しておく。
【0038】この状態で、マスターターミナル4におけ
るCPUの制御により任意に選択されたグループのサテ
ライトターミナル5に対するリモートパワー制御の起動
がかかり、オクタルラッチ409の作用によりリレー4
06a〜406dが択一的にオンすると、該当グループ
のサテライトターミナル5が選択した周波数の高周波信
号がカップリングコンデンサ407を通って商用交流電
源ライン7に送出される。
【0039】こうして、商用交流電源ライン7に送出さ
れた周波数信号は各サテライトターミナル5の電源ライ
ンL3,L4に供給される。そして当該グループに属す
るサテライトターミナル5においては、上記高周波信号
が帯域フィルタ部507を通過し、アンプ508にて増
幅されて、トライアック509をオンする。これにより
、商用交流電源ライン7上の交流電源がノイズフィルタ
502を介してトランス503に供給されて電源がオン
し、起動する。一方、当該グループに属さないサテライ
トターミナルにおいては、上記高周波信号が帯域フィル
タ部507を通過しないので、電源はオフされたままで
ある。
【0040】一方、マスターターミナル4においてオク
タルラッチ409へのRESET信号がアクティブにな
り該当するリレー406a〜406dがオフすると高周
波発生部405からの所望周波数の高周波信号が商用交
流電源ライン7に送出されなくなる。その結果、該当グ
ループに属するサテライトターミナル5側の帯域フィル
タ部507を通過する信号がなくなり、トライアック5
09がオフして電源がオフする。
【0041】このように第3の実施例によれば、マスタ
ーターミナル4と各サテライトターミナル5とを接続す
る伝送回線6としてRPC信号線を備えない標準LAN
等を用いても、マスターターミナル4からの遠隔制御に
より各サテライトターミナル5の電源オン、オフをグル
ープ別にかつ自動的に切換えることができる。
【0042】なお、この第3の実施例では高周波発生部
405から発生される高周波信号の数と帯域フィルタ部
507に設けられるバンドパスフィルタ83aの数とを
一致させたが、必ずしも一致させる必要はない。
【0043】また、前記各実施例では各サテライトター
ミナル5に対するリモートパワー制御をマスターターミ
ナル4の制御により行う例を示したが、マスターターミ
ナル4にホストコンピュータをオンラインで接続して、
このホストコンピュータからの指令により行うようにし
てもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施可能であるのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1対応の販
売時点情報管理装置によれば、標準LAN等のようにR
PC信号線を備えていない伝送回線を使用しても、各サ
テライトターミナルの電源オン、オフをマスターターミ
ナルによって遠隔制御できるようになる。
【0045】また、請求項2及び請求項3対応の販売時
点情報管理装置によれば、標準LAN等のようにRPC
信号線を備えていない伝送回線を使用しても、各サテラ
イトターミナルの電源オン、オフをマスターターミナル
によって選択的に遠隔制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1の実施例におけるシステム全
体図。
【図2】  同実施例におけるマスターターミナルの電
源回路及びRPC回路を示すブロック図。
【図3】  同実施例におけるサテライトターミナルの
電源回路及びRPC回路を示すブロック図。
【図4】  本発明の第2の実施例におけるマスタータ
ーミナルの電源回路及びRPC回路を示すブロック図。
【図5】  同実施例におけるサテライトターミナルの
電源回路及びRPC回路を示すブロック図。
【図6】  本発明の第3の実施例におけるマスタータ
ーミナルの電源回路及びRPC回路を示すブロック図。
【図7】  同実施例におけるサテライトターミナルの
電源回路及びRPC回路を示すブロック図。
【図8】  同実施例における帯域フィルタ部の詳細回
路図。
【図9】  同実施例における4種類の高周波信号の周
波数帯域特性を示す図。
【図10】従来のシステム全体図。
【図11】従来のマスターターミナルの電源回路及びR
PC回路を示すブロック図。
【図12】従来のサテライトターミナルの電源回路及び
RPC回路を示すブロック図。
【符号の説明】
1,4…マスターターミナル、2,5…サテライトター
ミナル、3,6…伝送回線、7…商用交流電源ライン、
405…高周波発生部、406…リレー、408…変調
部、409…オクタルスイッチ、507…帯域フィルタ
部、508…アンプ、509…トライアック、510…
復調部、511…比較部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交流電源ラインとリモートパワーコン
    トロール信号線を備えていない伝送回線とをそれぞれ介
    して1台のマスターターミナルと複数台のサテライトタ
    ーミナルを接続し、前記マスターターミナルは、電源回
    路と、この電源回路に前記交流電源ライン上の交流電源
    が供給された状態で高周波信号を発生する高周波発生手
    段と、この高周波発生手段により発生される高周波信号
    を前記交流電源ラインに送出する高周波送出手段とを具
    備し、前記各サテライトターミナルは、電源回路と、前
    記交流電源ラインを介して供給される前記高周波信号を
    検出する高周波検出手段と、この検出手段により前記高
    周波信号が検出されると前記交流電源ライン上の交流電
    源を前記電源回路に供給する電源供給手段とを夫々具備
    したことを特徴とする販売時点情報管理装置。
  2. 【請求項2】  交流電源ラインとリモートパワーコン
    トロール信号線を備えていない伝送回線とをそれぞれ介
    して1台のマスターターミナルと複数台のサテライトタ
    ーミナルを接続し、前記マスターターミナルは、電源回
    路と、この電源回路に前記交流電源ライン上の交流電源
    が供給された状態で前記各サテライトターミナルに夫々
    割当てられたアドレスデータで変調した高周波信号を発
    生する高周波発生手段と、この高周波発生手段により発
    生される高周波信号を前記交流電源ラインに送出する高
    周波送出手段とを具備し、前記各サテライトターミナル
    は、電源回路と、前記交流電源ラインを介して供給され
    る前記高周波信号を検出する高周波検出手段と、この検
    出手段により検出した前記高周波信号を復調してアドレ
    スデータを抽出するアドレスデータ抽出手段と、この抽
    出手段により抽出したアドレスデータが自己に割当てら
    れたアドレスデータのとき前記交流電源ライン上の交流
    電源を前記電源回路に供給する電源供給手段とを夫々具
    備したことを特徴とする販売時点情報管理装置。
  3. 【請求項3】  交流電源ラインとリモートパワーコン
    トロール信号線を備えていない伝送回線とをそれぞれ介
    して1台のマスターターミナルと複数台のサテライトタ
    ーミナルを接続し、前記マスターターミナルは、電源回
    路と、この電源回路に前記交流電源ライン上の交流電源
    が供給された状態で周波数が異なる複数の高周波信号を
    発生する高周波発生手段と、この高周波発生手段により
    発生される高周波信号を択一的に前記交流電源ラインに
    送出する高周波送出手段とを具備し、前記各サテライト
    ターミナルは、電源回路と、前記交流電源ラインを介し
    て供給される前記高周波信号のなかから所望周波数の高
    周波信号を検出する高周波検出手段と、この検出手段に
    より所望周波数の高周波信号が検出されると前記交流電
    源ライン上の交流電源を前記電源回路に供給する電源供
    給手段とを夫々具備したことを特徴とする販売時点情報
    管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8936360B2 (en) 2011-05-10 2015-01-20 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus

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