JPH04258856A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH04258856A
JPH04258856A JP1873891A JP1873891A JPH04258856A JP H04258856 A JPH04258856 A JP H04258856A JP 1873891 A JP1873891 A JP 1873891A JP 1873891 A JP1873891 A JP 1873891A JP H04258856 A JPH04258856 A JP H04258856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
suspension arm
head
flexure
cam means
Prior art date
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Pending
Application number
JP1873891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoe Ariga
有賀友衛
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04258856A publication Critical patent/JPH04258856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置の機構構造
に関するものであり、より詳しくはヘッドをディスクか
ら離間せしめる機構構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置の代表的な例はPC
T−WO89/08313(Internationa
l  Publication  Number)の公
表公報に示される如きの構造が知られており、より詳し
くは図8及び図9に示す。図8は従来のディスク装置の
要部平面図,図9は従来のディスク装置の主要部部分詳
細図であり、ヘッドをディスクから離間せしめる作動関
係を図示している。図8及び図9に於て、図中符号22
2は記録再生媒体としてのドーナツ円盤状のディスクで
あり、モータ(図示省略)の回転部にクランプ保持され
て回転自在に構成されている。そして、該ディスク22
2の面に対して微小量だけ浮上して関連し、データの記
録再生を行なうヘッド230は、該ディスク面に倣って
追随運動可能な例えば極薄のステンレス板等で形成され
たフレキシャー240を介して該ディスク面に向かって
ヘッド230に押圧力を付与する弾性を有する例えばス
テンレス板等で形成されたサスペンションアーム224
の一端に支持されている。
【0003】尚、フレキシャー240は一部が平面状に
形成され、また、サスペンションアーム224は図9に
一部を断面図示する如く平板の両側端を折り曲げて曲成
されており、図9に一部を断面図示する如く双方の平面
部分を重合させて例えばスポット溶接などの接合手段に
よって接合している。
【0004】そして、前記サスペンションアーム224
の他端は、フレーム200に支承された支点210に支
持されて回動自在なアーム220に例えばかしめ等の締
結手段によって保持されていて、前記ディスク222の
面に沿って径方向に移動自在に構成されている。
【0005】一方、支点210から見て前記ヘッド23
0の反対側の構造は詳細図示省略しているが、アーム2
20は略Y文字状に分岐していて該Y文字状の分岐部に
コイル221を固着している。そして、該コイル221
は所定の磁気回路(図示省略)の中に配置されており、
コイル221に所定の通電をすると上記回動自在なアー
ム220の回動制御をして、ディスク222の所定の位
置にヘッド230を移動位置決めせしめるボイスコイル
モータ250が構成されている。
【0006】図8に示すヘッド230の位置は、前記ア
ーム220が回動してディスク222の外周側に最大限
移動した状態を図示していて、前記サスペンションアー
ム224は、該サスペンションアーム224に摺接して
ヘッド230をディスク222から離間せしめる様に配
置したカム手段226に摺接して乗り上げた状態になっ
ており、ヘッド230はディスク222に対して微小量
だけ浮上して関連した状態から完全に離間した状態に移
行した状態になっている。
【0007】尚、カム手段226は、該ヘッド230の
移動方向のディスク222の外側に固定されていて、図
9に詳細図示する如く該ディスク222の外周部の一部
両面に臨み入る様に略Y文字状に分岐した溝部226a
を有し、アーム220の回動によりサスペンションアー
ム224がディスク222の外周方向に回動していくと
該サスペンションアーム224に摺接してヘッド230
をディスク222から離間せしめる案内をし、図8に示
す如く略直線的な摺接面から形成された第一の傾斜面2
26b,該サスペンションアーム224に当接してヘッ
ド230をディスク222から離間した状態に維持する
水平面226d,サスペンションアーム224がディス
ク222の内周方向に向かって回動しようとした時に該
サスペンションアーム224に摺接して回動抵抗を付与
する第二の傾斜面226cを形成している。
【0008】一方、前記サスペンションアーム224が
カム手段226に摺接してヘッド230をディスク22
2から離間せしめる状態は、図9に示される。図9の実
線で示すサスペンションアーム224は、前述の水平面
226dに当接してヘッド230をディスク222から
離間した状態に維持した状態を示しており、同様に2点
鎖線で示すサスペンションアーム224aは、前述の第
一の傾斜面226bに摺接開始寸前の状態を示している
【0009】図9に基づいてサスペンションアーム22
4aが前述の第一の傾斜面226bに摺接してヘッド2
30をディスク222から離間せしめる作動状態につい
て説明する。
【0010】ヘッド230の移動方向のディスク222
の外側に固定されているカム手段226に向かって前述
した平板の両側端を折り曲げて曲成されフレキシャー2
40が回動して行くと、2点鎖線で示すサスペンション
アーム224aの曲成部224aaが前記第一の傾斜面
226bに当接し、サスペンションアーム224aは図
9に示す略水平状態のままで滑らかに形成されている曲
成部224aaが第一の傾斜面226bの斜面に沿って
摺動移動する。
【0011】この摺動移動で仮に前述の第一の傾斜面2
26bを摺動移動する曲成部224aaと同一な断面位
置に前記フレキシャー240が接合されていたとすると
、サスペンションアーム224aが前記第一の傾斜面2
26bの頂点に達して前記第二の傾斜面226cに移行
を始めると、フレキシャー240aのエッヂ部240a
aが第一の傾斜面226bの頂点近傍に摺接する様にな
り、滑らかに形成されている曲成部224aaの摺接状
態とは異なって、摺動抵抗は一気に増大し、例えばカム
手段226がプラスチック素材等で形成されていたりす
ると前述の例えば極薄のステンレス板等で形成されたフ
レキシャー240aのエッヂ部240aaによって切削
される場合もある。(当然ながらサスペンションアーム
224aが逆方向に前記第二の傾斜面226c方向から
第一の傾斜面226b方向に摺動移動する場合にも同様
な現象が生じる)そこで、本従来例では図8に示す如く
フレキシャー240より支点210側にカム手段226
を配置してあり、該カム手段226とフレキシャー24
0が摺接しない配置関係になっている。
【0012】また、このディスク装置では、その機能状
態の一部のモードと完全停止時には、ディスク222に
対してヘッド230が完全に離間した状態にコントロー
ルされる様に構成されており、その作動制御は前述のボ
イスコイルモータ250によってなされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上前述した様に従来
の技術では、前述のボイスコイルモータ250の作動制
御によって回動自在なアーム220を回動せしめ、前記
サスペンションアーム224をカム手段226に摺接さ
せてヘッド230をディスク222から離間せしめたり
、或は逆にヘッド230をディスク222に近付けて微
小量だけ浮上して関連した状態にせしめる作動に於て、
前述のフレキシャー240aのエッヂ部240aaがカ
ム手段226に摺接して摺動抵抗が一気に増大したり切
削状態になる事を回避する手段として、フレキシャー2
40より支点210側にカム手段226を配置して該カ
ム手段226とフレキシャー240が摺接しない配置関
係にしてあるが、一方、前述したヘッド230をディス
ク222の面に向かって押圧する押圧力を付与し、弾性
を有する例えばステンレス板等で形成されたサスペンシ
ョンアーム224をカム手段226に摺接移動させてヘ
ッド230をディスク222から離間せしめるサスペン
ションアーム224の弾性変形力は、その作用点がフレ
キシャー240より支点210側に近付けば近付く程大
きな作用力になってサスペンションアーム224とカム
手段226の摺動抵抗が大きくなり、アーム220を回
動せしめる前述のボイスコイルモータ250の作動制御
には大きな消費電流を要していた。
【0014】一方、近年、当該ディスク装置を搭載した
例えばパーソナルコンピュータ等は機器の小型化が進行
するとともに、一方の扱い勝手からは、使用環境に応じ
て持ち運んで使用する機動性の向上要求が高まってきて
おり、該要求に応えるものとして、特に低消費電力で例
えば電池での駆動が可能であるとともにその電池寿命を
長期化し、安価で小型なディスク装置の開発が急務とな
ってきた。
【0015】そこで、本発明は上記の様な課題を解決す
るもので、その目的とするところは、簡単な構造にして
安価かつコンパクトで低消費電力の駆動を可能とし、例
えば電池での駆動が可能であるばかりでなく、その電池
寿命をより長期化して小型で持ち運び等の機動性向上を
狙うパーソナルコンピュータ等の構成に好適なディスク
装置を提供する事にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置は
、少なくも1枚の記録再生可能なディスクと、該ディス
クを保持して回転駆動する回転駆動機構と、前記ディス
ク面に関連して設けられてデータの記録再生を行ない、
前記ディスク面に倣って追随運動可能なフレキシャーを
介して該ディスク面に向かって押圧力を付与する弾性を
有するサスペンションアームの一端に支持されたヘッド
と、該ヘッドを前記ディスクの径方向の任意の位置に移
動位置決め動作を行ない前記サスペンションアームの他
の一端に保持されたアクチェータ機構と、前記ディスク
と前記ヘッドの関連で設けられ前記ヘッドの移動の所定
の位置で前記サスペンションアームを摺接案内して前記
ヘッドを前記ディスクから離間せしめるカム手段とから
成り、前記サスペンションアームと前記カム手段の摺接
案内関係は、前記フレキシャーを介在して摺接する位置
に設定され、少なくも該摺接案内位置で前記フレキシャ
ーと前記サスペンションアームの一部は滑らかに摺動可
能なプラスチック部材を被着して成る事を特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の上記の構成によれば、本発明のディス
ク装置は、前記ヘッドの移動の所定の位置で前記サスペ
ンションアームを摺接案内して前記ヘッドを前記ディス
クから離間せしめるカム手段の配置を、前記フレキシャ
ーを介在して前記サスペンションアームを摺接案内する
関係位置に設定し、少なくも該摺接案内位置で前記フレ
キシャーと前記サスペンションアームの一部に滑らかに
摺動可能なプラスチック部材を被着してあるので、ディ
スク面に向かってヘッドに押圧力を付与する弾性を有す
るサスペンションアームの押圧力に航して前記カム手段
の摺接案内により前記ヘッドを前記ディスクから離間せ
しめる作動に於て、前記フレキシャーまたは前記サスペ
ンションアームの摺接部の形状や表面粗度等に摺動摩擦
抵抗を低減する為の特定の制約条件を要求する事もなく
、フレキシャーを介してカム手段と摺接して弾性変位す
るサスペンションアームの弾性支点を最大限長く設定可
能であり、前記ヘッドを前記ディスクから所定の量だけ
離間せしめる作用力を小さくできる。
【0018】
【実施例】図1,図2,図3及び図4,図5は本発明の
ディスク装置の適切な一実施例を示し、図6,図7は他
の実施例を示す。図1は本発明のディスク装置の要部断
面図,図2は本発明のディスク装置の平面要部断面図,
図3は本発明のディスク装置の主要部詳細断面図,図4
は本発明のディスク装置の主要部詳細平面図,図5は本
発明のディスク装置の主要部部分断面図である。
【0019】まず、図1,図2,図3び図4,図5に基
づいて説明する。図2は一部を除いて断面図示しており
、各機構部については適正な平面配置位置に図示されて
いるが、図1ではこの適正な平面配置位置に準ぜずに断
面図示しており、また、作図の都合上から図中一点鎖線
の位置で左右に分割して作図しているが一体構造のもの
である。また、図5は図4の主要部を詳細に断面図示し
ており、図4のA−A断面を図示している。
【0020】図中符号1は記録再生媒体としてのドーナ
ツ円盤状のディスクであって、中央に穴部を有していて
本実施例では外径が所謂略2.5インチサイズ以下また
は3.5インチサイズのものに適用している。該ディス
ク1は、図1に示す如く、略円柱状に形成された回転駆
動機構で固定部と回転部に大別されるモータ4に載置ク
ランプされて回転自在である。詳しくは、モータ4は略
中央部にフランジ部41を有しており、該フランジ部4
1より図中下方が固定部であって、該フランジ部41が
フレーム2に固定されている。そして、フランジ部41
より図中上方は回転部であって、回転自在に構成してあ
る。
【0021】この回転部は主としてディスク1を載置す
る為の極めて平面精度の保証された段部42aを有する
ハブ42で構成され、該ハブ42の端面42bの中心に
は軸方向に雌ネジ(図示省略)が設けてある。そして、
フレーム2とモータ4の間にはシール46を介在させて
組合せ部の機密性を構成している。
【0022】上述のモータ4の構造における、ディスク
1のクランプ構造について説明する。(図1及び図3参
照)ディスク1は、前記中央の穴部に挿通したハブ42
の段部42aに載置され、そして、該ディスク1に対し
て歪み等の応力伝播防止を司るリング部材43を介して
ハブ42の端面42bの中心に配したネジ45で固定さ
れるバネ部材44の発する押圧力によって、前記ハブ4
2に押圧されて極めて平滑に固定される構造である。
【0023】該リング部材43の一方のディスク1との
当接面43aは例えばラップ加工等の加工手段により極
めて平面精度が保証されて形成され、反対側の面は図3
に詳細図示する如く断面略円弧面の当接面43bで形成
されている。
【0024】尚、前記バネ部材44の初期形状は、図3
に2点鎖線で詳細図示する如く略フラットな円盤形状で
形成されており、その中央部をネジ45で締め付ける事
によって図3に実線で図示する如く中央が沈み込む皿状
に弾性変形し、前述のリング部材43の断面略円弧面の
当接面43bとは程良い当接関係が維持されて、前述の
押圧力が安定する様に構成してある。また、バネ部材4
4の弾性変形に関して、ネジ45の締め付けによって該
ネジ45のネジ頭直下の弾性変形応力を緩和したり、ネ
ジ45の回転時にバネ部材44と擦れて発生する発塵等
を防止する配慮として座金45を配置してある。
【0025】当然の事ながら、上記のバネ部材44の初
期形状は、極めて単純で安定していて、安価に形成でき
るばかりでなく、初期的な形成応力等も無いので前記押
圧力は極めて安定する構造である。
【0026】また、バネ部材44の弾性変形量に関して
、ネジ45の締め付けに応じて弾性変形する構造である
が、バネ部材44が弾性変形してハブ42の端面42b
に到達した状態でネジ45の締め付け完了になるととも
に弾性変形量が決定付けられる構造であり、この弾性変
形量の設定管理は極めて容易でかつ安定する構造である
【0027】次に、前記ディスク1に対してデータの記
録再生を行なう関連部について説明する。
【0028】ディスク1に対して微小量だけ浮上して関
連し、データの記録再生を行なうヘッド11は、ネジ5
1によってフレーム2に支承した支軸52が受け持つベ
アリング53を介して回動自在に支持されたアーム5の
一端に搭載されていて、ディスク1の面に沿って径方向
に移動自在な記録再生機構を成している。そして、上記
回動自在なアーム5の回動制御をして、ディスク1の所
定の位置にヘッド11を移動位置決めせしめるボイスコ
イルモータ6から成るアクチェータ機構は、前記支軸5
2を基準にして前記ヘッド11の略対称位置に配置して
ある。
【0029】ボイスコイルモータ6の構成は、前記アー
ム5のヘッド11とは反対側が略Y文字状に形成され、
この分岐したアーム5の分岐部5a,5bの間にコイル
61を固着しており、一方、磁石62を固着した下ヨー
ク63はネジ65によってフレーム2に固定してあり、
該下ヨーク63に対向して前記コイル61を所定のギャ
ップを設けて挟むようにサイドヨーク部64aを有する
上ヨーク64を配置してあり、この系の成す磁気回路中
で前記コイル61に通電するとアーム5は所定の方向に
回動する構成である。尚、下ヨーク63と上ヨーク64
の平面方向位置合わせについては、下ヨーク63にガイ
ド穴を設けて上ヨーク64には該ガイド穴に係合する突
部を形成して(図示省略)双方の位置が決定付けられる
様に構成されている。
【0030】更に、下ヨーク63及び上ヨーク64には
共通する位置に開口部64b,64c(図示省略してい
るが下ヨーク63については上ヨーク64に対応して開
口部63b,63cを設けてある。)を設け、該開口部
64bと開口部63bに例えばゴム材等で形成した弾性
体66を挿通し、もう一方の開口部64cと開口部63
cにも同様に例えばゴム材等で形成した弾性体67を挿
通して有り、アーム5が回動した時に前記アーム5の分
岐部5a,5bにそれぞれ当接してアーム5に対して緩
衝性ある回動範囲規制をしている。
【0031】また、図2に示すヘッド11の位置は前記
ディスク1の外周側に最大限移動した状態を図示してい
て、ヘッド11がディスク1の内周側から外周側に移動
する方向に前記アーム5が上記の回動範囲規制されるま
で回動していくと、該回動方向にはディスク1の外側に
カム手段8が配置されており、ヘッド11は該カム手段
8に案内され、ディスク1に対して微小量だけ浮上して
関係した状態から完全に離間した状態に移行する構成に
してある。
【0032】尚、本実施例のディスク装置では、その機
能状態の一部のモードと完全停止時には、上記のディス
ク1に対してヘッド11が完全に離間した状態にコント
ロールされる構成にしてある。
【0033】そして、前記ヘッド11及びボイスコイル
モータ6と信号の授受を行なう接続手段として、例えば
ポリイミド材等で形成されたフレキシブルプリント基板
68を配置し、該フレキシブルプリント基板68の一部
にはヘッド11のアンプ回路素子69等を実装してあり
、一端が図1に示す制御回路基板7に接続されている。
【0034】ここで上記のディスク1からヘッド11を
離間する関連部について以下に説明する。
【0035】前記ディスク1の面に対して微小量だけ浮
上して関連し、データの記録再生を行なうヘッド11は
、該ディスク面に倣って追随運動可能な例えば極薄のス
テンレス板等で形成されたフレキシャー12を介して該
ディスク面に向かってヘッド11に押圧力を付与する弾
性を有する例えばステンレス板等で形成されたサスペン
ションアーム13の一端に支持されている。
【0036】尚、フレキシャー12は一部が平面状に形
成され、また、サスペンションアーム13は図5に一部
を断面図示する如く平板の両側端を折り曲げて曲成され
ており、図5に一部を断面図示する如く双方の平面部分
を重合させて例えばスポット溶接などの接合手段によっ
て接合している。
【0037】そして、前記サスペンションアーム13の
他端は、フレーム2に支承された支軸52にベアリング
53を介して支持されて回動自在な前述のアーム5に例
えばかしめ等の締結手段によって保持されていて、前記
ディスク1の面に沿って径方向に移動自在に構成されて
いる。
【0038】上述のヘッド11がディスク1の内周側か
ら外周側に移動する方向にアーム5が回動していくと微
小量だけ浮上して関係した状態から完全に離間した状態
に移行案内するカム手段8は、該ヘッド11の移動方向
のディスク1の外側に固定されていて、図5に詳細図示
する如く該ディスク1の外周部の一部両面に臨み入る様
に略Y文字状に分岐した溝部8aを有し、アーム5の回
動によりサスペンションアーム13がディスク1の外周
方向に回動していくと、前述のフレキシャー12を介し
てサスペンションアーム13の一端に支持された少なく
も2個のヘッド11を各々ディスク1から離間せしめる
案内をする。
【0039】カム手段8の構成について説明すると、ま
ず、カム手段8は図5に詳細図示する如く前述のディス
ク面に向かってヘッド11に押圧力を付与する弾性を有
する例えばステンレス板等で形成されたサスペンション
アーム13の初期的な弾性力に航して案内をする比較的
急斜面で形成された第一の傾斜面8b,前記サスペンシ
ョンアーム13の弾性変位が進行して増加した弾性力に
航して案内をする比較的緩斜面で形成された第二の傾斜
面8c,フレキシャー12を介してサスペンションアー
ム13の一端に支持されたヘッド11をディスク1から
離間した状態に維持する水平面8e,該ヘッド11がデ
ィスク1から離間した状態に維持された状態からディス
ク1の内周側に移動する方向に向かってアーム5が回動
しようとした時に回動抵抗を付与する第三の傾斜面8d
を形成している。尚、前記第一の傾斜面8bと第二の傾
斜面8cは滑らかな連続面になる様に円弧面で連結され
ている。
【0040】一方、前記カム手段8に摺接して案内され
る前記フレキシャー12を含むサスペンションアーム1
3の構成は、図4及び図5に詳細図示されている。
【0041】前述した如くディスク1の面に向かってヘ
ッド11に押圧力を付与する弾性を有する例えばステン
レス板等で形成されたサスペンションアーム13は、図
5に一部を断面図示する如く平板の両側端を折り曲げて
曲成されており、また、ヘッド11をディスク1の面に
倣って追随運動可能に支持する例えば極薄のステンレス
板等で形成されたフレキシャー12は一部が平面状に形
成されており、図5に一部を断面図示する如く双方の平
面部分を重合させて例えばスポット溶接などの接合手段
によって接合している。
【0042】そして、該サスペンションアーム13とフ
レキシャー12の重合部分で少なくも前記カム手段8に
摺接する部分には、比較的薄い膜状の素材から成り例え
ば表面は滑らかに形成されているテープ部材15が巻き
付ける様にして被着されていて、少なくも前記フレキシ
ャー12のエッヂ部は該テープ部材15によって被われ
、前記カム手段8と摺接しない様に構成されている。
【0043】尚、図4の図中14はヘッド11に配線さ
れるリード線であり、該リード線14を含んでテープ部
材15を巻き付ける様にして被着しているが、本実施例
では本質的な問題では無いので図示説明を簡略化する為
に図5では省略して図示している。また、図4に示すテ
ープ部材15は、上述のサスペンションアーム13とフ
レキシャー12の重合部分で前記カム手段8に摺接する
部分に巻き付ける様にして被着しているとともに、その
一部は前述のサスペンションアーム13の平面部にも伸
び広げて展着している展着部15aを形成している。
【0044】上記の構成から成るカム手段8にフレキシ
ャー12を含むサスペンションアーム13に巻き付ける
様にして被着したテープ部材15が摺接して案内され、
ヘッド11をディスク1から離間せしめる作動関係を図
5に詳細図示して説明する。図5の実線で示すフレキシ
ャー12を含むサスペンションアーム13にテープ部材
15を巻き付ける様にして被着した断面部分は、前述の
水平面8eに当接してヘッド11をディスク1から離間
した状態に維持した状態を図示しており、同様に2点鎖
線で示す各々サスペンションアーム13a,フレキシャ
ー12a及びテープ部材15aは、前述の第一の傾斜面
8bに摺接開始寸前の状態を示している。
【0045】ヘッド11の移動方向のディスク1の外側
に固定されているカム手段8に向かって前述したフレキ
シャー12aを含むサスペンションアーム13aにテー
プ部材15aを巻き付ける様にして被着した断面部分が
回動して行くと、前述した少なくもフレキシャーのエッ
ヂ部12aaが前記カム手段8と摺接しない様に被って
巻き付ける様に被着したテープ部材15aが、前述のサ
スペンションアーム13aの初期的な弾性力に航して案
内をする比較的急斜面で形成された第一の傾斜面8bに
当接し、前記フレキシャー12aを含むサスペンション
アーム13aにテープ部材15aを巻き付ける様にして
被着した断面部分は、図5に示す略水平状態のままで該
第一の傾斜面8bの斜面に沿って摺動移動する。
【0046】そして、この摺動移動の進行にともなって
前記サスペンションアーム13aの弾性変位が進行して
弾性力が増加するが、カム手段8との摺接関係は、前記
第一の傾斜面8bから前述の増加した弾性力に航して案
内をする比較的緩斜面で形成された第二の傾斜面8cに
移行して行き、サスペンションアーム13aの弾性力が
増加した分だけ斜面の摺動摩擦抵抗を緩やかにし、図5
に2点鎖線で示す前述の第一の傾斜面8bに摺接開始寸
前の状態からカム手段8の頂点8fに達するまでの摺動
摩擦抵抗は略々均一になる様に細工をしてある。
【0047】一方、上記摺動移動ので図9に示して前述
した従来例では、仮に第一の傾斜面226bを摺動移動
する曲成部224aaと同一な断面位置に前記フレキシ
ャー240が接合されていたとすると、サスペンション
アーム224aが前記第一の傾斜面226bの頂点に達
して前記第二の傾斜面226cに移行を始めると、フレ
キシャー240aのエッヂ部240aaが第一の傾斜面
226bの頂点近傍に摺接する様に成り、滑らかに形成
されている曲成部224aaの摺接状態とは異なって、
摺動抵抗は一気に増大し、例えばカム手段226がプラ
スチック素材等で形成されていたりすると前述の例えば
極薄のステンレス板等で形成されたフレキシャー240
aのエッヂ部240aaによって切削される場合もあっ
たが、本実施例では前述した如く、少なくもフレキシャ
ーのエッヂ部12aaは前記カム手段8と摺接しない様
にサスペンションアーム13aとともにその一部を被っ
て巻き付ける様にテープ部材15aを被着した構成にし
てあるので、フレキシャーのエッヂ部12aaから引き
起こす上述の様な障害発生は無い。
【0048】以上、ディスク装置の記録再生機能につい
て説明してきたが、上述の記録再生機能はいずれも超精
密な細工が施されているものである。
【0049】次に、この超精密な細工が施された記録再
生機能を取り巻く構成について説明する。
【0050】図2に示す如く前述した記録再生機能を配
置したフレーム2は、略長方形状の各々の角部を取り除
いた平面形状をしており、該フレーム2を内包する如く
にその外周部を取り巻くカバー3は、フレーム2の平面
形状と略相似形状でやや大きな平面形状からなる図1に
示す如くの凹部を形成し、該凹部の中に前記フレーム2
を内包して、複数のネジ21によってフレーム2と結合
している。
【0051】尚、カバー3は図1に示す如く図中上部は
略一面にわたって所定の剛性を確保する為の厚みを有し
ており、この上部の面からフレーム2を内包する為の側
壁が該フレーム2の外周全域にわたって形成され、フレ
ーム2に対して側面位置で互いにオーバーラップする様
にして組み合わせてあり、該カバー3は所謂シェル型構
造に構成されていて高剛性な事を特徴としている。
【0052】そして、前述したフレーム2とモータ4の
機密性構成手段として配置したシール46とは別のもう
一方の機密性構成手段として、図1に示す如くフレーム
2とカバー3の遊勘部にシール23を配置し、外部と略
遮断される所定の略密閉清浄空間を形成して、前述した
超精密な細工が施された記録再生機能を保護している。
【0053】一方、フレーム2を内包する如くにその外
周部を取り巻くカバー3は、図2に示す如く外周部まで
を含んで略々長方形状の平面形状をしており、各々の角
部には平面直角方向に開口する複数の第一の挿通口3a
を有している。該第一の挿通口3aには図1に示す如く
、半断面略コ文字状で第二の挿通口31aを有する例え
ばゴム材等で形成した円筒柱状の弾性部材31が挿勘(
図示省略するが、軸方向に2分割して挿勘組立性を向上
しても良い)され、該第二の挿通口31aには図1の下
方向から螺合されて例えばコンピュータ機器などの本体
機器に取付可能な雌ネジを有して略T文字状に形成され
たマウント部材32が一端から挿勘されて、所望の耐振
動特性,耐衝撃特性になる様に他端から座金33を介し
てネジ34によって前記弾性部材31を軸方向に所定の
量だけ圧縮し、平面方向及び平面直角方向に弾性を有す
るマウント部を構成している。
【0054】そして、前記カバー3の各々の角部に形成
した複数の第一の挿通口3aに挿勘した前記弾性部材3
1の第二の挿通口31aに挿勘して支持された上記マウ
ント部材32は、各々独立して弾性支持された所謂独立
懸架構造である。
【0055】尚、前記マウント部材32と前記弾性部材
31の間には、前述したディスク装置の記録再生機能の
制御及び例えばコンピュータ機器などの本体機器とのイ
ンターフェース機能を司り、インターフェースコネクタ
等(図示省略)を装備した制御回路基板7を挟着してい
る。
【0056】以上前述した本実施例のディスク装置につ
いて、ここで注目すべき点を以下の内容で整理する。
【0057】1)従来例でも前述した如く、近年、例え
ばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置は機器の小
型化が進行し、その形態は例えばラップトップタイプの
パーソナルコンピュータ等の様に一通りの機能が集約さ
れた所謂オールインワンスタイルに変貌をとげ、多岐に
渡る利用用途に応じて持ち運んで使用する場面が多くな
っており、その扱い勝手から例えば電池での駆動が可能
であるとともにその電池寿命を例え僅かでも長期化する
手段が必要になってきた。
【0058】そこで、本実施例では前述のボイスコイル
モータ6の作動制御によって回動自在なアーム5を回動
せしめ、前記フレキシャー12を含むサスペンションア
ーム13をカム手段8に摺接させてディスク1の面に向
かってヘッド11に押圧力を付与する弾性を有するサス
ペンションアーム13の押圧力に航してヘッド11をデ
ィスク1から離間せしめたり、或は逆にヘッド11をデ
ィスク1に近付けて微小量だけ浮上して関連した状態に
せしめる作動に於て、前述のフレキシャー12aのエッ
ヂ部12aaがカム手段8に摺接して摺動抵抗が一気に
増大したり切削状態になる事を回避する手段として、少
なくもフレキシャー12aのエッヂ部12aaは前記カ
ム手段8と摺接しない様にサスペンションアーム13a
とともにその一部を被って巻き付ける様に例えば表面は
滑らかに形成されている比較的薄い膜状の素材から成る
テープ部材15aを被着した構成にしてあるので、フレ
キシャーのエッヂ部12aaから引き起こす上述の様な
障害発生は無く、また、前記フレキシャー12または前
記サスペンションアーム13の摺接部の形状や表面粗度
等に摺動摩擦抵抗を低減する為の特定の制約条件を要求
する事も無く、前記ヘッド11の移動の所定の位置で前
記フレキシャー12を含むサスペンションアーム13に
摺接して前記ヘッド11を前記ディスク1から離間せし
めるカム手段8の配置を極力前記ヘッド11の近傍に近
付けて配置する事が可能であり、カム手段8と摺接して
弾性変位するサスペンションアーム13の弾性支点を最
大限長く設定可能になり、前記ヘッドを前記ディスクか
ら所定の量だけ離間せしめる作用力を小さくできる。
【0059】即ち、ヘッド11をディスク1の径方向の
任意の位置に移動位置決め動作を行なう前述のボイスコ
イルモータ6の駆動電流は低消費電力になり、本実施例
の上述のディスク装置は、例えば電池での駆動が可能で
あるばかりでなく、その電池寿命を長期化する手段とし
て極めて有益である。
【0060】2)前述したサスペンションアーム13と
フレキシャー12の重合部分で少なくも前記カム手段8
に摺接する部分には、比較的薄い膜状の素材から成り例
えば表面は滑らかに形成されているテープ部材15が巻
き付ける様にして被着されていて、少なくも前記フレキ
シャー12aのエッヂ部12aaは該テープ部材15a
によって被われ、前記カム手段8と摺接しない様に構成
してあるので、前述のボイスコイルモータ6の作動制御
によって回動自在なアーム5を回動せしめ、前記フレキ
シャー12を含むサスペンションアーム13をカム手段
8に摺接させてディスク1の面に向かってヘッド11に
押圧力を付与する弾性を有するサスペンションアーム1
3の押圧力に航してヘッド11をディスク1から離間せ
しめたり、或は逆にヘッド11をディスク1に近付けて
微小量だけ浮上して関連した状態にせしめる作動に於て
、前述のフレキシャー12aのエッヂ部12aaがカム
手段8に摺接して摺動抵抗が一気に増大したり切削状態
になったりする図9に示して前述した従来例の様な障害
発生は無く、また、前記フレキシャー12または前記サ
スペンションアーム13の摺接部の形状や表面粗度等に
摺動摩擦抵抗を低減する為の特定の制約条件を要求する
事も無く、前記ヘッド11の移動の所定の位置で前記フ
レキシャー12を含むサスペンションアーム13に摺接
して前記ヘッド11を前記ディスク1から離間せしめる
カム手段8の配置を極力前記ヘッド11の近傍に近付け
て配置する事が可能であるとともに、該カム手段8の構
成条件の制約も少なく、プラスチック素材で形成しても
構わない。
【0061】とりわけ、本実施例の低消費電力化の目的
から鑑みて摺動摩擦係数の比較的小さい例えばポリアセ
タール樹脂等で成形すると、前述のボイスコイルモータ
6の駆動電流の低消費電力化に有益である。
【0062】3)前述のサスペンションアーム13とフ
レキシャー12の重合部分で少なくも前記カム手段8に
摺接する部分に巻き付ける様にして被着した比較的薄い
膜状の素材で例えば表面は滑らかに形成されているテー
プ部材15に関して、本発明の低消費電力化の目的から
鑑みて摺動摩擦係数の比較的小さな弗素系のプラスチッ
ク素材等で形成すると、前述のボイスコイルモータ6の
駆動電流の低消費電力化に有益である。
【0063】また、該弗素系のプラスチック素材等は比
較的柔らかであり、上記の様な巻き付ける様にして被着
せしめる構成が容易である。
【0064】4)上述のサスペンションアーム13とフ
レキシャー12の重合部分で少なくも前記カム手段8に
摺接する部分に被着したテープ部材15に関して、本実
施例では図4に示して前述した如くサスペンションアー
ム13とフレキシャー12の重合部分で少なくも前記カ
ム手段8に摺接する部分に巻き付ける様にして被着して
いるとともに、その一部は前述のサスペンションアーム
13の平面部にも伸び広げて展着している展着部15a
を形成している構成である。
【0065】一方、前述した回動自在なアーム5の回動
制御をしてディスク1の所定の位置にヘッド11を移動
位置決めせしめるボイスコイルモータ6は、予めディス
ク1に記録された位置情報を該ヘッド11で読み取りな
がらこのヘッド11を適正な位置に追随せしめる所謂サ
ーボ制御によって作動する構成であるが、該サーボ制御
にとって振動や衝撃などの外乱障害,または、サーボ制
御の制御周波数と干渉する共振関係は極めて有害な障害
であり、ディスク装置の機構部や制御回路部に様々な工
夫を施す必要がある。
【0066】そこで、本実施例の上述のサスペンション
アーム13の平面部にも伸び広げて展着している展着部
15aを形成した比較的薄い膜状の素材で形成されてい
るテープ部材15は、例えば粘着剤等の張り付け手段に
よって張り付けて構成すると、少なくもサスペンション
アーム13の共振点に於てダンピング作用を果たす有効
な制振手段となり、とりわけ、上述のサーボ制御の制御
周波数とサスペンションアーム13の共振周波数が近似
している場合には、ディスク装置の機構部や制御回路部
の制振対策の簡略化に寄与する。
【0067】5)上述のサスペンションアーム13とフ
レキシャー12の重合部分で少なくも前記カム手段8に
摺接する部分に被着したテープ部材15に関して、本実
施例では4)で前述したサスペンションアーム13の制
振対策として図4に示して前述した如くサスペンション
アーム13とフレキシャー12の重合部分で少なくも前
記カム手段8に摺接する部分に巻き付ける様にして被着
している一方で、その一部は前述のサスペンションアー
ム13の平面部にも伸び広げて展着している展着部15
aを形成している構成であるが、仮に前述のサーボ制御
の制御周波数とサスペンションアーム13の共振周波数
が遊離している場合には、前述の展着部15aを形成す
る必要性が無く、少なくも前記カム手段8に摺接する部
分に被着するだけで良い。
【0068】また、テープ部材15の被着形態に於ても
、上述の様な例えば粘着剤等の張り付け手段によって張
り付けて構成する方法に限定されるものでは無く、例え
ば接着剤による接着や加熱等の融着手段によって融着し
ても良い。
【0069】更に、本実施例の低消費電力化の目的から
鑑みて、上記の様な少なくも前記カム手段8に摺接する
部分にテープ部材15を被着した摺動抵抗低減手段に限
定されるもので無く、図示説明を省略するが例えばサス
ペンションアーム13とフレキシャー12の重合部分に
比較的流動性が良く,また、比較的摺動摩擦係数の小さ
い例えばポリアセタール樹脂等でインサート成形しても
良い。
【0070】また、好ましくは、図示説明を省略するが
前述の前記フレキシャー12とサスペンションアーム1
3の一部にフレキシャーのエッヂ部12aaがカム手段
8に摺接しない様に、滑らかに摺動可能なプラスチック
部材,例えば比較的摺動摩擦係数の小さな弗素系プラス
チック素材等を、特に該フレキシャー12aのエッヂ部
12aaの近傍にコーティング等の被着手段によって被
着しても本実施例の目的は充分達成可能であるばかりで
無く、その形成効率が良くて量産性に富んでいる。
【0071】6)前述のサスペンションアーム13とフ
レキシャー12の重合部分で少なくも前記カム手段8に
摺接する部分に巻き付ける様にして被着した比較的薄い
膜状の素材で形成されているテープ部材15に関して、
該テープ部材15は極めて軽量に構成可能なものであり
、前述のフレキシャー12を含むサスペンションアーム
13の重量増加は微小な量であり、前述のボイスコイル
モータ6の駆動電流の増加やヘッド11の移動位置決め
スピード等を阻害するものではない。
【0072】7)前記カム手段8に向かってヘッド11
がディスク1の内周側から外周側に移動する方向にアー
ム5が回動して行くと、フレキシャー12を介してディ
スク1の面に向かってヘッド11に押圧力を付与する弾
性を有する例えばステンレス板等で形成されたサスペン
ションアーム13の一端に支持されたヘッド11をディ
スク1から離間せしめる案内がされる。
【0073】該ヘッド11をディスク1から離間せしめ
る案内に関して、図5に詳細図示して前述したカム手段
8は、上述のスペンションアーム13の初期的な弾性力
に航して案内をする比較的急斜面で形成された第一の傾
斜面8b,前記サスペンションアーム13の弾性変位が
進行して増加した弾性力に航して案内をする比較的緩斜
面で形成された第二の傾斜面8c,フレキシャー12を
介してサスペンションアーム13の一端に支持されたヘ
ッド11をディスク1から離間した状態に維持する水平
面8e,該ヘッド11がディスク1から離間した状態に
維持された状態からディスク1の外周側に移動する方向
に向かってアーム5が回動しようとした時に回動抵抗を
付与する第三の傾斜面8dを形成し、前記第一の傾斜面
8bと第二の傾斜面8cは滑らかな連続面になる様に円
弧面で連結されて形成されており、上記フレキシャー1
2を介してディスク1の面に向かってヘッド11に押圧
力を付与する弾性を有する例えばステンレス板等で形成
されたサスペンションアーム13は、まず、上記スペン
ションアーム13の初期的な弾性力に航して案内をする
比較的急斜面で形成された第一の傾斜面8bによって案
内され、そして、この案内の進行にともなって前記サス
ペンションアーム13aの弾性変位が進行して弾性力が
増加するが、カム手段8の案内関係は、前記第一の傾斜
面8bから前述の増加した弾性力に航して案内をする比
較的緩斜面で形成された第二の傾斜面8cに移行して行
き、サスペンションアーム13aの弾性力が増加した分
だけ案内抵抗を緩やかにし、図5に2点鎖線で示す前述
の第一の傾斜面8bに摺接開始の状態からカム手段8の
頂点8fに達するまでの案内抵抗は略々均一になる様に
細工をしてあり、ヘッド11をディスク1の径方向の任
意の位置に移動位置決め動作を行なう前述のボイスコイ
ルモータ6の駆動電流は、ヘッド11をディスク1から
離間せしめる案内に関して際だったピーク電流も無く、
極めて均一化された効率の良いものである。
【0074】当然の事ながら、滑らかな連続面になる様
に円弧面で連結されて形成されている前記第一の傾斜面
8bと第二の傾斜面8cは、当該二つの傾斜面に限定さ
れるものではなく、本実施例の目的から鑑みて前記第一
の傾斜面8bから第二の傾斜面8cに至るまで徐々に傾
斜を緩やかにする複数の傾斜面,または、円弧面で連結
して形成すれば、前述の案内抵抗は更に均一になり、前
述のボイスコイルモータ6の駆動電流は、極めて均一化
された効率の良いものである。
【0075】また、上述したカム手段8の案内面の構成
は、前記第二の傾斜面8cと前記第三の傾斜面8dは各
々交差する頂点を有して形成されているが、この頂点を
有する構成に限定されるものでは無く、図示説明を省略
するが例えば上述の前記第一の傾斜面8bから第二の傾
斜面8cに至るまで徐々に傾斜を緩やかにする複数の傾
斜面,または、円弧面で連結した案内面の延長部を前述
の水平面8eに連結する略円弧面で形成し、前述の第三
の傾斜面8dの受け持つ機能を果たす様に構成しても良
い。
【0076】そして、上記の様な案内抵抗を均一になら
しめるカム手段8の構成は、前述のサスペンションアー
ム13と前記カム手段8の摺接案内位置関係に関して、
本実施例で前述してきたフレキシャー12を介在して摺
接する位置に限定されるものでは無く、図8及び図9の
従来例で前述したフレキシャー12を避けてアーム5寄
りの位置に配置した場合でも、その機能は充分に発揮さ
れて前述のボイスコイルモータ6の駆動電流は極めて均
一化された,また、低消費電力化に貢献する効率の良い
ものである。
【0077】尚、本実施例のディスク装置では前述した
如く、その機能状態の一部のモードと完全停止時には、
上記のディスク1に対してヘッド11が完全に離間した
状態にコントロールされる構成にしてあるが、とりわけ
、電源を遮断されて完全停止する場合には、前述のモー
タ4の発する僅かな逆起電流や電源遮断前に例えばコン
デンサ等の蓄電手段によって蓄電したエネルギーの放出
にによって前述のボイスコイルモータ6を駆動してヘッ
ド11をディスク1から離間せしめる案内をする構成に
してあり、ヘッド11をディスク1から離間せしめる案
内に関して際だったピーク電流も無く極めて均一化され
た効率の良い上記の構成からなるディスク装置は、例え
ば電池での駆動が可能であるばかりでなく、その電池寿
命を長期化する手段として極めて有益である。
【0078】8)図1〜図5に示し前述した本実施例の
構造は、ディスク1が一枚でヘッド11が2個の状態を
図示して説明してきたが、当然の事ながら一枚のディス
ク1及び2個のヘッド11に限定されるものではなく、
図示説明を省略するが、複数枚のディスク1と複数個の
ヘッド11で構成した構造であってもなんら支障が生じ
るものでは無く、上述した内容と同様の作用,効果を得
る事ができる。
【0079】次に本発明の他の実施例について図6及び
図7に基づいて説明する。図6は本発明のディスク装置
の主要部詳細平面図,図7は本発明のディスク装置の主
要部部分断面図であり、図4及び図5に基づいて前述し
た部分の他の実施例を示す。
【0080】尚、図7は図6の主要部を詳細に断面図示
しており、図6のB−B断面を図示している。
【0081】図6及び図7に示す内容と図1〜図5に示
し前述した内容と異なるところは、図4及び図5に示し
前述したフレキシャー12を介してディスク1の面に向
かってヘッド11に押圧力を付与する弾性を有する例え
ばステンレス板等で形成されたサスペンションアーム1
3の一端に支持されたヘッド11をディスク1から離間
せしめる案内部に係わるのみであり、該部分については
以下に説明するが、他の部分については全く同様に構成
してあるので説明を割愛する。
【0082】尚、上記ヘッド11をディスク1から離間
せしめる案内をする前述のカム手段8についても図6及
び図7では同様な構成であり、説明を割愛するとともに
図1〜図5に示し前述した内容と同一の機能を有する構
成部分については、図6及び図7に示す各々の部材の符
号も同一に記してある。
【0083】図6及び図7に於て、図中8はヘッド11
がディスク1の内周側から外周側に移動する方向に図1
及び図2で前述したアーム5が回動していくと微小量だ
け浮上して関係した状態から完全に離間した状態に移行
案内するカム手段であり、細部にわたって図4及び図5
に示し前述した内容と同一であるので説明を割愛する。
【0084】一方、該カム手段8に摺接して案内される
フレキシャー12を含むサスペンションアーム13の構
成は、図4及び図5で前述した内容と異なるので説明す
る。ディスク1の面に向かってヘッド11に押圧力を付
与する弾性を有する例えばステンレス板等で形成された
サスペンションアーム13は、図7に一部を断面図示す
る如く平板の両側端を折り曲げて曲成されており、また
、ヘッド11をディスク1の面に倣って追随運動可能に
支持する例えば極薄のステンレス板等で形成されたフレ
キシャー12は一部が平面状に形成されており、図7に
一部を断面図示する如く前記サスペンションアーム13
の回りを取り巻く様に平面部の両側端を折り曲げた曲成
部12bが形成され、サスペンションアーム13に外設
配置されている。そして、双方の平面部分を重合させて
例えばスポット溶接などの接合手段によって接合してい
る。
【0085】尚、上記曲成部12bは比較的滑らかで凸
凹や突起部等が生じないように例えばプレス加工等の形
成手段によって形成されていて、少なくも、前記カム手
段8と摺接する位置には該曲成部12bを設けて、図8
及び図9で前述した従来例の様に一部が平面状に形成さ
れたフレキシャー12のエッヂ部が前記カム手段8と摺
接しない様に構成されている。
【0086】尚、図6の図中14はヘッド11に配線さ
れるリード線であり、該リード線14は本実施例では本
質的な内容を含んでいないので図説明を簡略化する為に
図7では省略して図示している。
【0087】上記の構成から成るフレキシャー12を含
むサスペンションアーム13が前記カム手段8に摺接し
て案内されヘッド11をディスク1から離間せしめる作
動関係を図7に詳細図示して説明する。
【0088】図7の実線で示すフレキシャー12を含む
サスペンションアーム13の断面部分は、図5で前述し
たカム手段8の水平面8eに当接してヘッド11をディ
スク1から離間した状態に維持した状態を図示しており
、同様に2点鎖線で示す各々サスペンションアーム13
a,フレキシャー12aは、同様に第一の傾斜面8bに
摺接開始寸前の状態を示している。
【0089】ヘッド11の移動方向のディスク1の外側
に固定されているカム手段8に向かって、前記フレキシ
ャー12を含むサスペンションアーム13が回動して行
くと、該サスペンションアーム13の回りを取り巻くよ
うに平面部の両側端を折り曲げて,比較的滑らかで凸凹
や突起部等が生じないように例えばプレス加工等の形成
手段によって形成されていて少なくも前記カム手段8と
摺接する位置に外設配置されているフレキシャー12の
該曲成部12bが、前述のサスペンションアーム13a
の初期的な弾性力に航して案内をする比較的急斜面で形
成された第一の傾斜面8bに当接し、前記フレキシャー
12aを含むサスペンションアーム13は図5に示す略
水平状態のままで該第一の傾斜面8bの斜面に沿って摺
動移動する。
【0090】上記摺動移動ので図9に示して前述した従
来例では、仮に第一の傾斜面226bを摺動移動する曲
成部224aaと同一な断面位置に前記フレキシャー2
40が接合されていたとすると、サスペンションアーム
224aが前記第一の傾斜面226bの頂点に達して前
記第二の傾斜面226cに移行を始めると、フレキシャ
ー240aのエッヂ部240aaが第一の傾斜面226
bの頂点近傍に摺接する様に成り、滑らかに形成されて
いる曲成部224aaの摺接状態とは異なって、摺動抵
抗は一気に増大し、例えばカム手段226がプラスチッ
ク素材等で形成されていたりすると前述の例えば極薄の
ステンレス板等で形成されたフレキシャー240aのエ
ッヂ部240aaによって切削される場合もあったが、
図6及び図7に示す本実施例では前述した如く、少なく
もフレキシャーのエッヂ部は前記カム手段8と摺接しな
い様にサスペンションアーム13の回りを取り巻くよう
にフレキシャー12の平面部の両側端を折り曲げて,比
較的滑らかで凸凹や突起部等が生じないように例えばプ
レス加工等の形成手段によって曲成部12bを形成した
構成にしてあるので、フレキシャー12のエッヂ部から
引き起こす上述の様な障害発生は無く、図1〜図5に於
て前述した内容と同様な作用効果が得られる。
【0091】また、上述のサスペンションアーム13の
回りを取り巻く様に平面部の両側端を折り曲げた曲成部
12bを形成して該サスペンションアーム13に外設配
置されているフレキシャー12は、例えば極薄のステン
レス板等で形成されており、曲成部12b部分は極めて
軽量に構成可能なものであり、フレキシャー12を含む
サスペンションアーム13の重量増加は微小な量であり
、前述のボイスコイルモータ6の駆動電流の増加やヘッ
ド11の移動位置決めスピード等を阻害するものではな
い。
【0092】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、本発明
の実施例の中でも前述した数々の実用的効果を有するも
のであり、とりわけ本発明のディスク装置に於ては、少
なくも1枚の記録再生可能なディスクと、該ディスクを
保持して回転駆動する回転駆動機構と、前記ディスク面
に関連して設けられてデータの記録再生を行ない、前記
ディスク面に倣って追随運動可能なフレキシャーを介し
て該ディスク面に向かって押圧力を付与する弾性を有す
るサスペンションアームの一端に支持されたヘッドと、
該ヘッドを前記ディスクの径方向の任意の位置に移動位
置決め動作を行ない前記サスペンションアームの他の一
端に保持されたアクチェータ機構と、前記ディスクと前
記ヘッドの関連で設けられ前記ヘッドの移動の所定の位
置で前記サスペンションアームに摺接して前記ヘッドを
前記ディスクから離間せしめるカム手段とから成り、前
記サスペンションアームと前記カム手段の摺接案内関係
は、前記フレキシャーを介在して摺接する位置に設定さ
れ、少なくも該摺接案内位置で前記フレキシャーと前記
サスペンションアームの一部は滑らかに摺動可能なプラ
スチック部材を被着して構成した事により、前記ディス
ク面に向かってヘッドに押圧力を付与する弾性を有する
サスペンションアームの押圧力に航して前記カム手段の
摺接により前記ヘッドを前記ディスクから離間せしめる
作動に於て、前記フレキシャーまたは前記サスペンショ
ンアームの摺接部の形状や表面粗度等に摺動摩擦抵抗を
低減する為の特定の制約条件を要求する事もなく、フレ
キシャーを介してカム手段と摺接して弾性変位するサス
ペンションアームの弾性支点を最大限長く設定可能であ
り、前記ヘッドを前記ディスクから所定の量だけ離間せ
しめる作用力を小さくできるので、ヘッドをディスクの
径方向の任意の位置に移動位置決め動作を行なう前記ア
クチェータ機構の駆動電流は極めて低消費電力になり、
例えば電池での駆動が可能であるばかりでなく、その電
池寿命をより長期化して小型で持ち運び等の機動性向上
を狙うパーソナルコンピュータ等の構成に好適なディス
ク装置を簡単な構造にして安価に構成できる等、本発明
の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の適切な一実施例を示し
、要部断面図である。
【図2】本発明のディスク装置の適切な一実施例を示し
、平面要部断面図である。
【図3】本発明のディスク装置の適切な一実施例を示し
、主要部詳細断面図である。
【図4】本発明のディスク装置の適切な一実施例を示し
、主要部詳細平面図である。
【図5】本発明のディスク装置の適切な一実施例を示し
、主要部部分断面図である。
【図6】本発明のディスク装置の他の実施例を示し、主
要部詳細平面図である。
【図7】本発明のディスク装置のの実施例を示し、主要
部部分断面図である。
【図8】従来のディスク装置の要部平面図である。
【図9】従来のディスク装置の主要部部分詳細図である
【符号の説明】
1 ・・・・・・・  ディスク 2 ・・・・・・・  フレーム 3 ・・・・・・・  カバー 5 ・・・・・・・  アーム 6 ・・・・・・・  ボイスコイルモータ8 ・・・
・・・・  カム手段 8b ・・・・・・・  第一の傾斜面8c ・・・・
・・・  第二の傾斜面11 ・・・・・・・  ヘッ
ド 12 ・・・・・・・  フレキシャー13 ・・・・
・・・  サスペンションアーム15 ・・・・・・・
  テープ部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくも1枚の記録再生可能なディスクと
    、該ディスクを保持して回転駆動する回転駆動機構と、
    前記ディスク面に関連して設けられてデータの記録再生
    を行ない、前記ディスク面に倣って追随運動可能なフレ
    キシャーを介して該ディスク面に向かって押圧力を付与
    する弾性を有するサスペンションアームの一端に支持さ
    れたヘッドと、該ヘッドを前記ディスクの径方向の任意
    の位置に移動位置決め動作を行ない前記サスペンション
    アームの他の一端に保持されたアクチェータ機構と、前
    記ディスクと前記ヘッドの関連で設けられ前記ヘッドの
    移動の所定の位置で前記サスペンションアームを摺接案
    内して前記ヘッドを前記ディスクから離間せしめるカム
    手段とから成り、前記サスペンションアームと前記カム
    手段の摺接案内関係は、前記フレキシャーを介在して摺
    接する位置に設定され、少なくも該摺接案内位置で前記
    フレキシャーと前記サスペンションアームの一部は滑ら
    かに摺動可能なプラスチック部材を被着して成る事を特
    徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】前記カム手段はプラスチック素材で形成さ
    れて成る事を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記プラスチック部材は弗素系のプラスチ
    ック素材で形成されて成る事を特徴とする請求項1記載
    のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記プラスチック部材は弗素系のテープ部
    材で形成されて成る事を特徴とする請求項1記載のディ
    スク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5572387A (en) * 1994-03-31 1996-11-05 International Business Machines Corporation Low profile head suspension assembly with load and unload capability

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