JPH04258757A - 磁粉探傷装置 - Google Patents

磁粉探傷装置

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JPH04258757A
JPH04258757A JP4101891A JP4101891A JPH04258757A JP H04258757 A JPH04258757 A JP H04258757A JP 4101891 A JP4101891 A JP 4101891A JP 4101891 A JP4101891 A JP 4101891A JP H04258757 A JPH04258757 A JP H04258757A
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chute
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの表面欠陥を検
査するための磁粉探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁粉探傷装置は、図5に
示すような構造を有していた。同図において、51はフ
レーム構造からなる装置本体で、装置本体51内には、
その一端部から他端部にかけて磁化部52と、磁粉液散
布部53と検査部54とが連続に設けられている。磁化
部52には、ワーク(図示略)を脱着可能に挾持する磁
化電極55と固定ヘッド(図示略)とが紙面に垂直方向
に相互に接近離間可能に配置されると共に、ワークを磁
化するための磁化コイル56が移動可能に配置されてい
る。また磁粉液散布部53には、ワークを挾持し回転さ
せるワーク支持装置57と、このワーク支持装置57に
支持されたワークに磁粉液を散布する散布ノズル(図示
略)とこの散布ノズルから散布された余分の磁粉液を貯
めるタンク58とが配置されている。さらに検査部54
には、ワークを挾持し回転させるワーク支持装置59と
、このワーク支持装置59に支持されたワークを照射す
る紫外線ストロボ60とワーク支持装置59に支持され
たワークの表面を撮影するカメラ( CCDカメラ)6
1とが配置されている。ワーク支持装置57、59は、
紙面に垂直方向に接近離間可能に配設された一対の回転
ヘッド57a 、59a (ここでは片側のみ示す)を
有し、各支持ヘッド57a 、59a のうちの一方は
モータにより回転駆動されるようになっている。
【0003】また装置本体51の一端側には、磁化部5
2にワークを受渡すワーク搬入シュート62が、その他
端側には検査部54で検査を終えたワークを外部へ排出
するワーク搬出シュート63がそれぞれ配置されている
。ワーク搬出シュート63には脱磁コイル64が付設さ
れており、ワークがこの脱磁コイル64内を通過する間
に脱磁されるようになっている。0方、装置本体51の
上部にはワーク搬送装置65が配置されている。このワ
ーク搬送装置65は、装置本体51に橋架した一対のガ
イドレール66に走行可能に取付けられた走行板67と
、この走行板67に昇降可能に取付けられた昇降板68
とこの昇降板68の前面に配置された複数のクランプユ
ニット69とから概略構成されている。 走行板67はロッドレスシリンダ(図示略)等の駆動手
段により、昇降板68は走行板67に固定した昇降用シ
リンダ70によりそれぞれ駆動されるようになっており
、また、各クランプユニット69はクランプ用シリンダ
71により開閉駆動される一対のクランプアーム72を
備えている。
【0004】上記構成の磁粉探傷装置において、搬入シ
ュート62から磁化部52内に搬入されたワークは、相
互に接近する磁化電極55と固定ヘッドとに受渡しされ
る。なお、このワークの受渡しは搬入シュート62の進
退動に応じて磁化電極55と固定ヘッドとが前進動作す
ることによって行われる。そして、ワークの受渡し終了
と同時に磁化コイル56がワークを囲む位置まで前進し
、該磁化コイル56への通電によりワークは磁化される
。次に、ワーク搬送装置65の昇降用シリンダ70の作
動により昇降板68が下降し、続いてクランプ用シリン
ダ71の作動によりクランプアーム72がクランプ動作
し、ワークは左端のクランプユニット69に保持される
。その後、昇降板68の上昇、走行板67の定ピッチ走
行によりワークは磁粉液散布部53の上方へ移動し、そ
の位置で昇降板68すなわちクランプユニット69の再
下降により磁粉液散布部53内のワーク支持装置57へ
の受渡し位置に位置決めされる。
【0005】その後、ワーク支持装置57の一対の回転
ヘッド57a が相互に接近してワークを挾持し、これ
と同時にクランプユニット69がアンクランプ動作し上
方へ逃げかつワーク搬送装置65は原位置に復帰する。 次に、回転ヘッド57a によりワークが回転され、こ
の回転するワークに対して散布ノズルから磁粉液が噴射
される。この磁粉液の噴射終了と同時に、昇降板68が
下降して中央のクランプユニット69にワークがクラン
プされ、続いて昇降板68の上昇、走行板67の定ピッ
チ走行によりワークは検査部54の上方へ移動し、その
位置で昇降板68すなわちクランプユニット69の再下
降により検査部54内のワーク支持装置59の一対の回
転ヘッド59a にワークが受渡しされる。そして、こ
のワーク受渡し終了と同時に、クランプユニット69が
上方へ逃げ、ワーク搬送装置65は原位置に復帰する。 次に、回転ヘッド59a によりワークが回転され、こ
れと同時に、紫外線ストロボ60が点灯されると共にC
CDカメラ61が作動され、CCDカメラ61からの信
号にもとづいて画像処理装置(図示略)がワークの表面
傷を検出し、ワークの良否を判定する。その後、ワーク
搬送装置65の前記同様の動作によりワークは右端のク
ランプユニット69に保持され、さらに搬出シュート6
3の上方へ移動し、そこでクランプユニット69のアン
クランプ動作により搬出シュート63上に落下する。そ
して、搬出シュート64上を転動して脱磁コイル64を
通過する間に脱磁され、これにて一連の磁粉探傷作業は
完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
磁粉探傷装置によれば、そのワーク搬送装置65は、単
にワークを脱着可能に保持するクランプユニットを有す
る構成であるため、ワーク搬送装置65によりワークが
磁粉液散布部53から検査部54まで搬送される間、ワ
ークの回転は停止されることとなる。したがってワーク
に付着している磁粉液は、前記搬送の間に垂れてワーク
下部に溜るようになり、これに伴って検査部54におけ
る検査に際してワーク下部に凝集した磁粉が疑似欠陥と
して画像処理装置にとらえられ、実際には欠陥のないワ
ークが不良品として判定される虞があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決すること
を課題としてなされたもので、その目的とするところは
、ワーク表面に磁粉が凝集するのを防止し、もって表面
欠陥検査の信頼性の向上に大きく寄与する磁粉探傷装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、装置本体内に磁化兼磁粉液散布部と検査部
とを連続に設け、前記磁化兼磁粉液散布部内で回転状態
で磁化および磁粉液散布されたワークをワーク搬送手段
により前記検査部に搬送し、該検査部内でワークを回転
させてその表面欠陥を検出するようにした磁粉探傷装置
において、前記ワーク搬送手段に、ワークを脱着自在に
挾持しかつ回転させるクランプユニットを設けたせたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成した磁粉探傷装置においては
、ワーク搬送手段にワークを脱着自在に挾持しかつ回転
させるクランプユニットを設けたことにより、磁粉液散
布工程から検査工程までワークを回転させながら搬送す
ることができ、ワーク表面の磁粉液が均一な厚さでワー
ク表面上を移動するので、ワーク表面に磁粉が凝集する
ことがなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
【0011】図1〜図4において、1はフレーム構造か
らなる装置本体で、装置本体1内には、磁化兼磁粉液散
布部2と検査部3とが連続に設けられている。磁化兼磁
粉液散布部2の中段位置には装置本体1の幅方向に延ば
して一対のガイドレール4が左右に分けて架設されてお
り、各ガイドレール4上にはテーブル5、6が摺動自在
に載設されている。各テーブル5、6は装置本体1に固
定したシリンダ7、8により進退動するようになってお
り、そのうちの一方のテーブル5上には磁化電極9が、
他方のテーブル6上にはモータ10により回転駆動され
る回転ヘッド11がそれぞれ設けられている。磁化電極
9と回転ヘッド11とは、対向して配置されており、シ
リンダ7、8の作動でテーブル5、6が相対接近するこ
とによりワークWを両端から挾持することができると共
に、この挾持状態のもとにモータ10の作動で回転ヘッ
ド11を回転させてワークWを回転させることができる
。また、他方のテーブル6上には磁化コイル12が搭載
されている。 この磁化コイル12は、テーブル6上に固定した前後シ
リンダ13の出力軸に連結されており、前後シリンダ1
3の作動により磁化電極9と回転ヘッド11とに挾持さ
れたワークWを囲む位置まで前進できるようになってい
る。なお、前記磁化コイル12の内側にはワークWに磁
粉液を散布するための散布ノズル(図示略)が配設され
ている。
【0012】一方、検査部3にも前記ガイドレール4と
同高さレベルにガイドレール14が架設されると共に、
各ガイドレール14にはテーブル15、16が摺動自在
に載設されている。各テーブル15、16は装置本体1
に固定したシリンダ17、18により進退動するように
なっており、そのうちの一方のテーブル15上には回動
自在に回転ヘッド19が、他方のテーブル16上にはモ
ータ20により回転駆動される回転ヘッド21がそれぞ
れ設けられている(図2)。 回転ヘッド19と21は、対向して配置されており、シ
リンダ17、18の作動でテーブル15、16が相対接
近することによりワークWを両端から挾持することがで
きると共に、この挾持状態のもとにモータ20の作動で
回転ヘッド21を回転させてワークWを回転させること
ができる。なお、検査部3には、回転ヘッド19と21
に挾持されたワークWを照射する紫外線ストロボ(図示
略)とワークWの表面を撮影するCCDカメラ(図示略
)とが配置されている。また磁化兼磁粉液散布部2と検
査部3には、散布ノズルから散布された余分な磁粉液、
あるいはワークWから垂れ落ちる磁粉液を溜めるための
受け皿22が配置されている。
【0013】23は、ワークWを磁化兼磁粉液散布部2
に搬入するための搬入シュートで、装置本体1の一側に
設けたブラケット24に上下方向へ揺動自在に取付けら
れている。搬入シュート23は、その先端部を磁化電極
9と回転ヘッド11との間の位置まで延ばすと共に、そ
の中間部が装置本体1に軸着したシリンダ25の出力軸
に連結されて、図1に示す実線位置と破線位置とに任意
位置決めされるようになっている。搬入シュート23の
先端部にはワークWの移動を停止させる保持部23a 
が設けられており、搬入シュート23の実線位置におい
てその保持部23a が磁化電極9と回転ヘッド11と
に対するワークの受渡し位置に位置決めされ、この状態
のもと、磁化電極9と回転ヘッド11とを相対接近させ
れば、保持部23a 内のワークWはこれらに受渡しさ
れるようになる。またこのワークWの受渡し後、シリン
ダ25の作動により搬入シュート23を破線位置まで傾
動させれば、磁化コイル12に対する干渉が排除され、
該磁化コイル12の前進が可能になる。 なお、26は、搬入シュート23と本シュート(図示略
)との間に介装した分離シュートで、シリンダ27によ
り上下駆動することにより本シュート上のワークWを1
個ずつ分離して搬入シュート23上に流すことができる
【0014】28は、検査部2からワークWを搬出する
ための搬出シュートで、検査部2内に一端部を臨ませか
つ装置本体1から離間するに従って下方傾斜するように
配置されている。検査部2内には払出しシュート29が
昇降可能に配置されており(図1)、この払出しシュー
ト29を上昇端に位置決めした状態で両回転ヘッド19
、21によるワークWの支持を解放すれば、該ワークW
はこの払出しシュート29から搬出シュート28上へ移
行するようになる。しかして、搬出シュート28の途中
には脱磁コイル30が付設されており、ワークWがこの
脱磁コイル30内を通過する間に脱磁される。また、装
置本体1の外側には、前記搬出シュート28と平行に不
良品ストックシュート31が配設されると共に、両シュ
ート28と31間を移動可能に分離シュート32が配設
されている。
【0015】分離シュート32は、両シュート28と3
1間に橋架されたロッドレスシリンダ33(図2)によ
り進退動するシュート本体32a とこのシュート本体
32a の上端に取付けられ傾動用シリンダ32c に
より上下方向へ揺動するワーク受け32b とを備えて
いる(図1)。またシュート本体32a には、出力軸
端にストッパ34a を有するストップ用シリンダ34
が取付けられている。この分離シュート32は、常時は
搬出シュート28の切欠内に位置決めされて該搬出シュ
ートの一部として用いられる。しかし、検査部3から搬
出シュート28に不良品ワークが排出される条件では、
ストップ用シリンダ34の作動によりストッパ34a 
が搬出シュート28上に突出してワークWの移動を停止
し、続いてロッドレスシリンダ33の作動により分離シ
ュート32の全体が不良品ストックシュート31側へ移
動するようになる。分離シュート32はまた、その不良
品ストックシュート31側への移動端で傾動用シリンダ
32c によりワーク受け32b が下方傾斜させて、
その上の不良品ワークWを不良品ストックシュート31
に払出すように作動する。
【0016】一方、装置本体1の上部にはワーク搬送装
置35が配設されている。ワーク搬送装置35は、装置
本体1に橋架した一対のガイドレール36に走行可能に
取付けられた走行板37と、この走行板37の前面に設
けたガイド部材37a に摺動体38a (図4)を介
して昇降可能に取付けられた昇降板38とこの昇降板3
8の前面に配置されたクランプユニット39とから概略
構成されている。走行板37は一対のガイドレール36
間にこれと平行に橋架したロッドレスシリンダ40によ
り、昇降板38は走行板37に固定した昇降用シリンダ
41によりそれぞれ駆動されるようになっている。
【0017】上記クランプユニット39は、図3と図4
に詳細に示されるように、昇降板38に固定されたくの
字形の固定アーム42と昇降板38に軸43にて揺動可
能に軸着されたC字形の可動アーム44とを備えている
。固定アーム42の先端部には有溝のドライブローラ4
5が回動可能に取付けられると共に、可動アーム44の
中間部と先端部とには有溝のフリーローラ46が回動自
在に取付けられている。47は昇降板38に固定された
減速機付のモータで、このモータ47の出力軸と前記ド
ライブローラ45の軸とにはプーリ47a 、45a 
が取付けられ、両プーリ47a 、45a にはベルト
48が掛け回されている。すなわち、ドライブローラ4
5はモータ47の作動により回転駆動されるようになっ
ている。また昇降板38にはクランプ用シリンダ49が
取付けられており、このシリンダ49の出力軸49a 
には可動アーム44の中間部が連結されている。シリン
ダ49が作動することにより可動アーム44は軸43を
支点に図3の実線位置(アンクランプ位置)と破線位置
(クランプ位置)との間を揺動し、そのクランプ位置に
おいてフリーローラ46と固定アーム42側のドライブ
ローラ44とでワークWを保持できるようになる。そし
て、この保持状態においてモータ47の作動でドライブ
ローラ44を回転させればワークWは回転する。
【0018】以下、上記のように構成した磁粉探傷装置
の作用を説明する。
【0019】磁粉探傷に際しては、先ず分離シュート2
6で1つのワークWが分離され、この分離されたワーク
Wは搬入シュート23の先端の保持部23a に至る。 なお、この時、搬入シュート23は上昇位置(図1の実
線位置)にある。次に、シリンダ7、8の作動により2
つのテーブル5、6が相対接近し、テーブル5上の磁化
電極9と回転ヘッド11との間にワークWが保持される
。このワークWの保持完了と同時に搬入シュート23は
シリンダ25の作動により下降位置((図1の実線位置
)に逃げ、続いてモータ10の作動により回転ヘッド1
1が回転しワークWが回転する。次に、前後シリンダ1
3の作動により磁化コイル12がワークWを囲む位置ま
で前進し、該磁化コイル12への通電によりワークWは
磁化され、続いてこの回転するワークに対して磁化コイ
ル12の内側の散布ノズル(図示略)から磁粉液が噴射
される。
【0020】その後、磁化コイル12の後退を待ってワ
ーク搬送装置35の昇降板38が昇降用シリンダ41の
作動で下降し、クランプユニット39がワークWの受渡
し位置に位置決めされる。この時、クランプユニット3
9の可動アーム44はクランプ用シリンダ49の作動に
よりアンクランプ位置(図3の破線位置)にあり、一方
、そのドライブローラ45はモータ47の作動により回
転状態にある。続いて、クランプ用シリンダ49の伸長
側への作動により可動アーム44が固定アーム42に対
する閉じ方向へ揺動し、ワークWは可動アーム44のフ
リーローラ46と固定アーム42のドライブローラ45
とによりクランプされる。このクランプ完了と同時にモ
ータ10の作動が停止されて回転ヘッド11は空転し、
したがってワークWはドライブローラ45に駆動されて
回転を継続するようになり、この段階でシリンダ7、8
が再作動され、両テーブル5、6すなわち磁化電極9と
回転ヘッド11とが離間する方向へ移動し、ワークWは
クランプユニット39に完全に移載される。
【0021】次に、昇降用シリンダ41の作動により昇
降板38が上昇し、続いてロッドレスシリンダ40の作
動で走行板37が磁化兼磁粉液散布部2から検査部3へ
移動する。そして検査部3において、再び昇降用シリン
ダ41が作動し、昇降板38が下降してクランプユニッ
ト39がワーク受渡し位置に位置決めされる。しかして
この間、モータ47の作動によりドライブローラ45の
回転が継続されており、ワークWの回転は維持されてい
る。したがってワークWの表面で磁粉液が垂れることが
なくなり、磁粉が局部的に凝集することもなくなる。次
に、シリンダ17、18の作動により2つのテーブル1
5、16が相対接近し、両テーブル上の回転ヘッド19
、21の間にワークWが保持される。この保持完了と同
時にクランプユニット39のモータ10の作動が停止さ
れてドライブローラ45は空転し、したがってワークW
はテーブル16上のモータ20により回転駆動される回
転ヘッド21に駆動されて回転を継続するようになる。 この段階でクランプユニット39のクランプ用シリンダ
49が縮み側へ作動し、可動アーム44がアンクランプ
側へ揺動し、ワークWはクランプユニット39から解放
されて完全に両回転ヘッド19、21に移載される。
【0022】その後、クランプユニット39は上方へ移
動し、図示を略す紫外線ストロボが点灯されると共にC
CDカメラが作動され、CCDカメラからの信号にもと
づいて画像処理装置(図示略)がワークWの表面傷を検
出し、ワークの良否を判定する。この時、上記したよう
にワークWの表面に磁粉の凝集域が存在しないので、疑
似欠陥が検出されることもなくなり、検査は安定する。 この検査終了後、モータ20の作動が停止され、これと
同時に払出しシュート29が上昇する。そして払出しシ
ュート29が上昇端に位置決めされる段階においてシリ
ンダ17、18が再作動され、両テーブル15、16す
なわち両回転ヘッド19、21が離間する方向へ移動し
、ワークWは払出しシュート29上に移載される。する
と、ワークWは払出しシュート29から搬出シュート2
8上に移行し、脱磁コイル30内を通過する間に脱磁さ
れ,そのまゝ搬出シュート28から他の設備へ搬出され
る。
【0023】なお、検査部3においてワークWが不良品
と判定された場合は、分離シュート32のストップ用シ
リンダ34の作動によりストッパ34a が搬出シュー
ト28上に突出してワークWの移動を停止し、続いてロ
ッドレスシリンダ33の作動により搬出シュート28の
全体が不良品ストックシュート31側へ移動し、さらに
傾動用シリンダ32c によりワーク受け32b が下
方傾斜して、不良品ワークWは不良品ストックシュート
31に払出される。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる磁粉探傷装置によれば、クランプユニットにより
ワークを回転させながら磁粉液散布工程から検査工程ま
で搬送することができるので、ワーク表面に磁粉が凝集
することがなくなり、良品を不良品と判定することがな
くなって表面欠陥検査の信頼性を大きく向上させる効果
を奏した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる磁粉探傷装置の全体構造を示す
正面図である。
【図2】本磁粉探傷装置の全体構造を示す平面図である
【図3】本磁粉探傷装置におけるクランプユニットの構
造を示す正面図である。
【図4】本磁粉探傷装置におけるクランプユニットの構
造を示す側面図である。
【図5】従来の磁粉探傷装置の構造を示す正面図である
。 1  装置本体 2  磁化兼磁粉液散布部 3  検査部 9  磁化電極 11  回転ヘッド 12  磁化コイル 19  回転ヘッド 21  回転ヘッド 23  搬入シュート 28  搬出シュート 35  ワーク搬送装置 39  クランプユニット 42  固定アーム 44  可動アーム 45  ドライブローラ 46  フリーローラ 47  モータ 49  クランプ用シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  装置本体内に磁化兼磁粉液散布部と検
    査部とを連続に設け、前記磁化兼磁粉液散布部内で回転
    状態で磁化および磁粉液散布されたワークをワーク搬送
    手段により前記検査部に搬送し、該検査部内でワークを
    回転させてその表面欠陥を検出するようにした磁粉探傷
    装置において、前記ワーク搬送手段に、ワークを脱着自
    在に挾持しかつ回転させるクランプユニットを設けたこ
    とを特徴とする磁粉探傷装置。
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